増水でリニューアルした九頭竜から厳しい洗礼…

今シーズンやっと実現した九頭竜釣行。木曜から入っている乾坤一擲さん、そして金曜から参戦したマルパパさんやariariさんの釣況が気になるところ。金曜までの情報をまとめると、かなり厳しい上に平日とは思えないほど混雑している。加えて土曜から「ジャパンカップ全国大会」が開催されることもあり、もうどうにでもなれ~という感じです。

水位は中角で0.60くらいなので個人的には平水ですが、漁協の発表では10~20㌢高。水色は漁協の発表では「笹濁り→濁りなし」ですが、個人的には「濃い笹濁り→笹濁り」レベルでしょう。いつものように「もりいし釣具店」でオトリを購入し、乾坤さんとマルパパさんが待つテント村で合流します。
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まだ7時前にもかかわらず、釣り人が続々と川に入って行きます。「ここは神通でっか」という感じですが、「TEAM Saogashira」は朝食準備の真っ最中。いつものように温かいお茶やら味噌汁を作って頂き、この空間だけはいつもの九頭竜と同じ雰囲気。ここで「7年目のたかしま」さんを待っていると、勢いよく車が滑り込んできました。

まったくの偶然だったようですが、車から降りてきたのはWaraさん。最終的にこの日のメンバーは乾坤さん、マルパパさん、Waraさん、たかしまさんと私の5人。入川時間はいつものペースで、偶然にも「予選リーグ第1試合」終了のホーンが竿出しの合図になりました。
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例年のごとくシーズン最初の超硬は「Super LightⅢ」を使います。この時間になると釣りやすい場所は人、人、人で、私が入れたのは一番きつい瀬。大増水で川が変わり、大きな底石が流れてしまったようで見た目より底流れが早い。最初から5号玉を付けますが、さらに5号、4号と追加して最終的には14号。

流芯ほど垢が薄いので、この時点でこの日の釣況を暗示しております。竿を出さないでカメラを構える乾坤さんと話しながら探り、ちょっとした段差を見つけたのでそこで粘ります。この間にシモの開きに入ったたかしまさんがグラスリを曲げます。同じ魚を釣るのに、これだけ違うタックルで楽しめるのは鮎釣りしかないでしょう。
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川相が変わって石が小さくなり、股の付根まで入ると足場が崩れて流されます。これだけの錘を付けると油断するとすぐに錘が噛む。しかししっかり底を這わせるには、これくらの錘で吊り込んでいかないと肝心のラインでオトリが浮きます。そんな錘を付けなくても入るという人は多いですが、ただオトリが入っているのでは意味がありません。

「大きいのはあのラインだよねー」と乾坤さんと話していると、狙いどおりにドォ~ン。この日一番のサイズをオトリにして、もう一つ下の波を狙って通していくと強烈な当たり。やっと錘が付いているのを感じさせない強烈な引き。腰を入れて竿を絞ると…。
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まさか、マサカ、ありえな~いのプッツン。007.gif

「え~、高切れ」と呆れる乾坤さん…。神通で少し使った仕掛けだったので、付糸から切れていました。仕掛けを直してすぐに再開するも続きません。昼食で川から上がる前に2尾入れ掛かりで釣り、この日の傾向を掴んで午後につなぎます。午前中の釣果は9尾で、ともかく厳しい内容でした。008.gif
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乾坤さんが川から先に上がって食事の準備をしてくれて、冷たいゆず素麺、カルビやらソーセージを焼いてもう食べきれないほど…。用意していたコンビニ弁当や総菜はまったく出る幕なし。マルパパさんが用意していたホルモンを焼くことなく、お腹一杯になりました。乾坤さん、本当にありがとうございました!040.gif

午前中がこんな状態なので、多くの釣り人が他の場所に移動していきました。我々は人数が多いので、移動しても入る場所がないので止まります。午前中より人が減ったので、少し動きやすくなりました。私は午前中掴んだイメージで、午後は入れ掛かりでスタート。しかしながらこんなペースが続くはずもなく…。
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ご一緒したメンバーも午前より広く分散して竿を曲げています。やはり午前よりは状況がよくなっているのでしょう。この日は感を取り戻すため、得意の「超硬+背バリ」の釣りは封印して錘の釣りに徹します。やっと九頭竜を釣る喜びを噛みしめながら、頻度は少ないですが超硬をひったくる当たりを満喫。

今年の九頭竜は9月は大鮎に湧くという予想でしたが、約1カ月続いた濁りは年魚の鮎にはダメージが大き過ぎました。型は例年と変わらないくらいの印象ですが、場所によっては痩せている鮎もいるとのこと。垢付が進めばコンディションは回復しますが、栄養が卵や白子に回る時期なのでこれ以上の成長は難しいでしょう。
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マルパパさんとたかしまさんの夕方入れ掛かりが終わるのを待って、一緒に川から上がります。午後の釣果は22尾だったので、何とかリミットメイクの31尾。翌日も釣りをするマルパパさん、たかしまさんと一緒にホテルにチェックインしてからフナヤに顔を出します。テストしている竿について、少し打ち合わせをしてから夜の部へ。ずぅ~と鮎釣りの話で盛り上がり、楽しい時間でした。

部屋に戻ってから温泉に入り、風呂上りはいつもの「エクストラコールド」。翌日はまた朝から風呂に入り、7時から食事なので竿出しは9時でんがなぁ…。マルパパさんと私は午前中のみなので3時間限定で頑張ります。水位はあまり変わりませんが、前日より濁りが薄くなったのは真名川ダムの放水を絞ったのかもしれません。
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この日も天気に恵まれて、前日よりも暑いくらい。ペースよく竿を曲げている人がいます。いつもの帽子と違いますが、抜き方でひじきさんとわかりました。日曜に来ていると思ってこの日の朝電話をしましたが、我々のスタートが遅いのですでに川に入っていた由。聞けばまったく釣れず、やっと掛かり始めたとのこと。

