天然の一番上りを狙って!

今週も時間を工面して、日曜午前の数時間勝負。先週と同じ場所に行くと、すでに釣り人が4人います。みんな顔見知りなので間に入れてもらいますが、どうも狭苦しいので30分で1尾釣ったところで移動することに!私の観測ポイントの天然鮎はかなり成長しているので、天然鮎に的を絞って調査することにします。

移動先はもちろん釣り人がいない場所。水位は5㌢高ですが、この場所は水量があるので迫力があります。流れが緩い場所はアオノロが残っていますが、流芯は問題なさそう。ときおりラインに付いたアオノロを外しますが、付糸の上で止まるくらいなので頻繁にオトリを引き戻すほどではありません。
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あまり時間がないので、いきなりド芯にオトリを入れます。曇りで暑さを感じないくらいの気温なので、天然はすぐには追ってきません。これではオトリが弱ってしまうので、瀬ワキで泳がせていると最初の当たり。これは掛かりが浅く外れてしまいますが、再び流芯を横切らせて瀬ワキに入れるときに強烈な当たり。

この日の竿は「征龍竿EM+標準チューブラー」。対岸に走った鮎は竿の角度が悪いので、そのまま飛ばすことはできません。掛かり鮎の状況をみながら流芯に引き戻して、捲れ波に乗せるように水を切ります。これぞ九頭竜でもっとも威力を発揮する奥義。鮎はいつのまにか水中ではなく、空中を泳いでいたという感じでしょう。
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これぞ天然というような尖った尾鰭。そして今年初めて、強烈な西瓜の匂いを感じました。これをオトリにすればすぐに掛かると思いましたが、やはりこの時期の天然は気難しい。気温が上がればペースも上がるのでしょが、ぽつぽつのペースであっという間に1時間半が過ぎました。

この日の釣果は2時間でジャスト10尾。全て天然なのでビリ鮎も混じりましたが、痺れるような当たりと引きを堪能できました。短時間の釣りであれば、こんな楽しみ方もありでしょう。楽しいひと時でした!
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by scott1091 | 2013-06-30 21:23 | 鮎釣り/狩野川他 | Comments(2)

2時間半の勝負!

動ける時間ができたので、日曜に短時間勝負で狩野川へ。先週竿を出していないので2週間ぶりとなります。台風4号の影響で、週中から金曜にかけて断続的に降った雨により水位は平水より10㌢高。石垢が飛ぶほどの増水ではなかったので引き水の好条件です。

前日の土曜も所用で川沿いを走りましたが、十分釣りができる条件ながら釣り人の姿はほとんど見られませんでした。したがって鮎が動いて荒瀬に入っていれば、サラ場の楽しい釣りができそうです。道具仕立ては2週前と同じで、竿は「征龍竿EM+HPソリッド」。スマホを携行する必要があったので、ハリケースを一つベストから出します。
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今年の狩野川は渇水続きだったので、10㌢高といえども川相が違って見えます。この水量だと荒瀬が一番空いているので、瀬肩でオトリを獲ってから釣り下ります。オトリが入りやすい大石裏は飛ばして、厚みのある捲れにオトリを滑り込ませていきます。この条件なら「龍星☆竿」を持ってくるべきでしたね~。

ここぞという場所では天然の小型が小気味よい当たりを送ってきますが、同じような場所でときおり目印ぶっ飛びで20㌢アップが竿を絞ります。ベストに残したハリケースが細軸主体だったので身切れやハリが折れるトラブルもありましたが、楽しい時間を過ごしました。
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この日の釣果は2時間半で17尾。「龍星☆竿」を使ったシステムであればもっと数が伸びたと思いますが、青空の下で竿を絞れただけで気分は最高~、すっきり爽快!わずか2時間と思われる人もいると思いますが、先送りしていたらできることもできなくなってしまうのが人生。

1時間でも竿が出せる時間があるなら、私は川に足を運びまっせ!

by scott1091 | 2013-06-23 22:36 | 鮎釣り/狩野川他 | Comments(13)

肋骨骨折の痛みから解放されるのはいつ頃?

肋骨骨折について、備忘のためまとめました。しかも肋骨骨折が完治する前に、帯状疱疹と大腿四頭筋挫傷が平行するとてもレアなケースです。いずれも別々の要因によるものですが、帯状疱疹は骨折と同じ側に発症したので、免疫力低下などの因果関係はあるのかもしれません。同じ境遇になった人は完治までの目安にしてくださいませ!

