「淡紅の秋桜が秋の日の~♪何気ない陽溜りに揺れている~♪」

  狩野川の鮎があまりにも小さいので、今季2回目の富士川釣行です。大鮎が釣れている富山橋付近に突入したいところですが、この時期の週末は混んでいて思うように入れません。今回も人が少なそうな場所を狙って、延々と川原を歩きました。夕方までほとんど日が差すこともなく、川に入ると寒いくらいの陽気でしたが、今日も釣り人で混雑しております。
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↑本日のタイトルのコスモス。川原に可憐に咲いていました

  天然鮎100%区間なので当然ながら鮎はまだ若く、サビている鮎はおりません。ハミ跡の量から判断しても、鮎の量は半端ではありません。前回のように荒瀬で小気味良くは掛りませんが、深瀬や瀬肩で縦の誘いをかけると、天然鮎ならではの反応があります。前回同様にスリムではありますが、当たりは爽快です。雌雄ともにまだ卵巣・精巣は大きくなっておりません。前回はまったく釣れない釣り人はいませんでしたが、さすがに秋の鮎は気難しく、釣れている人のほうが少ない感じです。
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↑こんな場所で縦の誘いをかけると、「ガガン、キューキューン」と超硬ロッドが絞り込まれます。石色を見てください。この大石の周りで誘うと・・・

  今日も人が多くて思うように動けず、最後は痺れを切らして九頭竜のパターンで瀬を切って人が少ない対岸に渡りました。背が立たないくらいの場所もあったので、周りの釣り人は少しびっくりしていたようです。対岸はすぐドン深となっているので、足元から丁寧に攻めると狙いどおり。夕方は良い感じで竿が絞り込まれて、本日も富士川の天然鮎を堪能です。釣果はちょうど30尾で、最大が25.5㌢でした。
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↑この感じだと10月中旬までは確実にいけそうです
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↑九頭竜の鮎とは対照的にスリムですが、天然鮎なので鱗のきめが細かくヌメヌメです

  さて今回は富士川SAのスマートICを利用してみました。家からの距離は往復で80㌔。時間では片道40分です。帰りにせっかくなのでSA(上り方面)を覗いてみました。地域のお土産も充実していて、「富士宮のやきそば」とおつまみを2品ほど購入しました。施設が充実しているわりに混雑していないので、ねらい目のSAかもしれません。
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by scott1091 | 2006-09-30 21:41 | 鮎釣り/狩野川他 | Comments(5)

呑み比べ

 先週、九頭竜遠征で立ち寄った吉田酒造。買ってきた「大吟醸 白龍」、「四季物語 冷おろし」、「特別純米酒 白酔」を家内と呑み比べてみました。単独で呑んだ感じでは、「大吟醸 白龍」が一番好みかな~と思っておりました。しかし一緒に呑み比べると、「特別純米酒 白酔」が一番良い感じです。
 家内は最初から「特別純米酒 白酔」が一押し。結局我が家では、3本の中で一番価格的に安い銘柄に軍配があがりました。「長く呑み続けられる酒通のための純米酒」のキャッチ・コピーに納得です。皆様も一度お試しあれ。
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by scott1091 | 2006-09-23 20:39 | オフ・ネタ | Comments(0)

解禁直後というようなサイズです

  ホーム・グランドである狩野川への釣行は前回は8月12日なので約1カ月と1週間ぶりです。連続の九頭竜遠征で溜まった用事を午前中に済ませて、午後からの出発です。狩野川は、今年は鮎が小さいのでシーズン通して釣り人が少ないのですが、今日はどこも平均的に人が入っています。宮田橋を通過して左岸にあるゲート・ボール場を見て納得。今日はJPA(日本プロ友釣り協会)主催の「ジャパン・オープン」が開催されているようです。
  渇水の中、おとりサイズを求めて経験的にサイズが揃う場所を狙っていきますが、思ったようなサイズが掛りません。粘れば空揚げサイズはいくらでも掛ります。しかしこの時期にこのサイズを釣りたくて釣りに来ているわけではないので3箇所車で移動しました。しかし1カ月以上のブランクは大きく、結局良型を揃えることは出来ません。
  以前にも書きましたが、これまでも鮎の遡上が多くて渇水のシーズンは、この時期でも空揚げサイズが掛ることはありました。しかし、狙ってもおとりサイズが獲れない狩野川は今季が初めてです。最終的に残っている小さい鮎の遺伝子が、駿河湾流入水系の鮎に継承されないことを願わずにはいれません。
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↑女性の手のひらでもこれだけの尾数がのります。重量的には九頭竜の鮎1尾で10尾程度ではないでしょうか?
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↑いつも車窓から見ていたポイント。機会がないと、こんな下流に入ることはない

