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ダメよ~ダメダメ。「オラオラ釣法」を貫きましょ!

楽しみにしていた今シーズン2回目の九頭竜。はりきって金曜からの釣行ですが、天気予報は無情の雨。しかも当初の予報より前線が南下し、京都の福知山市と綾部市では5日未明に1時間に約90㍉の猛烈な雨。綾部市ではわずか3時間で193㍉と観測史上1位の大雨を記録。

私が北陸道を走っている時点でも、舞鶴若狭道は一部区間で通行止め。洗面タイムで立ち寄った杉津PAでは小雨レベルですが、スマホで確認すると中角の水位はすでに20㌢高。竿が出せないかな~と思いながら、前日から川に入っているヘルニア軍曹のベースキャンプを訪ねます。
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ヘルニアさんの話では、この地区はまだ水位は上がっていないとのことなので一安心。テントでコーヒーを頂いていると、しだいに雨脚がひどくなります。まず乾坤一擲さんが到着し、マルパパさんが到着する頃には、ラジオでまさにいる場所に「大雨洪水警報」が発表されたとのこと。テントの屋根にあっという間に水が溜まり、護岸の上に水が流れています。

今年の九頭竜は大雨続きだったのでなかなか濁りが入りませんが、支流から濁りが入ってくるのは時間の問題でしょう。雷も近づいてきたので車に避難します。雨雲レーダーでは9時くらいにピークを過ぎそうなので、それまで待機。増水と濁りが想定されるので、右岸左岸いずれにも戻れるような布陣を敷いて、私は10時から入川。
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しばらくしてからヘルニアさんが対岸から川を切ってセンターへ。私は瀬尻を釣ってから川を切り、同じ場所を対岸から挿すべく瀬を上ります。これが超~辛い…。せっかく5㍍上っても、足を滑らせたら振り出しに戻る感じ。ここでちょうど濁りがきつくなり、水位も上がってきたので百万馬力(?)で上ります。

瀬肩から流しますが、笹濁りから褐色系の濁りになって底石がまったく見えません。しばらく当たりが遠のきますが、日差しが強くなってくると鮎の活性も上がってきます。ゴミの流下もありますが、気になるほどではないのが救いでしょう。ヘルニアさんが言うところの「オラオラ釣法」から「鮎ちゃん釣法」に切り替えて遥かシモで粘るマルパパさん。

ダメよ~ダメダメ。
体に毒ですから「オラオラ釣法」を貫きましょ!
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この日、私が使った竿は龍芯竿。今年の鮎のサイズだと少し物足りないですが、掛けるまでの感度優先の選択。台風11号以降の九頭竜は「超硬」で数において竿頭を目指すのは難しいですが、この釣りをするために九頭竜に来ているのですから「型も数も竿頭」を目指します。

ユ~ガッタチャンスにマルパパさんの竿にトラブルがあり、こちらの分隊は少し早く上がりました。私の釣果は40尾。大雨洪水警報が発表されたときは釣りを諦めていたので、とても幸せな一日。また川に入れなくても、気の置けない仲間と過ごす時間は何物にも代えられない楽しいひと時であります。
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マルパパさんにず~と進めてきた「Super LightⅢ」。今回の竿のトラブルでやっと決心されました。翌日から使えるよう、私がフナヤに竿を取りに行きます。私は朝食の関係で遅くなるので先に川に入っていてくださいと言い残したものの、宿ではたと気が付きました。私が「SLⅢ」を届けないと、マルパパさんが釣りができませんがなぁ!

翌日は朝風呂のみにして、朝食はキャンセルして川に向かいます。しかしこの時間でもすでに釣り場はゲキコミ…。九頭竜もいよいよ神通と変わらなくなってきました。川を切って沖に出て、瀬を釣り下がって行くのが九頭竜スタイル。神通のように両岸に並んで川切りさせないというのは、川幅の広い九頭竜では釣り場を有効に使っていることになりません。
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「沖に出ていいですか」と聞かれれば、快く「どうぞ」というのがマナー。そして沖に出た人は、両岸に入っている人と竿が重ならない距離を保って釣り下がるのもマナーでしょう。沖に出た人がバタバタ釣ったとしても、それが自分の釣果に影響することはありません。グループで入る人は、仲間同士の距離感覚で入らないこと。特にシモ側に入るときは、十分な距離を取りましょう。

地元の人は釣れた場所で止まってしまうことはありません。入れ掛かりになっても、当たりが遠のくと下がって行きます。これは泳がせ釣りをしているわけではないので、粘っても同じ人では釣れなくなるからです。逆にどうしても下がりたくない人は、抜いて降りられるようゼスチャーでシモ側を譲ってください。九頭竜のように心も広く、気持ちも大きくであります。
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さて土曜の話に戻しましょう。マルパパさんと乾坤さんは前日と同じ場所に入るとのことなので、キャパを考えて私は別行動にします。どこもゲキコミですが、一人なら何とかなります。台風11号前に釣れた25㌢クラスを求めて、めぼしい場所を回って人の少ない場所に入りました。

しかし入った後は、上下挟まれて竿1本間隔。竿を挿したいラインは異なりますが、人がいれば動くことができません。少しシモの人が入れ掛かりになりますが、急瀬クラスで抜けてしまうサイズ。ここも小さいのかな~と不安になりながら、その人が下がって行くのを待ちます。結局この方は下がりませんでしたが、そこからさらに流れがきつくなるので川から上がりました。
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私は立ち込めるだけ入って、釣るラインを変えます。入ることによるメリットは、沖が挿せるということだけではなく、横の動きが出し難いラインにオトリを通すことができます。錘は5~8号レベル。少し重いくらいなら竿の角度で調整できますが、軽いと石裏しか釣れません。

手前でオトリを確保してから、徐々に本命のラインにオトリを入れていきます。そしていよいよ待望の竿をひったくるような当たり。先週や前日とはまったくパワーが違います。先週ならひるんで竿を曲げられないところですが、竿の弾力を一番活かせる角度をキープ。腕がプルプルするくらいの力で耐えますが、なかなか錘が水面に出ません。
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荒瀬をオトリを背負って疾走する野鮎。これだけ竿を絞っているのに、手前に寄ってきたと思ったらまた沖に疾走。これぞセッパリの九頭竜ファイター。掛かり鮎をいなしながら、波を利用して返します。飛んでくる鮎の大きさにひるんで体がぶれたら負け。掛かり鮎をしっかり目で追いながら斜に返します。これをオトリにすると、また同じサイズがすぐに掛かりました。

ここからエンジン全開と思いきや、まさかのドンブリ…。九頭竜でドンブリはここ数年ありませんが、実は今週4回目。原因は昨年あまり釣りができなかったため、2010~2012年に作った仕掛けがかなり残りました。今年はそれを消費しているのですが、付糸や中ハリスが劣化しているのが原因。一番切れるのは付糸のちち輪部分です。
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しかしラインが切れるから竿を絞らないという選択が許されない場所なので、大きな鮎はオトリにしないようにするしかありません。それでも22~23㌢より小さい鮎が掛からないので、このクラスをどんどん使い25㌢クラスは曳舟に直行。セッパリは他の河川の鮎より引きも強いし重量もあります。

この日は17時前に上がって39尾。前日より1尾少なかったですが、曳舟を持ち上げるとまったく水がない状態になるため、川の中を引きながら戻りました。オトリ店で鮎を処理してからマルパパさんと合流。「SLⅢ」の竿おろしは無事終了し、楽しい釣りができた由。乾坤さんはすでに帰途についていたので、マルパパさんと宿に移動。走り始めたらすぐに雨が降り始めました。
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最終日は7時からの朝食に合わせてゆっくりスタート。日曜の男、ひじきさんは時間がもったいないので先に入ってもらいます。7年目のたかしまさんは仕事の関係で11時くらいに合流。12時少し前に竿を畳み、Egaoさんを交えて長~い昼食。「TEAM Saogashira」が「TEAM Okagashira」になりそうなので、14時半に切り上げました。この日の釣果は16尾。本当に楽しい三日間でした。

わざわざ会いに来てくれたフェンさん、そして「酒匂軍団」の方々にもお会いできました。今まで実現しなかったT口さんとも並んで竿出しができ、天竜仕込みの九頭竜の釣りを拝見できました。まだまだ学ぶべきことは多いです!
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by scott1091 | 2014-09-07 22:50 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他 | Comments(4)

増水でリニューアルした九頭竜から厳しい洗礼…

今シーズンやっと実現した九頭竜釣行。木曜から入っている乾坤一擲さん、そして金曜から参戦したマルパパさんやariariさんの釣況が気になるところ。金曜までの情報をまとめると、かなり厳しい上に平日とは思えないほど混雑している。加えて土曜から「ジャパンカップ全国大会」が開催されることもあり、もうどうにでもなれ~という感じです。

水位は中角で0.60くらいなので個人的には平水ですが、漁協の発表では10~20㌢高。水色は漁協の発表では「笹濁り→濁りなし」ですが、個人的には「濃い笹濁り→笹濁り」レベルでしょう。いつものように「もりいし釣具店」でオトリを購入し、乾坤さんとマルパパさんが待つテント村で合流します。
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まだ7時前にもかかわらず、釣り人が続々と川に入って行きます。「ここは神通でっか」という感じですが、「TEAM Saogashira」は朝食準備の真っ最中。いつものように温かいお茶やら味噌汁を作って頂き、この空間だけはいつもの九頭竜と同じ雰囲気。ここで「7年目のたかしま」さんを待っていると、勢いよく車が滑り込んできました。

まったくの偶然だったようですが、車から降りてきたのはWaraさん。最終的にこの日のメンバーは乾坤さん、マルパパさん、Waraさん、たかしまさんと私の5人。入川時間はいつものペースで、偶然にも「予選リーグ第1試合」終了のホーンが竿出しの合図になりました。
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例年のごとくシーズン最初の超硬は「Super LightⅢ」を使います。この時間になると釣りやすい場所は人、人、人で、私が入れたのは一番きつい瀬。大増水で川が変わり、大きな底石が流れてしまったようで見た目より底流れが早い。最初から5号玉を付けますが、さらに5号、4号と追加して最終的には14号。

流芯ほど垢が薄いので、この時点でこの日の釣況を暗示しております。竿を出さないでカメラを構える乾坤さんと話しながら探り、ちょっとした段差を見つけたのでそこで粘ります。この間にシモの開きに入ったたかしまさんがグラスリを曲げます。同じ魚を釣るのに、これだけ違うタックルで楽しめるのは鮎釣りしかないでしょう。
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川相が変わって石が小さくなり、股の付根まで入ると足場が崩れて流されます。これだけの錘を付けると油断するとすぐに錘が噛む。しかししっかり底を這わせるには、これくらの錘で吊り込んでいかないと肝心のラインでオトリが浮きます。そんな錘を付けなくても入るという人は多いですが、ただオトリが入っているのでは意味がありません。

「大きいのはあのラインだよねー」と乾坤さんと話していると、狙いどおりにドォ~ン。この日一番のサイズをオトリにして、もう一つ下の波を狙って通していくと強烈な当たり。やっと錘が付いているのを感じさせない強烈な引き。腰を入れて竿を絞ると…。
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まさか、マサカ、ありえな~いのプッツン。007.gif

「え~、高切れ」と呆れる乾坤さん…。神通で少し使った仕掛けだったので、付糸から切れていました。仕掛けを直してすぐに再開するも続きません。昼食で川から上がる前に2尾入れ掛かりで釣り、この日の傾向を掴んで午後につなぎます。午前中の釣果は9尾で、ともかく厳しい内容でした。008.gif
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乾坤さんが川から先に上がって食事の準備をしてくれて、冷たいゆず素麺、カルビやらソーセージを焼いてもう食べきれないほど…。用意していたコンビニ弁当や総菜はまったく出る幕なし。マルパパさんが用意していたホルモンを焼くことなく、お腹一杯になりました。乾坤さん、本当にありがとうございました!040.gif

午前中がこんな状態なので、多くの釣り人が他の場所に移動していきました。我々は人数が多いので、移動しても入る場所がないので止まります。午前中より人が減ったので、少し動きやすくなりました。私は午前中掴んだイメージで、午後は入れ掛かりでスタート。しかしながらこんなペースが続くはずもなく…。
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ご一緒したメンバーも午前より広く分散して竿を曲げています。やはり午前よりは状況がよくなっているのでしょう。この日は感を取り戻すため、得意の「超硬+背バリ」の釣りは封印して錘の釣りに徹します。やっと九頭竜を釣る喜びを噛みしめながら、頻度は少ないですが超硬をひったくる当たりを満喫。

今年の九頭竜は9月は大鮎に湧くという予想でしたが、約1カ月続いた濁りは年魚の鮎にはダメージが大き過ぎました。型は例年と変わらないくらいの印象ですが、場所によっては痩せている鮎もいるとのこと。垢付が進めばコンディションは回復しますが、栄養が卵や白子に回る時期なのでこれ以上の成長は難しいでしょう。
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マルパパさんとたかしまさんの夕方入れ掛かりが終わるのを待って、一緒に川から上がります。午後の釣果は22尾だったので、何とかリミットメイクの31尾。翌日も釣りをするマルパパさん、たかしまさんと一緒にホテルにチェックインしてからフナヤに顔を出します。テストしている竿について、少し打ち合わせをしてから夜の部へ。ずぅ~と鮎釣りの話で盛り上がり、楽しい時間でした。

部屋に戻ってから温泉に入り、風呂上りはいつもの「エクストラコールド」。翌日はまた朝から風呂に入り、7時から食事なので竿出しは9時でんがなぁ…。マルパパさんと私は午前中のみなので3時間限定で頑張ります。水位はあまり変わりませんが、前日より濁りが薄くなったのは真名川ダムの放水を絞ったのかもしれません。
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この日も天気に恵まれて、前日よりも暑いくらい。ペースよく竿を曲げている人がいます。いつもの帽子と違いますが、抜き方でひじきさんとわかりました。日曜に来ていると思ってこの日の朝電話をしましたが、我々のスタートが遅いのですでに川に入っていた由。聞けばまったく釣れず、やっと掛かり始めたとのこと。

私はひじきさんの下がるペースに合わせて探っていきます。同じ釣り方ではやはり厳しいので、釣り方や狙うスジを変えます。この日の竿は「龍芯竿」。やはり「SLⅢ」とは感度が違うので、とても探りやすい。「弘法筆を選ばず」とは言いますが、やはり鮎竿は感度が命だと思います。
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そして最近は川に入れなくなったというマルパパさんが、竿を畳んで瀬を切って対岸へ。残り1時間で勝負に出ました。濁りが薄くなったとはいえ、底石が見えないので勇気がいります。私はこの二日ともあまり立ち込まず竿抜け狙い。川で会った友人から、「釣りスタイル変えたの~」と鋭いツッコミがありました!028.gif

マルパパさん、ひじきさん、私は12時に竿を畳み、たかしまさんはそのまま釣りを続行。Egaoさんを交えて昼食をして、ひじきさんは午後の部へ。マルパパさんと私は13時半に帰途につきました。この日は鰓や胸鰭付近、腹掛かりが多かったですが、瀕死になる前にオトリを回して20尾。いよいよ九頭竜も終盤。このまま大雨が降らないことを祈るばかりです。
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今回釣り場で声をかけてくださった皆様、久々にお会いできて嬉しかったです!001.gif

by scott1091 | 2014-08-31 22:31 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他 | Comments(10)

リベンジマッチのお誘い!

