五週間ぶりの狩野川!「龍星竿(proto2 )第二回テスト」

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久々に戻った狩野川はすっかり渇水状態。瀬はどこも勢いがありませんが、その分オトリ操作に精度が求められるので「龍星竿」のテストにはもってこいの状況です。修正が必要になる可能性があるので、何としても神通で感じた違和感の原因を究明しなければなりません。

入った場所は昨年11月まで掛かって「征龍竿」を仕上げたポイントの一つ。掛かり鮎の抜け具合や竿のパワーはすでに神通で確認しているので、竿でもっとも大切な鮎が掛かるまでのオトリの操作性能と感度(音)を一つ一つ確認して行きます。
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今年は九頭竜での「龍芯竿」のテストを優先したため、「龍星竿」のテストは前回の神通が初めて。振り調子で良いフィーリングを感じていたので、完全に油断しておりました。やっぱり竿は実際に使ってみないと繊細な部分は分からない。もう少し早い段階で、短時間でも狩野川で竿を出していればと・・・。

ずっと超硬クラスをテストしていたので、感覚的に麻痺している可能性も十分にあるので、ベースとなる「急龍竿Ⅱ」と交互に釣り比べます。そして私が感じた違和感の原因を究明していきます。この日の釣果は竿のテストで気持ちがブルーながら59尾。久々の狩野川でよくここまで釣れたという内容でした。
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翌日は、もし修正プロトを作ることになった場合、比較検討する材料が必要となるので、「征龍竿」のようにベンディングカーブを撮影します。まずは100㌘の錘を持ち上げるまでの曲りの変化を、「急龍竿Ⅱ」と比較しながら撮影。そして一番肝心な実釣での竿の曲り。

秋は子供の行事も多いので、一日妻にカメラマンで張り付いてもらうわけにいかないので、午前中の3時間で何とか20尾を釣って撮影を終了します。その後はマルパパさんが所属する釣りクラブの例会に顔を出してから帰宅。
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↑「proto2」のベンディングカーブ

早々撮影した写真を見ることにより、自分から見た竿の曲がりの違和感。そしてオトリの操作精度と感度に対する疑問が、私なりにかなりはっきりしました。これで土曜日より少し気持ちが晴れた気がします。

しかし私が希望する修正を加えると、今より多少竿が硬く感じる可能性があるのと、コストアップは必至。また竿の破断強度の兼ね合いもあるので、修正プロトを作るにしても、最終的な対応方法はフナヤさんと工場サイドで検討されることになりましょう。
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↑「proto2」のベンディングカーブ

修正プロトを作るのであれば、今年も納得できるまで川に入りますが、10月に大雨が降らないことを祈るばかりです。今年のように9月に渇水が続くと、まとまった雨が降ると例年より鮎が落ちるのが早くなる傾向があります。

すごく焦ります・・・。
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by scott1091 | 2009-09-27 19:03 | 鮎釣り/狩野川他 | Comments(8)

めっきり寒くなった九頭竜です!(今季6回目の九頭竜遠征/最終)

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9月の連休が、毎年私の九頭竜ラスト釣行。今年はシルバーウィークなる大型連休となったので渋滞が心配でしたが、19~22日(21日は神通)の三日間九頭竜に入りました。初日は天気は良いものの風が冷たく、ウエットを上下着込んでいても寒かったです。
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朝晩の急激な冷え込みで、鮎の追いが一気に落ちてしまった感じですが、19日は同行者がいなかったので気合を入れて釣りました。15日からコロガシが解禁となり、回りは半分以上がコロですが、友釣り同様にあまり釣れておりません。

連休初日ということもあって釣り人が多く、あまり移動できませんでしたが、掛かるパターンを掴んで狭い範囲で細かく拾いました。この日の釣果は36尾でしたが、雌雄の比率は♂:♀=30:6。雌を狙って、過去これだけ雄が多かった経験はありません。雌雄いずれも若い魚なのでオトリとしては問題ありませんが、正月用の子持ち鮎は今回は厳しい感じです。
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翌日はマルパパさんとEgaoさんと一緒に入川。私が2尾入れ掛かりで釣りますが、その後はぱったり。回りもまったく釣れていませんが、ま~釣り人が多いこと。コロガシがあまり入らない場所なので、釣れなくても友釣りが集中しているような印象です。
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移動も考えましたが、そのまま引き上げたEgaoさんの電話で、どこも人が多いとのことなので、そのままマルパパさんのキャンピングカーでOLMに突入。奥様が天婦羅まで揚げてくださり、川原で超豪勢な食事を頂きました。久々に黒ラブのマルにも会えて、楽しい時間でした。
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↑マルママさん撮影。三人で「釣れねーな~」って感じです