by scott1091 | 2006-09-23 19:57 | 鮎釣り/狩野川他 | Comments(0)

「フナヤ」さんのプロト・モデルを試用しました

  今回は「フナヤ」さんのご好意により、プロト・モデルを貸して頂きました。私の突然の電話に、快く対応してくださったのはたぶん奥様。念のため電話の内容をメールすると、ご丁寧に返事を頂きました。また、お願いしていた土曜日の夕方、友人とともにお伺いすると、宮永店長が各モデルの開発意図、仕様について丁寧に説明してくださいました。この場を借りて「フナヤ」の皆様に、御礼申し上げます。

  さて、私が今季の釣行で試用をお願いした理由は以下の3つです。とくに①、②については、2月の「国際つり博」で、メーカーの新製品を振ってみて経験されたことがある人は多いはずです。
①「しっかりした鮎釣りの感触・感覚」があるうちに試用したい
②「高弾性カーボン」や「塗装の薄い」ロッドは、振り調子では竿のパワーを錯覚しやすいので実際に試用したい
③超硬、超超硬のロッドは、「今のサイズの鮎」で試用したい

  そして数ある「フナヤ」さんのオリジナル・ロッドで、貸出しをお願いしたのは、今季発売した「SUPER LIGHT超硬90(以下、超硬90)」と、来季発売予定の「SUPER HARD超超硬925(以下、超超硬925)」の2本。「超硬90」は現在使用しているダイワ「硬派剛強瀬」の代替として、「超超硬925」は現在保有している超超硬は85なので、体力的に可能であれば少しでも沖を挿せる長竿が欲しいという目的からです。したがって気に入れば、両方とも購入する意気込みなのです。
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↑真剣に竿見をする方々。皆様の評価はいかがなものでしょうか?

  以下は各モデルの感想です。私個人の感想ですので、人によってまったく違う感想を待たれる方もいらっしゃるのを前提にお読みください。試用した竿は全てプロト・モデルなので、実際に販売されるものと塗装などで仕様が異なります。またオリジナル・ロッドは、価格的に十分リーズナブルですが、「この価格なら十分に良い」といった評価ではなく、自分の理想を前提にした評価なのでご注意ください。(←自分が気に入れば、メージャーと同じ価格でも購入するという意味です) 

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↑今季発売された超硬90。最終製品は赤の塗装が施された

★「SUPER LIGHT超硬90」
☆使用場所:北島橋カミ
試用した場所は水深が腰から胸くらいまでの場所で、立ち位置は流れの真ん中。腰までなら漕ぎながらカミにあがれる程度の流れです。
☆鮎の大きさ:22~25㌢
☆実釣尾数:掛けた尾数22/取り込み尾数18
☆感想:
  自重300㌘。持った感じもやはり軽いです。高弾性特有の振り調子は硬いですが、高弾性ながら軽量化のためカーボンの巻きに厚さがないので、実際におとりを引いた感覚はやはり厚みのあるロッドほど安定感はありません。しかしそのレベルは、「剛強瀬」と大差ないので、300㌘以下の超硬ロッドとしては限界レベルなのでしょう。また風でシモから風が吹き上げ、おとりを急激に曳かないように手元を押さえ込むと、竿先から胴にかけてS字を描く感じは、両竿とも同じレベルです。

  前回この場所で「剛強瀬」を使ったときの成績は23尾掛けて13尾の取り込みなので、今回のロッドでの取り込み率は単純比較ではかなり高いことになります。今回の方がサイズがやや小振りで、天候などの条件も違うので単純には比較できませんが、この違いはどこにあるのでしょうか?