7月26日、道楽Yさんからつなぎが入ります。030.gif

下見で入った荒瀬で、キカンヤツをぶち抜いて「龍星☆竿」を骨折。それまでバンバン抜けたので、週末でさえ空いている超~荒瀬に突入。聞けば掛かり鮎が水を切って、鮎を返したときに折れてしまった由。不幸中の幸いは、折れた竿がカミに落ちたので回収できたことでしょう。あの瀬でシモに落ちたら、ウサイン・ボルトでも回収できませんがなぁ。
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この一件により予約していたツアーは「リベンジマッチ・コース」に急遽変更。今季は渇水の狩野川でしか釣りをしていないので、「そりゃーワテには荷が重すぎるぜよ」と思いましたが、竿が折れた状況を確認しないわけにはいきません。7月26日の大沢野大橋の水位は1.69。

リベンジマッチの8月1日は1.63なので少し低いレベル。ちなみに2日は1.53、3日は1.52です。週末は消費電力が落ちるので、日中の水位変化が小さいのは九頭竜と同じ。個人的に神通は、1.80くらいが不思議君が現れなくて好きです。それなりに覚悟して川に入らないと行けませんしね!

さてツアーはいつものとおり、身の振り方相談所に集合。距離が多少短いようなので、今回は「東海環状道」経由で「東海北陸道」に入ります。カーナビを新しくしたので、かつてのように道なき道をひた走ることがないので快適。「ひるがの高原」で道路に表示されている気温は22℃。ここを通るときはいつも小雨が降っています。
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いつものように「呉羽PA」で洗面タイムをしていると、な~んとマルパパさんから着信。すでに身の振り方相談所にいるが、まだ開いていないとのこと。「確か5時開店と書いてありましたよ~」とお伝えします。ゆっくり出てくるような話でしたが、まったくもってお好きですなぁ…。037.gif

私はすっかり明るくなってから到着。店が混雑する前に年券を購入。道楽Yさんは着替えてくるので、待ち合わせ時間前に着替えます。今年はごたごたでシーズン前にウェアを新調できませんでしたが、あまりに「着たきり雀」なので調達しました。紫外線で色が褪せない繊維や染料があると便利なんですけどね!

この日はバイザーなので、頭皮にも日焼け止めをシュッ、シュッ、シュッ~。頭皮が日焼けして痒くなるのでなるべくキャップを被っていましたが、「ビオレさらさらUVパーフェクトスプレー」を見つけてからバイザーが被れるようになりました。昔からキャップよりバイザーの方が好きなんですよね~。これで準備万端。
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すでに鮎師の正装に着替えた道楽Yさんの先導で、リベンジマッチの会場となる「竿が折れ上等P」へ。釣りやすい場所にマルパパさんの同行者3人に入って頂き、道楽Yさんと私は並んで水深のある場所へ。まずオトリを獲らないと勝負にならないので、本命の超~荒瀬は水位が上がりきった午後から。どうせ誰も入らないしと思っていたら、いきなりマルパパさんが突入してまんがなぁ。さすが漢でございます。038.gif

フナヤの迅速な対応で、道楽Yさんも手にしているのは「龍星☆竿」。いよいよリベンジマッチのスタートです。すぐシモに入った道楽Yさんは快調に竿を曲げ始めましたが、おかしい…。私は全然釣れる気がしない。釣れない君の時間が長く続き、道楽Yさんに「こっそりオトリヘルプ」をお願いする寸前にやっと待望の1尾。

ここからエンジン全開で行きたいところですが、道楽Yさんのペースには乗り切れず。ないテクニックを駆使して、あーだのこーだのやって数を伸ばします。確かに今年の神通は鮎が大きい。しかしこれくらいの流れでは、写真を撮る前に鮎が抜けてしまうのが「龍星☆竿」。でもメジャーの30万円ロッドを絞りすぎる人はいないように、その点は十分注意が必要です。値段は安くても素材はまさにそのクラスなのです!
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このブログで返し抜きについて何度か触れていますが、竿に大きな負荷が掛かる切り返しの急激な捻り。そして自分の横を通過するときに竿を強く突き上げるのは、高弾性ロッドでは禁物です。鮎の大きさによって角度を変えながら斜に抜けば、いずれの動作も不要なので返したときに竿が折れることはありません。

「タモ受けの延長」や「マイナス手尻の九頭竜返し」のイメージでは修得できません。神通でも返し抜きをする人が増えましたが、鮎が横を通過するときに伸び上がる人がほとんどです。どんな条件でも返せるようになりたい人は、早めに修正することをお勧めします。

さて12時前に場所替えするとのことで、マルパパさん御一行は川から上がります。そんな場所が空いたので、前半の遅れを取り戻すべくガンガン掛けます。道楽Yさんが下見までして決めた場所なので、型揃いで難しいところに残っている鮎は23~24㌢クラス。このサイズが2尾飛んでくるとタモ受けもドッスンという重量感。006.gif
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12時少し前に「TEAM Jinzoo」のう~さんが顔を出してくれました。一緒に車に戻ると、移動したはずのマルパパさん御一行が…。すでに「ダメ鮎師の素」から盛大に煙が上がり、年齢に見合わないスタミナ系を焼いています。体の弱いワテは胸焼けしそうなスタミナ系は遠慮して、道楽Yさんの「蛍烏賊串」とマルママさんの「塩らっきょ」を頂きました。

道楽Yさん、う~さんいずれも二年ぶりの再会となるので積もる話も多い。近況報告やハリ合わせの話題などで盛り上がり、やっと午後の部を再開。最初にプロトを試しますが、この場所では荷が重いようなので、続けて3尾身切れしたところで「龍星☆竿」にチェンジ。しばし沈黙の時間が流れますが、鮎の付いている棚を見つけて入れ掛かりに突入します。

しかしこんな幸せな時間は長く続かず再び沈黙。そんな時間を過ごしているところへ、今度は「TEAM Jinzoo」のQpapaさんが対岸に登場。今晩は「Toideナイト」でご一緒するので、ユ~ガッタチャンスはお休み。道楽Yさんと私も16時に川から上がりました。この日の釣果は48+31=79尾。型揃いでとても楽しかったので、「いたずら完了」ならぬ「リベンジ完了」です。001.gif
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↑午前の釣果。↓午後の釣果

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さてここからが第二部。「Toideナイト」のメンバーは「鮎道楽」から道楽部長さん、道楽Kさん、道楽Yさん。そして「TEAM Jinzoo」からQpapaさんに私の計5人。いつもの店ではなく、予約のみの粋な懐石料理店を貸し切り。お願いしていた岩牡蠣はジュレをあしらった洒落た刺身で頂きました。

4時間ずっ~と鮎釣りの話で盛り上がり、Qpapaさんの奥様が迎えにきたので散会。Qpapaさんは大人の事情で、翌日は「シルクドゥソレイユ」を見に行かなければならないとか…。「Toideナイト」に付き合わなければ今日もユ~ガッタチャンスができたので、お気の毒なことをしてしまいました。

私は宿に戻ってから、併設の風呂に入ります。弱いところに効く薬湯は、前回ヒリヒリしたところはまったく問題なし。丈夫になったとは考えにくい部位なので、きっと男性からクレームが多くて薬草の配合を変えたのでしょう。すっきりして部屋に戻り、目覚ましをセットすることなく寝てしまいました。
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翌日、目が覚めて時計を見ると、集合時間の35分前。コンビニに寄らなければギリギリ間に合いそうなので、洗面タイムを2倍速で終わらせると道楽Yさんから着信。「どうしました~」と電話に出ると、少し前に起きたので集合時間を30分遅らせましょうとのこと。お互い自然体で集合ということになり、実際には15分遅れで合流。

この日はプロトのテストのために、道楽Yさんが選んでくれた「ひみつのアッコちゃんP」。駐車スペースが少ないので、先行した道楽Kさんと道楽雨男さんが自分たちの車でスペースを確保しておいてくれました。まさに我々の車が入った時点で満車。もう一台も入れない状況ですが、まだ6時半でっせ!008.gif

道楽Kさんと道楽雨男さんはシモへ。道楽Yさんと私はカミの瀬に入ります。沢山いる釣り人の竿が一度も曲がらないまま、私は最初の1尾をゲット。しかしあまりにプリティで不安が頭をよぎります。しかし今年の神通はやっぱり違う。どこにでも20㌢以上がいるみたいなので一安心。しかしここは鮎が薄いようで、瀬の中のハミ跡が目立ちます。前日の場所は万遍なく食んであったので、水を通してハミ跡が見えることはありませんでした。
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鮎が薄い分いればすぐに掛かりますが、いない場所ではまったく掛からない。動くしかないので瀬を切って対岸へ。上流の人にあいさつすると、「入っていいよ~」とのことなのでそこからスタート。オトリを出そうと曳舟を見ると、ない、ナイ、ありえな~い。向きを変えたときに曳舟のフックを付け替えましたが、そのときペットボトルのD環にフックが噛んでいたのでしょう。

すでに竿3本くらいシモを流れていますが、竿を担いだままスーパーダッシュ。ウサイン・ボルトのように走れませんが、久々にカール・ルイスの登場。坂東島で曳舟を追いかけたときより体力が落ちている上に、そこはな~んと「カルバン、バ~ン」ならぬ「ガンバン、バ~ン」。普通でも近寄りたくない場所なので、釣り人は誰もおりません。042.gif

左岸側に並ぶメンバーの冷たい視線を感じながら、あともう一歩というところで曳舟が岩盤の溝に入って加速。私は頭が水没するすり鉢にはまって、そのスロープを上るのに一苦労。それでもあきらめずに曳舟を追います。そしてやっとトロ場で曳舟が減速。そこにはドブ釣りの人が並んでいますが、足が届かないので泳ぐしかありません。
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竿を置き、ベスト脱ぎ、タモを置いて取りに行ってよいか尋ねると、もう少し待っていたらここに流れ着くとの力強いご返事。私も少し休みたかったので、そこでしばし待って曳舟を回収しました。どこから追いかけてきたと尋ねられたので、あそこの瀬と答えると「まったくもって、ご苦労なこっちゃな~」と…。さすがに私も、瀬&岩盤を200㍍以上疾走した経験はありません。

竿を担いだまま一度も転ばなかったのは、この遠征のためにおろしたばかりのシューズのおかげ。耳に入った水が抜けないので、川を切って車に戻ります。私は耳に水が入ったままだとバランス感覚が悪くなるので、九頭竜でも一度川原に上がって片足ケンケンして抜きます。しかしこの日はシューズが新しいのでフェルトがクッションになって抜けません。

そこでティッシュで紙縒りを作って吸い取りました。これで現場に復帰。しかし調子が上がらないまま午前の部は終了。メンバーもあまり釣果は振るわず、場所を外してしまいましたね~と道楽Yさんが気遣ってくれます。しかし私が釣れないのは「うーがへ~」だからに過ぎません。
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ラインで「TEAM Jinzoo」の凸前ペコちゃんも合流することになり、午後も同じ場所を釣ります。私は入る場所がないので誰もいない右岸の岩盤へ。だてに曳舟を追いかけたわけではありません。スーパーダッシュで下見しているので、絶対に釣れると確信して入りました。左岸は竿を1本間隔で並んでいますが、右岸は私だけ。

岩盤のエッジを摺り足で探りながら、釣り上がるのがポイント。このような場所は釣り下がるよりも上がる方が釣果が伸びます。抜きや曳舟でバランスを崩したり、オトリ交換でふらついたりしたらドボンなので、午前中は耳に水が入っていたのでやらなかったんですよ~。まさに「G線上のアリア」ならぬ「G線上のTOMO」。もちろん「G」は岩盤の「G」でっせ!017.gif

しばし入れ掛かりが続き、そんなとき凸前ペコちゃんが川原に登場。マナーが良い人なので、釣り人の間隔が広がるまで1時間ほど待機されていました。そして入ってすぐに秒殺。そこからはポツポツ追加されていました。この日の午後は、やはり道楽Kさんの「納豆釣法」が炸裂。そして道楽Yさんも途中から竿を替えて追随。
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道楽雨男さんも「噂の釣法」を駆使して数を伸ばします。この日は天気が良かったので、さすがの雨男さんも外れることがあるんですね~。そんなことを思っていたら、なぜか冷たい一陣の風がぴゅ~。何気に対岸の雨男さんを見ると、セブルス・スネイプのごとく何かを呟いているではないか!025.gif

ご想像のとおり最後にしっかり降られて、全員水も滴るいい男になって終了。私は竿抜けを釣ったこともあり、型を揃えることができました。釣果は28+39=67尾。竿のテストとして最高のフィールドを提供して頂きました。まさに「鮎道楽ツアーズ」に外れなし。そして初めてご一緒した闇の魔法使い、道楽雨男さん恐るべしであります。

この日の夜は富山駅前のホテルを予約。再開発でシネマ通りがなくなるので、現在の店は今シーズン限りとなる「越中屋」へ。秋川チャラ之介さんの記事ですっかり有名になり、この時期は予約しなくても岩牡蠣があります。一人ならカウンターに座れると思って予約しませんでしたが、凸前ペコちゃんもご一緒することになって妻から予約を入れてもらいます。
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19時過ぎに入店しましたが、全て予約で埋まっていたので結果オーライ。DVD撮影で来られたグループも来店しており、右も左も釣り人ばかりでんがなぁ。ここで凸前ペコちゃんと釣りの話題で盛り上がり、最後はいつもの「富山ブラック」。「越中屋」はビルが建つまで他で営業するようですが、場所はまだ決まっていないようです。

