釣りに行くもよし。美味い肴で一杯もよし。この週末はどっちだ!

なんと金沢の友人達から、立派な「香箱蟹」が届きました。
思いもかけない贈り物、すっごく嬉しいです。
ありがとうございました!emoticon-0139-bow.gif

知らない人もいると思うので少し解説すると、「香箱蟹(こうばこがに)」は「松葉蟹(まつばがに)」のメス。九頭竜がある福井ではメスは「勢子蟹(せいこがに)」、オスは「越前蟹(えちぜんがに)」と呼びます。同じ北陸地方でも呼び方が異なりますが、いずれも同じズワイガニです。

サイズはオスに比べて小型ですが、今の時期は子持ちなので、外子、内子、ミソ、脚肉が楽しめます。資源保護の観点から、今年の雌蟹の漁期は11月6日から1月6日なので、今がまさに旬。
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さっそく友人ブログを参考にして、甲羅に盛り付けてみました。最近は食文化の伝承として、地元では年に1回学校給食でも供されているようなので、北陸地方の方々は皆さん上手に捌けるのかな?今までは解体しながらしゃぶりついていましたが、こうすると食べることと飲むことに専念できます。

さて、このご馳走と一緒に飲むお酒は、今回は富山の地酒「勝駒」と石川の地酒「天狗舞」。私は、鮎のシーズン中はほとんど日本酒を飲みませんが、この時期になると旨い肴と一緒に飲む機会が増えます。飲み方は同じ銘柄を沢山飲むというよりは、銘柄ごとに少し(?)づつ。おのずと保管用の冷蔵庫が必要になります。

こんな感じで至福のときを過ごしながら、当然ながら釣りにも行きます。イカ釣りをするとどうしても夜型人間になりますが、子供達は私よりも遅くまで起きているので、問題はありません。というか、家族では私一人が朝型人間なのかもしれません。
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↑食べるときはまさに至福のとき!emoticon-0123-party.gif

土曜は天気予報を見て行く場所に悩みましたが、釣っている時間は予報ほど風が吹かないとみて場所を決定します。一投目からすぐに当たりがありますが、ま~ラインが出ること出ること。早い時間なので青物かと思いましたが、強引に寄せると少しづつ寄ってきます。頭を振る感じもないので、ひょっとしたらアオリか~?emoticon-0112-wondering.gif

魚であればどこかで根に潜られそうですが、出たラインを30㍍くらい回収します。残りまだ30㍍くらいありますが、ラインを引き出すことはあっても頭を振ることがないので、とりあえず前モデルのヤエンを投入します。

そしてヤエンが到達した瞬間に、やっぱり強烈に頭を振る感触。「あちゃー!」、やってしまいました。こうなったら、ヤエンを回収するためには、魚を獲り込むしかありません。そして何とか足元まで寄せてくると、その正体はマゴチです。
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ここでその様子を見ていた友人が、獲り込みにきてくれます。ギャフしかありませんが、一発できれいに掛けてくれました。その後丸呑みしたアジを吐き出しましたが、歯型もついていません。鮮度の良いマゴチを食べられるのは釣り人ならでは。美味しく食べられるよう、すばやく血抜きをします。

マゴチについてちょっと解説すると、この魚は雄として成熟し、ある一定のサイズを超えるとメスに性転換します。このような生態を、専門的には「雄性先熟(ゆうせいせんじゅく)」と言います。マゴチの性転換のタイミングは体長35㌢程度なので、40㌢クラスになると全て雌となります。

釣ったマゴチは60㌢弱なので、当然ながら雌。産卵期は5~7月くらいですが、今回の魚にはすでに卵も入っておりました。そしてマゴチを処理していると、やっと本命からの当たりです。emoticon-0105-wink.gif
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これをあっさり獲り込んで、まずは1杯。しばし当たりがありませんが、次はトルクのある当たりです。走る方向が悪いので、自分が少し移動して沖に向かって走るよう修正します。ここからは楽しい時間。距離がありますが、ヤエンを投入します。この日はうねりがあるので、ヤエンが海面から出たり入ったり。空中に出たときに、一気に距離を縮めていきます。

そして気持ちよく2杯目もゲット!「この調子で入れ乗りか~」と期待しましたが、その後はさっぱり当たりがありません。まったく当たる気配がないので、ここでプチ移動を決断。しかしヤエン釣りの移動は大変です。

まずは予備のピトンと竿受けを使って、手早く竿1本だけを移動します。そして空いたピトンを移動して、竿の移動は完了。ここから小物類やアジ缶を移動しますが、この間に10往復くらいしたでしょうか?この作業だけでも汗をかきました。emoticon-0107-sweating.gif
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↑マゴチとアオリのお刺身。マゴチは薄造りにトライするも…

この移動が功を奏して、この後は爆釣!
となるはずでしたが・・・。

この後は1回のアタリのみ。ヤエンの灯りが見えなくなるまで送りましたが、掛かったと思ってレバーを握った瞬間に軽くなってしまいました。この日は完全に場所と地合いを外してしまった感じです。早い時間帯に2本アジを投入するべきでした。結果は3当たりで2杯。最大は1.2㌔でした。

日曜は強い西風だったので、釣りはお休み。映画を見ながら、ヤエン作りに励みました。一日家にいる休日は、一年ぶりくらいでしょうか?emoticon-0138-thinking.gif

by scott1091 | 2010-11-28 14:33 | アオリスト(Aorist) | Comments(4)

まさかのRainy day!

