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今年は「TEAM Damegashira」から「TEAM Saogashira」に昇格か?

今年の「土用の丑の日」は7月27日。我が家はこの日は鰻を食べることにしているので、いつもより早めに帰宅します。最近は「鰻工房 竹屋」の「うなぎ弁当(竹)」が我が家の定番。その鰻を食べていると、携帯が鳴ります。電話の相手は九頭竜の元職漁師、竿頭サイトを運営するEgaoさん。
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「明日は予定通り来るんでしょー」。
「乾坤さんとマルパパさんが、すでに今日からこっちに来ていますよ~」。
「明日は久々に川に入れるから、一緒に竿出しましょうねぇ」。


内容はこんな感じです。乾坤さんの金曜の有休取得は想定済みでしたが、週末以外は休まないマルパパさんは珍しいこと。今年は週末が天気に恵まれなかったことと、近場の河川状況がよくないことが影響しているのでしょうか?それとも、いよいよ毎日サンデー入りかぁ~?emoticon-0123-party.gif

最近私はちょっと疲れ気味で、電話の応対もテンションが低め。Egaoさんにしっかり見抜かれて、ご心配をお掛けしてしまいました。久々にみんなで竿が出せるとなれば元気百倍。いつものとおり少し仮眠してから、すでに通勤感覚となってしまったルートをひた走ります。
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電話するには少し早いと思って6時になってからEgaoさんにコールすると、すでに川見をしている由。まだ早いので一度「もりいし釣具店」で合流することにします。そして私の定位置に車を滑りこませると、日焼けしたマルパパさんと乾坤さんが満面の笑顔で出迎えてくれます。emoticon-0100-smile.gif

「昨日、二人で全部釣っちゃったんでしょ~」。

こんなたわいのない会話をしながら、昨日の状況を聞きます。そしてEgaoさんの到着を待ってから作戦会議。今季最高の人出となりそうな来客数に加えて、川はダムの放水が絞られて渇水状況。流芯のパラダイスを独占できる状況ではないので、午前と午後で釣り場を変えるのを想定してまずは一箇所目を決定。

すでに二日目となるマルパパさんと乾坤さんは余裕なので、Egaoさんと私が先行して入川。渇水に加えて石垢もまだ腐ってはいないので、手前からボチボチではなく一気に流芯に入ります。底石が大きいので、養殖でも背バリで入るレベル。さすがに引くことはできませんが、狙いの石組で結果はすぐに出ました。
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ここから一気にアクセル全開と行きたいところですが、夜間鮎が溜まるような場所が近くにないこの場所は、そんなに鮎が濃いはずがありません。Egaoさんが先行して次が私、続いてマルパパさん、乾坤さんの順番で並びます。この場所は今季始めて入るので、川見を兼ねてかなり下流まで下がってみました。

途中で曳舟を流してしまい、50㍍くらい川の中をダッシュしましたが、流れの緩いところは浮石状態になっているので、まるでハードルを飛んでまたいでいるような感じ。最後は曳舟に飛びついて無事回収するも、すっかり変な汗を流して11時前にEgaoさんと車に戻りました。emoticon-0107-sweating.gif

この時点で私の釣果は13尾。竿抜けで掛かる鮎はまずまずのサイズながら、抜かれている場所ではオトリサイズくらいまでしか掛かりませんでした。
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すでに川から上がっているご両人と相談して、移動してから早お昼にします。いつもならお決まりのコンビニ・メニューだけですが、この日はマルパパさんが炭をおこして、自家栽培のニンニクや肉を焼いてくれます。ニンニクでスタミナをつけて午後からさらにハードに立ち込むという勢いですが、私は午前中のスーパーダッシュで足が痙攣気味。

久々に四人揃った昼食はあっという間に時間が過ぎ、早お昼のはずが再び入川したのはいつもと変わらない時間になります。午後はそれぞれ思い思いの場所からスタート。Egaoさんは掛かりの早いザラ瀬から、マルパパさんはオトリが変われば数が出そうなトロ場から。乾坤さんはやや水深のある瀬に入り、私はかなり水深のある瀬に入ります。

錘は4号を付けますが、思った以上に底流れが早くて狙っている石でオトリが落ち着かないので、3号を追加して7号とします。感覚的には少し重過ぎる感じではありますが、これは竿の角度を変えることで、錘を吊り気味にすれば済むことなので問題なし。emoticon-0105-wink.gif
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後ろで私の釣りを見ていた方から、「オトリを引かないのですか?」という質問を頂きました。錘の釣りはオトリを自分の下流に送ってから、扇状に引くのが一般的ですし、サラ場や鮎が多いときは効果てき面です。もちろん私も使う釣法ではありますが、ご指摘のとおり以前ほど引くことがなくなりました。

これはポイントを面と捉えるか、点と捉えるかの違いです。底石の大きさが一定で、川底の起伏がミゾやホレのような規模であれば、ポイントは面で捉えるべきでしょう。逆に大きな底石が点在し、底流れが複雑な場所であればポイントは点で捉えた方が有効だと私は考えています。これではよくわからないという人のために、河原が水没したと考えてみましょう。

コブシ大くらいの石が均一に並んでいれば、底流れもさほど複雑ではありません。しかしその中にアタマ大くらいの浮石を入れると、その浮石が原因で複雑な流れが発生します。この現象をモータースポーツで説明すると、まさに車の後方にできるスリップストリームの原理と同じです。
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走行する車の後方は、前方で空気を押しのけた分だけ気圧が下がっており、そこに渦が発生してまわりの空気や物体を吸い込む現象を起こし、同時に空気抵抗も低下した状態になっています。オトリを引いているときに石裏に入ると竿の負荷がなくなるのは、まさにスリップストリームにオトリが吸い込まれたからに他なりません。

しかし石裏に入った鮎を、その石のカミに引き上げるのは容易ではありません。これは水圧の低いスリップストリームから水圧の高い石の横に移動すると、水圧が急激に変化して抵抗が不安定になることと、後方にできる渦による乱流の影響をオトリがもろに受けてしまうからです。

したがって底石が大きい川では錘を付けて扇状に引くと、この水圧の高い部分から逃れるようにオトリが泳ぐため、結果として石裏から石裏に泳ぐケースが多くなります。竿抜けという言葉はサラ場的なマクロで使われることが多いですが、私がこのブログで書くミクロの竿抜けは、このような原理から生まれてくるわけです。
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↑体高のある鮎を並べてみました

荒瀬では水圧がもっともキツイ石の横に鮎が付くのは難しいので、やはり狙いは石のカミ。しかもそのすぐ上流側に、石裏がないような場所が狙いとなります。ご存知のとおり石のカミは水通しがよいので良質の垢が付き、また石裏のように砂が巻くことがないので、大型の鮎が付いていることが多いのです。

〇人より重たい錘を使うのはなぜですか?
〇あまり引かないのはなぜですか?


これらに対する答えが、今まで述べてきたスリップストリームから抜けるときの「抵抗の不安定と乱流」、そして「ミクロな竿抜け」の攻略です。そしてその釣りを完璧にこなすために必要だったのが、超高感度な超硬ロッド、フナヤオリジナル「Super Light Ⅲ」と「龍芯竿」であることはもはや説明する必要もないでしょう。emoticon-0116-evilgrin.gif

さて、午後の釣りに話を戻しましょう。もはや竿が届かない流芯はない状況ですが、複雑な流れの中で、竿をひったくるような当たりが出ます。底石の大きさが均一の川は一度ひったくられるだけですが、九頭竜の場合は一度ひったくられてから直後に竿が戻り、その反動とともにさらに強烈にひったくられてバトルが始まるケースが多いです。これは底石が大きいため、掛かり鮎が一度他の石裏に逃げる。それでも違和感が解消しないので、そこから本格的に逃げるからだと思っています。
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この場所で入れ掛かりとはなりませんが、じっくりと楽しめるペースで掛かりました。途中6シーズン目に入った愛竿、「Super Light Ⅲ」の4番が折れるというトラブルがありましたが、「龍芯竿」に持ち替えて釣りを続行。先日ベストから落ちた小物を追いかけたとき、河原にぶつけたのが原因と思われます。すでに九頭竜で1,500尾近い鮎を抜いてきましたが、ヘタリなどはまったく感じません。これからシーズン本番なので、一日も早いパーツの到着を待ちたいと思います。

この日は、久々にEgaoさんのパフォーマンスを見せて頂きました。掛かり鮎をいなしながら自から激流を駆っていく姿は、まさに「九頭竜にEgaoあり」。最近は川に入る回数も減り、冬の仕事だったスキーのインストラクターもやっていないので、すっかり足腰が弱っているのではと心配していたので、これを見て一安心。見ていたギャラリーは土度肝を抜かれていましたぞぉ~。emoticon-0104-surprised.gif

午後の私の釣果は18尾で、この日は全部で31尾。最大はEgaoさんがパフォーマンスを見せてくれた25㌢で、次いで私の24.5 ㌢。マルパパさんも乾坤さんも狙ったとおりの釣果が出て、全員が笑顔で「楽しかったね!」というような最高の釣り日和となりました。
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↑11号の錘りを乗せた「龍芯竿」。これだけの豪竿なのに、水中糸の水切れ音が手元に抜けてくる超高感度に仕上がっています

金曜から竿を出している乾坤さんはここで帰宅。翌日Egaoさんは所用で竿が出せないのでマルパパさんと二人と思いきや、待ち合わせをしたように日曜の男ひじきさんの登場です。すでに川見をしてきたとのことなので、ひじきさんが選んだ場所に三人で入ります。マルパパさんと私は、渋滞があるので午前中だけの釣りです。

マルパパさんのオトリが1尾なので、掛かるまで離れないで様子を見ていましたが、そんな心配をよそに爆釣路線まっしぐら!これで安心して釣り下って行けます。この日の竿は「龍芯竿」。オトリが弱いこともありますが、底石が小さくて流れの強い場所では「4+4+3=11号」を使いました。そんな錘を付けたら、当たりや引きが楽しめないと思う方もいるでしょう。

しかしこの錘でも幅広の22~23㌢クラスが掛かれば竿をひったくられますし、鮎とのやりとりでは錘の存在をまったく感じないくらいの引き合いになります。これぞ九頭竜の鮎釣りであり、超硬でしか狙えない鮎がいる川なのです。
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この日はやや小振りながら、前日の午前中よりはよいペース。シモに下がったマルパパさんが、忙しく竿を振っているのがはるか遠くに見えます。ひじきさんはカミで苦労したようですが、私のシモに移動してきてからはしばし入れ掛かり。申し合わせたように12時きっかりに一番カミにいた私の場所に集合し、みんな足取り軽く入川場所に戻りました。この日の私の釣果は24尾でした。

さぁ~て、来週はいよいよ「Jinzoo Week」。金曜は富山駅前、土曜は金沢のホテル(前回と同じ)を予約しているので、お暇な方は反省会をご一緒にいかがですか?もちろん単独行動なので、「釣りもいっちょ揉んでやる」な~んていうのも大歓迎です。体が弱い方なので、その際はお手柔らかにお願い致します。emoticon-0139-bow.gif

by scott1091 | 2012-07-29 20:46 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他 | Comments(6)

いきなり「超硬」シーズン到来でございます!

