今年の狩野川はそんなに良いのでしょうか?

こう書くと誤解される人も多いので、最初に断っておきます。
要は今年が取り立てて、例年よりも良いのかということです。

私の現在までの感想は、昨年と大きな差はないように感じております。
つまり昨年や一昨年の評判が、実態と乖離していたということなのでしょう。006.gif

評判とは得てして比較論になりがちなので、比較する近隣河川の現況や、これから解禁を迎える河川の遡上が少ないことなどが、大きな要因と思われます。
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今年の狩野川は近年になく前評判が高かったため、平日に入川する人も多く放流魚(静岡2系)が釣り切られるペースが早いです。そのため、解禁二週目にして、ビリ鮎でおとりを回せないと釣果が伸びない状況となっており、平均的な釣果はかなり減っている印象です。

橋などから見るとオトリサイズも結構みえるのですが、掛かってくる鮎はビリ鮎が多い。これはま~、わたし的には例年と同じなのですが、放流魚の釣られるペースが1週以上早いですかね~。狩野川をホームグランドにされている皆様は、今年の状況をどのように感じていらっしゃいますか?
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完全な放流河川でない限り、この時期はビリ鮎が主体。しかしビリ鮎といえども、天然は当たりが良いので十分楽しめます。気持ちを切り替えて、この時期にしかできない釣りを楽しんで頂きたいと思います。

さて前置きはこれくらいにして、この週末の状況です。解禁から二週目の狩野川。木曜日までの雨でリセットを期待しての釣行です。この時期の冷たい雨で、もっとも心配されるのが「冷水病」。釣れる鮎に、疑われる軽い症状が見られるものもいますが、ギリギリのところで踏みとどまっている感じです。すでに発病されている河川に釣行された方は、ウエーダー、タイツやシューズ、曳船などの道具類は、天日干しによる日光消毒とアルコール消毒をお願い致します。040.gif
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例年二週目ぐらいであれば、かなりいいかげんに釣っても放流魚がそこそこ拾えるのですが、すでにかなり厳しい~。気温が上がれば掛かると信じて粘りましたが、10時までに5尾という貧果。その後は放流魚が貯まりやすい場所を見切って、水深の浅い瀬を中心に広く探りました。
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今季は解禁から「征龍竿+PTソリッド」を使っておりますが、ソリッドならではの感度(響き)があります。メタルラインが石に擦れたりする響きは、チューブラよりも増幅されますし、引き釣りで大石のワキをすり抜けるときのオトリの振動なども明確に伝わってきます。006.gif

しかし「PTソリッド」とはいえチューブラよりは柔らかいので、荒瀬でオトリを引き上げるとき、根掛かりやラインの石噛みに気がつくのがワンテンポ遅れます。これは慣れるというよりは、そういう場所はチューブラの方が向いていると考えるべきなのでしょう。パワーがある「征龍竿」ですが、「PTソリッド」を使用することによって、ビリ鮎を効率良く釣ることができます。引き釣りでの微妙なテンション調整はもちろん、今季はビリ鮎もほとんどバラしておりませんから。こ~んな感じで、土曜日は小型主体に45尾。
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↑土曜日の釣果

そして日曜日は上流域の激戦区に入りました。この週末は天気予報が悪く、また月曜日に全国的な解禁を迎える影響で釣り人は少なめ。にもかかわらず、日曜日に入った場所は、次から次に団体さんが来ること来ること・・・。これだけ人がいれば釣れると思いますよね~。昼過ぎには半分以下になっちゃいましたけど、釣果はどうだったのでしょう?・・・

私は型が揃うものの非常に苦戦しました。人が多くて移動がままならないので、狭い範囲でいつも以上に粘りましたが、さすがに煮詰まってしまいました。中途半端な時間に、車で移動するべく川から上がって橋から川を見ると・・・。でかいのが5尾、それぞれの石でバンバン食んでるじゃないですか~。おまけにそこにいた二人連れが帰り支度。これで帰ったら男が廃りますよね!重たいおとり缶を背負って川にリターンです。008.gif
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そこは水深が膝下くらいの平瀬から早瀬へ。上がった釣り人が橋から見守る中、しばし爽快な当たりを満喫して、この日はジャスト30尾。帰りに橋から見ると、さすがに大きな鮎は見えなくなりました。これでまた見えたら、またまたリターンになっちゃいますから~。045.gif

両日とも使用ラインはメタル0.05。ご参考まで~♪

明日はいよいよ6月1日。
良い解禁日になるといいですね!
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↑日曜日の釣果

by scott1091 | 2009-05-31 19:54 | 鮎釣り/狩野川他 | Comments(10)

2009年狩野川解禁!

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今年もこの季節になりました!