前日の雨に加えて、天気の回復も今ひとつ。
天気予報ではお出かけ日和とのことですが、ほとんど薄日が差す程度です。
しかし風はほとんどないし、気温も19℃位あるので悪い条件ではありません。

こんな天気ではありますが、この日はヤエン作りで釣りはお休み。
の、はずでした・・・。emoticon-0136-giggle.gif

しかし友人からの電話で予定変更!
まさに釣欲の相乗効果、恐るべし・・・。

釣りは、行けるときに行け!悪天候で釣りができない日が必ずあるので、ヤエン作りはそのときにすればよし。干してある釣具類をバックに詰めて、約10分で準備完了です。潮は月齢16.9の中潮。曇りなので、月明かりは期待できません。
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天気が悪く薄暗いので、早い時間からアオリが食ってくると期待しますが、大潮の後なのでそんなに甘くはありません。そうこうしている間に、雨が降り始めます。ズボンは防水の防寒着を着ておりますが、上着はまだ気温が高いので持ってきておりません。

しかし着ているのは釣り用のアウターで、その上のフローティングベストが防水加工されているので、何とか凌げそうです。雨脚が強くなったので極力濡れないよう雨宿りしていると、待望のBB-Xの逆転音。テンション調整もばっちりなので、ほっといてもバックラッシュはありません。この間に、用意してあったもう一本の竿を投入します。

まずは最初の1杯を難なくゲットし、「餌の投入→ヤエン洗浄→墨袋除去」の一連の作業をしていると、もう一方の竿のBB-Xが逆転を始めます。このペースなら、アジは12尾なので早く帰れそう。そうなったことは、あまりないのですが・・・。emoticon-0107-sweating.gif
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この当たりは、気持ちよく沖に走ります。いつまで経っても走るので、少し調教して落ち着かせます。この地合いを逃したくないので、ここでヤエンを投入。距離的には60㍍位でしょうか?ヤエンが気持ちよく、空中を滑走していきます。ヤエンが水中に入り、灯りが見えなくなってしばらくすると、アオリが続けてジェット噴射します。

この時点ではまだ掛かっていないので、走るだけ走らせます。そして落ち着いたら、また寄せを開始。次ぎに小刻みに穂先を叩くような動きの後、またまた長いジェット噴射。これでヤエンが掛かったので、ここからは一気に寄せていきます。

このペースで一気に終了かと目論んでいましたが、潮が早くなるとまったく当たりがなくなります。アジが潜らないので、錘で沈めればウツボ。アジの傷からタチウオと思われる当たりもありますが、アオリの当たりがありません。
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↑マルパパさんから送って頂いたカワハギです!

目の前を、流木がかなりのスピードで流れていきます。この間一方の竿は死にアジを付けて、潮の流れが治まるのを待ちます。そして死にアジがやっと沈むようになってから、活きアジの竿を投げ直して潜らせます。

ラインの角度が良い感じになると、すぐにアジの動きに異変です。近くにアオリがいるのは間違いないので、ここで誘いを入れます。そしてしばし待つと、アジの動きが止まって穂先がゆっくりと入ります。

このアオリは底付近で食ってきましたが、その後は沖に向かって走る走る!これぞまさにヤエン釣りの醍醐味。この時点ではアジを抱いているだけなので、離されたら終わりです。しかし好き勝手に走らせればよいというものではないので、「ハラハラどきどき」の連続です。emoticon-0105-wink.gif
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↑しっかりと血抜きをしているので肝もきれいで超~美味い!冷蔵庫にストックしておいた「大吟醸 名流 手取川」と一緒にemoticon-0123-party.gif

この日は当たりを出すのに苦労しますが、何とか定刻にアジが終了。結果は当たり8回で、6杯+リリース1杯でした。

by scott1091 | 2010-11-23 21:22 | アオリスト(Aorist) | Comments(1)

釣欲の相乗効果!

この週末はまずまずの天気。
この陽気に誘われて、鮎釣りに行ってしまった人も多いでしょう。

最高気温が20℃あれば、水温は15℃前後なのでまったく問題ないレベル。私もアオリがなければ、きっと釣りに行ったと思います。それくらい、この時期としては最高の「鮎釣り日和」でした!