  この答えはたぶん穂先。「剛強瀬」よりもかなり繊細な穂先なので、ハリ立ちのときに穂先が送り込まれることによってハリが深く身をすくうことが予想されます。しかしこのメリットの反面、穂先の柔軟性が感度を犠牲にしているのも事実です。
(一緒に釣ったEgaoさんは、穂先の先端にソリッド入れています。途中から同じスジに入ってきた穂先の太い人は、かなりバラしていました。)

  おとりを曳いている段階では、「フナヤ」さんの狙いどおり先調子感が出ており、「硬中硬クラスの先調子を超硬ロッドで実現(超硬=胴調子のイメージを払拭)」したかったという意図が現れています。

  鮎を掛けてからのパワーは、やはり不足感は否めません。それと掛かり鮎を返したときに3番にダヨン(Egaoさんの表現ではボヨン)とした感じがあり、結果として私のような未熟者では、返した鮎の振幅を減衰する際に鮎が跳ね上がります。またこれも3番による影響と思われますが、カミに返した掛かり鮎を寄せる際や、大きなおとりで逆バリを確認するため手元に寄せる際、うまく糸を掴めないことが結構ありました。これらは使い込むことによってかなり解消できるものと思われますが、きれいに返せるようになるにはかなり技術が必要な感じです。

  ではカミに返すのではなく、タモ受けしたらどうかというとこの竿はいけます。カミに返した後、糸を取りそこなった鮎は全てタモ受けしました。また口掛かりの鮎も全てタモ受け。先調子なので、抜いたときの方向性もとてもとりやすくできています。

  私の感想はタモ受けに徹するなら、今のままでも問題なし。カミに返すのであれば、少し重量を上げて2~3番を補強(巻きを厚くするか、元竿~6番の切りを長くすることで、2~4番の切りを短くする)する。

  しかし作っている「フナヤ」さんは全て承知の上で、300㌘に収めるというジレンマの中で選択した結果と思われます。超硬ではありますが、九頭竜以外でも汎用性は高く、狩野川でも十分使えるロッドでした。

  それとこれは最終製品では改良されていると思いますが、尻栓が頻繁に緩むのには困りました。私の持ち方に問題があるのかもしれませんが、午前中だけで4回締めなおしました。最近の尻栓はネジ山のピッチが大きく、軽量化のためネジ代が小さいので、緩んだのに気づかないと、釣っている最中に「ポロ」もありえます。今回のプロトはOリングも入っていなかったので、その影響もあるかもしれません。

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↑完全なプロトなので無塗装状態。どんなカラーになるか今から楽しみ!

★「SUPER HARD超超硬925」
☆使用場所:北島橋カミの岩盤瀬
☆鮎の大きさ:24~27㌢
☆実釣尾数:掛けた尾数6/取り込み尾数4
☆感想:
 まず最初の印象は元竿が短くて太い。これはコロガシ竿か、というのが第一印象。完全なプロトなので無塗装の状態です(←実際は薄く塗装されています)。振り調子もビンビンで、肉厚もありますが竿ダレはありません。自重は予定で350㌘。「こりゃ俺の非力じゃ重て~よ」なのですが、実は私、前々から今使っている超超硬85(自重340㌘)と同じ調子が出るなら、90で自重350㌘でも欲しいと公言しておりました。このロッドは同じ重量で25㌢長い925。350㌘の自重と持ち重り感を実感するためにも絶対に試用したかった1本なのです。

 この竿も「フナヤ」オリジナルに共通して穂先はかなり繊細(←あくまで全体のバランスからの比較ですが・・・)。鮎を曳いたときの穂先の曲がりが良い感じ。逆の表現をすれば、穂先以外はほとんど曲がりません。25㌢の鮎をつけるのにためらうものはなく、おとりをつけない時点では5号玉などついていない感覚です。試用時は風が弱かったこともあり、思ったほどの持ち重り感はありません。しか~し、風が吹くと太い分風切が悪いので、かなりの負荷が掛かることは想像に難くありません。