私はひじきさんの下がるペースに合わせて探っていきます。同じ釣り方ではやはり厳しいので、釣り方や狙うスジを変えます。この日の竿は「龍芯竿」。やはり「SLⅢ」とは感度が違うので、とても探りやすい。「弘法筆を選ばず」とは言いますが、やはり鮎竿は感度が命だと思います。
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そして最近は川に入れなくなったというマルパパさんが、竿を畳んで瀬を切って対岸へ。残り1時間で勝負に出ました。濁りが薄くなったとはいえ、底石が見えないので勇気がいります。私はこの二日ともあまり立ち込まず竿抜け狙い。川で会った友人から、「釣りスタイル変えたの~」と鋭いツッコミがありました!028.gif

マルパパさん、ひじきさん、私は12時に竿を畳み、たかしまさんはそのまま釣りを続行。Egaoさんを交えて昼食をして、ひじきさんは午後の部へ。マルパパさんと私は13時半に帰途につきました。この日は鰓や胸鰭付近、腹掛かりが多かったですが、瀕死になる前にオトリを回して20尾。いよいよ九頭竜も終盤。このまま大雨が降らないことを祈るばかりです。
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今回釣り場で声をかけてくださった皆様、久々にお会いできて嬉しかったです!001.gif

by scott1091 | 2014-08-31 22:31 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他 | Comments(10)

蝉の鳴き声より虫の音が気になる季節になりました!

台風11号が上陸以来、朝日が出る頃はいつも曇り空。しかし土曜は珍しく太陽が出ていると思ったら、一転して土砂降りの雨…。この雨はすぐに止みましたが、その後は涼しいくらいの陽気。ベストの中身を神通(=相模)仕様から狩野川仕様に入れ替えて、カッパを荷物に入れます。

家を出る頃には雨は上がっていましたが、狩野川が近づくにつれてフロントガラスが濡れます。道路はまだ乾いているので、朝方の土砂降りの雨はこちらは降らなかったのでしょう。オトリ店に着くころには傘が必要なくらいの雨脚になり、その後は雷が鳴り始めます。
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雷が遠ざかるまで待機して、川に入ったのは10時過ぎ。雨脚が強くなり目印が見えないくらいの明るさ。雨は気になりませんが、目印が良く見えないので段々瀬を釣ることができません。狩野川でオトリ替えに苦労することはありませんが、この日は最初の1尾を釣るまでに時間を要しました。

そして雨脚がさらに強くなり濁りが入ります。濁りが完全に混じっていないので流入点が近いと判断して上流に移動してみると、濁水が入ってきている場所を発見。それよりカミはまったく問題ないので、そこから釣り上がります。この頃になると空も明るくなり、カッパを着ていると暑いくらいの陽気に!
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超~渇水に加えて連日釣り人が入っているので、型を揃えるのが難しくなりました。とくに掛かりが早い場所は鮎の補給がきかず、一時期に比べて一回りくらい小さい感じです。そんな状況ではありますが、数少ない竿抜けと思われる底石回りでは良型が竿を絞ります。この日は「風切竿+標準チューブラー」、渇水の狩野川ではとても使い勝手がよいです。

途中でカッパを脱ごうと思いましたが、風が強くなると体感温度が下がったので問題なし。一時期は8.5㍍の操作にも苦慮するくらい風が吹きましたが、不安定な大気なので吹いたり止んだりの繰り返し。後半はチャラ瀬で細かく拾って16時に竿を畳みます。オトリ店に戻って数えると、リミットメイクに1尾足りない29尾。
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翌日はメールの返信や釣り番組を悠長に見ていたら、定刻を大きく過ぎてまんがなぁ。前日と違って時々晴れ間も覗くので、全体的に釣り人は多め。レンゲ~遠藤橋、鳥小屋~殿淵で主催は違いますが大会が行われているため、一般の釣り人が分散して人がいないエリアが見つかりません。

こうなると下流域か支流という選択肢しかありません。大見川も水温が上がってアオノロが流れたようなので、様子を見に行きます。人気の小川橋周辺にはかなりの人が入っていますが、それ以外の場所はぽつらぽつら。石色を見るといかにも釣れそうですが、流れに点在する大石がカワウの糞で白くなっているのが気になります。
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大見川はもう5年以上、7~8月はアオノロがひどくて釣りにくい状況が続いています。この間はまさにカワウ天国。水深のある瀬はカワウの捕食場所でもあるため、一級ポイントほど釣れない傾向があります。小さな鮎は沢山見えますが、カワウは大きい鮎から食べるので達が悪い。

私が入った場所は釣り人が3人ほど。状況を尋ねると、掛かってもオトリにやっとなるサイズとのこと。まだアオノロが見られますが、釣りには支障のないレベル。なるべく水深の浅い場所を選んで竿を出します。すぐにギラギラと掛かり目印が走りますが、その後はポツポツ程度。型も本流よりかなり小さめ。
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釣り人が一人減り、二人減り。まだ時間は早いですが、私を含めて二人だけになってしまいました。それを見計らったように、どこからともなくカワウが飛来。声で威嚇すればすぐに飛び立ちますが、一度降りてしまった場所は鮎が怯えて釣りになりません。狩野川は釣り人がコンスタントに入っている場所ほど釣れる理由は、カワウが入らないからに他なりません。

もし狩野川でカワウを見かけたら、近ければ声で威嚇するだけで追い払うことができます。またカワウは潜っているところを上から見られるのを嫌うため、釣り人が川見できるような橋の下に入ることは少ないようです。私の観測ポイントはカワウがいるとまったく鮎が見えないのですぐにわかります。
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そんなときは橋にとどまると、どこからともなくカワウが浮上して気付かれないように下流に移動します。このときに声で威嚇すると慌てて飛び立ちます。しかし釣り場以外では、普通の人が見ると変人または野鳥虐待くらいにしか見えないため、この場所では声の威嚇や石を投げるふりは自粛しております。

やはり底石の立っている場所はカワウからも逃れやすいのか、そんな場所でやっと良型が掛かります。しかしそんな場所は多くはないので、拾い釣りしなければなりません。大見川ももう少しコンスタントに釣り人が入ればと思いますが、アオノロの問題が解消しないと難しい。まさにカワウがもたらす「負のスパイラル」でしょう。

釣っている間は一生懸命追い払いましたが、私が川から上がると3羽も飛来。距離があるので追い払うこともできません。カワウが潜れないチャラチャラに鮎がグッチャリ見えますが、型が小さいのが残念です。この日の釣果は24尾で終了となりました。
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↑岩牡蠣は刺身、軽く湯通しして中身レアでポン酢、ムニエルいずれも最高。ありがとうございました040.gif

by scott1091 | 2014-08-24 21:32 | 鮎釣り/狩野川他 | Comments(2)

プロトのテストで相模川へ!

