ミッション発令…、黄金週間の激コミで魚をゲットせよ!

カレンダー通りの私は、この日が黄金週間前半の最終日。しかし世間一般では、連休真っ只中の人が多い。今年は山にきてBBQをする、にわかアウトドアー派が少ないですが、登山やバリエーションもどきの沢歩き(not沢屋ね!)がともかく多い。連休に入る前に雨が降ったので、沢にある踏み跡は全て連休に入ってからのもの。

ここはヌタ場かと思うほどの状態なので、どのくらい時間が経過しているのか判断が難しいところ。石が濡れていれば時間が読めるのですが、この日は石に残された砂や泥が少し濡れている程度。2時間くらいは経っているようなので、竿を出さないで魚影を確認しながら遡行します。
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そして30分くらい遡行したところで、降下してくる沢歩きを発見。私は大巻きしているので相手は気がつきません。ナメ滝を降りるのに相当苦労しているので、この先の滝は越えられなかったのでしょう。この上からは踏み跡は少なくなりますが、今日もう一人沢屋が上がっている様子です。

沢屋であれば間違いなく尾根に抜けるはずなので、さらに竿を出さないで生息限界点まで遡行します。これで降下してくる人はいないことを確認できたので、なるべく沢を遠巻きに降下して時間を調整します。この日は曇りで前日のように暑くないので、薄いフリースを着ていると快適。
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先行者が釣り人だと魚が出てくるまで時間を要しますが、沢屋であれば獣や鳥が通過するのと同じなので、そんなに時間は掛からないはず。しかし予想に反してなかなか魚が出てきません。大きなプールが見える高台に上がって、魚が出てくるのをゆっくり待ちます。

そしてやっと出てきたと思ったら、上空を猛禽類が横切った瞬間にGone。入渓者が多いようで、魚は影にも超スレスレ。おそらくこれでは、フライが着水したと同時にGone。同じような高台がある場所から確認していくと、フラットな巻きで下流を向いて定位している魚を発見。明らかに8寸以上はありますが、水面がカガミなのでかなり手ごわそう。
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下流からフライを流し込んでも絶対に釣れないので、壁をへつって上流側に回りこみます。しかし上流側に回り込むと、魚がまったく見えない。見える場所にフライを打つとマイクロ・ドラッグが回避できそうにないので、一か八かの完全ブラインド。これが成功して、向こうアワセでこの日最初の1尾をゲット。

普通に遡行したら魚影も確認させてもらえないので、同じパターンで魚を探します。残っている魚は手ごわい奴ばかりで、完璧なストーキング&キャストでも、フライが着水する同時に姿を消してしまう魚もいます。
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そんなハンティング・スタイルを満喫して、この日は終了です。少ないながら、きれいな魚を写真に納めることができたので、まずはミッション成功としておきましょう!次は黄金週間の後半です。

by scott1091 | 2012-04-30 19:57 | フライフィッシング / 渓流・湖 | Comments(2)

ミッション発令…、あの大滝の上を調査せよ!

どこも行楽客や登山客で一杯ですが、友人と一緒に新たな沢に資源量調査に出動します。まずは遡行難易度の低いマイナーな沢に行きますが、すでに先行者と思われる車がゲート前に2台駐車されています。後追いで遡行しても魚影も確認できない可能性が高いので、そこよりも下流域に入渓することにします。

準備をしていると大きなリュックを背負った釣り人が二人。そんな装備で入渓するような規模の沢ではありませんが、想定外の人がいるのが大型連休。また普段は車の運転をしないペーパー・ドライバーが多いのも特徴で、コンビニの駐車場はさながら自動車教習所のようです。
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どこまで釣り上がるか確認されたので、ゲートより上には先行者がいるのでそこまでと告げます。この沢の堰堤は全て底打ちされているため、堰堤にはまったく壺がありません。全体的に「ザァー」と流れる渓相なので、魚には非常に厳しい環境です。友人と1尾づつ釣れたのが奇跡とも思える感じで、まずはこの沢の調査は終了。

次に調査に向かった沢が、この日の本命です。1990年代の記録によれば、尺ヤマメが確認されており、魚影も沢山見られるとのこと。そんな夢のような場所ですが、問題はその入口に立ちはだかる大滝。落差は25㍍くらいですが、これを巻くのに100㍍くらい登ってリッジを越えます。この高度感が抜群で景色も最高!しかも滑落したら止まらんぞぉー。
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苦労して降り立った場所は、とても尺がいるとは思えない水量です。渓相はかなりガレていますが、それでも点々と水深のあるプールがありました。さすがに滝の取っ付きまでかなり歩くので、先行者の足跡はなし。ラッキーにも沢屋の先行もありません。

今までの経験から釣り始める前に、友人と爆釣かまったく釣れないかのどちらかと予想しました。そしてその結果は、残念ながら生命反応なし。すでにヤマメは枯渇しておりました。カモシカに見送られながら無念の撤収。新たな沢の源流調査は、ほとんどこんな感じで終わります。
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そして帰りの登山道では、下山の時間帯に重なって待望の「山ガール」が一杯。
そんな中で、汚い格好の二人の会話です。

友人 - 頭にタオル巻いてるの、お前だけだぞ!