翌日は九頭竜に回って年券を購入。オトリ店の常連さんと話をしていると、そこにひじきさんが顔を出してくれました。今年の状況やら近況報告、今後の予定などを確認します。午前中だけ竿を出すつもりでしたが、所用ができたので私はそのまま帰ることに。九頭竜での竿出しは次回になります。

遠征でお世話になった「鮎道楽」の皆様、そして「TEAM Jinzoo」の皆様、ありがとうございました。またご一緒するときは、釣りもナイトもしっかり揉んでやってくださいませ!040.gif
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↑蛍烏賊の干物と鱒寿司。せっかくなら本ます(海獲りの桜鱒)のものを食べたい!
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↑煮付けにシロバイも!

by scott1091 | 2014-08-03 23:27 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他 | Comments(13)

死にかけた体験から得た教訓。九頭竜に行く人は参考程度に…

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人気ブロガーの影響もあり、来年はブレイクしそうな九頭竜川。私もこの川の魅力を伝えてきた一人として、釣り人が水難事故を避けるために注意することをまとめました。私の少年時代の実体験がベースになっていますので、これらのことは他の河川においてもまったく共通です。参考程度に読んで頂けたら幸甚です。

さて私は両親を心配させないため、話したことがない体験があります。しかし残された父もこの夏に他界してしまったので、もう書いてもよいでしょう。私は釣りにおいて川で2回、ダイビングにおいて海で1回死にかけました。今回は川の2回について書きます。この体験から得られた教訓が、私の釣り人生を大きく変えたと言っても過言ではありません。

死ぬか生きるかは本当に紙一重です。
そのときの行動が正しかったかどうかは理屈ではなく生きているかどうか…。
すべては自己責任であることを自覚せねばなりません。


1.私は小学校2年生から釣りを始めました。父は週末はゴルフ専門で、最初は親戚にフナ釣りを習いました。当然当時は学校も会社も週休一日だったので、釣りに行けるのは日曜のみ。雨が降ると行けないので、自転車で行動できるようになると土曜の午後も友人と川へ行くようになります。

釣るのはもっぱらオイカワ、ウグイ、マブナでしたが、ちょうど「釣りキチ三平」の連載も始まって気持ちはすっかり「天才釣りキチ少年」。スイミング・クラブなんてものは存在しない時代ですから、同じくらい泳げるように夏休みは解放される小学校のプールで猛練習。小学校高学年になる頃には力尽きるまで泳げるくらいになりました。

そして家には池があったので、冬の池掃除を口実に今で言うところのヒップブーツを買ってもらい、それをもっぱら釣りに使用。当時のヒップブーツは今のように軽い素材ではなく、長靴が股まであるようなもの。まさに「九頭竜川中部漁協」のホームページで麦わら帽子のおじさんが履いているやつです。
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↑「九頭龍川中部漁協」HPから引用

大人用なので子供にはかなり長いので上部を切り、濡れたくない季節には重宝しました。そんなノリノリの小学校6年。いつもは小~中河川で釣ることが多かったTOMO少年は、この日は泣く子も黙る大河川に突入。瀬尻でミャク釣りをしているときに、ヨタ波でよろけてヒップブーツに浸水。すぐに立ち上がろうとするも、ブーツに動きを阻まれて立ち上がれません。

そしてあれよあれよという間に、足が立たない深みに流されました。得意の泳ぎをしようにもブーツが邪魔でまったく足が使えません。それ以上に長靴がともかく重たい。脱ぎたくてもズボンのベルト通しに固定した吊り紐が外れない。両手を使っても息をするのがやっとなので、持ってた竿なんていつ放したかわかりません。

プールで水に浮かんだ状態で、肺の空気を少しづつ吐いていくと体が沈む遊び(=実験)をしていたので、肺の空気が少なくなったら確実に沈むと思いました。岸に向かって泳ぎたくても、徐々に流されて遠ざかるだけ。そして手の力も限界に近づき、「僕、死んじゃうんだ」と漠然と思いました。

過去の思い出が走馬灯のように…。
というほど生きていない!
沈みながら水を通して見た青空が、今でも夢に出てくることがあります。
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↑水の中から見る青空

そして力を振り絞って浮き上がって呼吸したとき、シモにある瀬肩の輝きが目に入った。この頃は裸眼視力が2.0だったから見えたけど、メガネやコンタクトでは見えなかったでしょう。あそこまで行けば立てる。そう思って今までとは反対の流芯に向かって必死で泳ぎました。実はこの瀬肩で立てないと流れは急瀬となって一気にテトラにぶつかるのですが、もはやそんな余裕はありません。

どうやって止まって、どうやって河原にはいずり上がったのか記憶がないのですが、気が付いたときは手の爪が割れて出血し、全身が恐怖でこわばっていました。這い上がったのは対岸だったので、延々と歩いて橋を渡って自転車に戻るはめになったわけですが、いでたちを不審に思った人が車を止めて声を掛けてくれました。今思えば古き良き時代であります。

子供心にこのことを親に話したら二度と釣りに行けなくなると思ったTOMO少年は、家に帰ってから親に内緒で傷の手当てをしました。当時は家に定期的に補充に来てくれる「くすりの富山」の「置き薬箱」があったので、親に内緒のときはとても重宝したものです。

さてこの事故からTOMO少年が得た教訓は、以下の四つです。

①衣類は濡れると重石と同じ!
②ヒップブーツやウエーダーで足が立たないところに流されたら泳げない!
③足が立たないトロ場は泳がないと抜け出せない!
④竿なんて早く捨てるに限る!

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この教訓に関連した遭遇事例も上げておきましょう。

AA)フライマンがゴアのチェストハイを着用。腰にベルトをしていなかったため流された拍子にパラシュートを開くように浸水。まったく身動きできない状態だったが、渓流だったので溺れる前に救助。浅瀬で立たせようにも水が重たくて立てないので、サスペンダーを外して事なきを得た。

BB)スリムウエーダーを履いた鮎師が瀬尻で流されてシモの深みにあるマキへ。自力でマキから脱出できないまま力尽きて、足が浮いて上半身が水没した状態に。駆け付けた釣り人が協力して陸に引きづり上げた。すでに意識はなかったが、人工呼吸により一命を取り留め救急車で搬送。

CC)子供と川遊びに来ていた親子が、子供が足の立たないマキの反流に吸い込まれる。あわてて助けに行った親も脱出できない状態に。流された方向に戻ろうと必死に泳いでいたので、そのまま流されながら反対の流芯に向かって泳ぐように指示。これによりマキから脱出した子供を瀬で救助。

DD)ウエットタイツでも、足が浮いた状態で流される釣り人を九頭竜で見かける。ダイビングでウエイトを巻くのは、スーツの素材であるネオプレーンに浮力があるから。この状態で流されると立てないし、上半身が沈んで顔を水没させてしまう人も多い。ウエット上着は寒さ対策だけではなく、バランスよく浮くための安全対策でもある。

EE)鮎釣りでも安全のために、ライフジャケットや膨張式ベストを着用している人がいる。しかし膨張式は緊急時はまず手動では膨らませない。これは釣竿さえ放すことなく力尽きることからも明らか。ライフジャケットは浮力を維持できる反面、瀬では抵抗が大きく体の動きを束縛される。どれが正解かは事故のケースによるが、これらを身に着けていることで油断するのが一番の落とし穴。
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↑ウエーディング・シューズの数々。ソールが硬いものやコバのあるものはパス。必然的に「ベリピタ」や「ジオロック」は選択肢から外れます。フライ用は海外の河川で使うのが前提になっているので、底が硬くて足首をしっかりホールドするものばかり(後列右のシューズ)。足裏感覚も損なわれるので里川の渓流以外では履きません

2.次は二つ目の体験。懲りないTOMO(少年→)青年は釣りの腕もめきめきあげて、中学で部活を引退して高校受験を控えた半年間は、もうアクセルべた踏み状態。いでたちは部活で転んだときに穴が開いてしまったジャージに鮎タビ。というかソックス付のタビ。しかしこのタビがとてもプアーで、石を蹴ると涙が止まらないほど痛い。

そこで目を付けたのが、写真でしか見たことがないウエーディング・シューズ。そんなものが並んでいる釣具屋もないし、あっても当然中学生には買えない。そこで考えたのが、古くなったコンバースにフェルトを貼る方法。これの履き心地が快適で、さらに釣行に拍車が掛かります。そんなときに事故は起こりました。

不用意に浮石のカミで踏ん張ったことにより、シューズが石の隙間に挟まってしまった。この時点でことの重大さに気づいていないTOMO青年は、何気に抜こうとしてバランスを崩して転倒。石のカミで踏ん張らなければならないような流れなので、一度倒れたら起き上がれない。しかも仰向けの状態となれば、水流と水の重みに逆らって腹筋をするようなもの。

完全に水没した状態で見上げた青空は、そう小学校6年のときとまったく同じ光景。いくらもがいても起き上がれるわけもなく、力尽きて漠然と「俺、死ぬのか~」と思いました。そしていよいよ息が苦しくなり、最後に渾身の力を振り絞って体をひねった。このときどうして挟まったシューズが外れたのか今でもわかりません。でも次の瞬間うつぶせの状態で頭を下流に向けたまま流れ出した。

しかしこの体勢で流されると起き上がれない。中途半端な水深なので石に捲られて頭でも打とうもんなら、こんどは死を意識することなく行っちゃうかも…。必死になって向きを変えて、足から流される体勢になったのはよいけれど、今度は挟まった利き足をひねっているので踏ん張れない。もう絶体絶命…。
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こんな状態で何とか川原にはいずり上がったときは、やはり全身がこわばって痛みを感じるのは右足首だけ。しばらく河原に倒れ込んでいましたが、起き上がってから体をチェックすると、ジャージは破けていないのにそれを捲ると脛から血がた~らタラ。出血しているところを確認すると、いずれも傷が深くて白い肉が見えてる…。

痛い足を引きずりながら、流してしまった竿を探しますが見当たらず。元気なら絶対に見つけるのでしょうが、もはやそんな気力も体力はありません。このときも親には言えないので、家に帰ってから西部劇で見たように父親の飲みかけのウィスキーで傷口を消毒。そして当時は当たり前だった赤チンをぬりぬりして、大きな絆創膏を貼ってカモフラージュ。足首は父の肩こり用に買ってあったサロンパスを貼りました。

さてこの事故でTOMO青年が得た教訓は、以下の四つです。

①不用意に石のカミに足を置かない!
②すぐに脱げるタビの方が安全だ!
③シューズなら底が柔らかくコバのないものを選べ!
④頭を下向きにして流れるのが一番危険だ!


この教訓に関連した名人の対処方法も紹介しておきましょう。

AA)タビはウエットの下に入れると、いざというときに脱げない。だからタイツを中に入れてからタビのチャックを締めろ。by Tamazoさん

BB)体が捲られるような場所は足から流される体勢で膝を少し曲げ、乗り上げるような石が迫ってきたら足裏で蹴りながら避けろ。スキーでコブ斜面を滑るときと同じ要領だ。by Egaoさん

CC)浮石で止まるときは石のカミで踏ん張るな。石のシモ側につま先を差し込み、足首を立てて固定する方が安全だ。by Egaoさん
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↑ウエット上下も既製品がフィットしない人はオーダーで!安全はブランドで担保されるものではありません
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↑私のタイツはファスナーなし。市販のファスナー付のタイツなら、上着は「ボレロ」ではなくフンドシ付きの「ジャケット」にしましょう

3.ここで私が九頭竜で注意していることを書きます。
まず余計なものは身に着けないこと。

〇カッパなんて絶対に着ない
〇私は流しダモではないので、いざというときはタモが流失してしまった方が安全なので尻手ロープはつけない
〇タイツでも中に水が入るとバタつくので、3㍉以上で体にフィットしたものを選ぶ
〇捲られるような荒瀬、足が立たないトロ場がすぐ下流にある場所、足場の悪い岩盤では安全のために2㍉以上のウエット上着を着用。上着はタイツの中に水が入るのも防ぐ

そして自戒を込めて!
〇絶対に自分の力を過信しない

私は幸い気管に水が入るようなことがなかったので生還しましたが、呼吸とともに水を吸い込んでしまうと、陸に上がって咳き込まないと水を吐き出せません。人は驚いた瞬間に呼吸を止めるものですが、落とし穴に落ちるように深みにはまったりすると、水が気管に回ってしまうこともあるそうです。この状態で足が立たなければ間違いなく死にます。

これだけは私も体験していませんが、加齢とともに食事でも誤飲が多くなるので注意しなければなりません。おそらく鮎師の90%以上が、体力のピークを過ぎた年齢でしょう。私も年々衰えていく自分の身体能力を、十分に認識しなければならないと思う今日この頃です。

「九頭竜に比べたら、こんなのチャラ瀬みたいなもんだぜ~」。
そんなことを思うようになった、あなた!
完全に黄色信号です。

4.最後に鮎釣りで肝が冷えた他の経験も列記しておきます。

AA)コロガシ仕掛けが同じ場所で根掛かりすると、そこにコロダマができる。九頭竜で根掛かりを外しに行ったときにそのコロダマが両足に刺さり、歩幅を確保できない状態に。団子状態の仕掛けが切れないので体の向きを変えられず、そのまま小さな歩幅で対岸まで渡り切った。Egaoさんがその状態に気づいていたので心強かったです。

BB)九頭竜で根掛かったオトリを外しに行って、根掛かりしたコロガシの仕掛けが手に刺さって動けない状態に。このまま流されたら利き手が悲惨なことになると思い、火事場の馬鹿力を発揮して踏み止まる。担いでいた竿を流して反対の手でハリを外し、オトリを回収してから仕掛を手繰って竿も回収。コロ解禁後は、荒瀬ではもう二度とオトリを回収に行かないと心に決めた。

CC)那珂川でサケの引っかけ釣りのハリが、ウエットを突き抜けて皮膚に刺さる。刺さりが浅かったので皮膚が裂けるくらいで外れたが、ウエットは当然ながら破けた。ハリが深く刺さっていたらと思うとその状況を考えたくない。サケの引っかけ釣りが行われている川では、ダイバーズナイフを装備に加える必要を感じた。

DD)初めて行った九頭竜で、北島テトラ前で利き足が「こむら返り」になって流される。頭が水没してしまう水深だったが、反対の足でケンケンすることで何とか呼吸を確保。吉並の瀬肩が迫ってくる前にストレッチして、何とか動く状態にして瀬肩に立つ。しかし痛みでその場からしばらく動けなかった。

上げたら切がないのでこれにて了。
皆様もくれぐれも注意してください。

by scott1091 | 2013-11-24 16:11 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他 | Comments(21)

今季初の九頭竜はやっぱり楽しかったぞー!

