日本一きれいな川のまちづくり

解禁から1カ月が過ぎ、さすがに狩野川に飽きてきた今日この頃!そろそろ別の河川にと考えていたところ、それを察したのか桂川釣行のお誘いです。誘ってくれたのは、今年から桂川がホームグラウンドになりつつあるタッキーさん。今までの釣行ポイントを聞いてイメージを膨らませます。

私が桂川に釣行したのは18年前の1997年。この頃、準ホームグラウンドにしていた那珂川の状況がよくなく、友人からピンポイントで場所を教えてもらいました。当時の記録を見て「Googleマップ」で空撮写真を見ると、当時の面影があります。18年前の記憶が昨日のことのように蘇りました。

同じく今年から桂川がホームグラウンドになっているflymotoさんは、天気予報が金曜から土曜が雨なのと病み上がりなので参戦は早々に見送り。そして木曜になってからタッキーさんも病院に行くような体調不良となって、釣行は見送りとなりました。水位が上がらなければ一人で桂川に行く予定でしたが、金曜の夕方マルパパさんから着信あり。
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↑今回の題名は気田川が流れる春野町が標榜しているもの。気田川の河川敷には写真のようにツツジで「日本一・きれいな川」と書かれています

狩野川の釣況を確認するメールでしたが、逆に私から藁科川の釣行を打診します。藁科川は川が壊れてから少しの雨でも濁るので、雨しだいでは気田川も選択肢に入れます。そして翌日の朝、マルパパさんから入電。やはり藁科川は濁りが入ったとのことなので、気田川に行くことになりました。

私は気田川は初めての釣行になります。2年前の天然遡上が多いときに行きたかったのですが、父の不幸があったので釣行はかないませんでした。今年も解禁から気になっており、それを察してマルパパさんが6月中旬に状況を確認に行ってくれました。

おとり店の話では解禁日からしばらくは良かったけれど、その後は遠くから来るような状況ではないとのこと。マルパパさんも「本当に行きます?」という感じです。かつてはまず行こうとは思わなかった川。しかし新東名の開通により、興津川や藁科川と同じように気田川も利便性がよくなりました。
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マルパパさんの先導でまずはポイントを見て回り、その後オトリ店へ。年券が7,000円で日釣り券が1,500円、オトリが1尾500円とのこと。釣況が良くないので、最近成魚放流したとのこと。マルパパさんが、成魚放流を釣ってもしょうがないよね~とすかさず反応。入ろうと思っているポイントを聞くと、釣れていないとのこと…。どこでも一緒なら、その釣れてないポイントに決定。

着替えながら2年前のflymotoさんと釣った話を聞きます。マルパパさんの大好きな気田川なので、状況が良かったあの年に来て欲しかったという思いが強いのでしょう。でも私は釣れても釣れなくても気田川に来れただけで十分。マルパパさんと九頭竜で知り合わなければ、藁科川も気田川にも釣行することはなかったと思います。

大石ごろごろの狩野川をホームグラウンドにしているので、この手の川は好きではないと思っている友人も多いようです。確かに立体的なオトリ操作や複雑な底流れを楽しむ余地は少ないですし、釣果にあまり差がでない川相ではあります。しかし私は鮎釣りに好き嫌いがまったくありません。この手の川相の一番の魅力は当たり。掛かった鮎が狩野川のようにジグザクではなく、一直線に飛んでいくのは爽快です。
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藁科川と同じように水が青白いので、水深がある流芯は石垢が付いていないように見えます。マルパパさんが一番良い場所を勧めてくれて、ついに念願の竿出しとなりました。底石が小さいので、養殖をいきなり流芯に入れても止まりません。まずはオトリが替わるまで、手前から丹念に探っていきます。

最初は曳舟を引いていましたが、石の小さい川はキワの攻略が肝なので舟を固定して竿半分くらいバック。この狙いが的中して、いきなりオトリサイズが掛かりました。天然はまだ小さいと思っていましたが、マルパパさんの前回釣行からかなり成長しているようです。

河口から船明(ふなぎら)ダムまで約30㎞。そこから階段式の魚道を上がってさらに10㎞以上ある気田川まで遡上するのですから、河口から40㎞もない九頭竜勝山に遡上できない理由はありません。天竜川もダムがなかった頃は鮎で溢れていたと言いますが、ダムができてからも気田川まで鮎が遡上しているのは、魚道と上流を目指す遺伝子を持った天然が世帯交代を繰り返しているからに他なりません。
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ぽつぽつでも釣れるのが嬉しいところです。マルパパさんが心配して様子を見に来てくれました。午前中終わった時点で15尾で幼魚放流の魚と天然は半々くらい。狩野川の感覚であればオトリにならない天然はいません。しかし石裏で待つような場所がないので、ビリをオトリにするときは注意しなければなりません。

目標の20尾は達成できそうなので、もうこの時点で大満足。他に釣り人もいないので、マルパパさんとゆっくり食事をします。天気予報では晴れてくるとのことでしたが、午後は雲行きも怪しくなって朝方の暑さはなくなりました。そしてマルパパさんが心配していたとおり風が吹き始めます。