私   - これが一日を終えた、釣屋や沢屋のトレードマークだろ~。
       それより、なんでみんな同じ格好なんだぁ?

友人 - 確かに!
      女子のタイツに短パンはかわいいけど、男子はかっこ悪いぜ。

私   - あれじゃ~、昭和30年代の鮎師だろ!
      帽子も、昔フライで流行った「アップ&ダウナー」そのものだぜ。

友人 - 橋が渋滞しているから、沢の中歩こうぜ!

(渋滞している丸木橋の横をじゃぶじゃぶじゃぶ・・・)

私   - オレ達浮いてるなぁ~。

友人 - 頭に巻いたタオルのせいだろ。

私   - お前の着古したラガーシャツのせいじゃねぇ~の。
       オレは地味だけど新しいシャツ。
      下はワコールの「CW-X」履いてるから、裾をまくれば同じ格好だぜぇ!

友人 - 頭のタオルを除けばだろ・・・。
私   - 確かに・・・。

by scott1091 | 2012-04-29 05:45 | フライフィッシング / 渓流・湖 | Comments(0)

ミッション発令…、夏日なのでイワナの資源量を調査せよ!

まずは黄金週間の初日。連休初日と二日目は夏日になるとの予報なので、イワナの渓流を目指します。朝は薄手のフリースを着ていましたが、時間の経過とともに気温はグングン上昇。Tシャツ1枚でもいけそうな陽気ですが、怪我をしないようその上にロングTシャツを着て遡行します。

この沢に入るのは2年ぶりとなりますが、残念ながら新仔の確認はできず。生きながらえているイワナも数えるほどで、あと数年で渓魚のいない沢になるのは必至です。林道がある上~中流域にはいくらでも放流が可能ですが、源流域は予想以上に放流が難しいし、命がけの作業になります。
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この沢の魚の枯渇は、釣り人による持ち帰りが一番大きな要因。車で放流可能な場所で、釣れる魚を持ち帰ることについては異論はありません。しかしほぼ毎週釣り人が入るような水系では、自分が放流に行けない場所は全てリリースして頂きたい。もはやそんな危機的な段階です。

度重なる大雨による川の荒廃も相まって、この沢に限らず資源はかなり絶望的な状況に陥っています。漁協が管理しているから心配ないと思っている人も多いでしょう。また釣れなければ漁協が放流しろと考える人もいるでしょう。しかし、ここでぜひ考えて頂きたい。
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稚魚放流にしろ卵放流にしろ、誰が源流まで担ぎ上げられるのか?
組合員はすでに超高齢化。鮎の川回りでさえ、杖がなければままならない人も多い。
あなたがボランティアで担ぎ上げるほど体力がありますか?

源流に魚がいない川は、漁協が管理する釣堀と同じです。
魚をキープする前に、そのことをぜひ考えて頂きたいと思います。
ご協力、よろしくお願い致します。
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by scott1091 | 2012-04-28 05:45 | フライフィッシング / 渓流・湖 | Comments(0)

今シーズン初めて鮎を確認しました!

出勤のときに毎日見ている観測ポイントで、今シーズン初めて鮎を確認しました。
カワシオグサに覆われたコンクリート壁を盛んに食んでいます。
第一陣の遡上量は、例年よりかなり少なめ。
またサイズのバラツキが大きいのが特徴です。
大きいものは、私ならオトリに使うくらいのサイズ。
しかし小さいものは、よくここまで遡上してきたという感じです。
第二陣がその年のメーンになることが多いので、しばし静観しましょう。

話は変わりますが、ついにGARMINの新製品「eTrex 20J」を導入。
SUUNTO「X6」と併用で、ルート開拓に活用しまっせぇ!
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by scott1091 | 2012-04-25 20:19 | 鮎釣り/狩野川他 | Comments(2)

こうなったら全天候装備で出かけましょ!