金曜から遠征予定でしたが、北陸はこの週末も雨の予報…。Egaoさんやオトリ店に相談した結果、木曜の夜に遠征を中止しました。先々週に続いての中止ですが、自然が相手なのでどうしようもありません。台風11号が通過してからはまさに異常気象。各地で大きな被害が出ていますし、今後も予断を許さない状況です。被災された皆様には心からお見舞い申し上げます。

最近は釣りに行けないから、休暇は延期というわけにはいかないのが辛いところ。したがって貴重な休みは有効に利用しなければなりません。現在テストしているプロトは急瀬クラス。操作性や感度のテストは狩野川で十分できましたが、残るは強度テスト。神通でやる予定でしたが、全面改良が必要となると一日も早く見極めなければなりません。034.gif
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↑↓プロトと完成品の違いはありますが、早瀬HIGH POWERの「征龍竿Ⅱ」よりも急瀬プロトの方が軽い
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そこで2 年ぶりに相模川に行くことにしました。水位は城山ダムの放水量から判断してほぼ平水。一番の荒瀬でテストしたいところですが、そもそも相模川の一番の荒瀬はどこなのでしょう。相模川をホームグラウンドにされている方のブログを拝見しても、そのような視点でポイントを紹介しているものは見当たりません。

ま~行ってみて判断ということで車を走らせます。高速料金は休日ではないので「休日割引」はなし。「深夜割引」の時間帯に走る必要もないし、「平日朝夕割引」は回数に応じた還元になったのでこれも該当せず。近場用の軽カーがなくなってしまったので、「軽自動車等」と「普通車」の料金の違いも大きいです。
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2012年8月14日に各ポイントを下見したときは軽カーの四駆だったので問題ありませんでしたが、遠征用の車はノーマルながら車高が低い。そしてネックになるのがホイールのリム径が大きいこと。浮いている石があれば車から降りて避けながら進むことになるので、後ろから車が来ると大迷惑です。025.gif

現地着が出勤時間と重なったため、各橋は信号待ちや右折車でプチ渋滞。しかし最初に見えるポイントは予想に反して釣り人が一人。現在は「上地区の瀬」が釣れているようなので、きっとそちらに人が集中しているのでしょう。近くのオトリ店で日釣り券とオトリを求め、状況を尋ねると2年前と全く同じで「どこでも釣れます」とのこと。
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また失敗してしまったと思いつつも、スーパーの買い物と割り切れば問題なし。石を避けながら入れるところまで車を進め、そこからは歩きましょう。狩野川では気にすることがない水温差があるので、まずは川に手を入れて確認。思ったよりも冷たいので、オトリを曳舟に移してから川に活けて着替えます。

天気はピーカンでとても暑い。500㍉のペットボトルを半分くらい飲んで、腰には新しいペットボトルを下げます。今まで使っていたホルダーはD環が上下ひっくり返ると外しにくい。また衝撃でペットボトルが外れてしまうことがあるため、「タックル・イン・ジャパン」の「ペットボトルキャリアー」を新調しました。この日が初下ろしになります。
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↑鼻環まわりがついていた鮎

まずは瀬肩から見ていきますが底石が汚い…。でも2年前も同じような状況だったので、波立ちを見て竿を出します。まずはオトリ1号を付けますが、これがともかく底に入らない。すぐに3号玉を付けます。相模川のような川相はオトリが変わらないことには話にならないので、プロトのテストどころではありません。

釣れない状況が30分くらい経過した頃、腰に下げていたペットボトルがないことに気が付きました。ともかく暑い日だったので、経験はありませんが砂漠で水筒をこぼしてしまったくらいの衝撃。このまま釣りを続行したら熱中症間違いなしなので、てくてく歩いて車に戻ります。しかし車にあるのはさっき半分飲んでしまったペットボトルのみ。
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↑右側の二つがいつも使っているもの。一番右のようにD環が逆さまになると外すのがとても厄介。一番左が今回手元に残ったD環。このようなケースはないとのことで、すぐに交換品を送ってくれる由。さすがは「タックル・イン・ジャパン」

 
車中がすでに焼けるくらい熱くクーラー内の氷が融け始めているので、それを足して何とか400mlくらいを確保。それを持って釣り場に戻って曳舟を開けると、な~んとオトリ1号が瀕死の状態。もはや蘇生は難しそうなので、オトリ2号で確実に釣れそうな場所を探します。007.gif

この頃になると釣り人は私を含めて5人。石色のよい場所を見つけますが、すぐに掛かりそうな場所はオトリ1尾ではリスクが高過ぎ…。そこよりシモにある緩い場所でオトリを出します。しかしじっと待っていても掛からないのが相模川。面の釣りのようで点の釣り。そして点のようでありながら、オトリを通すコースがポイントなのでしょう。
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四苦八苦しているところに6人目の釣り人が登場。まだオトリが変わっていない旨を伝えると、私のカミに入ってすぐに掛けます。その後も良いペースで掛けますが、私のオトリでは掛からない場所。目の前のポイントに集中します。弱ったオトリは横の動きでは掛けられないので、ピンポイントで縦の誘いを入れます。

そして誘った直後にもぞもぞという感触。オトリが弱いのでしっかりハリ掛かりさせるため、ここでテンションを抜きます。そして目印が細かく上下に揺れたあと、四つの目印が水中に引き込まれました。それを確認してからテンションを掛けると、目印は5㍍くらいカミに。待望の1尾目は背掛かりでしたが慎重に寄せました。006.gif