午後も夕方の入れ掛かりを期待して同じ場所に入りましたが、不発のまま終了。この日の釣果は9尾。雌雄の比率が♂:♀=2:7でした。
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そして神通から戻った九頭竜最終日は、あいにくの曇り時々雨。最終日は例年のごとく、Egaoさんと一緒に竿を出します。この週末からめっきり釣果が落ちたことに加え天気が悪いので、釣り人は少なめです。

最終日は今年の九頭竜を振り返りながら、一尾一尾を大切に釣りました。この日は雄でやや老けた鮎が一尾掛かりましたが、相変わらず雌雄ともに若い鮎が掛かります。この日は風が冷たくないので、気温のわりに体感温度は寒くありません。午前中の釣果は11尾で昼食に上がります。
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Egaoさんと今季の九頭竜を振り返りながら、長~い昼食タイム。午後の目標を9尾に設定して、Egaoさんと並んで入川します。時間的に9尾の目標が達成できるペースで掛けていきますが、ちょっとしたトラブルで戦線離脱。その後は久々にEgaoさんの釣りをじっくり見学させてもらいました。
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この日の釣果は18尾。雌雄の比率は♂:♀=8:10。いずれも若い鮎が多く、成熟度合いだけで見ればまだまだ友釣りができそうな感じです。もう少し近ければ、例年とは違ったパターンを見定めたい願望はありますが、残りの調査はEgaoさんにお願いして、今季の九頭竜遠征はこれで終了です。

九頭竜でお世話になった皆様、ありがとうございました。
来季もまた、元気でお会いしましょう。
よろしくです!
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by scott1091 | 2009-09-22 19:49 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他 | Comments(12)

神通はメチャ混みでんがなぁ!「龍星竿(proto2 )第一回テスト」

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このシルバーウィークは最後の九頭竜遠征。その一日を「龍星竿」のテストに当てて、神通川に行ってきました。私は神通は初めての川なので、この遠征でもっとも楽しみな一日。夜は釣り雑誌でも紹介された「越中屋」に行く予定なので、駅前のホテルを予約します。

今回一連の情報をご提供頂いたのは、神通川の水先案内人であるホームページ「Jinzoo 越中富山 神通川水系の鮎釣り」。日々更新されるBBS情報はもとより、初めていく川は詳細なMAPがありがたい。そして今回は、「Team Jinzoo」のWaraさんがご一緒してくれることに!emoticon-0100-smile.gif
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北陸道は「金沢西IC」より先は未知の世界なので、Waraさんにお気遣い頂いて「呉羽SA」で待ち合わせとなりました。待ち合わせは6時半~7時の間ということなので、6時前に到着するよう福井を暗いうちに出発します。

北陸道から見える風景は、冬の季節風を思わせる傾いて立つ海岸線の防風林、金沢近郊の黒一色の屋根瓦、朝焼けに映える北アルプスの山々など、全てが新鮮で美しい。今日は釣れなくても、良い日になりそうです。emoticon-0105-wink.gif
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待ち合わせのSAで歯磨きと洗面を済ませて車に戻ると、隣に地元ナンバーのご同輩。当然ながら、今日はどちらにという話になります。神通は初めての釣行で、ここで友人と待ち合わせしていることを伝えると、「ひょっとして待っている人はWaraさん?」という展開です。「Team Jinzoo」の方々だったのですね!