さぁーて早いもので、この週末は「海の日」の三連休。かつては九頭竜の初釣行日と決めていましたが、梅雨明け前後とあってともかく天候が不安定。すでに3年連続で釣行を断念していることもあり、今年は宿の手配をしておりませんでした。

しかしそんな年に限って、何とか竿が出せそうな状況になってしまうもの。急遽、宿を探しますが、連休とあってすでにどこも満室です。ネットではリアルタイムでキャンセル情報が更新されないので、電話でキャンセル待ちを数件のホテルに入れてツーリスト業務は終了です。

木曜から金曜にかけての断続的な大雨により、関東以西でこの週末に竿を出せるのは小河川を除けば、狩野川と福井・新潟くらいしかなさそう。ただ福井については九頭竜はまだ水が高いので、足羽川と日野川が混雑するのは必至。隣の岐阜、滋賀、京都、石川はもちろんのこと、富山、愛知、静岡や関東圏のナンバーが勢ぞろい。emoticon-0136-giggle.gif
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いつもの常連に混じって、有名トーナメンターやブロガーの方々もいらっしゃいます。おとり店があまりの混雑でタバコの煙がすごいので、すぐにオトリと氷を購入して川に移動します。まだ水位が高いですが、それ以上に心配なのが上流域の雨。天気予報では夕方また降るとのことなので、「行きはよいよい帰りは怖い」のパターンになりそう。

この日は一人なので、念のため行動予定をEgaoさんに連絡。水位が確認できるよう携帯を持って入川します。すでに今季2回目の九頭竜なので川慣れはしておりますが、川を切っている途中からこのルートで戻るのは難しい水位であることを実感。ましてや水位が上がれば、最後は足が付かない場所を延々と泳ぐしかないでしょう。

天気もどんよりしてテンションも下がり気味。こんなときは入れ掛かりでパワーを充電するのが一番。この日手にした竿は「Super Light Ⅲ 超硬90」。前回は流芯で掛からなかったので「龍星☆竿 急瀬High Power90」でも問題なかったのですが、オトリ店での短い会話でしっかり情報を収集。この日の勝負はド芯です!emoticon-0105-wink.gif
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まずはド芯で勝負するためのオトリを確保しなければなりません。この時期の鮎は弱くてオトリにすると泳がないので、盛期よりも大きな錘を使わなければなりません。水位が高いこともありますが、常用で4号。もちろんオトリが良ければ背バリでも入りますが、そんな鮎ばかりが掛かってくるわけではありません。

竿を立て気味にして錘を持ち上げる感覚で、手前から底を這うようにオトリを送り出すと、すぐに強烈な当たりがきます。この最初の1尾目で、超硬を持ってきてよかったと実感しました。ここからはしばし入れ掛かり。この水位では昼食に戻れないので、大きな曳舟を持ってこなかったことを後悔しました。

この日持ってきたのは宇野式の8㍑。水流循環機能があるので、同じ容量なら九頭竜舟よりは鮎が入ります。しかし2010年に71尾入れたときは、半分くらい色が変わってしまった経験あり。その年よりも鮎が大きいので、おそらく50尾が限界でしょう。
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体力を温存するため、まずは手前のゆるいスジを2回流します。そしていよいよここからが九頭竜の本番。カケアガリに付いている鮎のように勝負が早くないので、流されずにある程度の時間踏ん張らなければなりません。この頃になると空が明るくなり、上流域の雨の心配もなさそうなのでテンションが上がってきます。emoticon-0116-evilgrin.gif

こうなると人間は不思議で、今まで流されていたスジを釣り上がれるもの。「火事場の馬鹿力」といいますが、私はこのトリップした状態を「入れ掛かりフォース」と呼んでいます。今季初めての「超硬」に戸惑いながらも、感覚を取り戻すように一尾一尾を大切に釣ります。まだ皮が柔らかいので、流芯でもろに引き合うと当然ながら身切れもあります。

使った錘は4号と5号玉をベースに「4+5=9号」まで。この重さになると、「超硬」の竿でないと根掛りもわかりません。しかし錘が底石を叩く感じや、錘が石に詰まった瞬間をリアルに感じないと、仕掛けが何本あっても足りないし、釣っていてもオトリを感じることができないので楽しくない!
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九頭竜以外では錘を使わない私が言うのですから、この釣りには別次元の楽しみがあります。こんな釣りができるフィールドは全国でも多くはないので、そんな川に行かれるときは、ぜひ別次元の世界を垣間見ていただけたらと思います。

さて釣果の方ですが、いよいよ曳舟の蓋が下がらなくなってきました。このままでは全部死んでしまうので、ここで鮎を選別します。残念ながら弱って死んでいる鮎は、腹が緩んでしまうのも時間の問題なので河原に並べて鳶に進呈します。これでも曳舟を持つとまったく水がない状態になるので、ここからは釣れるサイズに応じて鮎の入れ替えを行います。

いつもより早く切り上げて、なるべく曳舟を持たないように川の中を移動しますが、それなりの距離を移動するので、車に戻る頃には鮎は瀕死の状態。かろうじて生きている鮎を明日のオトリに残して急いで水氷で締めます。この日の釣果は全部で71尾。傷んだものをだいぶ弾いたものの、オトリ店で冷凍するために処理する鮎は膨大です。emoticon-0106-crying.gif
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中野式の10.5㍑を持っていくと釣れない。鮎の処理が大変なので妻に同行してもらうと、やはり釣れないというジンクスがあります。これらの事情をよく知っている「もりいし釣具店」の女将さんが、なぁ~んと袋詰めを手伝ってくれました。いつもさりげない心遣い、ありがとうございます。emoticon-0139-bow.gif

最大は23㌢で、平均サイズも例年より大きい。これが意味するところは、明日以降の釣査ではっきりしてくるでしょう。

翌日は夜に雨が降らなかったものの、朝方オトリ店で談笑していると土砂降りの雨。テレビでは京都市北部の豪雨を報じています。祇園祭には影響がなかったようですが、局地的に降る豪雨は今までの常識を逸脱しています。九頭竜に流れ込む山々でも、いつこのような雨が降ても不思議ではないので油断は禁物。
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この日は、今季初めて川に入るEgaoさんとひじきさんが一緒です。どこも混雑しているようなので、お二方が希望する場所へ。この日は前日よりも水位が下がっているので、センターにも人がいます。しかし今の弱い鮎では、本当のド芯は9~10号くらい付けないと入らないので、先行者がいても問題はありません。

釣り上げたばかりのバリバリのオトリでも、今の鮎は錘の後ろでヒラヒラしてしまいます。こんな状態なので、水深のある場所ではすばやく底まで沈めてやらないと、ド芯での釣りは成立しません。そのために絶対に必要なのが感度の良い「超硬」ロッド。フナヤオリジナルであれば、安定感があるのは「豪龍竿Ⅱ」と「Super Light Ⅲ」。より高い感度を求めるなら「龍芯竿」となります。

入る場所は前日と同じになってしまいましたが、今年の九頭竜を見極めるにはよい機会。鮎が多ければ同じ場所で掛かってくるはずですが、他の人もさっぱりの様子です。念のため前日良かった場所を見に行くと、すでに石の色が変わっていました。emoticon-0141-whew.gif
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今年の九頭竜は、鮎がいればすぐに掛かる。しかしどんな釣り方でも同じように釣れてしまうため、釣法を変えても効果がありません。要はかなり鮎が薄い可能性が高い。梅雨が明けてピーカンが続くと垢腐れが一気に進むので、まもなく視覚的にも確認できるようになると思われます。

そんな状況なので、この日は前日粘らなかった場所だけを釣ります。釣れる数よりも底バレする数の方が多いですが、どんなにハリを変えても改善しません。チラシもいくつかのパターンを使ってみますが、「錨よりはチラシかな~」というレベル。こんな状態で午前中は13尾で終了です。

釣れないと「入れ掛かりフォース」がないので、昼食に帰るのも一苦労です。タイミングが悪いことに、一番楽な渡り場で今から竿を出そうとしている釣り人がいます。これではさらに30㍍くらい上らなければなりませんが、そのカミによっちきさんと一緒にいる人はもしや青空画伯?だから急に晴れてきたのねぇ~。
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そして同じような容姿となれば、今から竿をだそうとしているのはYOU先生に間違いなし。初対面ではありましたが、キングサイズのベストを着ている巨漢ペアとなれば、誰でも「ピンッ!」とくること間違いなし。ということでYOU先生にお願いして、これからまさに釣ろうとしている場所を切らせて頂きました。申し訳ありませんです・・・。emoticon-0139-bow.gif

後から上がってきたひじきさんはYOU先生のことを知らないので、きっちりカミまで上がって川を切ったので、帰ってきたときは顔から滝のような汗。しかも途中で転んでしまったとのことで、いつの間にか「水も滴るいい男」に変身していました。

2時間くらいの休息の後、午後の部をスタートします。相変わらず底バレが多いですが、何とか掛けられるようになると、その正体が判明。それはな~んと天然ビリ!全部の底バレがビリではありませんが、乗ったときの感覚から半分くらいがこのサイズであった可能性が高い。
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ここからは狙いを変えて、浅場を碁盤の目を結ぶように引いていきます。この狙いがプチ的中して、17時までに14尾を追加して27尾で終了です。この日はサラ場に入った一部の人を除いて釣果は激減。水位が下がっているにもかかわらず泳がせの人の釣果が上がらなかったのは、やはりかなり効率良く掛かってしまう鮎が多いということでしょう。emoticon-0124-worried.gif

あるテスターの方が、「サラ場は入れ掛かりだけど、そのサラ場がもうない」と。この日の状況を端的に表現している言葉だと思います。明日はもっと厳しくなることが確実なので、連休最終日を残して帰る人が多いこと。私は翌日は午前中でツ抜けを目指すつもりで、この日は作戦会議で福井の夜の街へGO!

そしていよいよ連休最終日です。梅雨明けを思わせるピーカン。三連休では最高の天気ですが、竿を立てるのも大変な強風です。私はめったなことでは流し竿はしませんが、この日はさすがに竿を担いで曳舟からオトリを出すことができません。emoticon-0107-sweating.gif
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釣り人は少なくどこでも入れる状況なので、粘らずに二箇所で竿を出しました。結果は10時までに7尾。しかし残りの2時間で3尾を釣る方法がまった思い当たらない。それくらいしてやっと掛けた7尾なので、漠然と竿を出し続けるのは性に合いません。最後の鮎は23㌢で納得の掛かりだったので、これをアガリ鮎として竿を畳みます。

今年の九頭竜のお祭りは、おそらくこの三連休初日で終わり。これからは数は出ないと思われますが、終盤まで鮎が残っていれば、尺鮎に期待できる年になるかもしれませんね。いよいよ梅雨明け。もう一つの北陸河川が気になっております。emoticon-0105-wink.gif

九頭竜でお会いした皆様、お疲れ様でした!
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↑マルパパさんは海で爆釣!ご馳走様でしたemoticon-0139-bow.gif

by scott1091 | 2012-07-16 20:39 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他 | Comments(14)

初めて庄川に行ってきました!

「庄川」は、別名「勝利バー」とも「Vリバー」とも言われています。その別名の由来は、もちろん川に入れば、「ブイ!」、「ヴイ!」、「Vでんがなぁ!」となるわけです。そんな川で、「α90」の「プロト4」のテストをしてみませんか?

