新しい沢を開拓!

例年この時期になると、釣りに行く場所に悩みます。その理由は、通い慣れた沢の調査がひと段落するから。4月中旬を過ぎると、ヤマメはもとよりイワナも水面に反応するようになるので、行動範囲がぐっと広がるのですが…。

ということで、今年からマイナーなアマゴの沢を開拓することにしました。上流にどんな険悪な谷が待っているか予想できないため、今まで数々の沢を一緒に開拓した友人と同行します。

まずは古いガイドブックや地図を頼りに、天然魚が生息しそうな沢を絞り込みます。選んだ小河川は2本ですが、その上流の沢となるとそれなりの数になります。地図の等高線の密度から、すぐに突き上げてしまうであろう沢や、滝が連爆といった沢を除外して、第一候補の沢を決定します。
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そして車止めから歩いて、渓相が良くなったところから入渓。前日の雨で水量が多いので、水深のある場所はしつこくフライを流します。そして3回流したところで、いきなりフライに出ました。これはフッキングしませんでしたが、すぐに記念すべき1尾目をゲット。最終的にこの場所で5尾もフライに出て、その上の段でもすぐに反応があります。

出だしからこんな状態なので、二人の期待度はすでに針が振り切れるくらいMAX状態。友人と新しい沢を調査する楽しみを語らいながら、遡行していきます。そしてその後も大場所が連続しますが、しばらく魚の反応がありません。水深があるので反応しないのか、はたまた餌釣り向きのポイントなので抜かれてしまったのか?

そんなことを話しながら釣り上がりますが、結局最初の場所以外はまったく魚の反応はなし。どうやら魚止めを超えてしまっているようです。そこからさらに滝や巨岩を巻きながら1時間くらい遡行し、魚が完全にいないことを確認して、まずはこの沢の調査を終了します。

陽だまりで昼食を食べてから、次ぎの候補の沢に移動。堰堤の上に大きなプールを見つけてそこで魚を探しますが、この沢はまったく生命感がありません。水質もあまりよくないようなので、一応その上流域の渓相や森を確認してから、この沢はパスすることにします。
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そして3番目の沢に入ると、小さいサイズながらコンスタントに反応が続きます。この日はすでに時間がないので、2時間ほど遡行して調査は打ち切り。サイズが小さいものの数は多いので、さらなる調査が必要との結論に至りました。

翌日の日曜は天気が崩れる予報なので、初めての場所は避けてヤマメの渓流へ。気温3℃、水温5℃という今季もっとも厳しい条件に加えて、午後からは雪。あまりの寒さに魚の反応も悪く、久々に友人と早上がりしました。

今年はいつまでたっても寒い日が続きますね~。
今週は「三寒四温」どころか、「七寒零温」という状況でした。
4月に入ったら、一気に気温が上昇しそうな予感がします。
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by scott1091 | 2010-03-29 22:26 | フライフィッシング / 渓流・湖 | Comments(2)

Cherry blossoms bloom!

早いもので、今年は娘の高校受験。インフルエンザ対策で追試が設定されので、今年の合格発表は例年よりも遅め。すべり止めの私立の合格発表は2月でしたが、本命の県立の発表は3月15日(月)でした。

娘は子供の頃から勉強ができたので、当初はあまり心配していなかったのですが、絶対がないのが受験。発表当日は、3年前の「だめもと受験」の息子より、はるかに緊張しました。

私は自分の方針として、高校入学までは携帯電話は持たせない。これは息子もそうでしたし、娘も同じ。中学生になると持っていない子供がほとんどいないので、娘にはたびたびねだられましたが、ここは初志貫徹。
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携帯がなくても息子はあまり不自由しませんでしたが、女子はメール連絡が頻繁にあるので、携帯の代わりに共有パソコンと専用のメールアドレスを用意しました。個人的には携帯がいくら早く打てても仕事には役立ちませんが、キーボードを早く打てれば必ず役に立つもの。

娘はこのパソコンで、私の一生分をはるかに超えるメールを打った結果、今は目にも止まらぬスピードでタイピングするようになりました。携帯の方も、妻や私のものをときどき使っているのでまったく問題なし。逆に私は使い方を習うくらいのレベルです。

