観測ポイントに異常あり!

今年は天然遡上が少なくて、一向にカワシオグサがきれいにならない観測ポイント。私の観察では例年第二陣の方が型は小さいものの数が多いので、その年の釣況を大きく左右します。その第二陣がいまだ来なかったのですが、今朝の観測ポイントに異常あり。

見える鮎が明らかに増えています。しかしこれが天然遡上の第二陣なのか、私には判断がつきません。その理由は数が少なく、明らかに第一陣よりも大きいこと。そして毎年天然が付く場所とは違うスジに、それらの鮎が付いているからです。

どれぐらいの大きさかというと、先日私が釣った最大よりも一目見て大きい。そしてそのサイズでありながら、一つの石に5尾くらいが入り乱れて石垢を食んでいます。そんな勢いなので、鮎が付いている石は二日でカワシオグサがなくなりました。emoticon-0116-evilgrin.gif

もしこれがゴールデンウイークの大増水で河口付近まで流された放流魚の差し返しだとしたら・・・。遡上距離から判断すれば、本流ではそろそろ松下辺りに達していてもおかしくありません。

追加放流による刺激で、もともと川にいる鮎が掛かり始めたという話も聞きますが、鮎は人が思っている以上に神出鬼没で、動きが読めない生き物です。どんなベテランでも、盛期になってみないとわからないというのが本音のところでしょう。

だから遡上量については、バイアスを掛けて何でも言えてしまうのが怖いところなんですけどね。あまり期待せず、心密かにといったところでしょう。状況が悪くても天然遡上を信じたい気持ちは、商売女性の言葉を信じたくなるのと似ていますよね!emoticon-0136-giggle.gif

by scott1091 | 2012-05-31 21:02 | 鮎釣り/狩野川他 | Comments(0)

2012年の開幕!解禁一週目にしていく場所が・・・

いよいよ2012年のシーズン開幕。事前情報や解禁日の釣果などは頭の中から完全にデリートして、自分の目で確認するべく金曜、狩野川に釣行します。私にとってはこの日が解禁なので、気合を入れて6時に出発です。emoticon-0105-wink.gif

下流域から川を見て行きますが、想像以上に厳しい感じ。私の観測ポイントには非常に少ないながら天然が来ているので、まったく天然がいないということではないのでしょうが、目下のところは橋の上から見て確認できるような遡上量ではないのでしょう。
f0103126_21541259.jpg

家を出る前に観測ポイントを見たときはすでに食んでいたので、いれば少なくとも下流域ではヒラを打っているはず。ヒラを打てば、私が見逃すことはありません。石色は流れの走っているところは垢腐れを起こしていませんが、鮎が食んでいる色とは異なります。

こんな感じで鮎を確認できないまま、本日予定していた場所に到着。一番釣れている西平橋~嵯峨沢橋の調査は、週末の楽しみにとっておきます。釣り場で解禁日に50尾超を釣った友人と一緒になったので、解禁日の様子や直近の状況を聞きます。すでに解禁から3日竿を出したとのことですが、状況はかなり厳しいとのこと。
f0103126_2155564.jpg

オトリ店の話では、「TOMOさんでも20尾釣れないかも」という状況らしい。これを聞いて普通はメラメラと闘志を燃やすものですが、川見した感触では肝心の私がまったく釣る自信がありません。ともかく解禁前に入れた追加放流の群れを探さないと勝負にならないということなので、石色や流れで判断するのではなく鮎のハネを探します。こうなるとフライでライズを探すのと一緒です。

そんな場所を友人と、右岸、左岸から挟んで釣ります。オトリを確保してから友人は、前後にある良さそうな場所に竿を挿していきますが、まったく釣れません。友人が群れ鮎の場所に戻ってきたので、今度は私がもう少し上流を探りに行きますが、釣果がないまま昼食となりました。

友人との結論は、我々のアームではあそこしか釣れない。 悲しいかなこれが現実なので、午後は両岸から2畳くらいの狭い場所を釣ります。当然ながらオトリが交差することもしばしばありますが、阿吽の呼吸で掛かる場所に入っている方を優先します。しかし友人同士であっても、レベルが違えば釣りにならないくらい狭い。
f0103126_21543342.jpg

釣れた鮎は「静岡2系」で、少し大き目の別の放流魚が2尾混じりました。いずれもゴールデンウイークの大増水後に追加放流されたものと思われますが、特に「静岡2系」の川への馴染みが悪いようで、かなり痩せていて個体によっては病気の徴候も出ています。

