思い出の沢

 友人は今でも、この沢の夢を見ると言う。最初に訪れたときは、彼の言葉を借りれば「川の中がパーマークで一杯だった」と言うほど、ヤマメが多かったそうだ。その後ずっと友人は釣りに行くことがなく、今から4年前のゴールデン・ウイーク、人混みを避けるべく一緒にその沢に釣行した。そのとき確認できたヤマメは2尾のみ。友人の思い出は遠いものとなっていたが、ヤマメの代わりにイワナの存在が確認できた。
 そして私にとっては3年ぶりに、今日友人とともにその沢を訪れた。ヤマメはすでにその沢から駆逐されていたが、イワナがそれなりに楽しませてくれた。釣果はさておき、ここのミツバツツジの美しさは息を呑むものがある。魚が釣れるにこしたことはないが、ゴールデン・ウイークの人ごみを避けて、ゆったりと友人と過ごせるこの沢は私にとってもとても貴重な存在となっている。
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by scott1091 | 2006-04-30 19:58 | フライフィッシング / 渓流・湖 | Comments(0)

ワラビ採り

 ここに引っ越してからは、ゴールデン・ウイーク初日はワラビ採りと決めています。今年は例年よりも成長が遅いようですが、家内と二人で何とかそれなりの量を収穫することができました。この週はどこも渋滞と人で一杯なので、釣りは天気予報を見ながら、近場のイブニングと芦ノ湖に行く予定です。
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by scott1091 | 2006-04-29 11:56 | Comments(0)

どこも人が多いです

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 明日の天気が崩れることもあり、今日は西丹沢はどこも人で一杯。渓流で頭をはねられるのも、はねるのも好きではないので、時間調整で今年初めてワラビ採りをしました。2時間くらい時間をつぶしてから、比較的下流域に入渓。当然ながら本日の先行者ありですが、時間が空いているのとハッチがあるのでそこそこのペースで楽しめました。新緑もかなり進み、ヤマザクラは今週が最後となりそうです。
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by scott1091 | 2006-04-22 20:57 | フライフィッシング / 渓流・湖 | Comments(0)

Hackle cape

 私にとって、マテリアルでもっとも大切なのがハックル。それはCDCが広く使われるようになった今日でも変わりません。現在はMaverick経由で高品質なWhitingのハックルが入手できますが、私がフライを始めた頃は、ハックルはインディアが主流でした。インディア(インド産の食用鶏)はWhitingのようにハックル用に品種改良されたGenetic hackleではありませんので、ハックルを厚く巻くパターンでは、2~3枚のフェザーを使用します。技術が未熟なこともありますが、ストークが太いフェザーを何枚も巻きとめれば、パターン・ブックの写真のように綺麗に巻けるはずもありません。
  当時、日本で入手できるGenetic hackleはMetzとHoffmanでしたが、Hoffmanは佐々野釣具店に行かないとなかなか入手できなかったので、普通はMetzを購入することになります。しかし今のようにフライ人口が多いわけではありませんので、Metzを置いているショップでも、古いものが売れるまで新しいものを仕入れることがないような時代でした。
 当時は最初に巻くドライフライはアダムスがポピュラーでしたので、MetzのGrizzryとBrownが欲しいわけですが、金額的に一度に2枚購入することはできません。そこで最初にGrizzryを購入することにしましたが、ショップにある店頭在庫は全て入荷からかなり日が経ったものばかり。新しいものが入荷するのを1年近く待った記憶があります。こんな状況ですので、いつ入荷するかわからないハックルを待つことができず、2枚目のMetzは入荷したばかりのDyed coachman brownを購入しました。
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 この経験から社会人になってからは、立ち寄ったショップで品質の高い(密度、フェザーの長さ、ストークの細さ等)ものや珍しいカラーがあると、手にしてしまうようになり、いつの間にか手元にハックルが貯まってしまいました(silverより上のグレードはありませんが・・)。現在は鳥インフルエンザの影響で供給がタイトとなり、以前よりもレア・カラーの入手が困難となってしまいましたが、Hebertのナチュラル・カラーは依然、収集欲を刺激するものがあります。

by scott1091 | 2006-04-16 19:22 | Materials | Comments(0)

標高1000㍍オーバー

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  先週、800㍍台の沢でそこそこイワナの反応があったので、例年より寒いとは思いつつも1000㍍オーバーの谷にチャレンジ。ところが天気は良いものの、あまりの風の冷たさに手が凍えてしまいました。当然ながらイワナの反応もほとんどなし。
  ミツバツツジとヤマザクラを堪能する一日となりました(ミツバツツジは、標高800㍍以下で開花中)。帰りがけに本流で竿を振ると、元気なヤマメが反応します。やっぱり4月はヤマメ釣りですよね!明日の天気予報は、あいにくの雨。日帰り温泉を満喫しつつ、少しヤマメと遊んでくるつもりです。
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by scott1091 | 2006-04-15 21:08 | フライフィッシング / 渓流・湖 | Comments(0)