2013年4月14日(日)の10時半頃、山岳渓流でバランスを崩して転落。大きな石に右脇腹から背中を打ったことにより、しばらく呼吸がまともにできない状況に。何とか呼吸ができるようになると、今まで経験したことがない激痛。痛みが引くのを期待して釣りを続行するも、徐々に右足の踏ん張りが利かなくなってきたことから脱渓を開始。

右足だけではなく右手を使うと激痛がともなうも、帰路で滑落したら命にかかわるので歯を食いしばって耐える。手を使わなくても登れる斜面では患部を押さえると痛みが軽減するが、女性の下着ラインと同じ高さなので手のひらでしっかり押さえることができない。

手の甲であれば可能だが、手のひらのようにしっかり押さえられないので効果は半減以下。それでも押さえないよりはマシといった感じ。こんな状態で通常の2倍くらいの時間をかけて下山。車を運転して帰宅すると寒気がするので、時間外・休日診療所に整形外科がないので外科を受診する。

レントゲンでは骨折は確認できないとの診断で、湿布と痛み止めのロキソニン60㎎×3錠、胃薬のムコスタ100㎎×3錠が処方される。息苦しさや腹痛などがあれば肺損傷や肝損傷の可能性もあるが、症状がなければ問題はないだろうとのこと。症状からヒビ(=骨折)くらいは入っていると思われるので、痛みが治まらなければ整形外科を受診するよう勧められる。

外傷がないので、この日は打った場所を特定するため痛み止めは飲まず。風呂はシャワーで済ませて早めに寝ようとするが、横になろうとするとあまりの激痛で10分くらい痛みと格闘する。寝返りはもちろんのこと、寝た状態で腰をずらそうとするだけで息ができないほど痛い。ほとんど寝れないまま朝となり、また10分くらい掛けてやっと起き上がる。

朝の時点では痛みは前日と同じくらいであったが、午後になると発作的な激痛がたびたび起きて全身が恐怖でこわばる。この時点になると椅子から立ち上がるのも辛い。何とか仕事を終えて17時に整形外科を受診。複数の角度からレントゲン撮影を行い、その中の一枚で素人でもわかる2本の骨折と、もう一枚でヒビ程度の骨折1本を確認。

2本の折れ方はポッキリというよりも斜めに切った感じで、あきらかに骨の間に隙間ができている。これはレントゲン撮影のときに息を大きく吸ったことにより離れたものと思われるが、これで本当にくっつくのかという感じ。内臓損傷はないだろうということで血液検査やCT検査はなし。右側なので個人的には肝損傷が一番心配なのだが・・・。

バストバンドと一週間分の湿布、痛み止めの「ロキソニン錠60㎎」、胃薬の「レパミド錠100㎎」が処方される。この日も痛み止めは飲まず、湿布とバストバンドをして寝る。まだ骨折部分が内出血しているので、風呂は湯船に長く浸からないように医者から指示される。10日過ぎると痛みは劇的に軽減するので、一週間はバストバンドをして耐えろとのこと。

2日目の状態は前日よりもさらに痛い。人前で痛みに耐えかねて唸ってしまうことがしばしば起こるので、この日から痛み止めを服用。しかし痛みがなくなることはなく、飲まないよりはましくらいのレベル。一日3回服用しないと痛み止めの効果が切れるのがてき面。

3日目は痛む姿勢がわかってきたので発作のような激痛は減少。しかし一回の発作の痛みがさらに増幅。横になるのが一番の苦痛なので寝るのが怖い。寝返りができないので、仰向けに寝ると臀部の痛みで目が覚める。痛みに耐えながら右側を下にして横寝するとまた寝れたが、こんどは首と肩が痛くて目が覚める。これの繰り返し。

4日目は3日目と変わらず。ここが痛みのピークと判断し、ともかく背筋を伸ばして腹式呼吸で胸部を動かさないように過ごす。一番楽な姿勢は固めの椅子に腰掛けて寄りかからないで背筋を伸ばす。かろうじて仕事は休まずに済んだが、体を動かす仕事であれば1週間は安静だと客観的に思う。歩く速度はいつもの半分くらい。早く歩くと痛みが走る。

5日目は発作的な激痛が少なくなったので痛み止めの服用を中止。鼻を軽くすすることができるようになるが咳払いはできない。骨折以来くしゃみはしていないが、唾を誤飲してむせたときは死ぬかと思った。 これらが原因で症状が悪化することもあるようで、肋骨骨折については痛むような動作はご法度とのこと。

やっと迎えた週末。心ひそかに釣りに行くことも考えていたが、とても行く気にならないくらい辛かった一週間。横になるときの激痛は依然として同じだが、それ以外の動きで耐えられないような激痛はなくなる。咳払いは依然としてできないが、風呂に首まで浸かって患部を押さえながらするとできそうな感じ。もちろん試したりはしないですけど!