荷物の軽量化が行動力の最大の武器。

これがまさに私の考えです。しかし私は山屋でも沢屋でもありませんが、やはり山岳渓流に入るときはそれなりの荷物を背負います。初めて遡行する沢では8㍉ザイル10 or 20㍍1本、カラビナ2個、シュリンゲ2本、サバイバル・ブランケット1枚、ヘッ電1個、ナイフ1本は必需品。

これに食料と飲み物、非常食を兼ねた行動食。タバコを吸わないのでライターとファイヤースターター、新聞。これに軍手と大きなゴミ袋2枚、カッパとリュックカバーに釣具が加わるので、25㍑リュックが一杯になります。

これらの荷物の中で一番嵩張るのがカッパ。ゴアテックスの上下だと重量もばかになりません。そこで私はエアロポーラスのようなコーティング系を持ち歩いています。しかし今年のように出発時点からベタ降りだと、通気性や耐水性を考えるとやはりゴアになります。
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現在使っているのは、「ICI石井スポーツ」のセールで買った「THE NORTH FACE」。すでに購入してから10年くらい経過していますが、雨が降っていなければ車に置いていくので、ほとんど着る機会がありませんでした。本格的に使ったのは昨年子供が登山教室で3日続けて着たくらい。私はベタ降りのときは山には入らないこともあります。

しかしさすがに今年は天気のサイクルで、雨を外すと釣りができません。そこでゴアのカッパが毎週フル稼働となっているのですが、ベタ降りだと非常時のビバークは今の装備では不安です。ゴアといえども発汗によりシャツが濡れますので、速乾性の下着でも蒸発熱による体温の低下は避けられません。

体を動かしているときは暑いくらいでも、ビバークとなるとエマージェンシー・ブランケットだけで夜を過ごすのはかなり辛い。そこで荷物が重くなりますが、装備にツエルトとそれを張るための細引きを追加しました。

ツエルトは山行では共同装備にすることが多いですが、それはテントを担ぎ上げているからに他なりません。テントを持たない単独行では、個人装備に加えるべきものでしょう。春の低山といえども、濡れた状態でのビバークは低体温症になるリスクがあります。
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さてこれらの装備を背負って、この週末はさっそく入山です。土曜の朝は降っていませんでしたが、今にも空が泣き出しそうなので上下ゴアを着て出発。しかしカッパを着るとペースがガッタリ落ちるので、途中で上だけ脱ぎました。

天気が悪い日は入山者も少ないので、そこはまさに野生の王国。シカやカモシカは普通に遭遇しますが、ヌタ場にいるイノシシの群れはさすがに迫力があります。集団で猪突猛進されたら逃げようがないので、これはかなりビビリました。人生二度目のクマ近距離遭遇にならないことを祈りつつ、入渓地点と目論んでいた場所に無事到着します。

魚がいるかわからないので、竿を出さないで遡行を開始。有望そうな場所でまず魚を探し、見つからなければ歩いて走る魚影がないか確認します。一般的に調査は報われないことが多い。この日もその雰囲気が濃厚な感じになってきたころ、幻影かと思うような魚影をついに発見。白泡の切れ目くらいに定位し、大きさは9寸くらいありそう。

5㍍くらい後ずさりして、ここで竿を継いで先週使ったティペットを交換。念のため違う場所でフライを投げてリーダーのターンオーバーの具合を確認してから、再びアプローチして立ち位置を決めます。惚れ惚れするようなステルス・カラー。この魚と対峙できるだけでも、ここまで来た苦労が報われます。結果は力むことなく一投目で決まりました。
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そこから念入りに魚を探しながら遡行しますが、思ったほど数がいません。イワナが混じるので、大場所で反応がないところはすでに占拠されているのかもしれません。この時期はさすがに大きなイワナは浮いてはこないので、判断が難しいところです。

ヤマメはほとんど開きに出ていますが走るのが早い。またフライを30㌢投げ過ぎるだけでGoneなので、気が抜けない釣りが続きます。少ないですが7寸以上はほぼクリアーして、いよいよクライマックス。ここにどうしてと思うような場所に、ど~んと浮いている魚を発見。8寸はゆうゆうありそうな魚体。

小場所だけに近寄り過ぎるとGoneなので、距離をとってしばらく魚を観察します。落ち込みに近いところで定位しているので、フライを咥える前にドラッグが掛かってしまいそう。リーチキャストで左の弛みに打てばドラッグは回避できますが、フライをじっくり見られる可能性が高い。