追って掛かるわけではありませんが、それでも掛かってしまうのが「静岡2系」。初日ということもあって集中力を切らすことはありませんでしたが、楽しい釣りではありません。この日の釣りは、群れ鮎を見つけることができた時点で完結だったのでしょう。

例年この時期に釣れる天然ビリはまったく掛からず。大増水前に入れたと思われるコンディションの良い「静岡2系」が1尾。この魚が、唯一瀬の中で掛かりました。この日の釣果は34尾。群れが見つからなければオトリの循環が成り立たず、きっと〇ーズで終わったと思います。
f0103126_21553396.jpg


翌日は比較的釣れているという西平橋~嵯峨沢橋間へ。土曜にも関わらず下流域には釣り人は見えません。しかし西平橋周辺はすでに入る場所はなし。嵯峨沢橋周辺もそこそこ人がいるので、人のいない中間地点に入ります。人気の場所でこれだけ人が少ないのは、興津川の解禁に人が流れたせいだろう。そんな能天気なことを考えながら、人のいない400㍍区間を川見します。

しかしその結果は、前日に引き続いて私のアームでは釣れそうにない。この間に徐々に人が増えてきたので、ハネは見つからないものの群れ鮎が溜まりそうな場所からスタートします。結果的にはそこには群れ鮎がいませんでしたが、少し下流のヘチでハネを発見!。フライマンは絶対に見逃しませんぜぇ~。

そこで前日と同じパターンで掛けます。ここはすべて「静岡2系」。痩せているのは前日と同じですが、病気の徴候がある魚は混じりませんでした。アマゴ釣りに来ていたflymotoさんが車を見つけて寄ってくれたので、釣れない時間も退屈することはありません。午前中の釣果は15尾でしたが、午後この場所はまったく掛かりませんでした。
f0103126_21464238.jpg

そこから放浪の旅に出ますが、やはり群れ鮎がいた場所より少し上流でしか掛かりません。この日も大増水の前に入れたと思われる「静岡2系」が1尾。そしてオトリになるくらいの天然1尾が、いずれも瀬の中の一級ポイントで掛かりました。しかし群れ鮎を見つけることができなければ、友釣りが成立しなかったのは前日と同じです。

土曜にも関わらず、15時には見える範囲に釣り人がいなくなりました。この日の夕方、漁協の車が放流に来たので、近くで見学させて頂きました。オレンジの蛇腹ホースから出てくる鮎を確認しましたが、大きさ的には例年この時期に混じる天然ビリ鮎くらい。

追加放流した「静岡2系」の馴染みが悪いことを考えれば、小さい鮎を放流することは賛成です。しかし問題はその数。たまたまその場所が少なかったのでしょうが、あれでは上流域でも「焼け石に水」のような気が…。この日の釣果は22尾でしたが、もはや私のアームでは翌日狩野川で釣りをする気持ちになれません。釣行を約束していた友人に現状を伝えて取りやめにします。emoticon-0106-crying.gif
f0103126_21471997.jpg

f0103126_21473461.jpg

f0103126_21554922.jpg

家に帰ってベランダでバドワイザーを飲みながら、興津川の解禁に行ったマルパパさんに電話をします。試し釣りの結果はまずまずでしたが、漁協関係者は状況的にはあまり良くないと心配していました。しかし結果的には大増水により放流鮎が分散され、上流から下流まであまり偏ることなく放流魚が釣れたとのこと。

とりわけマルパパさんは爆釣だったようで、電話を聞いている私も嬉しくなりました。また前日仕事が終わってから駆けつけたDさんも、自己記録を更新した由。マルパパさんの話では天然も少し混じったとのことなので、解禁二日目の興津に行くことにします。午後は止まったので明日は釣れないとマルパパさんが心配してくれましたが、もはや私のアームでは狩野川で1尾も釣る自信がないので、興津で5尾釣れれば十分です。emoticon-0107-sweating.gif

意外に思われるかもしれませんが、私は興津で竿を出したことがありません。今の場所に引越してから、一度だけ5月20日が週末に重なったときに釣行しましたが、あまりの激コミに怯んでしまって竿を出さなかった経験があります。

そんな状況なのに今年は興津に通ってみようと思ったのは、新東名の開通がきっかけです。高速料金とガソリン代は掛かりますが、時間的には狩野川に行くのと大差なくなりました。利用する区間はまったく渋滞がないので、伊豆が渋滞する時期になれば逆に早いくらいでしょう。
f0103126_22141128.jpg

かつて川見した遠い記憶を頼りに車を走らせます。興津といえば私の世代は「ささぶろ」が有名でしたが、最近はご子息が経営される「宮原おとり店」がよく知られるところ。今年からご実家に戻って「宮原おとり店」としてスタートしたとのことなので、この週末はお店に近づけないくらい混雑するのは必至です。