 掛けるまでの感想は、かなり穂先の曲がりに気をつけていないと、普通の竿の感覚でおとりが入っていると思っても中層や表面を曳いている可能性があります。今回も水面でおとりがサーフィン状態になったのに、すぐに気が付きませんでした。しかし竿の感度は良く、錘が石にあたる感触は伝わってくるので、竿に慣れてくれば解消する問題と思います。

 こんな感じなので、25㌢クラスのおとりでもまったく気にならずに曳けます。そして竿先しか曲がらないので、ややシモ竿気味で曳けば、925の長さがフルに活かせます。この長さはとても魅力。メジャーにいくらでも長い竿があるではないかというご指摘もあると思いますが、あのダヨン調子ではシャープな返しが決まらないし、曳き感度も最悪なのです。

 さていよいよ掛けてみた感想ですが、はっきり言ってこれを述べるには釣った尾数が少な過ぎます。しかしあえて記載すれば、この竿を使う場合は仕掛けをワンランク・アップした方が良さそうな感じです。竿の角度を維持するだけで、通常のロッドよりもかなりの負荷が鮎に掛かっています。抜く感覚は、竿を絞っていくというよりも、竿の角度を維持するという感じです。返しも穂先以外は硬いので、大きな鮎でも体に近く振っても水面でバウンドする心配もなく、結果として大きく振る必要もないことから、振幅減衰のための切り返しもコンパクトで済みます。
 この竿、返しがうまくなったような感覚を持たせるほど、九頭竜返しにこだわった調子です。竿を返却する際、この竿の開発にあたってアドバイスを受けている人は、坂東島や北島を漁場にしている職漁師との話をお聞きました。つまりこの竿、職漁師さんのためのロッドということ。使いこなせる人は九頭竜でも、そう多くないとの印象です。九頭竜の腕自慢の方には、ぜひお勧めのロッドですね!
 なお、今回お借りしたプロトの5、6番をさらに補強する予定とのことでした。この竿については、九頭竜以外で使用する川は思い当たりません。

 以上が今回お借りしたプロト2本の感想です。

 私の九頭竜での釣りスタイルは、3号以下の錘で釣る場所は背バリ主体。それ以上であれば錘を使い、おとりを流芯に入れるためなら錘を何号でも追加します。取り込みも掛けた場所やハリの掛かりどころで、返しとタモ受けを臨機応変に使い分けます。このスタイルですと、やはり荒瀬の錘曳き釣りのみに的を絞った竿(超超硬925)を使用しますと、選択肢の少なさから場所にこだわり過ぎて、一日の釣果は確実に落ちると思います。

 私の率直な意見は、「SUPER LIGHT超硬90」の2~3番を補強したロッドが欲しい。それで多少重量が上がっても、返したときの3番のダヨン感が解消するメリットのほうがはるかに大きい(また、感度も今より向上するはず)。
 背バリで軽快に鮎を誘い、流れが重くなれば迷わず錘を使う。この間の竿の使い勝手は変わらず、抜き、返しの選択も躊躇がない。そのためにもパワー・タイプの2~3番を別料金でオプション設定して頂けると良いのですが・・・。釣り人の意見は千差万別。しかし無理を承知で、ご検討頂けるとうれしいです。

by scott1091 | 2006-09-12 22:09 | フナヤオリジナル | Comments(0)

今季最後( の予定?)の九頭竜遠征です

  父島通過時には「カトリーナ」級の勢力だった台風12号。上陸することなく太平洋を通過したため直接的な被害はなかったが、日本上空にもたらした多量の湿った空気により週中から大きく天候が悪化。九頭竜のある福井も水曜から木曜日にかけてかなりの雨となり、五松橋の水位計で最高1.37㍍の増水となりました。
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↑北陸道の杉津PAからの敦賀湾。規模は小さいが空いているので必ずここに立ち寄る