こんな魅力的なお誘いを、道楽YさんとQさんから頂きました。もちろん旅行の企画は、今ではかなり一躍有名になってしまった「鮎道楽ツアーズ」。その名も「勝利バー&夜の戸出満喫コース」です!しかも「ウィークデイ・プラン」は特典付き。これに「ぐぃ~」と惹きつけられて、木・金曜の二日で予約します。emoticon-0105-wink.gif

北陸は台風12号による影響があまりなかったので、水位は順調に減水中。神通もまもなく平水になり、この週末は今季最高の条件になりそうです。神通と勝利バーは距離的に近いので、状況しだいでは1日を勝利バー、もう1日は神通という感じでしょうか?

宿は初日は勝利バーの近くに、二日目はいつもの富山駅前を手配してもらうつもりでしたが、私の大好きな「岩牡蠣」は富山はすでに禁漁。これでは越中屋さんに行く楽しみが半減なので、ここは両日とも勝利バー近くの宿に連泊することにします。
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今回のツアコンは道楽Yさんと、このツアーのために臨時雇用されたQさん。事前にイメージができるよう、厳選した「怪しげなポイント(以降、P)」の写真入りのツアー・パンフレットがメールされてきました。関西電力(以降、関電)の「庄川放流量案内サービス(以降、案内サービス)」の電話番号なども記載されており、至れり尽くせりの情報です。

しかも前日の夜には、最新情報がメールされてきました。それによると関電さんが盛大に放流を続けており、7~24時の放流量が45㌧。この水量だとかなりポイントが絞られるとのこと。しかも16時に更新された「案内サービス」は、明日も45㌧を予定。これなら大沢野1.70㍍台の神通の方が釣りやすいので、念のため転戦できるようあらかじめ、一人ツアコンを派遣しておくとのこと。

ツアーは現地集合なので、前回の神通と同じように「東海北陸道」経由で「砺波IC」を目指します。いつも九頭竜川に行くときに利用する「北陸道」と勝手が違い、一車線区間があるので、大型トラックに遭遇すると予定した時間では走れません。また夜間~早朝にかけて、サービス・エリアで営業している食堂がないのも寂しいところです。

そんなこんなで、本来なら「法科大前」で力強い朝日を拝んでから、気持ちよく一日をスタートさせるはずでしたが、「砺波IC」を降りる頃には、太陽はすでに高いところに・・・。車を止めて道楽Yさんにツナギを入れると、指示されているオトリ店で合流しましょうと。
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私の方が少し早く着いたので、さっそく「案内サービス」にツナギを入れてみると、いつの間にか7~24時の放流量が40㌧となっているではないか・・・。初めての川なので、5㌧の違いがどの程度なのかわかりませんが、目安は40㌧以下というから期待が持てそうです。

遊魚料は一日2,000円。年券が5,100円なので、二日釣っても日釣り券の方が安い。しかし、日釣り券を買いに行く手間と、オトリ店の人が畑に出ていることが多いとのツアー情報なので、年券を購入することにします。

ちょうど年券の手続きが終わったところに、道楽Yさんが到着。オトリはセルフ・サービスで養殖が3尾1,000円で、天然が2尾1,000円。しかし今回は、天然の浴槽生簀には鮎はいません。養殖の浴槽生簀には、今まで経験がないくらい小さい鮎が50尾ほど泳いでいます。エアーポンプの電池が心もとなかったので、鮎が小さくて結果オーライでしょう。常にポジティブ・シンキングで行くのが釣りの基本です!

道楽Yさんは、何やら怪しげなアルバイトがあるとかないとかで、この日は案内のみ。事前にメールしてくれたツアー・パンフレットにしたがって、順番にPを案内してもらいます。時間的には7時くらいなので、この時点の放流量は25㌧との関電情報。石の濡れ具合から判断すると、これから水位が30㌢近く上がりそうです。水位が高くて釣りにならない場合の逃げ場的なPも教えてもらい、まずは本命Pからスタートします。
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道楽Yさんのホームぺージを見ると、血圧高めの鮎がすぐに目印を2㍍ほどブッ飛ばすはずですが・・・。おかしい、まったくもって釣れない君。水位が上がりきるまで駄目なのかもしれないと思い、まずは水位が上がる前に100㍍区間を、サラ、さら、沙羅ぁ~と探りを入れます。emoticon-0138-thinking.gif

この探りで釣れたのは5尾。かなり厳しいスタートですが、だいたい鮎が好きそうな場所がわかりました。そしてオトリが沈まなくなってきたので、最初に入った平瀬に戻ると、そこはすでに一面の白波・・・。先ほどは流芯を漕いで上がったのに、今度は気合を入れないと立っていることもできません。おー、これが噂の40㌧台ですなぁ!

一度、オトリ缶を沈めた場所に戻り、沈めた石で水位を確認。感じとしては20㌢高くらいなので、このPは5㌧で5~10㌢くらい違うのでしょうか?この水位で鮎がどこに動いたかわかりませんので、まずは本命と思われる一番荒い流芯を錘で釣ります。

しかし立ち込みの苦労が、まったく報われません。しかもたまに掛かってくる鮎が低血圧で小さい。やはり初めて入る川は、これだからワクワクどきどきで楽しいのです。水位が上がって波立ちが変わりましたが、最初にある程度下見しているので、その記憶を頼りに探っていきます。

こんな感じで、やっとペースを掴んだのは10時過ぎ。その後は順調なペースを維持して午前の部は終了です。心配しているはず(?)の道楽Yさんにツナギを入れて、午後もここで釣ることを連絡してから昼食です。コンビニ・メニューはすっかり切り替わり、冷やし系の麺類がすっかり減ってしまいましたが、この日はやっと見つけた「ねぎラーメン冷やし」。
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Qさんも様子を見に来てくれて、「ユ~ガッタちゃんす」にこの場所で合流ということで、午後の部に突入します。午後は午前中後半のようなペースは維持できませんが、大きなサイズが揃うPを発見。「プロト4」を思いっきり絞って抜きますが、パワー的には問題なさそう。これでやっと「硬中硬 HIGH POWER」が謳えそうです。

そして楽しい時間はあっという間に過ぎて、「ユ~ガッタちゃんす」のQさんが登場です。「プロト4」の曲がりを客観的に確認する必要もあるので、興味を持って頂いているQさんに使ってもらいます。Qさんは勝利バーを知り尽くしているので、すぐに入れ掛かりモードに突入。私は竿の曲がりが確認できる位置取りで、同じペースで釣り下がります。

釣っている私から見ると、胴からしっかり曲がっている感覚でしたが、客観的に見るとさほど胴が曲がっているようには見えません。この日のテストは、私はメタル0.05~0.07号を使いましたが、Qさんは複合0.03号。また他人の竿なので、遠慮があることも考慮する必要がありそうです。

この日は夜の部もありますが、その席にQさんも一緒なのでついつい一緒に残業。待ち合わせ時間ギリギリになりそうなので、手早く鮎を数えてから、明日のオトリ用に掛かりどころのよいメスだけを選別して、残りはリリースします。この日の釣果は99尾。束に1尾足りませんが予定優先です。そして道楽Yさんが待つ「道楽生簀」にオトリ缶ごと沈めて、速攻でホテルにチェック・イン。
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食事は19時スタートで手配されているので、18時50分に迎えのリムジンがホテルに横付けされました。そして風情のある戸出の商店街を少し見学してから、本日のお店「極(きわめ)」に5分過ぎに到着です。鮎師は短気な人が多いので、席に着くと同時に、すでに注文してある品が「ビシッ」と並ぶのがツアコンの腕の見せ所です。コンパニオンが副業という道楽Iさんもわざわざ出席してくれて、ナイス・トーク連発でめちゃくちゃ楽しい酒席でした。

ツアーで手配してくれたメニューは、「キトキトの刺身盛り」、「白海老の唐揚げ」、9月1日に解禁になったばかりの「紅ずわい蟹」、郷土料理の「いもおじ(芋茎)」等々。アルコールは基本的に生ビールでしたが、なかなか手に入らない「勝駒(かちこま)」の「大吟醸」があるというので、それも出して頂きました。仕上げはお好みの麺類で。この時点で、すでに日付が変わっています。

私はお酒も体も弱いので、もはや今晩は風呂には入れんな~という感じです。そしてタクシーを呼んでもらうようにマスターに頼みましたら、またまた送迎のリムジンが店の前に横付けされていました。運転手さんはな~んと、道楽Iさんの奥様というではないか・・・。これで一気に酔いが醒めて、背筋がピンッ!おかげさまで、弱いところに沁みるという「漢方 励明薬湯」にも入れました。ちなみに私も、道楽Yさんと同じ部位が沁みました・・・。emoticon-0107-sweating.gif
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そして翌日はツアー二日目。この日のツアコンは、最強メンバーの道楽Yさんと、道楽Kさん。そう、前回の「神通爆釣&岩牡蠣堪能コース」のゴールデン・コンビです。これで、この日の釣果は約束されたようなもの。さらに道楽部長と道楽Fさんも一緒に入ってくれるということで、前後対岸ともに完全ブロック状態です。

この日の放流量は25㌧。条件的には最高とのことですが、関電さんの車が放流するので、川から上がるように護岸を巡回しています。いつものことのようですが、25㌧なら前日の40㌧よりはるかに水位が低いはず・・・。本当の放流量は何トンなのよ~、という感じでしょうか?

入った場所は、水深のあるトロ場。最初の1尾が獲れないと、苦労するポイントです。同じ場所を対岸から釣っている道楽Kさんも、同じように苦労しています。道楽Yさんはトロ尻から瀬肩へのカケアガリなので、タモに付いている鈴が心地よい音を奏でています。emoticon-0141-whew.gif

かなり苦労して最初の1尾を獲りますが、このバリバリのオトリでも次がすぐにこない。水が上がっている最中なので、同じ場所で粘りますが3尾掛けた時点で、この場所を見切ります。瀬尻の白波が徐々に伸びてきて、最初に釣っていたトロ場もトロ瀬になっています。
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ここで移動した瀬でパターン掴み、神通と同じように脳汁タラタラ状態に突入。この瀬の鮎は当たりが半端ではなく、掛かるたびに一瞬目印を見失います。釣れる鮎は全てまっ黄色で、「プロト4」を気持ちよく絞ります。どこの川でも同じですが、瀬を釣るときは立ち位置が重要です。

そのためには、やはり川に強い方が有利です。一般的には、人が挿せないところを釣るために立ち込むことが多いですが、私の場合はヘチを釣るために流芯に立つことも多い。そんなこともあって、無理な糸の角度で粘ることは極力しないようにしています。勝利バーでも、瀬を大体4本のラインに分けて釣りました。

この間も、周りの動きは必ず見ていました。特に道楽Kさんの場所で掛かり始めたら、半束くらいはすぐ行くはず。すでに2回神通川でご一緒しているので、鮎の活性が上がれば奥義「納豆釣法」が炸裂するのは間違いないからです。道楽Kさんがいなければ、私も定期的にチェックを入れたと思いますが、結局午後もこの場所で竿を出すことはありませんでした。

今週は雨の心配はないはずでしたが、金曜は天気予報に雨マークが突然出現。前日の酒席でも結構降るかもとのことでしたが、日ごろの行いがよいのか、はたまた道楽Iさんの祈祷(?)が効いたのか、一度土砂降りの雨が降ったのみ。その後は夕方までは青空がのぞく、絶好の鮎釣り日和でした。