最近はフライ以外にヤエンもかなり忙しいので、待ちに待ったというよりも、「え!もう鮎~」といった感じ・・・。でも、やっぱり鮎釣りは面白いですね。
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狩野川の場合、梅雨明けまではダム湖産系(静岡2系)の放流鮎が釣りの主体となりますが、場所によって当り外れがあります。その意味では、解禁日の釣果はあまり腕には関係ありません。037.gif
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今年もまったく同じで、放流鮎が溜まっている場所に入った人は、その場所だけで平均30尾。他の場所で20尾ほど拾って50尾程度の人が多かったと思います。その反面、放流鮎の溜まり場に当たらなかった人は、ビリ鮎主体で20尾弱というのが一般的です。総じて昨年同様、大見川の小川橋周辺の釣果が良かったようですね~。034.gif
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私は本流に入って釣果は52尾。放流鮎を主体に狙いましたが、溜まり場にあたらず一場所で最高5尾まで。あとは石色を見ながらビリ鮎でオトリをつないで、一日楽しんできました。本日使用した竿は「征龍竿」。ビリ鮎が混じるので、トップは「PTソリッド」で~す。
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by scott1091 | 2009-05-23 20:49 | 鮎釣り/狩野川他 | Comments(10)

区切りの雨

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私の場合、フライ、鮎、ヤエンで一年の趣味が回っていますが、端境期に必ずすることは以前にも書いたとおり部屋の模様替え。正確には「模様替え」というよりも「仕様替え」と言うべきでしょうか。これをやらないと、不思議と切羽詰まっても鮎の仕掛けを作る気にはなりません。今年はいつやろうかな~と思っていたところ、日曜日がちょうど「区切りの雨」となりました。

天気予報で気持ちもそうなるだろうと思い、土曜日は小雨ながらイワナ釣りへ。久々に肌寒い一日でしたが、釣っているうちに今年の渓流シーズンはこれで終わりでいいかな~と・・・。もちろん尺上を釣ってからですけどね!006.gif
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緑が濃くなった谷は、雨の日はともかく暗い。ティペットやフライの交換もイブニングライズ並の苦労ですが、一番辛いのが写真を撮るのに光量が足りないこと。フラッシュを使うと写真が味気ない。シャッタースピードを落として撮影するしかありませんが、ここまで開放すると手ブレは避けられません。こういうときこそ、手ブレ防止機能が本体に内蔵されたデジイチが欲しいですね!039.gif

ということですっかり気持ちの整理がついて、日曜日は朝から部屋の仕様替えです。所狭しと散乱した、フライの道具やマテリアル、ヤエン用リール、部屋中に干された竿などを片付けます。年齢とともに記憶力が衰えているので、釣りの種目ごとに極力同じところに収納するのがポイント。特にちょっとした小物は一緒にしておかないと、必要なときにはま~ず見つかりませんから。008.gif

テレビ番組ではありませんが、今回の仕様替えの「before & after」。フライはマテリアルを収納している、棚やボックスの防虫剤交換を念入りに。ヤエン用リールは海水で使うので、メインテナンスをしっかりしてから収納しないとメッキ部分が腐食します。
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↑before
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↑after

すっかり光沢がなくなった玉ノ柄は、新しく買った「フッ素塗装剤」をテストがてらに塗付。ライフジャケットは洗濯したあと防水スプレーをし、小物類は全てもとのポケットに戻しておくのもポイント。

すぐにでも、行けるように収納しておくことが重要です!
さ~今週は、全開モードで鮎の仕掛けを作りますよ~。

by scott1091 | 2009-05-18 22:15 | フライフィッシング / 渓流・湖 | Comments(2)

夏日の渓で遊ぶ!

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晴天に恵まれたこの週末。
特に日曜日は、この時期では珍しく半袖でも快適に過ごせる気温。

雨後ということもあって、どこも早くから餌釣り師が入っておりましたが、時間を空けて増水した沢を遡行します。濡れても気にならないこの時期は、やっぱりイワナと遊びたいですね!
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増水すると渓流は白泡だらけだったり、落ち込みが洗濯機みたいにグルグル。餌釣りには絶好のチャンスでも、フライには厳しい状況です。特にイワナの場合は・・・。
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ちょっとしたシャワー・クライムを楽しみながらマイナスイオンを。帰りは尾根にあるブナの原生林で酸素を体一杯に充填してきました。

フライもいよいよ残り1週。
ラストスパートです!
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by scott1091 | 2009-05-10 21:36 | フライフィッシング / 渓流・湖 | Comments(0)

「征龍竿90 早瀬HIGH POWER」完成!