さてこの週末の私の行動はと言いますと、アオリストとしては絶対に逃すことができない満月の大潮。当然ながら出撃です。emoticon-0105-wink.gif
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アオリは鮎やフライと違って夜が主体の釣り。おまけに海水なので、釣り道具を水洗いする手間が掛かります。私は釣場でアオリを解体して持ち帰りますが、皮を剥くのは家で妻がやります。この妻の作業と、私が道具を水洗いする作業が、ほぼ同じくらい時間を要します。

私は道具の水洗いと一緒に風呂を済ませてしまいますが、それでも夕食はかなり遅い時間になります。したがって両日釣りをすると、妻ともども寝不足気味。アオリの地合いが昼間なら良いのにと思いますが、それでも行ってしまうのがヤエンの魅力です。

すでに先週釣行しているので、土曜は特別準備するものはありません。そこでヤエンのパーツ類を作っていると、珍しく早くに友人から電話です。
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友人  「今日、行きます?」

私   「もちろん!」
     「今日は出張で行けないんですよね。」

友人  「そちらの天気はどんな感じ?」

私   「多少風が吹く予報ですが、問題ないレベルです。」
     「ところで、今どこですか?」

友人  「〇〇!」

私   「はぁ・・・?」emoticon-0107-sweating.gif

友人  「今から〇〇〇に乗るので、何とか間に合うから!」



一人だけなら「今日は休もう」という気持ちになりますが、まさに釣欲の相乗効果。今日行くってことは、当然ながら明日も行くってことですよね!あんさんも、相当お好きですなぁ~。もちろん、私も行きますけどね!emoticon-0102-bigsmile.gif
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といことで、いつもの時間に釣場へGO! しかし潮が良いので、どこも人だらけ。入る場所に苦慮しますが、顔見知りのメジナ師がいたので、しばし見学してからそこに入れてもらいます。ヤエンの荷物が少なければ、昼間メジナ、夜ヤエンのダブルヘッダーが可能ですが、道具の積み下ろしと、片付けを考えただけでも憂鬱になります。

釣りを始めてから、さらにエギの人がワラワラ増えます。竿が風を切る音がこだましているような状況ですが、釣れている方は一人もおりません。あれぐらい多くのエギが海中を行き来すると、さすがにアオリも見飽きるのではないでしょうか?シャクリ方も、恐ろしいくらいみんな一緒。手軽なのはわかりますが、ライフジャケットを着ている人がいないのも気になります。老婆心ながら・・・。emoticon-0124-worried.gif

潮が良いのでアジは多めに買いましたが、小さいアオリが乗ったときはすぐに回収。少しでも餌が無駄にならないようにしますが、青物と思われる当たりで数尾が殉職。また潮がどんどん下げているので、アジの遊泳層に注意しても、時間とともにウツボの当たりが増えていきます。
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この日は、不思議なくらい追い抱きをしません。おまけに、ヤエンの灯りにかなりナーバス。灯りは光軸を絞っているのでアオリからは直接は見えませんが、ヤエンが浅いところを走ると、水面に光が反射するのは防ぎようがありません。

こんな状態ではありますが、エギの人にアオリが走っている方向を認識してもらうため、灯りは外せません。危ないと思ったら、アオリが走っていてもヤエンを入れるしかないような状態で、落ち着いて釣りができません。釣りの上手なエギンガーが、横に並んでくれると楽なのですが・・・。私はエギも含めて色々な釣りをしてきましたが、釣種が違っても「釣り経験」が長い人同士だとトラブルが起こらないものです。

初日の成績は当たり15回、ヤエン投入10回で結果7杯。二日目の成績は当たり11回、ヤエン投入10回で結果6杯+リリース1杯でした。
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今週は、久々に大切なヤエンをロスト。ウツボによる根擦れでラインが痛んでいたようで、掛かったアオリを寄せているとき、まさかのラインブレイクです。これでは、ヤエンのストックが増えません・・・。emoticon-0106-crying.gif

by scott1091 | 2010-11-21 20:48 | アオリスト(Aorist) | Comments(2)

Aorist returned!

先週まで鮎釣りをしていたので、今週は急ピッチで部屋の整理です。まずは不足している九頭竜用の仕掛けを作り、その後狩野川用の仕掛け。バラ状態になっている鼻環や逆バリは、すべて仕掛けの状態にして収納します。

その後は買い置きのハリやラインなどの在庫表を作成し、来シーズンの購入リストを作成します。今年は九頭竜の最終釣行でベストのポケットを閉め忘れ、鼻環周り15セット、背バリ10個、付け糸10本、仕掛け4セットを流失したので、いつもの年より時間が掛かります。

これが終わると、いよいよ二つの机に所狭しと散らばった小物類を片付け、順次クローゼットに収納です。これが終わらないと、アオリの道具を出すスペースがありません。この作業が終わったのが土曜の10時です。
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この後、アオリの道具を別のクローゼットから出してきますが、鮎釣り同様すぐに行けるように収納しているので、手間は掛かりません。すでに今季ヤエンをスタートしている友人に状況を聞くと、今年はベイトが多いせいかサイズが大きいとのこと!最初からキロ狙いの仕様で問題ないとのことなので、一気にテンションが上がりますemoticon-0105-wink.gif