そこで一か八かですが、弛みの魚に一番近い場所にキャスト。このキャストがマグレで決まって、魚はフライの着水と同時に反応して迷うことなくガップリ。これで満足して、時間は少し早いですが降下を開始します。日没まで時間があるので尾根に抜けても帰れますが、山頂付近がガスっているので自分のトレースがないルートは不安です。
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そして翌日の日曜はお決まりの雨。天気予報では午後からとのことですが、早い時間から霧雨です。前日気になった沢があったので、同じルートでそこを目指します。前日切り上げるときに少し竿を出したら反応があったので、期待が高まります。

しかしこの日は前日よりもかなり寒い。開きに出ている魚も見えず、魚の反応も超~薄い。時間調整をしながら核心部と思われ場所を調査しましたが、結果的には前日竿を出した場所がもっとも良かったという、よくあるお話・・・。この日は魚の反応がほとんどないまま時間が過ぎ、しだいに雨が本降りになってきたので切り上げました。

4月に入っても寒い日が続いていますが、来週はいよいよ黄金週間に突入です。しかも黄金週間が明けると、鮎の解禁まで残り1週しかありません。この陽気では、今シーズンはほとんどイワナをやらないまま、鮎シーズンに突入することになりそう。今年はまだ私の観測ポイントに天然鮎が見えません。こんな感じなので、5月一杯は山に入ろうかなぁ~と思う今日この頃です!

by scott1091 | 2012-04-22 22:20 | フライフィッシング / 渓流・湖 | Comments(2)

世間は「山ガール」で賑わっているらしい・・・

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一気に春らしい季節となり、晴れると山はどこも登山客で賑わいます。特にこの数年で、加速度的に中高年の登山者が増えてきました。私は戦後の登山ブームを知らないので、人生の中で今がもっとも登山人口が多い印象です。

私が徘徊する山は日帰りが一般的ですが、本格的なシーズンに向けて体慣らしも含めて一泊二日程度の装備で登っている方々が多いです。今は高校や大学では無くなりつつあるワンダーフォーゲル部や山岳部ですが、団塊世代はほとんどの人が知っているはず。放課後、くそ重たい砂袋入りのリュックを背負って、黙々と階段の登り降りを繰り返す姿は、来るべき山行に備えた修行そのものでありました。

よもやその世界に足を踏み入れることになろうとは、今の中高年カマーは誰一人として想像していなかったことでしょう。これに華やかな山ガールも加わって、レディース・パワー全開といったところ。私はバリエーション・ルートを使うことが多いので、山中で山ガールにお会いしたことはありません。しかし最近は、沢屋しか使わなかった獣道にもリボンが目立つようになってきました。
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残置されたハーケンやシュリンゲは普通の人は取り付かないので問題ありませんが、山の中腹に見えるリボンは、道を間違えたり安易に尾根に取り付いて遭難につながるのではないかと複雑な気持ちです。バリエーションは登山道より体力を消耗しますし、行くも地獄、戻るも地獄的な場所も多いので気をつけましょう。

さて山の話はこの辺で。この週末もお決まりの雨。ここまで週末に天気が崩れる状況が続くと、もはや慣れてきました。しかもこの土曜は、終日雨に加えて気温も急激に低下する予報です。このような天候では初めての谷には入れないので、過去のデータからいくつかの場所をピックアップします。

カッパを着るといつもよりペースが落ちるので、十分余裕を持った計画で家を出発。思ったよりも順調なペースで入渓しますが、雨脚が気になるところ。もちろんエスケープ・ルートは確保しておりますが、それを使うことになるとさらに時間が掛かるので、切り上げ時を誤ると残業になりかねません。
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水色やゴミの流下に注意を払いながら、この日は久々に100%サイトで釣りました。しかし気持ちはとてもホットなのに、気温の低下は半端ではありません。濡れた手はしだいに悴み、いよいよクリッパーでティペットを切るのも困難になってきました。一時は止むかと思われた雨も完全なベタ降り。

これでビバークとなったら装備が足りないので、早めに脱渓したいところ。しかし今度はいつ来れるかわからないので、記憶にある滝まではどうしても遡行したい。記憶を辿りながら遡行ペースを上げます。そして予定よりも40分遅くれで目的地に到着しました。

ここで道具を仕舞って、すぐに降下を開始。往路が順調だったので20分くらいは取り返せると思ったのですが、体が温まるまでゴーロでのペースが上がりません。またショートカットの登り返しに思ったよりも時間を要し、ヘッ電が必要になるか微妙なところ。家を出るときにテストはしていますが、間違いなく点くか不安になるのが山。しかしリュックのカバーを外して、ヘッ電を出すのももどかしいので先を急ぎます。
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昼食を食べていないので、ポケットに入れた行動食を食べながら早足で歩きます。遅くとも19時には妻に電話を入れたいのですが、思ったようにペースが上がりません。加齢による体力不足とカッパを着ているのが原因でしょう。ここまでノンストップで歩いてきましたが、ここで少しペースを落として水分を補給します。