  9月15日から鳴鹿大堰カミもコロガシが解禁となるのと、この時期は太平洋高気圧の後退により天候の変化が読みずらいので、今週末を今季最後の九頭竜遠征と決めて準備を進めてきました。宿を予約し、地元釣具店「フナヤ」さんにお願いして、オリジナル・ロッドのプロト・モデルの貸出し手配も完了。金曜日に雨が降らないことを祈ります。しかし無情にも木曜夜における金曜日の予報は、午前中まで雨。この時点で遠征を断念し、宿にキャンセルの電話を入れました。そして金曜日。念のため昼にEgaoさんに電話を入れると、「本日は快晴なので日曜日は大丈夫だが、土曜日は厳しい」とのこと。この程度の増水であれば石垢は飛ばないので、夕方の状況で土曜日勝山で竿出し可能か確認をお願いします。

  そして夜、もうすっかりあきらめムードで、会社からEgaoさんに電話すると、「明日は80㌫の確立で釣れないと思うが、勝山なら竿出し可能」とのこと。80㌫の確立で釣れないのなら、450㌔を往復するのは・・・だが、電話から伝わってくるEgaoさんの妙に明るいムードが気になります。「で、明日はどうするのですか?」と尋ねると、「釣れないと思うが勝山に入る」と・・・。それって過去にこれと似た条件で、爆釣経験があるんでしょう!(笑)

  ということで金曜日18時半に遠征復活。宿に電話すると、キャンセルした部屋がまだ空いているとのことなのでこれまた予約復活。朝は遅めにスタートということで、朝3時に家を出発してEgaoさんと岐阜のアンちゃん(以下、岐阜アン)さんの待つ「吾田おとり店」に8時過ぎに到着です。しか~し、途中見えた北島にはすでに釣り人がおり、またここもすでに平水並みに水が落ちている状況です。「これはなぜ?」と川廻り中の監視員の方に尋ねると、また先週に引き続いて「さぎり」を張るためダムの放水を絞っている由。この水量では勝山の魅力がないので、おとりを購入して放水口に移動です。

○9月9日(土)/場所:放水口シモ、同行者:Egaoさん、岐阜アンさん、ヒデさん(午後のみ)
  放水口はまだ水が高いながら、十分釣りが可能な状況です。すでに釣り人もかなり入っているので、三人並んで同じスジに入りました。今日は快晴ながら、カミからシモに向かった強烈な南風が吹いています。Egaoさんがすぐに掛け、私もすぐに掛けますが、強風に竿を煽られて本当の九頭竜返し(放流)。先週の仕掛けを使用していたので、2尾目は付け糸部分のチチ輪が切れてダブル放流。3尾目はまたまた九頭竜返し(放流)。4尾目も同じく。そしてついに根掛かりでおとりゼロに。
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↑鮎の成熟度と今回の雨で、鮎の付場が変わった。釣れるスジが変わり、同じポイントでも新鮮さがある。前回はまったく釣れなかった場所で入れ掛りに!

 Egaoさんにお願いして、おとりを分けてもらい最初からスタート。今までの九頭竜で経験したことがないくらいの強風ですが、この状況でもEgaoさんはしっかり釣っているので言い訳なんかできません。他の場所に移動してそれなりに掛けますが、バレや空中分解多発で一向に舟に鮎が増えません。午前中終わった時点の釣果は3尾で、勝率2割といった状況です。Egaoさんは当然ながらすでにツ抜け。いつもより早めにお昼を切り上げて、集中力を高めて再度入川です。午後も変わらずの強風ですが、気迫の勝率7割で午後の釣果は19尾。合計22尾で終了。すでに腕が筋肉痛、下半身はもちろんですが、背筋の疲労感もかなりです。

 恒例となりましたEgaoさんをモデルに本日の釣果を撮影。明日の4人分のおとりを選別して残りは納品です。その間に私は着替えて、開発町の宿にチェック・イン。その後、皆様と待ち合わせの「フナヤ」さんまで歩いて行き、お願いしていた2本のプロト・モデルを貸して頂きます。(今季発売の「SUPER LIGHT超硬90」と、来季発売予定の「SUPER HARD超超硬925」)
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↑真ん中より少し上の鮎が本日の最大。前回よりもスリムな鮎が目立つ