しかしここで問題が一つ。それは今年はどこも混雑していて、入る場所に苦労する由。ましてや二人並んで入れる場所などありません。この日も先行している友人から、何とか一人入れてもらえたが、もう入る余地はないとの連絡です。

しかたないので、私は別の場所に向かいます。エギで入りにくい場所は、水際のテトラが崩れてエギをピックアップしにくいところ。ヤエンで入りにくい場所は、まずは車からポイントまで長い距離を歩くこと。そしてピトンや竿受けを置く場所がなく、釣場に高低差(上り下り)があるところ。
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この条件から導き出されたポイントに入ります。風はほぼ右から吹いて釣りにくいですが、潮は左から右に流れているので何とかなりそうです。ピトンを打つのにかなり苦労しますが、何とか釣座を確保して、まずはひと段落です。

久々に海を眺めながら、ノンアルコールビールを「プシュッ!」。emoticon-0142-happy.gif

友人に場所を確保できたことを電話すると、チビアオリでアジがすでに2尾殉職とのこと。地合いにはまだ時間がありそうですが、私もアジを投入します。しかし私の方は待てど暮らせど、アジはいつまでも元気に穂先を揺らしています。
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このまま夕凪で風が止まるのを期待しますが、止む気配はありません。再度友人に電話すると、隣の人はそれなりに当たっている由。「こりゃー外したか~」と思っていると、待望の「BB-X」の逆転音。そう久々に聞く、痺れるような「Jiーーー」、「Ziーーー」、「ジーーー」。竿で聞いてみると、「おー」気持ちよく走る走る!emoticon-0100-smile.gif

ストロークからして500㌘くらいなので、少し落ち着いたらさっさとヤエンを入れます。そしてヤエンを送っているときに、もう一方の竿からも「BB-X」の逆転音です。シモリにラインが絡まないようにライン捌きに行きたいところですが、足場が悪くて行けません。

2010~2011年シーズンの初物を無事ゲットしてから、もう一方の竿に行きますが、残念ながらシモリに掛かってヤエンを入れることができません。こんな感じで獲り込みと、アジ交換で上り下りとプチ・ダッシュを繰り返した結果、餌が終わる頃には全身筋肉痛で、もー、く~たくた!

やはり釣り人がいない理由がありました・・・。emoticon-0107-sweating.gif
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それにしても開幕戦から、ヤエンの灯りが見えなくなるまで走るとは・・・。最終的な釣果は5杯。最大は900㌘クラスが2杯で、一番小さかったのが400㌘でした。それ以外は、置き竿で根掛かりして追い抱きなしが2回と、ヤエンを入れないで手前まで寄ってきたチビアオリ1杯。相変わらずウツボによる餌取りが多いです。

まずは掛率100%でシーズン開幕です!

by scott1091 | 2010-11-13 13:06 | アオリスト(Aorist) | Comments(4)

2010年鮎シーズンの総括です!

毎年恒例の鮎シーズンの総括です。比較できるように毎年フォームや文体を統一しているので、代わり映えしませんがあしからず。あくまで当ブログは備忘用の釣り日記が主たる目的なので、ご容赦くださいませ!()書きが昨年の結果となります。

さて今年も狩野川の解禁日である、5月22日(土)からシーズン・イン。竿納めとなった11月7日(日)までの釣行日数は延べ56日。この日数は実釣時間に関係なく、釣りに行った日は全て1日とカウントしております。

総釣果         2,059尾(1,878尾)
釣行日数          56日(61日)
実釣時間      358時間00分(Ave.6時間24分/日)
           (377時間00分(Ave.6時間11分/日))
平均尾数        36.8尾/日(30.8尾/日)
時速釣果         5.8尾/時(5.0尾/時)
最高釣果        8月26日(木)九頭竜川/71尾
             (9月26日(土)狩野川/59尾)
最低釣果       10月10日(日)狩野川/ 4尾
             (5月24日(日)狩野川/ 5尾)

<河川別内訳>                   2010年        2009年
狩野川     1,254尾 (60.9%)   37日 (Ave. 33.9尾)   (Ave. 31.1尾)
九頭竜川     729尾 (35.4%)   16日 (Ave. 45.6尾)   (Ave. 28.9尾)
神通川       43尾 (2.1%)     1日 (Ave. 43.0尾)    (Ave. 53.0尾)
酒匂川       33尾 (1.6%)     2日 (Ave. 16.5尾)    釣行なし    


今年は鮎釣り人生で初めて、総釣果が2,000尾を超えました。年間これくらい釣る人は少なくないと思いますが、釣行が週末や祝日限定となると天候や混雑具合に左右されるため、運もかなりあると思います。もちろん一番重要なのは、ホームグランドのコンディションであることは言うまでもありません。