台風18号(MAN-YI)による影響が懸念されますが、ここを逃すと今季は遠征できなくなる可能性が高いので、ブログで予告したとおり九頭竜を目指します。記事を見たマルパパさんとヘルニアさんから事前に連絡があり、お二方とも台風の影響を避けて金曜、土曜の二日間竿を出す由。

そこで今季最初で最後の「TEAM Saogashira」ミーティングと行きたいところですが、乾坤一擲さんはこの週末は毎年稲刈り。ひじきさんは日曜なので台風しだい。Egaoさんはお子さんの運動会や諸々の用事で釣りはできませんが、夕方には顔を出してくれるとのこと。006.gif
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いつも洗面タイムで「杉津PA」に立ち寄りますが、まだ夜が明けていないのが秋を感じさせます。しかし少し明るくなると蝉が鳴きだしたので、これで勇気百倍。「俺の夏はまだ終われないぜ~」という勢いで「もりいし釣具店」に車を滑りこませると、私の定位置に車が…。この時期は常連さんが多いので、当然のことですよね~!

皆様と挨拶を交わすと怪我で釣りをしなかったと思われている人が多かったですが、忌中は殺生を控えたというのが実情です。一通り挨拶を済ませてから、年券とオトリ2尾、氷を買います。この時期に年券と思われる方も多いと思いますが、日釣り券だと天気しだいで釣りを止めようと思うもの。しかし年券ならいくら短時間でも迷わず竿が出せます!
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マルパパさんに電話をすると、三河テント村で朝食中とのこと。私もそちらに合流すると、なぜかそこには燃える男ダンさんの姿が…。狩野川でお会いするのは当たり前ですが、昨年はJinzoo、今年は九頭竜でご対面。本当に鮎釣りにはまってしまいましたね~。ヘルニア・パパさんやテント村の方々に歓迎してもらい、お茶を頂きながら今季の話しを伺います。

前日のヘルニアさんの釣況はまずまずとのこと。しかもこの週末はサギリ漁の杭打ちでダムの放水量を絞るので、「もりいし釣具店」の話では今季初めての平水ではないかと。土曜は前日からさらに20㌢近く減水しているので、この水位であれば川慣れしていない私でも安心です!006.gif

いつものように昼食に集合することを確認して、三々五々思い思いの場所に散っていきます。私がこの日選んだ竿は「Super LightⅢ」。水が驚くほど冷たいですが、迷わず流芯から探って行きます。最初の1尾目は残念ながらバレ。しばらく定番のハリで様子を見ますが、しっくりこないので9.0号から8.5号にサイズを下げます。
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この場所は水位が下がったとはいえ、底石の周りをしっかりと探るには「3+4号」ないし「4+4号」が必要でした。このシチュエーションなら「龍芯竿」を持ってくるべきでしたが、今季はまだ「超硬」を絞っていないので、比較的曲げやすい「SLⅢ」を選択したしだいです。

竿の特性を活かしてしっかり絞るのは、実はこれが一番難しいのです。硬度が柔らかいほど、また胴調子の竿をほど絞り易くなります。しかし竿が曲がっていても、力のない先端部分を使っているだけでは掛かり鮎にプレッシャーを掛けることができません。竿は力を発揮する角度というものがありますので、それを意識して絞るのが重要です。

回りに人が増えてきますが、他の人はなかなか竿が曲がりません。私と攻めているラインが違いますし、もしオトリを入れようとしても急瀬レベルくらいでは入らないでしょう。そんな場所ではコンスタントに20㌢アップが竿を絞ります。朝方吹いていた風も止み、初日は最高のコンディションに恵まれました!
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↑土曜午前中の釣果

私の午前中の釣果は35尾。皆もまずまずの様子で、いつもと同じように長~い昼食。そんなメンバーを見かねてダンさんが支度を始めたので、午後の部を再開します。午後はさらに人が多くなりますが、回りが偶然にも知り合いのグループだったので和気藹々。午前中とは少し釣り方を変えて、きめ細かく拾っていきます。

今季絶好調のマルパパさんは、九頭竜でも乗っています。私のシモにいるので、頻繁に竿が曲がっているのが見えます。対岸に入ったダンさんも初九頭竜で大健闘。夜の反省会で私と攻めているラインが違うことに気づいていたので、来年の変貌が楽しみですね~。そしてカミに入ったヘルニアさんは、奥義「ムツゴロウ返し」が炸裂。

肝心の私はというと、はっきり言ってメチャクチャ下手くそ…。鮎の大きさや竿の角度によって、「斜に抜くときの角度」、「振り速度」を調整するわけですが、初日はなかなか感覚が戻ってきません。素人みたいな失態も織り交ぜながら、楽しい時間はあっという間に終了です。午後の釣果は38尾だったので、この日は73尾で終了です。
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↑土曜午後の釣果

川から車まで運ぶのにオトリ缶にオトリを残し、〆る鮎は曳舟に入れていきます。しかし途中から曳舟の蓋が下がらなくなり、無理やり下げると中の鮎が出てくるので残りはリリース。これでも「もりいし釣具店」で鮎を処理するのが大変ですが、Egaoさんが処理している間話し相手になってくれて、少し持って帰ってくれたので感謝感謝であります。最大は26㌢でした。

この日で三河キャンプ村は閉村となったので、マルパパさん、ダンさんと反省会に繰り出します。ホテルに車を止めて、店に歩いて行けるのが魅力。いつものようにフナヤに立ち寄ってから、この日はマルパパさんの選択で「焼肉コース」。鮎釣り談義に花が咲き、楽しかった一日を語り合ってあっという間に時間が過ぎるのでした。
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翌日の日曜は朝から雨。しかし時折雨脚が激しくなるも、降っていない時間の方が長いので問題なし。川にオトリ缶を埋けていた人の話では、前日よりさらに減水しているとのこと。この日は三人ともバラバラの場所に入り、昼食に集合する段取りです。ダンさんは前日と同じ場所、マルパパさんは激流コース、私は周遊コースです。

この日は寒いのでウエットの上も着ます。フル装備で流芯を果敢に攻めていきますが、ともかくバレが多い。錨でもチラシでも同じようにバレる最悪のパターン。当たったときの竿の引き込みは大きいのですが、竿を絞るとバレてしまいます。完全にハリ合わせできないまま、半分も獲り込めないで午前中は15尾で終了です。
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ここはすでにコロガシ仕掛けがかなり沈んでおり、石が立っている場所はかなり厳しい感じ。いつの間にかマルパパさんも移動してきており、間もなくダンさんも到着。釣況はみんな同じように厳しい。声を掛けて頂いた方の話では、この場所は今年はともかく人が多かったとのこと。特に右岸に友釣りがずらっと並ぶので、9月以降はコロガシが左岸に集中するとか…。

昨年もその傾向がありましたが、今年はさらに顕著なようです。雲行きが怪しいので、移動している時間がもったいないので午後は三人同じ場所。私は幸先よく掛けていきますが、コロガシの仕掛けで3尾ロスト。最後は仕掛けが惜しいので回収に行きますが、オトリに手が掛かる寸前で流されて「SLⅢ」の2番を折損。さすがに泣けました…。007.gif
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一度車に戻って竿を「龍芯竿」に持ち替えます。これ以上コロガシ仕掛けに泣かされたくないので、マルパパさんが午後一番に入っていた場所に入ります。この時間になるとすっかり空が暗くなり、雨も降ってきました。寒くて他の釣り人はほとんど上がってしまいましたが、私はこの日では一番楽しい時間になります。

釣れるのはメスばかりで、釣れるごとにサイズアップ。目印が弾ける痛快な当たりと、「超硬」で鮎のパワーをダイレクトに感じるこの快感…。これぞ大好きな鮎釣りのもう一つの世界。同じスタイルにこだわるのを否定はしませんが、引き出しが多い方が選択肢が広がるし応用が利くもの。この日は16時までやって午後21尾追加し、36尾で終了です。
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↑日曜の釣果

マルパパさんとダンさんは、予定通り釣りが終わってから帰途につきます。私は台風のコースしだいでは、月曜も午前中だけ竿を出す目論見です。「もりいし釣具店」に戻ると、北陸はあまり雨が降らないとの天気予報で、私と同じような人達で生簀はオトリ缶で一杯でした。

そしていよいよ最終日。雨の音で4時前に目が覚めました。雨脚がかなり激しいので、テレビをつけますが、この時点では台風情報が表示されるくらいで特番はなし。静岡付近に上陸するルートなので、ここ数年は北陸ではあまり雨が降らなかったパターンです。

しかし今年の夏は普通ではないので、まったく油断はできません。そしてしだいに天気に関する特番が増え、気象庁は05時05分に滋賀県、京都府、福井県に「大雨特別警報」を発表。これは8月30日から運用を始めた「特別警報」が適用される初めてのケース。「数十年に1度」の基準となれば、頭をよぎるのは2004年の福井豪雨と足羽川の決壊です。
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土砂降りなので屋根のあるエントランスに車を回し、それでも雨が吹き込む中で荷物を積みます。6時半からの朝食は諦めて、まずはガソリンスタンドに寄って燃料を満タン。帰路は特別警報が出ているエリアを全て通るので、通行止めを覚悟しなければなりません。

「もりいし釣具店」に行って挨拶を済ませ、冷凍鮎とオトリ缶を回収。この時点の九頭竜は、まだ50㌢くらいの増水。しかしクーラーに冷凍鮎をいれるだけでもずぶ濡れになってしまうので、手提げ袋に無理やり詰め込んで運転席に滑り込みます。まだ時間が早いので交通量が少ないトンネル内の駐車帯に車を止めて、オトリ缶の鮎を〆て冷凍鮎はクーラーの中へ。
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朝食と飲み物を手が届く場所に移していよいよ出発です。すでに北陸道は「武生IC」から通行止めとの表示ですが、8号線は通行できるとのこと。ともかく米原まで行ければ、その先の高速は問題ないと判断しました。しかしこれが甘かった。8号線が敦賀湾を目前に、まったく動かない状態に!

電波が悪くて情報が取れないので、心配してメールをくれたmotoさんに迂回ルートを検索してもらいます。同時に妻には、日本海ルートで一番確実な上越ルートで通行止めの情報がないか確認を依頼。そして特別警報の区域を避けるべくUターンを決断します。
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来た道を戻りますが、どんどん雨がひどくなって候補にしていたルートが次々に通行止めに…。通行止めの理由が、雨量規制値を超えたものなのか、災害によるものなのか情報提供されないのがつらいところ。こうなると最長距離の上越ルートしかないと判断して北陸道をひた走ります。

しかし路面に水がたまっていて、ともかく燃費が悪い。満タンにした燃料計のハリがどんどん下がっていきます。車窓から見える勝利バーは恐ろしい水量。Jinzooはさほどでもなく、高圧線の鉄塔付近に車が2台止まっていました。まさかコロガシ釣りではないとは思うのですが…。

「糸魚川ルート」の通行止め情報がないので、念のため「糸魚川IC」を降ります。偶然にも黄色いパトライトを付けた車がいたので情報を求めると、まだ通行止めの情報はないがトンネル内を水が流れている場所もかなりある。このまま降り続くようなら通行止めも時間の問題とのこと。
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たまたま地元ナンバーの大型四駆が先行したので、その車について行きます。しかし車窓から見える姫川が恐ろしいことに…。トンネル内はいつ冠水してもおかしくない状況ですが、対向車がいないのでセンターラインをまたいで走ります。天気がよければ最高の景色であろう山々には、すごい水量の滝が一直線で落ちています。

そして途中の民家で先行していた四駆が右折。いよいよここからは一人旅。トンネル内は暗くて水深がわかりません。そしていよいよ最大の難所が…。トンネルの側壁から滝のように雨水が吹き出し、道路は完全に冠水して通過できそうにありません。ここで万事休す。しかし戻るのも地獄です。
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進むかどうか思案していると、な~んと救世主が登場!鬼に金棒のダンプ。後ろの8本のタイヤが水を押しのけ、まさに「モーゼの十戒」のごとく水溜りが割れます。ぴったりとついて行くと、ほとんど水の抵抗を感じません。こんな場所をもう一カ所通過して、ダンプとはお別れ。何とか白馬村に到着して最初のガソリンスタンドに入ると、満タンにしたら40㍑入りました。恐るべし…。

ここで情報を収集すると、上越信道は「更埴~麻績」が通行止め。長野道も「塩尻北~岡谷」が通行止めとのこと。カーナビは「10キロ以上先、災害のため通行止め」としか言わないので、まったく役に立ちません。しかもその場所を避けるリ・ルートもしないし…。
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こうしてやっと乗れた中央高速は、つながる高速がほとんど通行止めなのでガラガラ状態。ここからは快適に走行して、出発してから10時間で帰宅しました。台風一過の好天を通して見る景色は、ススキが目立って空気もすっかり秋色。この土曜の出来事が、ずっと前のことのように感じました。

ナビして頂いたmotoさん、心配して頂いた皆様、本当にありがとうございました。040.gif
そして被害にあわれた方々には、心からお見舞い申し上げます。
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by scott1091 | 2013-09-16 21:02 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他 | Comments(20)

いよいよ北陸ロード最終編あるね!

さぁ~て、今季最後の北陸ロード。鮎シーズン終了を目前に控え、唯でさえ釣り人が多いこの三連休に、日本で一番混雑しているJinzooへGO~。「フィッシング吉井」のブログによれば、入川者数は800~1,000人とか・・・。どこに行っても人、ひと、ヒトでんがなぁ!

