The last fishing of the 2012 ayu-season!

この週末は日曜から天気が下り坂なので、土曜に釣りに行きたいところ。しかし土曜はどうしても外せない用事があり、日曜しか釣りに行けません。天気予報では午後から雨とのことなので、こんな日のために買い置きしてあった新品のカッパを車に積み込みます。

メジャーポイントの核心部に入るには、薄明時に川に入らなければならない今日この頃ですが、どうもこの手の釣りは苦手・・・。しかし雨が降る前に少しでも長い時間竿を出したいので、いつもより30分早く家を出ます。いつもは早くても8時オトリ店着なので、この日は7時半着だっちゃ!emoticon-0113-sleepy.gif

さすがに日曜で雨の予報となれば少ないだろうと密かに期待しましたが、川を見て見事に裏切られてしまいました。確かに先週に比べるとかなり少なめではありますが、要所要所にはすでに竿を出している人が見えます。
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最近利用しているオトリ店に行くと、きれいなメス鮎が沢山入荷していました。このオトリ店は、例年通り11月一杯は営業するとのこと。雨の日は着替えるためによく立ち寄る「my駐車場」から川を見ると、瀬は比較的空いているのでここに入ります。

今季初めて竿を出す場所なので、広いエリアを闇雲に釣り歩いても効率が悪い。そこで竿捌きや雰囲気で「うー」が「ピン」の人に当たりをつけ、その方々の動きを参考にしながら掛かる鮎がいる場所を探って行きましょう。混雑している場所はいつものごとく、Pass、ぱす、パ~スでんがなぁ!emoticon-0107-sweating.gif

さすがこの時期に一番混雑する場所だけあって、石色が素晴らしい。先週入った場所は垢腐れがひどくて歩くのも大変でしたが、このエリアは滑って転ぶ心配がありません。しかしこの時期は、鮎が多いのと掛かるのは別の話。鮎がいなければ掛からないのは間違いありませんが、鮎が多いから掛かるというものでもありません。
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要は掛かる鮎がどこにいるかで、贅沢を言えばこの時期でも追って掛かる鮎を拾いたいところ。最初の1時間はまったく釣れませんでしたが、今年の狩野川ではもはや慣れてしまいました。水温が低くなったこともあり、養殖のオトリがいつまでも元気なので助かります。

最初に掛かった鮎は、対岸の流れのヨレ。横掛かりで掛かり鮎が水面をバタつくので、これはすかさず九頭竜返し。これをオトリに流芯を引くと、すぐにモゾモゾ感でしっかりハリ立ちするまで間があったオス。この後シモで朝から動かなかった釣り人が大きく移動したので、ここから少しづつ釣り下ります。

そして昼頃になって私のシモに見える人のお友達なのか、護岸から手を振るお二人が登場。最初は私に手を振っているのかと、しばし悩んでしまいました。このお二方の一人が「龍星竿Ⅱ」を使っていて、「間違っていたらごめんなさい」と声を掛けて頂きました。眼がとても印象的なナイスガイ!emoticon-0100-smile.gif
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話を伺うと、私もブログを拝見している次男坊☆さん。「先ほど手を振っていた方が尺鮎対決さんですか」とお尋ねすると、まさにビンゴでした。この日参考にさせて頂いた釣り人はお二人で、お一方は尺鮎対決さん、もうお一方も面識はありませんがおそらく尺遊会の板さんではないかと思います。

このまま釣り下って尺鮎対決さんにご挨拶しようと思っていたところ、お仲間の一人が間に入られたのでそれ以上下がれず。そうこうしているうちに、大きく移動されて見えなくなってしまいました。ベストの上に食料と飲み物を入れた袋を背負って釣り歩く姿は、鮎釣りに対する強い気迫を感じます。

しだいに天気が崩れてくると、徐々に釣り人が川から上がり始めます。いままで混雑していた場所も気になりますが、この日立てた仮説の答えを求めて、朝から気になっている場所に戻ります。もはや空模様は、いつ雨が落ち始めても不思議ではない暗さ。しかし気持ち的には、この時間までよくもってくれたという感じです。
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そして狙い通りの場所で4尾追加して、2012年鮎シーズンは閉幕です。この日の釣果は何とかツ抜けの12尾。最後から2枚目の写真でもわかるとおり、瀬で掛かるオスはかなり色が出ています。ポイントを選べばまだ若い鮎も掛かるようですが、これから益々ポイントが限られてくるのは間違いないでしょう。