そんな忙しいときに年券の手続きをして頂くのは申し訳ないので、なるべく釣り人がいない店を探します。この間にも川見をしますが、すでに駐車スペースはどこも満杯。やはり解禁二日目といえども、人気河川は違います。今回は中河内川のジャンクションより下に入るつもりなので、その間を上から下まで往復して店を決めます。

年券を購入したら、案内図と一緒に渡された販売店のタオルがすごく嬉しい!かつては年券を買うとタオルや手ぬぐいをくれたものですが、いつの頃からかなくなってしまいました。こんな些細なことも含めて、初めての川は全てが新鮮でわくわくします。

車を止められる場所をいくつか教えてもらい、釣り場まで少し歩くことになりますが一番安心な場所に駐車します。いずれにしても初めての川は車で見て回ってもわからないので、そこからペットボトル1本を下げて、オトリ缶を背負って歩きます。こんな感じでまずは立花橋~梨の木堰堤区間を偵察。
f0103126_21512794.jpg

立花橋周辺はすでに入る場所がないのは車で確認しているので、そこまでの区間の川相を確認してから梨の木堰堤シモへ。ここもすでに入る場所がない状態ですが、砂の中に岩盤がある場所が竿3本分くらい空いていたので、そこに入りました。

シモにいた地元の人がわざわざ近づいてきて、今日はぜんぜん釣れないと状況を教えてくれます。昨日は少しシモに入って、午前中だけで良形を25尾釣ったとのこと。目の前の岩盤を見ると、天然ビリの群れが盛んに食んでいます。

しかし私が見ている限りでは、まったく釣れていません。もちろん私も釣れません。ここで10尾ほど釣りますが、「静岡2系」は小型が3尾のみ。「翔龍竿MH90HP」を気持ちよく曲げてくれる鮎を求めて、八幡橋まで歩きます。途中人がいないので遠めには入れると思ったのですが、休憩している人はみんな置き竿。
f0103126_21521845.jpg

結局、途中で竿を出せたのは砂地に大石が点在する場所と、岩盤のホソだけでした。これでは移動しても入れる場所はないと思いましたが、今後の駐車スペースや入川路の確認だけでもできればと思って車に戻ります。行きと違って鮎の数が増えているので、水が多くなるのでオトリ缶のベルトが肩に食い込んで辛い。

そこから上流域を中心に見て回りますが、私の距離感では竿を出せそうなスペースがありません。また釣り人も多いですが、川遊びの家族連れが多いのにも驚きました。興津川には「キャンプ適地」なる指定があるので、その影響が大きいのでしょう。その近くは河原に焼肉の匂いが充満し、それでけでもお腹一杯になれます。

もはやこうなると、「掛け釣り」区間しか残されていません。私は相模川、中津川で育ったので、当時は私以外は全て「コロガシ」。そんな経験があるので、「コロガシ」や「掛け釣り」している人がいても気になりません。九頭竜は錘を上から振り込んでくるので身の危険を感じますけどね!また一番厄介なのは根掛かりで川に放置された仕掛けですが、興津はオトリを取りにいけない場所はほとんどない。
f0103126_21523914.jpg

川を見て回ると、承元寺堰堤よりシモは人が見えません。朝、目星を付けておいた場所に行くと、上流に「掛け釣り」の人が一人だけ。またオトリ缶を背負って歩きます。川には「掛け釣り」の仕掛け巻きの台紙が、沢山落ちています。全てではないものの、大半の仕掛けは川に沈んでいると考えるべきでしょう。

このような場所では、オトリ任せで泳がせるのが一番危険です。常にテンションを掛けて底石のカミを釣ることを意識し、竿に違和感を感じたらすぐにオトリを浮かせます。張り詰めた釣りとなりましたが、狙いは正解でした。昨日マルパパさんが釣ったであろう良形の「静岡2系」が、目の覚めるような当たりを送ってきます。
f0103126_2153661.jpg

残念ながら数は出ませんでしたが、これでやっと解禁を迎えた感じです。この区間で友釣りする人は少ないのか、散歩している人たちが必ず足を止めます。一番長い人は2時間くらい見ていたでしょうか。きっと友釣りをする人か、かつてやっていた人なのでしょう。掛けるたびに拍手まで頂いて恐縮です。emoticon-0139-bow.gif

この日の釣果は全部で25尾。解禁二日目の釣果としてはレベル低すぎですが、最後の場所では久々に充実した釣りができました。回りを見れば雲一つない青空。そして河原にいるのは私だけ。しかもいつもより遅くまで竿を出していながら、18時過ぎには片付けも終わってベランダでいつものバド・タイム。
f0103126_21532244.jpg

f0103126_22184318.jpg

まずは無事、鮎解禁です!emoticon-0123-party.gif

by scott1091 | 2012-05-27 21:39 | 鮎釣り/狩野川他 | Comments(20)

これにて渓流シーズンは一先ず終了です!

