夏ヤマメ(アマゴ)!

伊勢正三さんといえば我々の世代は「22才の別れ」ですが、2003年にリリースされた「夏ヤマメ」という曲をご存知ですか?フライフィッシャーである伊勢さんならではの曲ですが、フライをする人は誰しも「夏ヤマメ」に対する思いは強いはず。一年の中で一番コンディションが良い夏のヤマメ(アマゴ)は、同じサイズでも早春に比べるとパワフルで、装いも赤みが増してゴージャス。

しかし鮎釣りをしていると、こんな魅力的な「夏ヤマメ(アマゴ)」に会う機会がありません。狩野川は梅雨でもなんだかんだ竿が出せるので、ここ数年は鮎解禁とともに渓流シーズンが終了するか、台風による出水で秋に渓流に行く程度です。
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しかしこの週末は台風4号と、台風5号が熱帯低気圧になってもたらした大雨により、近隣の川はどこも白川。相模川水系のダム上や早川の湯本では竿が出せるとの情報ですが、こんな機会はめったにないので渓流に行きます。

行き先はもちろん山岳渓流。湿度100%のような中でのウエーダーとカッパは、いくらゴアテックスといえども快適とはいえません。しかしこんな天気でも谷を流れる水は冷たく、時折吹き抜ける風が心地よい。落葉樹の葉が青々と茂って、まるで木でできたトンネルを遡行しているようです。
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水量が多く谷が暗いので、白泡にまぎれたフライをしばしば見失いますが、そんなときに限って魚がフライに出てしまうもの。釣り始めると汗が引いてメガネが曇らなくなるものですが、この日はしばしばメガネを拭かなければなりません。042.gif

まだ水量が多く、アマゴが開きに定位できるレベルではありませんが、魚はしっかり水面を意識しているので小さな巻きで反応があります。6寸クラスでも体高があり、太い流れに乗ると2番の竿がしっかりと曲がります。7寸クラスになると、ついて下がることもしばしば。これぞ「夏アマゴ(ヤマメ)」の醍醐味です!
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しかしこれから核心部というタイミングで、水の色が変わってきます。そしてあっという間に濁流となってしまいました。念のためカッパは着ているものの、釣り始めてから雨が落ちてくることはありませんでしたが、山の上ではかなり降っているようです。これ以上濁って増水すると渡渉が困難になるので、あらかじめ確認しているエスケープルートを使って脱渓します。

時間はまだ12時前なので、一度車に戻って濁りがない沢を探します。色々見て回りますが、濁りは入っていないものの釣り人の車が多い。やはり鮎ができないので渓流に来る人が多いのでしょう。今年実績がある場所をピンポイントで釣ってから、かねてから気になっている場所に入ります。
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この沢はまだ水量が多く、並みの鮎師では遡行できないくらい。渡渉できる場所が限られているので、上流の渓相を早め早めに判断しながら、右岸、左岸と切り替えしながら遡行します。大石の前後は流れが緩いので立ちやすいですが、上流側は掘れていることが多いので注意が必要です。この手の場所でシューズが底石に噛むと命取り。025.gif

予定では大滝まで行くつもりでしたが、あまりの水量と谷の暗さに遡行を断念。予定していたエスケープルートまで行けなかったので、途中にあった人工物の保守点検ルートをたどって脱渓しました。天気予報では夜は雨とのこと・・・。
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明けて日曜ですが、幸いにも夜はほとんど雨は降らず。しかし続けて降った雨により、山は保水量一杯で水位がなかなか落ちません。狩野川では気の早い鮎師が竿を出しているようですが、おそらく2回の出水で残り垢も期待できないでしょう。これでは石裏にオトリを入れて、じっと待っている釣りしかできません。

見ごろを迎えた紫陽花を楽しみながら、この日も渓流を目指します。マタケの筍が気になりますが、ウエーダーを着ていないと雨露で濡れてしまうので一先ず断念。梅雨の中休みで時折薄日もさして、昨日よりは快適な釣りが楽しめそうです。台風4号の大雨で渓相が変わってしまった沢もありますが、今回の場所はほとんど変化がない様子。
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春に空振ってしまった魚のリベンジを果たし、快調なペースで釣り上がります。この沢のアマゴは本当に綺麗で、手の中から泳ぎ出すまでの間、しばし魚体に見とれてしまいます。水量が多いのでサイトで狙える魚は半分もいませんが、ここはと思う場所では半分くらいの確率でフライに出ました。