こんな状態が8日目まで続き、9日目には痛みが圧迫感に変わってくる。横になるときの激痛もだいぶ少なくなるが、朝起き上がるときの痛みはまだ辛い。

そして待ちに待った10日目。しかし激痛は和らいだものの、子供の頃に水を飲んで走ると横っ腹が痛くなるような鈍痛と攣るような違和感。劇的に良くなることを期待していただけにちょっと落胆。相変わらず咳払いはできず、寝返りのときに激痛がともなうのは変化なし。

11日目になると、いつもの80%くらいの速度で歩けるようになった。前日の横っ腹に感じる鈍痛も少なくなり、ゴールデンウイークは山岳渓流に行ってみようかと思うくらいに痛みは軽減。寝返りは痛みがともなうが、寝ながら腰を浮かせる動作は痛みを感じなくなった。仰向けに寝ていると臀部が痛くなるので、無意識に上半身を動かさずに腰をひねる姿勢になるため、朝起きると腰痛を感じる。ピークの痛みを100%とすると20%くらいまで回復。

骨折13日目にしていよいよ山岳渓流へ。平らな道を歩くのとはわけが違うので、知らず知らずに痛い右側をかばって歩くため、体のバランスが崩れて左の膝が痛み始める。やはり無理は禁物。

これ以降はあまり変化なし。そして骨折21日目に初めてくしゃみをするが、思ったほど痛みはなく咳払いもできるようになる。骨折23日目に風邪を引くが、ギリギリセーフという感じで咳や鼻をかむことができる。もし骨折20日目以前に風邪を引いていたらと思うと恐ろしい。

骨折24日目から寝起きの苦痛からもほぼ開放される。この時点での痛みはピーク時の5%以下。患部の圧迫感と朝起きるときに痛みを感じるが、その程度は許容レベル。走ることも可能となるが、少なくとも30日経過するまでは無理はしない。もう十分無理してるだろうという意見は却下!

30日を過ぎて益々良くなるものと思っていたが、いまだに寝起きは患部が痛い。むしろ悪化しているように感じるが、痛みの原因は寝返りを頻繁にするようになったからかもしれない。鈍痛というよりもピリピリした痛みなので、これが肋間神経痛というものなのかも。痛みが慢性化しないことを祈るのみ。

これが肋間神経痛というものなのか?そんな疑問を持ちつつ33日目。右胸部に発疹が・・・。薄々感じていたのだが、これは帯状疱疹に間違いない。帯状疱疹は非常に厄介な病気であり、1時間でも早く抗ウイルス剤を服用するのが最大の治療。また時間外・休日診療所に押しかけて、「バルトレックス錠500㎎」をこの診療所で処方できる上限の5日分もらう。あわせて「アラセナーA軟膏3%」も処方される。

本来なら安静にしているのがベストであるが、渓流シーズンも残り1週なのでイワナの沢へ。痛みの主体が帯状疱疹とわかれば肋骨の心配はさほどないが、念のためバストバンドはして出発。しかし悪いことは重なるもので、遡行中に落石に遭遇してまさかの大腿四頭筋挫傷。触診では大きな筋断裂は免れたようだが、筋肉が硬直して膝が曲がらない。

応急処置として沢水でアイシング。様子を見ながら釣りを続行するが、下山は膝にきてかなり辛い。帰宅して確認すると太腿が腫れているので「RICE(*)」。帯状疱疹も発疹が増えてきているので翌日はさすがに安静。こうなると肋骨骨折の痛みは感じないようなのも。一番痛いのが大腿四頭筋挫傷で、二番目が帯状疱疹。肋骨骨折は横になるときに鈍痛を感じる程度まで回復。

(*)R:rest(安静)、I:icing(患部を冷やす)、C:compression(患部を適度に圧迫)、E:elevation(患部を心臓より高く)

皮膚科であらためて「バルトレックス錠500㎎」を残り二日分もらう。「バルトレックス錠」と「アルセナーA軟膏」をあわせて処方することはできないとのことで、「コンベックス軟膏5%」が処方される。帯状疱疹で背中が痛くて寝れないので、痛み止めとして「メチコバール錠500μg」、「ロキソニン錠60㎎」、「リリカカプセル25㎎」、胃薬の「ムコスタ錠100㎎」をあわせて処方してもらう。