山は雨で煙、急速に闇が近づきつつあります。気温が2℃前後なので雪になるのが心配ですが、残りのルートは熟知しているので迷うことはないはず。そして何とか携帯のアンテナが立つところまで到達し、妻に現在位置と今後の予定を伝えます。これでまずは一安心。かなりバテ気味なので、ここでやっと休憩。

悲しいかな体力不足は否めません。
最近は軽いランニングもサボリがちですし・・・、反省。
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山屋や沢屋のように登るルートが決まっていると登山計画書も作れますが、釣屋の場合は先行者がいると場所を変更しなければなりません。しかもバリエーションを使うとなれば、ルートを明確に記するのは難しい。そこで私は単独行のときは候補をいくつか絞り、妻が車のあった場所で沢を特定できるようにしています。もし帰ってこないときは友人に連絡をして、翌日捜索に入ってもらう段取りです。

谷や登山道を外れた場所で動けなくなると、いつ発見してもらえるかが一番不安なこと。探してくれることわかっていれば、次に取るべき行動や頑張り方が変わってきます。もちろんそんなことがないように、無理のない計画と横着しない用心深さ、そして日ごろの体力作りが前提であることは言うまでもありません。
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翌日の日曜は雨後なので、餌釣りにとっては絶好の条件。里川、渓流いずれも釣り人で一杯なので、マイナーな沢の調査に行きました。結果は、残念ながらわずかに生存しているレベル。資源減少の主たる原因は記録的な豪雨による沢の崩壊なので、もはや手の打ちようがありません。

この日はめずらしく早上がりだったので、初めてマフラーを交換した車で峠を走ってきました。音量そのものは純正と大差ありませんが、音質はかなり違ってエンジンの回りを強く感じます。また低回転からトルク上昇を実感でき、結果として街乗りではアクセルの踏みが浅くなるので燃費向上にもつながりそう。今年の遠征が楽しみですな!

by scott1091 | 2012-04-17 20:33 | フライフィッシング / 渓流・湖 | Comments(0)

桜が満開です!

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いよいよ染井吉野も満開。今年は梅が遅かったので桜も遅れていると思っていましたが、昨年のブログを見るとあまり変わらないんですね~、これが。しかし他の木々の新芽は遅れ気味なのは、やはり厳冬による積産温度の違いによるものなのでしょう。

染井吉野が咲く頃になると水生昆虫のハッチも安定してくるので、いよいよヤマメやアマゴはシーズン本番を迎えます。こんな大切な時期ではありますが、狩野川はこの週末も工事による濁りが入りました。現在の工事箇所は上流から、持越川、長野川出合、ログハウス前の三箇所。
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天候不順で工事が遅れ気味なのに加えて、鮎解禁がいつもより早い5月20日に決定。鮎釣りで川が濁るとクレームが半端ではないので、尻に火がついているので天気が良ければ週末も工事をするのでしょう。今年の狩野川の調子が上がらないのは、少なからずこの工事による濁りも影響しているはず。釣りができないほどの濁りではありませんが、川を見てがっかりした人も多いと思います。

その分濁りがない支流に釣り人が逃げるのは至極当然。最近の傾向として、若い人はルアーが多く、フライは全般的に高齢気味。餌釣りは本流の比率が高く、源流でのチョウチン釣りが少なくなりました。この週末の釣種別人口構成は、「ルアー:フライ:餌=3:6:1」といったところでしょう。
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こんな感じなので、どこに行っても綺麗な車が目立ちます。アウディやボルボが狭い林道に駐車されていれば、県外ナンバーのフライマンに間違いなし。地元の方々は高齢化しているので、林道ですれ違えないときは登り下りに関係なく道を譲るようお願いします。それができない大型車や運転技術のない人は、林道には入らないこと。厳密には関係者以外立ち入り禁止となっておりますので!

