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シルバーウイークは今季最後の北陸遠征です!

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シルバーウイークという言葉が定着したのは2009年。すでにあった言葉のようですが、ゴールデンウイークのようには定着しなかったようです。では何故に2009年使われるようになったかというと、ハッピーマンデー制度と国民の祝日に関する法律により、暦の並びで5連休という大型連休になったからに他なりません。

そして今年も6年ぶりの5連休。参考までに現行法であれば、次に5連休となるのは11年後の2026年だそうです。さすがに11年後となると生きているかもわからないし、自分の経済状況が鮎釣りを楽しむ余裕がない可能性の方が高いかも…。個人的には大型連休はどこも混雑するので、休日が分散している方がありがたいです。

これだけの大型連休だと川の状況を見定めてから宿の手配をしても間に合いません。早い段階で可能性のある場所は押さえましたが、それでも連泊で手配できないところばかり。旅行代理店にかなりの部屋を割り当てるため、このようなことが起るのでしょう。結局は20日のみ手配できず。残りの3泊は同じ宿を押さえることができました。
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そこで状況しだいで九頭竜とJinzooの両河川を釣る目論見でしたが、最終的には4日間九頭竜のみとなりました。今回は8年目のたかしまさんがフルでご一緒し、日によってヨッシーさんやU野さんともご一緒しました。4日間どこを釣るか難しいですが、基本は人が少ない場所。九頭竜中部漁協管区で鳴鹿大堰よりカミとなれば、中島、坂東島、大野島、牧福島、北島、飯島、谷口しか選択肢はありません。

川幅はありますが流程が短いのはJinzooも同じ。よくオトリ店でどこに入るか尋ねられますが、4日間釣るとなれば7カ所から4カ所を選ぶことになるので、秘密の花園など存在するはずもありません。連休中はいずれの場所も混雑しており、比較的動ける場所は鮎が少なかったりコロガシの人が多かったり…。

この時期になると雌雄を意識した釣りとなるので、盛期の釣りとは攻め方が違ってきます。友釣りはオトリと野鮎が何らかの理由で交差しなければ掛かりません。鮎が沢山いれば掛かると考えている人が多いと思いますが、群れ鮎の中でもハリ掛かりする確率は極めて低いものです。友釣りのキーワードとなる交差が起る要因を、私は大きく三つに分類しています。それは以下の通りです。
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①オトリを野鮎が追って交差する
②タイトな底波でオトリと野鮎が交差する
③雌雄を意識してオトリに野鮎が寄ってきて交差する


①は友釣りの基本、②についてはこのブログで何回も解説しているので、今回は③について書きます。雌雄を意識してと書くと瀬付きの鮎を掛けるようなイメージがあると思いますが、それとはかなり異なります。シーズン終盤はオトリ店でメスを選ぶ人が多いと思いますが、その理由は何でしょう。おそらくオスだと色が変わりやすいと考えている人が多いのではないでしょうか?

この選択理由は間違っていないと思います。それは人間も男性か女性かを判断するのに、まずは外見を目安にするからです。この時期に色が黒ければオス。これは近づく前からわかるので重要な要素であることは間違いありません。しかし私は色以上に、メスであることの方が優先すると考えています
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もし人も鮎と同じように裸で生活していたらどうでしょうか?色を目安にしなくても、一目瞭然で男性か女性か判断できます。この時期になると鮎も雌雄がはっきりしてくるので、色だけで雌雄を判別しているわけではありません。そして最終的な決め手は、異性の識別にかかわる性フェロモンです。

先に外見も重要だがメスであることが優先すると考える理由はまさにこれです。サクラマス(サケ目サケ亜目サケ科)では性フェロモンの存在は確認されているので、アユ(サケ目サケ亜目アユ科(キュウリウオ科に含める学説もあり))についても類似の物質が存在するのは間違いないでしょう。

次に瀬付きの鮎を釣るのと大きく異なるのは、掛かるパターンが①~③まであるということです。この時期でも竿抜けや地合になれば①のパターンで掛かりますし、②のパターンはシーズン共通。そこに③のパターンが加わるので、鮎の掛かり方やポイントで狙い方を変えていかなければなりません。
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そして重要なのはオトリにしたときに、お腹の大きくなったメスはオスほど泳がないことです。①~②のパターンであればオトリは弱らないオスの方が向いていますし、③のパターンはメスの方が断然有利です。このオトリの使い分けがポイントで、できるなら曳舟から出して交換するのではなく、あそこを釣るためには次はオスを掛けようという感じで狙っていくのがベストです。

