Featherweight Reel

 本日はフライ・リールで、少しマニアックな話題を一つ。
 
  通常は機能優先で、軽量なラージ・アーバーのリールを使用することが多いのですが、実は私、大好きなリールはHardyの「Featherweight」と「Marquis5」、Orvisの「CFOⅢ」(これもHardyのOEM)なのです。なぜサイズも指定しているかと言いますと、理由はバランス的にこれ以上でもこれ以下でも美しくないと感じるから。おまけに生産年代も限定付き。興味があるのは1980年代までのもので、これ以降のものには興味がありません。
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  さて今回はこの三つの中で、もっとも好きな「Featherweight」について紹介しましょう。「Featherweight」が「Lightweight」シリーズにライン・アップされたのは1958年と言われていますが、「Angler's Guide(*1)」で確認できるのは1960年から。発売当初はL型のラインガード(L-Shape)が採用され、フットはアルミ合金製のリブ・フット(波型)。リールのバック・プレートには筆記体ではなくローマン体(Straight line logo)でメーカー名とモデル名が刻印され、ラッチ(*2)のタイプは「Trigger ratch」。チェック(*3)のタイプは「Duplicated MKⅡcheck」でした。
(↑読んでチンプンカンプンという方は軽く読み流してくださいね!)

(*1)毎年発行されたHardyのカタログ
(*2)ラッチはスプール着脱用の留め金
(*3)チェックはギヤの留め金

  このL-Shapeライン・ガードのタイプは、バック・プレートの印字が筆記体に変更されたり、フットがリブ・フットからストレート・フットに変更されたりするマイナー・チェンジを経て、1961年まで生産されたようです。残念ながら私はこの年代の「Featherweight」は所有していなので、参考にほぼ同じ年代と思われる「L.R.H. Lightweight」の写真を掲載します。
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↑左が「Adjustable check」で、右が「Duplicated MKⅡcheck」

 そして1962年からライン・ガードのタイプが、Patent No.の刻印がある「Heavy U-Shape」に 変更されたようですが、「Angler's Guide」の写真がこのタイプに変わるの1963年。この時点ではまだラッチとチェックは「Trigger & MKⅡ」でした。その後、チェックが「Adjustable check」に変更され、「Trigger&Adjustable」となります。
  1970年代に入ってからラインガードがPatent No.のない「Heavy U-Shape」に 変更され、ラッチが最終モデルと同じ「Stick ratch」となります。そして1975年からライン・ガードが「Small U-Shape」に変更され、これ以降は生産が中止されるまで同じタイプのものが続きました。 

  今までの内容を整理しますと、ラインガード別に以下のようなモデルが実在すると思われます。下線表示されているものが写真のモデルで、斜体表示されているものが実在を確認しているモデルです。

○「L-Shape」Line-guard
 Rib-foot、Straight line logo、「Trigger ratch & MKⅡ check」
 Rib-foot、Longhand logo、「Trigger ratch & MKⅡ check」
 Smooth-foot、Longhand logo、「Trigger ratch & MKⅡ check」

○「Heavy U-Shape」Line-guard (Patent No.刻印あり)
 Smooth-foot、Longhand logo、「Trigger ratch & MKⅡ check」 
 Smooth-foot、Longhand logo、「Trigger ratch & Adjustable check」

○「Heavy U-Shape」Line-guard (Patent No.刻印なし)
 Smooth-foot、Longhand logo、「Trigger ratch & Adjustable check」
 Smooth-foot、Longhand logo、「Stick ratch & Adjustable check」

○「Small U-Shape」Line-guard
  Smooth-foot、Longhand logo、「Stick ratch & Adjustable check」