月日が流れるのは早いもんで、ヤエンやフライを楽しんでいるうちに、あっという間に狩野川の鮎解禁です。すでに書いているとおり、私は混雑を避けて解禁日はパスしましたが、遠くから訪れた方々も多かったのでしょう。釣果はかなり悲惨だったようですが、天然遡上は昨年並みとの漁協発表なので、梅雨明け以降の好転に期待しましょう!emoticon-0105-wink.gif

さて鮎の話はこの辺で。私は今週も山に入ります。天気予報では日中の気温は25℃近くまで上がるとのことですが、上空の偏西風によって日本付近に寒気が流入しているため、いつまで経っても朝夕や日陰は肌寒いです。この日も朝の気温は6℃。フリースを着ないと山には入れません。
f0103126_217910.jpg

そろそろ沢屋も活動を始める季節なので、なるべく沢屋にとっては面白くない(=遡行難易度の低い)場所を選びます。そんな場所に早くから取り付きますが、自分のテンションも魚の活性もイマイチなので、久々に長~いブレイク。気温が高ければ寝てしまうところですが、日が高くなるまでは寒くて寝れませんわぁ~。emoticon-0107-sweating.gif

この日はいつもより早く入渓した理由は、最上流部まで遡行した後、もう1本沢を調査したいがため。そのためペース配分を考えながら、小さい魚は目視確認に止めて、大きい魚だけを狙っていきます。この方法でも、いつものとおり昼食は抜き!
f0103126_2172596.jpg

やっと最後の滝に到着したとき、背後にまさかの視線を感じます。おいおい沢屋さんかよぉ~と思ったら、バリルートを利用した山&沢歩きといった雰囲気です。当然ながら金具は下げていません。聞けば最近山行を再開したとのことで、足慣らしに歩いている由。体力的にかなり厳しそうですが、巻き道で後ろから見ている限りでは装備も含めて問題はなさそうです。

滝を巻いたところで、遡行ルートを確認してこの方とはお別れ。人影で魚は沈んでしまうので、本日2回目のプチ長~いブレイク。このブレイクでもう1本の調査時間が押せ押せになってしまいました。この時点でこの日の残業が決定。まぁ~日も長くなったので、気長にいきましょう。
f0103126_2174645.jpg

しかし2本目が終わる頃にはヘロヘロ・・・。家に帰って疲れたから明日は休みと宣言しておきながら、次の日また出かけるのはいつものこと。妻もわかっているので、しっかりニギリメシ用に朝からご飯を炊いてくれます。まぁ、男のもう行かないは、また懲りずに行くってことですから~!emoticon-0100-smile.gif

車に戻る頃には、濡れた服では体が震えるくらいの気温に低下。標高が高いこともありますが、狩野川の解禁で前夜祭をしている人達が、風邪をひかないとよいのですが…。明日の朝は追いが渋いだろうな~などと考えながら、温かい麺類が食べたいと妻に電話してから帰路を急ぎます。
f0103126_218194.jpg

翌日は私が気になっている沢に、友人と一緒に入渓します。何と言いましょうか、極めて人工的な護岸に囲まれておりましたが、山岳渓流の雰囲気も残っている不思議な沢でありました。核心部と思われる場所よりかなり下から入ったため、遡行時間は5時間弱。調査の結果は新仔の確認もできたので、今後も楽しみな沢といえましょう。

これにて一先ず、渓流シーズンは終了です。今年は新しい沢の調査に時間を割くことが多かったですが、やはり外れることの方が多かったです。それでも最後に2本有望な沢が見つかったので、終わりよければ全てよしという感じです。
f0103126_2144325.jpg

来週からいよいよ鮎シーズンに突入します。まずは狩野川からスタートしますが、状況しだいでは興津の年券も購入するかも~。鮎の解禁まで支流だけでもフライを解禁してくれれば、春から興津に行けるんですけど…。狭い場所ではフライもテンカラも、やっていることは一緒なんですよ~。emoticon-0141-whew.gif

by scott1091 | 2012-05-20 20:58 | フライフィッシング / 渓流・湖 | Comments(4)

狩野川の試し釣り結果についての疑問・・・

先日、川の状態にしてはまずまずの結果だったと書きましたが、狩野川漁協が発表した「試し釣り箇所別実績表」を見れば見るほど疑問が湧いてきます。すでに最大重量40㌘を超えているデーターがあることは指摘しましたが、この5箇所に大物(=最大)が記載されていないのはなぜなのでしょうか?