昨年のエルニーニョに続き今年はラニーニャにより、8月からは記録的な猛暑続きとなりましたが、6月後半から7月前半は週末天気に恵まれない日が多かったです。月別の平均釣果を見ると、5月32.5尾、6月37.1尾、7月43.9尾、8月43.1尾、9月36.6尾、10月27.5尾、11月26.0尾となっております。通しの平均釣果では、凸凹はありますが9月19日までは40尾をキープしておりました。

私は週末に川に入れるのであれば、1時間であろうと竿を出します。これは釣場が比較的近いという特権があってこそですが、私は休みに家でじっとなんかしてられない性分。あくまで気の趣くまま自然体で川へ!釣りは結果だけでは計れない充実感が、一番重要だと考えいるからです。

その意味では、今年の充実感はどうだったのでしょうか?釣行した各河川を振り返りながら述べたいと思います。


<狩野川>

鮎が年々小型化しているように感じます。狩野川はここ数年、天然遡上が良好であるため、数が多過ぎて大きくならないというのが通説です。確かに鮎の密度が低い二百枚や大見の特別解禁区では平均サイズが大きいので、この説は否定できません。
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しかし最上流部まで遡上する一番上りが、何であんなに小さいのでしょう?先日の納会でも話題になりましたが、特別解禁区を除けば、今年狩野川で一番サイズが揃ったのは6月下旬~7月上旬。まさに放流した静岡2系が成長したものです。これを除けば、狩野川はシーズン通して釣れるサイズのアソートはほぼ同じ。解禁から納竿まで仕掛けやハリはほぼ同じで、竿は「征龍竿EM」。穂先は「PTソリッド」と「HPTソリッド」を使いました。

鮎の小型化の原因はわかりませんが、納会で地元の年配の方が酸性雨による影響を指摘しておりました。国内の公害対策は進み、酸性雨によるブナの立ち枯れ問題などはあまり報道されなくなりましたが、経済成長が目覚ましい隣国からの排出はいかんともしがたい状況なので、それも関係しているのかもしれません。
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この方の話では、昔の狩野川は水際には葦は生えいなかったとのことです。日本の土壌は欧州と違って弱酸性~中酸性なので、酸性雨による被害が欧州ほど顕著に現れないと言われています。葦が他の植物より耐酸性に強いのかは不明ですが、カワシオグサも含めて川を取り巻く植物の生態系が変化しているのは事実ですし、鮎の餌となる石垢にも何らかの変化が起こっているのでしょう。石垢と総称される珪藻、藍藻だけでも何百種類とありますから・・・。

酸性雨は狩野川に限ったことではありませんが、他にも山の荒廃が保水力低下につながり、流程が短いことから山から流れ出す栄養分の減少が顕著となって、鮎が小型化してきている等も考えられますが、これらは全て釣り人の憶測に過ぎません。
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すっかり話がそれてしまいました。今年の狩野川での最大は、7月上旬に釣った静岡2系の24㌢。数的には十分な結果でしたが、盛期になっても20㌢アップは混じる程度。私の釣果としては、平均サイズが過去一番小さい年でした。

こんな状況ではありますが、流れに変化があり攻略する楽しみがあるのが狩野川。規模の大小はあれど、あらゆるポイントが混在するため、技術向上や竿の開発には絶対欠かせない存在です。「征龍竿」や「龍星☆竿」の細かいチューニングができたのも、狩野川あってのこと。釣期が長いこともありますが、私の鮎釣りで中心的な川であることは今年も変わりません。


<九頭竜川>

今年も「海の日」の三連休から遠征予定でしたが、天気に恵まれず翌週からのスタートとなりました。九頭竜も全国的な傾向と同じく鮎は小型でしたが、数的には私が経験した7シーズンでは、2003年と同じくらい多かったと思います。

長良川の絶不調や神通川が裏年だったこともあって、中盤からは人気沸騰。「第1回 鮎チーム選手権 激流・大鮎スペシャルマッチ」の開催により、今年は鮎が小さいので、トーナメントスタイルでも十分に釣りになるということが、周知されたことも大きかったと思います。
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また例年、竿が届きにくい流芯ほど大型が掛かるのですが、前半は鮎が荒い瀬に付かない傾向がありました。8月後半になると徐々にこの傾向は解消されましたが、最後まで流芯で掛かる鮎が一番大きいということはありませんでした。

常に大型の鮎の付き場が変わる印象で、傾向としては前半は水深のある緩い場所、後半は水深のある急瀬が良かったように思います。数的にはシーズン通して膝下くらいの早瀬でよく掛かったこともあり、競技志向の方々にも釣りやすい年だったと思います。
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全国レベルでは十分に楽しめるサイズでしたが、九頭竜としては小型。九頭竜ならではの、体高がある鮎も例年より少なく、私の最大は26㌢でした。

このようなサイズなので、「龍芯竿」がオーバースペック気味であったため、終盤まで釣る場所によって「Super LightⅡ」を多用。混雑して動けないときは、午前は「龍芯竿」、午後は「SLⅡ」という感じで使い分けて数を伸ばしました。
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今年の我々の合言葉は、「流芯に立ち込んでヘチを釣れ!」。