最初のオトリが獲れたのが11時過ぎ…。水温が高い川はオトリが弱るの早いので、5尾くらい釣らないと安心できません。オトリが変わると狙ったコースを通せるので、すぐに掛かりますが痛恨のバレ。2尾目は側線で泳がず。3尾目は鰓に入ってオトリにすれば瀕死確実。4尾目でやっとオトリを交換。ここからペースに乗ります。
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さらに2尾追加してから、いよいよ本命の瀬に移動。この頃になると風が強くなり、竿が煽られます。最初はシモから吹いていましたが、風止まりの後はカミから吹きます。鮎を抜くときは風も相まって竿に大きな負荷が掛かりますが、強度的には問題なさそうです。流芯にある大石回りで目印が大きく横に飛び、きかん鮎との綱引きは至福のとき。この日の仕掛けは水中糸メタビート0.06号、付糸フロロ0.5号、中ハリス1.0号、ハリス1.5号、ハリ7.5号。

しかし狙う石がなくなると「うんともすんとも」しなくなるのが相模川。どんなにオトリが良くても、漠然と泳がせてもまったく釣れる気がしないのは私だけでしょうか?2度しか竿を出していないのでよくわかりませんが、トロ場やチャラ瀬以外はこんな感じなのかもしれません。期待のユ~ガッタチャンスもなく、この日はリミットメイクならず。042.gif

ハリに乗った瞬間のもぞもぞ感と、その直後の目印の大きな飛び。狩野川のようなジグザク系ではなく、一方向に大きく目印が飛ぶのでとてもエキサイティングです。相模川の釣りの印象は2年前とまったく同じでした。相模川をホームにしている人も同じように感じているのか、それとも私に進歩がないのか…。いずれにしてもプロトのテストができたので、相模川に感謝、感謝であります。この日の釣果は午後挽回して28尾でした。
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by scott1091 | 2014-08-22 20:31 | 鮎釣り/狩野川他 | Comments(4)

北陸河川は微妙な時期に大水が出てしまいました…

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↑狩野川流域はすでに稲穂が垂れる

お盆の時期に、こんな中途半端な天気が続くのは記憶がありません。長く鮎釣りをしていると、遠征には外せない鉄板週というのがありますが、今年はそんな8月第2~4週は総崩れ。8月第五週以降になると太平洋高気圧の勢力が弱まって、台風が接近する頻度が高くなります。

気象庁は「エルニーニョ現象」が当初は夏に発生するとの予測でしたが、秋以降に発生する可能性が高いと修正しました。この予測を裏付けるように7月までは太平洋高気圧の勢力が強くまさに猛暑の様相でしたが、8月第二週には台風11号が日本を縦断。
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通過後は早くも秋雨前線が停滞している状況です。そして前線がもたらす豪雨により、京都や兵庫では大きな被害が出ている地域も…。心からお見舞い申し上げます。こんな状況なので、お盆休みの遠征や家族旅行を中止した方も多かったのではないでしょうか?

例年お盆の時期は遠征をしないので、私は天気に関係なく地元河川のみ。8月15~17日の三日間川に入りましたが、台風が接近しているようなすっきりしない天気でした。特に16日には雨が降ったり止んだりで、太陽が覗くと焼けるような日差し。しかし曇ると肌寒いくらいで不安定な天気でした。
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↑大好きだった日向ノ瀬。橋ができてから混雑して入れませんがなぁ

では8月15日の状況から!友人から酒匂へ誘いもありましたが、夜はお祭りなので狩野川へ。前日からmotoさんとマルパパさんがご来川。マルパパさんは今回「スペシャル小太刀(こだち) RS-tuned 80NY」を新調。カタログには「H2.75相当」、「真逆の硬いソリッド替穂先が付属」、「渓流相ポイントで打っていく釣りにピッタリ」と書かれています。

これを読んで、竿を見ないで購入するところが太っ腹なマルパパさん。「征龍竿」や「龍星☆竿」も「PTソリッド」で使っているので、やはりソリッド穂先専用設計の「RS」が決め手になったのでしょう。私は遅れてmotoさんが入っている場所を確認してから、マルパパさんの釣り場へ。竿を見せて頂きました。038.gif
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「一日使っていいよ~」とのことでしたが、この竿で釣る自信がないので振り調子のみ確認。この時点でマルパパさんは11尾、さすがであります!どこも釣り人が多いので、空いている場所を探します。そして川に入ったのが10時。水位は先週とほぼ変わらず。台風11号がもたらした雨も、あっという間に減水してしまいました。

下ろしたばかりの曳舟があっという間に傷だらけになってしまうような水深ですが、立ち位置が重要です。狙った場所でよいペースで掛かるので、もう気分は最高~!まずは右岸から一折釣って、後半は左岸からの竿出し。左岸の岸際が少し深くなっていて、そこの石が大きいのを見逃しません。
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しかしそこは水面に草木が被っているので、普通にはオトリが入らない。ここに入れるためには流芯に立つしかありません。渇水の狩野川なので流されることはありませんが、深いところは腰くらいまであります。しかも手前はチャラチャラなので、根掛かりしないようにオトリを誘導しなければなりません。

この時期はオトリが入ってもすぐには掛かりません。中途半端にオトリをポイントから出すとラインが草木に絡まってポイントをつぶしてしまう。根掛かりしてもアウトなのでしっかりテンションをコントロール。このような場所で釣れた鮎はだいたい23㌢クラス。口や顔掛かりが多かったですが、大きいので一呼吸置いた後に目印が飛びます。006.gif

この日はこの場所を釣るために「風切竿+標準チューブラー」を使用。狙った場所では90%近く掛かり、16時にストップ・フィッシング。マルパパさんと合流して、今日の状況について意見交換。motoさんはすでに帰途に。この日の釣果は6時間で43尾でした。
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狩野川流域はかつて養蚕が盛んだったのでお盆は8月1~3日。一般的な14~16日は地元企業は休みではありません。したがって地元の釣り人にとっては普通の週末。しかも土曜も午前中だけ出勤という会社もあるので、地元の人は日曜の方が多い傾向です。もちろんサンデー毎日組が着実に増えているのは全国的な流れ。