しかしこの日は「風切竿」にソリッドなので問題なし。午前中掛からなかった場所があったので午後も同じ場所に入りました。この川も多くのダム河川がそうであるように、放水で水位が上がると鮎の活性が上がるとのこと。しかし小規模なダムなのでこの日は水位に変化はありません。
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午前掛からなかった場所で順調に数を伸ばし、マルパパさんと交代でフェルト減らしの旅へ。鮎を探しながら歩くので、曳舟の鮎をオトリ缶移してくるべきでした。鮎が見える場所でぽつぽつ拾いながら、この川の傾向を掴みます。たった一日なので限られた情報しか得られませんが、夕方はここと絞り込んだ場所へ。雨がポツポツ落ちてきましたが、濡れるほどではありません。

狙い通りに追いが出た真っ黄色の鮎が目印を飛ばします。これらは幼魚放流の残りですが、流れが一番きつい場所では同じサイズの天然が掛かります。午後に入っても一回り小さい天然は顔掛かりが多かったですが、この時間になると背掛かりばかり。きっちり17時まで釣って、釣果は今季最高の41尾。まさにマルパパさん様様の一日。本当にありがとうございました!emoticon-0139-bow.gif
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さて翌日は濁りがとれた藁科に行くことも考えましたが、またマルパパさんに気を使ってもらうのは忍びないので狩野川へ。成魚放流の魚が釣れているようで、そんな場所は人が多いのですぐにわかります。成魚放流により川にいる鮎も追うようになると言いますが、オトリが回るようになる効果の方が大きいように思います。

狩野川もいよいよアオノロがひどくなってきました。人が集中している場所以外はあまり人がいませんが、そんな場所はやはり釣れていないのでしょう。1ラウンド目は今年実績のある場所に入りましたが、鮎は残っていないようで7尾釣るのがやっと。幼魚放流の鮎は容姿もすでに盛期のものとなり、段々瀬や小さなテーブルで掛けると、ソリッド穂先では掛かり鮎をコントロールできなくなりました。
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2ラウンド目は天然ビリ狙い。この時期になるとビリでも当たりが大きいので、風がなければ楽しい釣りです。ビリで回していると大きいのも掛かりますが、それをオトリにするとビリの掛かりが遅くなります。ここで確保したオトリサイズを持って、少しシモにあるカガミへ。静かに釣っていると鮎が食みに出てきます。

完全な見釣りですが、掛かる鮎は見えません。群れ鮎は天然と思われますが、掛かる鮎は幼魚放流の魚。私はフライでもサイトフィッシングが好きなので、鮎も見釣りを集中的にやった時期があります。鮎は見釣りに嵌ると釣果は伸びませんが、鮎が反応する動きや見ている情報と竿を伝わってくる情報の摺合せやタイムラグを知ることができます。
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群れ鮎の中でも横の動きが大きい魚にロックオンして誘うと、掛かる鮎は全然違う魚。これはよくあるパターンで、掛かるまで見えないのは離れたところから飛びついてきたものと思われます。ハリが乗った瞬間の掛かり鮎の困惑、一瞬間が空いてから電光石火のごとく走る掛かり鮎。全てが見えるのでとてもエキサイティング!

ハリ先が甘くなると、ハリが乗って一瞬間が空いたときにバレることが多いです。最近はこの手のポイントで粘る釣りをしていませんでした。しかし今年のように状況があまり良くないときは、見ているだけでも楽しいし再勉強にもなります。私の友人には、この手の釣りをするときはオトリに小さな目印を付けている人もいます。
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ここでひとしきり楽しんでから、最後は釣れないと評判の瀬へ。石色は悪くありませんが、どうして大きい鮎が入らないのかな~と不思議になります。ここぞという場所だけピンポイントで攻めましたが、オトリサイズの天然を2尾追加したのみ。しかも掛かりどころも顔と尻尾でした。

16時になったので、いつものように竿を畳みます。釣果は目標未達の28尾。今年は帰りがけに渓流の本流師をよく見かけます。鮎釣りの後にビリ鮎を餌にムーチングをする人はいますが、渓流スタイルは珍しいです。鮎が始まると上流で早朝くらいしか見かけることがありませんが、今年は夕方竿を振る人を見るのは鮎釣りの人が少ないからかもしれませんね!