他のブログで釣果はオトリ込みの数字のようだと書かれていますが、まさかそんなはずはないですよね。オトリ込みで平均重量を出しても、またセシウムやDNA検査をしてもまったく意味がありません。セシウム検査に至ってはその主旨から、釣れた魚を対象にしないと検体偽装になってしまいます。

「今回釣った魚の内、4キログラムはセシウム検査に、更に100尾はDNA検査に回します。」
↑狩野川漁協HPより原文そのまま

もし、大物欄に記載がない5箇所については釣果がなかったとすると、釣れた魚の総重量は3,535㌘となり、セシウム検査に回された4㌔に達しません。またこの釣れた場所の釣果にもオトリが含まれていたとすると、何が真実なのかまったく判断できなくなります。

一般的に餌の関係で、養殖の方が天然(差はあるものの含む放流魚)よりもセシウム蓄積量が少ないので、もしオトリが含まれているとなれば検査結果が薄まっている可能性があります。

このブログを見ている方で真実をご存知の方がいらっしゃいましたら、コメント頂けると幸甚です。釣果の鯖読みは解禁までの追加放流でカバーできるかもしれませんが、セシウムについては長いスパンで人命に影響する問題なので、正確な情報開示が何よりも重要です。

by scott1091 | 2012-05-15 20:41 | 鮎釣り/狩野川他 | Comments(7)

イワナの資源量調査とヤマメの生息調査!

来週の日曜はいよいよ狩野川の解禁。今年は興津川より先に解禁することもあり、日曜にも関わらず昨年より混雑しそうです。しかも前日が土曜なので、場所取りが熾烈になりそうな予感・・・。こんな状況なので、私は5年振りに解禁日をパスしようと考えています。

そうなると渓流シーズンがもう一週あるので、それを前提に釣行計画を組み立てます。体力が必要なイワナの資源量調査はなるべく早く終わらせておきたいので、大気が不安定ですが土曜に片付けます。
f0103126_21153365.jpg

先週と同じように、この日も気圧の谷の影響で天気がめまぐるしく変わります。太陽がのぞくと暖かく感じますが、基本的にフリースの上に薄手のアウターを着ないと寒い。この時期のイワナ釣りにはあまり相応しいとはいえない気温ですが、昨年の大雨による沢の荒廃を確認することも重要な目的です。

結果は私が知る限りにおいて、過去最悪の資源状況でした。小さい魚がほとんど残っておらず、上流域が大きく荒廃したことから生息域の上限が大きく後退。当然ながら思い出の数々のポイントは、規模が半分くらいになった一つをのぞいて全て消失。想像を絶するような出水だったのでしょう。
f0103126_21155540.jpg

こんな状況にも関わらず、3月からハイペースで釣り人が入っているようなので、資源減少に拍車が掛かります。私が釣りに行こうと思う気持ちをそがれるくらいなので、来シーズンは入渓者が減少すると思われます。今年の禁漁までに、資源回復可能な個体数が残っていること。そして追い討ちを掛けるような出水が、数年ないことを祈るばかりです。

生息域が大きく後退したことから、予想よりもかなり早く調査は終了です。すでに稜線が見えているので、尾根から開拓済みのバリルートに入ります。低層の雲が切れて青空がのぞくと、大きな積乱雲が見えます。落雷、雹 or 雨、ダウンバーストと先週とまったく同じ状況が予想されるため、いくつか経由するピークを早めに通過したいので、おのずと歩くピッチが上がります。
f0103126_21195167.jpg

今回は雷鳴が近づくことはありませんでしたが、雹と雨には降られました。毎週歩きすぎて、左の足裏が痛みます。友人に「足裏打撲」と言うと笑いますが、まさにそんな症状。こんな状況なので単調な場所ではピッチが上がらず、バテバテの状態で帰還しました。

足の状況があまりよくないので、友人と明日の予定を相談します。状況しだいでは別行動を考えましたが、友人が気になっている場所があるとのことなので、そこに調査に行くことにしました。
f0103126_21163843.jpg

翌日はやっと大気も安定して、まずまずの釣り日和。寒気の影響で風は冷たいですが、前日に比べればとても快適です。魚がいるのかわからないので、友人と魚影に注意を払いながら釣り上がります。そして遡行を始めてまもなく、念願だった生息を確認。手元に寄せてくる前にバレてしまいましたが、天然魚であることは間違いありません。