道楽部長は朝のみの参加でしたので、四人で楽しい昼食です。我々が食事をしている間、シモの瀬で網を打っています。かなりしつこく網を打つので、それなりに獲れているのでしょう。昨日の酒席でも、網打ちの人は釣り人の釣れ具合を見ていて、よく釣れている場所には必ず網を打ちに来るとの話です。
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何でそんなことがわかるのよ~、と思われる方もいらっしゃると思いますが、これが「鮎道楽ツアーズ」の情報力なのです。何といっても毎日何回か川を回り、どこに釣り人が何人、そしてその釣り人の腕前、網打ちの数、そしてその場所が何日竿抜けになっているかまで、全て把握しているのです。

道楽Iさんは、私が釣っている場所を酒席まで知らなかったのですが、〇〇のちょっと横で、川のセンターに立ち込んで竿を曲げていたのがTOMOさんだったのね~!万事かこんな感じなのです・・・。それも勝利バーだけでなく、神通も同じようにカバーしているからちょっとかなり手ごわい。emoticon-0104-surprised.gif

金曜に神通を回避したのも、間違いなく爆釣だけどすでにテント村状態なので、かなり殺伐とした釣りになること間違いなし。まったく動けない状態で、おちおちお昼も食べられないなら、勝利バーの方がよいでしょうという判断です。実際にこの判断は正しく、金曜に神通巡回を担当した人の報告では、かなり厳しい混み具合であった由。

勝利バーも週末はかなりの混み具合のようですが、神通に比べればまだましなのでしょうか?関電さんの放流具合が読みにくいですが、大手メーカーさんのテストやらカタログ撮影などもあったみたいなので、来年の鮎釣り雑誌を賑やかすこと間違いないでしょう。今回初めて釣りましたが、放流量が多ければ神通並みの瀬もありますし、鮎の香りも良くて見るからに美味そう。初日に釣った鮎をリリースしたことを知った道楽Kさんが、「よりによって勝利バーの鮎を放流したぁ~」と呆れてましたから・・・。
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少し話がそれてしまったので、金曜の午後の話に戻しましょう。あれだけしつこく網を打つからには、シモの瀬には鮎が沢山いるはず。我々が釣りに戻るのを見計らって、網師も川から上がってくれたので、私はその瀬に入ります。普通の人は、今の今まで網を打っていた場所には入らないと思いますが、この瀬の核心部は網では獲れない。

しかも網が効くのはヘチだけで、残りの8割は瀬がきついので、網の音でも鮎は逃げないでしょう。前日はこの手のPではまたく釣れなかったので、まずは軽く様子を見ますが、しっかり追ってきます。これで大体のパターンを掴んでから、エンジン全開で除草を開始します。しばらくすると道楽Kさんも移動してきて、向き合うかたちでお互い入れ掛かりを堪能します。

そして一通り釣ってから、最後は掛りが遅い流れの厚いスジで大型を抜いて、この場所は終了です。これで刈り残した草は、なくなったみたい。ここで道楽Fさんが帰られて、入れ替わるようにQさんが登場です。ということは、いよいよ「ユ~ガッタちゃんす」の到来です。

しかしこの日は、この時間帯になっても今ひとつ。道楽Yさんのところまで上がって、しばし情報交換をして、その状況から数を諦めて、ド芯で気持ちよい当たりを狙います。数は出ませんでしたが、大きなメスばかりが、目の覚めるような当たりで掛かってきました。

これぞ、鮎釣り!
これぞ、勝利バーの天然!
最高です!


ということで、仕事を終えた道楽Iさんも来られたので、納得できる「上がり鮎」を「α90」で気持ち良く抜いて、勝利バーの二日間は終了です。この日の釣果は91尾。「プロト4」のテストには最高の二日間でした。
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まさに、「鮎道楽ツアーズ」に外れなし。
最高のお膳立てをして頂きました。

この日は竿を畳んだのが早かったので、しばし「プロト3」と「プロト4」を比較しながら鮎竿談義です。「龍星☆竿」が「Jinzoo Special」なら、「α90」は「V-river Special」と私が言えば、道楽Iさんがフナヤオリジナルはモデル名が日本語で、最後に竿が付くのイマイチと・・・。emoticon-0101-sadsmile.gif

それを聞いていた道楽Yさんが、日本製なんだから日本語がよろしいですやろ。やはり「V-river Special」なんてあいそないではなく、「庄川 特別」でんがなぁ、と話があらぬ方向へ。しまいには、やはり日本人なら「別誂 庄川」でしょうなんて話になりました。

一応、フナヤオリジナルのフラッグシップモデルは「龍」シリーズなので、最高のテスト河川となった庄川に思いを込めて、庄(しょう)から翔(しょう)へ飛翔し、「翔龍竿(しょうりゅうかん)」とフナヤさんが命名してくれるようです。もはや龍がつく二文字でビシッとくるものはないと思っていましたが、このセンスは相変わらず抜群でしょう。

ここではまだ「α90」と書いておきますが、河川を変えて残りのテストがあります。しかし、これ以上改良する余地がないくらい突き詰めたので、やっと肩の荷が下りた感じです。「α90」の記事は別途「フナヤオリジナル」のカテゴリーで書きますので、ご興味のある人はご覧くださいませ!
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金曜の夜は高岡の夜を満喫し、翌朝九頭竜に移動です。
今年3回目の九頭竜は微笑むのか、はたまた撃沈か・・・。
サギリ漁の杭打ちのため、水を落とすので厳しいことは間違いありません。

by scott1091 | 2011-09-09 21:06 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他 | Comments(8)

「超豪華ツアー」に参加してきました!

北陸と言えばカニ!時間制限付きの「カニ食べ放題ツアー」はあまりにも有名ですが、冬に北陸に行く予定がありません。毎年利用する「九頭竜ツーリスト」は、激流で汗を流した後は、「焼肉」or「しゃぶしゃぶ」というパターンばかりなので、少し違うツアーに参加したいところです。

そんなことを考えていたところ、この週末は九頭竜の常宿が満室という。宿を取っていなければ行動を縛られることはないので、天気しだいで飛び込みでツアーを利用する目論見でいました。

そしてインターネットで検索をしていると、何やら「鮎道楽ツアーズ」なる怪しげな旅行会社を発見。ぴったしはまる日程で、「神通爆釣&岩牡蠣堪能コース」なるものがあるではないか・・・。さっそく申し込みをしようと説明を読むと、参加資格に「当社のお客様、もしくは女性に限る」とある・・・。emoticon-0107-sweating.gif
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がっくし、がくがく。でも念のため「500㌔ほどありますが、〇〇配達してくれまっか」とつなぎを入れると、当然ながら断られますはなぁ~。しかし何とかこの超~魅力的なツアーに参加するべく、極秘ルートからつなぎをいれると、当日担当のツアーコンダクター(以下ツアコン)は道楽Yさんと道楽Kさんというではないか・・・。何たる偶然!

参加者は今のところ私一人で、最低催行人数はこれまた1人という。ツアー代金は少し高めの設定ですが、これだけ豪華なツアーであれば納得です。即、申し込みを済ませると、待ち合わせ場所と時間の連絡があります。

今回はどのルートを行くか悩みましたが、まだ走ったことがない「東海北陸道」コースを選択。九頭竜よりも時間が掛かるので、仮眠は2時間程度しかとれません。11㌔も続くあまりにも長いトンネル。カーナビに長良川の表示があっても夜明け前なので、周りの風景はまったくわかりません。おまけに標高の高いところは霧・・・。emoticon-0106-crying.gif
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北陸道に入ってやっと一息ついて、いつもの「呉羽PA」で洗面タイムを済ませて、日出を拝みます。今日も楽しい日になりそうです!今年場所が移った「フィッシング吉井 青島店」に行くと、ちょうど狭間でお客が少なかったので、年券を購入することにします。「身の振り方相談」に応じてくれる社長さんから、「あんさん相当釣りそうな雰囲気やから、ここに釣果を連絡して」と名刺を渡されます。「わて、そんなに釣れません」とやんわり辞退して、待ち合わせの場所に急ぎます。

すでに着替え終わって待機している道楽Yさんと道楽Kさんに再会の挨拶を済ませて、手早く着替えて14分遅れで準備完了。お待たせしました!emoticon-0139-bow.gif

早速、足が攣りそうな「きっつーい瀬」を、ご自身は「体が弱い」という道楽Yさんが、まさに荒馬のごとく切って行きます。私と道楽Kさんは徐々に流されて、かなりやばい瀬が迫ってくるではないか・・・。朝から冷や汗タラタラな、「超豪華」ならぬ「超ハード」なツアーの始まりです。
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参加者一人というのが、よ~くわかりました。そこからさらに300㍍くらい歩いて、やっと本日最初のポイントに到着。おー、素晴らしい一級の瀬が眼前に広がります。先客さんが中段におりますので、この瀬を四人で釣れる幸せ・・・。激混みの神通では、これくらいしないと瀬には入れんということでしょう、平日でも。

これはツアーで私はお客なので、「まずはここで竿を出してみてください」と言われるままに竿を出します。お客用に仕掛けも用意してくれていますが、聞けば怪しげな激安ナイロンの0.6号通しという・・・。残念ながら私には使いこなせそうにないので、自前のメタルを張ります。

ここからは一気にロケットスタート。今年の神通も小型ですが、瀬の鮎は「きかん鮎」ばっかりです。今回使用した竿は「龍星☆竿」。穂先は小型のオトリ継ぎも考えて「HPソリッド」を選択しました。私が一番下手にいるので、他の人の釣果は全て確認できませんが、やはりツアコンの方々も良いペースで竿を曲げています。
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そしてちょうど60尾に達したかな~と思う頃、場所移動の提案です。しつこいようですがこれはツアーなので、ツアコンの指示に従うのが一番です。車に戻って鮎を数えると56尾。4尾数え間違えたのは、やはり脳汁たらたらでトリップしていたからでしょう。

場所移動してから早い昼食です。今回のツアーに昼食は含まれていないため、自前で用意しました。道楽Yさんは「冷やしとろろ蕎麦」、道楽Kさんは「冷やしブラックラーメン」。そして私は「冷やし坦々麺」で、偶然にも皆さん麺類ばかり。道楽的ランチタイムも、このツアーの売りであります。今後の身の振り方について、参考になるお話ばかりでした。
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そして午後のポイントは一変して「トロ瀬」。ツアーのにくい演出です。たった一日で神通の魅力を満喫できるコースですから、ここも釣れるのは当たり前のハズ。一番良い場所を残してツアコンのお二人が前後に入り、私はその真ん中へ。他の釣り人が邪魔にならないよう、至れり尽くせりの気遣いです。やはり「超豪華ツアー」は違います。

さすがにこの場所では「龍星☆竿」はオーバーパワー気味ですが、「PTソリッド」にすればベストマッチ。まったく世間ズレしていない「北陸純情鮎」を、奥義「誘惑釣法」を駆使して掛けていきます。私は鮎釣りの醍醐味は当たりに集約されると思っているので、ここでも脳汁た~らたら。何十回もパターンの違う目印が吹っ飛ぶさまは、もはや言葉では表現できません。emoticon-0102-bigsmile.gif

天然主体なので、ぴたっと掛からない時間があります。しかしこの時間帯でも掛けないと、神通といえども余裕の束越えはできません。途中、雷による中断もありましたが、地合いが終わったと思われるところでツアコンから終了の合図です。途中、そーさんが駆けつけてくれましたが、今宵もケンサキイカに出漁とのことで、ほとんど話ができませんでした。

