アオノロも石垢もしっかり飛びました!

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↑約30㌢高の笹濁り

金曜の午後から土曜の明け方にかけて降った雨で、狩野川は大仁ある水位計で最大150㌢の増水。川の状態からすれば待望の雨ですが、週末釣りができないのはやっぱり辛い。土曜はいずれにしてもダメなので、残していた竿のチューニングや妻と買い物なので過ごします。

そして翌日の日曜は、釣りができてもできなくても真竹の筍採りに行きます。水位は30㌢高まで回復しますが、濁りがとれません。かつては濁りに強い狩野川でしたが、最近は白っぽい笹濁りがなかなかとれません。素人考えでは、砂の流失が続いているような気がしますが、どうなんでしょうかね?
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↑真竹の筍。まさに雨後の筍です006.gif

わざわざオトリ店から川の状況についてメールを頂きますが、いずれにしても筍を採りに行かなければなりません。朝の8時くらいに、道中で見えた釣り人は尾崎荘前に一人、雲金橋周辺に二人だけ。まだかなり強い笹濁りが残っています。

まずはウエーダーを履いて筍採り。雨後の筍とはよく言ったもので、目移りするぐらい生えています。太いものを選びながら収穫しますが、すぐに袋に入れても持ちきれない本数になりました。そしてせっかく着替えたので、川の状態を見るべくオトリを持って入川します。底石を確認すると、どこもしっかりアオノロ、石垢ともに飛んでいますね~。
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↑白川でも「静岡2系」は追星くっきり

しかし増水時間があまり長くなかったので、石の表面が砂で完全に磨かれてしまった状態ではありません。表現が難しいですが、アオノロが生えていた場所には多少色が残っているような感じです。この程度の白川は、何日か日が差せば回復は早いと思います。

このような川の状態では、残り垢を探して釣るのが常道ですが、垢が残っていればアオノロも残っています。また川原の幅が狭い上・中流域ではそのような場所は限られているので、得意の奥義「掛かり波釣法」で攻めていきます。
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↑小型主体で29尾

最大のミスは、チラシを忘れてきたこと。008.gifこれで釣果は30%減といった感じでしょうか?増水白川となれば小型主体となりますが、狙った場所で必ず反応がありました。中には背掛かりで当たりも引きも楽しめる鮎もチラホラ。当然追って掛かってくるわけではありません。30㌢高でどこも急瀬のようなポイントなので、今季初めて「急龍竿Ⅱ+HPTソリッド」を使いました。

この日は30本近い筍の処理があるので、15時に竿を畳みます。帰りがけに見える範囲では、松ヶ瀬の吊橋周辺に二人、松下の本線中州側に一人、分流の渡り場左岸に一人、合計4人の釣り人がいらっしゃいました。
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↑帰りがけに撮影。牧野郷から松下までの区間に釣り人が二人

皆さん、増水のときに釣るべき場所を心得ていますね!
まぁ~、一日でも竿が出せたので、今週も良しとしましょう。042.gif

by scott1091 | 2010-06-20 19:33 | 鮎釣り/狩野川他 | Comments(11)

Commented by マルパパ at 2010-06-21 20:04 x
TOMOさん さすが狩野川ですね まさか出来るとは思いもよりませんでした 伊豆市役所の防災カメラで土曜日も見ていたのですが 濁りが強いように見えたので諦めていました 最後の写真の松下もこの位水量があると面白そうですね こちらはまだ濁りがあり今週末には残りアカ狙いで出来そうですがあまりかんばしくなさそうです(今後の雨次第ですね)
Commented by scott1091 at 2010-06-21 21:26
マルパパさん、こんばんは!

一昔前の狩野川は、一日雨が降らなければ確実に澄んでいました。その経験があるので、白川であっても日曜は川に入ることに決めていました。その意味では、この白っぽい笹濁りには少なからず落胆しております。

ご指摘のとおり、平水で松下にこれくらい水量があれば最高ですね~。ここも平水では、本当に平凡な流れになってしまいましたから…。

私はどんなに厳しい条件でも、濁りがひどくなければ川に入るようにしています。条件が良いときに釣れるのは当たり前ですが、こんな条件でないと学べないことがあります。もちろん、何もつかめないことの方が多いですが…。(笑)

この週末は、海も含めて釣りに行かれなかったのですか?
Commented by マルパパ at 2010-06-21 22:28 x
どんな条件下でも課題を持って入られる 頭が下がるばかりです 
私は船も出ないので モンモンと畑の手入れと仕掛け作りなどをしていました 行けば良かった
Commented by scott1091 at 2010-06-21 22:53
マルパパさん、畑の手入れうらやましいです。

今年はプランターでナスとトマトにトライしておりますが、一日日が当らないので今年もたぶんダメでしょう。植物を育てると、太陽の恩恵を強く感じます。川の石垢も一緒ですね!