そこからは飽きない程度に反応があります。回りの枝がうるさくキャスティングに技術が必要ですが、それだからこそひっそりとヤマメが血をつないでこれたのでしょう。今年初めて新仔も確認でき、久々に健全な沢にめぐり合えました。
f0103126_21172445.jpg

ほぼ一日掛けて流域を調査します。偶然お会いした山仕事の方から、昔の沢の状況やかつてどこまでヤマメが生息していたかという話も聞けました。残念ながら生息域は後退しておりましたが、他に比べれば許容範囲のレベルでしょう。

前日は辛い結果でしたが、この日の調査で少し気持ちが明るくなりました!
来週は、いよいよ今季最後の渓流となる予定です。emoticon-0100-smile.gif

by scott1091 | 2012-05-13 21:17 | フライフィッシング / 渓流・湖 | Comments(0)

狩野川の試し釣りは、まずまずの結果だったのでは?

5月10日に実施された狩野川の試し釣りは、悪条件にも関わらずまずまずの結果だったと思います。予定されているDNA鑑定の結果が楽しみですが、釣れた魚のほとんどが人工産と思われることから、「よくぞ流されずに頑張ってくれた」というのが率直な感想です。

年々川相は悪くなっておりますが、敷き詰められた底石が作る起伏。そして水が澄むのが早い自然環境が、放流魚を守ったといえましょう。

狩野川漁協の発表によると最大重量が40㌘で、平均重量が30㌘。詳細データーを見ると「大見川年川合流付近4尾215㌘」、「大仁橋上流付近6尾405㌘」、「狩野川大橋付近6尾345㌘」、「神島橋付近4尾215㌘」、「大門橋付近2尾180㌘」となっていて、平均重量を計算すると53.8㌘、67.5㌘、57.5㌘、53.8㌘、90㌘。

これはいずれも最大重量の40㌘を上回っているので、このエリアは重量か尾数に間違いがあると思われます。この5箇所のデーターを除外して平均サイズを算出すると25㌘。これくらいが妥当なところなのでしょう。

このデーターから、今年は成長が遅れ気味であることは間違いありません。しかし前半の5~6月は狩野川でも放流魚がメーンとなるため、今まで入れた4.2㌧の放流魚が残っていることが重要です。その意味でこの試し釣りの結果に、私と同じように安堵している方も多いでしょう。

残念なのは、目下のところ天然遡上が少ないこと。遡上が遅れている可能性もありますが、私の定点観測ポイントの感じでは、昨年の同時期に比べて三分の一以下くらいのレベルだと思います。

by scott1091 | 2012-05-11 23:23 | 鮎釣り/狩野川他 | Comments(4)

いよいよ連休後半の最終日。午後は大荒れの天気・・・

我が家の週末は朝が早い。娘が一番早く起きて、次が私。私は釣り、娘は部活の練習のため、まずは天気予報をチェックするのが週末の日課です。前日の予報に反して、朝は完全なピーカン。こりゃ~最高の天気じゃんとのん気なことを言うと、すかさず娘が「雷雨になるから山は止めた方がよいでしょう」って予報だよ~。

これを聞いて、さすがの私も怯みました。過去に山での雷雨経験が2回ありますが、その1回はさすがに怖かった。稲妻が上から下ではなくほぼ水平に走る感じで、近くに落雷したときは天地がひっくり返るような衝撃。落雷した木からの放電は、濡れた岩や水が流れる登山道を伝うこともあるので、こうすれば安全という絶対的な対策がありません。
f0103126_2305635.jpg

問題はどこで落雷に遭遇するかですが、高い所よりは谷にいる方がまし。しかし落雷は寒冷前線にともなう発達した積乱雲により発生するので、土砂降りの雨になることも予想されます。こうなると沢は危険なので、エスケープ・ルートを確保しておかないと一時的に待機する心の余裕が持てません。お気楽な私が真剣に悩むくらい、山の落雷は逃げ場がないのです。

こんな状況ではありますが、連休最終日の仕上げなので入山します。万が一のことを考えてカラビナなどの金属類は車にデポし、前線通過後の急激な冷え込みに対応するためフリースを装備に加えます。前日よりは気温が低いものの、午前中は歩くと汗ばむくらいの陽気です。