無事Waraさんと合流して、まず向かうはオトリ店。日釣り券発行→精算→オトリ引換券→オトリ配布が完全な流れ作業で、各ポイントの釣果情報は黒板に掲載。一定時間に集中する釣り人を捌く、最良の方法なんでしょう。
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そして途中川見しながら向かったのが「尺鮎P」。右岸からの入川です。ほれぼれする瀬は右岸側は人がいないので、瀬肩から流したら気持ちよさそう。目の前の平瀬でオトリを確保してから瀬肩に移動するつもりでしたが、あれよあれよという間に上下まったく移動できないほどの混雑になります。そして神通は驚くほどのダイワ王国。シャツやベスト、タイツはほとんどがダイワ。竿も赤はMTとPJW系で、黒はほとんどがSpecial系でした。

そんなメチャ混みの状況ですが、私は限られた場所で天然ならではの爽快な当たりを満喫。全般的に小型でしたが、流芯では20㌢アップが2尾掛かりました。そして10時過ぎまでに何とか18尾。ここでWaraさんから場所替えの提案があります。この混雑ではどこに行っても状況は同じだろうとのことでしたが、私はご迷惑でなければということで同行させて頂きます。
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そして次に向かったのが「カモP」。ここは川底に岩盤があるので、Waraさんから掛かる場所や安全上の注意についてレクチャーして頂きます。車の前で昼食までの短い時間竿を出しますが、止水のような流れで目印を見失う素晴らしい当たりと 、最初の場所よりも一回り大きな鮎の引きを堪能。そしてWaraさんと楽しい昼食&おしゃべりタイム。この日が初対面でしたが、鮎やフライの話題ですっかり盛り上がりました。

そして午後はシモの瀬に入りました。Waraさんが前回釣ったときより20㌢以上減水(145㌢)しているので、どこでも竿が入るので当然ながら流芯の反応は薄いです。ここも釣り人で一杯なので、狭い場所で粘るしかありません。一通り流芯を攻めた後は、流芯のキワとヘチを狙います。
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特にヘチは垢腐れの中に、鮎に磨かれた石が点在しているパターン。鮎はほとんどが天然遡上となれば、カミ飛ばしと、縦の誘いが有効であることは明らかです。そして狙いは的中し、全盛期の米代を思わせる追いと当たり。テスト中の「龍星竿」の曲がりや操作性を確認しながら、一尾一尾の当たりと引きを楽しみながら釣りました。
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そして時間ギリギリまで釣って17時に車に戻るべく、カールルイス(←古~い)のごとく護岸をスーパーダッシュ。曳船が鮎で一杯なので完全にドッタンばったん状態。神通は数は釣れるけどサイズは小さいと聞いておりましたが、午後はオトリよりも小さい鮎は混じりませんでした。

この日の釣果は53尾で、最大は飛び抜けた25㌢♀。メチャ混みの神通で、これだけの数とサイズが揃ったのは、Waraさんのおかげに他なりません。本当にありがとうございました。全国の鮎師が神通に集う魅力を、垣間見るには十分な一日でした!
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さ~て、釣りが終わってからは第二部のお楽しみ。「夜の街に繰り出しますぞ~」ということで車を走らせますが、な~んか駅周辺のホテルに向かう県外ナンバーは、ご同輩ばかりのような気が・・・。

そしてチェックイン後、向かった「越中屋」はなぜかお休み・・・。emoticon-0106-crying.gifそれではと、富山の幸が堪能できそうな店を探すと、どこも「ただ今満席です」のつれない返事・・・。emoticon-0107-sweating.gif
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鮎釣りより強い執念でカウンター席のある店を見つけて、まずは「げんげの干物」と「白えびの空揚げ」を肴に生ビールを軽~く。その後「地魚の刺身」と「焼き鳥」で、地酒メニューを上から順番に・・・。そうそう健康のため、「しゃきしゃき大根サラダ」も食べました。

仕上げは「CiC」の4階にあるラーメン店で「富山ブラック」を食べるつもりでしたが、閉店時間を過ぎておりました。次回行くときは、川だけでなく街の情報もちゃ~んと収集しておかないとあきまへんがなぁ。
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「龍星竿」の修正箇所の洗い出しも出来て、とても有意義な神通釣行でした。
Waraさんには、重ねて御礼申し上げます!emoticon-0139-bow.gif
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↑味もさながら、「大吟醸 本流 手取川」の本流のネーミングが気に入りましたがなぁ!

by scott1091 | 2009-09-21 23:11 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他 | Comments(3)

「龍芯竿」開発への道!