  さてこれまた恒例になった本日の夕食。1台の車に同乗し、4人でバイキングに繰り出します。焼肉、寿司、ラーメン、サラダ、揚げ物、ソフトクリーム等なんでもありですが、ヒデさん以外はやっぱりビア、beer、BEERですね!(笑)いつものとおり鮎談義で時間が過ぎるのも忘れてしまいます。

○9月10日(日)/場所:北島橋カミ、同行者:ヒデさん、Egaoさん、岐阜アンさん
  宿で6時から入れる天然温泉で、腕の筋肉痛を癒します。7時から食べられる和食バイキングでしっかり食べて、待ち合わせの放水口に8時に到着。おとりをピックアップして、本日は北島橋カミの瀬に入ります。午後から雨との天気予報どおり、すでに雨がぱらついています。ヒデさんがこのメンバーが集まるのは今季最後なので、鮎焼き器で鮎を焼いてくれるとのこと。釣りをしないでいつも我々をサポートして頂き、本当にありがとうございます。

  さて私は過去ログにある8月 26日午後の場所に入川。ダイワの「硬派 剛強瀬」にかわるロッドとして目星をつけている「SUPER LIGHT超硬90」を試用します。本日はシモからカミに向かって吹く北風。風力は昨日よりもかなり弱いですが、雨が降りつけるときはかなり強く吹きます。腰まで入ると寒いですが、Egaoさんとともに川の真ん中に入ってそれぞれ右岸と左岸を釣ります。ほぼ同時に入れ掛かりモードに突入し、4尾まではほとんど同じ。しかし5尾目を私がバラしてペースが落ちます。それでも7尾目からは良いペースに突入し、竿の調子を見るには十分な釣果で18尾。

  昼のオルゴールで川から上がる頃にはかなりの雨脚に。すでにヒデさんが鮎を焼いていて、その炭の温もりが恋しいくらいです。九頭竜の主、「九頭竜川鮎釣りキチ」さんもミニ・パーティに合流し、今季の鮎の状況、ダイワの来年度モデルや今日試用した「フナヤ」さんのプロト・モデルなどの話で盛り上がって、すっかり時間が過ぎてしまいました。食べた鮎は白子、卵ともにかなり大きくなっています。ヒデさんが選別することなく焼いたそうですが、オス12尾に対してメス2尾でした。

  さらに雨脚が強くなって明らかに増水してきているので、もう一本の竿「SUPER HARD超超硬925」を試用するため急いで川に入ります。このロッドをテストする場所として選んだのは当然ながら岩盤の瀬。おとりも午前の釣果から25㌢クラスを選別して持っていきました。竿を継いでいる間にも、水が濁り始めているのがわかるような状況です。最初は少し手前から釣りますが、あまり時間がないようなので、「労多くしてあまり報われない」と言われている、岩盤の終わりから瀬尻の間の流れのきつい場所に突入です。最初の1尾目は思ったよりも小さく、返した際にカミに放流。このサイズではロッドのパワーがわからないので、それより左岸寄りの流芯におとりを入れます。この時点ですでにささ濁りとともに、水位も上がっています。これ以上水位が上がると、立っている右岸側は足場が崩れやすいので私には限界。竿に張りがあって胴が曲がらないので、9㍍25㌢の長さがフルに活きています。
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↑竿の試用に協力してもらった鮎達。この時点ですでにかなり濃い濁りが入ってる 

 おとりが弱り落ち着かないので、錘4号に2.5号を追加します。おとりが落ち着いたので徐々に引き上げていくと、大きな底石を錘が越えた感触の後、竿がスート軽くなって・・・。やっと掛かりました。流芯から対岸に向けて走る鮎に対して、調子を見るため思いっきり竿を絞ります。しかし穂先は大きく曲がっていますが、胴はほとんど曲がっていません。水が切れるまで徐々に竿を絞っていくと鮎が流芯に乗って一気に下がった瞬間、ロッドが返って痛恨の高切れ。