天候の様子見で出発が遅れたのが悔やまれますが、天気が急変したら潔く撤収です。時折日が翳って冷たい風が吹くようになると、いよいよ前線が近づいている証拠。最近の天気予報は正確です。ちょうどこの日一番の魚を撮影しようとしたとき、谷間から見える空の色が急変。フラッシュを使わないで撮影できるギリギリの照度。F値が絞れないので、被写界深度は期待できません。
f0103126_23028.jpg

遠くで雷鳴がとどろき始めたので、いつまでもカメラを持っているわけにはいきません。手早く撮影して、急いで道具を片付けて身支度を整えます。稲光と雷鳴の間隔をカウントしながら降下を開始。しかしその間隔はどんどん短くなるので、周囲に高い木がない場所で一時待機。あっという間に雹が降り始め、地面に氷の玉が飛び跳ねます。

これをやり過ごすと、こんどはダウンバースト。強風でちぎれた若葉が、谷間を吹き抜けていきます。雷鳴が遠ざかるのを確認してからやっと降下を再開。いつの間にか土砂降りの雨となり、沢にゴミが流れ始めます。しかし雨の降り方が経験にないほどひどくならないので、エスケープルートを使わなくても脱渓可能と判断しました。
f0103126_23245717.jpg

この前線が通り過ぎると、急速な天気の回復とともに冷え込んできます。日が差すと顔は汗ばみますが、風が冷たく濡れた服で奪われる気化熱は半端ではありません。途中からフリースを着て歩きますが、車に戻るころには手が悴んで、リュックのバックルをすんなり外せないような状態になっていました。

帰りの車のエアコンは、設定温度29℃。冷えた体はエアコンくらいでは温まらないので、風呂に入ってやっと落ち着きました。後半は天気に恵まれませんでしたが、よく遊び、よく食べ、よく飲んだ黄金週間。渓流シーズンも残すところ一週です。

by scott1091 | 2012-05-06 21:48 | フライフィッシング / 渓流・湖 | Comments(4)

連休後半の三日目は、飲み物が1㍑必要な夏日!

連休後半の二日目は、どこも大増水なので家族で食事に。毎日美味しいものを食べて、ビール、ワイン、日本酒とこれまた進んで・・・。普通なら太るはずですが、ハードな釣行続きで体重は2㌔減。こんな生活を毎日すればスリムになれそうですが、体が順応すると体重が減らなくなるものです。
f0103126_22345575.jpg

f0103126_22351317.jpg

さて連休後半では、唯一天気が安定する貴重な一日。中途半端に登っても、まだ増水していてフライでは勝負にならないので、普段は水が少ない場所を目指します。しかし車道から見える川は、予想以上の増水で濁りもきつい。それでも歩き始めれば水も澄んでくると高を括って颯爽と出発しますが、これがどっこい行けども行けども濁り水量ともに落ち着きません。

普段は膝下くらいの流れが激流と化し、沢筋の遡行はかなり難儀しそうな感じ。念のためザイルとカラビナをリュックから出して、他の荷物は濡れてもよいように防水パッキング。目的の取り付きまで行くのに、すでに下半身はずぶ濡れ。天気が良いとはいえ、まだ5月。濡れるとかなり寒い。
f0103126_22353968.jpg

おまけにF2の取っ付きは完全にシャワークライム。これを見た瞬間、ここから上は連休後半の入渓者はいないとほくそ笑むも、全身ずぶ濡れになるのは必至です。水圧があるので久々に緊張しながら中段まで登り、そこから草付きにトラバースしてクリアー。水量がある渓流は、やはり楽をさせてもらえません。

ここから上は巻き道が使えるので、やっと竿を出します。しかしこんな源流でも、水量が多くて壺はほとんど洗濯機。ヤマメやアマゴならともかく、イワナが水面に反応するわけがありません。釣り半分、GPSの精度確認半分といった感じで、5月としては暖かい渓流を歩きます。
f0103126_22365132.jpg

この日は早い時間に釣りを切り上げて、帰りはGPSを利用してバリエーション・ルートの開拓。すでに精度は確認しているので、地図とコンパスを併用しながら比較的緩やかな尾根を上がります。途中かなり痩せ尾根になるところもありましたが、狙っていたピークに無事到達。

緩やかなピークなので踏み跡を探していると、後方からベルの音が聞こえます。よもや山ガールかと期待しましたが、こんな場所でお会いするのは縦走中の登山者くらい。これでルートが確認できたので次のピークまで踏み跡を辿り、そこからすでに開拓済みのバリエーションルートを使って降下します。
f0103126_2237570.jpg

車に着いたときはもうヘロヘロですが、濡れた服はすっかり乾いていました!
まったくもってよくやるぜー、って感じ・・・。
やっぱり歳には勝てませんなぁ~。emoticon-0106-crying.gif

by scott1091 | 2012-05-05 21:47 | フライフィッシング / 渓流・湖 | Comments(0)

「翔龍竿 MH90HP」のお披露目です!