  今回記載した変遷以外にも、スプールについては「穴の大きさ」や「内側のテーパーの違い」は有名ですし、チェックのリベットの数が違う珍しいものも見たことがあります。またケースについても、「Blue edge Cardbox」、「Red edge Cardbox」、「Red&Cream Jipcase」、「Blue&Cream Jipcase」、「Black Jipcase」、「Blue Jipcase」があり、ジップ・ケースなどは同じデザインでも、年代によって素材の質感やジップの色、印字の滲み方などが異なります。見る人が見ると、「これオリジナルのケースじゃない!」などとわかってしまうものなのです。「Featherweight」はHardyとしては年代が浅いリールですが、それなりに調べると奥が深いんですよ!これが・・・。(笑)
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↑スプールの芯幅から、スプールのテーパーが違うことがおわかり頂けると思う
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 以上、今まで目にしたモデルと、手に入る「Angler's Guide」、「Angler's catalogue」などの資料を参考にして書きましたが、記載内容に間違いがあるのを前提にお読み頂ければと思います。

by scott1091 | 2006-11-30 21:03 | Favorite tackles-Fly | Comments(0)

すそのフィッシングパーク(通称スソパ)

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  さすがに2週続けて釣りをしないとフライ・タイイングのモチベーションが下がるので、昼から「すそのフィッシングパーク(以降スソパ)」に行ってきました。ここのシステムの良いところは、1時間刻みで遊魚券が設定されていること。ルアー・フライ専門の管理釣り場としては御殿場の「東山湖フィッシングエリア」が老舗的な存在ですが、こちらは12月1日から2月28日までの間は一日券4,500円(6時~17時)の設定しかないので、スソパはとても良心的です。
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↑今日は釣れませんでしたが、このようなヒレピンで60㌢クラスもいます

  詳細はスソパのホームページをご参照頂ければと思いますが、私がよく利用する3時間券は2,700円。遊魚券を返却する際に魚の持ち帰りがなければ、300円がキャッシュ・バックされますので、最終的には私の場合は3時間2,400円となります。ここは1時間ごとの時間延長が可能なので、思わぬライズに遭遇したり、友人と現場でジョイントする場合などもとても便利です。

  スソパについて概略を説明しますと、愛鷹山(あしたかやま)からの湧水を利用した管理釣り場でポンドが二つあり、この二つのポンドが川でつながれています。この間のリバー・セクションは餌釣りも可能で、昔ながらのマス釣り場的な家族連れの楽しい歓声も聞かれ、バーベキュー施設なども併設されていて家族で楽しめるようになっています。今流行の管理釣り場のように厳しいレギュレーションはなく、ともかく魚釣りを楽しんで欲しいというのが経営者のポリシーとしてあるようです。
 
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↑魚が大きいため、ラバー・ネットがいたるところに常備されております

  このような状況なので魚が少ないかというと、まったくそんなことはなく、綺麗なヒレピンのマスがリールからラインを引き出して行きます。私の友人には「魚の引きはミズーリで釣っているのと大差ない」、と言い切る人もいるくらいです。だいたいポンド・エリアで釣れるマスは40㌢以上。ヒレピンのマスは、同じサイズでも倍引きますし、60㌢以上のヒレピンになると0.8号のティペットがラインの抵抗で切れてしまうこともあります。
  さて今まで良いことばかりを書きましたが、ここの唯一の欠点は隣にアスファルトのリサイクル工場があることです。このリサイクル工場の営業日は、風向きによってはアスファルトと重機の排気ガスの臭いや、埃がとても気になる状況です。駐車場で飲める愛鷹湧水とこれらのギャップが大きく、この点がなければ最高のロケーションなのでとても残念です。
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  タックルについて少し触れますと、ここは釣れるサイズが大きいこともあって、必然的にしっかりとしたトラッグを内蔵したラージ・アーバーのリールを使用しております。本日のタックルは、ロッドは「Winston BoronⅡx 4番9feet」、リールは「Waterworks F2LT」を使用しました。天気が悪いわりに気温が高かったので何らかのハッチを期待しましたが、ユスリカが少し出ただけでライズを誘発するほどのハッチはありませんでした。雨が激しくなったので、終了時間を待たずに撤収。帰りの道で、今収穫真っ盛りの「四つ溝柿」を撮影しました。来週くらいには全て収穫されて出荷されるものと思われます。
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by scott1091 | 2006-11-26 16:20 | フライフィッシング / 渓流・湖 | Comments(0)