さて来週はどこに行きましょう?
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by scott1091 | 2015-06-28 19:47 | 鮎釣り/狩野川他 | Comments(8)

釣り人が増えてきたけれど…

先週まではガラ空きだった狩野川。しかしこの土曜は、かなりの人出となりました。天気予報が日曜雨なので、遠出を見送って近場に釣行した人も多かったのでしょう。また漁協が成魚放流するという情報も影響しているものと思われます。な~んか釣り堀みたいですが、釣れないので放流に頼らざるを得ないのが現状でしょう。
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今年の狩野川は人がいなければ何とかなりますが、混雑したら拾えないので数が伸びません。いつものように人のいない場所を探しますが、残念ながらこの日はそのような場所はありませんでした。広大な面積の修善寺橋~神島橋の区間を、釣り人が敬遠しているのも大きな要因です。

そこでこの日はオトリを確保してから、下流域を調査することにします。シモの人と50㍍くらい間隔を空けて入川。水温が低いですが、すぐにオトリサイズが掛かりました。しかしその後はビリが2尾。有望そうな場所がないのでここで場所を移動。オトリが足りないので、現在釣れているという狩野川銀座へ。
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車の数は少なかったのですが、曳舟を持って川に行くとそこはまさに銀座。間隔が空いている場所で少し竿を出しますが、オトリが2尾獲れたのでここは早々に撤収します。下流域のどこを調査するか悩みましたが、流れが変わってから入っていない場所にします。もはや釣り人の姿が浮いている感じですが、曳舟を持って勇んで川に向かいます。

しかし遠目にはわかりませんが、アオノロがひどく石はドロドロ…。石色が良い場所で竿を出するつもりでしたが、かなりの区間見て歩きましたが鼻環を通すことはありませんでした。上流にいる天然鮎がここを通過したことは間違いないのですが、まさに下流抜けといった印象です。
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このまま終わりにしようかと思いましたが、来る途中空いていた場所をもう一カ所調査します。対岸に釣り人が3人見えますが、一番シモの人でも50㍍以上離れています。下流域と違って色の良い石もあるので、少しは掛かりそうな感じ。今年の定番である瀬から攻めていきますが、底石が小さいためか反応なし。

次は対岸にある小さなフクロ。そこで鮎を泳がせると目印が飛びました。入れ掛かりにはなりませんが、似たような場所で誘うと反応があります。今年はハリ合わせで悩むことはありませんでしたが、この日は目印が大きく飛んで掛かっていないパターンが発生。これに対する処方はありますが、そのハリに交換すると口掛かりはバレが多くなります。
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ウエーダーを修理中なのでこの日はタイツ。おまけに着替えたときは暑かったので、ドライシャツではなくアームカバーに半袖シャツ。気化熱による冷却効果もあって、寒くて耐えられなくなって16時前に竿を畳みました。この日の釣果は17尾。またしても目標の20尾を達成できませんでした。

NHK「小さな旅」は一週遅れで土曜に放送されている地域もあるのですね!前日の朝、先週書いた投網によるサクラマス漁を見たよ~と友人から連絡がありました。今週の日曜は「笑顔はこぶ 初がつお~宮城県 気仙沼市~」でしたが、これもついつい見てしまい、いつものごとく遅めに家を出発です。
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道中で雨が降り始めました。予報は雨ですが前日ほどではありませんが、釣り人が見えます。鮎の追いも悪そうなのでこの日は型狙い。渡り場に人がいるので、瀬の段々を利用して川を切ります。この時点では濡れるほどの雨ではありませんが、ドライシャツにカッパのフル装備。ウエーダーもアクアシールによる修理で復旧しました。

やはり下半身が濡れないだけでも全然違います。動けば暑いくらいですが、徐々に雨脚が強くなってきてからはちょうどよいくらい。最初のオトリ交換に神経を集中しますが、やはり安易な場所では掛かりません。この天気で鮎が入っているかな~と思うような場所で、昨日はなかった目印を見失う強烈な当たり。
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オトリには大き過ぎるくらいですが、それに鼻環を通します。狙った場所でもすぐに掛かりませんが、ちょっと間をおいて誘いで焦らすと、目印を見失います。完全にピンポイントの釣りなので、オトリをシモに置いてから立ち位置を下げます。そんな移動中に私の横を猛スピードで上がっていく鮎が…。もう掛かっちゃいました!

しかし釣る場所がなくなると、泳がせても引いてもウンともスンともしないのが今年の狩野川。ここからはハミの甘い鮎を掛けやすい場所で狙います。掛かっても口掛かりで「ポロッ」も多いですが、そんな鮎も狙わないと数が伸びません。やはり天然はこの時期は天気しだいです。
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完全装備のおかげで前日よりも寒くなく、雨の中釣りを続けることができました。この日は16時ちょうどに竿を畳んで26尾。ボリュームは前日の3倍といった感じでした。6月も残すところ後一週。そろそろ違う川で竿を出したいところです。

今年の夏至は6月22日。昔はこの時期は19時まで鮎釣りをしていました。鮎釣りは梅雨明けからが本番ですが、夏至を過ぎると夏を折り返したような寂しさを感じます。
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↑子供から父の日にビール用のタンブラーをもらいました!

by scott1091 | 2015-06-21 21:38 | 鮎釣り/狩野川他 | Comments(0)

お知らせ

当面釣りに関する記事は、リアルタイムの公開はファン限定としました。
これは釣況だけを知りたい人には、
漁協やオトリ店情報、速報系ブログの方が有益であろうと判断したからです。