帯状疱疹が完治しても痛みが残ってペインクリニックにお世話になる話は多いので、さすがに翌日は自粛して安静。大腿四頭筋挫傷は順調に回復しているように思えたが、4日目くらいからぶつけた所と違うところに痣ができ、これまたぶつけた所と違う場所が痛むようになる。痛みはまさにスキーでコブ斜面を滑ったときの乳酸地獄のよう。

帯状疱疹で痛み止めを服用しているのに大腿と膝の痛みで目が覚めるので、怪我をしてから5日目に整形外科を受診。エコー診断では筋肉は多少断裂しているが、致命的なものはないとの診断。しかし翌日はさらに痛くなる。

我慢して週末は鮎釣りに行くが、念のため週明けの9日目に大学病院へ。レントゲンを含めた検査の結果、内出血が治まれば痛みは軽減するとの診断。筋肉の緊張(痛み)を緩和する「エペナルド錠50㎎」が処方され、あとはお決まりの「モーラステープL40㎎」。

肝心の肋骨骨折は、患部を押すとツッパリ感とわずかな鈍痛あり。しかしこれだけ痛み止めを飲んでいるので、回復の程度は不明。まさにシャブ漬け状態なので、帯状疱疹が完治するまでは最終判断は先送りとなろう。骨折してから43日目、帯状疱疹から10日目、大腿挫傷から9日目となる。

骨折から48日目、帯状疱疹から15日目、大腿四頭筋挫傷から14日目。痛み止めの服用はなし。週末なので鮎釣りに行く。肋骨骨折は患部に板が入っているようなツッパリ感と寝るときに方向によって瞬間的な鈍痛あり。帯状疱疹は疱疹の範囲はしだいに減っているが、右の脇付近の神経節の痛みが残る。大腿四頭筋挫傷はもっとも痛く、ぶつけた場所の痛みが無くなっていたのにまた痛くなったり。立ちっぱなしであれば痛みは感じなくなるが、立ち上がったときの痛みはまさに乳酸地獄。

鮎釣りのウエーダーがサポーター代わりになるが、立っている時間が長いのと水圧による締め付けによるものか、帰ってくると膝回りに痣が出現する。前回の釣りでも違う場所に痣ができたので、今回で痣がほぼ膝を一回りした感じ。月曜までかなり痛みがあったが、火曜から不思議なくらい楽になった。筋断裂による内出血が重力で膝回りまで降りて、ほぼ吸収されたのかもしれない。

肋骨骨折から55日目、帯状疱疹から22日目、大腿四頭筋挫傷から21日目。肋骨骨折部分のツッパリ感があるので、意識的にストレッチを開始。帯状疱疹は表面はフラットになるも、患部は痛痒く赤みがとれないので朝と晩に「コンベックス軟膏5%」塗布を継続。脇の神経節は痛みが軽減。大腿四頭筋挫傷は膝回りにできた痣も消えつつあり、押すと痛みを感じる程度まで回復。

これらの経過から判断すると、私の場合は肋骨骨折は全治2カ月、帯状疱疹は全治1カ月、大腿四頭筋挫傷は全治1カ月となり、診断とほぼ一致する結果となりました。怪我や病気は先が見えないのがもっとも不安な要因。この備忘メモが治癒までの一つの目安になればと思います。

これを読まれた同じ傷病の方は、お大事にしてください!

by scott1091 | 2013-06-13 23:00 | Comments(40)

鮎釣りができる幸せ!

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この週末は両日とも午前中だけの釣り。天気は梅雨の中休みというよりも、目下のところは空梅雨の晴れ。水位は先週とほぼ変わらずの10㌢減水。この日は渇水といえども厚みのある瀬をしっかりと攻めたいので、竿は「征龍竿EM+HPソリッド」をチョイス。仕掛けは先週とまったく同じものを使います。

まずは先週よく掛かったポイントと同じような条件の場所から探っていきます。私が来たときにカワウがいたので、淵から瀬肩にかけてはとりあえずはパス。瀬の中にできるわずかな弛みで、複雑な反流や砂が巻くことがないスポットをピンポイントで狙います。すぐにオトリが変わりますが、型を求めるとこの時期は気温が上がるまで我慢の釣りとなります。
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そして日差しが強くなり暑いくらいになると、釣り人が対岸に並びました。あまり川幅がないのでオトリが交差するのですが、自分の目印しか見ていない様子なのでその場所を譲ります。他にも空いている場所は一杯あるので、まったく問題ありません。emoticon-0105-wink.gif