例年、水位が下がり場荒れしてくるとこの傾向が強くなりますが、目一杯立ち込んで流芯で掛けた鮎がビリ。立ち込まないで釣っている人の鮎がオトリより大きいという傾向が、シーズン通して見られる年でもありました。

一日の最多数釣果、平均釣果ともに過去最高記録となりましたが、重量的にはまったく及ばない年でした。
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<神通川>

全国的な「神通ブーム」で、今年も方々から釣り人が集結。まさに日本で一番混雑する川でしたが、人の数とは裏腹に、場所ムラが激しくサイズも数も今ひとつ。こんな状態なので、良い場所は夜明け前から場所取りに入るような状況です。この話を聞いて、個人的にかなり怯みました。

しかしどうしても完成した「龍星☆竿」の、最終確認をしなければなりません。私の場合は週末釣行となるため、当日もそりゃも~凄い混雑でしたが、「鮎道楽」や「TEAM Jinzoo」の皆様のご協力により、無事テストを行うことができました。
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神通は瀬とトロが交互にあるため、竿の選択が難しい川です。今回釣った場所も、荒瀬を効率的に釣るなら間違いなく「超硬」です。しかしそのシモのトロ瀬を釣るには「超硬」では竿が硬過ぎて釣果が伸びません。事前情報では釣場は深トロということだったので、私は「龍星☆竿」に「HPTソリッド」を選択しました。

しかし行ってみるとすぐカミに、涎が出るような荒瀬があります。この瀬は当日も道楽Yさんが「Super Hard 85」で釣るような場所ですから、「標準チューブラー」を持って来るべきでした。しかし川原をかなり歩いているし、釣り人がどこからともなくワラワラと沸いてくるので、穂先を取りには戻れません。最終的には「HPTソリッド」で荒瀬の流芯を一通り挿しましたが、やはり攻められる精度が違います。
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今年のように鮎が少ないと、荒瀬だけでは数が伸びません。私も数はトロ瀬で稼いだので、その意味では「HPTソリッド」の選択は間違いではありませんでした。しかしまた同じ条件であれば、そのときは「標準チューブラー」を選択します。それくらい荒瀬を攻めきれないのは、歯がゆさが残ります。
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神通で穂先に迷ったら、「硬い方を選ぶべし!」。

昨年も午前中は「PTソリッド」使用し、午後から「チューブラー」に変えたので、間違いないと思います。天然遡上主体で、オトリ継ぎに困らない川では、この目安は同じです。
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<酒匂川>

今年も天然遡上が不調で、放流に頼る年となりました。放流場所がある程度限られているので、釣る人はコンスタントに釣っておりましたが、その場所の混雑振りはご想像のとおりです。このような状況なので本来であれば行くことはないのですが、「数は出ないが大きくて、他の釣り人もいない場所を開拓した!」という友人からの誘いで、久々に釣行しました。

ここ数年は狩野川も相模川も天然遡上は順調なのに、いつも中抜けしてしまう酒匂川。何が原因かはわかりませんが、客観的に見て小田原地区の砂漠化(石がない)が原因のような気がします。これは砂の堆積による川床上昇が原因と思われるので、やはり飯泉取水堰を撤去しないと、「鮎の銘川 酒匂川」の復活は永久にないように思います。
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少し話がそれましたが、友人が教えてくれたポイントは狙う鮎は全て出鮎。時間になるとカミにある淵から鮎が垢を食みに降りてきます。鮎が瀬に入るとすぐに掛かりますが、一度淵に戻ってしまうと、次ぎに降りてくるまでまったく釣れません。

1回目の釣行は流れが緩い場所だったので、垂直に引き合うことによる竿の叩きによるバレを懸念して、「急龍竿Ⅱ」に「HPTソリッド」の組み合わせで釣りました。この場所ではまさにベストチョイスでしたが、2回目はそのシモにある荒瀬を探るべく、「龍星☆竿」に「標準チューブラー」で臨みました。
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数的には2回目は惨憺たる結果でしたが、荒瀬で掛かる23~26㌢の当たりは最高でした。ここでハリスを2回切られましたが、いずれも逆バリが外れていませんでしたが、竿を通じてハリスが飛んだことを明確に感じることができました。

過去にハリスを飛ばされて、ここまではっきりと感じたことはないので、あらためて「龍星☆竿」の超越した感度を実感しました。鮎は大きいものはすでに28㌢くらいあるとの情報でしたが、私の最大は26㌢止まりでした。
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密かに9月に27~28㌢クラスを狙うつもりでしたが、9月8日の台風14号によりシーズンは強制終了。来季もこの場所で楽しもうと思っていましたが、この場所も跡形もなく吹っ飛んでしまいました。

三保ダム(丹沢湖)の水がいまだに濁っているため、現在も酒匂川は茶色に濁っています。こんな状況なので、酒匂川は来季まったく期待できません。台風の爪跡はあまりにも大きく、その災害規模は20年に一度のレベルと、酒匂を見続けてきた友人は言います。ある程度回復するには少なくとも5年くらいは掛かりそうです。
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ということで、長々と今年釣行した4河川を振り返ってみました。良かったこと、悪かったこと色々ありましたが、やっぱり鮎釣りは楽しい。これがいつもの結論です!

