解禁に向けて、新製品を購入しました!

今季、解禁に向けて新製品を購入したのは、ラインとフロータント、そしてリーダーです。
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  まずはラインから。山岳渓流ではラインを石や岩に引っ掛けて表面を傷つけてしまうことが多いので、1~2年くらいで交換しております。この使用期間ですと割高ですので、私はDT4Fを半分にカットし、もっとも細い17lbのシューティング・ラインを50feetつないで使用しております。シューティング・ラインが傷つくことはまずないので、実質はシューティング・ラインはバッキング・ラインの一部みたいな扱いです。この使用方法であれば両端ともに新品感覚を味わえますし、双方合わせれば2~4年は使用可能です。また、最軽量リール「Waterworks PL-1」にもDT4Fが収納可能なので一石二鳥なのです。

  ラインは長年そのしなやかさからSA/3M社の「Mastery XPS」を愛用してきましたが、今回はちょっと浮気して同社の新製品「Ultra4 J Stream DTT」を購入しました。カラーは渋めの「Willow」を選択。キャスティング・フィールの違いを感じるほど、テーパーや素材に特徴があるとは思いませんが、このラインに採用された「DRY TIP TECHNOLOGY」に期待しております。
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  次に紹介するのはフロータント。液状フロータントはリーダーやライン・ティップにも塗る関係で、今でも「Gehrke's Gink」を使用する頻度がもっとも高いのですが、解禁当初は体温で暖めないと絞り出せません。そこで今季はTROUT HUNTERの「Natural CDC Fly Dressing」とティムコの「Dry Fly Drops」を購入してみました。前者はCDCオイルが使用されている点が魅力。当然ながらCDCパターンにも使用可能とのこと。後者は温度変化による状態変化が少なそうな点が魅力です。
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  最後はリーダーです。ロングティペット・リーダーとはまったく無縁のスタイルなので、山岳渓流では7feet6inchのリーダーを使用しています。今までのお気に入りは一昔前の「VARIVAS Tapered Leader DRY」なのですが、買い占めた在庫がついになくなり、新製品ではありませんが現バージョンの「STANDARD」を購入しました。個人的にはドライフライ・リーダーに色をつけるセンスが理解できませんが、谷では狙った魚にリーダーを見せることはないので、使用感が同じであれば継続して使うつもりです。仲間内でも結構使っているティムコの「Bushmaster」はどうも体に合わないのですよ!白状しちゃいますけど、たぶんキャスティングが下手なせいだと思います。

by scott1091 | 2007-02-28 20:58 | フライフィッシング / 渓流・湖 | Comments(0)

足元を固めろ!キャラバン「赤石Ⅱ」

 渓流シーズンの大部分を山岳渓流のサイト・フィッシングで過ごす私にとって、基本装備でもっとも重要なのがシューズ。高巻きはもちろん岩場のへつりは日常茶飯事なので、厳しい環境で自己責任を果たす必須アイテムなのです。

  通常フライ業界でウェーディング・シューズとして販売されているものは海外からの輸入品が多く、また国内メーカーも海外品を模倣して作るので似たり寄ったりの製品です。これらの商品の特徴は、靴底が固い、重い、ごつい、足首の自由度がないなどが上げられます。しかしこのタイプはフラットな川を歩いたりするのには適しているのですが、山岳渓流を歩くにはあまりに「足裏感覚」がなさ過ぎるのです。

  そんな商品群の中で唯一「足裏感覚」を得られるシューズが、リバーガイド(by GMG SERVICE) から販売されていた「ガイド・ウェーディングシューズ タイプ2」でした。山岳渓流に傾注し始めたころは、これを盛んに使用しておりました。しかしそんな商品が、デザインを重視するフライ・マンに万人受けするわけもなく、ウエーディングシューズとしては廉価という以上の特徴を確立することなく、ほどなく廃盤となってしまいます。
 