さてどこも人、人、人なので、こんな日は花見を優先。風は冷たいですが、日当に出ると長袖一枚でも暑いくらいです。そこで今季初めてイワナ釣りに行ってみました。この時期はまだ大型はエゴの中にいるので、開きに出ているのは中型クラスまで。しかしイワナは愛嬌と個性があるので、釣っていて癒されます。
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この日はこれで十分ですが、少し時間があったので気になっている場所に立ち寄りました。ここに入るのは今季2回目ですが、前回は水量が多かったので大場所では魚の反応がありませんでした。そんな場所が気になっていたので竿を出すと、ハッチも手伝って少しですが反応がありました。

鮎釣りは日曜は土曜より人が少ないものですが、渓流は日曜の方が人が多い感じです。最近は日も長くなったので、17時くらいから川に入るフライマンも沢山います。イブニングライズ狙いであることはわかりますが、今の時期であれば日中の方がハッチは安定しているもの。
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こんな感じなので、翌日がさらに激混み。桜の写真などを撮ってから目的の川に行くと、そこには県外ナンバーのオン・パレード。餌釣りであれば朝が早いので問題ありませんが、どうみても2台はフライマン。この川に週末入ろうと思った私が甘かった・・・。未調査となっているのは、そんな場所ばかり。人が多いということは魚がいるということでしょうが、生息域の上限が下がってきていると聞きます。

かなり上流の入渓場所にも県外ナンバーが止まっているので、諦めてこの日は違う場所へ。すでに散り始めた桜もあるので、久々に桜吹雪の中で竿を振りました。この川は始めて入りましたが、すでに先行者がいたので資源量の判断は難しいところ。思ったよりも大場所が多く、餌釣りの人がかなり入っているようです。
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大場所では先行者が沈めた魚が浮いてくるはずもないので、餌釣りの人が竿を出さない平瀬を中心に釣りました。フライに出るのは全てアマゴ。サイズもバラバラなので再生産が行われているようですが、大きいサイズは全て大場所にいるのでしょう。ここまで両極端な渓相だと、遡行する楽しみがありません。

朝方寒かったのでアウターを着ましたが、日中になると汗ばむくらいの陽気に。目的の堰堤まで遡行して、そこから強引に脱渓します。「この人、竿持ってどこから来たの・・・」という行楽客の好奇の目にさらされながら、車道に咲いている染井吉野のトンネルを戻りました。
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これで終わりではちょっと物足りないのでさらに転戦。今季フライを見られた魚を釣るべく、特別にフライを巻いてきました。ハリを見られた原因はドラッグですが、この手の魚はドラッグが掛かったフライを覚えているもの。完璧なハッチザマッチや秋の荒喰いでない限り、同じフライを完璧に流しても見切られることが多いです。

やっきになって狙うほどのサイズではありませんが、精悍な面構えのオスなので写真に収めておきたいもの。先行者の影響がどの程度残っているかわかりませんが、慎重にアプローチして魚を探します。しかしどんなに探しても魚が見えない。ブラインドでフライを流しますが、結局反応なし。一筋縄ではいかない魚なので、必ず残っているはずです。
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深追いしないで今回は諦めて、もう一箇所気になっている場所へ。ここでもフライを見られました。サイズに見合わない小場所だったので、その20㍍くらいシモから慎重に魚を探します。そして前回は魚がいなかった場所で、バブルラインに浮いている魚影を発見。

半沈みになるフライに交換してキャスト。バブルに乗せてフライを送り込むと、一発で決まりました。パーマークの配置と印象的な背中のブルーバックから、前回の魚であることは間違いなし。これらの特徴が目に焼きつくほどゆっくりフライに浮いてきたのに、直前でUターンされたんですよね~、前回は・・・。
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今年は新たな場所の開拓と合わせて、違う銘柄のティペットやハリ、ロッドなどもテストしています。それにともない、新たなフライパターンもいくつか考案しました。釣果そのものは例年とは桁が違うほど低迷しておりますが、新しい沢を遡行する楽しみは格別。贅沢を言えば、もう少し遡行難易度が高い川はないものでしょうかね~?

今季〇枚目の年券を購入しようか思案中です!

by scott1091 | 2012-04-08 20:20 | フライフィッシング / 渓流・湖 | Comments(2)

ゴミを捨てる人、それを拾う人

自分が食べたり飲んだりしたゴミは、汚いとは思わないはず。
しかし人が捨てたものは、けっして気持ちのよいものではありません。

自分のゴミを持ち帰るのと、人のゴミを拾うのではストレスが違います。
それでも拾う人がいるのはなぜでしょうか?