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初めてフナヤさんを訪ねたのが2006年9月11日。2006年に受注のみで完売になった「SuperLight超硬90(以降SL)」と、2007年に発売予定の「撃龍竿925」のプロトを借りに行ったのが始まりです。翌日、当時は一番空いていた北島橋カミの「岩盤ノ瀬」で試用しました。

当時使っていた竿は硬い竿定番の胴調子で、後期の大鮎では身切れが頻発。私は竿の長さを生かすべく異常なほどシモ竿まで攻めるので、胴から曲った竿が起きてこず、一向に水切れしない掛かり鮎に苦慮していました。

もともと早瀬や急瀬クラスは先調子の竿を好んで使っていたので、「超硬クラスでしっかりした先調子があれば、胴折れしない竿があればもう少し獲れるのではないか」と。2003年から九頭竜に通い始めてある程度川慣れし、やっと竿にも目が向くようになった時期でもあります。

当時の試用レポートは本ブログに掲載されておりますが、結果は「SL」の2~3番を補強した竿が欲しいというもの。当然この時点で、一見の客の要望を聞いてもらえるとは微塵も思っていませんでした。しかしこれをきっかけに私の意見が取り入れられ、2007年の「SLⅡ」開発に展開します。
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その後「SLⅡ」、「急瀬ECO」、「征龍竿」の開発を通してはっきりと感じたことは、フナヤさんの開発責任者と私の竿の好みが非常に近いということ。今年のメジャー3社の竿で、気になった竿1本がまったく同じであったのにはさすがに驚きました。

こんな感じなので自分が欲しい竿はおのずと一致しており、それが来季リリースを目指している「龍星竿」と「龍芯竿」というわけです。レンジ的には「龍星竿」は「急瀬High Power」で、「龍芯竿」はよりブレが少ない「超硬Extra」。特に「龍芯竿」は、今までの開発経験を生かして、自ら開発責任者に要望したモデルでもあります。

そんな経緯もあって、「龍星竿」は釣期が長い狩野川や富士川で10月までテストできますが、「龍芯竿」は九頭竜で完全に仕上げたかったので、私自身シーズン当初からかなり焦りがありました。中途半端なものをリリースする気はまったくないので、最終的には2年掛かりになることも覚悟しておりました。
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「超硬」はすでに「SLⅡ」があり、素材の見直しだけでは明確に違うものを作るのは難しい。また必要以上に高弾性化すれば、超硬クラスの竿は破断リスクが飛躍的に高まります。「超硬」で破断の不安が頭をよぎるようでは、大鮎では一瞬の気の迷いで一気に伸されるかたちとなるのは必至。

素材以外にパワーと強度を持たせる方法はないか?

その答えが、より先短設計とハードテーパーを実現し、さらにジョイント強度が期待できる9本継ぎを採用することでした。しかし工場サイドは9㍍では初めての9本継ぎとなるため、新たなテーパー設計はもちろん、マンドレル(芯金)から作らなければなりません。同じ長さで継数が変れば、全てを見直さなければならないので時間もコストも掛かります。

竿の開発で重要なコンセプトが決定し、工場サイドで設計に移され「プロト1」が仕上がってきたのが7月末。9本継ぎの関係から長さは自然体で915。私は8月9日から九頭竜でテストを開始します。ここで9本継ぎに確かな手ごたえを感じ、開発の方向性が間違っていないことを確信しましたが、全体的なバランスから3~4番部分に不満が残りました。

竿の場合は、単純に3~4番だけをいじればよいというものではないので、私の意向を開発責任者に伝えて工場サイドと検討。私は最終的に3~4番を詰めて、長さを90にすることを提案しましたが、破断強度の問題があるので、最終的な判断は工場サイドに委ねられました。
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そして「プロト2」が上がってきたのが8月末。長さは915のままでしたが、高弾性化はもちろん、同じ弾性率でもメーカー特性やシートの組み合わせにこだわり、振り調子では「プロト1」よりパワーを感じる仕上がりとなっています。