その一方で記事の内容までしっかり読んでいる人ほど、
記事の鮮度にこだわらない傾向があることもわかってきました。

今回の対応はファン登録している人にリアルタイムで読んでもらうというよりも、
記事タイトルの表示が「元気に釣りしてます」の目安くらいにお考えください。
完全非公開にしてブログ更新がないと心配してくださる人もおりますゆえ。

ファン申請は過去に常識的なコメントを下さった人と知人に限定させて頂きますが、
エキサイトブログは同ブログ登録者でないとファン申請できないため、
ある程度期間が経過したものから順次公開していく予定です。

ご理解のほど、よろしくお願い致します。

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↑世界文化遺産の登録が決まった「韮山反射炉」。狩野川釣行の際に立ち寄ってみてはいかがでしょう。公開時間は9時00分から16時30分までなのでご注意を!

by scott1091 | 2015-06-20 19:50 | Comments(16)

梅雨明け前ですが天然でオトリが回せる週末でした!

好調だった近隣河川もピークアウトし、徐々に地元河川に人が戻ってくるのがまさにこの季節。雨が降るかもしれないような天気予報で、わざわざ遠出はできないというのが実態なのでしょう。この土曜は晴れマークの予報に反してほぼ終日曇り、日曜は雨マークの予報に対して降ったのは早朝までで、それ以降は曇りとなりました。

土曜は前日の雨で水温は低下。この時期の天然は天気に大きく左右されるため、太陽が出れば状況は劇的に変わります。そんな期待を持って、いつものようにシモから狩野川を見て行きます。昨年2年ぶりに復活した狩野川公園のおとり店が今年は休業なので、護岸に車がないのが寂しいところです。
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6月に入ってから、大仁橋から神島橋までの間に釣り人の姿は見られません。松下はオトリ店の常連がポツポツ。新堤には人が見えませんが、オトリ店には車が止まっているので何人かは入川しているのでしょう。桜並木から修善寺橋までは一人。遠方から来た人は、この川はまだ解禁していないのではと不安になるような状況です。

修善寺橋から上流も人が少ないですが、マニアックな場所にポツポツ見えます。メジャーポイントが空いているのに、このような場所に入るのは間違いなく地元の人。この日も見える範囲に釣り人がいない場所を探して入川。狩野川もアオノロ(カワシオグサ)が目立つようになりました。
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石垢の状態はよくありませんが、鮎がいないわけではないようです。観察していると、あまり色の良くない石を食んでいる鮎が見えます。一つの石でも垢腐れ気味の面と、まったく垢が付いていない面があったり。水温が低いので垢腐れは盛期のようには進みませんが、アオノロの繁殖もあって一見すると釣れそうには見えません。

私の観察ポイントは鮎が遡上する前からアオノロが繁殖していますが、鮎が好んで食む岩盤はアオノロがだいぶ無くなってきました。鮎はアオノロを食んでも成長しませんが、鮎の索餌行動が底石の植生にも影響を与えているのかもしれません。一般的にはアオノロが増えると、鮎の生育に悪影響を及ぼすというのが定説です。
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幼魚放流の魚は数少なくなってきたので、この日は天然遡上の魚を狙います。時間の経過とともに食んでいる鮎が増えますが、なかなか掛かりません。一番良いと思われる場所で粘りますが、結果的にこれが裏目に出てしまいました。やはり追いが出てくるのを待つよりは、掛けられる鮎を見つけた方が早い。

天然は気温が上がるまで掛からないという経験則と、先週のイメージを引きずり過ぎました。シーズン初期にはよくあるパターンですが、一級ポイントで確変が起こると拾い釣りでは勝負になりません。これをどう見極めるかがポイント。混んでいなければ時間を変えて戻ればよいわけですが、確変したときには他の釣り人がいて入れないことの方が多いです。

しかしこの日は他に釣り人がいないのですから、さっさと掛けられる鮎でオトリを確保してからその場所に入るべきでした。先週と違って天然の当たりが今一つですが、曇りで水温が上がらないのが影響しているのでしょう。前半の遅れを取り戻すべく頑張りますが、根掛かりを外しに行って枝に天井糸を引っかけてしまいました。
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何とか回収しましたが、フロロとPEの結節部分が切れてしまったので竿を畳みます。ベストの内ポケットに予備が入っているのをすっかり失念していました。今年はSR77、風切竿、征龍竿(=翔龍竿、龍切竿)それぞれの天井糸を持ち歩いているため、予備を含めると仕掛けよりもスプールが多くなります。

幼魚放流の20㌢アップも混じりましたが、天然はビリから18㌢くらいまで。この日の釣果は26尾でしたが、ボリュームは先週よりもかなり少ないです。これは例年の狩野川の傾向と同じ。違うのは今年は幼魚放流の魚が、特別大きくなっていること。幼魚放流の魚が少ないこと。天然遡上も少ないが、例年より一番、二番上りが大きくなっていること。でしょうか?
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さて翌日の天気予報は、土曜に一転して終日雨。トートバックにカッパが入っているのを確認してゆっくりと朝食。この間にがまかつ「フィッシング倶楽部」、NHK小さな旅「清き流れ 里潤し~富山県 黒部川」を見ます。特に投網によるサクラマス漁には目が釘づけ。瀬の中とはいえ、あの距離まで魚に近寄れるものなんですね~。