私の場合は、きれいなフィールドで釣りをしたい。
そして釣り人としてのプライド。
それだけです。

「釣り人に悪人なし」ということわざをご存知でしょうか?
若い世代は知らない人もいるでしょうし、死語だという人もいるでしょう。
しかし釣り人は、かつては誇り高き人種であったのです。

どうせゴミだらけなんだから、一つ増えても関係ない。
こう考えている人は多いはず。
そして一つ持ち帰っても、改善しないと考える人はもっと多いでしょう。

でも捨てる人がいなくなり、落ちているゴミを一つ持ち帰れば・・・。
これだけでゴミはなくなるのです。

確かに不法投棄や近隣住民、農業や工事関係で捨てられたゴミも多い。
それを回収しようという主旨ではありません。
これらの対応は行政や漁協が行うべき問題です。

ゴミの問題は役割分担をはっきりすることが大切です。
釣り人はゴミを絶対に捨てない。
そして釣り人が捨てたゴミは、同じ釣り人として一つだけ持ち帰る。
沢山拾うにこしたことはないけれど、気持ちも萎えるし長続きしません。

どうせ汚れているから、釣り人もゴミを捨てるというのは間違っています。
川を一番汚しているのは、不法投棄を除けば釣り人。
悲しいですが、これが現実ではないでしょうか?

一人ひとりの心がけと小さな努力が、フィールドの美化につながります。
このことを頭の片隅に!
美しい自然の中で、いつまでも釣りが楽しめるように。

皆様もご協力をお願い致します。emoticon-0139-bow.gif

by scott1091 | 2012-04-03 21:12 | Comments(6)

釣り以外のもう一つのこだわり!

この歳になると本や日用品を除けば、新たに買うものは釣り用品くらい。仕事で着る服で気をつけているのはシャツの袖口や襟の傷みと、靴をきれいに保つことくらいなので、傷んだら妻が買い換える程度。釣りで着る服は機能優先ですが、週に二日しか着なければ頻繁に買い替えが必要になるものではありません。

こんな一般的なオヤジですが、実はもう一つこだわっている物があります。それは買い換える頻度は非常に少ないですが『車』。さすがに購入してから別途改造にお金を掛けるような年齢ではありませんが、車種の選定やオプションにはかなりこだわります。しかしこだわりのポイントは走りに関するものがほとんど。一般的なドレスアップなどにはあまり興味がありません。

今の車は欲しい型式がマイナーチェンジ後だったので、走行距離19㌔で1年落ちの新古車を遠方から引っ張りました。この車で手を入れたいと思っていたのはキャリパーでしたが、メーカーのオプションは見た目は良いけれど純正ホイールには対応せず。チューニングパーツメーカーのものは適合しますが、フロントとリアをあわせると60万円もするのでとても買えません。

こんな感じで月日が流れましたが、現在この車に乗っているのはもっぱら妻。通勤に車は使いませんし、近場の釣りは駐車スペースや車高の関係で軽自動車ばかり。したがって遠征にいくとき以外は、私が乗ることがありません。ホイールが大径なので、どんなタイプの縁石でもガリ傷がつくので、妻は慣れるまで大変でした。その前の車がタイヤが大きい四駆でしたから・・・。
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そんなこだわりの車ですが、すでに3回目の車検。ディーラーも私のこだわりを知っているので買い替えは一切勧めませんし、私も車体がでかくて足回りがマイルド過ぎる現行モデルにはまったく興味が湧きません。そこで現在の車を少なくとも後6年乗ろうと決めたわけですが、型式がチューニングパーツメーカーのラインアップから外れるのもそろそろ時間の問題です。

そんなときに期間限定の半額セールとなれば、もう買うしかありません。こんな経緯から、今回は気になっていたマフラーに交換してみました。もちろん車検対応品。音質は違うものの、音量は純正より少し大きいくらい。軽く構造的に抜けが良いのが魅力です。

妻の運転なら燃費が向上。私の運転なら低回転から粘りのあるトルク、そして高回転までストレスなく続くパワーを実感できるはず・・・。私はまだ運転していませんが、妻は車の走り出しが軽くなったと言っています。鮎シーズンが始まるまではもっぱらママ・チャリならぬママ・カーではありますが、週末は釣りが忙しいのでいたし方ありません。

7年経過すると通常のメインテナンス以外にも、ドアのウェザーストリップなどの交換が必要。おまけに飛び石でフロントガラスまで交換することになりましたが、これからも大切に乗りたいと思います。
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by scott1091 | 2012-04-02 22:28 | | Comments(0)

天気のサイクルを変えられないものか…

もはや贅沢は言わないので、雨か強風のどちらかにしてほしい。同じように思っている人も多いでしょう。3月1日に解禁を迎えてから5週が過ぎたわけですが、週末はいずれも雨か晴れても強風。魚のライズを誘発するような劇的なハッチに遭遇することもなく、おまけにこの土曜にいたっては、土砂降りに加えて嵐のような強風。