そして「プロト2」は9月3日からテストを開始。背バリと錘によるオトリの引き感度。鮎の抜け具合と、「九頭竜返し」で切り返したときの鮎の止まりと跳ね上がり具合。タモ受けの場合のコントロール性能と手首への負荷。そして風による持ち重り感と操作性。もっとも重要な破断強度のテスト等々。

これだけの項目を一つ一つ検証するためには、最低でも100尾は釣らないと結論が出せません。当初は最終製品は15㌢詰めるのを前提に、各ジョイント部分にマーキングを入れて曲り具合を逐次チェックしていきました。しかし初日が終了した時点で、掛けたときに描かれるベンディングカーブから、これ以上詰める必要がないという結論に至りました。

二日、三日目のテストは竿の引き感度をさらに重点的に確認。「プロト2」の特筆すべき点は、超越した高感度にあります。私の仕掛けは錘用に、メタルラインに付け糸が約40㌢付いておりますが、この付け糸の「水切り音」が竿尻にはっきりと抜けてきます。特に背バリの場合は、その音の強弱で付け糸のオバセ具合が的確に判断できるため、オバセを調整することで超硬竿でも「激流泳がせ」が可能になります。
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初めてこの竿を使う人は、あまりの音の情報量に困惑するかもしれません。しかしこの超高感度により、ハリの掛かりどころがほとんど分かりますので、早い段階で取り込み方法を決定することが可能となり、結果としてバラシが減少します。またこの高感度によって錘の状態を正確に把握できるため、通常より重たい錘を使うことにより、流れが強い底石の側面に付いている鮎を効率良く掛けることができますし、根掛かりも減少します。

今まで書いてきたように、「龍芯竿」は私が一番欲しかった超硬クラスのスペシャル・バージョン。簡単に表現すれば「超硬ロッドのF1マシーン」です。したがって「競龍竿」同様、竿の扱いに無頓着な人にはお勧めできませんので念のため。

購入される方には、大切に扱って頂きたいと思います。

<現在までの「龍芯竿プロト2」での釣果:263尾(MAX28.0㌢♂)>


実釣記録①
実釣記録②
実釣記録③

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by scott1091 | 2009-09-16 21:09 | フナヤオリジナル | Comments(8)

まだまだ未熟、厳しい釣況でした!(今季5回目の九頭竜遠征)

天候不順の今年は、リスクヘッジのため夏休みを分散。今回が最後で金曜からの釣行でした。「龍芯竿」の曲りを撮影してもらうため、妻の同行を当初から計画しておりましたが、先週、乾坤一擲さんが撮影してくれたのでとても気が楽です。それにしても週末天気が悪過ぎ~!emoticon-0106-crying.gif
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↑望遠450ミリでは、こちらはばっちり写ってます?

今回も初日は、乾坤一擲さんとEgaoさんが一緒です。空気の透明度が増して、日差しと川原の風景はすっかり秋色。川の水がとても冷たく感じ、実際にかなり低い状況です。撮影を優先してポイントを選び、最初に妻のカメラポジションを決めてから対岸に渡って釣りを開始。準備できていると思って最初の1尾を取り込むと、カメラを構えていたはずの妻はなぜか車の荷台をゴソゴソしてる。emoticon-0114-dull.gif

2尾目は最高の背掛かりですが、カメラポジションが低過ぎ~。もっと高い場所から撮影するよう身振り手振りで伝えると、なぜか全然違う方向へ。

もしも~し、そっちから川が見える場所はありませんよ~。emoticon-0107-sweating.gif

そして妻がもとの場所に戻ってくるのを待つこと15分。再度、身振り手振りで後ろの護岸に上がるよう指示して、やっと釣りを再開。
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撮影の余裕を考えて抜くまで少し間合いを取りますが、掛けるたびになぜか妻からNGのサイン。それではと連写モードでの撮影を指示して、掛かった合図でカメラを構えた瞬間に抜くようにすると、これがバレ連発。釣りよりも撮影のことが気になって、釣果が一向に伸びません。結局午前中は15尾掛けて、10尾の釣果で終わりました。
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↑竿の破断強度テストのため、竿を立て気味にして力一杯絞る