釣れた魚は多くありませんが、短い区間で思った以上に長い時間楽しめました。釣れる魚はどれも「夏アマゴ」らしい完璧なプロポーション。このシーズンになるとイワナを狙う人が多くなりますが、やっぱり山岳渓流で釣る幅広のアマゴやヤマメは格別です。
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予定ではもう1本アマゴの沢を予定していましたが、中途半端な時間を残してしまったのでイワナ狙いに変更。フライに出るテンポがまったく違いますが、これはこれで趣があります。2尾目のまずまずの魚をバラシて落胆しましたが、3尾目はそれを上回る大きさで結果良ければ全て良し。さらに上がりの1尾を追加して、気持ちよく終了です。

この週末も富山の河川はまずまずの釣果だった由。今年の神通川はサイズがよく、地元の友人から来週から「龍星☆竿」を使うとのメールがありました。ここ数年続いた梅雨時期の大雨がなければ、今年の神通川は型、数ともに楽しめそう!「龍星☆竿」がいよいよ本領発揮です。006.gif
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by scott1091 | 2012-06-24 19:48 | フライフィッシング / 渓流・湖 | Comments(0)

久々の狩野川はやっぱり面白い!

今週は代車でETCが使えないこともあり、久々の狩野川です。まさに週末だけ雨が降る、週末限定アングラーにとってはとても厳しい週末。しかし濁りさえ入らなければ釣り人が少ないので、今年は渓流シーズンから密かに良い思いをしているのも確か。ゆっくりと朝食を食べてから出発です。026.gif

今回の代車は「ミラX"Special"」。「"Special"」が付くと普通の「X」よりも上のような印象を受けますが、実際は「X」よりも9万円ほど安いグレードになります。走行距離はまだ5,000㌔ちょっとなので新車同然。「2WD CVT」でしたが、出だしの軽さに感動。また車体が軽いこともありますが、燃費もかなり良い感じでした。もっとも今乗っている軽カーが「4WD」なので、比較レベルが違い過ぎますけどね!
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家の中では雨の音が聞こえませんが、外に出ると思った以上の雨脚。この降りが続くようだと濁りが入るのは時間の問題でしょう。道中に見える下流域には、まったく釣り人がおりません。オトリ店にも車が数台止まっているだけなので、これからという雰囲気でもなさそうです。

まだ濁りは入っていないので、順番に川を見ながら車を進めます。松ヶ瀬には釣り人が十人ほど見えます。「ジャパンカップ東海A大会」と「G杯狩野川予選会」で釣果があったので、それを目当てに入川されている人が多いのでしょう。そこからさらに車を進めて行きますが、まったく釣り人がいません。
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これならどこでも入れる状況ですが、あえて情報がない場所を選択します。最近は路上駐車を取り締まっているようなので、昨年まで駐車してきた場所でも気をつけましょう。私もオトリ店でたまたま行く場所を告げたら、〇〇〇に止めたら駐禁で切符を切られるとの情報をもらいセーフでした。042.gif

これにより行き先を変更。狩野川はオトリ店の駐車場を使わないと、思ったほど駐車スペースがありません。今まで観光の一環で見て見ぬふりをしてくれた場所が多かったですが、近隣住民から通報されると、取り締まりをしないわけにはいかない世情なのでしょう。
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雨脚は強くなったり弱くなったりですが、雨が上がるということはありません。多少水位が上がりますが、気になるほどの濁りはなし。そこでまずは淵に溜まっている鮎を観察します。早い時間帯は、ヘチの大きな石裏でダンゴ状態。私の人影で群れが流れに出ますが、まるで中層を群泳するイワシです。

この鮎は最近放流したようで、サイズもオトリくらいの成魚。かなりの数ではありますが、これが掛かり出すにはある程度の出水が必要でしょう。どうして群れる淵に放流するのかと思われる人も多いと思いますが、漁協もこうなることはわかっているので、基本的には瀬に放流しています。
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しかし瀬に放流された鮎は群れで移動し、放流地点よりも上にある淵で止まってしまいます。したがってこの手の放流鮎を分散させるには、ある程度の出水で鮎が流されるしか方法がありません。放流されている鮎の種類の多さから、漁協がかなり頑張っていることがうかがえます。しかし淵の魚はほとんどが中層に定位しているので、残念ながら友釣りの対象にはなりません。