最後になりましたが、今季ご一緒させて頂いた皆様、また釣場やオトリ店で声を掛けて頂いた皆様、シーズン中は大変お世話になりました。来季また元気でお会いできるのを楽しみにしております。お互い健康管理には留意しましょうね!

ではまた!

by scott1091 | 2010-11-12 11:09 | 鮎釣り/年度総括 | Comments(4)

これにて2010年鮎シーズンは終了です!

いよいよ竿を納めると決めた11月第一週です。
昨年は土曜は天気に恵まれませんでしたが、日曜は小春日和。
今年はその反対で、土曜の方が天気が良さそうです。
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↑最後に残った稲

行きつけのオトリ店は3日に生簀用のポンプを止めましたが、ポンプが必要ない小さい生簀で、私用のオトリを確保してくれています。生簀にはまだ10尾ほど鮎が残っていましたが、全てメスの銀ピカ。選ぶ必要もありません。

このオトリを持って、まずは誰もいない上流域へ。時計は9時を回っているので、すでに太陽が川を照らしています。瀬で鮎はまだ見えないので、ヘチの緩いところで待ちの釣りです。しかし待ちの釣りではありますが、私の場合は絶えず誘いの操作が入ります。
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そして目印が「クンッ!」と沈んだ直後に微妙にフケ上がり、「ふわ、ふわ、ふわ~」とそのままゆっくりと流下していきます。水面下にはオトリと一緒にもつれる野鮎が見えます。竿先でテンションを掛けると、掛かり鮎が一気に下流へ走ってバトル開始。この時期の鮎はだいたいこんなパターンが多いですね。

11時くらいまで時間をつぶし、それ以降は白泡が沸き立つ急瀬に移動します。このようなポイントでは、当たりは盛期とまったく同じです。水深のある場所はもちろんですが、瀬の中にある踝くらいの水深で石色が輝いて見えるポイントを見逃してはいけません。このようなポイントは、オトリが馴染む前に掛かって勝負が早い。こんな感じで午前の釣果は17尾。
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午後からは中流域に移動します。目当ての場所は人がいたので、今年初めて竿を出す場所に入ります。惚れ惚れするような波立ち、絶妙な流速と水深が、この時期には最高の場所です。釣り人が一人いるので、その方に挨拶してからシモに入ります。最初の1尾は少し色が出たオスですが、20㌢くらいで当たりは最高。

しかしその後が続きません。15時には竿を畳もうと思っておりましたが、この場所はまだまだ太陽が川を照らしているし、まったく寒くありません。粘っていた場所でやっと15時過ぎくらいから、20㌢クラスの入れ掛りとなります。オスとメスの比率は半々ですが、オスをオトリにしても掛かりが止まることはありません。
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16時を過ぎてもまだかかりそうな感じでしたが、この時期は暗くなるのも早いので16時ジャストで竿を畳みました。午後の釣果は14尾で、合計31尾で終了です。
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↑土曜の釣果は31尾

翌日は午前中は日が出ないので、気になっている山間の上流域へ。すでに9時を過ぎていますが、川の水がとても冷たく感じます。私が入った場所には遠くに釣り人が一人いるだけですが、来る途中に見た中~下流域はこの日もかなりの釣り人です。

午前中はどうせ日が出ないので、ここで粘る腹積もりです。まずは水深のあるトロ瀬で、オトリを遊ばせるように泳がせると、いつもの目印「ふわ、ふわ、ふわ~」の当たり。逆バリが飛ぶのを見極めて竿を立てると、なかなかの引きです。これが21㌢のメス。これをオトリにすると、また同じような当たりで20㌢のオス。
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この2尾のサイズでポイントにこだわりすぎて、その後はさっぱりの釣果です。マルパパさんが私の車を見つけて見にきてくれたので、お昼を食べに川から上がります。食後は、マルパパさんは奥さんとマルも一緒なので、便利な場所に入る由。私は、友人が入っている場所に移動します。

この場所も今季初めて入る場所。目の前がオトリ店なので、閉店したこの時期しか入ることがありません。友人たちの釣果を確認すると、やはりポツポツの様子。しかしやっと太陽が出てきて、これからは期待できそうです。
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↑メスもだいぶ色付いてきました

友人達はトロ場で泳がせているので、私は上流にある瀬に入ります。昨年の最終日もこの場所に入りましたが、今年は思ったほど石色がよくありません。ここですぐに貴重なメス鮎を根掛かりでロスト。瀬の中にある弛みでポツポツ数を伸ばしますが、掛かる鮎はオスばかりです。昨年と比べると、オスもメスも色付きが早い感じです。