目的や課題を持って釣りをしないと、いくら好きな釣りでもマンネリ化しますし、飽きてしまいますよね~。上手な人の釣りを見るのは当然ですが、どう見ても素人の人が厳しい条件の中で偶然掛けた1尾は、それ以上に得るものが多いです。

一場面一場面をとれば、川にいる人みんなが師と言ったら大袈裟でしょうか?(笑)

機会がありましたら、またご一緒しましょう!


Commented by ヘルニア at 2010-06-22 00:21 x
TOMOさん こんばんは~
狩野川も増水だったんですね~ 
笹ニゴリでも黄色の良い鮎が釣れて、凄い!!! 
それに 鮎&筍  Wで美味しいアーモンドですね~  チョッと古い?

さてさて実は、自分の不注意でタモを流してしまいました。
浅い瀬でしたので、シッテロープを付けずに渡河中 
バランスを崩し流出・・・暫く気付かずに、行方不明・・・反省してます。

もしもご存知ならば、教えて下さい いつもスミマセン 本当に!
タモメーカーのS社 テクノメッシュ網の (シモ〇ケでも有ります)
使い勝手を知りたいのですが 
もしご存知なら アドバイス御願いします。 
(ダイワSP 36㎝ 1.5㍉目と比較検討中・・・型落ちなのでチョッと重いのです) 




  
Commented by きゃぷてん♪ at 2010-06-22 17:51 x
なんだ???僕の甲賀流に対抗して新しい奥義!?負けませんよ~。こっちも新技、開発してますねん!(笑)
ところで、Qちゃんにはいつ頃からお出ましで?私はなかなか訪福予定が決まりませんが、時間が合うようならそちらの川(狩野川)までお伺いしたいと思いますが…理由はQちゃん以外の川で釣りが見たい!というところです。お土産は、鮒寿司でよければ?(笑)
Commented by scott1091 at 2010-06-22 20:41
ヘルニアさん、こんばんは!

タモ流失の件、ブログで拝見しました。私のように尻手ロープを一切付けないで釣りをしていると、流失に気づかないということはなくなりますよ~。そもそもロープが付いているとかっこ良くないでしょう!(笑)

さてお尋ねの件ですが、テクノの利点は①型崩れしない、②目が細かいのでハリ掛かりしにくい、といったところです。したがって浅場の釣りには向いています。逆に欠点は利点の裏返しで、タモが水に浸かるまで立ち込んだとき、流れで網が吹けないことや網目の特徴により、手すきより抵抗が大きくなります。

テクノの件はこんな感じですが、ヘルニアさんには枠の方が問題ではないかと…。見た目は良いのですが転んだりして変形すると、その立体構造から元に戻すことが難しく、戻すと大概折れます(塗装も剥がれます)。もしこの手のタモ枠を使うなら、必ず2個持って行ってください。

私は2年に一本くらいのペースで折っています。もちろんタモの価格は網部分が大きいので、有償でメーカーに枠だけ交換してもらいます。九頭竜は強度優先で、シンプルな金属枠の2~2.5㍉目を使っています。ご参考まで!
Commented by scott1091 at 2010-06-22 20:50
よっちきさん、こんばんは。

私の奥義は15年近く使っているので、すでに時代遅れです。
新技の開発、すごいではありませんか~。
いよいよ、よっちき伝説の始まりですね!

機会があれば、こそっと伝授してくださいませ~。
Commented by ヘルニア at 2010-06-22 23:19 x
TOMOさん 有り難う御座います。
了解しました・・・ユウジスタイルと、鮎が痛まないというタモに
興味深々でしたが、2本は無理なので、ダ〇ワにします

当分は、頑固一徹 シッテロープ・グルグル巻きの
ヘルニア・スタイルで通します  ハハハ 
ボーナスの前借3回で買った征龍竿+タモで4回分になりました~

今週からは、いよいよ馬瀬川に挑戦して来ます。
≪掛かり並み釣法≫で、頑張ります  カッコ笑
Commented by futoharisu at 2010-06-23 11:57
ヘルニアさん
こんにちは。
太ハリスの新ちゃんと申します。
小生もテクノ購入を考えて、使ってる人にいろいろ聞いてみました。
TOMOさんの仰るとおり、S社のタモ枠は弱く、曲がった所を戻すと折れます。
また、テクノは「鮎がタモから飛び出す」とのこと。何度もやったと聞いております。
Commented by ヘルニア at 2010-06-25 23:47 x
遅くなりました~
丁寧なご挨拶、又貴重なアドバイス、有り難う御座います。
なかなか釣れない私ですが、宜しく御願いします。
征龍竿のインプレ、楽しみにしていますね~