土曜は天気が悪かったこともあって、釣り人は少なめです。メジャーポイントが空いていたので、そこに入りました。先に竿を出している人に状況を聞きますが、さっぱり釣れないので移動する由。逆にこの場所は釣れるのかと尋ねられました。いつもなら常連さんがいる場所なので、かなり厳しい状況なのでしょう。
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ぽつぽつと釣りながら、シモに下がって「絶対竿抜けP」へ。早々にここを釣ることになるとは思いませんでしたが、状況からして今までの場所で粘っても数は伸びません。なぜ竿抜けかといえば、ここは草木が被っているのではなく、倒れた竹なんですよね~。しかもそこがまさに流芯なので、ラインを張らないとオトリが入らない。

掛かり鮎は竹の下に潜り込むように奥に走るので、引きづり出すまで竿を立てられません。そして引きづり出したと同時に、流芯に乗って荒瀬に吸い込まれていきます。私も普通はやりませんが、竿のテストを兼ねて超~タイトに攻めます。掛かった鮎は私の今季最大。5㍉の鼻環がなかなか届きませんがなぁ…。001.gif
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こんな場所でしばし難しい釣りを堪能し、定刻16時の40分前になったので元の場所へ。その少し上で拾えそうな場所があったので、30分で4尾追加して終了としました。曳舟の中のボリューム感は前日より多かったですが、数は伸びず6時間で31尾でした。
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連休はあっという間に過ぎて、いよいよ最終日。台風一過を思わせるような天気に恵まれ、うだるような暑さです。渇水の狩野川ですが、竿のテストのため荒瀬に入ります。釣り人がまったくいないのは、おそらく釣れないからでしょう。アオノロも釣り意欲を減退させますが、流れているわけではないので問題なし。

この場所で3時間と決めて釣ります。そして一番の絞り込みでドッカーン。この鮎は5㍉の鼻環を途中で抜きました。しかしこれをオトリにして、このサイズを荒瀬でという望みは叶わず。ちょうど時間になったので場所を移動します。オトリ缶の水が少なめでしたが、短時間移動なので問題ないはず。
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しかしとても遅い車に前を阻まれ、移動にいつもの2倍くらい時間を要します。そして到着してオトリ缶を開けると、ほとんど浮いていました…。やはり水温が高いこの時期は厳しい。最近はクーラーと氷を持ち歩いていないので、鮎の色が変わるまでの30分勝負。ここで5尾追加してからコンビニへ急行。この日の釣果は3時間半で23尾でした。008.gif
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せっかく早く帰ったので、帰省している娘に手伝ってもらってプロトのベンディングカーブを撮影。スポーツをしていたので普通の女性より力がありますが、150㌘を吊った竿を2本持ち、撮影のために揺らさないようにするのはかなり辛い。逆に私が竿を持てばよいのですが、釣りをしない人はイメージ通りの写真が撮れないものです。

一般河川ではいよいよ鮎釣りも終盤戦。九頭竜や神通のこの時期の大増水は、鮎にどのように影響するのでしょうか?時期的に流された鮎は差し返すことはないような気がしますし、今年はまた大水が出るような気がしてなりません。025.gif
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↑街は夏祭り一色

by scott1091 | 2014-08-17 20:52 | 鮎釣り/狩野川他 | Comments(6)

POTENZA S001

タイヤは早め早めに交換を!
痛い思いをしたことのある人は守っているはず。034.gif

タイヤを交換するときは遠征シーズンが始まる前と決めていますが、今年はごたごたで遅れてしまいました。しかもピットへの車の持ち込みを妻ができないので、遠征予定がないお盆休みに交換してきました。
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製造年月は「2914」なので2014年7月中旬。ピットへの納品が8月7日だったので、ま~最新のものが納品されたと判断してよろしいかと!外したタイヤはスリップサインまで余裕はありますが、ゴムの劣化によるグリップの低下は著しい。鮎夏青空さんも書いていますが、コーナー途中にある金属の接続板での横滑りは気持ちが悪い。042.gif
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↑溝はまだ十分ですがもう変えどきですなぁ~

私は車の運転も「うーがへ~」なので、道具でカバーするのが基本!大雨の高速で、タイヤが浮いている感ありありも怖い。新東名の路面は最高ですが、北陸道は水溜りができるくらいですからね!025.gif
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by scott1091 | 2014-08-14 20:41 | | Comments(0)

台風11号が四国や近畿を縦断!

九州や四国、紀伊半島に大雨をもたらした台風11号(HALONG)。四国に上陸するまでの速度が遅かったことが、総雨量が多くなった要因でしょう。気象庁は9日17時20分、2013年8月30日に運用を開始してから、大雨としては2番目となる「特別警報」を三重県全域に発表。

ちなみに1番目は忘れもしない2013年9月16日、台風18号(MAN-YI)により福井県、京都府、滋賀県全域に発表されました。「特別警報」が発表されたら、ただちに命を守る行動をとるよう気象庁は勧告しております。このときに九頭竜釣行で福井に滞在していたのは過去の記事のとおりです。
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さてこの週末ですが、実は九頭竜釣行を予定していました。夏休みを取って釣行している友人と会う約束もあり、金曜の午前中まで台風の進路とEgaoさんからの情報を見極めます。私が行くとなると友人の行動も制約されるので、早めに決断しなければなりません。そして8日の12時05分に、釣行を見送る旨のメールを発信。友人はこの日も九頭竜で釣りをしているので、川から上がる頃を見計らって確認の電話を入れました。