「体」も弱いがそれ以上に「気」も弱いワテとしては、「フィッシング吉井」の黒板情報で数が出ている場所は全てパス、ぱす、PASS。ころころ釣り(コロガシ)が日常的に入り、友釣りが敬遠するような場所を見て回ります。そしてまだ時間が早いので、人のいないエリアを発見。気が弱くても、最初に入ってしまえば気が楽ですものね!
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この時期は緩い流れで泳がせている人が多いですが、私は最初から瀬に入ります。まずは流芯手前で様子を見ると、すぐに反応あり。これをオトリにカミに飛ばすと、すぐに2尾目。しかしその後はぱったり。もう少しオトリを確保してから瀬を攻めたいところですが、ここで軽く流芯を探ると、いきなりの入れ掛かり。とはならず、まったく反応なし・・・。

流芯手前のスジを執拗に探って、やっとツ抜け。これくらいの時間になると対岸に人が並びますが、私の側には3人のみ。水深があるので立ち込んでも竿が交差することはないので、対岸の人も気になりません。掛かる魚がだいぶ成熟しているので、流芯で掛かってもオスが多いであろうことは容易に想像がつきます。
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それでも今季最後のJinzooで、最高の当たりを満喫したい。そろそろ流芯で掛かるのではないかと軽く探りを入れると、やっと掛かりました。ここからはまずまずのペース。掛かると同時に鮎が対岸に走り、風の影響もあって久しぶりに糸鳴りヒュン、ヒュン、ヒュ~ン。竿を曲げるたびに、この糸鳴りで対岸の人が振り返ります。九頭竜であまり糸鳴りがしないのは、ラインの太さの違いでしょうか?

流芯で掛かる鮎は一回り大きく、だいたい22~23㌢。最大は死後硬直状態で計測して26.5㌢。こんなサイズがJinzooで釣れたのも驚きです。15時を過ぎると雲で太陽が陰り、しだいに黒い雲が出てきて今にも雨が降り出しそうな空模様。この頃になると対岸に二人、自分のいる側には一人のみとなりました。
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ここからは、今まで釣れなかった場所をじっくり狙います。シモの人がしばし入れ掛かりとなり、「スペシャルMT」を気持ちよく曲げています。私も1尾獲れれば同じような状態になるので、焦ることはありません。しかもシモの人は錘、私は背バリなので平瀬となれば探れる範囲が異なります。

そして待望のオトリ交換。ここからは狙いどおりメスの入れ掛かり。メスはすでに泳ぎが重たいので、最初の泳ぎのコース取りに集中します。そしてここからしばし最高の時間。時計を見るとジャスト16時。この時期のJinzooは、夕方の地合いはこれくらいなのでしょう。
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そして17時前には当たりが止まったので、ここで気持ちよく竿を畳みます。この日の釣果は63尾。写真ではわかりませんが、久々にタモを持ち上げるのが重た~い。この時期としては、型、数ともに最高の結果。また私に近づいてくる不思議君もおらず、終日気持ちよく釣りができました!

これでJinzooの釣りは終わったようなもの。早めにホテルにチェックインしてから、今季最後の「富山ナイト」に繰り出します。う~さんのおかげで店の選択肢が広がりましたが、最終日は挨拶も兼ねていつものカウンター席。その後、同じ店に来店されていたチャラ之助さんのグループに合流させて頂きました。
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翌日は肩の力もすっかり抜けて、いつものように空いている場所を探します。そして私のJinzooでのジンクス、前日と同じ場所が一番空いていたので再び入川します。前日はころころ釣り(コロガシ)は一人もいませんでしたが、この日は徐々に増えて回りに3人。やはり地元の人は、日曜しか川に入れない方も多いのでしょう。

入ってすぐに入れ掛かりで3尾釣りますが、その後はパッタリ。チャラ之助さんのグループも近い場所に入りましたが、やはりスローな様子です。徐々に人が増えてきたので、私は5尾釣ったところで、場所移動を決断します。この時点ですでに10時。入れる場所は限られること間違いなし。

私はJinzooの釣りの楽しみは「瀬」と「トロ」と思っているので、駄目もとでトロ場を見に行きます。通称「アマゾンポイント」は流れにまったくシワがなく、ポイントの絞りようがありません。こんな場所なので、シモの瀬の落ち口に友釣りが3人。300㍍くらい上流にころころ釣り(コロガシ)が2人。この間は完全な貸しきりです。
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まずは川を切って底石の状況を確認。どこもしっかり石が敷き詰められていますが、石色にはやはりムラがあります。問題はほとんど川底に起伏がないこと。これだけ広大な面積を、歩いて確認することはできません。このような場所はまずキトキトのオトリを獲らないと勝負にならないので、センターに立って石色の良い岸を引きます。

これでまずはオトリを確保。しかしオトリを闇雲に泳がせても、まったく掛かりません。釣れるスジを見つけないと、ツ抜けも難しい感じ。そこで太陽を背負うようなポジションで水色の変化を探しますが、水面の反射で微妙な色の違いがわかりません。
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偶然見つけたカケアガリで5尾くらい追加したときに、やっと風が吹き始めて水面にさざ波が立ちます。これで微妙な水色の変化が見えるようになり、逆Y字型の馬の背を発見。さざ波がなくなるとわからなくなるので、四点方位法でY字の各位置を頭に叩き込みます。

これでやっとひと段落。この場所の常連と思われる釣り人が2人入ってきますが、その人たちの動向を観察するとこの馬の背を把握していない様子。オトリをきれいに泳がせていますが、カケアガリのスジを外すとまったく掛かりません。これが河原に変化のないトロ場の難しいところ。
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誤解なきよう言っておきますが、鮎は全面にいます。それは無数のハネでわかるのですが、掛かる鮎が付いているスジが限られています。私も良いオトリが確保できてから、色々な場所を攻めてみました。しかし結局掛かったのは、この馬の背の上とそのカケアガリで90%。

ここで掛かる鮎は全て天然で、地合いがはっきりしています。ここに来るときに一番心配だったのがサイズでしたが、平均20~21㌢レベル。水深1㍍くらいのところで、目印が吹っ飛んで一気に竿が伸される様は、鮎師にとって最高のエクスタシー。しかもこの馬の背が、私の貸切でっせ!
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この場所は今年初めてJinzooを訪れたとき、道楽Yさんとう~さんと川見だけした場所。この全面フラットな流れをいつか攻略したいと思っていたので、この日やっと念願が叶いました。この場所で使った竿は「龍星☆竿+標準チューブラー」。前日とは違って瀬音がまったくしないので、糸鳴りが釣り場に響きます。

その音を聞きつけて一人が私の対岸に移動してきますが、立ち位置の問題でオトリが馬の背のカケアガリを上らないので掛かりません。やはり普通のオトリは、浅い方から深い方に泳ぐもの。この逆はカケアガリが終わった深場からオトリが出ませんわなぁ。
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午後の釣りは、この場所を攻略できたことで大満足。移動してからの釣果は48尾だったので、この日の釣果は53尾。午前の場所と違って鮎はまだ若く、もう少し楽しめそうな感じ。夕方には網が盛大に入り鮎を追いたてる音がやかましいくらいですが、この間も地合いになると掛かりました。この時期は、まさに「栄光」と「転落」が紙一重です。

さていつものとおり福井に回ります。ホテルにチェックインしてから、フナヤに行って今季最後のご挨拶。閉店時間ぎりぎりだったので、今季のプロトを見る時間もありませんでした。したがって来季の新製品は振り調子も確認していないので、ご興味のある方は直接お問い合わせくださいませ!

翌日は台風16号の影響で、朝から超硬でも折れそうなくらいの強風。九頭竜で今季最後の竿出しを予定していましたが、Egaoさんと川で2時間ほど様子を見ながらシーズンを振り返ります。そして来季の再開を約束して、今季の「TEAM Saogashira」は解散。例年通りEgaoさんが手配してくれた福井産コシヒカリ玄米90㌔積んで、10時に帰途につきました。
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最後に今季の北陸遠征を締めくくるにあたり、「富山漁業協同組合」のHPに掲載されている9月16日の近況情報を抜粋させて頂きます。漁法では漁獲効率がもっとも悪いのが「竿釣り」ですが、今年の釣り人のあまりの多さに産卵親魚の心配をしています。これは10月1日には全流域が禁漁になるにもかかわらずです。

---引用---
昨日は今シーズン一番の釣り人ではないかと監視員から報告がありました。
釣果の方も、平均で20~30尾、多い人で40~50尾と、良く釣れていたようです。
そして今日も快晴。渇水ぎみの平水、濁りなし、風はやや強し、釣り人たくさん。
だんだん産卵親魚がいなくなるのではないかと心配になってきます。
---引用終わり---

この感覚が「九頭竜川中部漁業協同組合」にあれば、また違った展開になると思うのですがいかがでしょう?今まで続けてきたのだから大丈夫という人が多い。しかしダムができて河川環境の変化はまさに現在進行形であり、これを勘案して漁協は天然アユの保護施策をとらないと存在意義がありません。

鮎は川の蛆と言われるくらい沢山いた天竜川が、いまはどうなっていますか?大井川も富士川もしかり。ダムができたことによる影響が、気象変化と相まって今の時代に具現化してきたということではありませんか?

環境の悪化にともない、より厳しく資源保護を行わないと天然アユは守れない。これは今話題になっているウナギも然り。ダムを建設したのは人間である以上、生物を含む河川環境を維持する努力も人間の責務であります。今のままでは、大好きな九頭竜川も遅かれ早かれのような気がしてなりません。

当然ながら神通川もダムがあるので、将来運営を間違えれば同じ問題に直面するはず。そうならないために資源量の変動を見据えて、利権やしがらみに囚われず機動的に保護施策を講じる。職漁師で生計を立てている人がいない現在、これが河川漁協に求められているもっとも重要な職務であると思うのです。

これ以上大河川の鮎釣りが失われないことを祈りつつ、備忘として文章で残しておきます。
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by scott1091 | 2012-09-17 21:03 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他 | Comments(9)

数えてみれば、今季8回目の北陸遠征でんがなぁ!

ふと気がつくとまわりの景色はすっかり秋めいて、夏遊び過ぎた分だけ寂しさを感じるもの。そんな青春時代を、誰しもが経験されていると思います。しかし進歩がない私はこの歳になってもそんな経験を重ねているわけですが、見方を変えればいまだ青春が続いているともいえましょう。

さて今週は金曜からの釣行です。そーさんも仕事が休みとのことなので、初めて一緒に竿を出します。場所はもちろんそーさんのホームグラウンド。マルパパさんもJinzooに来ているとのことなので、途中で顔を出してから釣り場に向かいます。そしてそーさんに到着の連絡を入れると、なぁ~んとWaraさんも休暇を取得されている由。釣れなくても、楽しい日になりそうです。
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現在のJinzooは尾鰭がついて飛び交う情報とは異なり、かなり厳しい状況です。これは川に入って、底石の状態を見てすぐにわかりました。釣れる鮎の卵や白子はそんなに大きくはないようですが、地元の方の話では例年よりも2週くらい終わりが早い感じとか・・・。したがって先週のイメージで釣っても、当然ながら釣果は伸びません。

すでに瀬ではあまり掛からず、深瀬やトロ場に人が集中します。私も最初は「龍星☆竿」でさらっと瀬を探りましたが、瀬の弛みやトロ場でしか掛からないので「征龍竿」に持ち替えました。泳がせを我慢強くする人はポツポツ掛かりますが、瀬に入っている人はまったく掛かりません。この時点で釣れているのはそーさんとWaraさんくらいでしょうか?
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私はまったく釣れない君のまま、午後から予定していたそーさんが勧める荒瀬に移動します。ここですぐに2尾掛けますが、竿が「征龍竿EM」なので勝負になりません。竿を交換するため、普通は渡らないであろう荒瀬を切ります。渡れる場所には釣り人が並んでいるので、しかたがありません。

竿を交換して対岸側から釣って、型のよい鮎を5尾釣追加して午前の部は終了です。この時点の私の釣果は11尾で、竿頭はもちろんそーさん。移動してきたマルパパさんも交えて、高級秋刀魚を焼きながら楽しい昼食です。陽光もすっかり秋色となり、河原の景色は10月の狩野川のようです。
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昼食後は混雑して入る場所がないので、午前と同じ荒瀬に入りました。盛期の瀬釣りでは考えられないほど粘って、ポツポツと追加します。半分は掛かりどころが悪くてオトリに使えませんが、他の人よりは竿が曲がっているので狭い範囲で粘りました。夕方になるとQpapaさんが様子を見に来てくれますが、定期巡回ではどこも混雑して竿が曲がっていないかったとのこと。

「Qpapaさん登場=ユ~ガッタチャンス」ということで、この時間帯になれば掛かると読んでいた場所に移動します。そこで最後に3連打がありますが、その後は追加することなく終了のホイッスル。写真を撮影してから数えると全部で32尾。午後からの釣果は21尾ということになります。
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ご一緒した皆様も、午後はあまりの混雑で釣果が伸びず。終わってみれば大差ないような釣果でした。しかし見える範囲では、我々のグループが一番竿が曲がっていたので、現在のJinzooの平均釣果は20尾に達していないと思われます。

さてこの日の夜は、富山駅前のビジネスホテル。先日う~さんから教えてもらった「笹舟」に、「牛すじ煮込み」と「おでん」を食べに行きました。刺身はこの日は赤烏賊、鯖、平目の三種類。ハナ金なのでサラリーマンが多かったですが、カウンターがあるので一人でも気兼ねなく食事することができます。う~さん、ありがとうございました!
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翌日はマルパパさんは勝利バーへ。私はどっちに入ろうか悩んだものの、結局Jinzooに入ります。混雑して動けなくなるのは必至なので、かって知ったる場所を選択。しかし現在一番釣れていない場所というだけあって、ヘチの石はコテコテの垢腐れ。強風で竿が煽られますが、深瀬の石が立っている場所で根気強く拾います。

このままあまり混雑しなければと淡い期待をしますが、そこに気合の入った「立ち込み集団」が登場。これで一気に騒がしくなりました。このグループで一番釣っている人でも5尾くらいでしたが、よっぽどこの場所が気に入ったみたいで、離れた車に昼食に戻るも10分もしないで戻ってきます。これを見て場所移動を決断。釣果は17尾で、この場所ではダントツ。しかしサイズが前回よりも小さくなりました。
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護岸道路に出て川を見て行きますが、どこも人が多くて入れそうにありません。しかし粘り強く探していくと、偶然にも100㍍ほど人がいない区間を発見。もちろん対岸には人がいますが、川を切るような場所ではありませんし、こちら側には駐車されている車は1台のみ。昼食で人がいないわけではないようなので、この場所に決めます。