朝方は雨が降っていませんでしたが、徐々に雨が強まって昼過ぎにはかなりの雨脚。おまけに谷でもフライラインが吹き流しのごとくたなびく始末。こうなると集中力もなくなるし、山を人為的にいじっている場所から一気に濁りが入ってきます。水色が薄っすら白く感じる程度であれば問題ありませんが、褐色系になると魚の食い気もなくなります。
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川から上がった頃には、乗り降りだけで車の中はびっしょり。後ろのハッチバックドアを利用しても雨が吹き込んでしまうので、屋根のある場所に車を乗り入れて着替えました。風に負け、本命と思われるポイントでは思ったようにフライを流せなかったのが残念です。

翌日は思ったほどの増水ではありませんでしたが、天気予報に反して風が止みません。前日は南寄りの風でしたが、低気圧の通過にともなって北寄りの風に変わって、体感温度がぐっと下がりました。引き水は餌釣りには絶好のチャンスなので、メジャーな場所は避けてマイナーな場所に調査に行きます。この沢はミドルセクションまでは調査済みですが、アッパーセクションには入ったことがありません。
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かなり険悪な滝の連続という話は聞いているので、気を引き締めて遡行します。こんな場所ではありますが、やはり決まった人が入っているようです。魚のスレ具合から判断すると、餌釣り以外にもテンカラの人が定期的に入っている感じ。まだ抱卵している魚もいました。

この日はな~んと、グラスロッドを使いました。グラスを使おうと思ったきっかけは、なかなか良くならないテニス肘。またロングティペットリーダーとは無縁の釣りをしてきましたが、上達すれば谷でもそのような釣りができるのか検証してみたくなりました。エキスパートのビデオを見る限りでは、私が釣りをするフィールドの3倍くらいの水量ですが、退路を断つためこのロッドだけを持っていきます。
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まったく不慣れなロッドであることに加えて、今回の場所は木が被ったところが多く、ラインを1㍍出して投げられれば御の字。このような場所でエキスパートはどのようにロングティペットを投げるのか疑問を感じながら、グラス・フィーリングに合わせてキャストの修正を行います。

いつものシステムであれば2倍は釣れたと思いますが、これで見切ってしまったら面白くないでしょう。障害物が多い源流域では、ロッドの振り幅が大きくなるグラスロッドはやはり不利です。しかし上が空いていてバックがない場合、フライを持ってのロールキャスは気持ちよく入ります。
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いつもの感じで振ったりアワセたりすると、竿をぶつけてしまうこともしばしば。私が源流でバンブーを使ったら、おそらくすぐに折ってしまうのでしょう。こんな感じで源流では非常に苦労しましたが、せっかくなので開放感のあるミドル・セクションに寄ります。1時間くらいしかないので、餌釣りの人が少ない比較的フラットなエリアに入りました。

やはりこのような場所では、ロングティペットは効力を発揮します。従来のシステムでも問題はないのですが、刻むドリフト距離が長くとれるので、魚の付き場を読み違えたときに、出る直前のドラッグやピックアップによるスプークが確実に少なくなります。
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それと源流域での釣りでは感じませんでしたが、竿の動きがスローモーションのように見えること。これは振っているときもそうですが、一番驚いたのはアワセたとき。竿がゆっくりと返り、アワセが決まった場所で竿先が止まるのが確認できます。そしてその衝撃で、ティップよりも下のセクションが戻って、一瞬ですが竿がS字状になるんですね~。グラスは自重があるのでアワセ切れしないのが不思議でしたが、これが素材の柔軟性なのでしょう。

グラファイトは反発力がまったく違うので、私の動体視力ではアワセの瞬間に竿が見えることはありません。グラスを使って一番心配だったのはアワセのタイミングでしたが、今のところ問題はなさそう。もともと遅アワセの方ですが、竿の返りが遅いのでさらにアワセが遅くなっています。
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今後もミドルセクションでは、しばらくグラスを使ってみようと思います。ティペットを長くするとフライがスピンしやすくなるので、フライパターンや使うフックなども一工夫する余地があります。裏を返せば、試行錯誤を楽しむために新しいロッドを購入したようなもの・・・。

グラスを使うのはフィリプソン以来だと思いますが、しばらくは発見がありそうです。今回「グラスマスターGM793-5NSF」を使ってみて、あまりにスローで使えないと思っていた「Mario Wojnicki」の「7.0ft-3line」が、ファストアクションとなっている理由が納得できました。

by scott1091 | 2012-04-01 22:32 | フライフィッシング / 渓流・湖 | Comments(0)