午後は16時まではカメラなしで釣果を稼ぎ、16時半から午前の反省を踏まえて撮影タイム。しかしこんどは、ウエーダーを履いてカメラを構える妻が危なっかしくて、これまた釣りに集中できません。夕方の地合いに助けられて、何とか27㌢のオトリで28㌢が掛かったときの竿の曲りだけは撮影できたので、これで良しとしますか・・・。午後は21尾だったので、初日は31尾。最大は28㌢で次が27㌢でした。
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二日目は朝からかなりの雨。前日は地の美味しいものを食べに行くため、初めて福井駅前のホテルに宿泊。雨が降っていたので朝はゆっくりして、午前中はチェックアウト時間までのんびり過ごします。気温も低く川に入る気になりませんが、Egaoさんが一緒なので雨の中楽しい昼食の後、気合を入れて川に入ります。

15時くらいからまずまずのサイズがポツポツ掛かりますが、16時過ぎに濁りが強くなってから勢いがなくなりました。夕方の爆釣を信じて色々なポイントを探りましたが、不発のまま終了。釣果は11尾で最大は27㌢。追いが悪いとはいえ、もう少し掛けなければと思う内容でした。
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そしていよいよ最終日。妻が一緒だと釣りのスタート時間が遅くなり、すでに「もりいし釣具店」には釣り人がおりません。オトリをピックアップして目指した釣場で、先週ご一緒した「ひじきさん」の車を発見。すでに竿を出していたので、同じ場所に入りました。ヘチには人が並んでいますが、水が冷たいせいか流芯が空いていたので、ウエットを着てその筋に立ち込みます。
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濁りはほとんどありませんが、曇っていてともかく水が冷たい。こんな状況なので、雲が切れて日が差すまで我慢と思っていたら、最初の1尾は思ったよりも早く掛かりました。2尾目を釣ったくらいから雲の合間から日差しが覗き、底石の状態も確認できるようになります。途中まで釣り下ったところでマルパパさんの車が見えたので、切りのよい場所だったので流芯から戻りました。時間的には2時間弱でしたが全部で9尾。妻の撮影もまずまずのようなので、そのまま皆さんと楽しい昼食タイム。
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午前中で釣りは終わりにするつもりでしたが、すっかり晴れ上がって気温が上昇したので、状況の変化を確認するため、同じルートで1時間弱竿を出して2尾追加して終了。残りの調査はマルパパさんと「ひじきさん」にお願いして帰路につきました。今週は少し遅くても渋滞は大丈夫と思っていましたが、一宮JCTの事故渋滞通過に45分程掛かりました~。
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さ~て、次の「シルバーウィーク」はどうしましょうかね~?
「ゴールデンウィーク」並の渋滞とのことですが・・・。
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by scott1091 | 2009-09-13 21:41 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他 | Comments(10)

「龍芯竿」の修正プロトをテスト!(今季4回目の九頭竜遠征)

やっと工場から仕上がってきた「龍芯竿」の修正プロト。これが満足できないレベルなら、次の修正プロトは九頭竜の釣期に間に合いません。個人的には中途半端なものは欲しくないので、これで納得できないなら来季のリリースは断念するよう進言するつもりでテストに望みました。
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テストの詳細は「フナヤ・オリジナル」のカテゴリで別途アップしますが、結論だけ先に書けば納得の◎。「SLⅡ」、「急瀬ECO」、「征龍竿」の開発ノウハウを生かした集大成的な竿なので、ともかく嬉しいの一言です。emoticon-0102-bigsmile.gif