川から上がってから、しばし他の方々と情報交換。このときに漁協に知人がいるという方から、貴重な話を伺うことができました。私は少なくとも400㌘を超える尺鮎は初期放流の「静岡2系」と思っていましたが、今年の大鮎は起死回生を狙って最後に買い付けた〇〇県産の海産蓄養が成長したものらしいとのこと。これを前提に私の記憶を遡ってみると・・・。

解禁2週目の5月25日からスタートしましたが、この時点で追加放流されたのは裾野にある「静岡県内水面漁連鮎種苗センター」の「静岡2系」と思われます。そして5月26日、目の前で放流された魚は、この時期の養殖とは思えないくらい小型でした。友釣りの対象になるサイズではなく、養魚場で生育不良ではじかれた魚を放流したという感じ。
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この鮎については、どこの種苗かわかりません。そして7月8日に川回りの方と話したときは、裾野の鮎はすでに終わり。残りは「静岡県内水面漁連鮎種苗センター」の大仁分場に残っている鮎のみとの話。ここで問題になるのは、裾野の本場と大仁分場では種苗が同じなのかということ。

確認する術が私にはありませんが、常識的に考えると「静岡県内水面漁連鮎種苗センター」が「静岡2系」しか生産していないということは考えにくい。これは継代を重ねることによる遺伝的な変異や、新たな魚病リスクが想定されるからです。したがってダム湖産を掛け合わせていない人工産や、新しい種苗開発も平行して行っているはず。

私がこのブログで人工産とするのは、この種苗ではないかと思っています。そして大仁分場では、こちらを主体的に池入れしているのではないかと。これは大仁分場からの放流が始まると、ほぼときを同じくして人工産と思われる鮎が増えるからで、根拠も裏付けもまったくありません。
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この次に釣行したのは7月21日。このときはすでに主要な淵には、サイズが揃った非常にナーバスな群れ鮎がいました。 この鮎は8月11日に釣行したときも、同じように淵で群れているのを確認しています。この時点ではさほど大きくなっていませんでしたが、この鮎が〇〇県産の海産だったのでしょうか?emoticon-0138-thinking.gif

確かに今まで見てきた人工産とは行動が違う。そして放流した魚の中には、群れ鮎にならなかった個体もいるはず。そんな鮎が大鮎まで成長したのでしょうか?それともこの鮎とは別に、もっと後に追加放流がなされたのか? 次に竿を出したのはすでに大鮎に湧く9月22日なので、この空白期間の状況がつかめません。

天然と養殖、海産と人工産の見分け方はいくつかあります。しかし種苗の同定はDNA鑑定をしてみなければわからない。これが私の持論。オトリが混じった試し釣りの検体を鑑定するくらいなら、今年の大鮎を集めて種苗を絞り込む方が有意義ではないかと思うのですがいかがでしょう?
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今年は渇水続きであったとはいえ、この時期に放流鮎で友釣りができるという点。そして容姿から感じていた疑問についても、海産であったというなら納得できる点も多い。そして人工産や湖産は再生産には寄与しないと言われていますが、海産となると在来種と交配する可能性もあるでしょう。過去に他県の海産を放流した実績があるのかないのか。これも交配による将来の杞憂を払拭する上で知りたいところです。

もしこのブログを読んでいる方で詳しいことをご存知の方がいらっしゃいましたら、非公開コメントでも結構ですのでご教授頂けると幸甚です。最後に確実に天然と思われる鮎についてですが、私の観測ポイントでは目測で25㌢前後まで成長しています。目下のところビカビカで、落ちる気配はありません。emoticon-0157-sun.gif

by scott1091 | 2012-10-28 19:21 | 鮎釣り/狩野川他 | Comments(10)

体力測定をかねて渓流にGO~!