  廃盤後はしばらくは店頭在庫を探したり、使い古したもののフェルトを張り替えたりして使用しておりました。そんな折、ザイルを買いに行ったお店で見つけたのが、キャラバンの渓流シューズ「赤石」です。実はリバーガイドのウェーディング・シューズは全てキャラバンのOEM製品だったのです。したがって色の違いを除けば、「タイプ2」と「赤石」はまったく同じ製品。しかも本家なので、定価が1,000円安い!
  この発見以降は、毎年シーズン始めにまとめ買いをしております。鮎でも愛用しているので、年間で3足消費します。「赤石」はマイナーチェンジを経て「赤石Ⅱ」となりますが、価格は据え置き。そしていまだに私の大好きな「made in Japan」なのです。
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  今回紹介する「赤石Ⅱ」は見るからに細身です(幅はEE)。しかし薄手のネオプレーンソックスであれば、通常EEEの革靴を履いている私でもまったく問題ありません。靴底の適度な柔軟性はフリクションを効かせてスラブやナメ滝を登るときなどは、体重を足裏のどこに掛けるか容易に調整可能です。
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  さて上の写真は、解禁に向けてステンレスのビスを打っているところです。ビスを打つところは、個人の足裏への体重の掛け方によって異なりますが、フェルトが減りやすいつま先やかかとには打っておいた方が良いと思います。市販のスパイク・ソールほどの効きはありませんが、逆にフェルトとの一体感が強いため、岩盤などでスパイクによる滑りがありません。
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 この状態を見ると、「体重を掛けるとビスがめり込んで、足裏に刺さらないの?」と心配される方が多いですが、最初からビス先が抜けていなければ大丈夫。ビスの周りにアロンを垂らせば、フェルトとビスが一体化しますのでまったく問題なし。フェルトの磨り減り加減にあわせてビスも磨耗していきます。フェルトはアロンにより変質してがっちりと固まりますので、つけすぎるとフェルトの特徴を損なうので注意してください。

  さて最後に、「赤石Ⅱ」の欠点も上げておきましょう。いずれも一長一短なので、自分の釣りスタイルに合わせて選ばれると良いと思います。

①柔軟性が高いため縫製した部分の糸が切れやすい
→この対応には、新品の状態で縫製部分にアクアシールを塗ると効果的です

②使っていくと靴が縮むため、あまり使い込むと親指の爪の鬱血原因となる
→サイズを大きくするとフィット感が損なわれるので、縮んだら新品に交換ということで・・

③靴底が柔らかく縮みが出るので、フェルト交換して履くまでは使い込めない
→「赤石」を見つけるまでは「タイプ2」のフェルトを張り替えていました。靴底が柔らかいので フェルトを剥がすのも大変。しかもフェルト交換後は確実に0.5㌢サイズがダウンします。「1年掛けてやっと綺麗になった爪がまた鬱血」とならないよう、新品に交換ということで・・

④林道歩きに兼用すると、靴底が柔らかいので逆に足裏に疲労がでる
→兼用しなければフェルト持ちも断然良いのですが、嵩張る靴を持ち歩きたくないのでアプローチから履いています。泥の林道や尾根道は予想以上に滑るので、皆様はまねしないでください

  定価は税込みで11,550円。実勢価格は9,240円くらいなので、シーズン3足で27,720円也。けして安くはありませんが、やはり足元はしっかりと固めておかないとね!

by scott1091 | 2007-02-27 21:14 | Favorite tackles-Fly | Comments(0)

9月に向けての準備②

  9月に狙う魚は、少なくても12番のフライ・ロッドが必要となります。当然ながらこのような高番手のロッドは所有していないので、入手しなければなりません。友人の中には使用頻度が少ないのだから貸してくれるという方もいらっしゃいますが、ロッドは折れることがあるので、メーン・ロッドは購入することにしました。

  日頃使い慣れているWinston、Scott、SAGEの3ブランドから吟味し、結局周りの友人も一度振ってみたいということでWinston「BoronⅡx 9feet 12番」を購入しました。クラス最軽量なロッドで、継ぎ目のないダブルハンド・グリップはファイト中のグリップ位置を選ばないというメリットがあります。
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  さて今日の本題ですが、この写真を見てお感じになるものはありませんか?そうグリップに使用されているコルクの質の低さ。このロッドでさえ、良いものを選んだ結果です。年々コルクの質が劣化しておりますが、現在もっとも高価なフラッグシップ・モデルに使用されているコルクが、十年前の廉価モデルに使用されていたコルクよりも質が低いです。
  
  さすがWinston、綺麗に穴埋めをしておりますが、淡水でも使用すれば充填したコルク材が抜け落ちるのですから、ソルトではひとたまりもありません。そこで私は最近購入したロッドは全て使用する前に、穴埋めされた部分に補強を施しております。抜け落ちたらまた充填するという考えもありますが、使用するとグリップ全体の質感が変わるので、最初から補強しておいた方が同じように経年変化して馴染みが良いように思います。