もちろん思った通りに釣り分けできないこともありますし、狙ったとおりでも掛かりどころが悪くてオトリに使えないこともあります。これを読んでそんなことが本当にできるのかと疑問に感じる方も多いでしょう。そんな人にはぜひ自分なりに仮説を立てて、それを検証しながら釣るようお勧めいたします。

さてだいぶ話がそれてしまいましたが、シルバーウイーク初日の状況です。オトリ店が混雑していたので、早々にオトリを購入して川へ。最初の場所でいつも気さくに話をしてくださるU谷さん御一行に遭遇。最近の九頭竜の状況をお聞きして、そこから離れて人が少ないポイントに移動します。ここでたかしまさんと合流。
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石色からあまり釣れそうにないですが、この時期の瀬は似たり寄ったりでしょう。まさに「もう瀬では掛からんよ」という時期ですが、毎年書いているとおり最後まで瀬を攻めるのが私の流儀。だらだら釣り下ると釣り方が荒くなるので、狭い区間に区切って下りと上りと繰り返しながらオトリを入れていきます。

この狙いが的中してぽつぽつ掛かりました。しかしともかく寒い。オトリ店の話では水温は16℃。天気予報は「曇り時々晴れ」とのことでしたが、雲が垂れ込めて時折雨が落ちてきます。ウエット上下を着ていますが、タイツの股に亀裂が入っているようで下半身が冷えまくり。この水温では4日間頑張れそうにありません。やはり新調したタイツを持ってくるべきでした。

こんな悪条件の中、昼までに何とか17尾。ご一緒している方々の意向を聞いて、午後は場所を替えます。たかしまさんとヨッシーさんは最近お気に入りの場所に入りましたが、私は違う方向へ。今年は人が多くて入れませんでしたが、この日は比較的空いていました。石色を確認してから探っていきます。徐々にパターンを掴んで、気温の上昇にも助けられて午後の部は20尾。この日の釣果は37尾で終了となりました。
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オトリ店に戻って釣った鮎を冷凍して、宿にチェックインしてから食事に行きます。たかしまさんが行ったことがないとのことだったので、久々に「くら」で「天元豚ロースかつ定食」。福井といえば「ヨーロッパ軒」の「ソースカツ丼」が有名ですが、並んでまで食べる必要はないかな~というのが個人的な感想です。

食事後は釣具店に寄って「アクアシール」とクロロプレンの「リペアーシート」、シートを切るために仕掛け作りでも使える「金属・PE用ハサミ」を購入。ドライヤーで補修する部分を乾燥し、まずは裂けた所をアクアシールで補修。その上からカットしたリペアーシートを接着します。これでやっと安心して温泉に入れます。
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そして温泉から戻ってから、もう一度リペアーシートを指でしっかり圧着すれば修理は完了です。現在の気温であればアクアシールは5時間くらいで十分な使用強度になるので、2日目はもう少し快適に過ごせそう。部屋でゆっくりと風呂上りのビールを楽しみながらテレビを見て、アクアシールがあまりベト付かなくなったのを確認して就寝です。

泊まる宿によって異なりますが、一日の始まりは5時半に起床。日曜であれば「ザ・フィッシング」を見ながら洗面を済ませて6時には朝風呂へ。露天風呂で30分くらい過ごし、風呂から上がってから新聞に目を通します。7時から朝食を食べて、コンビニに寄ってオトリ店に到着するのは8時くらい。この時間になるとお客さんも釣りに行ってしまうので、駐車スペースに困ることはありません。
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ここでご主人や女将さん、いつものメンバーと情報交換や雑談をしてからおもむろに川に向かいます。この時間になるとほとんどの釣り人が川に入っているので、後からワラワラと入ってくることはありません。比較的空いている場所がその日のポイントで、釣れているかどうかは二の次となります。

2日目は初日の午後に入った場所に入りました。前日釣った場所で様子を見ているうちに、この日入るつもりだった場所が人で埋まってしまいました。狙っていた場所には入れなくなりましたが、前日釣っていない瀬が空いていたのでその場所へ。盛期はあまり釣れない場所ですが、この時期はメスが溜まっていることがあります。
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そして狙い通りメスの入れ掛かりに! 表層の流れは荒く見えますが、底流れは思ったほど早くないのがポイントでしょう。しばし入れ掛かりを堪能していると、たかしまさんが様子を見に…。そこにヨッシーさんとU野さんも加わり、「誰が釣っているのだろう」と回りから好奇の視線が…。