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↑元竿玉口デザイン
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↑元竿グリップデザイン

昨年11月までテストしていた「征龍竿」が、ついに工場から上がってきました。竿本来のカーボン素材(*1)やテーパーデザイン(*2)はもとより、塗装方法(*3)やデザイン(*4)に至るまで、ま~本当に紆余曲折がありました。008.gif

(*1)「80㌧+60㌧」のコンポジットから、「80㌧+65㌧」に変更
(*2)テーパーデザインを2回見直し、より先短設計を明確にして2~3番のブレを低減
(*3)ノンペイントフィニッシュ(NP)→クリアーペイントフィニッシュ(CP)→?
(*4)色を増やすとマスキング・塗装・乾燥工程が増えてコストアップに直結

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↑元上から2番までの玉口デザイン

塗装については前回の記事にもあるとおり、玉口部分以外はサンテックのクリアーペイントフィニッシュ(CP)を予定しておりました。しかし実際の作業段階で工場側の判断により、金塗装の色ムラ防止や塗膜強度を考慮してクリアー全塗装が施されております。

クリアー塗装については、極力調子に影響がでないよう薄く仕上げられておりますが、自重は当初予定していた235㌘よりも少し重く仕上がっております。私の竿は実測で242㌘。竿は自重よりもモーメントの方が持ち重り感を大きく左右するので、7㌘程度のアップであれば差を大きく感じる人は少ないと思います。
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↑秤に誤差がある場合はご容赦くださいませ

私は解禁当初からこの竿を使う予定なので、一緒にフナヤ・オリジナルの「NTソリッド」と「PTソリッド」も購入しました。写真でもお分かり頂けるとおり、「標準チューブラ」よりも「NT」で20㌢、「PT」で16㌢長くなります。
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↑手前から「標準チューブラ」、「PTソリッド」、「NTソリッド」

実際に竿を継いだ場合は、ジョイントのコミ代が違うので多少長さが違ってきます。私の計測では、全長で「NT」が17㌢、「PT」で12.5㌢長くなります。私の穂先の使い分けは、解禁初日は一番鮎を想定して「PT」。その後梅雨明けまではビリ鮎を想定して「NT」主軸に「PT」併用。盛期は「標準チューブラ」をベースに、ポイントによって「PT」を使い分ける感じでしょうか。

特に高弾性カーボンを使用している「PT」は、チューブラ愛用者にも違和感なく使えるソリッド穂先だと思います。当初のソリッド穂先を知っている人ほど、敬遠する方が多いですが、最近の流れは感覚的にソリッド穂先がチューブラ穂先に近づいてきているような印象です。

素人なりに各穂先の曲がりを撮影してみました。100㌘荷重では、撮影角度によって竿全体の曲がりにやや違和感を感じるかもしれませんが、穂先の曲がり方は参考になると思います。標準荷重については、私が感覚的に同じくらい負荷が掛かったと判断したとき曲りです。

超高弾性カーボンが生み出す弾むような調子。久しぶりに持ちましたが最高です!006.gif


<標準チューブラ>
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↑標準荷重
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↑100㌘荷重

<PTソリッド穂先>
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↑標準荷重
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↑100㌘荷重

<NTソリッド穂先>
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↑標準荷重
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↑100㌘荷重

by scott1091 | 2009-05-04 13:58 | フナヤオリジナル | Comments(3)

二年ぶりの沢へ!

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例年この沢は、ゴールデンウイークにミツバツツジが咲いているのですが、今年は完全に新緑に包まれた渓谷。二年ぶりの入渓でしたが、ここも2年前の台風による影響は大きかったです。姿を確認できたイワナは全部で14尾。残念ながら新仔の確認もできず、繁殖するにはかなり厳しい環境です。
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釣り人による人為的なプレッシャーはあると思いますが、この沢についてはガレによる影響が大きい感じです。いつの日か、また沢山のイワナと遊べる日が来ることを信じて・・・。釣れた数少ないイワナの写真です。
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by scott1091 | 2009-05-03 18:22 | フライフィッシング / 渓流・湖 | Comments(4)

紅葉狩りならぬ新緑狩り?

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ゴールデンウイーク初日は、予想どおり想像を絶する交通渋滞!
釣りに行く道中に見える高速道路は、朝からすでに動いておりません。
こんな状況なので、常に反対方向に移動して今日は新緑の谷を闊歩してきました。
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おそらく今季最後のヤマメ釣りとなるので、秋の産卵まで釣られないよう、宿題になっている魚をすべて教育してきました。水量が少なくスプーキーではありましたが、こんな完璧な日が年に一回くらいあってもいいですよね!001.gif

渓流の宝石、ヤマメの写真をお楽しみくださいませ!
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by scott1091 | 2009-05-02 22:22 | フライフィッシング / 渓流・湖 | Comments(0)