今週のDIY・・・、九頭竜舟

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  写真は皆様ご存知の九頭竜舟。激流での抵抗を最小限に抑え、腰への負担軽減はもとより通常の曳船よりはかなり流れに強くなれる逸品です。写真は「もりいし釣具店」で販売されているもの。ステンレス製でサイズは「大」です。この他に初期の小型鮎用に「中」サイズも所有しております。
  完全な手作り製品のため、鮎の出し入れなどの使用勝手はメジャーの曳船にはかないませんが、抵抗の少なさと激流での安定性は比較になりません。これ以外にFRP製の九頭竜舟もありますが、水を入れない状態ではもっとも軽量なため一番出番が多い曳船です。
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  さて本日はこの曳船をどうするかと言いますと、写真でもおわかりのとおり、ステンレス板をリベットとネジで留めて整形しているため、このネジやリベットの隙間にメタル・ラインがかむトラブルが発生します。

  特に九頭竜独特の流し竿で取り込んでいると、このトラブルがよく発生します。私はほとんど流し竿はしませんが、竿を支えられないほどの強風時に流し竿をしてこのトラブルに見舞われました。ほとんどの場合はうまくメタルラインが外れますが、ラインに傷が入ることもままあり、注意が必要です。

  そこでこのようなトラブルが起きないよう、ネジやリベットとステンレス板の隙間を、エポキシ塗料で充填してしまいます。アロンなどで充填する人もいますが、ステンレス板が薄いため、衝撃などで常に留めている部分に力が掛るので、硬化しても柔軟性が残るエポキシ材を使用した方が塗料の剥離が少なくてすみます。

  限界まで立ち込んでのトラブルは極力避けたいもの。ちょっとした工夫ですが、この手の曳船をご利用の方にはお勧めです。

by scott1091 | 2006-11-26 10:28 | DIY | Comments(0)

釣具業界の寡占化

  2000年の終わりにマミヤ・オーピー(以降マミヤOP)が釣具事業から撤退。リョービもほぼ時を同じくして、釣具事業を上州屋に営業譲渡してからは、総合釣具メーカーは「ダイワ精工」、「シマノ」、「がまかつ」の3社となってしまいました。それぞれのメーカーの好き嫌いはあったと思いますが、それなりに各社特徴があって消費者としてはそれだけ選択肢が多かったのは事実だと思います。

 鮎竿のみについて語れば、人によって意見は違うと思いますが、現在のメジャー3社のうち2社が競技志向ロッドが中心で、残る一社が根強い支持層に支えられて、比較的幅広いロッドを幅広い価格帯で生産しているように思います。しかしこのメーカーの志向は、2000年に2社が消えた以前と大差はありませんので、無くなってしまったメーカーを支持していた消費者を十分に取り込んだかというとやや疑問が残るところです。

  昨今はマミヤOPに在籍していた人達が立ち上げた「オリムピック」や、元マミヤOPのインストラクター達がアドバイザーを務める「リバースキャン」、「WIST」が極めてニッチながら参入。そして新規参入ではありませんが大橋漁具「下野オリジナル」のライン・アップの拡充などは消費者としては嬉しいところです。しかし悲しいかなどれも生産量はかなり小さく、一本売ってしまえば次の年にまた売れるというほどのお客がいるわけではありません。鮎竿は、マーケティング戦略の代表的な手法「心理的陳腐化」として、買換え需要を想起するため毎年塗装を変更することは良く知られておりますが、もともとブランド志向が少ないマイナー・ロッドのユーザーにはこの手法はほとんど通用しません。
  このような状況なので、当然ライン・アップの拡充にも限界があり、メジャーでいうところのフラッグシップ・モデルのみが生産されているのが現実です。
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  さて写真の鮎竿はマミヤOPの「初夏 硬調90VS」の2000年モデル。福井の友人の依頼でネット・オークションで入手したものです。友人は1999年モデルを一部改良(穂先&2番)して昨シーズンまで使用しておりました。職漁師の方ですので約5年間、シーズン中はほぼ毎日使用しておりましたので、クリアー塗装はほとんど全て剥げ落ち、元竿は何度か握り潰して補強による補強。さすがに今シーズンは使用できる状態にはなく、新たな竿を購入しました。しかし5年間ほぼ毎日使用していた竿の調子は、大げさに言えばすでに体の一部となっており、もしオークションで出品があれば入手して欲しいと頼まれておりました。
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  しかしこの竿、カタログでも確認できますとおり新品価格が29,500円(税抜き)。以前はこのクラスの竿は3割引以上が当たり前でしたので、実売価で20,000円弱。逆にこのクラスになると出品は皆無に近く、また出品があっても初心者が購入しているケースが多いため、程度の良いものがありません。今回の竿も使用頻度は少ないものの、川原にぶつけた傷があります。当然入札する人もいないと思っていましたが、いるんですねこれが。それも二人も!出品価格の絶対値が安いということもありますが、元値からすればかなり割高でした。
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  そんなこんなで九頭竜に行くようになってから、マミヤOPの過去のカタログをみると、結構使えそうな竿が手ごろな価格であります。テクスター「名将 鮎V」の硬調90(47,000円)や硬硬調90(52,000円)などは試してみても良いかな~という感じではないでしょうか?
  ダイワでは「アバンサーⅡ」がこのクラスを狙った竿。竿の感度などはダイワの方が数段上と思いますが、調子はもとより使用するカーボン弾性や巻きの厚さにより、竿の粘りや安定感が異なるので、硬調以上の竿ですと、どちらが好みかというと意見が分かれるところなのでしょう。