貴重な時間を費やして私の釣りを見ているので、少しでも役に立つよう解説しながら鮎を掛けていきます。この日の釣果は46尾。風が冷たく前日の午後に比べると体感温度は低く感じました。実際に釣れなければ解説にも説得力がありませんが、ブログでは伝わらないものを感じて頂けたのではないかと思います。
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この日は宿が取れなかったので車中泊です。「永平寺温泉 禅の里」は釣り人で混雑して洗い場を使うにも並ぶとのことなので、少し距離がありますが丸岡の「霞の郷温泉」へ。以前購入した回数券がかなり残っているので、受付で使えるか尋ねるとまったく問題ないとのこと。最後に使ったのが2009年なので、6年ぶりの利用となります。

風呂から上がって外に出ると秋風がとても心地よく、去りゆく夏を感じます。「霞の郷温泉」を利用したときに使うラーメン店はすでに廃業しており、その近くに新しくできた「丸岡二八そば 大宮亭」で夕食。使用しているそば粉は全て丸岡産とのことでした。

その後は九頭竜に戻って、ヨッシーさんとU野さんのキャンプサイトに合流。鮎釣りの話であっという間に時間が過ぎ、最後は寒くて耐えられなくなって車で就寝。敷布団と掛布団を積んでいなければ、車の暖房が必要なくらい寒い夜でした。鮎が落ちを意識するのは日照時間が短くなるのが主たる要因ですが、この一日の寒暖差も影響します。
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いよいよ3日目は激戦区に突入です。前日はまったく動けない状態だったとのことですが、釣れなかったこともあっていつもの週末レベルくらい。二日間の釣況からおそらく盛期のイメージでは掛からないので、一級ポイントではない場所からスタートします。この狙いが的中して4尾までは早かったですが、その後はパッタリ止まってしまいました。

鮎はいるのでそのまま粘ればぽつぽつ追加できそうですが、広く状況を確認したいので午前中は人の動きを見ながら探っていきます。回りもまったく釣れていないので人の動きも早い。そんな中で鮎が溜まりそうな場所を見つけて、そこで粘ると掛かり始めました。オトリが回り出せば多様な攻め方ができることもあり、徐々に流れのきつい場所へ。
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そして良い感じで掛かっているときにトラブル発生。な~んと今季2本目のタモ流失。一番流れのきつい場所に立っていたので、気づくのがワンテンポ遅れたことにより追いつけません。沈んで浮石で止まっていないか探しましたが、シモの淵まで流されてしまったようです。

ちょうど12時過ぎだったので、タモを取りに戻るついでに昼食。やっとこの日から天気予報通りに晴れましたが、暖かい食べ物が恋しい季節になりました。コンビニのメニューも冷たい蕎麦やうどん、冷麺はほとんどなくなり、電子レンジで温めるものばかり。水温が低いこともあって、ウエット上着を着ないと耐えられません。
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昼食後はタモを流した場所から始めます。狙い通りに掛かりますが、やはり盛期のようなペースは望むべくもありません。しかしこれが秋の鮎釣りなので、個人的にはとても楽しい時間です。私が秋の鮎釣りが好きなのは、盛期のように偶然掛かるケースが少ないから。ほとんどの鮎が、狙って掛けたという充実感が大きいです。

この時期になると夕方の入れ掛かりもなく、気温の低下とともに尻すぼみ的に終了。この日の釣果は33尾。前日よりも平均サイズが大きいこともあり、数のわりに満足感のある一日でした。オトリ店に戻って鮎を処理し、一番大きいのを計ってみるとおおよそ27㌢。今年の九頭竜中部では最大級の大きさだろうとのことでした。
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三日目の夜になるといよいよ食べたいものがなくなるので、たかしまさんとフナヤに寄ってから 「しゃぶしゃぶ温野菜」へ。定番の「食べ放題コース」を選択しますが、そんなに食べられるわけでもないので店にとってはエコな客。選べる二つのだしについては、冷えた体には「四川風 旨辛火鍋だし」がお勧めです。

そしていよいよ最終日となる4日目。4日間で一番天気がよかったですが釣果は低迷。たかしまさんの竿にトラブルがあったので、午後は予備竿でも釣れるポイント探しますが、そんな場所はどこも釣り人で一杯。駐車スペースもあまりないので、人が少ない場所に入りました。例年最終日に入ることが多い場所ですが、今季は初めての入川になります。
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前日まではバレがほとんどありませんでしたが、この日は午前中から底バレ連発。たった一日でこんなに変わるものかと思いますが、これもまさに秋の鮎釣り。想定できる対処方法はありますが、残念ながらそれが入ったハリケースを今回の遠征に持ってきておらず…。手持ちのハリで底バレしない場所を選びながら掛けますが、結果的には半分くらいしか獲れませんでした。