昨年良かった場所ではまったく掛からず、その下の白泡の瀬で数を伸ばします。この時期としては荒過ぎますが、盛期を思わせる目印の吹っ飛びと、気合を入れないと引き抜けない鮎が2尾(ともにメス)掛かりました。このメス鮎をオトリにさらに大きなオス鮎を狙いましたが、この流域ではすでにオスはこのような荒瀬にはいないようです。
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友人達が15時に川から上がるので、私も20尾に1尾足りないものの潔く竿を納めます。2010年の最終日は、午前が5尾、午後が14尾で合計19尾。狩野川は天気が良ければ、まだまだ鮎釣りができる状況ではありますが、私はこれにて終了です。

今季釣りをご一緒した皆様、また釣場やオトリ店でお会いした皆様、色々とお世話になりました。また来季も、どこかの川で元気にお会いしましょうぞ!それまでしばし休養です。
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↑日曜の釣果は19尾

ということで、来週からはアオリストさんにご登場頂きます!
恒例の2010年の総括は、後日アップいたします。
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↑こちらは全て稲刈りが終了です

by scott1091 | 2010-11-07 17:58 | 鮎釣り/狩野川他 | Comments(12)

今季最後の釣り日和!

天気予報でも秋晴れの確率100%。この時期は晴れると風が冷たいですが、季節的に鮎釣りに日差しは欠かせません。

いつの間にか太陽の角度も低くなり、川全体に日差しが差し込む時間はさほど長くありません。今回入った場所は川の周囲が高いこともあり、日当たりで釣りができるのは9時から15時までの6時間。昼食の1時間を除くと、だいたい5時間の釣りとなります。
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6日に、台風14号による雨で1㍍増水。その後7日夜半から8日の明け方まで降った雨で、再度50㌢まで増水するも、この日の水位は10㌢高くらいまで回復しております。心配された石垢の状態も、悪くはありません。

石色も良い状況ですが、一部泥が被った石も散見されるようになりました。入った場所が比較的上流域であるため、それなりに鮎が落ちているようです。川に入る前に観察すると、小さい鮎が石裏にできる乱流の中を、群れで楽しそうに泳いでいます。
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大石には食んでる鮎も見えますが、動きにスピード感がありません。気温の上昇とともに水温が上がるまでは、完全に待ちの釣りとなります。早い時間は掛かる鮎は小型ばかりですが、全てメス。オスが釣れなくなると終わりも近いと言われていますが、まだ流芯で掛けていないので、オスが落ちたとは断定できません。

朝方の冷たい風も止み、着ていたカッパを脱ぎたくなるくらいまで気温が上昇すると、瀬の中で鮎がキラキラ見え始めます。これを合図に、一気に狙いを瀬に変更します。まずは鮎が見えている石の前後を横引き。これで掛かる鮎も少なくありません。これで掛からない鮎は、止めて誘いを掛けます。
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ここで誘いと書きましたが、この時期の鮎は動きに反応して追ってくるということではありません。むしろ同じ流れの中にいる野鮎と、ハリの接触機会を増やすために行う動作という方が、正しいかもしれません。

瀬で掛かってくる鮎は、こんどはオスばかりです。十分オトリにできる体色ではありますが、やはりメスのオトリの方が掛かりは早いようです。流れが当たる大石の前で掛かる鮎は時間が掛かりますが、型がよくて気持ちよく目印を飛ばしてくれます。この時期になると、こういう当たりはとても貴重です。
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昼食用にお湯を沸かしてくれているので、12時ちょうどに川から上がります。秋晴れとはいえ焚き火が用意されていますし、冷えた体には汁物が欠かせません。午前中の釣果は16尾。午後の釣り時間を考えると、30尾達成は難しそうです。

前回の納会で竿が出せなかったこともあり、この日のメンバーは4人。陽だまりにベンチを出して、おにぎり、ラーメン、蕎麦、豚汁、スパゲッティ、カレーと何でもありの昼食です。次ぎの週末まで竿を出すのは私だけなので、他のメンバーはこの日が竿納めとなります。
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15時上がりで28尾。良いやら悪いやら、微妙な数…emoticon-0141-whew.gif

いつもであれば午後は場所を移動しますが、15時まで2時間しかないので同じ場所で釣ります。日が傾き日差しが当たらない場所が増えてきましたが、あえてそのような場所を釣ってみます。流れはガンガンに近い急瀬。この時期に竿を出す人はおりません。

この狙いが的中し、オトリが馴染むポイントで、メス→メス→オスの3尾セットパターンで釣れました。14時半くらいからメンバーが上がり始めたので、私も15時少し前に竿を畳みます。午後の釣果は12尾で、この日は28尾。

上~中流域では3日で締めるオトリ店もありますので、この週末に釣行される方は確認してからお越しくださいませ。もちろん下流域のオトリ店は、23日まで営業しているところが多いので、オトリが入手できないということはありませんのでご安心を!

by scott1091 | 2010-11-03 17:05 | 鮎釣り/狩野川他 | Comments(10)