  いずれにしましても、消費者としては選択肢が多いにこしたことはありません。「カーボン素材の高騰」や「釣り人口の減少」など逆風は続くと思われますが、小さなメーカーやオリジナル・ロッドを作る釣具店にも、ニッチな世界でメジャーにはない独自性のある竿の開発を期待したいと思います。

  ちなみに「初夏 硬調90VS」の感想ですが、あの激流でよくこんな柔らかい竿で返しているなという感じです。豪快な荒瀬の釣りで、「柔(やわら)」の世界を見せる原点はこの竿にあったのでしょうか?謎です・・・。(笑)

by scott1091 | 2006-11-23 13:08 | オフ・ネタ | Comments(4)

今週のDIY・・・、回転トップの交換

  シーズン・オフの週末、皆様いかがお過ごしでしょうか?私の住む場所も、ここにきてやっと冬が到来するような気温となってきました。しかし、今朝の福井の友人との電話では、もうすでにストーブを焚いているとのことなので、まだかなりこちらの方が暖かい感じです。

  私の周りでは、今の時期はアオリイカを釣っている人が一番多い感じですが、当の私はといいますと、少し風邪気味ということもあって家ですこしづつフライを巻いたりしております。例年このパターンで、フライを巻くのに飽きると、息抜きに管理釣り場に行ったり近場の温泉に行ったりしております。

  シーズン中の週末はほとんど釣りに行ってしまうので、シーズン・オフにやらなければならないこともかなりあります。今年はその一つに、回転トップの交換があります。超硬や超超硬のロッドは穂先が太いこともあって、今でもリリアンの回転トップが使用されているものがあります。これを金属の回転トップに交換しようというものです。

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  現在パーツとして一般に市販されている金属の回転トップは、大橋漁具の「直感回転トップ」のみですが、2.4ミリ(穂先径2.3㎜)までカバーしているので重宝します。かつてリリアンの回転トップしかない頃はさほど感じなかったのですが、金属の回転トップを使用してしまうと、糸絡みの頻度や感度の違いがとても気になります。

  この「直感回転トップ」は機能的にはまったく問題ないのですが、カタログ写真でもおわかりのとおり、「削りっぱなし」的な感じで少し手を掛けなければなりません。まず最初に先端部分を金属ヤスリで平らにし、角が立っているところは800番の紙ヤスリで軽く面取りします。その後1000番→1500番→2000番の紙ヤスリで下地を整えた後、コンパンドの細目→仕上げ目を使用して綺麗に磨き上げます。
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  写真は今年もっとも九頭竜で多用した、大橋漁具の「振子スペシャル85」の穂先を交換したものです。通常は一番右のようなリリアンの回転トップがついています。真ん中と左はそれを金属回転トップに交換したものです。オリジナルに忠実に、補強用のスレッドも「GUDEBROD」の同カラー「AQUAMARINE」を使用しました。より綺麗に仕上げるため、スレッドの太さのみ「Dサイズ(太)」ではなく「Aサイズ(細)」に変更。写真の真ん中が一番使用する穂先で、今回交換したものです。まだバーニッシュを塗っていないのでオリジナルと質感が異なりますが、塗装すると右端や左端の穂先のように深い色合いとなります(写真のサイズを下げているため、塗装面に凹凸があるように見えますが、実物はフラットです)。