昨日から瀬ではあまり掛かりませんが、まだ9月初旬なので気持ちよい瀬釣りをしたい。そんな気持ちで、まずは手前の緩い流れでオトリを獲ります。そして核心部と思われる波立ちにオトリを送り出すと、強烈な当たりで竿が絞り込まれました。ここからはしばし至福のとき。最高です!
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もちろん盛期のような入れ掛かりではありません。しかしそれが秋の鮎釣りであり、一尾一尾とのやりとりが、去り行く鮎シーズンへの思いと感謝の気持ちで一杯になります。普通であればこんなときは、どこからともなく不思議君が現れて竿1本分も空いていない場所に入るものですが、この日は誰も私に近づいてきません。

待望のユ~ガッタチャンスにはペースが落ちてしまいましたが、対岸に面白い釣り人が入ったのでしばし見学させて頂きました。夫婦なのか恋人同士なのかはわかりませんが、男性の釣りがともかく忙しい。立ち込みに自信があるようで、動き回ってオトリを引きまくります。これではオトリが消耗するのは時間の問題。

一方の女性は良い場所に太腿まで立ち込み、じっくりとオトリが変わるのを待ちます。当然ながら釣歴は男性の方があるのでしょうが、客観的に見て女性の方が上手い。腕力がないので引き抜きに時間が掛かりますが、タモ受けも男性よりはるかにかっこいい。男女の仲なので、お互い性格が違う方が相性がよいという典型的な例なのでしょう。
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これで終われば男同士でもよくある風景ですが、これからがさらに興味深い。さんざ引きまくった男性は、使い物にならなくなったオトリを騒がしくオトリ缶に移します。そして空になった曳舟を持って女性のもとへ。自分で女性の曳舟からオトリを抜きます。これで自分の釣りを反省し、女性の横で静かに釣りを始めるならまだ許容範囲なのですが・・・。

しかしこの男性は何を思ったのか、女性に手が届きそうな場所でオトリに鼻環を通し、そのまま女性が釣っている場所から、また懲りずに立ち込んで引きまくり。男性は1尾掛けるものの、これで女性の当たりが止まるのは当たり前の話。残り時間が少ないので、もはや鮎が石に戻るのを待っている時間はありません。

釣りに限らずゴルフも一緒にプレーすると、その人の性格や人柄が見えてしまうもの。好きな女性に釣りを教えるときは、まぁ~ご注意あれ!そんなこんなで午後の釣果は34尾。合計51尾の半束は、この時期としては最高の結果です。
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これにて二日間のJinzooは終了です。お世話になった方々に釣況を連絡して、福井の宿に移動します。マルパパさんも勝利バーで、一緒に来ていた友人と楽しい時間を過ごした由。前回、勝利バーに惚れ込んでいたので、まずは何よりでした!

そしていよいよ最終日。ゆっくり朝食をして8時に「もりいし釣具店」に行くと、さすがにこの時間になると来店もひと段落。今週の状況をH名人に聞きます。現在は放水口と高橋砂利が釣れているとのことで、釣り人もそこに集中している由。混雑嫌いの私は、Jinzooと同じようにもっとも釣れていない(=人が少ない)場所に入ります。
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いずれしても2時間半の釣りなので、1回でも竿がひったくられるような強烈な当たりを味わいたい。おのずと荒瀬のド芯に足が向きます。この日は朝から強風で、錘でしか入らない荒瀬では根掛かりは避けられません。それでも背バリで入る場所に移動しないのは、偶然に掛かる可能性が極めて低いからです。

竿をしっかりホールドする手が痺れるくらいの強風ですが、九頭竜はこんな日も多いので「泣き言なんて聞きたくないわよぉ~」って感じ。この日の竿は「龍芯竿」。こんな日は短い竿の方が扱いは楽ですが、竿の感度を優先した竿選びが私の信条です。
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釣れない時間が過ぎていきますが、どこかで必ず掛かると信じて丁寧に探っていきます。最初のオトリが弱ってきたので、致命的に弱る前に交換。そし次のオトリも弱ってきたので交換します。そして最初のオトリの2回目の出番で、やっと野鮎にオトリを交換することができました。

しかしオトリが野鮎に変わったからといって、すぐに掛かるほど今の九頭竜は甘くありません。養殖では錘で入ってもオトリが落ち着かないような場所だけ、再び探っていくとやっと2尾目。同じようなパターンで3尾目。そして一番捲くれている流れで、奥義「吊るし込み」でこの日最大の26㌢。これをオトリにしてさらに大型を狙うも、それに見合うポイントがなく、23㌢を追加して5尾となったところで竿を畳みました。
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まだ12時前ですが、着替えていると記憶にある車が通り過ぎます。おそらくフェンウィックさんに間違いないので、昼食を食べてから彼の御漁場に顔を出します。お会いするのは一昨年以来になります。今季の九頭竜は最後になるかもしれない旨を伝えて、今年の釣況について情報交換をさせて頂きました。

いよいよ9月も残すところ後3週。
2012年鮎シーズンを、最後まで楽しみたいと思います!
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↑ariariさんから頂いたマダイと地付きのイサキ。しばらく夕飯が楽しみ。ごちそうさまでした!040.gif
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by scott1091 | 2012-09-09 20:56 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他 | Comments(6)

哀愁の北陸路を行く! 某川1号、某川2号でんがなぁ

日中の最高気温は30℃を超えるものの、朝晩は過ごしやすくなってきた今日この頃。北陸の稲穂はすっかり実り、まもなく稲刈りのシーズンを迎えます。いきなり露天風呂に行くと肌寒い季節になると、私の北陸遠征もいよいよ終盤。そんな季節が今年も巡ってきました。皆様の2012年鮎シーズンは、いかがだったでしょうか?

さて北陸と言えば、一度行ってみたいと思っているのが「おわら風の盆」。渡辺淳一の小説、「愛の流刑地」で一躍有名になった「越中八尾」の幻想的な祭りです。この週末がフィナーレとなる町流しなので、釣行とあわせて愛人奥様と訪れた方も多かったのではないでしょうか。
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題名とこの書き出しなら、そんな「おわら風の盆」に行ってきましたという展開を期待されるでしょう。しかし俗人的な私の場合は、まだまだ釣り、つり、ツリでんがなぁ!楽しみにしていた夏休み第二弾は、前回と同じように初日が九頭竜、二日目がJinzoo、三日目が勝利バーの予定です。

ではまず初日の九頭竜から。平日の九頭竜は本当に釣り人が少ない。どこでも入り放題なので、まずは午前中でも掛かる場所を選択します。入川時点では、対岸に釣り人が二人だけ。風もなく絶好の釣り日和ですが、平日でも発電放水による水位上昇は15㌢程度しか期待できません。
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波立ちから底石の状態を想像し、オトリの動きで石組みを把握します。なるべく立っている石を探して、その周辺を重点的に攻めて行きます。この日の竿は「龍芯竿」。錘を付けて沈めても、オトリの状態が把握できない竿ではこのような釣りはできません。

よく錘使いの人が、オトリではなく錘を感じて釣れという人がいますが、これでは条件の厳しい川では釣果は伸びません。このような人は錘とオトリの距離が長く、錘の下でオトリを自由に泳がせるのが特徴です。しかしこれではあまりに狙いがファジーで、底石をタイトに狙えません。私の場合は、錘も背バリも釣り方の感覚は一緒です。
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錘でも竿を立て気味にして誘いを入れるので、どうしても人より重たい錘を使うことになります。このような釣り方なので竿の感度が最優先。4号以上の錘を付けても、背バリで早瀬や急瀬を使うのと同じような感度が私には欠かせません。これが「龍芯竿」を開発した理由です。

オトリ店で朝は居着きがぽつぽつ掛かる程度と聞いているので、焦らないでじっくりと底石を探っていきます。そして2尾目のオトリを使うことなく野鮎に交換。オトリサイズが続くと思っていましたが、流芯では良いサイズが「龍芯竿」をひったくるように絞り込みます。
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黒いシャツが焼けるように熱いので、時折首まで浸かりますが、ドライシャツなのですぐに熱くなります。熱中症にならないよう、喉の渇きを感じる前にこまめにスポーツドリンクを補給。ペットボトルの蓋を開けるときに限って、竿がひったくられるのはよくある話。しかしこんな作業中にラインのテンションを緩めて、錘を石に噛ましてしまう人の方が多いかもしれませんね!

九頭竜の王道、流芯だけを攻めて午前中は19尾。今の九頭竜ではできすぎの釣果でしょう。午後からは場所移動して、様子を見に来てくれたEgaoさんと楽しい昼食。山の上の雲行きが怪しいので、早い時間に落雷がありそうです。13時過ぎから午後の部をスタートするも、午前とは違って最初の1尾が掛かりません。
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まわりの人の竿も曲がらないので、少し狙いを変えて水深のある瀬尻をミャク釣りのような感じで探ります。この狙いが的中して、一気に5尾を追加。さらに勢いに乗りたいところですが、かなり落雷が近づいてきたので竿を置きます。しだいに風が強まり、さらに土砂降りの雨。すぐに止むと思うものの、濁りが入って水位が上がりそうです。

そして落雷が十分遠ざかってから釣りを再開。入れ掛かりにはならないものの、25㌢クラスが「龍芯竿」をひったくっていきます。水位が徐々に上がって濁りも入りますが、最後は泳ぐつもりで馬の背から右岸左岸を釣ります。そして20㌢くらい水位が上がったところで、流されて強制終了となりました。

後はゆっくりと岸に向かって泳ぐだけ。雷雨で中断しなければもう少し釣果が伸びたかもしれませんが、増水で一時的に鮎の活性が上がったという考え方もあるので、私のアームではこの程度でしょう。午後の釣果は12尾で、合計31尾で終了です。最大は26㌢でした。
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翌日は宿に弁当をお願いして、6時過ぎにJinzoo入りできるよう福井を出発。前日のJinzoo
は凄い人出との情報なので、混雑を覚悟してオトリ店に向かいます。しかし拍子抜けするほど釣り人がいない。最初はまだ時間が早いからと思っていましたが、着替え終わって入川した7時過ぎでも私の車が一台だけ・・・。

これはよっぽど状況が悪いのでしょう。まず最初に荒瀬を軽く触りますが、まったく反応なし。瀬肩の石色が非常に悪いので、水深のある垢が腐っていない場所を探します。鮎は一杯いるのでしょうが、先週よりもさらに活性が下がっている感じです。流芯のキワの浮石でポツポツ掛けますが、入れ掛かりとは程遠いペース。
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Jinzooでも、ついに「入れ掛かり」という言葉は死語になってしまったのか?そんなたわいないことを考えていると、背後に見覚えのある車が停車。運転席から出てきた人は私には気がつきませんが、その容姿からどうみてもヒデVさん。神奈川から一人で来て、川見で寄った場所に私がいたという偶然。6月の興津も同じパターンでした。

日釣り券を買いたいということなので、オトリ店の場所を伝えます。そーさんが様子を見に来てくれたので、川から上がってヒデVさんも交えて三人で昼食にします。束釣りが当たり前みたいに語られるJinzooですが、回りの人はまだツ抜けもしていないでしょう。これが厳しい現実。ヒデVさんも話が違うと苦笑していました。
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午後からは川を切ります。しかし対岸から3人ほど歩いてきたので、午前中よりも窮屈になりました。しかしそれでもJinzooとしてはガ~ラガラ。先週の三分の一以下という感じです。午後対岸から来たグループは、ベストには見慣れたクラブの刺繍があります。しかしホームグランドは錘を必要としない川なので、根掛かりに苦しんでいる様子です。

午後もまったくスローな状況で、一人、また一人という感じで人がいなくなりました。残ったのは4人の団体さん、ヒデVさんと私。まだ15時前でっせ!ここからしだいにパターンを掴みます。釣れる鮎は全て20㌢アップで、ほとんどが22~24㌢。

ちょうどその頃、また様子を見に来てくれたそーさん登場。そしてアオリ釣りに行っていたう~さんも様子を見に来てくれました。ユ~ガッタチャンスなので、う~さんのオトリはオトリ缶にある旨をそーさんに伝言してありますが、この日は竿を出さない様子。
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動画はこちらね!使っている竿は「龍星☆竿」

二人で私の釣りを見ながら、Waraさん風に書くと・・・。


そーさん 「やっぱり狩野川のTOMO蔵も、歳にゃ勝てめぇ」
      「へっぴり腰が情けねぇの。歩き方も心配で見てらんねぇぜよ」

う~さん 「まぁ~、噂ほどの腕でもなかんまぁ。なーん、つかえんちゃ」

そーさん 「そーやなぁ、もはや恐るるに足らずやぁ」
      「一気に、縄張り広げちまうかぁ」

う~さん 「うんにゃ、奴の所場は『釣れない王国』。意味ないっちゃ」

そーさん 「そりゃー、ちげねぇ。お気の毒な・・・」



きっとこんな会話をしていたに違いない。
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Jinzooらしいユ~ガッタチャンスはなかったので、そーさん、う~さんをあまりお待たせしないでこの日は終了です。今日はダブルツ抜けすれば十分と思っていましたが、終わってみれば56尾。そーさんやう~さんのおかげで、楽しい一日を過ごすことができました。この日は富山駅前のホテルを予約しているので、う~さんからお勧めのお店を教えてもらいます。

ヒデVさんは車中泊の予定でしたが、同じホテルに空あったので「富山ナイト」をご一緒することに。しかしチェックインしてからホテルを出ようとすると、な~んと雷雨で土砂降り。ホテルで傘を借りますが、あまりの雨で近くの店に逃げ込みました。この雨では明日増水するのは必至。勝利バーを予定していましたが、これでは状況しだいになりましょう。

翌日はヒデVさんは勝利バーで友人と待ち合わせということなので、別行動で私は最初にJinzooを見に行きます。昨晩は大沢野大橋で水位が200㌢を超えたとのことで、朝の時点で170㌢。この水が動いた状況を逃すわけにはいかないので、この日もJinzooに入ることにします。
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週末は激混みになるので人の少ない場所を探しますが、そんな場所はもはや存在しません。そーさんと相談して場所を決めて着替えていると、見たような人が着替えています。距離が少しあるのでタイツを履くまで様子を見ていると、やっぱり「がまらー」のよっちきさん。しばし会話をしてから、少し離れた所からそれぞれスタートします。

水が濁っているので水深のある場所はわかりませんが、見える底石はメチャクチャ色が悪い。濁りで泥が被った可能性もあるので、鮎で磨かれるのを待ちます。しかし水が澄んできても、一向に石色が良くなりません。一番最初に石が黒くなるであろう瀬肩で粘りますが、思ったほど掛からず。