40代、50代。今の体は変えられない?
何もしないと、どんどん差がつく。

どこかの宣伝ではありませんが、この歳になると体力の低下が著しい。毎年3月1日に渓流が解禁になり、山岳渓流に分け入ると息が上がって「ハァーハーぜぇ~ぜ~」。鮎釣りが体型維持にはつながっているとは思うも、体力を維持しているかは甚だ疑問に感じる今日この頃です。な~んと言っても、最近は「ダメ鮎師の元」の出番が多いですから~。emoticon-0107-sweating.gif

そんなこともあって、久々に渓流に行ってきました。この時期渓流釣りができるフィールドは限られているので、まぁ~行くとこ行くとこ人だらけ・・・。これなら天気も良いので、鮎釣りに行けばよかったかな~と少し後悔しましたが、この日の目的は体力測定。熊避けというよりも人避けという感じのベアー・ベルが、そこら中で鳴り響く渓流を闊歩します。
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掟破りで釣り下がってくる不思議君。平気で人の頭を撥ねる不思議君。もうこうなると秋の渓流を楽しむという雰囲気ではありません。婚姻色がきれいなアマゴが1尾でも釣れればという思いでしたが、これだけ人が入るとフライでは絶望的。そこで方針を変更して、この手の釣り人が入れないワイルドな山岳渓流を目指します。

時間が押しているので先を急ぎますが、春よりも体力が落ちている感じ。そして一番衰えているのが眼。春は「TALEX」を外さなくてもアイにティペットが通ったのに、この日は時間を掛ければピントが合うというような状態ではなく、まったく見えませんがなぁ。葉が茂っているので秋の渓流は春よりも暗いのは確かですが、半年でここまで進んでしまうとは恐るべし・・・。
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おまけに視力も落ちているようで、フライが見えにくい。近くも見えない、遠くも見えないではお話になりません。滝を巻くのに斜面を登れば「ハァーハーぜぇ~ぜ~」。この冬は走りこみに加えて、いよいよ「セサミンEX」に漢(おとこ)の自信を取り戻す「すっぽん皇帝」、そしてヒアルロン酸の「皇潤」かぁ~?しかしこれだけ飲んだら、破産間違いなしですな!emoticon-0141-whew.gif

この渓流は最上流部はイワナ。大きなサイズはいませんが、今季最後の渓流を楽しんできました。最後は巻き返しに定位する難しい魚を、しっかりフライを流し込んでフッキング。これを今季最後の渓魚として、気分よく竿を納めました。

これにて2012年渓流シーズンは終了です!
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by scott1091 | 2012-10-21 20:33 | フライフィッシング / 渓流・湖 | Comments(9)

そろそろ鮎も潮時かな~?

17日(水)夜の雨は90㌢、18日(木)夜の雨は50㌢の増水をもたらしました。この時期の雨は鮎を下らせる動機付けになることは間違いなく、出水後は平均サイズが落ちることが予想されます。これは天然遡上が多い年でも同じ傾向で、鮎の産卵時期を考えれば当然の成り行きでしょう。

狩野川をホームグラウンドにしている人はここら辺を理解しているので、この土曜の人出は先週の半分くらい。出水後に鮎が溜まる場所には人が集中していますが、それ以外はまばらなので、久々に松下に入りました。
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「松下ノ瀬」は狩野川では一番有名な瀬ではありますが、具体的にどの場所を指すのか曖昧です。個人的には右岸新堤の終わりから水晶淵付近を松下。そして具体的な瀬は、鉄筋棒より少し上からガンガンまでと思っています。近年左岸分流の水量が多くなっているので迫力不足は否めませんが、実際に入ってみるとどんな感じでしょうか?

この日の水位はほぼ平水。残念ながらかつての面影はなく、区間全体がチャラ瀬という印象です。天然が多い年は中州回りでおもしろいポイントもありますが、放流鮎が溜まる場所が少ないので今年はかなり苦戦したことが想像できます。
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私もこの区間で有望な場所を見つけられず、川見の末に新堤まで歩きました。すでに新堤は「旧西島おとり店」から降りてきた人たちで埋まっていましたが、このエリアではやはりこの区間がピカイチ。おそらく「津田おとり店」で竿頭に近い釣果を上げている人たちも、この付近まで歩いている人が多いと思われます。