家を出る頃には雨も上がります。釣り人が少ないのは前日と同じですが、ブログ用に車を止めて写真を撮りながら川見します。前日よりさらに人が少ないですが、そんな中でびっくりするくらい釣り人がいる場所がありました。

解禁から安定して釣り人が入っているのは、オトリ店のオープンな雰囲気が支持されているのでしょう。情報発信についても、数人の釣果を掲載しているので参考になります。「最低~最高」だけの表示では、平均的な釣果がわからないのでプチ遠出でもなかなか踏み切れないものです。
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あさひ橋周辺も人気のオトリ店があるので、釣り人が途切れることはありません。宮田橋から見る松ヶ瀬は大会も終わって空いているので、ここを第一候補にしてさらに上流まで見ます。その中でまったく釣り人がいなかったのが鳥小屋、通称「狩野ドーム前」。1997年に新しい「天城ドーム」が船原に建設されたのを機に、「狩野ドーム」に改称された経緯があります。

解禁からしばらくは賑わっていましたが、この日は雲金橋の上にドブ釣りの人が三人ほど。両岸いずれも高い場所から見えるので、石色やアオノロの状況は一目瞭然です。しかし今の狩野川はどこも似たり寄ったりなので、いつものように人がいないので入川。川相は昨年と大きくは変わっていませんが、棚が少なくなりました。

護岸から見える鮎は昨年と比べようもないくらい少ないですが、今季初めて入るので様子見くらいの感じで!いつもは具体的な場所は記載しませんが、人がいない事例として紹介しました。状況を早く把握したいので、最初から一級ポイントに竿を挿します。天然なので小型ですが、予想以上に掛かりました。
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これなら30尾は軽いかな~と思いきや、ここぞという場所でしか掛かりません。オトリが替わっても、泳がせても引いてもダメ。特定の条件がある場所しか掛からないので、対岸からそんなポイントを差し直しますが、2尾追加して打ち止めです。夕方まで粘ろうかと思いましたが、この時点で13時半。暑くてカッパを脱ぎたかったので、車に戻るついでに移動することにしました。ここでの釣果はちょうど20尾。

いくつかポイントを見て回りましたが、入る予定だった場所は駐車場が確保できず。釣り人の車ではなく、何らかの寄り合いがあったのでしょう。ここの調査は次回に持ち越すことにして、午後の部は型狙いに切り替えます。残っている魚は少ないですが、目印を見失うような当たりとオトリを背負って瀬を上る引きは、この時期なかなか味わえるものではありません。
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手ごろなオトリを持っているので、根掛かりを恐れず水深のある瀬を攻めます。根掛かったらウエーダーでは回収できませんが、そんな場所をタイトに攻めなければ残り鮎は釣れません。底石が立っているのでラインがガリガリ擦れますが、これくらい張っておかないと浮石にオトリが潜ってしまいます。

そして誘いを掛けた瞬間に目印を見失いました。「やったー」と思いきや、な~んと痛恨の中ハリス切れ…。ここで念のため付糸も交換します。底石を数えるようにタイトに攻めますが、鮎はそんなに多くはありません。そしてついに待望の目印ぶっ飛び。縦横無尽に走る掛かり鮎を目と引きで堪能できる幸せ!

掛かる鮎は大小さまざまですが、ここでも天然が混じるのが嬉しいところです。掛かった瞬間閃光のごとく光るオトリ鮎。次の瞬間には、一段上の瀬にワープしている掛かり鮎。石に巻かれないようにしっかりテンションを掛けながらスパッと水を切ります。そしてタモにドッスン!
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こんな鮎は多くはありませんが、狙い通りに釣れたことが嬉しい。対岸に釣り人が下がってきたので、これ以上攻めるところがなくなり定刻より早く竿を畳みました。後半の釣果は16尾だったのでこの日は36尾。今の狩野川としては数も十分ですか、それ以上に満足感の高い内容でした。

6月2週目にして、どこの河川もアオノロがひどくなってきました。一回洗い流すくらい水が出るとよいのですが、1㍍くらいでは石垢が飛んでもアオノロが飛ばないことはよくあること。水温が上がって流失するまでは、今年はアオノロに泣かされそうな気がします。
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by scott1091 | 2015-06-14 20:46 | 鮎釣り/狩野川他 | Comments(6)

でっかいのが家にやってきました!