この日の最終的な釣果は121尾。まさにツアコン様々の結果です。神通では鮎の処理に困るので、19時半まで営業している宅急便の配送センターから家に送ります。配達時間は、明日の午前中指定ができるというから便利な世の中です。
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そして翌日のツアー日程は、フリー行動。前日2時間しか寝ていないので、ゆっくり宿を出発します。この時間では瀬で入れる場所がありませんが、前日午前中に入ったポイントはまだ余裕があります。少し悩みましたが、いずれ動けなくなると踏んで、この日は「α90」の「プロト3」のテストに徹することにします。

自重は実測で195㌘なので、製品上がりでは210㌘くらいでしょうか?振り調子では、「プロト2」より格段良くなっています。トロ瀬に深く立ち込んだ場合、流れで体が振られるたびに竿がフラフラするようでは、釣りに集中できません。「プロト2」では神通でテストする気にはなりませんが、この「プロト3」ならいけそうです。

穂先は「先径1.4㍉」。「プロト1」の穂先も転用できるので、「先径1.5㍉」のテストも可能です。今回の神通でWaraさん、Qpapaさん、鮎迷神富山さんに持って頂きましたが、感想は「軽い」、「細い」、「硬中硬なのに凄い張り」、「穂先はソリッドかと思うほどしなやか」といった感じです。
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神通のトロ瀬は、掛からなくてもオトリに野鮎が接触することが頻繁に起こるので、生物的感度(⇔物理的感度)をテストするにはうってつけです。どんなに感度が良い竿でもオバセを入れたら感度が落ちるので、今回のテストはメタルを使った奥義「吊り泳がせ」を駆使します。

今流行の天秤持ちの「引き釣り泳がせ」でも掛かりますが、トロ瀬では「止め泳がせ」ができないので数が伸びません。逆にフロロによる泳がせはこのような場所では最適ですが、水中の状態を竿で強く感じることができないので楽しくない。emoticon-0136-giggle.gif
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そんなこんなで、神通で一人釣りをスタートします。後から所要を済ませたWaraさんが合流するとのことですが、神通はよく知らないので場所の説明もできないし、川に携帯を持って入らないので会えるかどうか・・・。さすがに週末なので釣り人が多いですが、釣果は二の次でテストに集中します。

風が吹かなければ、やっぱり195㌘は本当に軽い。持ったときの竿の張りはバリバリですが、鮎が掛かると気持ちよく曲がります。先径1.4㍉の狙いもよく出ていて、テストなのに釣りが楽しい。テニス肘で、今季は「征龍竿EM」といえども右手一本で鮎を抜くことはできませんが、「プロト3」は片手で無理なく抜けます。
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このポイントでは、複雑な流れの中でのオトリ操作テストはできないので、これは狩野川でするしかありません。しかしここまで鮎が掛かる川は他にはないので、生物的感度と抜き調子のテストを優先します。1時間半ほど釣った頃に、背後で名前を呼ぶ方が・・・。振り返るとWaraさん。どうしてこの場所がわかったのでしょう?恐るべし、「TEAM Jinzoo」の情報網。ここから一緒に釣ります。

昼食後も入れ掛かりが続きますが、初対面の鮎迷神富山さんが挨拶に来てくださったので、ここでしばし釣りを中断して竿談義。その後釣りに戻って、鮎迷神富山さんに竿の曲がりを確認してもらいます。竿は釣っている本人から見るといつも満月に見えるので、正確なところは横から見てもらうしかありません。

私の感覚ではがっちり曲がっている感じですが、客観的に見るともう少しいけそうとのこと。トロ瀬ということもありますが、飛んでくる鮎がふんわりタモに入るので、抜き調子は悪くありません。後は強度の問題でしょう。征龍竿を上回るくらい高弾性化しているので、竿の扱いには細心の注意が必要です。
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そして夕方近くになると、またまた背後からお声が・・・。もしや「ユ~ガッタちゃんす」のQpapaさんでは?鮎師は正装していないと、まったくわかりません。Waraさんに確認すると、やっぱりQpapaさん。これから着替えてくるということは、まさにこれから「ユ~ガッタちゃんす」ということか?emoticon-0127-lipssealed.gif

ここからサイズアップして、まさかの23㌢も。そしてこの魚の3尾後に、まさかのハリス切れ・・・。やはりサイズによって、群れが分かれているようです。Qpapaさんの釣りを遠めに見学しながら、私もまずまずのペースを維持して終了です。鮎を数えるのに苦労しますが、ジャスト120尾。と、思っていたら、Waraさんからご指摘があって+1。結果、昨日とまったく同じ121尾でした~。
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そうそう、この「超豪華ツアー」のもう一つの目玉、「岩牡蠣」もしっかり堪能しました。他にも「梅貝の刺身」、「白海老の唐揚げ」、「甘海老の塩焼き」など「富山の海の幸」は美味いものばかり。「富山祭り」と重なって、艶やかな浴衣姿の鮎美ちゃんにも沢山会えて、活気溢れる富山の夜を満喫しました。恐るべし、「鮎道楽ツアーズ」です。
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最終日は、いよいよ九頭竜に移動します。九頭竜はいつも8時くらいから竿を出すので、その時間にあわせて走り始めますが、途中に見える神通川や庄川はすでに釣り人で賑わっています。人気の場所に入りたければ、週末は5時に入川というのが両川の現状でしょう。emoticon-0141-whew.gif

九頭竜に到着すると、まずは「もりいし釣具店」で状況を確認します。急に水が落ちたので、状況がどっちに転ぶかわからないが、結局場所しだいとのこと。釣れている場所は限られているとのことですが、偶然にも「ひじきさん」と一緒になったので、人が少ない場所を選びました。

今年はどこも同じようですが、この場所は鮎に磨かれた黒い石がありません。このような状態でも普通流芯は黒いものですが、今年はキワに黒い石が散見される程度。これなら底石が見えない水深のある瀬に入った方が、釣りに集中できそうです。ariariさんから今週の状況は聞いておりますが、大方似たり寄ったりです。
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鮎は少ないのに、サイズは大きくて23㌢くらい。ビリが混じる場所は数が出るが、20㌢以上を揃えようと思えば、数は伸びない。当然私は、「超硬」をひったくってくれる方を選びました。emoticon-0123-party.gif

しかし今年の中部は、腕の良い人でも宝くじを引くようなもの。あの鮎の数では、釣れない人はオトリが回らないので〇ーズ続出でしょう。朝は釣り人が多かったですが、10時過ぎには、ほとんどいなくなってしまいました。ご一緒した「ひじきさん」には、私のポイントの見立てが悪く、ご迷惑をお掛けしました。午後から移動した場所で、楽しい釣りができたことを祈るばかりです。

私のこの日の釣果は18尾。「な~んだ、釣れてるじゃん」と思う方も多いと思いますが、この場所に止まっても、午後は5尾追加するのがやっとでしょう。30~40尾台を狙うなら、午後は場所を変えるしかない。その決定的な理由は、鮎が少ないからです。
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一日目に30尾釣れば、翌日は20尾。一日目に25尾釣れば、二日目も25尾。要は二日で50尾。そして三日目は水が動かなければ、10尾台というのが今年の九頭竜でしょう。もちろん腕のある人が良い場所に入って、この週末も一日40尾というのもあります。しかしその良い場所というのが、今のところ三つくらいしかないという状況です。今後の好転に期待しておりますが、シーズンも残り少なくなってきました。

しかし鮎が少ないとはいえ、「超硬」を腰を入れて曲げる釣りはやっぱり爽快です。Waraさんが、今年新調した「Super Light Ⅲ」を使いたくて、九頭竜に通う気持ちがよ~くわかります。竿を使うのが楽しみで釣りに行ったり、釣り場を選ぶ。まさに鮎竿を作っている人への最高の賞賛。ありがとうございます!

おかげさまで、九頭竜の18尾でテニス肘が悪化してしまいました。
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旅先でお世話になった皆様、ありがとうございました!emoticon-0139-bow.gif
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↑さっそく神通鮎の干物と剣先烏賊の刺身、蛸の酢の物で一杯。今宵の酒は越前の「常山」

by scott1091 | 2011-08-07 22:00 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他 | Comments(12)

九頭竜初釣行!わても身の振り方を考えねば・・・

今年もついにこの時期が来ました。
嬉しくもあり、シーズンを折り返した寂しさもある九頭竜初釣行です。

Egaoさんが川に入らなくなったので、詳しい状況がわかりません。台風6号による影響はまったくなかったようですが、7月4日に降ったゲリラ豪雨による爪跡が大きいとの情報です。ポイントによってはかなり様変わりし、良くなった場所はないが、総じて悪くなった由。
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今年の初釣行も昨年と同じ週。昨年は年券を買うのに並ぶようだったので、少し早めに「もりいし釣具店」に到着します。しかし拍子抜けするくらい人がいません。混雑が嫌いなのでこれはラッキーと思う反面、直感的にかなり厳しい状況であろうことを察します。emoticon-0141-whew.gif

ご主人や奥様に新年の挨拶を済ませてから、顔見知りの方々に状況を聞くと、ゲリラ豪雨までは悪くなかったが、その後状況が一変してしまったとのこと。勝山に行くことを進められますが、初釣行なので状況を確認するべく中部に入ります。

たまたま「もりいし釣具店」で地元の友人と一緒になったので、ご一緒させて頂きます。その友人が、ゲリラ豪雨前に良い釣りをされた場所に入ります。お昼に食事に車に戻ることを確認しますが、その前にギブアップするかもと冗談を言いながら川を切ります。
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この日の竿は「Super Light Ⅲ」。竿のチェックをお願いしたら、サンテックさんで表記を「Ⅱ→Ⅲ」に変更してくれました。したがって竿そのものは、昨年まで使っていた「Super LightⅡ Custom」。ポイントが大きく変わっていることに困惑しながら、4号玉をつけて一気に流芯から攻めます。

一尾目はほぼ秒殺ですが、この道具仕立てではオトリにできません。立ち込むと寒いくらいの陽気なので、気温上昇とともに「まっき黄」の鮎が掛かってくることを期待しますが、その後反応がありません。そこに顔見知りの方々が三人来られます。ちょうどそのときにオトリサイズが掛かりますが、その方の話ではこの場所にしては小さいとのこと。

やっぱりもっと大きいのが掛かると期待して頑張ります。全員私よりシモに入ったので、おそらくそこら辺がよいのでしょう。しかしカミからずっと見ていますが、さっぱり竿が曲がりません。そしてやっと掛かっても、私の1尾目みたいなサイズばかり。
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これはどうしてしまったのか?