膝下くらいの石色がよくなってきたので、ここで回れ~右。ドチャラでしばし入れ掛かりになるも、オトリを確保して瀬に立ち込むと音信不通。そこでさらに対岸のヘチに回れ~右して、数を伸ばします。TEAM Jinzoo横浜支部の方とも川でお会いし、全国から釣り人が押し寄せているのをあらためて実感しました。
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午前の釣果は26尾。サイズは前日よりもかなり小型で、20㌢アップが10尾程度。大きいのは全部ヘチで掛かりました。12時に川から上がってお昼を食べていると、狩野川でお会いするDさんまで登場。車ですぐにわかりましたとのこと。目標の40尾を達成するまでは、夜になっても竿を出しそうな勢いです。

午後はよっちきさんとDさんはシモの瀬へ。私は混雑しているので、朝入った瀬のセンターに再び立ち込みます。しかし石色はまったく好転せず。前日の雨で泥が被ったのではなく、すでに垢腐れ気味なのでしょう。午後はまったく釣果が伸びないまま、少し人が少なくなるのを待ちます。

天気予報では15時くらいから雨の予報なので、釣れていない人達が徐々に川から上がり始めました。このタイミングを逃さないで、よっちきさんやDさんがいる瀬に移動します。ここにきて、まったく別世界であることに驚きました。底石はほぼ全面がピッカピカ。すでに15時を回っていますが、ここからエンジン全開で掛けます。
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手前の浅場を丁寧に拾えば、17~18㌢が時速30尾。一番荒い場所なら規模的に、20~23㌢が時速20尾くらいの感じでしょうか。時間が限られているので、当然ながら大きい方を優先しながら浅場も拾って数を稼ぎます。この場所は早瀬クラスの竿では下がらないと抜けないので、時速20尾は難しいところ。しかし私は「急瀬High Power」の「龍星☆竿」を使っているので手返しが早い。

そして地合いになると、もう当たりギュルンギュルンの綱引き状態。掛かった瞬間に浮石でラインが擦れることがありますが、ここに来る前に交換したばかりのフロロ0.6号の付糸は強い。しかもこの状況を想定して付糸を長めにしたので、0.07号のメタルが石に摺れるようなミスはしません。地合いは長くないので、ラインブレイクしたらこのサイズの時速20尾は難しくなります。

雷雲が立ち込めてきたので、私はこの場所で40尾を達成して竿を畳みました。雨が降り始める前に鮎を発送したいので、手早く大きさを選別します。あまりに空が暗くなったので、よっちきさんもDさんも川から上がってきました。皆さん午後は目標を達成して満足した様子です。私の釣果は78尾。もう少し早く人がいなくなったらとは思いますが、午後釣れない場所で数を伸ばせなかったのは「う~」が「へー」の証拠。
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↑午前の釣果。↓午後の釣果
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だからこそ、この日の釣果はそーさんのおかげ。
本当に二日間お世話になりました!

鮎の発送を終わらせて、福井に向かって走り始めるとまもなく雨が降り始めます。そして北陸道では、前方がまったく見えないような土砂降り。Jinzooの河川敷を走って埃だらけになった車が、すっかりきれいになりました。しかし北陸道は轍で水溜りができるので、場所によってハンドルが取られるというよりも車が止まりそうになります。
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これで明日の九頭竜も濁りが入るのは確実。いつもよりさらにゆっくりしてから、「もりいし釣具店」でEgaoさん、乾坤一擲さん、ひじきさんと合流します。濁りは心配したほどではなく、コロガシが解禁になったので「友釣り専用区」は混雑しています。こんな状況なので、まだ解禁二日目なので「友釣り専用区」ではない場所に入りました。

しかし今年は水が少ないので、通常は仕掛けが浮いて根掛かりしない流芯にコロバリがすでに沈んでいます。この日の釣果は2時間半で9尾釣って、切れたコロバリで5尾プッツン。私は九頭竜で1シーズンに仕掛けを5セットも使うことはないので、涙が出ました。007.gif
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これにて三泊3.5日の夏休み第二弾は終了です。第三弾はもうありませんが、ひょっとしたら秋休みがあったりして・・・。001.gif

雨の見通しや河川情報などを提供してくれた、そーさん、Qpapaさん、道楽Yさん、う~さん。そして「富山ナイト」をご一緒したヒデVさん、大変お世話になりました。また「釣れる王国」でお会いできるのを楽しみにしております!
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↑富山の地酒と醤油。ありがとうございました040.gif

by scott1091 | 2012-09-02 22:11 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他 | Comments(7)

「釣れない王国」から「釣れる王国」へ!

今年の九頭竜は上川も、9月1日から素掛け(コロガシ)が解禁。
Jinzooは例年通り9月1日から、全川でころころ釣り(コロガシ)が解禁になります。

したがって両川でコロガシが入らない週末は、九頭竜の「友釣り専用区」を除くとこれが最後。そんなこともあって、平日からの釣行を計画します。今年の九頭竜の釣況では二日続けて釣るのは辛いので、初日は九頭竜、二日目はJinzoo、三日目は勝利バーをやり、帰路に午前中だけ九頭竜で竿を出す計画です。

かつては日本一の放流量を誇った九頭竜も今年は7㌧まで減少。それに比べて天然遡上があれだけ多いJinzooの放流量は、第三ダム下の本流だけでも17㌧。近年、九頭竜の上川で友釣りの対象になっている鮎は大半が放流鮎。したがって九頭竜川(上川)に限っては、その年の釣況は「放流量」と「歩留まり」で決まります。
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九頭竜に天然鮎は必要ないという人もいるようですが、そろそろサギリ漁の許可削減を真剣に検討する時期ではないでしょうか?サギリ漁は放流鮎を100%回収しているだけという考え方もあるでしょう。しかし海につながっている河川である以上、この考え方は健全な漁協運営とは程遠い気がします。伝統漁法であることは尊重しますが、あまりに数が多すぎです。

さて話が脱線しましたが、まず初日の九頭竜から。午前中オトリを確保して、午後は型狙いのポイントに移動する計画です。今年は平日に九頭竜に入るのは初めてですが、週末とは違って人が少なくてパラダイス。どこでも入れそうですが、勝負の早い瀬を選択します。ほぼ同じタイミングで入川した名古屋ナンバーの二人連れと並ぶかたちで、一番シモに陣取ります。
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水色も悪くありませんが、見える範囲で竿は曲がりません。すぐに掛かると思っていましたが、最初の1尾目が掛からず苦労します。2尾目のオトリに登場頂き、そのオトリも背バリでは入らなくなったので4号の錘を付けます。この仕掛けで絶対に掛かるであろう場所で粘り、やっとオトリが変わりました。

ここからポツポツ掛かりますが、入れ掛かりとは程遠いペース。午前中に何とかオトリを10尾確保して、午後の場所に移動します。こんな渋い状況なので、闇雲に瀬を流してもオトリを消耗するだけ。したがって夕方のゴールデンタイムに備えて、差しが期待できる場所で粘りました。

もう少し数が伸びると思いましたが、水位が低いので鮎が差してくる時間が遅い分だけ釣果が伸びません。しかしそれでも超硬をしっかり絞る九頭竜鮎との対峙は最高の時間。豪快な当たりと鮎とは思えないトルクのある引きを堪能して、日没前には竿を畳みます。この日の釣果は25尾、最大は25.5㌢でした。
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いつもより「もりいし釣具店」に戻る時間が遅くなったので、常連さんが鮎の袋詰めを手伝ってくれます。鮎の糞を絞ってから個別に袋詰めし、さらに水を入れて空気を抜いてからジブロックに入れるので時間が掛かります。この作業は家では妻任せなので、鮎が多いときは放流したい衝動に駆られます。

この日の宿泊は福井。翌日は道楽YさんとJinzooで6時に待ち合わせなので、遅くとも4時には出発しなければなりません。Jinzooで竿を出したことがないマルパパさんに、今年は型もよいので釣行を勧めていたのですが、この日の夜に急遽参戦することが決定。「呉羽PA」に5時半に待ち合わせすることにします。
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マルパパさんは盆休みくらいから膝の調子が悪く、瀬には入れないとのこと。また人間ドックの検査数値が悪く、アルコールも控えている由。マルパパさんらしからぬ生活を送っているようで、電話にも元気がありません。しかしJinzooはトロ場も多いですし、ノンアルコールのビールやチューハイを飲んでいれば問題ないでしょう。

そして念のため5時に「呉羽PA」に到着。マルパパさんは給油の関係ですでに「富山IC」に移動していたので、そこから私の先導で道楽Yさんとの待ち合わせ場所に向かいます。この日の「入れ掛かりP」は、今年初めてJinzooを訪れたときから気になっている場所。たまたま道楽Yさんの選んだ場所と一致しました。釣れるか釣れないかわかりませんが、初めての場所は高揚感があります。
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平日といえども、6時にはどんどん人が入り始めます。手前の流れに人が並ぶと、川を切れなくなるのが神通。また一度渡ってしまうと、昼食で人がまばらになるまで戻れません。膝の調子が悪いはずのマルパパさんは、なぜか一番キツイ瀬にまっしぐら!私は瀬肩から様子をみます。しかし血圧高めのキカン鮎はお留守の様子。

道楽Yさん流に、「これはいかんということで寝床を直撃」。しかしまったくもって釣れない君。シモのマルパパさんが快調に竿を曲げているので、私は道楽Yさんがいる場所に移動します。しかしここでも立っている石を数えるように、ポツポツ追加するくらいのペース。
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束釣りのイメージが先行するJinzooではこの状況に焦りがつのるものですが、その点はまったく心配ご無用です。な~んといっても私は「釣れない王国」から来た人間なので、「釣れる王国」の超スローペースでも十分に楽しい!どこも人だらけなので、午後も同じ場所で釣ることにして反省会に突入です。

道楽Yさんの「炉ばた大将」で、自家製のホタルイカの串焼きからスタート。さらにイカの干物と続き、次はマルパパさんが持ってきたタンで焼肉。マルママさんが漬けたエシャロットや生姜の塩漬けとニンニクの醤油漬け。こんなにスタミナをつけて、午後から何をするのでしょう我々は・・・。そしてタイミングよくQpapaさんも合流します。
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回りの人も釣れない君ばかりなので、朝一のギスギスした雰囲気はすっかり消失。泊り込みの人達も夕方になれば釣れるだろうということで、午後からは一転してのんびりムードが漂います。そんな状況のなか、スタミナをつけすぎた三人だけが突撃モード!道楽Yさんは超硬を手に、一番の荒瀬に向かいます。

私はタイミングよく人がいない場所ができたので、その区間を胸まで浸かって川を切ります。午前中に対岸から延々と歩いてきたメンバーは、午前中釣れなかったので午後は来ないと読みました。この読みが的中し、この混雑しているJinzooで比較的広いスペースを探ることができました。
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QpapaさんはマニアックなPを「翔龍竿」で丁寧に引きます。マルパパさんは瀬肩を少し攻めるも、どうしても好きな荒瀬に吸い寄せられていきます。私は立っている石を右から左から、前から後ろから攻めます。体側掛かりが多かったですが、午後は「龍星☆竿」で楽しいサイズが掛かりました。私の釣果は全部で67尾。気の置けない仲間と過ごす時間は、釣果と関係なく最高です。

そしてこの日は、これで終わりになるわけがありません。鮎を処理して着替えてから、「戸出ナイト」を満喫するべく道楽Yさんの先導で移動します。大好きな岩牡蠣も富山は来月から禁漁となるため、ちゃ~んと「鮎道楽ツアーズ」に手配をお願いしておきました。メンバーは昼間ご一緒した私を含めた四人。マルパパさんはノンアルコールのはずが、今日からいきなり解禁だそうです・・・。042.gif美味い刺身を肴に鮎釣りの話題は尽きず、いつものごとく夜は更けていくのでした。
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翌日の待ち合わせは6時きっかり。5時半には待ち合わせ場所に到着できるよう、早めに朝風呂に入ります。そしてチェックアウトしていると、携帯が鳴ります。電話は道楽Yさんからで、すでに待ち合わせ場所にマルパパさんといる由。え~、まだ5時でっせ!体の弱い私には、ストロングなお二人のペースにはついていけませんがなぁ。

この日の釣り場は勝利バー。土曜なので発電放水による増水もなく、一日15㌧を予定しているとの情報です。癒しの勝利バーではありますが、この日は朝から県外ナンバーが続々河川敷に入ってきます。川相がJinzooよりも女性的なので、一度来ると年金世代はこちらを志向する人が多いのでしょう。
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マルパパさんは勝利バーも初めてでしたが、すっかり気に入ってしまった様子。「鮎釣りリハビリ」で膝の調子も良くなり、この日も一番キツイ瀬に吸い寄せられていきます。トロ場に道楽Yさん、その中間に私が入ります。毎日釣りをしている地元の方の話では、ここ数日ぱったりと掛からなくなってしまった由。また週末の勝利バーも最近は混雑しているので、どこに行っても一緒とのこと。

鮎の追いが悪いのは、前日の神通とまったく同じ感じ。やはり土用隠れなのでしょう。それでも「釣れない王国」に比べると楽しい時間です。この日の反省会は昨日の四人に加えて、道楽Yさんの知り合いのNJさんが加わります。サクラマスを毎年10本くらい釣るそうで、この日もBBQに半身を提供して頂きました。
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この日も鮎ベルトがきつくなるほど食べて、午後の部をスタートします。追いが立つのを期待しますが、引き続きスローなペースが続きます。途中落雷が近づいて中断を挟みましたが、幸いにもゴールデンタイムには天気も回復。しかし入れ掛かりを期待して少づつポイントを探っていきましたが、アドレナリンが放出されることなく終了となりました。

この日の釣果は課題を残した45尾。平均サイズは神通よりも小さいですが、飛びぬけて大きい鮎がいます。ここで道楽Yさん、Qpapaさん、NJさん、マルパパさんと別れて、私はこの日のうちに福井に移動します。途中Qpapaさんに教えてもらった「砺波IC」の近くにある宅急便の配送センターで、二日分の鮎を自宅に送ります。
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この時間の持ち込みは釣り人ばかり。受付の女性も手馴れたもんで、水漏れ防止用の銀箱の大きい方を頼んだら、そんなに鮎は釣れないでしょうと・・・。二日分で氷を入れて送るからと説明すると、鮎を冷蔵で送る人は珍しいとか。大概の人は普通の箱に袋詰めした鮎を入れて、冷凍で送るそうです。確かに氷を入れると送料が嵩みますものね!