久々の家電ネタです。洗濯機や冷蔵庫は修理している間は使えないので、現実的には故障したら買い替えとなります。洗濯機の寿命はだいたい10年と言われていますが、我が家のものはちょうど12年。まだ動く状態ではありますが、1カ月前くらいから石臼が回っているような異音と、たまにびっくりするようなガリガリ音を発します。

軸受けに何らかの不具合が生じているようなので、ドラムを外して点検しようと思いましたが、固定しているネジが外れません。場所が場所だけに、簡単に緩んだらドラムが空回りしてしまうので当然といえば当然でしょう。おそらくベアリングを交換すればまだいけそうですが、モーターの寿命を考えるともうそろそろ潮時です。

ここで紹介した炊飯器や掃除機と同じように、洗濯機も上位機種は驚くような値段になっています。昨年妻の怪我で主婦業をしてから、洗濯物を干すのと取り込むのが大変なので、買い物に行ったときに家電売り場で最新のモデルを気にかけていました。現在使っているものも乾燥機は付いていますが、やはり縦型ドラム式なので完全には乾きません。

最新の横型ドラム式は洋服もシワになりにくく、完全に乾燥できるとのこと。電気代も古いものよりかなりECOなので買い換えることにしました。洗濯機が動かなくなってからでは機種の選定や安い店を探す余裕がなくなるので、早めに対応します。機種選定は妻に任せますが、やはりなかなか決められません。
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↑今まで使っていた「日立製作所 NW-D6BX」

決められない最大の理由は価格。そして2番目がその大きさです。メーカーに関係なく横型ドラム式の洗濯機はともかくでかい。うちの家に入らない家電はないと思いますが、実際に搬入できなかったという事例をあるようです。そこで私が妻が選んだ機種が搬入できるかカタログの図面を見ながら確認しました。

現在使っている洗濯機は自重が42㌔ですが、今度のものは2倍の85㌔。中途半端な配達員では部屋や洗濯機を傷めてしまう心配があるため、ヤマト運輸の「家財宅急便」指定の店から購入しました。あわせて古い洗濯機の引き取りもお願いします。家電リサイクル券については事前に郵便局で購入し、引き取りの際に渡すよう指示されました。

さて配達当日。どのように運ぶのかな~と観察すると、まずは古い洗濯機を軽々と搬出。次に梱包から出した新しい洗濯機の輸送用ボルトを外し、二人で一度も持ち直すことなく洗濯パンの前へ。ここからが二人だと体の置き場に困るはず。そう思っていると、なんと先輩格の人が一人で持ち上げてあっさりと洗濯パンに入れてしまいました。

どっひゃー。emoticon-0104-surprised.gif

ウエイトリフティングの選手だったのでしょうか?私は二人でも動かせそうにありません。そんなこともあって試運転までしっかり行い、簡単な取扱い説明をして据え付け作業は完了です。古い洗濯機も一人で持ち上げるのは厳しいのに、その2倍もある洗濯機をゆっくり下ろすことができる余裕。あっぱれであります!
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↑新しく家にやってきたでっかい「日立製作所 BD-V9700L」

横型ドラム式としては同シリーズの「BD-S8700L」が「売れ筋ランキング」、「注目ランキング」いずれも首位。スリムタイプである「BD-S8700L」、上位機種の「BD-ST9700L」は幅が105㍉小さくなるものの奥行が95 ㍉大きくなるため、洗面台の引き出しを考慮して妻は「BD-V9700L」を選びました。

さて使用感ですが、ネットのインプレにもあるように乾燥機を使うと、衣類に付着する綿ゴミが気になります。しかしこれは洗濯物から出ているものなので、完全に排除するのは難しいでしょう。洗濯物を干すときは、普通「パンパン」と払ってから干すわけですからね!

心配した音ですが、使っていたものが正常な状態でもうるさかったので、洗面所の扉を閉めておけば洗濯機が回っていても気にならないくらいです。乾燥モードが一番音が大きいですが、今までの洗濯モードに比べたらこれも気になりません。それくらい今までのものは震動音が大きかったのです。

妻が少しでも楽になるなら、これくらいの設備投資はなんのその!

と、見栄を張っておきましょう。本当は来年ドライタイツとウエットタイツを新調しようと思って貯めた軍資金でも足りず、ヒラ用のステラ預金も投入。emoticon-0107-sweating.gif妻が機種選定に悩んでいた理由が、よ~く理解できる洗濯機購入でした。

by scott1091 | 2015-06-08 22:29 | 家電シリーズ | Comments(0)

やっぱ厳しいな~。解禁後3回目の週末!

水曜に40㌢増水したので、少し好転が期待される狩野川。この週末はシマノの東海A大会が土曜に松ヶ瀬で、東海B大会が日曜に松下で開催されます。土曜は前日からの雨で40㌢の増水。渇水が続いているので水の引きが早いので、開始時間を遅らせて4時間一発勝負で開催されました。

私もこの日は遅めに川に行きます。下流域はまだ濁っていますが、大会エリアはすでに底石が見えるくらい澄んでいます。高水で絶好のチャンスですが、濡れると肌寒いくらいの気温が残念なところ。太陽が出ると肌を差すような日差しですが、この日はドライシャツでないと寒いくらいの一日となりました。
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↑入った時点ではまだいつもの透明度には至らず

オトリ店に行くと塩焼きサイズの鮎が必要とのこと。数を尋ねると、この週末二日間ではエベレスト並みに険しいです。頼まれたのは私一人ではありませんが、それでも厳しい。18㌢以上で可能なら20㌢アップということなので、幼魚放流の魚を見つけるしかありません。