こんな状況なので、卒業前に友達に携帯番号とアドレスを連絡できるよう、入試が終わると早々に購入しました。機種はもちろん、この日のためにカタログから厳選したもの。この三年間、広告が入ると必ずチェックしていたものね。これで合否の結果も自分の携帯からメールできるようになり、いよいよ発表当日を迎えます。

本人は親に話しませんでしたが、直近の県下一斉の模試では志望校の合格率は「99%」。息子のときの、本番で5教科平均で80%超を取らなければ、絶対に合格できない状況とは異なります。それでも本人は不安で、それを克服するために努力しておりました。
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そもそも娘から、過去一度もテストができたという話を聞いたことがない。なぜか息子はまったくその逆。その個人差を差し引いて判断しなければなりませんが、数学で配点の大きな問題を落して、筆記試験当日はかなり落ち込んでいました。ひょっとすると数学は30点台かもしれないと…。

しかしさらに聞くと理科は満点だと思うとのことなので、理数あわせれば80%取れていることになります。それでも本人の弁は、まわりに今年の数学は簡単だったという人が多いと、合格についてかなり懐疑的。息子のようなタイプがまわりにいるだけだと思うのですが、当事者にはそんな余裕はありません。

そして発表時間と同時に入ったメールは…。

「うかった」

たったこれだけの短いメールだけど、少しでも早く知らせたかったのだろう。今までにないくらい素直に喜んでいたから、本当に心配だったのだと思う。
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息子は勉強不足でも、できると思うタイプ。そんな息子を見ているので、祖父や妻も娘の成績が良くても、ついつい油断しちゃだめと言う。でも、私はまったく逆だと思う。

娘よ、もっと自信を持て!
子供の頃から、文章を書く才能は半端じゃないぞ!
そしてただ成績がよいだけの人間でないことは、交友関係を見ればわかる。

心から「高校合格、おめでとう」。

多くの友達と出会い、高校生活をEnjoyしてほしい。
そして自信を持って人生を歩みなさい。
君にはそれだけの力がある。



2010年3月25日(木)記
Cherry blossoms bloom!
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追記
3年前の「さくら咲く」の息子へ。
今年は部活に打ち込んだ気力で、死ぬ気で頑張れ!
君のレベルなら、努力すれば必ず道は開けるぞ。

by scott1091 | 2010-03-28 21:33 | 家族 | Comments(10)

Scott G2 772/4

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先週借りたデモロッドの使用感から、「Scott G2 772/4」を購入しました。フライロッドを購入するのは、本当に久しぶり。魚を釣るだけなら手持ちの竿で十分ですが、やっぱり新しいものを使う楽しみがあります。

すでに簡単にインプレを書いたので竿についてのコメントは省略しますが、新しい竿で一番悩むのがフックの選択です。今使っているフライは、「チャリスペ」をベースに組み立てたシステムなので、同じような感じではフッキングしないんですよ~。008.gif
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具体的に書くと、大きな魚はフックがしっかり貫通していないケースが散見されます。これは今までの「チャリスペ」のティップが、「772」ほど繊細ではないことに起因します。「チャリスペ」で細軸のフックを使うと、「ガツッ!」という感じでゲイブが開いて掛からないことが、私の場合は多い。

そのため強いアワセでも、ゲイブが開かない太軸のフックを使いますが、「772」はこれとまったく反対の現象が起こります。すなわち細軸だと「スパッ」と刺さるのに対し、太軸だと貫通しないまま、口にフックが引っかかった状態となります。
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これはこれでオート・リリースで便利なのですが、先週は9寸が2尾オート・リリースになってしまいました。ネットを持っていけば問題ないのですが、里川以外ではネットを持ち歩かないので…。もちろんベストも着ませんし…。(←外見はフライマンじゃないです。)001.gif

ということで、この三連休は「772」にベストマッチするフックを探求するべく、釣りまくってきました。消費したフライは20本(同じパターンでフックのみ違う)以上、クリーナーとフロータントは新品を完全に使い切ってきました。