  皆様もお手持ちの愛用ロッドでリリアンの回転トップが付いている竿があれば、ぜひトライしてみてください。糸絡みはもちろんですが、感度が良くなるのを実感できると思います。

by scott1091 | 2006-11-19 16:40 | DIY | Comments(0)

来季に向けて

  シーズン終了を迎えて、もっとも重要なことは整理整頓。来季に向けて、今シーズンの残りの仕掛けやハリの在庫などは号数や銘柄がわかるように整理しておけば、来シーズンの無駄な買い物や仕掛け作りをしなくて済みます。この作業と合わせて、今季の消費量と新品在庫を確認し、来季の購入品リストを作成しておくとBest!
  今日一日雨だったので、この作業をしました。部屋も鮎モードからフライ・タイイングモードに切り替わり、すっかり冬支度が整った感じです。
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↑の在庫を↓のように整理しておきます。このハリ・ケースとスプールだけで、いくらになるのでしょう?あまり考えたくないです
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↑大きく九頭竜用と狩野川用に分けて整理しておくだけでも、来季とても便利。竿の手入れはもちろんですが、消耗品の在庫管理と来季の購入リスト作成はとても重要ですよ!

by scott1091 | 2006-11-11 19:26 | Comments(0)

2006年鮎シーズンの総括です!

  5月21日(日)の狩野川解禁から始まった2006年鮎シーズン。11月5日(日)狩野川での竿納めまでのデータをここに整理しておきます。あくまで個人の備忘用なので、詳細についてはご容赦くださいませ!

総釣果       1,146尾
釣行日数        45日
実釣時間  299時間30分(Ave. 6時間40分/日)
平均尾数    25.5尾/日
時速釣果     3.8尾/時間
最高釣果   8月24日(木)九頭竜川/谷口 53尾
最低釣果  10月21日(土)富士川/富原橋シモ 0尾

<河川別内訳>
狩野川     531尾 (46.3%) 20日 (Ave. 26.6尾)
九頭竜川    459尾 (40.1%) 17日 (Ave. 27.0尾)
富士川      81尾 (7.1%)   4日 (Ave. 20.3尾)
酒匂川      55尾 (4.8%)     2日 (Ave. 27.5尾)
河津川      20尾 (1.7%)     2日 (Ave. 10.0尾)

  総釣果が1,000尾を超えたのは何年ぶりでしょうか?ここ数年はずっと700尾台でしたので、いかに今年は駿河湾に面した川が好調だったかを物語っております。しかし尾数は多かったものの、狩野川は過去経験がない小さいサイズでした。梅雨明け以降のサイズ・アップを期待しましたが、最終的に小さいまま成熟を迎えました。

  ホーム・グランドがこのような状況なので、今季は九頭竜遠征が非常に多い年となりました。九頭竜は今季で3シーズン('03、'05、'06)を迎えましたが、まだまだ勉強することが多く、来季もかなりの課題を残している状況です。九頭竜では掛けるまでの技術はもとより、立ち込んだ状態での取り込みまでの一連の技術や、立ち込み技量と体力も極めて重要です。今後も各分野のレベルを総合的に向上させることにより、競技志向者と職漁師の釣り方の良いところを組み合わせた独自スタイルを九頭竜で確立したいと思います。

  今シーズンは、また念願の富士川にも釣行しました。初めての川は大小を問わずとても新鮮であり、ときめきがあります。今季は静岡県側のみでしたが、来季は尺鮎を獲るべく身延地区にも足を運びたいと思います。

  人によっては経験を積むと、同じ川や同じスタイルに固執する方が多い鮎釣りですが、色々な川で川見や釣り方を探求することにより、ホーム・グランドでの釣りの幅も広がります。九頭竜に行くようになってから、このことをあらためて実感しました。来季も型にはまることなく、様々なことにトライして行きたいと思います。
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↑11月3日の笛吹川源流、西沢渓谷の紅葉。釜無川と合流して富士川となる

by scott1091 | 2006-11-10 18:33 | 鮎釣り/年度総括 | Comments(0)