企画構想に二年、開発に丸々1シーズンを費やしたフナヤオリジナルの「硬中硬」。ついに「翔龍竿 MH90HP」が完成しました。無塗装のプロトと実際の製品では、自重はもとより調子も多少異なってしまうもの。しかし今回の「翔龍竿」は、まったく違いを感じないレベルに仕上がっています。

箱に表記されている自重は210㌘となっていますが、私の手元にある竿は尻栓込みで203㌘。実際の製品を確認するまで発言を控えておりましたが、各メーカーの200㌘前後の新製品と比べたら、調子、パワー、竿の張りいずれも群を抜いていると思います。ちょっと手前味噌ではありますけど…。emoticon-0111-blush.gif

紆余曲折のあったデザインについては、「ゴールド」と「クロームシルバー」の2本線に落ち着きました。(←当初のデザインは「ワインレッド」2本線。私の希望は「クロームシルバー」2本線。)

玉口下の「RISING DORAGON」の文字入れは希望が叶い、字体とフォント使いはイメージ通り。「翔龍竿 MH90HP」の字体とフォント使い、そしてこれを挟む「ゴールド」と「クロームシルバー」のライン幅については私のイメージと異なりますが、何となーく「孫悟空」ぽくって可愛いかもぉ~。emoticon-0100-smile.gif

フナヤの「鮎竿&あゆグッズフェア」は、5月11日(金)~13日(日)の三日間。各メーカーの新商品も展示されるので、ぜひ「翔龍竿」と振り比べて頂きたいと思います。いつも書いているとおり鮎竿は好みがありますが、「MEDIUM HARD HIGH POWER」の「HIGH POWER」が伊達ではないことが実感できること請け合いです。

個人的にこだわった「1.4㍉チューブラー穂先」も、標準穂先「1.6㍉」と併せてご活用くださいませ!
f0103126_5482833.jpg
f0103126_5484546.jpg
f0103126_5485925.jpg
f0103126_5491224.jpg
f0103126_5492325.jpg

by scott1091 | 2012-05-04 23:48 | フナヤオリジナル | Comments(7)

黄金週間の後半初日は大雨…

報道によれば、4月30日13時の降り始めから5月3日6時までの総雨量は天城山で775㍉に達し、5月としては記録的な大雨になっています。この雨により狩野川は、最高で2㍍30㌢を超える増水となりました。

狩野川漁協の発表によれば、5月20日の解禁に向けて4月16日から5月1日にかけて計5回、4.2㌧の放流を実施済みとのことです。おそらく資金余力はかなり残っていると思いますが、例年であれば追加放流を除けば5㌧くらいが目安なので、解禁前の放流はほぼ終了している状態と思われます。

この程度の増水でも天然魚は問題ありませんが、放流魚はかなり厳しいかもしれません。また災害復旧工事は終わっておりますが、工事終了後に川をならした場所は土が多いので、いつもより濁りが入るのが早かったと予想されます。いずれにしても放流魚は少なからず流されていると思われるので、5月10日(予備日12日)に予定されている試し釣りの結果が目安になるでしょう。

試し釣りや解禁日は上~中流域で好釣果が上がるのが最近の傾向ですが、今年はひょっとすると下流域の方が、サイズ・数ともに上がるかもしれません。いずれにしても試し釣りの結果を見守りたいと思います。
f0103126_107148.jpg

さてこんな日は釣りに行けないので、恒例となっている部屋の模様替えです。部屋に干してあったヤエン用の竿を片付けて、リールは念入りにメインテナンス。これが終わったら一気にフライを巻いてタイイング道具を片付け、マテリアルが入っている箱や小ダンスの防虫剤の入れ替え。これが全て終わると、いよいよ鮎の道具のお出ましです。

例年のごとく昨年のシーズン終了時、1カ月分くらいの仕掛けやハリは用意しているのであわてる必要はありませんが、天気に恵まれると部屋を片付けるタイミングを逸してしまいますから~。

追加情報として5月2日夕方から約1日間、水害防止のため「狩野川放水路」を開門したとのこと。この放水路から海に流されると、再遡上するには本来の河口まで行かなければなりません。十分戻れる距離ではありますが、流されてしまうような鮎は、近くの小河川に遡上してしまうことも考えられます。

by scott1091 | 2012-05-03 11:50 | 鮎釣り/狩野川他 | Comments(0)