今回は釣り人がほとんどいなかったので、アマゴ釣りをしている様子でアユの餌釣りをしている人がいました。あの状態のアユは餌釣りで効率良く釣れるのは確かですが、これは違反です。狩野川のアユの餌釣りは、11月1日から12月31日までしかできないので注意してください。
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さて実際の釣りの方ですが、まずはここしかないという場所に空中輸送。着水してオトリが馴染むと同時に目印が飛びます。これはゴールデンウイーク前に入れた静岡2系の残り。それをオトリにして手前から引いていくと、狙いの波立ちで気持ち良く目印が飛びます。これは鱗が大きく追星が濃いタイプの人工産。

この勢いで行きたいところですが、そんなに甘くないのが今年の狩野川です。瀬肩から少し下がったところで群れ鮎が見えるので、そこにオトリを誘導するとすぐに掛かります。しかしハリ立ちする前に底バレ。サイズ的に小さいので、3週間前に入れた人工産の可能性が高い。思ったよりも成長していないのが驚きです。この鮎を2尾釣って魚体を確認し、これ以上掛けても意味がない魚なので移動します。
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瀬で掛かることを確認したので、竿抜けと思われる場所を釣っていきます。天気が悪いこともあり、コンディションの良い静岡2系は思ったほど追いがなく、口や顔掛りが多い。やはり鱗の大きい人工産が一番強烈な当たりを送ってきます。あいにくの雨ではありますが、時折カッパのフードを被らなくても気にならないくらいのショボ雨がありがたい。

まずは追いの良い鮎を拾ってから、石色の良さそうな場所をじっくり探っていきます。掛かってくる鮎の種類はまちまちで、天然を含めて5種類くらいでしょうか?3週間前に一番釣れた追加放流の静岡2系は、ほとんど掛からず。前回冷水病で流れてくる個体も見られたので、かなり歩留まりが悪かったのでしょう。
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久々の狩野川ですが、やはり流れが立体的で面白い!マルパパさんが以前から狩野川に匹敵するような面白い川は静岡にはないと話しておりましたが、興津と藁科で実際に竿を出してみて実感しました。もちろんホームグラウンドへの思い入れや釣りの好みがあるので一概には比較できませんし、どちらが上とか下とかいう話ではありません。

現在の狩野川は、解禁当初と違って狙って釣ることが可能な状況となっています。天然の数は昨年とは比較にならないほど少ないですが、少なくとも放流した群れ鮎しか釣れないという状況ではありません。腕に覚えがある人は、ぜひトライしてみてくださいませ。
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もちろん釣れなかったなんて泣き言は聞かないあるね!
この日の釣果は31尾でした。

日曜は所用で釣りはお休みです。土曜の夜の雨で、近隣の川はどこも増水。友人から問い合わせもありましたが、狩野川、興津は午後から本流で釣りができたようです。そしてこの週末、好調なスタートを切った北陸河川。梅雨の間コーヒールンバが続かなければ、サイズも期待できる年になるかも、鴨、カモノハシ~!003.gif
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↑こんな場所で過ごす休日はいかがでしょう?

by scott1091 | 2012-06-17 20:10 | 鮎釣り/狩野川他 | Comments(9)

泣き言なんて聞きたくないわよ~!

この週末は土曜は夕方、日曜は午前に所用あり。釣りに行っても中途半端ではあるものの、行かないと後悔するので釣り場へGO!狩野川はシマノの東海A大会が松ヶ瀬で行われているので、空いているであろう興津を目指します。

天気予報どおり午前中は雨となり、上流エリアでも10㌢程度増水。多少濁りも入って、落ち葉やアオノロの流下もあります。オトリを買った「宮原おとり店」の情報では、「土村」周辺が良いとのこと。同店HPの「釣り場案内」や年券を購入したときにもらった「遊魚のしおり」を見ながら車を進めます。

途中通行止めの区間などもあり、下流から順番に橋を確認することができないため、まずは興津のシンボル的な「山びこ橋」を目指します。ここから少し上がって西里堰堤を確認し、そこから矢崎橋まで車から川見します。
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それにしても興津は川相が何と言いましょうか・・・。狩野川も年々フラットな区間が多くなっていますが、そのレベルではありませんよね~。雨により平水より多少減水しているくらいの水位だとは思いますが、極端な表現をするとチャラ瀬とカガミしかありません、この区間は!