このエリアのどこが良いのかというと、まず全体的に水深があること。この区間は川幅が絞られているものの、護岸堤で作られたカーブによって流速が早いのは右岸側のみで、手前は思ったよりも流速が緩く石裏も多い。夜は手前の流れで休み、日中は水通しのよい護岸堤側の垢を食む。終盤の鮎にとってはまさに理想の環境です。
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今年尺鮎が一番釣れたのは、「フナト」から「新堤終わり付近」。おそらく「旧西島おとり店」で、一番多くの尺鮎がカウントされたと思います。そしてこのエリアの上下が被る「津田おとり店」と「天神」が二番目。少し離れて「狩野川公園」の瀬からトロ場、「狩野川大橋」直下の瀬尻からトロ場がある「井口おとり店」でも同じくらいでしょう。

先週より人は少ないとはいえ、やはりこの区間の石組みが良い所には入れません。あまりに釣れないので他の釣り人を観察していましたが、釣れる場所は限られています。新堤にはいつもオカッパリから釣る人がいるので、この人たちの動きを見ていると参考になります。シーズン中は新堤だけで釣りをしているわけですし、足場が高いので川の様子がよく見えますものね!
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それと底石が大きい上にコテコテの垢腐れなので、転ぶ人を多く見かけました。もしこれを読んでこのエリアに行かれる人は、大きな石に不用意に足を乗せないように注意してください。この日の私の釣果は、な~んと3尾で最大は27㌢。まことに情けない釣果でありました。

そして翌日は渓流へ。来週の土曜は釣りに行けないので、天気しだいでは竿を納めることになるかもしれません。

by scott1091 | 2012-10-20 20:29 | 鮎釣り/狩野川他 | Comments(3)

「釣れない君の日記・第四話」、そして撃沈は続くの巻きだっちゃ!

私は鮎シーズンは半袖半ズボンで過ごすのですが、この週末はいよいよ長ズボンを履きたいと感じるような陽気になってきました。ちょうどこれくらいの頃に、例年富士山に初冠雪が見られるようになります。

そして今年も同じように、この週末冠雪が見られました。今年の初冠雪は非常に早く9月12日に観測されましたが、全て融けてしまったのでこの週末が初冠雪みたいなものです。これはいよいよ狩野川の鮎釣りも最終コーナーを回ったことを意味します。
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さて狩野川に訪れたことがある人はお気づきになったと思いますが、ともかくオトリ店の数が多い。狩野川漁協のHPで紹介されているオトリ店は、今年でもまだ40店もあります。支流の大見川にある4店を除いても、本流だけで36店。これだけの数が友釣りが可能な流程17~18㌔の両岸に点在するわけですから、オトリ店の密度は間違いなく日本一でしょう。

店主が高齢化して常に店を開けていなかったり、今年のように不漁だとオトリを置いていない店舗もありますが、それでもどこでオトリを買うか悩むくらいあります。私が狩野川をホームグランドにした頃は、狩野川で鮎釣りをしていると言うと、必ずどこのオトリ店を利用しているのか聞かれました。

これだけオトリ店があるのは、伊豆の狭い土地柄に起因しています。狩野川は上~中流域には車が入れる河川敷がほとんどないため、駐車するためにはそこに併設するオトリ店を利用しなければなりません。したがってポイント名とオトリ店名はセットみないたものになっています。
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これだけオトリ店があると、もちろん本業として食べてはいけません。ご主人が出社前や本業の合間に店番して、その他の時間は奥さんが対応するパターン。また奥さんのアルバイトであったり、現役を引退して年金で趣味と健康を兼ねた方など多様です。

世話好きの人になると、「〇〇オトリ店に紹介しておくから尋ねてみて」という感じになります。そこで私も通い始めて10年くらいは、色々なオトリ店を利用しました。オトリの回転勝負で当時から1尾500円だったり、店主の人柄や釣りの腕前で流行っていたりとまちまち。最近利用しているオトリ店は、そんな中の一つ。紹介してくれた御仁は、すでに鬼籍に入られました。