  コルクの質が落ちているのは、ワイン・ブームに起因するという話をよく耳にしますが、製品単価からすれば、高額なロッドには高級ワインよりもはるかに質の高いコルクが使用できると思うのですが・・・。かつてフライを始めた頃のOrvisには、今のバンブー・ロッド以上のコルクが装着されています。  

  このブログをご覧になられている方で、グリップの穴埋めや補強で、これはという方法をご存知でしたら、ご教授頂けると幸甚です。ロッド・ビルディング用に「5Aグレード」のコルク・リングを3年おきくらいに購入するのですが、その質の劣化から判断しても、今後ますますグリップの穴はひどくなりそうです。
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↑穴埋め部分を補強した状態。使用していくと色も馴染んでいきます

by scott1091 | 2007-02-25 10:08 | フライ・ルアー / 海 | Comments(3)

防水デジカメを購入しました!

  解禁に向けて、ついに念願の防水デジカメを購入しました。早々、使い勝手の確認のためにYGLへ。綺麗な水中映像を撮るべく試行錯誤するのですが、これが結構難しいです。モニターを見ながら撮影することはできませんので、こればかりは慣れるしかなさそうな感じです。
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  スーパー・マクロでストマックの内容も撮影してみました。フックは26番なので、こちらについてはまずまずの写りではないでしょうか?
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by scott1091 | 2007-02-17 20:06 | フライフィッシング / 渓流・湖 | Comments(3)

渓流の宝石

  デジカメを購入してから少しずつ撮りためてきた、丹沢の渓魚の写真を整理してみました。ブログを作成する以前はあまりまめに撮影していなかったので、魚の写真は景色ほど枚数がありませんが、ヤマメとイワナの写真を7枚づつ掲載します。沢によってはかなり血が濃くなって、独特の斑紋となっています。

  私と精力的に丹沢を釣り歩いた友人達にとっては、写真を見てどこの沢だったか思い当たるのではないでしょうか?解禁までの間、お楽しみ頂ければと思います。
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↑ある沢で2004年に撮影したヤマメ。初めて訪れたときにはすでにイワナ主体の沢だったが、この撮影以降はヤマメの存在が確認できない。そんな沢が丹沢には何本もある
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↑定期的に卵放流されている沢でよく見られる固体
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↑一見アマゴだが、この沢のヤマメは30年以上も前から朱点があったとのこと。今となっては丹沢の地ヤマメを確認するすべはないが、ヤマメとアマゴの生息域の境界に位置する丹沢では、このような固体がいても不思議ではない
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  イワナ編です。
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↑朱点が綺麗なイワナ
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by scott1091 | 2007-02-12 22:46 | フライフィッシング / 渓流・湖 | Comments(0)

国際フィッシングショー2007

  「みなとみらい・パシフィコ横浜」で開催されている、国際フィッシングショーに行ってきました。例年どおり、最初に各メーカーのブースで新しい鮎竿をチェック。その後、糸の専門メーカーやハリ・メーカーのブースをチェックしてきました。

  各メーカーのロッドで目新しいところは、ダイワ精工はもちろん超弾性チタン合金を使用したメタルトップ搭載の「グランドスリムⅢ」。シマノはノン・ズームのロッドがさらに充実し、「SPECIAL競 Scudetto(スクデット) コンペディションNS」や「SPECIAL競 MI コンペディションNS」が目を引くところです。がまかつはモデルチェンジした「競技スペシャルV-Ⅳ」に期待しましたが、「引抜荒瀬」がライン・アップされなかったことが個人的には残念です。
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  しかし、カーボン素材が航空機などによる世界的な需要増で高騰しているとはいえ、既存モデルの値上げに踏み切るとは思いませんでした。ダイワ精工、シマノともに5~10%程度の値上げといったところでしょうか?私の身近なところで、初めてインフレーション(個人的にはスタグフレーションですが・・・)を実感する出来事でした。原料の国際相場高騰を理由に、しっかりと小物類なども値上げしているので、今後は徐々に値上げが末端にも浸透していきそうです。