この日の夜はかってしったる福井の常宿。久々にゆっくりと温泉につかり、食事をしてから早目に就寝します。最終日は冷凍している鮎を取りに行くのが目的なので、ゆっくりと宿の朝食を利用します。バイキング形式で惣菜を選んでいると、携帯に続いて電話があります。電話の相手はEgaoさんとマルパパさん。
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↑Qpapaさんが「翔龍竿」を絞る。穂先は1.4㍉チューブラー

マルパパさんはこの日も勝利バーを釣るとのことでしたが、すでに「もりいし釣具店」でキャンピングカーの店を広げている由。8時くらいになると伝えると、ゆっくり食事をしてきてくださいとのこと。Egaoさんもその間に川見を済ませておくとの連絡です。

「もりいし釣具店」に行くと、この時間でも駐車スペースがありません。混雑が一段落するまで、ひじきさんも交えて釣り談義に花が咲きます。やっとマルパパさんの車が出られるようになりオトリを買いに行くと、な~んと全部売り切れてしまった由。団体が多く仕入れの数を見誤ってしまったと・・・。待ってくれたのに申し訳ないと、ご主人は反省しきり。
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結局オトリの配達を待ってから、一番空いている場所に入りました。しかし二日間「釣れる王国」にいたので、今の九頭竜は夕方以外釣れそうにありません。2時間半で5尾を目標にしましたが、私は2尾で終了。この日も一番キツイところで、流されながら果敢に釣ってるのはマルパパさん。もっしも~し、膝の調子が悪かったんじゃないの?037.gif

一緒に入った四人のメンバーも、目標の5尾を達成した人はゼロ。マルパパさんと私は昼食を食べてから帰路につきました。これにて三泊3.5日の遅い夏休み「第一弾」は終了です。お世話になった皆様、ありがとうございました!

by scott1091 | 2012-08-26 20:23 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他 | Comments(8)

この週末は「Jinzoo Week」だちゃ!

昨年も神通に釣行した8月の第一週。「富山祭り」と重なるこの週は早くからホテルが満室になるので、かなり前から部屋を押さえておかなければなりません。無情にも先週末の雨で水曜まではコーヒールンバでありましたが、木曜には濁りがとれて釣果が伸び始めます。そしていよいよ来る金曜日。

タイミングはまさにベストですが、さ~て結果はいかに?008.gif

この日の水位は、大沢野大橋で178㌢。平日なのでご一緒するメンバーはいませんが、神通に不慣れなお客をこの水位で一人にはできまいということで、心配した旅行代理店が急遽ツアコンを手配してくださいました。もちろん代理店は有名な「鮎道楽ツアーズ」。そして同行して頂けるのは、道楽Yさんとう~@さんのお二人です。
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遠方から来る人を案内するときは、ポイント選定に大いに悩むところ。しかしどんな場所でも、釣れる釣れないは腕しだい。もちろんよい場所とハズレの場所では釣果が大きく異なりますが、入った場所でベストを尽くすのがマナーであり、どんな場所でも竿頭を目指すのが腕を磨く最良の方法です。

したがって「う~」が「へー」からの脱却を目指す私は、身の振り方相談のおやじさんが勧める場所は遠慮して、道楽Yさんが気になっているというマニアックなPに入ることにします。前回と同じように東海北陸道を走りますが、距離はもちろん最高速度や車線数の違いもあり、九頭竜よりも1時間近く時間が掛かります。

いつものとおり「呉羽PA」で食事と洗面を済ませて、道楽Yさんと待ち合わせのフィッシング吉井青島店で年券を購入。オトリはツアー料金に含まれているとのことで、この日は購入せず。道楽メンバーが前日、神通で釣ったキトキトの天然オトリ3尾からのスタートになります。道楽生簀に持ち込んで頂いた方、ありがとうございます。040.gif
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道楽Yさんはすでにユニフォームを着て出勤されたので、釣り場に着いてから急いで私も着替えます。渡り場で竿を出している人がおりますが、下流から川見されてきたう~@さんが着替え終わる頃には、ちょうど移動して渡れるようになりました。朝一は足が攣ることがあるので、少し回り道ですが無難なルートで本線に行きます。

この日手にした竿は、超硬の「Super Light Ⅲ」。「龍星☆竿」でも問題はありませんが、シモ竿で掛けても鮎をいなすことができる超硬の方が手返しが早い。この時点では、神通のターボ全開の目印吹っ飛びを期待しておりました。

しかしその結果は・・・。042.gif
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この客はどの程度の腕前かみてやろうとツアコンのお二人が見守りますが、まったくもって釣れない君。やっぱり超硬で「メタル0.07号+背バリ」なんてけったいな道具仕立てでは話になるまい。そんな冷たい視線を背中に受けつつ、今日のパターンを探っていきます。

おそらく超硬でメタル0.07号を使う人は少ないと思いますが、最近のラインは強度が十分にあります。私が使うメタルは、0.05号、0.07号、0.15号、0.20号の4種類だけ。しかも0.15号と0.20号はほとんど九頭竜だけなので、一番出番が多いのが0.07号です。0.10号がないのは、0.07号と明確な強度の違いを感じないので使わなくなりました。

「それでよく切れませんね」と尋ねられることが多いですが、ポイントは付糸のバランスとやりとりの際の竿の角度です。ちなみに、この日の付糸はフロロの0.6号。0.07号だと付糸はフロロの0.3~0.4号を使うのが一般的ですが、強度的には0.6号でトントンくらいでしょう。もちろんこれはメタルに傷がないことと、完璧な編込みができるのが前提になります。
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この場所は浮石ばかりで歩きにくいですが、その分かなりキツイ瀬でも立ち込めます。しかしこのような瀬は底石にタビが挟まる事故も多いので、石のカミで踏ん張るときには細心の注意を!まずは軽く流してから瀬肩に入り直しますが、思ったよりも追いが悪くて口掛かりばかり。しかも瀬に突っ込んでいくほど型が落ちます。

この場所では型と数の両方は望めないようなので、型狙いに絞ります。う~@さんが入っている瀬のほうが流芯に厚みがあるので、そちらに移動します。やわな竿ではオトリを弾かれてしまいそうな荒瀬。底石の大きさ、大きな波立ち、そして届きそうで届かない流芯。水位178㌢ならではですが、超硬を持ってきてよかったと思いました。

数は出ませんでしたが、ひったくるような当たりは格別。腰まで立ち込んでいることもあり、超硬でもタイミングを計らないとすぐには抜けません。キカン鮎をいなして水を切る方法や、さりげない九頭竜返しは口では説明できませんが、実際に見て頂くと一目瞭然だったではないでしょうか?
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ちょうど30尾になったので竿を畳みます。まだ11時なので、う~@さんの釣りを見学しながら道楽Yさんが戻ってくるのを待ちます。ほどなく全員集合し、午後は場所移動することになります。昼時なのでどこも微妙に入れそうですが、3人が並んで入れる場所に決定。う~@さんとはこの日が初対面でしたが、楽しいランチタイムでした!

午後の場所は午前よりも捲くれた荒瀬ではないので、竿は「龍星☆竿+標準チューブラー」を選択。私だけ変なところにオトリ缶を活けてしまった関係で、少し遅れて入川します。シモに並んだ道楽Yさんとう~@さんが、快調に竿を曲げているのが見えます。この場所も初めて入るので、まずは軽く一流し。底石が小さいですが、スジを外さなければ型も揃う感触です。

午後も目印が弾けるような当たりは少なかったですが、「ズッシン」という感じで「龍星☆竿」が絞り込まれます。ユ~ガッタチャンスのタイムサービスを期待しましたが、それほど盛り上がることなく終了となりました。午後の釣果は43尾だったので、最終的な釣果は73尾。この釣果は、案内して頂いたお二人のおかげです。今年も「鮎道楽ツアーズ」にハズレなしでおました!
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さて富山は、釣りが終わってから忙しいぞー。006.gif

まずは釣った鮎を発送するため、宅急便の配送センターへ。富山駅とはまったく反対方向なので、ホテルにチェックインするのが遅くなります。せっかく富山で一泊するのだから、やはりキトキトの海の幸を味わいたい。しかし店に行けるのは20時近くになるので、今回は岩牡蠣と地魚の刺身盛りを注文しておきました。
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前日あまり寝ていないので、食事が終わってから早めに就寝。目覚ましを6時にセットしますが、5時半に気持ちよく起床です。週末の神通は激コミになるのは必至。人気の場所は6時には満員御礼となるので、川見をしながら入川路を確認していきます。しかし私の車では河川敷を走るのがいまひとつ不安。そんなときに地元名人のTaさんから電話が入り、案内してくれるとのこと。

普段であればTaさんもとっくに川に入っている時間帯でしょうが、今年は怪我をしてまだ川には入れないとのこと。この機会を利用して、私が入ったことのない場所を案内してもらいます。今年お勧めの場所もいくつか紹介してもらいますが、もはやどこも満員状態。流芯はどこも空いておりますが、右岸左岸ににびっしり並んでいるので、そこまで入ることができません。
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ここでTaさんと別れて、チャラ之助さんの様子を見に行きます。しかし人が多くて、どこにいるのかわかりません。この日は最近あまり釣れていない空港前から下流も激コミ。昨年も同じでしたが、前日入った場所だけなぜか三人分くらいぽっかり空いています。時間的にはすでに10時を回っているので、昼食を食べてから入川。

瀬は二日続けて同じ場所は辛いものですが、この日の水位は大沢野大橋159㌢。20㌢水位が落ちているので、前日は竿が届かなかった流芯にオトリが入りました。回りの人は苦戦しておりますが、私はまずまずのペース。これで一折釣ったら川を切って、対岸のカケアガリを釣れば昨日よりも釣果が伸びそう。

このパターンに期待したのですが、神通はひらけた川なので竿が曲がっているのは一目瞭然。どこからともなく釣り人がワラワラ集まってきて、一人しかいなかった対岸に5人ほど並んでしまいました。これで川が切れなくなってしまったので、足元を丁寧に拾うしかありません。
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泊まりが金沢なので、この日は16時半に竿を畳みます。型揃いながら、数は伸びず57尾。まったくもって手前味噌ですが、『「龍星☆竿」を作って本当によかったなぁ~』としみじみ感じる内容でした。川から上がって風に吹かれるひと時が好きですが、この日はまだ陽射しがサンサンですし、その後の予定があるのでそんな余裕はまったくなし。

ここからは「金沢観光トラベル」のアレンジになります。最終日は九頭竜で釣りをする方が帰路が楽なので、最後の夜は金沢のホテルを利用します。せっかくの機会なので前回利用した「まつ蔵」の予約を旅行代理店にお願いしましたが、人数的に入れないとのこと。私は一人なのでカウンター席でよいのですが、これはどういうことなのでしょう。

九頭竜ツアーに添乗中というツアコンのWaraさんからメールが入り、場所は浅野川沿いの観光名所にある「割烹 魚常」。19時開始で出席者は17人という。これは何かの間違いだと思ってコンファームするも、本人は若い女性ばかりの団体添乗で連絡が取れません。
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富山からの移動では19時開始は厳しいので、遅れるので先に始めてほしいとメールを入れたのは二日前。伝わっているのか不明ですが、ちょうど「金沢東IC」を降りてコンビニで氷を購入しているときに、すでにロビーで待機中との電話が入ります。この日は金沢でもお祭りがあるようで、ホテルはどこも満室。街中は人出も車も多く、田舎者には運転が辛いところです。

夜は「TEAM Jinzoo」と、神奈川から遠征されている団体さんの懇親会に混ぜて頂きました。「TEAM Jinzoo」のメンバーも金沢支部以外は初対面の方々ばかりで、よそ者が一人混じってしまって申し訳ない感じ・・・。旅行代理店の手違いということで、ご容赦頂けたら幸甚です。

さてこれでホテルに帰ろうと思いきや、少し観光名所を案内してくれるとのこと。トンさんの案内で、立派な桜並木や「梅の橋」など泉鏡花で有名な浅野川沿いを歩きます。風情のある街並みの中に、ぽつんぽつんと洒落たバーがあります。その一軒でしばし休憩。私は体が弱いので、ここではお勧めのノンアルコールカクテルを頂きます。
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そしてこのお店で終わりと思いきや、この次はそーさんの馴染みのお店にタクシーでGO~!お祭りということで、お店の女性は全員浴衣姿。あまりの艶やかさに目を奪われますが、横についてくれた女性に朝が早いのでこっそり氷水を注文。最高のウインクで応じて頂きました!001.gif

片町の夜はエンドレス。そーさん、Waraさん、トンさんはまだまだ元気モードだったので、私は少し早めに切り上げます。目覚まし時計をセットしないで、もし寝過ごしたら釣りをしないで帰る予定でしたが、昔から「夜は弱いが、朝には強い男」。きっちり定刻には目が覚めます。

九頭竜は8時から竿を出せばよいので、朝食を食べているとEgaoさんからモーニングコール。職漁師だったころのつながりで、どうしても今日の午前中までに鮎が15尾必要とのこと。しかも荒瀬の鮎限定ということなので、超渇水の九頭竜では一人では厳しい由。
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確かに九頭竜に到着してみると、どこもチャラ瀬みたいなもの。おまけに垢腐れとアオノロの流下もあり、釣り人は少なめ。前日のWaraさんの話では、土曜は九頭竜も激コミだったとのことなので、一日明けた日曜の釣り人の少なさから厳しい状況が想像できます。見ている間にも、ほとんどの釣り人が瀬を少し見てからドブ(トロ場)に移動して行きます。

こんな水位なので、荒瀬限定となると場所的には三箇所くらいしかありません。何とか型を揃えて10尾釣るつもりでしたが、8尾釣ったところで万策尽きました。時間はまだ11時でしたが、Egaoさんの釣果を確認すると何とかなりそうなので、これにて終了です。型揃いではありましたが、やっぱり「う~」が「へー」の「TEAM DG」でありました。

今回の遠征でお世話になった道楽Yさん、う~@さん、Taさん。そして反省会でご一緒させて頂いたTEAM Jinzooの皆様、神奈川から遠征の皆様、ありがとうございました。040.gif
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by scott1091 | 2012-08-05 21:34 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他 | Comments(16)