理想の竿を作るべく9本継を採用し、素材のカーボンシートは同じ弾性率でもメーカーの特性の違いまでこだわりました。結果として「フナヤ・オリジナル」では一番高い竿になりますが・・・。emoticon-0107-sweating.gif
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竿の話はこの辺で、今週の状況を記載しましょう。今回もプロトのテストために木曜日から川に入りました。釣果は木曜日から51尾、49尾、38尾、10尾(AM)の計148尾。最大は27㌢が3尾です。
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まずは木曜日から。この日は乾坤一擲さんと彼の師匠さんと一緒に入川。前回ご一緒したときのようなペースでは掛かりませんが、ポツポツ掛かります。竿のテストでは引き感度が極めて重要なので、ポイントに応じて背バリと錘を使い分けながら、竿に伝わってくる音(周波数)を確認していきます。取り込みも、「九頭竜返し」と「タモ受け」を交互にテスト。今季最大の27㌢もしっかり「九頭竜返し」で取り込んで、午前中の釣果は26尾。
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昼食後はなかなか掛からず苦労しますが、奥義「超硬激流泳がせ」emoticon-0105-wink.gifで「出る出るポイント」を発見。流芯に立ち込んで葦際を丁寧に釣って、一気に数を伸ばしました。夕方は乾坤一擲さんと並んで釣って、お互い良いペースで納得の納竿。午後は25尾でした。
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金曜日は前日の雷雨で朝から濁っておりますが、盛期の鮎は濁りが入っても追うので、いつもの時間から入川。型が小さいながら2尾までほぼ秒殺。水深のある流芯はまだ早いと思いながらオトリを入れると、一気に竿が絞り込まれます。これは浅掛かりでバレてしまいましたが、浅場と深場を交互に攻めながら釣果を伸ばしていきます。
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こんな条件のときは、泥が被った石が黒くなり始めた場所を優先的に釣っていきます。濁りがあるのですぐ足元でも掛かるので、葦際に立って足元を重点的に攻めると、待望の入れ掛かりに突入です。途中からEgaoさんも参戦して、午前中終わってみれば34尾。追星ギンギンの鮎が沢山釣れました。
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午後は水が澄んできたので、竿のパワーテストのために型狙いで堰堤の上下を攻めます。23~24㌢クラスを追加しながら、竿抜けの馬ノ背に目一杯シモ竿でオトリを入れると・・・。竿が一瞬戻った後、大きく引き込まれる大型独特の当たり。今までのサイズとは明らかに違うので、シモ竿の状態では身切れするのでシモの浅瀬まで流されました。これが幅広の27㌢。さらに堰堤の絞り込みで24~27㌢を5本追加して午後は15尾で終了です。
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土曜日は大野で降った集中豪雨で、前日よりさらに強い濁りが入ります。おまけにサギリの杭打ちも重なって最悪の状況です。みんなが杭打ちの場所を避けるため、どこも釣り人で一杯。遅くに川に来た地元の方々は、川に入らなかった人も多かったようです。
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前日と違って午後になっても濁りはとれず、泥が被った石が鮎で一向に磨かれません。どこでも偶然掛かるレベルなので、一番人が少ない荒瀬に場所を確保します。上下の人の動きに合わせて50㍍区間を終日行ったり来たり。プロトの超繊細な感度に助けられて、掛かりどころが悪い鮎もほぼ100%取り込んで38尾。最大は26㌢どまりでしたが、この日は納得の釣りでした。
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そして早くも最終日。この日は渋滞を考慮して、釣りは午前中のみです。朝、乾坤一擲さんから電話があり、プロトのテストを継続中ならデジイチで写真を撮ってくれる由。仲間内に本格的なカメラを使う人がいないので、こんなチャンスはありません。

竿の曲りは本人から見ると、実際より胴に入っているように見えるので、竿の曲がりを重点的に撮影してもらいました。せっかくの機会なのに前半は釣れなくてかなり焦りましたが、後半はそれなりに撮影チャンスも!この日はEgaoさんと、初めてお会いする「ひじきさん」もご一緒しました。
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いつも竿のテストでは妻に撮影してもらいますが、釣りをするカメラマンはやっぱり違いますね~。いつもの癖で掛かると手で合図してしまいますが、望遠でも釣り人の動きを察知して、まったく機会を逃しません。午前中竿を出さず撮影してくださった乾坤一擲さんには本当に感謝です。写真の一部を掲載しますので、竿のベンドカーブをご参照くださいませ!

竿のブレが極めて少なく、「SLⅡ」よりパワーのある仕上がりになっています。
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↑まだまだ及びませんが、これがEgaoさん直伝の「九頭竜返し」。ちなみに手尻は鼻環ベースで0~+10㌢レベルで、マイナスにすることはありません!体の上下動がなく、切り返し動作が自然なのが特徴です

by scott1091 | 2009-09-06 20:52 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他 | Comments(14)