  メーカーの寡占化もあり、年々使用されているブースが少なくなっているように感じます。今回は物産展みたいなコーナーもあり、干物を焼いているところもありました。釣り人は皆、食べる方も魚好きといったところなのでしょうか?
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↑カタログによれば、「グランドスリムⅢ」90が410,000円、95が430,000円。「SPECIAL競 MI コンペディションNS」のH2.5 90が240,000円、95が262,000円。「競技スペシャルV-Ⅳ」の引抜急瀬の90が263,000円、95が273,000円です(全て本体価格なので、これに別途消費税がかかります)

  

by scott1091 | 2007-02-11 19:02 | オフ・ネタ | Comments(0)

毎年恒例の「鮟鱇鍋(アンコウ・なべ)」の巻

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  友人達と恒例の鮟鱇鍋を楽しんできました。この行事が始まったのは、友人の一人が鮟鱇の「吊るし切り」にトライしてみたいということから。したがって最初の目的は鮟鱇鍋ではなく、鮟鱇を「吊るし切り」でおろすことだったのです。しかし今年で三回目となりましたので、おろす方もかなり手際よくなり、料理も過去二回の経験がしっかりと活かされております。
  今年市場経由で調達された鮟鱇は、日本海産の7㌔もの。いつもより少し小さいですが、鍋二つ分には十分な量です。酒のおつまみに肝の酒蒸しも作るべく、肝のみも別途調達しました。
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↑手鰭を広げるとこんな感じ。なんかステルス戦闘機みたい

  鮟鱇は英語では、「Monkfish」とか「Anglerfish」と言われております。「Anglerfish」の名前の由来は、頭部に付いた提灯で小魚を誘い捕食する行動が釣り人の行動に似ているからです。我々フライ・マンと非常に共通性が高く、あやかって鮟鱇鍋で今季の大漁を祈念するという非常に手前味噌的な行事でもあります。

  以下に「鮟鱇鍋」になるまでの写真を掲載します。ちょっとグロテスクではありますが、「吊るし切り」にトライしてみようと思う方には、かなり参考になると思います。
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↑最初に皮を剥きます。この皮がとても美味しいのです
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↑次は腹を割き、内臓や肝を傷つけないように取り出します
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↑背骨から切り出しているのが大身の部分
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↑顔から一番美味しいほほ肉を切り出します
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↑無事に解体終了です。今年は暖冬のせいか、肝が小さいですね!
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↑「鮟鱇鍋」の完成。「もみじおろし」は肝の酒蒸しにぴったり
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↑酒蒸し用の肝が余ってしまったので、野菜の後にさらに追加です

by scott1091 | 2007-02-10 07:41 | オフ・ネタ | Comments(0)

河津桜とアマゴ咲く

  管理釣り場にも行く気にならず、かといってフライを巻くでもなし。そう、まったくタイイングのモチベーションが上がらないのです。こんなときは自然渓流に行くのが一番ですね!河津の「桜まつり」が今月の10日からなので、混まないうちに花見とアマゴ・ウオッチングに行ってきました。桜はさすがに早いですが、日当たりの良い場所ではすでに1部咲きくらいの木もありました。河津桜は染井吉野よりも花の色が濃いので、満開よりも咲き始めの方が個人的には好きですね!本日もっとも開花していた木の写真を撮ってきました。一足早い春をお楽しみください。
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  え!河津の報告はこれで終わりかって?まさかでしょう(笑)。しっかりとタイイングのモチベーションを上げるために、持ち前の「神眼」でアマゴを観察してきました。光の角度や水面反射でなかなかうまく撮影できませんが、何とか4尾の撮影に成功しました。サイズは全て8寸以上。放流魚と思われますが、しっかりと大石の前に定位し、時折ライズしておりました。この写真を見てモチベーションが上がらない人はいないでしょう。写真をお楽しみ頂ければと思います。
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↑↓狩野川水系ではアマゴを撮影するのはほぼ不可能です。もしこれが狩野川だったら、100%カワウの餌食になります。かつては狩野川の支流でもこういった光景が見られたのですが、最近はカワウに食われてしまうので、成魚放流はキラキラ・テープを川に張って解禁直前にしかしないのです
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  途中で咲いていた、梅と菜の花の写真も掲載しておきます。今年は暖冬なので、景色はもうすっかり春ですね!
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by scott1091 | 2007-02-04 17:56 | オフ・ネタ | Comments(0)