またカガミは底石が小さいので、流れに変化がないのでポイントとしての魅力がない。こんな川相なので、変化のある瀬は連日竿が入っているので石色がすこぶる悪いです。天気が悪いので釣り人が少ないですが、入っているのはみんな水深のある瀬尻。場所によっては大半は砂底と思われる所もありますが、このような場所で粘る方が釣果が伸びるのでしょう。
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この区間はジャリが多くフラットなので、河原を歩くのがとても楽チン。これが昨年の台風でこうなってしまったのか私にはわかりませんが、狩野川をホームグランドにしている人が、普段は興津に行かない理由が何となく理解できました。こんな川相ではありますが私は瀬をパスして、カガミで頭くらいの底石が点在する場所を探します。

幸いそれに該当する場所が、「土村キャンプ場」付近で見つかりました。わかりやすい場所なので、マルパパさんを待つ間ここで竿を出します。オトリを送り出すと、見計らったように雨脚がひどくなって濁りが入ってきます。鮎のハネが見られますが、先週釣れた放流物よりもかなり小さい感じ。群れ鮎も確認しましたが、これは天然なのでしょうか?
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オトリが変われば掛かりそうですが、結果がでないままマルパパさんが到着。中流域はすでにかなり濁っていたとのこと。雨が止んで天気も回復しそうなので、移動して一緒に竿を出すことにします。せっかくの機会なので、マルパパさんに茂野島から土村までの区間を案内してもらい、マスターズの大会本部に使われる大網で竿を出すことにします。

ちょうど昼時なのでまずは昼食。止まっている車は全て県外ナンバーで、興津の人気の高さをうかがわせます。特にその中の1台は、鮎釣り大国のナンバー。どうしてここまで来るのか不思議に思っていたら、後ほど声を掛けられたこの車のオーナーは単身赴任中のヒデVさんでした。
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大網橋のシモにある瀬は、興津の中では一番立派な感じです。石も大きいので魅力のある波立ちですが、いれば一発で掛かってしまうので容易くはありません。しかしいずれにしてもオトリを変えないと始まらないので、養殖で一番掛けやすいこの瀬で1尾獲ることにします。

マルパパさんも少しシモからスタート。まもなくマルパパさんが瀬尻のヒラキで掛けます。私は最初の1尾に苦労しますが、狙いどおりの場所でオトリ替え。オトリが獲れたので人のいないフラットな流れに移動します。水深は20㌢くらいですが、良い感じの石が点在しています。

これくらいの水深だと引いた方が早いので、竿の角度を立て気味にしながら誘いを入れます。この場所も狙った石で、気持ちよく目印が飛びました。人が少ないのでこの手のポイントを探せば数が伸びそうですが、残念ながらこの日は所用で早上がりです。釣果は7尾で時間切れ。
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翌日は午前中に用事を済ませてから興津に行きます。前日人が少なかったので拾い釣りをしようと思っていたのですが、まったく考えが甘かったです。「宮原おとり店」の好釣予報を受けて、上流エリアはどこも人で一杯。中流エリアも要所要所に人がいて、この時間から入るのは申し訳ない感じです。

興津の川相はフラットな場所が多いので、前後の釣り人のオトリを泳がせる線引きが難しいところ。私は引き釣りがベースながらカミも釣るので、上下竿2本分は空けるようにしていますが、その間に何も言わないで入る「歩くカタログ」のような輩が多いのも興津の特徴です。もちろん県外ナンバーの方々ばかりですけどね。042.gif
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グループで行動しているので、他の釣り人にも仲間間隔(感覚)になってしまうのでしょう。この手のグループをあまり狩野川で見かけないのは、使っている道具のメーカー志向から、マスターズの予選会がないからと思われます。でも仲間同士の会話から、予選会で好成績を上げた人が釣った場所などを知ることができました。

そんなポイントの特徴を分析すれば、自分で竿を出さなくても興津のクセを知ることができます。自分で竿を出すのが一番確かではありますが、混雑している川は釣れている人を確認していく方が短時間で広範囲に調査することができます。そしてその中に、自分が見過ごすような場所があればしめたもの。

この日は混雑して釣っている時間は短かったですが、納得の13尾で終了です。先週は静岡2系ばかりでしたが、この日の釣果は半分弱が海産系。外見、強いぬめりや香りから判断すると天然と思われますが、海産蓄養を稚魚段階で放流をしている可能性もあるので断定はできません。(←少なくとも海産の成魚放流とは違いまっせ!)
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来週は土曜しか釣りに行けないので、3週間ぶりに狩野川の状況を確認して来ようと思います。狩野川の状況が悪いので、興津に行こうと思う人も多いと思いますが、ともかくポイントが少なく混雑する川なので、竿頭と平均釣果の隔たりが大きいので注意するあるね。

話が違うとか、泣き言なんて聞きたくないわよ~!
アームを磨いて頑張りましょ。006.gif
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by scott1091 | 2012-06-10 20:43 | 鮎釣り/狩野川他 | Comments(6)

要は『「うー」が「ヘ~」』なのよ~!