当時は有名なオトリ店には、常に竿頭となる看板釣り師がいました。当時はこの看板釣り師の釣果を超えることを目標に、武者修行していたのが懐かしいです。この時代はまさに「狩野川を征するものは全国を征す」という言葉が残っており、全国区で活躍する人も沢山訪れていました。そんな方々の釣果を意識できる環境にいたことが、まさに「井の中の蛙」にならないで努力を続ける原動力になっていると思います。
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そしてこの時代に一番学んだのは、やはり川見です。一見してこの場所は良い悪いくらいは、3年も鮎釣りをすればわかるようになります。しかし私が一番重要だと思っているのは時間帯と季節、陽気による微妙な補正と、ポイントによるサイズの違いを見極めることだと思っています。

この武者修行の時代は、数はやはり全国区のトーナメンター。しかしその日の最大を釣ってくるのは、だいたい決まったオトリ店の常連でした。そしてこの両方を一人で達成できないものかと考えたのが、まさに私の合言葉になっている「型も数も竿頭」ということなのです。

そして地元名手のポイント選びから学んだことは、大鮎が付く場所は決まっているということ。それはマクロ的には、その上下にある瀬やトロ場の状態。砂が巻く場所はどんなに良いポイントでも、大きい鮎は付きません。そしてミクロ的には底石の大きさと石組、水深、流速、日照時間となります。これらが揃っているところが鮎にとって一番の餌場になるわけです。
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これらの要素が全て揃っている場所は、狩野川ではマイナーポイントにはありません。やはりメジャーポイントになる理由は、それらが揃っているからに他ならないのです。私のブログを見て頂ければわかるとおり、マイナーポイントでもある程度型を揃えることはできます。でも今年のように尺鮎を狙おうとなると、やはりメジャーポイントの限られた場所に入らないと可能性が低い。

マイナーポイントでも毎日竿を出せば、この時期大鮎は徐々に下っているので可能性はあるし釣れているのも事実。しかし週末限定となると、少しでも大鮎が止まる時間が長い場所で竿を出さなければなりません。ということで私は混雑がとても苦手ですが、意を決して土曜に超メジャーポイントの目星を付けた3畳くらいのスペースを狙いに行きました。
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久々の超メジャーポイントは、尺鮎狙いの人で殺気立っています。この周辺では私が2番目の入川でしたが、まもなく前後竿1本分くらいで並びます。すぐシモの人は後から入ってきた人ですが、迷惑を掛けないよう鮎をどこに誘導して抜くか頭の中でシュミレーションします。この状況を予想していたので、竿は無理が利く「SLⅢ」を選択したのは正解でした。

仕掛けは九頭竜の初期に使う0.15メタルに付糸フロロ0.8号。オトリが大きいと中ハリスやハリスのトラブルが起こるので、こちらは少し太めのセッティングにします。ハリは8.5号の4本錨。私はどんな大きなハリでも3本錨は使いません。これは選択肢が多くなるとハリスのバランスや水中の吹かれ具合について、自分の感覚が曖昧になるからです。

少しシモの人がポツポツ掛けていますが、思ったよりも小さい。私にも小型が続きますが、自分のポイントを見る目を信じて集中します。回りの人は昼になっても微動だにせず、ポケットからカロリーメイトなどを出して食べています。カミの人がウエダーなので用足しに岸に戻ると、すぐにその場所を取られてしまいました。これでは食事はもとより、小便にも行けませんがなぁ。emoticon-0107-sweating.gif
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それにしても、お互いをけん制する視線が怖い・・・。こんど「TALEX」を作るときは「ミラーコート」。これでも私は迫力不足なので、金のぶっといネックレスにブレスレッド、印鑑みたいな指輪(リングと呼ぶのは相応しくないやつ)も用意しなければなるまい、って感じです・・・。emoticon-0103-cool.gif

夕方の16時まで竿を出して、本当に10㍍くらいの間隔しか動けませんでした。やはり「うー」が「へ~」がこんな狭い範囲で頑張っても、釣れない君から脱出できるはずもなく・・・。この日の釣果は11尾。残念ながら目標とする「型も数も竿頭」の両方を達成できません。これで初日の撃沈が確定!emoticon-0106-crying.gif
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前日は最悪の場合は脱がないで用を足せるようタイツを履きましたが、日曜は曇りなのでウエーダーを履きます。motoさんやDさんが前日から入っている場所を目指しますが、ここもやっぱりメジャーポイントの端っこ。前泊の人も多く、入るスペースがありません。そこでまた、超マイナーポイントに移動します。