8月の第二週は各地で花火大会も予定され、天候については手堅い週と言えましょう。この時期は太平洋高気圧の勢力も強いので、台風が日本に上陸するのは稀なケース。しかし今年は2度あることは3度ありそうな雰囲気なので、地盤が緩んでいる地域では予断を許さない状況が続きそうです。
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さて当地の状況ですが、予想通り雨、風ともにほとんど影響なし。狩野川は10日に最大で30㌢くらい増水した程度。渇水が続いているので、これでは平水より15㌢くらい高いレベル。この雨量ではすぐに減水し、渇水が解消されるレベルではありません。日本列島、もう少し万遍なく雨が降ってくれるとよいのですが、こればかりは自然がもたらすものなのでどうしようもありません。

こんな状況ではありますが、私は土曜だけ狩野川に行きました。さすがに台風が接近しているため、釣り人は少なめ。どこでも入れる状況ですが、遠征で1週空いているので型のよかった場所に入りました。しか~し、まー釣れないこと…。しかもサイズが小さくなり、前日自分が抜いてしまった感じです。
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渇水で鮎が動かないため、入れ替わりがないのでしょう。このような状況だと前日に抜かれたと考える人が多いですが、掛かってくる鮎を見ればだいたい見当がつくもの。私は自分が釣っていなければ、抜かれたと考えることはほとんどありません。どんな一流の人でも、自分が釣った後よりはましだと思っています。

ときおり小雨が降りますが、カッパを着なくても濡れない程度。粘っても数が伸びる状況ではないので、午後から場所を変えます。ポイントを見て回りますが、やはり場所移動する人が多く、入ったばかりのグループが散見されます。そんな場所を避けて、一人しかいない場所に入川。
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釣り上がっているので、一声かけてシモに入ります。この方は久々にお会いしましたが、かつてはトーナメンター。「どうぞ、どうぞ」という感じで気持ちよく竿出し。しかしその後、二人も入ってきて狭苦しいので川を切ります。そこからポツポツ追加しますが、入れ掛かりには程遠いレベルです。

この日はプロトの操作性を見極めるのが目的。今の狩野川は急瀬クラスでは、ともかく釣りづらい。穂先を「PTソリッド」にするだけでも釣果は伸びますが、竿を仕上げるときの基本はチューブラー。操作性を見極めるには、その竿を持て余すくらいの川が最適です。もちろん石が小さかったり平らな川は論外ですけどね!いよいよ空模様が怪しくなってきたので竿を畳み、この日の釣果は6時間半で31尾でした。
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翌日はお盆休みにやる予定だった作業を前倒し。まずはタイツの裂けている部分をアクアシールで補修します。ポイントは表地に達するくらいのレベルでネオプレーンを接合し、その上にアクアシールを薄く盛っておきます。素材が劣化してきているのでいたちごっこではありますが、大きく裂けてしまうと接着が難しくなるので早めに対処しましょう。

これが終わったら穂先の塗装です。回転トップに塗られている赤い塗装が剥がれやすいので、私は使う前にこの部分だけウレタン塗装しておきます。塗るというよりも薄い膜を作るくらいの感覚ですが、竿内での擦れによる曇りも防げます。塗装前に、しっかり油脂やはっ水剤を除去しておくのがポイントです。
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今回は今年新調した「風切竿」と「征龍竿Ⅱ」の標準チューブラー。そして昨シーズンの終わりに注文していた「双龍竿」用の「PTソリッド」を塗りました。穂先はかなりの本数になりますので、ケースにしっかり明記しておきましょう。遠征先で真っ青にならないよう、穂先管理は十分注意くださいませ!
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↑遠征先で破損すると大変なので在庫から新替え。当然ながらロープは交換037.gif

by scott1091 | 2014-08-10 22:44 | 鮎釣り/狩野川他 | Comments(2)

リベンジマッチのお誘い!

7月26日、道楽Yさんからつなぎが入ります。030.gif

下見で入った荒瀬で、キカンヤツをぶち抜いて「龍星☆竿」を骨折。それまでバンバン抜けたので、週末でさえ空いている超~荒瀬に突入。聞けば掛かり鮎が水を切って、鮎を返したときに折れてしまった由。不幸中の幸いは、折れた竿がカミに落ちたので回収できたことでしょう。あの瀬でシモに落ちたら、ウサイン・ボルトでも回収できませんがなぁ。
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この一件により予約していたツアーは「リベンジマッチ・コース」に急遽変更。今季は渇水の狩野川でしか釣りをしていないので、「そりゃーワテには荷が重すぎるぜよ」と思いましたが、竿が折れた状況を確認しないわけにはいきません。7月26日の大沢野大橋の水位は1.69。

リベンジマッチの8月1日は1.63なので少し低いレベル。ちなみに2日は1.53、3日は1.52です。週末は消費電力が落ちるので、日中の水位変化が小さいのは九頭竜と同じ。個人的に神通は、1.80くらいが不思議君が現れなくて好きです。それなりに覚悟して川に入らないと行けませんしね!

さてツアーはいつものとおり、身の振り方相談所に集合。距離が多少短いようなので、今回は「東海環状道」経由で「東海北陸道」に入ります。カーナビを新しくしたので、かつてのように道なき道をひた走ることがないので快適。「ひるがの高原」で道路に表示されている気温は22℃。ここを通るときはいつも小雨が降っています。
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いつものように「呉羽PA」で洗面タイムをしていると、な~んとマルパパさんから着信。すでに身の振り方相談所にいるが、まだ開いていないとのこと。「確か5時開店と書いてありましたよ~」とお伝えします。ゆっくり出てくるような話でしたが、まったくもってお好きですなぁ…。037.gif

私はすっかり明るくなってから到着。店が混雑する前に年券を購入。道楽Yさんは着替えてくるので、待ち合わせ時間前に着替えます。今年はごたごたでシーズン前にウェアを新調できませんでしたが、あまりに「着たきり雀」なので調達しました。紫外線で色が褪せない繊維や染料があると便利なんですけどね!

