「GARMIN ECHOMAP Ultra102V」用に「SE-15500」を購入!

当該「チャートプロッター兼魚探」の許容電圧は920V。私は「GARMIN FORCE TROLLING MOTOR」は36Vで使用するため、別途12Vバッテリーを用意する必要があります。ちなみにガーミンの「GPSMAP」は36Vまで対応しているものもありますが、36Vバッテリーは最大で42Vまで電圧があがるため、24Vバッテリーまでしか使えません。


充電中の発火事故などを考慮して、リチウムイオンバッテリーは電気使用安全法に則った基準適合確認がなされている「エヴォルテックジャパン」の製品を使っています。トローリング・モーターには「SE-37600 ver.1(36V70Ah)と「SE-37600 ver.3(36V70Ah)を交互に使い、チャートプロッターには携行しやすい小型の「SE-1230(12V30Ah)を使用。


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私の釣り時間が短いので12V30Ahでも自動カットオフ機能が作動するまで使うことはほとんどありません。しかし電圧が下がってくると振動子の出力が低下するため、鮮明な画像が得られなくなります。特に「Panoptix transducers PS22-TRライブ」や「LIGHTLIVESCOPE LVS12」を併用しているときは顕著となります。


以前使っていた「MoterGuide R3」用に「SE-121000(12V100Ah)があるのでこれを利用する手もありますが、自重は9±0.5㎏と重たいので、自重2.5±0.5kgの「SE-1230」のように簡単に持ち歩くことができません。これでも鉛バッテリーに比べたらはるかに軽いわけですが、軽いものに慣れてしまうと戻れなくなるものです。


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どうしたものかと思って久々に「エヴォルテックジャパン」のホームページを覗いたら、な~んと魚探専用の15Vバッテリーが販売されていました。同じ大きさで「SE-15500(15V50Ah)と「SE-151000(15V100Ah)とありますが、自重が50Ah5.0±0.5kgに対して100Ah9.8±0.5kgと大きく異なります。100Ahの方は「SE-121000」と重さが変わらないので、私は50Ah一択となりました。


早速使ってみましたが、FORCE内蔵の「GT54UHD」振動子だけであれば9時間使っても15Vを下回ることなく、「SE-1230」の使い始めより鮮明な映像が最後まで得られる結果となりました。


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消費電力が大きい「PS22-TR」を使うと「SE-1230」は8時間持ちません。しかし「エヴォルテックジャパン」の適合検索では「Ultra102sv」単体で「SE-1230」で13.0時間、「SE-15500」で27.8時間となっているので、「PS22-TR」を使っても12時間は余裕で行けそうです。


今回は期間限定の「専用キャリーバッグ」が付属。このキャリーバックは端子がむき出しとなるため、安全のため「ノブボルト」は別途購入しました。充電用の「アンダーソンコネクターもどき」は充電器に付属し、「Ultra102sv」と「PS22-TR」用の接続端子は別途私が用意したものとなります。


補足ですが充電器は36V用、15V用、12V用がそれぞれ必要となります。また12Vと15Vバッテリーに36V用充電器を誤接続すると、過充電保護システムが作動してバッテリーセル自体は保護されますが、内部電子基板が完全保護状態となって出力・入力いずれもできない状態になることがあります。万が一この状態になるとメーカーに送って解除してもらう必要があり、保証期間であっても有償修理となります。


最後に余談ですが、社名は「エヴォルテックジャパン」ですが、バッテリーの商品名は「エヴォテック」となります。しかし私のまわりでは、バッテリーも「エヴォルテック」と呼ぶ人がほとんどです。


by scott1091 | 2023-04-22 10:48 | ボート関連ギア | Comments(0)