私もポツポツは掛かるものの、昨年の同時期と比較してもぜんぜん小さい。おまけにペースは「超~スロー」。入れ掛かりというものはまったくありませんし、掛かる場所もばらばらでポイントが絞れません。おまけに寒いは水は冷たいはで、流芯に立ち込んでいく気力が湧いてきません。

かつては大きな底石で魅力的な波立ちを形成していましたが、今は完全なザラ瀬。両岸にあった急なカケアガリは消失し、鮎が溜まるような場所がありません。鮎が釣れる状況なら、勢いで対岸まで渡ってしまうような状況です。

あまりの状況の悪さに、シモに入った三方は早々に場所移動する由。私は今年の九頭竜の状況を把握するべく、その場所に止まります。「超硬」ロッドでやり取りするにはあまりに小さいですが、高感度な竿なので掛かったのはわかります。使っているハリが大きいので、刺さるまでに至らない当たりもあります。こんな感じでお昼までに12尾。
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はっきり言って、かなり辛いです。emoticon-0107-sweating.gif

お昼はEgaoさんを交えて楽しい昼食。しかし釣り人は、私達くらいしかいなくなりました・・・。唯でさえ鮎が小さくて竿の操作に苦慮するのに、九頭竜お決まりの強風が吹き始めます。小さいオトリが浮かないように大きめの錘を付けるので、油断すると根掛かりが連発です。

午前中だけでも仕掛けを2本切ってしまったので、午後はさらに感度のよい「龍芯竿」で臨みます。しかし釣果に好転の兆しはありません。対岸に入っていた常連さんもいなくなったので、目一杯立ち込んで対岸を攻めますが、かつてのようなカケアガリがないので、単に筋力トレーニングをしているようなもの。emoticon-0124-worried.gif

夕方の追いに期待しますが、小気味よい当たりを送ってくるのは天然ビリのみ。「征龍竿」を持ってくれば楽しそうですが、そんな釣りをするために九頭竜に来ているわけではありません。ひたすら「超硬」ロッドを絞り込んでくれる鮎を追い求めます。
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そして定刻には、身も心もボロボロになって終了です。鮎のサイズに比してハリが大きかったため、曳舟で死んでしまった鮎も多い。釣果は28尾でしたが、ビリをはじくと10尾しか残りませんでした。

「もりいし釣具店」に戻って冷凍庫を開けると、入っている鮎のサイズは私が釣ったものと大体同じくらい。やはり勝山に入った人は、数も型もまずまずです。「もりいし釣具店」の奥様から「鮎詰めるの手伝うけ?」と言って頂きましたが、肝心の鮎がありませんがなぁ・・・。

私もいよいよ、身の振り方を考えねばなりませね・・・。emoticon-0106-crying.gif

その後チェックインしてからフナヤさんに行き、「α90」の打ち合わせです。今日の釣りで傷心状態に加えて、先が見えない「α90」。唯一マルパパさんから、雨でリセットされた狩野川での爆釣報告が救いでした。この週末の釣行を勧めた友人達も、きっと楽しんでもらえたはず。今日も風呂上りのスーパードライ・エクストラコールド(-0℃)が美味いぞー。emoticon-0105-wink.gif
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翌日は乾坤一擲さんが来るので、朝食を食べずにチェックアウトします。昨日の反省を踏まえて、ハリケースを入れ替えます。竿も交換したいところですが、いつも九頭竜には「超硬」しか持ってこないので選択肢がありません。

やはり最大の問題は、鮎が小さいこと。そして入れ掛かりがないため、オトリ継ぎが難しい。この日は「もりいし釣具店」に勧められた場所に入ります。状況的には中部では一番良いとのことですが、ここもやはり人が少ない。釣り人は正直だとつくづく思います。おそらく近隣の人は勝山、遠征組は爆釣の神通に流れているのでしょう。

今季は調子が良いという乾坤一擲さんの釣りを見学して、身の振り方を考えねばなりません。昨日の状況から、掛りが遅くても粘れる場所を選びます。シモのザラ瀬で一人竿を曲げている人がいますが、今の九頭竜のペースでは気にもなりません。最初の1尾目は、やはり秒殺。型もオトリくらいあるので、ここで粘ることにします。

シモのザラ瀬で釣っていた人が、カミに上がってきて声を掛けられます。この時点で、この人がダントツで釣っていましたが、数的には5尾くらいでしょう。それくらい他の人は、まったく釣れていません。空いている上に、釣れないので移動するのも早い。したがってどこでも入れる状況ですが、私は30㍍区間を行ったり来たり。
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↑この傷は他人のもの。それなりのサイズはほとんど傷がありました…

まわりを見れば状況が悪いのは一目瞭然なので、一尾一尾を大切に釣ります。今年の九頭竜中部は、数も少ないし型も小さい感じ。2003年から九頭竜に通っていますが、このような年は初めてです。2007年のように数が少なければ大きく、2010年のように数が多ければ小さい。これが一般的な傾向ですが、今年は何かが違うのかもしれません。

台風6号が通過してから低温が続いたので、その影響もあるでしょう。最終的な結論はもう少し通ってから出したいと思いますが、この週末の九頭竜は沈めておけば掛かるという状況ではありません。入れ掛かりも狭い範囲で存在するようですが、少なくとも私はありませんでした。

12時半上がりで19尾。この日はオトリにできないビリは1尾のみですが、午後も同じくらい釣れる状況ではありません。これが九頭竜の現状ですが、私の腕が悪いのも大きな要因であることは間違いありません。ともかく厳しい九頭竜でした…。

腕を磨き、今後の身の振り方を考えますわぁ。emoticon-0101-sadsmile.gif
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by scott1091 | 2011-07-24 19:13 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他 | Comments(8)

今季最後の九頭竜です!/九頭竜遠征6回目

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例年だと次ぎの三連休が九頭竜の最終ですが、今年は所用で今週が最後です。相変わらず週末は人が多いので、今回は金曜から現地入りです。水位はほぼ平水ですが、台風による雨の影響によるものか薄い濁りがあります。条件的には良い状況ですが、思ったほど釣り人がおりません。

この日は同行している妻に「龍芯竿」のベンディングカーブを撮影してもらうため、駐車スペースから見晴らしのきく場所に入ります。風は秋を感じる心地よさで、上着が濡れると寒く感じるレベル。周囲には人がおらず、撮影にはとても良い場所ですが、思ったように掛かりません。
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先週と違って全体的に石色が曇っていて、気温が上昇しても先週のように変化がありません。この台風による降水量は僅かではありましたが、この時期の鮎に変化を与えるには十分だったのでしょう。掛かる鮎は前回よりも平均的に大きいですが、雌雄がはっきりしています。

オトリに雌鮎を使うと、大型の雄鮎が擦り寄るような感触で掛かってきます。逆に大型の雄鮎をオトリにすると泳ぎは素晴らしいですが、なかなか次が掛かりません。今年は猛暑続きで、9月になっても気温は盛夏そのもの。鮎も全般的に小型なので、まだまだ盛期が続くような気でおりましたが、鮎の成熟は確実に進んでおります。
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お昼にEgaoさんがお子さんを連れて様子を見に来てくれたので、妻を交えて楽しい昼食です。この日も肌に突き刺さるような日差しですが、日陰にいれば風は涼しく感じます。午後から場所移動を考えましたが、妻の利便性を考えてここで継続することにします。

午後も劇的な好天はありませんでしたが、秋の九頭竜の釣りを満喫するには十分。入れ掛かりはありませんが、ゆっくりとしたリズムで「龍芯竿」の曲がりを確認しながら、掛かりどころによって「九頭竜返し」と「タモ受け」を使い分けていきます。
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↑この竿の曲がりでパワーの60%くらい。この程度でも自分からみると満月のように見えるので、竿を絞りきれない人が多いです

今年の九頭竜では「龍芯竿」は私にはオーバースペックに感じるのですが、折れたという方もいらっしゃるので一概には言えません。「龍芯竿」はプロトも含めて、鮎を掛けて折ったことはないのですが、工業製品なので当たり外れもあるのでしょう。

人の釣りを見ていて少し思い当たることがあるので、ここで整理しておきましょう。

「九頭竜返し」をするほとんどの人が、鮎のバウンドを避けるために自分にもっとも近い場所を通過するときに伸び上がります。鮎が大きかったり、深く立ち込んでこの伸び上がりでカバーできなくなると、マイナス手尻をさらに縮める人が多いですね。
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ではこの返し方の、どこが問題なのでしょう。

この手の返しをする人は、竿を立てた状態に近いため、バウンドする可能性がもっとも高いのは自分の横を通過するときです。したがってこの瞬間に伸び上がるわけですが、この時点では竿が直線に近い状態になっています。特に高弾性でブレが少なく硬い竿だと、その状態が顕著となります。

おそらく「龍芯竿」を使われている人は、「九頭竜返し」は楽だけど、「タモ受け」が難しく感じられる方が多いと思います。これは掛かり鮎が上方に近い角度で「ポンッ!」と抜けたとき、竿が後方にほとんどブレないため、鮎が手前で失速するからです。
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このことからもおわかりの通り、「龍芯竿」は返しのときに自分の横を通過するときは、竿が限りなく直線に近い状態になっています。ではこの状態で急激に竿を突き上げたら、どのような状態になるでしょうか?

これは天井を竿で突くのと同じです。これではパワーのある胴部分がまったく機能しないので、一番弱い1~2番が折れる場合があります。
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ではこのケースを避けるためには、どうしたらよいでしょうか?

その答えは、一連の動作で応力は竿の横方向、すなわち曲げる方向にかけることです。
そのための一つの方法が、「斜(はす)に抜く」ことなのです。

残念ながら写真では、私がどの程度竿を横に傾けているかわかりません。
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しかしご興味のある方は、過去の記事にある「『龍芯竿』開発への道!」にある連続写真をご参照ください。掛かり鮎の水切れ後、早い段階で抜いた鮎の加速が終わっているのがわかると思います。これは斜(はす)に抜いて自分を中心に鮎を回すように返すため、あまり速度をつけなくてもバウンドすることがないからです。またバウンドを恐れて、掛り鮎が横を通過するまで加速しているわけではないので、減速の切り返し動作もコンパクトで済みます。

ご興味のある方は、ぜひ実行してみてください!emoticon-0105-wink.gif
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さて話を今回の釣行に戻しましょう。この日は妻に良いところを見せようと思ったせいか、はたまたカメラを意識して撮影にベストな場所で粘ったせいか、思ったほど掛けられずに終了です。

いつものように「もりいし釣具店」で冷凍のために鮎を処理していると、「今日はいつになく少ないね~」とか、「奥さんが一緒だと緊張するんけぇ~」などと冷やかされてしまいました。この日の釣果は36尾。反省するべき点も多かったですが、尾数以上に楽しい一日でした。emoticon-0100-smile.gif
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翌日の土曜は、先週に引き続き大混雑の九頭竜です。この日はEgaoさんと一緒に釣ります。竿1本分で並びますが、毎週こうなのでだいぶ慣れてきました。前日から比較して15㌢以上の減水。今年は鮎が小さい上に週末は必ず水を絞るので、数では泳がせ釣りの人に分があります。

それがわかっていても、やはり「超硬」ロッドの釣りにこだわるのは、それをするがために九頭竜に行っているからに他なりません。どんな厳しい条件でも、数・型ともに目指すは「竿頭」。それが「TEAM Saogashira」の真骨頂です!emoticon-0116-evilgrin.gif

この日は場所移動がままならないので、小型の鮎も想定して「龍芯竿」より竿先の利く「SLⅡ」をチョイスします。入れ替わり立ち代りで人が入るので、追いの良い鮎を拾うという感じではありません。前日同様に雌のオトリであれば、粘れば次が掛かりますが、雄ではなかなか掛かりません。
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こんな状態ですが、この日は狭い区間を他の釣り人に合わせて上下して、午前中の釣果は19尾です。

昼は対岸にいたヘルニアさんとそのご友人も合流して、いつものとおり楽しい昼食です。天気が下り坂ということもあって、午後は日差しがありません。午前中はウエットの上着を着ていましたが、午後はあまり立ち込むこともないだろうと思って着なかったのが失敗でした~。