鮎の活性も上がってきたので、これからがゴールデンタイム。その後は狙ったとおりに掛かるので、1時間延長して13時に竿を畳みました。この日の釣果は32尾。竿のチョイスもベストマッチで、あらためて「征龍竿EM」の戦闘力の高さを実感しました。
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翌日は残業ができないので12時までの勝負。広範囲に探る時間はないので、しっかり川見をしてから入川します。ベストから出して干した前日の仕掛けをベストに入れ忘れたので、天井糸から一式新しいものを使います。前日の仕掛けとの違いは水中糸の長さ。

狩野川では水中糸は上下の付糸を含めて4㍍を使っていますが、この日は勝利バーやJinzooで使う5㍍を使用。天井糸はPE主体なので感度の違いは感じません。オバセると天井糸が短い方が風切りは有利ですが、それがメリットなのかデメリットなのかは釣り方によって判断がわかれるところでしょう。
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前日のようなペースでは掛かりませんが、ときおり一回り大きいサイズが瀬の厚い流れを疾走します。これぞまさに鮎釣りの醍醐味。 12時に竿を畳んで、この日の釣果は17尾。やっぱり鮎釣りは最高に楽しい。他の釣りをする人や釣りに興味がある人は、ぜひトライしてみてくださいませ!
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by scott1091 | 2013-06-09 22:53 | 鮎釣り/狩野川他 | Comments(0)

釣れない理由はなんだろう?

狩野川が解禁して2週目の週末。先週何となく感じていたのですが、「俺って鮎釣り下手なの?」という疑問。今年は狙い通りに鮎が掛けられない。解禁日には瀬でも型の良い鮎が掛かったとのことですが、私にはオトリサイズがさっぱり釣れません。

経験的に水が少ない年は放流鮎は瀬に入らないもの。これを裏付けるように釣果が出ているポイントは瀬ワキの緩い流れ。瀬の一番鮎が抜かれたら次が入りそうなものですが、そんな場所をタイトに攻めても掛かってくるのは天然ビリ。しかも天然は陽気で掛りが大きく左右するので、思い描いたような結果が出ません。
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こんなときは石組みの良い浅場で天然ビリをつなぐのがこの時期の狩野川ですが、例年であればオトリサイズもある程度揃えられるもの。渇水で竿抜けがないとはいうものの、その状況でも掛けなければ「型も数も竿頭」にはなりませんし、数もでないとなれば「うーがへ~」と言わざるを得ません。

この現実を突きつけられてしまった土曜日。30日の雨で水位は10㌢くらい増水したものの、この日は先週とほぼ同じレベル。川に手を浸けると驚くほど冷たいですが、天然ビリは掛かるだろうくらいの気持ちでスタート。最初の場所でビリ3尾、オトリサイズの放流物を1尾釣りますが、その後はぱったりです。
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予報では天気は晴れですが、風が吹くと少し肌寒いくらいの曇り。この日は関東・中部の多くの河川が解禁を迎えたため、釣り人は少なめ。そこで上~中流域と大見川を川見します。どこも石色は悪くありませんが、見える鮎は小さい。また渇水続きなので、アオノロがかなり目立つようになってきました。

川見を経て選んだのは、もちろん空いている場所。水温も上がってきたので瀬でビリが連発と思ったのですが、これがまったく掛からない。万策尽きて痛い足をかばいながら移動しますが、次の場所でもピリッともこない。こうなると場所の問題ではなく「うーがヘ~」であること間違いなし。
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自分の釣り方にどんな問題があるのか?思い当たることを整理して、そこで腰をすえて釣ります。見える範囲には、いつもその場所で竿を出している翁。見ているとオトリサイズに近い魚をポツポツ掛けています。あの場所でもあのサイズが掛かる。こちらはまったく釣れないので、竿を出しながら釣り方を見学しました。

そこから導き出された結論は、私がタイトに攻めすぎているということ。この時期はもっとファジーに釣った方が良さそうです。ここからはポツポツ追加してこの日は23尾。感度ビリビリの「翔龍竿」なのでビリ鮎も楽しいですが、そろそろ竿をしっかり曲げたいところ。この日も不完全燃焼のまま、いつもより遅く家路に着きます。
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「大腿四頭筋・挫傷」は思ったよりも症状が悪く、膝回りに痣が出現。整形外科を二箇所受診するも、明確な診断はもらえず。しかしネットで調べてみると、筋断裂による内出血が、重力で膝回りまで降りてきて痣として出現することがあるとのこと。ぶつけてもいない場所に痣ができるので、ずっと疑問に思っていました。

