Bistro gawa(ビストロ ガワ)

Bistro gawa(ビストロ ガワ)_f0103126_2128547.jpg

  久々の食事処ネタです。今回ご紹介するのは「Bistro gawa(ビストロ ガワ)」です。「bistro」はフランス語で、「居酒屋」とか「食堂」といった意味。「gawa」はフランス語で該当する単語がないようなので、「ガワ(さん)の食堂」といった意味なのでしょうか?

  このお店を知るきっかけは、前回紹介した「支那そば家 毎度」の店内に置かれていたカードを手にしたこと。両店ともに有機野菜や地元食材にこだわり、化学調味料は一切使用しないというコンセプトなので、ジャンルが違っても料理人として共感するものがあるのかもしれません。
Bistro gawa(ビストロ ガワ)_f0103126_21291514.jpg

  土曜日がちょうど長女の誕生日だったので、予約が取れたら行ってみようということで直前に電話をすると、席が用意できるとのこと。本音としては、「え!この時間帯で席が空いているの?」という感じでした。しかし予約した19時にお店に行ってみると、これがびっくり。カウンター6席、テーブル4席×3、テーブル2席×1の計20席の店内で、一番真ん中の我々のテーブルだけが空いています。席数からしても、あの時間に予約できたのは奇跡に近かったのかもしれません。

  店名にフランス語が使われているとおり、料理はフレンチを基本としておりますが、パスタなどもあって日本人に馴染み深いイタリアンも含んだヨーロッパ料理といった感じです。お店のコンセプトにもあるとおり、「フレンチを普段着で楽しんでもらいたい」という主旨から、料理を取り分けて食べられるよう、料理ごとに取り皿をサーブしてくれます。

  メニューは定番の「グランドメニュー」と、当日の入荷素材で作られる「お勧め黒板メニュー」があります。メニューを選ぶ際は、メニュー書きされた「黒板」をテーブルまで持ってきてくれます。隣の席にサーブされた主菜を見ると結構ボリュームがありますが、わが家は食べ盛りの子供がいるので、気にせず前菜4品、パスタ2品、主菜4品を一気に注文。まとめて注文したのは、調理するのがシェフ一人なので、調理手順を組み立てやすいようにという配慮もあります。ドリンクメニューは、ビール党には残念ながら樽生がありません。ビールは全て瓶ビールで、国産はキリンの「ハートランドビール500ml」しかないので、飲む人は早いタイミングでワインに切り替えた方が良いかもしれません。
Bistro gawa(ビストロ ガワ)_f0103126_21293965.jpg

↑今回の「お勧め黒板メニュー」

  さて肝心の料理ですが、フランス料理からイメージされるこってり感がなく、旨み調味料が使用されていないので素朴な味。料理を通じて、素材の味が活かされています。ボリュームも家族4人で取り分けて食べるに十分で、家族でオーダー分の料理をシェアして楽しむことができます。また、お店の雰囲気も良い意味でこじんまりとしていて、家にいる感じで肩肘張らずにフレンチを堪能しました。(←他のお客様には、ご迷惑をお掛けしたかもしれませんが・・・)

  最後に予算の目安として、今回の金額を記載しておきましょう。予算は当然ながら料理によってかなり変わりますが、今回は前菜4品、パスタ3品、主菜4品、デザート2品、パン2人前を追加し、飲み物はビール4本、カクテル1杯、ソフトドリンク3杯をオーダーして、4人の合計が20,000円弱(←完全に食べ過ぎ、飲み過ぎですね!)。食事は価値観が大きく影響するものなので一概には言えませんが、個人的には金額、料理ともに満足できる内容でした。
 
  お店の営業時間と場所は以下のとおりです。席数が少ないので、ご興味のある方は早めのご予約をお勧めいたします。

営業時間 : 昼11:00~14:00、夜18:00~シェフの気分しだい
定休日   : 基本的に日曜日
場所    : 三島市広小路町1-37 2F
         (駐車場がないので、車の方は近隣の有料駐車場を利用)
         TEL055-972-5040

Bistro gawa(ビストロ ガワ)_f0103126_2132453.jpg

↑和牛ほほ肉の赤ワイン煮(1, 890円)
Bistro gawa(ビストロ ガワ)_f0103126_2131729.jpg

↑和牛(静岡産)煮込み香草パン粉焼き(1,580円)
Bistro gawa(ビストロ ガワ)_f0103126_21313281.jpg

↑世界トップクラスの豚肉「イベリコ・ベジュタ」ステーキ(2,000円)

by scott1091 | 2007-04-24 21:35 | 食事処 | Comments(0)