こんな場所で大鮎を連発できると気持ちがよいのですが、天然遡上がほとんどいない今年の狩野川は、そんなうまい話はありません。この日はカミからシモに吹く南風でしたが、カッパを着ても風が冷たい。手を濡らすと悴む季節になりました。
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2時間以上当たりはありませんでしたが、きれいなオスが掛かって何とか〇ーズを免れます。しかしその後は続かず。根掛かり覚悟でキワぎりぎりを狙うと、目印がカミに大きく飛びます。これがこの日の最大。このサイズが続くとおもしろいのですが、そこはやはり超マイナーポイント。もはやこのサイズが付くポイントがありませんがなぁ。emoticon-0125-mmm.gif

今まで地元の常連しかいなかったような場所に、県外ナンバーの釣り人が見られるようになりました。おそらくメジャーポイントに通っても、釣果を得られるは腕があり、かつ狭い範囲に入った極一部の人なので、その事情を理解された方々が分散する傾向にあるのでしょう。

この週末の狩野川は、大仁橋よりカミは垢腐れが目立つようになりました。私が土曜に釣った場所は、ハミ跡も散見されるくらいのレベルです。夕方、群れ鮎のナブラを見ましたが、少しカミにいた友人も同じような現象を見たとのこと。8寸クラスのナブラは水面にできるさざ波も迫力がありますが、おそらく群れで下がっているので友釣りの対象にはならないと思います。
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狩野川公園付近は確認していませんが、神島橋周辺の石色は先週くらいから抜群です。石色が物語るように、神島橋が釣り人で賑わいだすといよいよシーズンも終盤。落ち鮎の投網漁をする「川よし」の夫婦舟が朝、夕と川面に舟を出しているのが見えるので、鮎が徐々に下がっていることは間違いないでしょう。

この日は寒さに負けて、14時に撤収して7尾。
これで二日目も撃沈確定!
今季は「釣れない君」を卒業できそうにありません。emoticon-0141-whew.gif
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by scott1091 | 2012-10-14 20:54 | 鮎釣り/狩野川他 | Comments(12)

三連休で賑わった狩野川。いつものごとく撃沈だっちゃ!

金曜、携帯にメールが着信。

「明日の夜、河原でmotoさん、Dさんと宴会しませんか?」

マルパパさんからのメールです。motoさんとDさんは今シーズンは中津川に通われていましたが、本命のウナギとズガニ(モクズガニ)を狙いに狩野川に来られるのでしょう。今年は鮎を釣るなら中津川の方が有利ですが、ウナギとズガニについてはダムや堰のない狩野川の方が絶対に有利。仕掛けの研究も万全で、今季2尾目の獲物ゲットが期待されます。
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当日はマルパパさんと連絡を取って、それぞれが入る場所を確認します。結果的に私一人が少し離れた場所になり、お三方はいつもの御漁場付近に入川。この日も解禁日以上の混雑となりました。私はいつものとおり、3尾分のオトリ代を払って4尾スタート。「うー」が「へ~」であることに加えて、週末は混雑して動けないのが当たり前。3尾は持っていかないと、ただ竿を出しているだけの時間が長くなります。

先に入っている地元の方にことわって、そのシモに入れてもらいます。荒瀬は釣らないということで快諾。しかし私のように硬い竿を使っているわけではないので、掛かると20㍍以上下がるのでオトリを引き戻さなければなりません。これは私が後から入っているので当然のマナー。逆に後からカミに入るときは、シモの人に迷惑を掛けないで抜ける技量が前提となります。皆さん、しっかり覚えておいてくださいね!
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朝方は曇りで、気温が上がらないので鮎の活性もいまひとつ。こんな時間帯は無理やり掛けない方がよいのですが、悲しい性でついつい掛けてしまいます。その結果が3回連続して手元で「ぴょよよぉ~ん」。掛りが浅くてバレ連発・・・。貴重なポイントを三つも潰してしまいました。