しかしこれだけ釣っても、いまだ自信がありません。すなわち、流れに悠然と定位する「尺ヤマメ」を前に、自信を持って結ぶハリが絞れないのです。
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少しでも不安があると、必ず「すっぽ抜け」や「バラシ」が起こるもの。一瞬でも躊躇するものがあると、心ときめく魚を手にすることはできません。これは今でも脳裏に焼きついた、数々の栄光(?)の失敗が物語っています。

(↑最近友人が、釣れなかった思い出が多いほど、老後酒を酌み交わすとき楽しいのではないかと、数々の失敗を正論付けるようなことを、言ってまんがなぁ~。003.gif)

ちなみに私は同じパターンでも、ヤマメとイワナでは使うフックが異なります。上手い人はアワセやスラックで調整できるのだと思いますが、フライに出た魚をシーズン通して80%フッキングするのは、不可能に近いと思うのは私だけでしょうか?
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フライって、神がかり的に上手い日もあれば、まったくもってヘッポコな日もある。
不思議な釣りです。042.gif
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by scott1091 | 2010-03-21 20:18 | フライフィッシング / 渓流・湖 | Comments(2)

デモロッドをお借りしました!

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山岳渓流は、特別に作ってもらった「チャーリーズ・スペシャル4pcs(7feet 6inch 4line)」が一本あれば十分。これが私の結論なのですが、新しい竿を使う楽しみがあるのも事実。

過去にも短いところでは、SAGE 366LL、279LL、379LL、373SPL、376SLTやScott G 803JS、G 804JSなどを使いましたが、ここ5年くらいは新たなフライロッドには興味が沸きませんでした。
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山岳渓流の場合は、その携帯性からやっぱり4pcs以上。枝や蔓などの障害物を考えると、長さは7ft~7ft半くらいが最適。そんな条件にはまってきたのが、昨年発売された「Scott G2 723/4JS」です。

発売以来、一度使ってみたいと思っていたところ、アクロポリスさんのご好意で、デモロッドをお借りすることができました。また「723」に加えて、私の釣りスタイルから「Scott G2 772/4も一度使ってみて!」と、一緒に送ってくださいました。
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ということで、この週末はデモロッドで釣りまくってきました。欲張って初日から2本携行し、遡行途中で一方の竿を落して真っ青になりましたが、雪に残った足跡に助けられて無事回収。

竿のインプレを少し書くと、「723」は「Japan Special」だけあって完全に日本仕様の3番。もう少しバットをしっかり作ると近距離の精度が上がると思いますが、その反面いい加減に投げてもフライがそこそこのところに入ります。この竿の抜けの良さを簡単に表現すると、「エイッ!」と投げるとルアー感覚でフライが前に飛ぶという感じでしょうか?045.gif

日頃4番を使っていることもあって、バットが柔らかい分、アワセが「ビシッ!」と入らないのがややストレスでした。
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次に「772」ですが、これはお勧めの3番を乗せて使用。「723」よりバットがしっかりしているので、3番でもストレスはありません。ティップがとても繊細で、「先の利く竿」がお好みの人にはお勧め。手首の微妙な動きが、リーダーやティペットに反映されます。その反面、心の動揺が素直にフライに伝わりますのでご注意を!006.gif

日頃はショート・ストライクや強いアワセで、ゲイプが開くことによるチョン掛けを避けるのに軸の太いフック使っておりますが、「772」は穂先が繊細なので同じようにアワセても、逆に細軸の方が「スパッ」と刺さる感じでした。

竿の好みは人それぞれ。
実釣機会を作ってくれたアクロポリスさんに感謝です!040.gif
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by scott1091 | 2010-03-13 20:31 | フライフィッシング / 渓流・湖 | Comments(2)

まずは無事開幕です!

金曜の天気が土曜なら、どんなに良かったことか…。
この週末の天気予報は無情にも雨、雨、雨~。
しかも徐々に気温が下がり、日曜は山間部では雪の予報。
したがって週末釣りに行くなら、土曜を逃すわけには行きません。
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土曜はまだ暗いうちに目が覚めますが、かなりの雨音に意気消沈して二度寝。8時少し前に起きて食事をしていると、友人から電話です。まずは友人が先行して、現地の雨の状況と水量を確認してくれることになりました。