この日の釣果は4日間で最低の17尾。釣れたらまた行きたくなってしまうので、今季の最終日としてはちょうどよかったのかもしれません。私は渋滞を避けるべくこの日も一泊するので、フナヤに寄って今季終了のご挨拶。そして翌日は時間的に朝風呂に入れないので、ゆっくりと温泉に浸ります。
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翌朝は5時半にチェックアウトをして冷凍鮎を取りにオトリ店へ。お世話になった感謝を伝え、お二人に見送られて帰途につきました。渋滞は午前1時くらいまで続くとの報道でしたが、この時間はすでに車も少なくいつもより快適に走って午前中に帰宅できました。今年の北陸遠征は終わってみれば九頭竜が3回、Jinzooが2回。北陸編の釣行記事は全てファン限定公開を解除しましたので、ご興味のある人は御笑覧くださいませ!

最後になりましたが遠征先でご一緒させて頂いた皆様、またオトリ店や釣り場で気さくに声を掛けてくださった皆様に、心から御礼申し上げます。来年もまた笑顔で再会できることを祈って、この記事は了とさせて頂きます。040.gif

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↑まさに超硬の最高峰。終売に備えて今年「龍芯竿Ⅲ」を買いました!006.gif

by scott1091 | 2015-09-23 19:46 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他 | Comments(2)

なぜか天気は下り坂…。ギリギリで滑り込みセーフ?

放流魚主体の河川は、友釣りのピークは8月まで。9月入ると他の漁法が解禁になる河川が多いのも、そんな背景があるからでしょう。根掛かりしたコロガシ仕掛けには閉口するので、気持ちよく釣りができるのはこの週末が最後。そこで遅い夏休みを取得して木曜から日曜までの釣行を計画していました。001.gif

早い段階から九頭竜の宿は手配していましたが、今年は鮎が全般的に小さいこと。またシマノジャパンカップが開催されることもあり、他の河川を検討します。しかし今年はどこの河川も不漁なので、選択肢は多くありません。超~ロングな米代まで走るか、Jinzooの状況を見届けるか?

天気予報は週末に向けて回復するとのことでしたが、気圧配置があまりよろしくないので、逃げ場のあるJinzooを選択。しかしすでに「おわら風の盆」が始まっているので、宿の手配が大変でした。おそらく例年のように釣れていれば、観光客に釣り人も加わって宿は取れなかったと思います。042.gif
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九頭竜よりJinzooの方が1時間多く走らなければならないので、いつもより1時間早く家を出発。鮎が大きいのでオトリ缶2台体制で臨みます。数日前から気温もぐっと下がり、ひるがの高原は標高が高いこともあって気温は10℃台。「呉羽SA」までノンストップで走る予定でしたが、少し疲れたので「城端SA」で洗面タイム。

「東海北陸道」は対面通行区間と長いトンネルが多いので、「北陸道」のようには走れません。一車線なので前の車のペースで走り、オトリ店に到着したのは7時少し前。いつものように千円でオトリを求めると、な~んと2尾とのこと。今まで養殖は3尾千円でしたが、最近仕入先の養殖業者が富山から岐阜に変わったそうで、それを機に値上げしたそうです。042.gif

今年のJinzooは2尾で大丈夫かな~と一抹の不安を感じながら、道楽Yさんから聞いているいくつかの候補ポイントを見て回ります。すでに水位が下がって竿抜けポイントは期待できそうにありません。こうなると狩野川と同じように底波が作る竿抜けポイント狙い。鮎が大きいので、テンポよく釣るために竿は超硬「Super Light Ⅲ」を選択。
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九頭竜では「龍芯竿」を使うのに、Jinzooは何故「SLⅢ」なのかと思う人もいると思いますが、私がこの2本を常に携行している意味があります。ちなみに今回の遠征で携行した竿は「龍芯竿Ⅱ」、「SLⅢ」、「龍星☆竿」、「龍切竿」の4本。穂先はすべて標準チューブラーで、この時期になるとソリッドの出番はありません。

先に入っている地元の方にあいさつしてしばし話を聞きます。この瀬肩が一番釣れるとのことでしたが、今朝は掛からないとのこと。毎日ここでやっているとのことなので、情報に間違いはありません。この時間になると人が入ってくるので、竿3本くらい空けた上流に入りました。道楽Yさんが使っているハリは持っていないので、今までの経験から違うハリをチョイス。037.gif