太腿は見た目は腫れていないので内出血は少ないと思いましたが、代わる代わる出現する痣は5箇所目。ほぼ膝回りを一周した感じです。整形外科のエコー診断では筋肉の損傷はわずかとのことでしたが、受傷後すでに2週間。こちらも全治には一カ月くらいかかるのでしょうか?肋骨骨折よりも不安を感じます。
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これに免疫力低下によるウイルス性疾患も重なって、も~体はボロボロの状態。おまけに釣れないとなれば心が折れます。こんな状況で身も心もリフレッシュするには、やっぱり釣るしかない。土曜の結果を踏まえて日曜の戦略を練ります。天気予報は午後から崩れるとのことなので、午前中勝負で気合を入れて出発。前日よりさらに寒いのでカッパを着ます。

この日もオトリを付けるのに手を濡らすと冷たい。この水温ではまだ掛からないと思う自分を否定し、狙った場所をファジーに攻めて行きます。そして答えは20分後に出ました。ここからは今シーズンではもっとも良いペース。オトリサイズも混じって、やっと解禁日を迎えた感じです。
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前日は「ヤナギ」や初めて「蝶バリ」なども試してみましたが、やはり一番良かったのは錨。この日はそこそこのペースで掛かるのでハリの新製品なども試してみましたが、やはりケラレやバレが違います。今まで愛用してきたハリではないので、これは偶然の発見でした。

天気が崩れるものと思っていましたが、雲がしだいに薄くなって時折青空が覗きます。この時点では半信半疑でしたが、昼頃になると青空が広がったのでカッパを脱ぎます。瀬で弾ける白泡が輝き、これぞ鮎釣りというシチュエーション。この雰囲気だけで十分気分転換になります。しだいに気温も水温も上昇し、釣り人と鮎の活性も上がる。
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快晴になると風が強くなって釣りにくくなりますが、細身の「翔龍竿」が風を切ります。型が良いと風圧も加わってなかなか抜けませんが、風の強弱を読みながら抜きます。そして「ガン、ぎゅるるん」連発で一気にドーパミン放出。ウイルス性疾患による体の痛みもしだいに軽くなりました。

釣れない理由を場所や天気のせいにするのは簡単ですが、それで一番納得できないのは自分自身。天気回復後の入れ掛かりはおまけみたいなものですが、朝方の渋い時間帯に釣果を伸ばせたのがこの日一番の収獲。この日の釣果は納得の47尾。炭を熾して塩焼きするくらいの数も揃いました。
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↑見るからに放流という鮎が2尾いますが、いずれも下顎側線孔の数や左右対称・非対称の違いは見られません(*注)


(*注)
天然、放流の見分けは側線上方横列鱗数と下顎側線孔で識別するのが一般的ですが、DNA鑑定をしなければ種苗の特定はできません。しかしDNA鑑定においては逆に成長過程をうががい知ることができないので、同じ水域の天然なのか海産蓄養なのかは鱗数で判断するしかありません。したがって長年その川の鮎を見てきた釣り人の判断は、まんざら外れていないということになります。

ついでなので養殖概論を少々。鮎は人工、蓄養、天然の3種類に分類されます。人工は文字どおり人工種苗を使った鮎。親が海産であろうが継代であろうが、人の手で採卵・孵化させたものは全て人工産。蓄養は天然種苗を育成したもので海産と湖産の二種類が存在。放流鮎には人工産、海産蓄養、湖産蓄養の三種類が存在することになります。天然は文字どおり海から遡上した鮎で、前年秋に卵放流された種苗も区別できないのでこれに含まれます。

これらの基準に照らせば、種苗を100%天然に頼るウナギは「養殖鰻」ではなく「蓄養鰻」と表現するべきなのでしょう。ちなみにクロマグロは成魚を一定期間肥育したものを「蓄養鮪」、天然の稚魚から育てたものはウナギと同じで「養殖鮪」と呼びますが、近年は種苗生産技術が確立されつつあることから、人工的に孵化・育成したものを「完全養殖鮪」と区別されています。

by scott1091 | 2013-06-02 17:59 | 鮎釣り/狩野川他 | Comments(4)