古い友人しかわからないタイトルですが、『「うー」が「ヘ~」』とはずばり「腕がヘボ」の隠語なのです。使い方としては釣果を聞かれ、回りは釣れたけど自分はいまひとつのときに、要は『「うー」が「ヘ~」』なのよ~と答えるわけです。

今週もタイトルにあるとおり、『「うー」が「ヘ~」』路線まっしぐらなので、これから下は読み流してくださいませ~!037.gif

まずは土曜は興津へGO!6月5日のマスターズ東海地区大会を控えているので、混雑は避けられませんが、7月になると遠征が始まるので致し方ありません。先週は下流域に入ったのでは、今回は立花橋よりもカミ。駐車場の関係で52号橋から釣り上がることにします。
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52号橋から見る川の状態は、橋の真下とその上にある小さな落ち込み以外は、みごとな垢腐れ。ここには天然は到達していないようで、放流魚も残りはかなり少ない感じです。狩野川であれば当然違う場所を探しますが、興津を知る上でも「清地~立花橋」の釣査(ちょうさ)は外せないので入川します。

橋の真下を釣るつもりで右岸の階段を降り始めると、何と左岸橋の下に釣り人がいました。これでは入る場所がないと思っていると、橋のカミにいる二人連れが竿を仕舞い始めます。その場所は石色が悪すぎて竿を出す気にはなりませんが、試し釣りが行われた場所はまずまずの石色。ここらかスタートします。
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護岸の上に川見の人が入れ替わり立ち代り来ますが、誰に聞いても鮎は見えないという。川回りの方の話では「今日は(も)厳しい」が、土曜としては釣り人が少ないとのこと。すでに「お地蔵さんモード」の人も多いですが、ここでオトリを獲ってから空いている場所を探しながら釣り上がります。

しかし石色が極端なので、人がいないのは垢腐れの場所のみ。石が黒い場所も釣れていないのですが、そのような場所には必ず釣り人がいます。人が竿を出さない吊橋やゴトロ周辺の岩盤のトヨみたいなところでポツポツ拾いますが、こんな場所ばかりでは数がまとまりません。
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「天野回漕店倉庫前」まで釣り上がりますが、数が出そうな場所は必ず人がいます。このまま「ささぶろ前」、そして「清地」まで釣り上がることも考えましたが、今までの区間よりもさらに釣り人が多いことが予想されます。あまりに釣れず人が帰り始めたので、行きに竿を出せなかった場所を2箇所釣って52号橋に戻りました。

釣果は全部で15尾。個人的には『「うー」が「ヘ~」』と思っていますが、この区間では平均釣果のトリプルスコアー以上でしょう。私は興津初心者なので実態がわかりませんが、天然ビリが混じってもよければ「梨の木堰堤~承元寺堰堤」の石色がもっとも良い感じ。また上流に行くほど水温が低くいので垢腐れが進んでおらず、釣り人が分散するので拾い釣りがしやすい感じです。
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車に戻って着替えてから携帯を見ると、ヘルニアさんから「You've got meil!」。内容を確認するとお父さんと一緒に狩野川に来ているとのこと。これにはさすがに「Oh my god!」。「腕に自信あり」はOKですが、このブログに書かれている微妙なニュアンスを感じて欲しいあるよ~。042.gif

現在の狩野川は、追加放流魚が残っている場所を見つけられるかのみ。それが川見の重要なテクニックですが、その場所があまりに少なくて狭すぎる。毎日川見できる人や情報が集まる人でないと、やっと見つけたときは先客あり。その場所を見つけたことは評価できても、そこに入れなければ釣果につながりません。
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興津も天然遡上が到達していないエリアは同じような状況になってきましたが、それでもゴールデンウイークの大増水前に入れた放流魚が全川に分散しているので、竿抜けを探せばポツポツでも拾うことができます。これが鮎釣りでは非常に重要で、場所を外したらまったく鮎がいないのでは、もはや腕とは無関係でしょう。