今週2回増水しているので、先週の日曜に入った場所に行きます。ここで午後から10尾くらいは揃えられると思いましたが、ま~渋いこと!しかもあろうことか塩焼きサイズのドンブリ…。ありえねぇ~!emoticon-0141-whew.gif
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新しいラインを試していることもありますが、今年の狩野川では0.04号では細過ぎるのでしょう。痛んでいなければ25㌢も抜けますが、ある程度使い回すなら0.06号くらいが無難です。後悔先に立たずということで気持ちを切り替えますが、貴重な鮎が2尾いなくなった痛手は挽回できません。emoticon-0107-sweating.gif

結局、塩焼きサイズは10尾に届かず。総釣果も16尾で、今季の狩野川で目標にしている20尾を達成できませんでした。この日の教訓は、水が出ても自分が一度竿を挿した場所は厳しい。残り一日で必要数を確保するのは絶望的ですが、オトリ店の面子もあるので全力を尽くすしかありません。
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翌日はほぼ平水に戻って条件は悪くありません。前日の東海A大会で釣果が上がっているので目標サイズがなければ入りたいところですが、この日も幼魚放流の魚を探します。いつもより早く家を出発しましたが、東海B大会はすでに開催されている時間。8時過ぎていますが、今季一番の釣り人の少なさです。

常連が大会に出ていることもあるのでしょうが、修善寺橋よりカミでもオトリ店に駐車されている車は両手で数えられるくらいでした。どこでも入り放題ですが、今年の狩野川は釣り人が少ないので情報もありません。とりあえず先週の土曜に入った場所で5尾と目論みますが、ここで11時までに3尾。2尾は塩焼きサイズですが、私に釣れる鮎はもういませんでした。
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「俺も桂に行きたい!」・・・心の声

場所移動を決断しますが、大会から流れてきた人で思った場所に入れません。いつものように人のいない場所を探して、石色と見える鮎のサイズを確認してから入川。午前中は釣れない時間を過ごしましたが、ここでは天然ビリが小気味よく掛かってきます。これでオトリを回しながら、サイズアップを狙うのが狩野川の釣り。

難しい場所で、塩焼きサイズの天然がときどき竿を絞ります。川相が変わってしまい、もはや滝みたいな場所ですが、鮎がしっかり入っています。ここでオトリを確保してから釣り下ります。天然は放流魚のようにすぐには掛かりませんが、掛からない(≠いない)場所で粘ってはダメ。また見切りが早過ぎてもダメ。もうダメダメ尽くし!emoticon-0125-mmm.gif
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これを見極めるのが、鮎釣りでは一番難しい。

そして掛かる鮎がいる場所を見極める目。型の良い天然が付いているパターンを掴み、ここからは楽しい時間。塩焼きサイズには少し足りませんが、気持ちよいくらい目印が飛びます。今年の鮎は、放流魚も天然も例年より当たりが大きく感じます。もちろん入れ掛かりとは程遠いですが、今の狩野川では幸せ過ぎるくらい!

肌がヌルヌルすべすべの20㌢も混じり、幼魚放流の20㌢アップもぽつぽつ。これで私のノルマは達成できたので、16時前に竿を畳みました。今年の狩野川は釣るポイントがなくなれば、それ以上粘っても私には1尾たりとも追加できません。この日の釣果は33尾。大小含めて生きている鮎は全てオトリ店に進呈しました。
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この日はたまたま釣れましたが、私もツ抜けできないかも~と思いながら釣っているのが現状です。それは各オトリ店の情報を見れば歴然ですが、何よりも釣り人の少なさが狩野川の現況を表しているのかもしれません。やっぱり今年は厳しいな~というのが第三週目の感想です。

シマノの大会が終われば、プラクティスで入川するのは6月25日のオーナー参加者のみ。釣り人が少なければ魚は残るので、梅雨明けの復活に期待したいところです。こんな状況ではありますが、釣果度外視でのんびり釣りたいという人には、現在の狩野川はお勧めです。

個人的には鮎釣りより、真竹の筍の方が気になる週末でした!
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by scott1091 | 2015-06-07 21:25 | 鮎釣り/狩野川他 | Comments(8)

久々の「TALEX」ネタです!

「ひとつだけ約束してください。」
「今日これから行くお店を、むやみに人に紹介しないって!」
「よろしいですか?」


とある東京のイタリアンレストラン「AVANTI」のウェイティングバーで繰り広げられる客同士の会話。
常連客の紳士と一緒に聞き耳を立てると…。


A 「よく鮎が見えますよね~。」
「一緒に川見したときも俺には鮎があまり見えなかったのに…!」emoticon-0133-wait.gif

B 「俺は前世魚だったからだよ、きっと!」emoticon-0144-nod.gif
「でも鮎は普通に見えるけど、渓魚を探すのは慣れが必要かな~。」

A 「鮎も普通には見えないでしょう。」
「何が違うんだろう?」emoticon-0138-thinking.gif

B 「鮎で『EASE GREEN』を使ってるからじゃない?」


Aさんはその後「TRUEVIEW SPORTS」を購入したと風の便りで聞きましたが、使用感についてはまだ感想を聞いておりません。しかし何故このような会話になったのか、一緒に聞いていた見習いバーテンダーとして少しばかり捕捉しておきますと…。