この日はバイザーなので、頭皮にも日焼け止めをシュッ、シュッ、シュッ~。頭皮が日焼けして痒くなるのでなるべくキャップを被っていましたが、「ビオレさらさらUVパーフェクトスプレー」を見つけてからバイザーが被れるようになりました。昔からキャップよりバイザーの方が好きなんですよね~。これで準備万端。
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すでに鮎師の正装に着替えた道楽Yさんの先導で、リベンジマッチの会場となる「竿が折れ上等P」へ。釣りやすい場所にマルパパさんの同行者3人に入って頂き、道楽Yさんと私は並んで水深のある場所へ。まずオトリを獲らないと勝負にならないので、本命の超~荒瀬は水位が上がりきった午後から。どうせ誰も入らないしと思っていたら、いきなりマルパパさんが突入してまんがなぁ。さすが漢でございます。038.gif

フナヤの迅速な対応で、道楽Yさんも手にしているのは「龍星☆竿」。いよいよリベンジマッチのスタートです。すぐシモに入った道楽Yさんは快調に竿を曲げ始めましたが、おかしい…。私は全然釣れる気がしない。釣れない君の時間が長く続き、道楽Yさんに「こっそりオトリヘルプ」をお願いする寸前にやっと待望の1尾。

ここからエンジン全開で行きたいところですが、道楽Yさんのペースには乗り切れず。ないテクニックを駆使して、あーだのこーだのやって数を伸ばします。確かに今年の神通は鮎が大きい。しかしこれくらいの流れでは、写真を撮る前に鮎が抜けてしまうのが「龍星☆竿」。でもメジャーの30万円ロッドを絞りすぎる人はいないように、その点は十分注意が必要です。値段は安くても素材はまさにそのクラスなのです!
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このブログで返し抜きについて何度か触れていますが、竿に大きな負荷が掛かる切り返しの急激な捻り。そして自分の横を通過するときに竿を強く突き上げるのは、高弾性ロッドでは禁物です。鮎の大きさによって角度を変えながら斜に抜けば、いずれの動作も不要なので返したときに竿が折れることはありません。

「タモ受けの延長」や「マイナス手尻の九頭竜返し」のイメージでは修得できません。神通でも返し抜きをする人が増えましたが、鮎が横を通過するときに伸び上がる人がほとんどです。どんな条件でも返せるようになりたい人は、早めに修正することをお勧めします。

さて12時前に場所替えするとのことで、マルパパさん御一行は川から上がります。そんな場所が空いたので、前半の遅れを取り戻すべくガンガン掛けます。道楽Yさんが下見までして決めた場所なので、型揃いで難しいところに残っている鮎は23~24㌢クラス。このサイズが2尾飛んでくるとタモ受けもドッスンという重量感。006.gif
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12時少し前に「TEAM Jinzoo」のう~さんが顔を出してくれました。一緒に車に戻ると、移動したはずのマルパパさん御一行が…。すでに「ダメ鮎師の素」から盛大に煙が上がり、年齢に見合わないスタミナ系を焼いています。体の弱いワテは胸焼けしそうなスタミナ系は遠慮して、道楽Yさんの「蛍烏賊串」とマルママさんの「塩らっきょ」を頂きました。

道楽Yさん、う~さんいずれも二年ぶりの再会となるので積もる話も多い。近況報告やハリ合わせの話題などで盛り上がり、やっと午後の部を再開。最初にプロトを試しますが、この場所では荷が重いようなので、続けて3尾身切れしたところで「龍星☆竿」にチェンジ。しばし沈黙の時間が流れますが、鮎の付いている棚を見つけて入れ掛かりに突入します。

しかしこんな幸せな時間は長く続かず再び沈黙。そんな時間を過ごしているところへ、今度は「TEAM Jinzoo」のQpapaさんが対岸に登場。今晩は「Toideナイト」でご一緒するので、ユ~ガッタチャンスはお休み。道楽Yさんと私も16時に川から上がりました。この日の釣果は48+31=79尾。型揃いでとても楽しかったので、「いたずら完了」ならぬ「リベンジ完了」です。001.gif
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↑午前の釣果。↓午後の釣果

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さてここからが第二部。「Toideナイト」のメンバーは「鮎道楽」から道楽部長さん、道楽Kさん、道楽Yさん。そして「TEAM Jinzoo」からQpapaさんに私の計5人。いつもの店ではなく、予約のみの粋な懐石料理店を貸し切り。お願いしていた岩牡蠣はジュレをあしらった洒落た刺身で頂きました。

4時間ずっ~と鮎釣りの話で盛り上がり、Qpapaさんの奥様が迎えにきたので散会。Qpapaさんは大人の事情で、翌日は「シルクドゥソレイユ」を見に行かなければならないとか…。「Toideナイト」に付き合わなければ今日もユ~ガッタチャンスができたので、お気の毒なことをしてしまいました。

私は宿に戻ってから、併設の風呂に入ります。弱いところに効く薬湯は、前回ヒリヒリしたところはまったく問題なし。丈夫になったとは考えにくい部位なので、きっと男性からクレームが多くて薬草の配合を変えたのでしょう。すっきりして部屋に戻り、目覚ましをセットすることなく寝てしまいました。
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翌日、目が覚めて時計を見ると、集合時間の35分前。コンビニに寄らなければギリギリ間に合いそうなので、洗面タイムを2倍速で終わらせると道楽Yさんから着信。「どうしました~」と電話に出ると、少し前に起きたので集合時間を30分遅らせましょうとのこと。お互い自然体で集合ということになり、実際には15分遅れで合流。

この日はプロトのテストのために、道楽Yさんが選んでくれた「ひみつのアッコちゃんP」。駐車スペースが少ないので、先行した道楽Kさんと道楽雨男さんが自分たちの車でスペースを確保しておいてくれました。まさに我々の車が入った時点で満車。もう一台も入れない状況ですが、まだ6時半でっせ!008.gif

