釣り三昧!
休日は過ぎるのが早いもので、いよいよ黄金週間の後半。
前半の車の少なさには心配しましたが、後半はまずまずの人の出です。
1,000円高速の影響により、移動距離の長い人は高速道路を利用するので、そこら辺の動きと上り下りの混雑具合を勘案しながら、下道を利用して移動します。いよいよ鮎解禁まで残すところ2週。季節の遅れも影響して、イワナの生息数調査は昨年以上に遅れています。
これを取り返すためには、黄金週間中も精力的に沢に分け入らなければなりません。さすがに連荘の調査は体力的に堪えますが、今回も山の中を忍者のごとく疾走します。
この時期になると山屋や沢屋も多くなりますが、釣りをしているとき以外で私を追い抜く人にお目にかかることはありません。それだけ山遊びをする人は高齢化しているのと、比較的若い人は「山ガール(?)」がグループにいることが多いようです。
調査の結果は、初日の沢はまずまずのバイオマス。二日目の沢はかなり厳しい状況でした。資源量を左右する最大の要因は、大雨による沢の崩壊で、生息に適した場所が減少することです。そして2番目が釣り人による人為的なプレッシャー。特に環境的に大きなダメージを受けた沢は、少なくとも3年間は魚の持ち帰りを遠慮して頂けると助かります。
基本は、人為的に運べない場所の魚は持ち帰らない!
このブログを読んで頂いている皆様も、ご協力頂けると幸甚です。
さて今回お会いした沢屋さんはとても親切な方で、テント持参なので先を急がないということで、私の釣りを見ながら一緒に遡行してくださいました。私よりも8歳年上の先輩でしたが、いままでどのくらいの沢を歩いてきたのでしょう。「山は谷が一番」という一言と、全身からさりげなく発しているオーラ。私も少なくとも後8年は頑張らなければなりませんね!
二日目は尾根を二つほどトラバースして、くたくたで歩く帰りの登山道。そんな場所から垣間見える沢で、な~んと魚を見つけてしまいました。時間的にかなり押していましたが、ここで竿を出さないのは「上げ膳食わぬは男の恥」です。ライズの主は、見事なプロポーションの9寸ヤマメ。尾鰭が欠損していますが、完璧な天然です。
ここで短い時間にさらに数尾を追加して、この日の調査は終了です。
さ~、急いで帰らないと日が暮れちゃうぞー。
ということで、帰りも林道を疾走するのでした・・・。
by scott1091 | 2011-05-04 06:50 | フライフィッシング / 渓流・湖 | Comments(2)
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ariari
at 2011-05-06 22:54
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お疲れ様です、岩魚、アマゴ、ヤマメと三種盛りですね?特に最後の岩魚の色合いはオショロコマみたいな感じで見とれてしまいますね。私的には岩魚の派手過ぎない、ワビサビのある風合いがいですね。
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scott1091 at 2011-05-08 05:52
ariariさん、おはようございます。
この記事は写真が多くなったので、イワナについては9寸アップのみ掲載しました。ariariさんのご指摘のとおり、最後のイワナだけ沢が違います。同じ水系でも保護色とは別に、朱点の大きさや鮮明度、白点の大きさや数が異なるのがイワナです。確かにヤマメやアマゴが渓流の女王と表されるの対し、イワナはその手の表現がありませんね!
最後のイワナですが、どことなくカエルに見えてきませんか?(笑)
この記事は写真が多くなったので、イワナについては9寸アップのみ掲載しました。ariariさんのご指摘のとおり、最後のイワナだけ沢が違います。同じ水系でも保護色とは別に、朱点の大きさや鮮明度、白点の大きさや数が異なるのがイワナです。確かにヤマメやアマゴが渓流の女王と表されるの対し、イワナはその手の表現がありませんね!
最後のイワナですが、どことなくカエルに見えてきませんか?(笑)