これでオトリも弱ってしまったので、今季初めて狩野川で錘を打ちます。しかし錘を打たないと沈まないようなオトリでは、今の狩野川では掛かりません。この状態でも掛かる可能性のある底波をオトリを引きながら探し、そこでエビにならないように注意しながら野鮎が絡んでくるのを待ちます。そして10時過ぎに、やっと待望のオトリ交換。
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当然ながら入れ掛かりなどありえませんが、オトリがきれいに泳ぐので今までとは期待度が違います。そして太陽が顔を出して気温が上昇してくると、当たりも今までとはまったく違って目印吹っ飛び。こうなるとバレの心配はありません。すぐシモに釣り人が入りましたが、曳舟を陸に置いているのでオトリ1尾のスーパー迷人。

すぐに1尾掛けますが、その後続けて2尾詰まらせて1時間で撤収。これで少し動けるようになりました。根掛かりする場所も見ていたので、その付近を避けるようにタイトに狙っていきます。鉄筋やコンクリートのような人工物が沈んでいるときは、掛かり鮎が走ったときに水中糸が引っかかることがないよう、ラインに強めにテンションを掛けておきます。

こんな感じで午前中の釣果は7尾。いつもは4尾くらいなので、まずまずのペース。しかし午後から釣る場所がありません。マルパパさんと連絡を取るも、どこも人が多くて動ける状態ではなさそうなので、午後も同じ場所で粘りました。しかし掛かる鮎は少なく3尾追加したのみ。そして最後にオトリを詰まらせて9尾でこの日は終了です。ハリ傷の状態から、朝方バレた鮎が午後1尾掛かりました。
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夜は雨の予報なので、オトリ店の東屋を借りてこの日のメーン・イベント。私は車を運転して帰らなければならないのでノンアルコール・ビール。他の方々は泊まりなので当然ながらビールやハイボール等々。naoさん曰く、「ダメ鮎師の元」とも言われている「炉ばた大将」で烏賊、庄川の鮎の干物、ホルモン、ソーセージを焼き焼きして夜は更けていくのでした・・・。

翌日は「大仁温泉旅館組合」主催の「狩野川大仁鮎釣りチーム大会」が開催されるので、会場となる大仁橋~神島橋付近は避けたいところ。おまけに朝から冷たい雨。友人がどうしても釣りがしたいということで、前日型も数もそろったという噂の大見川に入ります。しかしここで見える群れ鮎はなぜか小さい。

友人に一番良い場所に入ってもらい、昼までに3尾掛けてオトリサイズが1尾。私は入る場所がないので、そのまま歩いて本流を川見。このエリアで竿を出したのは2回目ですが、あまりにも昔のことなので記憶が曖昧です。この時点では釣り人が2人しかいなかったので、修善寺橋までの区間をくまなく川見して竿を出しました。
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私の釣果は午前中4尾。いつもなら当然場所移動ですが、友人が動くのが面倒ということで午後は完全な暇つぶし。歩きながら護岸から観察すると、8寸クラスの群れ鮎が見えます。この群れ鮎の足が異常なほど早く、一箇所で食み続けることはありません。水面にさざ波ができるくらいいますが、それを見つけた釣り人がシモからオトリを逆上げすると、あっという間に逃げてしまいました。

群れ鮎がいた場所は砂底に石が点在する場所。本来ならシモの瀬肩や瀬で垢を食んでいるのでしょうが、釣り人が入ったことにより淵に逃げ込んでしまったものと思われます。朝方は淵にいるとカワウに襲われるので瀬に入り、昼になると釣り人に怯えて淵に戻るという行動を繰り返しているのかもしれません。同行の友人も、渓流魚なみの警戒心に感心していました。
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さていよいよ連休の最終日です。釣り人は相変わらず多いですが、土曜や日曜よりはましな感じ。最終日は昼で上がる人も多いので、午前中はマイナーポイント。午後からメジャーポイントを釣ることにします。午前中入った場所は今季初めて。大型はあまり望めませんが、浅場で午後からのオトリ確保が目的です。

朝から日が差しますが、冷たい北風が竿を煽ります。カッパを着てこなかったことを後悔するくらい風が冷たい。川の水が温かく感じたのは今季初めて。着実に秋が深まっているのを実感します。前日は友人と一緒だったのでオトリ2尾のスタートでしたが、この日はいつものとおり4尾スタート。
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↑背中からオーラを漂わせるmotoさん