  時間がなかったので午後付け糸を交換していなかったので、中ハリスと結合するチチ輪が切れていました。早々に付け糸を交換して再度トライ。先ほどのやり取りで竿の調子は確認できましたが、返し調子を見るためには釣らなければなりません。もうすでに水は褐色系に濁り、ごみの流下も目立ちます。水位が上がってもう先ほどのスジまで入れないので、足場を探しながらシモに下がります。崩れやすい底石の中から足場を見つけて、おとりが安定した瞬間に掛かりました。

  しっかりとためて、しばらく竿の角度を維持していると掛かり鮎とともにおとりが抜けてきます。25㌢のおとりよりも一回り大きいサイズです。後は返し調子をもう少し見たいので、増水で立派になったシモの浅い瀬尻でおとりと同じサイズを3尾追加して終了です。午後1時間の釣果は4尾-1尾(高切れ)=3尾。本日は21尾で終了となりました。
  来週の三連休もまだまだいけそうな九頭竜。コロガシ解禁をあと2週間遅らせてくれたらと思います。
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↑釣り終わった北島橋カミの岩盤瀬。すでに20㌢近く増水している
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↑超超硬925で釣った鮎。最大は氷で締めて死後硬直した状態で26.5㌢弱だが、生きた状態では27㌢

by scott1091 | 2006-09-10 20:55 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他 | Comments(0)

初めて富士川に行ってきました

  さて本日は釣行記から。初めて行く川は、いつもときめきがあります。富士川は今の場所に引っ越してからいつか行こうと思っていましたが、天然遡上が少なかったり濁り続きやらで今日まで実現しませんでした。今年の駿河湾に面する川は、狩野川を筆頭に天然遡上が非常に多いので、今年を逃すと次がいつになるかわかりません。ついに意を決して決行です。(←また大袈裟な・・)

 ご存知のとおり富士川に関するサイトは二つあり、ポイント解説もかなり詳細なのでとても役にたちます。しかし一番問題なのが駐車場とアクセス方法。富士川は川原が広大で、また護岸まで車でアクセスできる場所が少ないので、多かれ少なかれ川原を歩かなければならないのです。とりあえず静岡県側のポイント紹介部分を印刷して7時半に家を出発。(←初めての川にしては遅い出発ですな!)

  略図を目安に静岡県と山梨県の県境に向かって車を進めます。途中釣友から過去に聞いたことがあるホテイフーズの工場などに立ち寄りながらおとり屋さんを探して車を進めます。最初のおとり屋さんは駐車場がないようなのでパス。そのうちポイントとして有名な蓬莱橋に到着。橋を渡ったところに駐車して川を見ますが、現在平水との情報ながら、かなりの渇水という感じです。橋のシモの瀬は右岸の護岸に駐車スペースがあるのですでにかなりの賑わいです。入るところもないようなので、橋を戻ってさらに車を進めるとやっと駐車スペースのあるおとり屋さんがありました。

  お客さんがおとりを求めている最中なので、とりあえずパスして上の富原橋を見に行きます。ここで軽自動車なら停められるスペースを確認してからおとり屋さんにリターン。ここで「川へのアクセス方法」と「お勧めポイント」についての情報を収集する目的なるも、今日だけでも100人以上におとりを売っており、「お勧めポイント」はなくどこも未曾有の混雑でツ抜けは難しいと言う。また大きいサイズは山梨県側で掛かっており、今年は遡上鮎が多いせいか静岡側では20~23㌢平均とのこと。ではということで、富原橋のシモに入りたいのでアクセス方法を尋ねるが、サイトで収集した以上のお話はなし。30分近くお話ししたのに、結局最初に見つけておいた場所に駐車して、ロング・ホール並みの距離をおとり缶、曳船、クーラー、竿、玉網を持って歩きました。(←春は山岳渓流で歩いているので、あまり気にはなりませんが・・)
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  歩く距離に反比例して釣り人は少なくなると期待してましたが、近づいてみるとすでに10人以上の人が釣っています(←ここは駐車スペース僅かのはずが・・)。ここまで歩いて戻るわけにも行かないので、一番荒い、瀬の中段にカミの釣り人にお願いして入れてもらいました。この方たちは三人連れで来られていて、富士川の常連さん。ギスギスした雰囲気がなく、釣っている最中にも何回かお話させて頂き、この場所へのもっとも近いアクセス・ルートと駐車スペース、他によく行くポイントを教えてもらいました。(←やっぱり生きた情報は、釣人からしか得られませんな!情報提供、ありがとうございました)