このブログの読者の方はご存じのとおり、私は「TRUEVIEW SPORTS」と「EASE GREEN」の両方を使っています。使用頻度は、鮎については「TRUEVIEW SPORTS」が90%、「EASE GREEN」が10%。渓流が「TRUEVIEW SPORTS」が80%、「EASE GREEN」が20%。ドライブが「TRUEVIEW SPORTS」が70%、「EASE GREEN」が30%くらいのイメージです。

カラーは人の目によって合う合わないがあるので、ここでは関係ありません。グレーでもブラウンでもグリーンでもお好みでよろしいかと思います。一般的にはブラウンの方がコントラストが強くて魚を見つけやすいと言われますが、グレーの方が見つけやすいという友人もいるので個人差があります。
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↑川で比較できるように、こんなサンプルを提供してくれるPROSHOPもあります

この二つのレンズの大きな違いは「雑光カット率」と「可視光線透過率」です。偏光レンズを選ぶときはこれが一番重要な目安なのですが、カラー先行で選ぶ人が多いように感じます。TALEXのカタログによれば、二つのレンズは以下のような数値になっています。

TRUEVIEW SPORTS 雑光カット率:99% 可視光線透過率:30%
EASE GREEN 雑光カット率:90% 可視光線透過率:40%

この指標を鮎釣りでわかりやすく表現すると、「雑光カット率」が大きいほど水面のギラツキが少なく、「可視光線透過率」が大きいほど視界が明るくなります。特に「雑光カット率」は日差しの強い鮎釣りでは肝となります。この点を抑えているPROSHOP(*1)が少ないように感じるのは気のせいでしょうか?

なぜか最初の1本でも、「EASE GREEN」を勧めるPROSHOPが多い。

私の友人にも「TRUEVIEW」か「TRUEVIEW SPORTS」を買うつもりだったのに、勧められて「EASE GREEN」を買ってしまったという人が2人います。最初から2本持つのが前提であればそれでも良いのですが、鮎釣りで「EASE GREEN」1本はさすがに辛いでしょう。

では何が辛いかですが、一番不自由なのはピーカンになると足元の石が見えないこと。「EASE GREEN」を購入した当初は、雨や曇天の鮎釣りによく使いました。しかし天気が回復して太陽が出ると、機動力が著しく低下してストレスを感じます。狩野川のように大石がゴロゴロした川では、いつものように川の中を歩けません。

私の感覚はピーカンで「TRUEVIEW SPORTS」の機動力を100とすれば、「EASE GREEN」は60くらいです。もちろん水面のギラツキも違うので、魚の見え方も目の疲労感も違います。そんなこともあって、雨の日の鮎釣りでも「EASE GREEN」の出番が少なくなりました。これは釣り場に偏光グラスを1本しか携行しないという個人的な理由もあります。
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↑上が「EASE GREEN」(2009年購入)で、下が「TRUEVIEW SPORTS」(2004年購入)emoticon-0116-evilgrin.gif

ではなぜPROSHOPが「EASE GREEN」を勧めるかですが、これはずばり老眼の人が買う確率が高いからだと思います。「遠近両用」のレンズを選ぶにしても、手元の見やすさを優先すると必然的に明るいレンズとなります。そして釣りに適した「可視光線透過率」が一番大きいレンズが「EASE GREEN」となるわけです。

若い人は普通コンタクトレンズなので、高額な「度付き」や老眼のための「遠近両用」を作る必要がありません。既製品の「サイトマスター」や「ZEAL OPTICS」なら、カタログでカラーを選んでネットで安い店から購入するだけ。これではPROSHOPに相談する機会もありません。

やはり鮎釣りで使うならカラーに関係なく、1本目は「雑光カット率」99%のレンズを選ぶ方が無難だと思います。手元を見ている時間よりも、川面や目印を見ている時間の方がはるかに長いわけですから。

最後にTALEXでも選べるミラーコートですが、これが施されることで可視光線透過率が約5%ほど下がります(=視界が暗くなる)。レンズの明るさを優先する「EASE GREEN」にミラーコートの設定がほとんどないのは、「雑光カット率」を犠牲にして明るいレンズにしているのに、ファッション性のためにレンズを暗くしたら意味がないからです。

この記事はあくまでTALEXのレンズを比較したものとなっています。もともと違うメーカーのレンズを使っていた人には、「EASE GREEN」でも十分ギラツキが少ないと感じる人もいますので、その点を留意して読んで頂けたら幸甚です。

ではまた「AVANTI」でお会いしましょう!


(*1)TALEXの度付きないし遠近両用は、直営店か認定PROSHOPでしか購入できません

by scott1091 | 2015-06-02 20:36 | TALEX | Comments(2)