狙いどおり、手ごろな大きさのメス鮎が掛かります。これをオトリにすぐに追加と思いきや、やっぱり掛かりません。狙っていた浅場を釣り人が歩いてしまったので、回れ右して右岸側の深場を狙います。そして卵パンパンのメス鮎を追加するも、あまりに身重で泳ぎません。

野鮎を引きすぎると弱るので、養殖2号を使います。ここからは養殖1号と2号を回していきますが、結局午前中は2尾という貧果で終了です。場所移動で信号待ちをしていると、帰途についたmotoさんが後ろに。途中で車を止めて、午前中の状況を聞きます。どこも厳しいようで、しかも北風は強まるばかり・・・。午後も厳しい釣りになりそうです。
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午後は尺鮎が狙えるメジャーポイントを見て回りますが、やはりどこも人で一杯。入れる隙間がありません。特に週末は気心知れたオトリ店の常連が良い場所に並ぶので、普通の間隔よりも狭いので近寄ることができません。しばらく人の動きを見ていましたが、人が上がっても次の人が待機しているような感じなのでこの場所を諦めます。そして午後もマイナーポイントにGO~。

「超硬」でなければ折れてしまいそうな強風の中、流芯のキワを引きます。しかしまったくもって音信不通。最近は釣れない時間が長いので、石に座ることが多くなりました。しかし「石の上にも三年釣法」で掛かればよいのですが、何も起こらないまま終わってしまうのが今年の狩野川。やはり釣れないなりに努力しないと報われません。
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瀬の中に立っている石のカミを通してまず一尾。それをオトリに逆上げして、目印が大きく飛んで二尾目。カミの人があまりの強風で切り上げたので、その場所の少しシモに移動して手頃なサイズを追加。立ち位置を変えて、吊るし込むような感じで立っている石裏を攻めて同じサイズ。

こんな感じで強風に竿を煽られながら、オトリに一番負荷が掛からない立ち位置に移動して狙った場所を釣っていきます。この日はシモからカミに吹き上げる風なので、獲り込みは風が竿を起こしてくれるので超~ラクチン。
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↑「伊豆牛」ブランドを持つ「ひらい精肉店」が大仁橋のたもとに新装オープン。しゃぶしゃぶ用の肉をおみやげに!

大型の鮎を獲り込むときは「吊るし込み」や「タモ掬い」をする人が多いですが、私は大きな鮎ほどしっかり抜いてタモ受けするようにしています。これはラインを掴めるまで鮎を寄せてしまうと穂先だけに負荷が掛かった状態になり、硬い竿の場合は不意に走られたときに竿の弾力が生かせないで身切れすることがあるからです。

「デカ鮎2尾がよくタモに納まりますね」という質問が多いですが、大鮎のときは掛かり鮎だけを狙うのがポイント。いずれにしても「フワッ」と抜くので、口掛かりでもない限りは、2尾ともタモに納まるものです。
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では、九頭竜のような場所で伸され気味のときはどうするか?このようなときは一度「九頭竜返し」でカミに返し、戻ってきたところを抜いてタモ受けします。これが「TEAM Saogashira」の「秘伝書」第二巻です。

この日最大はオスだったので、最後に体高のあるメスをゲットしたいところ。この時期にメスが付いているであろうポイントをきっちり引いて、会心の当たりでメス鮎を獲り込んで少し早めに竿を畳みました。この日の釣果はぎりぎりツ抜けの10尾。毎度のごとく、撃沈コースまっしぐらです。

もはや消化試合とはいえ、ここまで数が出ないとやっぱり辛いです。しかし巷では景気の良い話もあるようなので、やっぱり私が「うー」が「へ~」なのでしょう・・・。目指すは「型も数も竿頭」でっせ!
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↑10尾釣ったら2~3尾に寄生しているのが見られます。酒匂川や那珂川の鮎でウオジラミ(チョウ)は見かけることがありますが、狩野川の鮎で目で見える寄生虫を確認したのは初めて。高温や渇水、放流魚の素性などが影響しているのでしょうか・・・

by scott1091 | 2012-10-08 22:46 | 鮎釣り/狩野川他 | Comments(8)