最近の九頭竜はお昼に一度上がる人も少ないので、空いている場所にEgaoさんと向き合うかたちで釣り始めます。この場所は浅い所は小型でしたが、そのシモの深瀬は今まで竿が入っていなかったようで、一回り大きなサイズが気持ちよく竿を絞り込みます。
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午後も混雑して思うように移動できませんが、この場所で数を稼いで最後はいつもシーズンを締めくくるポイントに移動します。Egaoさんもそのことがわかっているので、気持ちよくその場所を譲って頂きました。

ここで会心の当たりで気持ちよく1尾。すぐに2尾目が掛かりますが、これは水切れ直前で身切れ。続けてウグイが二連発。そして次ぎの鮎は顔掛かりながら、この日最大でおまけにグラマラスな雌。これをオトリにして納得の上がり鮎を気持ちよく返して、竿を畳みました。午後の釣果はジャスト20尾だったので、この日は合計39尾で終了です。
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今年の九頭竜は鮎の成熟が遅れているとの話ですが、この日の鮎はどう見ても抱卵状態。この日は感謝を込めて釣った鮎は全てEgaoさん家族に進呈し、大きな雌だけその日に食べてもらいました。結果は卵そのものは未熟子ながら、卵巣は腹一杯に成長していたとの報告です。

昨年はシルバーウイークには子持ち鮎がほとんど釣れませんでしたが、今年の九頭竜は例年どおりの感じです。やはり鮎の成熟度は個体の大きさや、気温・水温にあまり影響されることはなく、日照時間の変化が最大の要因という学説を物語っている結果になりそうです。

これにて、私の九頭竜遠征はおしまいの予定(?)です。
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↑奥様とご一緒に、福井名物の「おろし蕎麦」などいかがですか?

今年は試用でありますが、「友釣り専用区」が3箇所設定されました。これにより9月15日の上川のコロガシ解禁以降も、専用区ではコロガシはできません。専用区がコロガシ解禁後も友釣りで賑わい、来年以降も継続されるよう祈念しております。

by scott1091 | 2010-09-11 22:24 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他 | Comments(17)

「もりいし釣具店」を利用される皆様へ

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私も毎回九頭竜で利用している「もりいし釣具店」ですが、以前紹介したとおり、オトリを購入したお客さんには、無料で「泊めおとり(野鮎の預り)」と「鮎の冷凍」サービスを提供しています。

最近はこの情報が口コミでも広がり、利用する方が増えておりますが、それにともなって「泊めおとり」をするための水槽スペースが足りなくなっています。特に週末はお客さんも多く、遅くに戻られた方はお断わりせざるをえない状況が出てきました。
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利用された方はご存知のとおり、各水槽には個別のおとり缶に入れるエアレーションが完備されていますので、オトリサイズであれば、20尾程度入れてもまったく問題ありません。

そこでお願いなのですが、グループで来られている方々は、ぜひ翌日分のオトリだけを一つの缶に寄せて、残りは冷凍するようにして頂きたいと思います。

自分の鮎は一緒にしたくないという心理は理解しますが、一度に全部は食べられませんので、遅かれ早かれ冷凍するのであれば、専用のストッカーで冷凍する方が効率的です。
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私はいつも翌日分のオトリだけを残して、残りは全て冷凍しています。そして最終日に釣りが終わってから取りに行きます。この状態でクーラーに入れて持ち帰れば、6時間くらい経っても解けることはなく、とても新鮮な状態が保たれます。

混雑する週末は、皆様ぜひご協力くださいませ!
よろしくお願い申し上げます。

by scott1091 | 2010-09-02 00:26 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他 | Comments(3)

日本一混雑している川、神通に行ってきました!

今年は遠路はるばる来る価値ないでしょう。
これが地元の方の正直な気持ちだと思います。

今年の神通は水が落ちた一時期だけ束釣りなどの景気の良い話もありましたが、 ともかく場所ムラが激しいとのこと。加えて平日も竿1本間隔で並ぶほどの混雑なので、移動などままならない由。emoticon-0107-sweating.gif
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昨年は、オトリ店に掲載される竿頭釣果に近い人もかなりいたと思いますが、今年は程遠い人が多いようです。こんな状況なので釣果はまったく期待していないのですが、どうしても行かなければならない理由が二つあります。

一つ目は神通をターゲットに開発した「龍星☆竿」の最終確認。そして二つ目が、昨年知り合った「TEAM Jinzoo」のメンバーとの懇親会です。
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地元の方は週末は混雑する神通を避けたいという状況ではありますが、今回もWaraさんに無理を言ってお付合い頂きました。そしてさらに強力なサポートとして、「鮎道楽」の方々とご一緒させて頂けることに!emoticon-0100-smile.gif

「鮎道楽」の皆様は5時には場所を確保するとのことなので、遅くとも5時には呉羽SAに到着できるように福井を出発します。富山は5時だとまだ薄暗いのですが、これくらいに入らないと思った場所に入れないのが、日本一混雑している神通の現状です。

まずはメールで交友がある道楽Yさんと挨拶を済ませてから、皆様の釣りをしばし見学。この間にも、釣り人がどこからともなくワラワラ沸いてきます。この場所では一番きつい瀬を道楽Yさんがフナヤオリジナル「Super Hard 超超硬85」で攻めているので、その少し上で竿を出させて頂きました。
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底石の状態は全体的に磨かれた状態ではなく、ポツポツと黒い石が点在する程度。昨年とはかなり違う状況です。しかし神通に精通した鮎道楽Yさんが選んだ場所ですから、この日の神通では最高のポイントであることは間違いありません。

掛かる鮎はサイズがバラバラですが、早い時間は流芯が小さく、手前の方がむしろ大きい。そして日が高くなってくると、やっと厚い流芯の底石の全貌が確認できるようになります。「龍星☆竿」に「HPTソリッド」をセットしてきましたが、この瀬を釣るなら「チューブラー」にするべきでした…。
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昨年も感じたのですが、神通はきつい瀬と緩い流れが混在するため、ついつい釣っている時間が長い緩い流れにあわせて穂先を選んでしまいます。しかし天然遡上メーンの神通では、「標準チューブラー」の方が仕事が速いですね~。

今回は「龍星☆竿」の強度テストも兼ねているので、折るのを前提にガンガン流芯に突っ込んでいきます。思ったようには掛かりませんが、それでも流れが捲くれ始める少しカミの分厚い流れで、6尾入れ掛かりとなります。しか~し、前日まで超硬でバンバン返していたので、「HPTソリッド」での「九頭竜返し」がしっくりきません。emoticon-0101-sadsmile.gif

サイズ的には今の神通では大きい方だと思いますが、竿を45°の角度で維持していると、掛かり鮎が抜けてきました。一通り釣って、これ以上大きな鮎が掛かりそうな波立ちがないので、このポイントでのテストはひとまず終了です。
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荷物まで戻って水分を補給してから、次は「鮎道楽」の方々の間に入れてもらいます。この場所は深瀬ですが、左岸に寄った流芯の底石はかなり大きい。回りよりもサイズが大きい理由はこれによるものと思われます。

「鮎道楽」メンバーはハイレベルな人ばかりですが、中でも道楽Kさんはかなりのペースで掛けています。これが道楽Yさんが言うところの、「奥義 納豆釣法」なのでしょうか?恐るべしです!
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メンバーの方々がしっかり場所を押さえてくれているので、私は場所の心配をしないで道楽Yさんのペースにあわせて釣り下がって行きます。久々に深瀬の釣りをしましたが、やっぱり掛かったときの当たりは痺れますね~。

こんな感じで、「鮎道楽」メンバーがいなければ絶対に入れないようなポイントを満喫して午前の部は終了です。Waraさん以外はこの日初めてお会いする方々でしたが、気さくな方ばかりでとても楽しい昼食でした。

そして午後も午前中と同じパターンで釣っていきますが、やっぱり入れ掛かりがありません。それでも一回り大きな鮎が掛かる局所(?)を見つけて、5尾ばかりのプチ入れ掛かりもありました。
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この日の釣果は、Waraさんや「鮎道楽」メンバーにポイントを譲って頂いての結果。したがって本来であれば他の人が釣るべき鮎が入っているため、釣果の記述は省略で~す。emoticon-0127-lipssealed.gif

おかげさまで「龍星☆竿」の最終確認もできて、とても有意義な神通釣行でした。せっかくの休日に混雑した神通にお付合い頂いたWaraさん、そして快く仲間に入れて頂いた「鮎道楽」の皆様、本当にありがとうございました。emoticon-0139-bow.gif

お世話頂いた道楽Yさん、次は九頭竜でご一緒できる日を楽しみにしております!
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↑流し台の水切りプレートに乗るだけ並べて日釣り券と撮影

by scott1091 | 2010-08-28 22:53 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他 | Comments(8)

一番重要なのは「4.タビ」?/九頭竜遠征3回目

今シーズン、3回目の九頭竜遠征です。

今回も金曜の早朝から現地入りです。同じタイミングで休暇を取得している方がいるので、今回も賑やかな釣行になりそうです。

まずはいつものとおり、「もりいし釣具店」に行きます。ここで皆さんと合流して、それぞれお目当ての場所に分かれます。とりあえず昼食の集合場所は決めておきますが、「入れ掛かりで昼飯どころではない!」という方は、自分の場所で釣りを続行です(←あまりいませんけど…emoticon-0122-itwasntme.gif)。

今回のメンバーは、Waraさん、乾坤一擲さん、マルパパさん、そして午後からEgaoさんが加わります。今回の川の状態は、週末アングラーにとっては解禁後初めての平水。どこでも竿が挿せるので、場荒れもありそうです。場所によっては垢腐れも進み、アオノロが生えている石も散見されます。
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先週は水深のある場所はあまりよくなかったですが、これだけ垢付きが進むと、水深のある流芯が期待できそうです。ということで、そのような場所から竿を出します。時間は8時少し前。すぐには掛かってこないので、焦らずじっくり粘ります。竿は「龍芯竿」で錘は4号です。

一般的な釣り人なら、3号でも十分に入る流れですが、私の場合は人よりも重たい錘を使い、竿の角度は狩野川とほとんど変りません。引き釣り泳がせのスタイルもほとんど同じなので、見ている人はほとんど引いていないように感じると思います。

底石で発生する流れの強弱により、重たい錘は沈み過ぎたりしますが、これは竿の角度で適宜調整します。沈みすぎる場合は錘を吊り上げるようにし、この状態でオトリの泳ぎ具合(おちつき)を竿で感じながら、底石のどこにオトリがいるのかを判断します。

そして「ここだー!」というポイントで止めて待つと、通常は「ガッツーン!」とくるわけですが、これで掛からない場合は奥義「縦の誘い」を入れます。人よりも重たい錘を使うのは、この誘いのときにオトリが流されてしまうのを防ぐのと、しっかりとオトリに上下動を与えるのが目的です。私の錘とオトリの距離が近いのは、この奥義も一つの要因です。
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もちろんこの手の釣りは背バリに軍配が上がりますが、九頭竜では錘を使わないと攻められない場所もあるし、背バリで入っても効率的でない場所が多い。もちろん背バリで効率的に攻められるなら、私は絶対に背バリ派ではあります。しかし超高感度の「龍芯竿」が完成して、自分の中で「背バリ」と「錘」の距離感がだいぶ縮まったように思います。emoticon-0105-wink.gif