あまりの暖かさに狩野川へ

  今日は朝起きてから軽くランニング。コースの途中にある川を覗くと、いますいます無数の鮎が・・・。それもかなり銀ピカで、やるき満々の鮎も散見されます。朝食後、ロッドの返し調子を見るための最終テストを1時間くらいしたころには汗ばむような陽気です。こうなるともう行くしかありません。昨日竿納めなどと書きながら、今日も鮎釣りに行ってしまいました。(笑)
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  昼前から宮田橋カミのテニスコート裏に入りました。釣れる鮎は相変わらず小型ですが、メスはかなり腹が大きくなり、メスをおとりにすると瀬でやや型の良いオスが掛りました。オスとメスの比率はほぼ半々。オスをおとりにすると次がなかなか掛らず、掛ってもオスのみ。やはりこの時期にメスを掛けようと思うと、おとり鮎はメスでなくてはなりません。そんなこんなで4時間で釣果は15尾。今年の狩野川では大きいサイズの卵パンパンのメスが2尾混じりました。本日は中硬ロッドにメタル0.05を使用。
  狩野川の釣期はだいたい今月一杯ですが、ここにきてかなり鮎の成熟度に加速がついている感じです。
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  少し早上がりして狩野川の人気ポイントを撮影してみました。すでに16時を回っていますが、まだまだ川から上がる気配がありません
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↑この時期人気の牧之郷(まきのこう)。この時間でこの人数です
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↑ご存知狩野川でもっとも有名な「松下の瀬」。この地域の情報は「津田おとり店」のホームページで見られます

by scott1091 | 2006-11-05 20:15 | 鮎釣り/狩野川他 | Comments(0)

貸切の富士川です(Super Light 超硬90の改良パーツ・テスト②)

  この時期はおとり鮎がとても重要なので、銀ピカのメス鮎を4尾(海産蓄養で20㌢前後)購入して釣り場に向かいました。昨日西沢渓谷の紅葉を見た帰りに富士川を川見した感じでは、石色は断然静岡側の方が良かったので静岡側に入ります。ここにきてやっと静岡側も混雑が一段落し、東名高速と第二東名高速付近を除けばどこもがら空き。先週に引き続き竿(フナヤ・オリジナル「Super Light 超硬90」)のテストのため、静岡側でもっとも落差のある荒瀬に入りました。私の他には対岸に釣り人が一人。先々週あれだけ人が多かったのが嘘のようです。しか~し、見える鮎はかなり少なくなりましたが、ハミあとはまだまだ多い状況です。
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  最初は流れの緩い場所から釣りますが予想どおり掛りません。この時期としてはかなり荒い瀬に移動し、おとりを止めて待つと最初の一尾目が掛りました。じっくりと竿の曲がりや角度を確認しながら竿を徐々に絞り、水が切れたあとは返した際の鮎のはね上がりを確認します。さらに背バリ、錘を交互に使用して竿の感度や曲がりを確認。おとりは十分にあるので、掛りどころが悪い鮎もバレを恐れずに竿を絞って竿の曲がりを確認しました。写真のような荒瀬なので当然オスが多いのですが、腹ボテのメスも混じってこの時期としてはかなり楽しい釣りができました。
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↑どこも陸バミだらけ。富士川は今年初めて訪れた川だが、鮎がいかに多かったかを物語っている。来年も今年と同じくらい遡上があることを願います
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  今日の釣果はオスとメス半々くらい。最大で23㌢で合計13尾。荒瀬で竿を曲げることができれば十分と思っていたので、期待以上の釣果です。鮎の大きさに差はありますが改良パーツにより、自分なりに納得できるレベルに近づいた感じです。この竿の最終的な結論は来年9月の九頭竜で出すこととして、今年はこれで竿を納めたいと思います。最後になりますが、改良パーツ作成にご協力いただきましたS.Y.氏に心から御礼申し上げます。
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↑帰りがけの川原に咲いていました

by scott1091 | 2006-11-04 19:16 | フナヤオリジナル | Comments(0)