Tying room

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 東京に住んでいた頃は、家族4人で2DKのマンションに暮らしていました。子供が生まれるまでは、十分なスペースでしたが小学校入学にあわせて勉強机や物が増え、Tying roomなど持てるはずもありません。
 こんな状況ですから、何とかTying spaceを確保するべく、収納スペースは立体的に展開し、子供の勉強机も私がタイイングに使っていたライティング・デスクを息子に譲り、娘の机はうまくスペースに収まるよう同じものを購入しました。
 現在の住まいは4LDKなので、念願の自分専用のTying roomが確保されました。洋服ダンスなどが押し込まれ、一番日当たりの悪い部屋ですが、そこで過ごす時間はほとんど夜なのでまったく気になりません。逆に夏の気温差も少ないので、マテリアルの保管にも適していると思っています。
 今の部屋には、タイイング用とパソコン用に二つのライティング・デスクがあります。この二つのデスクは、いずれも東京に住んでいたとき子供達が使っていたもの。そして今息子が使っている机は、実家にあった私が学生時代に使ったもの。娘の机は、私が独身時代に購入し、東京では妻の家事、私の持ち帰り残業、そしてタイイングに使用していたものです。

by scott1091 | 2006-04-09 19:14 | Comments(0)

イワナの沢

 先週、本来ヤマメしかいない沢で、小さいながらイワナが釣れたので、今期初めてイワナの沢に入りました。例年に比べると一週遅れですが、今年は桜が咲いてからは花冷えが続き、イワナの活性は期待できません。それでも底に定位するイワナをフライにアクションをつけて誘って、それなりの釣果を得ることができました。
 今日は、今までに経験したことがないほど、沢で動揺してしまいました。何と超至近距離で、熊と遭遇してしまいました。フライを投げれば簡単に届く距離です。熊は巨岩の岩と岩の間でしきりに何かを食べている様子で、幸いにも私に気がつきませんでした。両岸とも切り立った岩盤で、お互いの退路は私が遡行してきたルートしかないので、熊に気づかれたら無事ではすまなかったと思われます。ちなみに、今までこの沢で熊の痕跡を見たことはありませんし、今まで熊とニアミスした沢に比べると、あまりにも険しすぎる印象です。
 体毛があまりにも真っ黒なので、妙に感動してしまいました。
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by scott1091 | 2006-04-08 21:00 | フライフィッシング / 渓流・湖 | Comments(0)

Winston BoronⅡx 9feet 4番、5番、6番

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 あまり技術革新が見られないフライ・ロッドにおいて、久々に感動したロッド。軽さへのこだわりはもとより、今までのファストアクション・ロッドのイメージを一新した感じです。竿自体はあまり硬く感じませんが、ラインを乗せると「あら不思議」、タイトなループで小気味良く投げられ、魚を掛けるとよく曲がります。ティップが繊細なので、近距離でもとても投げやすく、アワセ切れやファイト中のライン・ブレークはまったくといってありません。
 スネーク・ガイドは他社にはない軽量細軸ガイドが使用されています。トップ・ガイドも発売当時は軽量タイプのものが使用されておりましたが、残念ながら現在のものは普通のガイドが使用されています。
 発売されてまもなく4番を購入し、お金が貯まってから5番、6番と購入する予定でおりましたが、トップ・ガイドの仕様変更により、急遽日本中のプロ・ショップの店頭在庫を探して、初期型のトップ・ガイドがついたものをそろえました。
 同じモデルなら、初期のものの方が仕様や仕上げが丁寧なのが通則のフライ業界。これはと思うものは、頑張って初期モデルを買うのが鉄則です。

by scott1091 | 2006-04-02 16:58 | Favorite tackles-Fly | Comments(0)

Diamondback 7feet 6inch 3番

  東京に住んでいたときによく行った、佐々野釣具店の倉庫から出てきたデット・ストックのブランクから製作。もともとは2ピースでライン指定は4~5番でしたが、健ちゃんにお願いして、4ピースにカットしてもらいました。
 Diamondbackは、ブランクの内側にクロス素材が巻かれていて、目立てヤスリで切っても普通では綺麗にカットできない。また先端のテーパーが細いことから、トップと2番のスピゴット・フェルールを作るのがとても大変。健ちゃんは、ここら辺の事情も知った上で引き受けてくれました。
 「失敗したらごめんな」と言いながら、職人気質を発揮してくれた大切な逸品。スレッド・カラーは、昔作ってもらった Diamondback同様にLeonard仕様。4ピースにしたことで、3番がしっくりと馴染む調子に仕上がっています。 
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by scott1091 | 2006-04-02 16:56 | Favorite tackles-Fly | Comments(0)

Streamside Custom Charie's Special 7feet 6inch 4番

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 故勝俣健二さん(以降、健ちゃん)がデザインした銘竿。もっとも使用頻度が高いロッドです。西丹沢の山岳渓流用に、もともと2ピースだったものを4ピースにカットしてもらいました。
 もう1本予備に作ってもらう予定でしたが、それも今ではかないません。健ちゃんの仕事が大好きで、他にもブランクから沢山のロッドを製作してもらいました。ロッドの注文のたびに言われた、「おまえの注文は細かいからなー」て言う健ちゃんの「声」と「職人としての嬉しそうな笑顔」が忘れられません。

by scott1091 | 2006-04-02 16:54 | Favorite tackles-Fly | Comments(0)