さてだいぶ話がそれてしまいましたが、この週末の話に戻しましょう。今年の九頭竜は怒涛の入れ掛かりというパターンがないので、鮎が付いているであろう石や石組みを、一つ一つ丹念に探っていきます。

こんな感じで午前の部は37尾。食事と雑談で2時間ほど休憩し、午後の部を開始します。私は午前中で一通り釣っているので、午後は鮎が動きやすい場所に入ります。この時期は石垢の成長も早いので、鮎を抜いた石は色が曇ってきますが、逆に鮎が挿してきた場所は石が光り出します。そんな場所を釣って午後は22尾。合計59尾で、最大は24㌢でした。
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↑初日の釣果は59尾

この日は川から上がると同時に、雷をともなった激しい夕立に見舞われます。車中泊組は川原で焼肉パーティを企画しておりましたが、それどころではなくなってしまいました。雨も上がらないので、車の中で食事するのは寂しいので、フナヤさんの駐車場で車中泊するのを前提に、またまた「カルビ大将」へGO~!私はチェックインしてから傘を差して合流です。

鮎釣りは車の運転があるので、今回のように一緒に飲む機会はほとんどありません。そんなこともあって、夜に相応しい話題も事欠かず(?)、また皆様釣師のせっかちな性格全開で、良いポイントを釣り下るがごとく焼肉も飲み物も進み…。あっという間に福井の夜は更けていきました。emoticon-0107-sweating.gif

さて翌日はさらにメンバーが増えて、OKUちゃんとその友人、乾坤一擲さん、マルパパさん、Egaoさんとご一緒します。さすがに土曜とあって、どこも混雑しております。同じ場所に駐車して、それぞれ思い思いのポイントを目指します。しかし前日の夕立による影響か、午前中はどこも渋い。私は午前の部は24尾で、今シーズンでは一番厳しい釣況でした。
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皆さんも似たり寄ったりの状況なので、ゆっくりと休憩して夕方の追いに期待します。午後も人は多いですが、午前中に竿が曲らなかった場所が、ぽっかりと空いています。私はその場所に入りました。狙い通り飽きない程度にポツポツ掛かり、いよいよ待っていた地合いです。久々に九頭竜らしい「狂い追い」があり、午後はいつもより30分残業して34尾。合計で58尾で、最大は23㌢でした。
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↑二日目の釣果は58尾

そして早くも最終日です。皆さん「疲れた~」などと言っておりますが、一人が着替え始めると豹変します。この日は、日曜日の男ひじきさん、マルパパさん、Egaoさんとご一緒します。私とマルパパさんは高速の渋滞があるので、午前中のみの釣りです。

この日も川は混雑しています。とっかえひっかえ周りの釣り人が移動しますが、私は竿を出してよかったと思える、痺れるような当たりが出そうな流れを攻めます。そしてそんな当たりを楽しみながら、気の置けない仲間と楽しい時間を過ごしました。この日は25尾で、最大は24㌢でした。
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これで終わってしまったら、今回のタイトルが意味不明ですよね~。意図したものではなかったのですが、前回のブログで盛り上がった「1.場所、2.腕、3.道具(竿)」ですが、今回の遠征でも休憩中にこの話題で結構盛り上がりました。

そんな話の中で、午前中タビを貸して自分は古いタビを履いたOKUさんから、「4.タビ」という話が出てさらに盛り上がります。話のきっかけは、立ち込んだときに滑って踏ん張りが利かないというものだったのですが、そこから滑った瞬間に鮎が掛かるという話に展開。emoticon-0102-bigsmile.gif
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皆さん同じような経験があるので、九頭竜は「4-2の順番か~」となった訳です。しかし本当のところは、「足元をしかり固めないと危険だ!」という主旨ですから、これを読まれた方は決して誤解をなされませぬように!故意に滑っても掛かりませんから~。emoticon-0136-giggle.gif

タビはフェルトにステンレスのビスを打つのも有効ですが、重要なのはフェルトが新しいこと。古いタビは体重でフェルトが圧縮されて硬くなるので、新しいときのような摩擦が得られません。怪我をしないためにも、フェルトは早めに交換することをお勧め致します。
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↑三日目の釣果は午前中上がりで25尾

by scott1091 | 2010-08-08 20:57 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他 | Comments(16)

な~んか、天気に恵まれていないような…。九頭竜遠征2回目

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↑獲り込み中のWaraさん

先週は日帰りみたいな釣行だったので、今週は金曜から九頭竜入りです。週中はずっ~と天気が良くて、今回は最高の遠征になると思っていたのですが、なぜか木曜に無情の雨。ダムの放水量が多いので、これで雨で増水すると入れる場所も限られてしまいます。

そんな状況ではありますが、2回目の九頭竜遠征を決行です。金曜の午前1時過ぎに家を出るときは、まさに土砂降りの雨~。道路が川のようになり、一部冠水して車のハンドルがとられるような状況です。Egaoさんに、福井はすでに雨が上がっていることは確認してはおりますが、岐阜方面はかなり降っているようなので心配です。emoticon-0107-sweating.gif
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↑今年リリースされた龍芯竿

雨による速度規制もあって、いつもより少し遅く「もりいし釣具店」に到着すると、目を引く車が1台。一見ノーマルのように見えますが、しっかりと足回りを固めたこの車は…。emoticon-0105-wink.gif

そーです。昨年、神通でお世話になったWaraさんの愛車です!

前日、メールの返事をしたときに、北陸(九頭竜&神通)遠征スケジュールを連絡しておいたのですが、最後に「これから少し寝ます」と書いたので、連絡するのを遠慮された由。お気遣い申し訳ありません。emoticon-0139-bow.gif
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↑ナイスバディのきかん鮎美ちゃんです

この日の九頭竜は、前日の雨で10㌢くらい増水しています。Waraさんと話をしている間に、Egaoさんにお願いして勝山漁協管区の状況を確認してもらいます。この水位だと、勝山でも楽しい釣りできそう。そしてしばし後に、EgaoさんからOKの電話です。

Waraさんとオトリを購入して、釣場に移動します。水位が高いのでウエットの上着を着て川に入りますが、天気予報に反して日が差してきてともかく暑い。10時半くらいにWaraさんの飲料が切れたので、熱中症になったら大変なので一度車に戻ります。この時点で私はジャスト20尾ですが、勝山らしい鮎の追いがありません。少し濁りが入ったせいでしょうか?
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↑午前中の釣果

せっかくご一緒しているので、Waraさんも中部漁協の年券を持っているので、そのまま移動して早めの昼食とします。今回も楽しい会話で、あっという間に1時間が過ぎてしまいました。依然水位は高いですが、Waraさんも流れに強いので中州に渡渉します。

Waraさんが「龍星☆竿」で私が「龍芯竿」なので、おのずと攻める場所が違ってきます。Waraさんは狭い範囲を丁寧に探って、私は流芯を流して16時過ぎに竿を畳みました。私の午後の釣果は41尾。最大は「もりいし釣具店」で計って22.7㌢で、他に22㌢クラスが3尾混じりました。
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↑午後の釣果

翌日はいつものパターンで6時から温泉に浸かって、7時から朝食です。食事が終わって部屋に戻ると、着信履歴があります。早々に準備をしていると、まずは乾坤一擲さんから電話。そして続いてEgaoさん。電話で話している間は準備ができないので、出発がどんどん遅れて行きます。

昨日の雨で岐阜方面は全滅のようで、ともかく人が多い由。どこもすでに車が一杯とのことなので、Egaoさんと私は釣場の広い坂東島に入ることにします。またまた大遅刻で車を走らせると、坂東島のキツ~イ流れの中に見慣れた釣り人の姿が…。そう「岐阜の漁師」さんです!
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坂東島の瀬の中で声を掛けて頂いたのは2008年8月。私のことを覚えているかわかりませんが、車から手を振るとすぐにわかって頂けたようです。身振り手振りで、本日の状況を教えてくれました。以前はオリジナルの8㍍30㌢の竿を使っていましたが、またオリジナルの竿を作られたみたいですね。見た感じでは9㍍より長そうです。

川見で通りかかった顔見知りの名人の話では、ここは数は出るがサイズはバラバラとのことなので、私は少しでも大きい鮎が掛かりそうなヒューム管周りに、Egaoさんはもちろん坂東島の王道コースです。
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↑誰もいなくなった瀬を果敢に攻める乾坤一擲さん。良型が竿を絞る

自分の釣りが暇なので他の釣り人を見ていましたが、ま~釣れないこと。右岸のオトリ店よりカミでは、ポツポツでも釣れているのは5人程度です。こんな感じなので、私は超硬ロッドながら深瀬でしっかりと泳がせて、午前の釣果は21尾。

昼食には乾坤一擲さんも合流します。夕方の地合い待ちで、しばし休憩タイム。午後は15時からスタートします。17時には誰もいなくなりましたが、乾坤一擲さんと私だけ17時半まで残業して、この日は終了です。ちょうど40尾になったと思って竿を畳んだのですが、オトリを選別するときに数えてみると、な~んと39尾でした…。

オトリ店情報では、この日はどこも追いが渋かったようです。
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そしていよいよ最終日。午前中上がりなので、朝食はコンビニのサンドイッチで済ませます。この日も釣り人は多く、早い時間から車が一杯です。乾坤一擲さんに電話をすると、あまりに人が多いので、帰ろうかと思うということなので、この日は朝から強制連行です。emoticon-0136-giggle.gif

この日も全般的に釣れていません。前日の感じから、錘の引き釣りでは釣果が期待できないので、この日は「Super LightⅡ(以降SLⅡ)」をチョイス。この竿の方が「龍芯竿」より竿先が利くので、「引き釣り泳がせ」が楽。また竿が少し柔らかい分、身切れにも有効ですし、今の鮎のサイズではタモ受けの場合はコントロールもしやすい。
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↑Egaoさんと連携してクロス作戦

後日また「フナヤ・オリジナル」の記事としてアップしますが、私は九頭竜の上川では超硬しか使わないので、「SLⅡ」と「龍芯竿」の2本がなくてはならないロッドなのです。どちらか一方だけでは、やはり微調整が難しい。九頭竜名物の強風や、流芯の立ち込みでは、小手先ではとても修正できませんからね。

ということで、この日は竿の選択に助けられて釣果を伸ばします。得意の奥義「超硬泳がせ」のパワー炸裂で、11時半上がりで前日一日の釣果より1尾少ない38尾。昼食は同じ釣場で会った「ひじき」さんも合流して、楽しいひと時を過ごしました。
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↑愛竿の「Super Light Ⅱ」。特注でノンペイント(NP)工法で仕上げました。クリアー全塗装とは感度が違います

釣りは「1.場所、2.腕、3.道具」と言いますが、Egaoさんの結論は「これは竿の違いだ!」とのことです。確かに過去の釣果を見ると、「SLⅡ」が完成してぐっと釣果が伸び、昨年の「龍芯竿」プロトで、さらに釣果が伸びましたものね。emoticon-0136-giggle.gif

個人的には、「これは2の違いだ!」と言って頂けると嬉しいのですが…。
正直、私も竿の違いだと思っています。emoticon-0102-bigsmile.gif

ご一緒した皆様、お疲れ様でした!
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by scott1091 | 2010-08-01 19:55 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他 | Comments(18)