 最初の1尾目は速攻。空中輸送でおとりを流れと流れの壁に滑り込ませた瞬間に掛かってしまいました。これが本日最高の25㌢。このサイズが連発かと思いきや、おとり屋さんの情報どおり手ごろな20~23㌢クラスが主体。16時になると誰もいなくなってしまったので、私も「郷に入れば郷に従え」ということで16時半に上がりました。釣果は25尾。初めての川なので良いのか悪いのか判断できませんが、とても新鮮で楽しかったです。
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  さて、今回もっとも意外だったのは富士川は家からとても近いこと。富原橋まで片道45㌔で、その内20㌔弱は高速利用なので迷いながら走っても1時間も掛かりません。おまけに軽自動車なので高速料金は片道500円のところETC通勤割引で250円。これでは狩野川の上流部に行くのとあまりかわりませんね!また一つホーム・グランドが増えそうな感じです。
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↑一番大きな鮎が25㌢の最大魚。スリムです
 
以下に私の感想と他の釣り人を観察した内容を列記しておきます。参考としてください。

<初めての富士川釣行の感想>
○鮎が濃い
○全て天然鮎なので、スリムでかっこ良い。当たりも最高!
○型の問題と思うが、取り込みは比較的楽(←九頭竜と比べればですが・・)
○まったく釣れない釣り人がいない(←これが人気の秘密か?)
○川の中の石も川原の石同様に立っているので根掛かりには注意が必要
○平水レベルでは以外に水が少ない
○思っていたよりも日中の水温上昇が少ない(←放水口のシモだからかな?)
○下流域にもかかわらず水がきれい(←山梨側から連想すると、とても心配でしたが・・)
○ここはカナダかニュージーランドかと思うほどラフトが流れてくる。今回は午前2回、午後2回の計4回。1回に7隻のラフトが「ワーワー、キャーキャー」という黄色い声をともなって流れてきます。流芯に胸まで立ち込んでいると、釣り人側で気がつかないと危ないです

<他の釣り人を観察>
○背負子を使っている方がほとんど
○釣り場までの距離があることから、おとり缶を持参しているので、収納性の良い「鮎バック」を使用している方を見かける
○昔ながらの笠を被っている方が多い
○高齢の方が多い(←鮎釣り全体的の傾向かも。他の河川の年券に書いてある年齢をチェックしました!)
○立ちこむ人はほとんどいない
○釣り人は16時を過ぎると大半の人が帰ってしまう
○寄せることが可能なので、あまり硬い竿を使っている人がいない
○九頭竜返しをする人は皆無(←あたり前です(笑))
○25㌢クラスはおとりにしないみたい

<おまけ>
「ラフティング」
 今回のラフティングについて調べたところ、HPありました。午前と午後のツアーがあり、スタッフの人数も14人なので通過した隻数も一致しています。スタッフのうち何人かは、私の前を通過するときに会釈をしたので覚えています。ツアー料金は6,500円/人ということなので、定員6人なので1トリップ39,000円のお仕事。静岡県側に漁業協同組合がないからこそできるのでしょう。

「富士川SAのスマートIC」
 これも帰ってきてから知ったのですが、富士川SAにはETC搭載車が利用できるスマートICがある由。高速料金はETC通勤割引で片道350円。これを使えば富士市の街中を走る必要がないので、さらに10分は短縮されます。時間的には、観光渋滞がある狩野川より早いかもしれません。
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↑16時半、もう誰もいません

by scott1091 | 2006-09-03 20:55 | 鮎釣り/狩野川他 | Comments(0)