ヘルニアさんに電話をいれると、興津に移動中とのこと。私は明日も興津を予定しているので、ご一緒することにして電話を切ります。その後マルパパさんから連絡が入り、午後の短い時間で藁科川が釣れたとのこと。ヘルニアファミリーが興津に移動中であることを伝えると、藁科の方が良いのではないかと力強いお言葉!
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藁科は前評判が悪かったこともあり、土曜の午後からでも人気ポイントに入れるほどガラ空きとのこと。組合長もブログで正直に現況を伝えているので、この情報よりひどいことは考えにくい。しかも新東名まで天然が遡上しているとの話なので、マルパパさんの案内で藁科に行くことにします。

新東名「静岡SA」の「スマートIC」を利用すると、降りたところがすでに藁科。これで往年の藁科が復活したら、年券を買ってしまうであろうアクセスの良さです。藁科も初めて竿を出す川ですが、有名なオトリ店やポイントを巡ってからマルパパさんが目星を付けている場所に行きます。
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↑上が唯一釣れた「静岡2系」

まずは遠方からお越しのヘルニアファミリーに場所を決めてもらってから入川。「前のめり系」のマルパパさんとヘルニアさんは、涎が出そうな瀬にまっしぐら。私は藁科の石色に慣れていないので、半信半疑で成魚放流でも付けるくらいの少し緩めの場所に入ります。

案内してくれるマルパパさんが一番心配しているので、ここは早いタイミングで掛けて士気を上げたいもの。その願いがかなって、オトリが馴染むと同時に目印が飛びます。ここからはしばし入れ掛かりですが、一級ポイントではほとんど掛かりません。掛かる鮎はオトリと同系の人工産ですが、1尾だけ「静岡2系」が混じりました。

人工産の方は、解禁直前に入れた追加放流魚と思われます。鮎が溜まっている場所がわかったので場所を譲ろうとしますが、それで場所を交代するようなメンバーではありません。ラインに当たる頻度から判断するとかなり残っていますが、誰も遠慮してやらないので、私の「翔龍竿MH90HP」を使って交代で実釣してもらいます。この場所はギャラリーも多く、みんな釣れているのが半信半疑という感じでした。
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↑足取りも軽いマルパパさん

その後は全員で放流エリアを離れて、天然遡上エリアに移動します。橋から見た底石は輝いているので、天然が遡上しているのは間違いありません。しかし広い河原には、見渡す限り釣り人がおりません。解禁三日目なのに、この広いエリアを独占できる喜び。「一人一瀬」に近い状態です。

ここも橋からのギャラリーが多く、私が数えただけでも30台くらいが入れ替わりで停車したでしょうか?やはり釣り人が釣り人を呼ぶもので、後から3人が入ってきました。しかしこの場所、ハミ跡があるのにぜんぜん掛かりません。これこそまさに『「うー」が「ヘ~」』というものでしょう。
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↑小さくても天然鮎の当たりは格別

掛かってくる鮎はさすがに天然。小さいながら、目印が瀬を切り裂くように鋭角に走ります。川見も含めて広大な河原を探っていきますが、この時期の天然はまだ活性が上がらないのでしょう。粘りに粘りますが、日が射してからやっと今季一番の衝撃的な当たりが出ます。

掛かると同時に目印が上流に大きく弾けたので、慎重に浮かせると午前中釣った放流鮎よりも一回り大きい。天然でもこんなに大きいのがいるんですね~。腹掛かりなので慎重に流芯を横切らせて掬いに行きますが、残念ながら目前で身切れしてしまいました。日が射して天然にもスイッチが入ったと思ったのですが、残念ながらその後は鮎から応答無し。
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↑この二つの瀬を4人で独占!

初めての藁科での釣果は16尾。組合長は立場上かなり悲観的ですが、少なくとも新東名よりもシモは川が荒れるような大きな水が出なければ、天然は狩野川や興津より有望な感じがします。今回は大きいのをバラしてしまいましたが、ハミ跡は大きいものもあります。今後に期待しましょう!

マルパパさん、案内して頂いてありがとうございました!
ご一緒したヘルニアさん、ヘルニアぱぱさん、お疲れ様でした~。040.gif
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蛇足ながら、私の釣果はオトリをカウントしません。釣果だから当然ですが、オトリ込みで表示する方や漁協が多いので補足しておきます。

by scott1091 | 2012-06-03 20:25 | 鮎釣り/狩野川他 | Comments(4)