道楽Kさんと道楽雨男さんはシモへ。道楽Yさんと私はカミの瀬に入ります。沢山いる釣り人の竿が一度も曲がらないまま、私は最初の1尾をゲット。しかしあまりにプリティで不安が頭をよぎります。しかし今年の神通はやっぱり違う。どこにでも20㌢以上がいるみたいなので一安心。しかしここは鮎が薄いようで、瀬の中のハミ跡が目立ちます。前日の場所は万遍なく食んであったので、水を通してハミ跡が見えることはありませんでした。
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鮎が薄い分いればすぐに掛かりますが、いない場所ではまったく掛からない。動くしかないので瀬を切って対岸へ。上流の人にあいさつすると、「入っていいよ~」とのことなのでそこからスタート。オトリを出そうと曳舟を見ると、ない、ナイ、ありえな~い。向きを変えたときに曳舟のフックを付け替えましたが、そのときペットボトルのD環にフックが噛んでいたのでしょう。

すでに竿3本くらいシモを流れていますが、竿を担いだままスーパーダッシュ。ウサイン・ボルトのように走れませんが、久々にカール・ルイスの登場。坂東島で曳舟を追いかけたときより体力が落ちている上に、そこはな~んと「カルバン、バ~ン」ならぬ「ガンバン、バ~ン」。普通でも近寄りたくない場所なので、釣り人は誰もおりません。042.gif

左岸側に並ぶメンバーの冷たい視線を感じながら、あともう一歩というところで曳舟が岩盤の溝に入って加速。私は頭が水没するすり鉢にはまって、そのスロープを上るのに一苦労。それでもあきらめずに曳舟を追います。そしてやっとトロ場で曳舟が減速。そこにはドブ釣りの人が並んでいますが、足が届かないので泳ぐしかありません。
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竿を置き、ベスト脱ぎ、タモを置いて取りに行ってよいか尋ねると、もう少し待っていたらここに流れ着くとの力強いご返事。私も少し休みたかったので、そこでしばし待って曳舟を回収しました。どこから追いかけてきたと尋ねられたので、あそこの瀬と答えると「まったくもって、ご苦労なこっちゃな~」と…。さすがに私も、瀬&岩盤を200㍍以上疾走した経験はありません。

竿を担いだまま一度も転ばなかったのは、この遠征のためにおろしたばかりのシューズのおかげ。耳に入った水が抜けないので、川を切って車に戻ります。私は耳に水が入ったままだとバランス感覚が悪くなるので、九頭竜でも一度川原に上がって片足ケンケンして抜きます。しかしこの日はシューズが新しいのでフェルトがクッションになって抜けません。

そこでティッシュで紙縒りを作って吸い取りました。これで現場に復帰。しかし調子が上がらないまま午前の部は終了。メンバーもあまり釣果は振るわず、場所を外してしまいましたね~と道楽Yさんが気遣ってくれます。しかし私が釣れないのは「うーがへ~」だからに過ぎません。
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ラインで「TEAM Jinzoo」の凸前ペコちゃんも合流することになり、午後も同じ場所を釣ります。私は入る場所がないので誰もいない右岸の岩盤へ。だてに曳舟を追いかけたわけではありません。スーパーダッシュで下見しているので、絶対に釣れると確信して入りました。左岸は竿を1本間隔で並んでいますが、右岸は私だけ。

岩盤のエッジを摺り足で探りながら、釣り上がるのがポイント。このような場所は釣り下がるよりも上がる方が釣果が伸びます。抜きや曳舟でバランスを崩したり、オトリ交換でふらついたりしたらドボンなので、午前中は耳に水が入っていたのでやらなかったんですよ~。まさに「G線上のアリア」ならぬ「G線上のTOMO」。もちろん「G」は岩盤の「G」でっせ!017.gif

しばし入れ掛かりが続き、そんなとき凸前ペコちゃんが川原に登場。マナーが良い人なので、釣り人の間隔が広がるまで1時間ほど待機されていました。そして入ってすぐに秒殺。そこからはポツポツ追加されていました。この日の午後は、やはり道楽Kさんの「納豆釣法」が炸裂。そして道楽Yさんも途中から竿を替えて追随。
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道楽雨男さんも「噂の釣法」を駆使して数を伸ばします。この日は天気が良かったので、さすがの雨男さんも外れることがあるんですね~。そんなことを思っていたら、なぜか冷たい一陣の風がぴゅ~。何気に対岸の雨男さんを見ると、セブルス・スネイプのごとく何かを呟いているではないか!025.gif

ご想像のとおり最後にしっかり降られて、全員水も滴るいい男になって終了。私は竿抜けを釣ったこともあり、型を揃えることができました。釣果は28+39=67尾。竿のテストとして最高のフィールドを提供して頂きました。まさに「鮎道楽ツアーズ」に外れなし。そして初めてご一緒した闇の魔法使い、道楽雨男さん恐るべしであります。

この日の夜は富山駅前のホテルを予約。再開発でシネマ通りがなくなるので、現在の店は今シーズン限りとなる「越中屋」へ。秋川チャラ之介さんの記事ですっかり有名になり、この時期は予約しなくても岩牡蠣があります。一人ならカウンターに座れると思って予約しませんでしたが、凸前ペコちゃんもご一緒することになって妻から予約を入れてもらいます。
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19時過ぎに入店しましたが、全て予約で埋まっていたので結果オーライ。DVD撮影で来られたグループも来店しており、右も左も釣り人ばかりでんがなぁ。ここで凸前ペコちゃんと釣りの話題で盛り上がり、最後はいつもの「富山ブラック」。「越中屋」はビルが建つまで他で営業するようですが、場所はまだ決まっていないようです。

翌日は九頭竜に回って年券を購入。オトリ店の常連さんと話をしていると、そこにひじきさんが顔を出してくれました。今年の状況やら近況報告、今後の予定などを確認します。午前中だけ竿を出すつもりでしたが、所用ができたので私はそのまま帰ることに。九頭竜での竿出しは次回になります。

遠征でお世話になった「鮎道楽」の皆様、そして「TEAM Jinzoo」の皆様、ありがとうございました。またご一緒するときは、釣りもナイトもしっかり揉んでやってくださいませ!040.gif
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↑蛍烏賊の干物と鱒寿司。せっかくなら本ます(海獲りの桜鱒)のものを食べたい!
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↑煮付けにシロバイも!

by scott1091 | 2014-08-03 23:27 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他 | Comments(13)