そして約1時間後に電話が入り、ショボ雨なので何とかなりそうとのこと。私の到着を待つと遅くなるので、この日は別行動とします。家の付近は土砂降りの雨で、外に出るのを躊躇するようですが、友人からの情報を信じて車を走らせます。そして山を越えると、あ~ら不思議。外で着替えてもそれほど濡れない程度の雨となりました。006.gif
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かなり遅い出発ですが、この悪天候の中、釣りをする物好きはそうはいません。すでに解禁以降かなり人が入っているようですが、サイトであれば十分勝負になりそうです。魚が定位する水深と流速に合わせて、ドリフトの距離を細かく調整しながらドライに反応させます。

昨年の秋以降フライロッドを振っていないので、ミスキャストによるGoneや空振り、チョン掛けもありましたが、ここ一番の魚についてはノーミス。スタート時間が遅かったので、車に戻る頃にはすっかり暗くなってしまいました。008.gif
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そして日曜日。土曜と違って寒いし、雨も降りっぱなしで超~冷たい。この日も友人から電話がありますが、今日は家でゆっくりモードの雰囲気が漂っています。約1時間後、だめもとで釣りに行くよ~と、一応ことわりの電話を入れると、「俺も行く~」とのこと。

10時半に待ち合わせた場所はみぞれ模様。寒くて体がうまく動かないので、難易度の高い遡行は事故のもとなので、イージーなポイントに入ります。しか~し、魚が残っている場所は、枝に葉がない状態でも完全なブッシュ状態です。
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雨でティペットやリーダーが竿にまとわり付いて、さらにストレスが高まります。障害物なーし、というような場所には魚は残っていないし、やっと見つけた魚はキャスティング不能地帯。

魚が少ないこともあって、一時は最悪の状況を覚悟しました。しかしこの日も幸運に恵まれて、「激戦区にこんな魚が残っているのか~」という魚を釣って、この日も気持ちよく終了しました。001.gif

皆様の開幕はいかがでしたか?
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by scott1091 | 2010-03-07 08:51 | フライフィッシング / 渓流・湖 | Comments(4)

あっという間に渓流解禁!

この週末は大雨による濁りと津波で、アオリの釣果はなし。昨年の鮎解禁以来、初めて完全にフリーとなる週末だったので、朝早くから年券を買いに行ったり部屋の片づけをしたりと、超多忙なスケジュールでした。008.gif

ヤエン用のリールは、2個を残して全てメインテナンスしてクローゼットへ。ヤエン製作用の工具や材料も収納して、メインテーブルはフライのタイイング・デスクに仕様変更です。
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解禁当初に必要なフライは、昨年部屋をフライから鮎モードに変更するとき、まとめて巻いたのでまったく問題なし。残り少なくなったティペットを新しいものに交換して、フロータントを補充。新しい年券も忘れずに~。006.gif

そして滑落リスクが高い山岳渓流で、一番重要なのがウェーディング・シューズ。長年愛用していたキャラバン「赤石Ⅱ(made in Japan)」の代替が、なかなか見つかりません。後継モデルの「柳又(made in China)」はハイカット過ぎて、へつるときに足首の自由度がない。石井スポーツのオリジナルである「パイネⅡ(made in Taiwan)」も似たり寄ったり。
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そこで今年は「赤石Ⅱ」よりさらにタイトな靴幅ながら、カットの高さがほとんど同じな秀山荘オリジナルの「デラックスⅢ(made in Taiwan)」を使ってみることにしました。同社のアクアステルスを採用している「忍者」は持っているので、何とかなるかな~という感じです。001.gif

まずはフェルトの減りやすい場所にビスを打って、周囲を軽くアロンで固定。このビスはスパイクとしての効果もあります。私の場合は、足裏にはビスを打たないのがポイント。足裏はフェルトをしっかり密着させて、フリクションを最大限利用したいですからね!
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他にはインソールを既存のものから交換。 インソールは以外に軽視されがちですが、強いフィット感や足裏の加重をコントロールをするのに、とても重要なアイテムです。これは、自分の足型に合ったものを探すことを強くお勧めしますよ!029.gif

ということで、とりあえず渓流解禁の準備は終了。今週は天気が良くなさそうなので、まずは型を見られればと思います!

by scott1091 | 2010-03-01 21:15 | フライフィッシング / 渓流・湖 | Comments(0)