ゼロオバセ気味でゆっくりと泳がせます。オトリが替わらないと勝負にならないので、ここは落ち着いてじっくり攻めます。オトリの動きに細心の注意を払って、狙っている底石で誘いを入れると目印が大きく沖に飛びました。竿を絞るとすでに伸され気味ですが、ここから抜けるのが超硬を選んだ理由です。006.gif
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大きい鮎を数釣ろうと思うと、鮎とやりとりしている時間は短い方がよいのは当たり前のこと。特に釣りは地合があるので、その間に何尾獲れるかも重要です。今年のJinzoo鮎はオトリにするとあまり泳がないので、これをいかに扱うかもポイント。早瀬や急瀬くらいの竿では、きびきびした操作はできません。

こう書くと今のJinzooでは超硬が良いと思われるかもしれませんが、超硬で急瀬と同じような釣りをするのはとても難しい。数が釣れないとはっきりしているのであれば、やはり今のJinzooでも急瀬を使う方が釣果が伸びるのは間違いありません。超硬はオトリが回らないと「万策尽きる」という状態になります。
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Jinzooでロング舟を使うと底がボコボコになるので、この日はいつも使っている「RR-600WH改」。いまのJinzoo鮎だと15尾入れると色が変わるので、小まめにオトリ缶に移し替えます。この頃になるとまったく動けなくなったので、人のいない一番荒い場所を切ります。しだいにパターンを掴んで、徐々にペースアップ。しかしこれ以上曳舟に鮎を入れると瀕死状態なるので、オトリ缶を取りにまた川を切ります。

普通は切らない場所をオトリ缶を背負って切ったので、この行為が非常に目立って「あの大将は釣り過ぎてオトリ缶を持ってあの瀬を切った」ということに…。私は快調に竿を曲げますが、周りの方々はまったく掛かりません。何が違うのかははっきりしていますが、オトリが替わらなければやはり始まりません。
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釣れる鮎は見事なくらい24~26㌢に集中。ハリ合わせを検証するため、試しにハリを替えると二回続けて底バレ。元に戻すとバレがきれいに止まってペースが回復。オトリ缶に鮎を移し替えること3回。これはひょっとしたら群れ鮎なのかなと思っていましたが、どうやら間違いなさそうです。034.gif

その理由は一番最初に流した一級ポイントではその後掛からないこと。鮎のハネがある場所が一定ではなく、ハネが近くで起こると必ず掛かること。泳ぎが悪かったオトリが急に泳ぎ始めて、動きが止まったところで目印が水中に突き刺さるパターン。オトリが止まる場所が群れ鮎が移動している下限ラインと思われ、それよりシモでは掛からないこと。
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実は2012年尺鮎ラッシュだった狩野川でも同じような経験をしています。このときも群れ鮎を追いかけると逃げるので、オトリを群れ鮎に入れるのではなく、オトリのいる場所に群れ鮎が移動してくるのを待つという感じでした。群れ鮎はなかなか掛かるものではありませんが、これだけ鮎が大きいと中には追い気の出た鮎がいるものです。

当たりも引きも素晴らしいので、普通は追って掛かっていると思うはず。私の仮説が正しいかはわかりませんが、翌日も続けて入れば検証できそうです。Jinzooは釣った鮎の処理に困るので、18時半前には宅急便の配送センターに持ち込まなくてはなりません。曳舟の鮎を全てオトリ缶に移し替えて、川を切るのに中の水を切りますが重さがほとんど変わりません。008.gif
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対岸に戻って写真を撮るためタモに開けると、とんでもないことになってしまいました。何尾か跳ねて逃げましたが、もはやこだわりはありません。鮎が落ち着いてから写真を撮り、数えてみると56尾。オトリ缶の水を切って鮎を弱らせ、このために持ってきた蓋付きのバケツで氷締めをしますが、バケツが鮎で一杯でんがなぁ…。

この日はハリ合わせの検証による底バレ2回以外はパーフェクト・ゲーム。すなわち①バレなし、②ハリス切れなし、③高切れなし、④キャッチミスなし、⑤根掛かりでオトリを沈めることなし。今年のJinzooは、オトリの回転が止まるだけで3尾アンダーは確実で取り返すことができません。こんな完璧な日は数年に1回くらいしかないものです。

大きめの鮎を撮影しようと思いましたが、普段はこの手のことはしないので、鮎がすぐにクーラーの蓋から滑り落ちて砂だらけ…。鮎を洗うための水を汲みに行ったり、やはり慣れないことはするものではありません。バケツの中から大きい鮎を探すのも一苦労なので、バケツの上から適当に並べて撮影は終了。
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配送センターに行って用意していた発砲スチロール箱に入れると、バラ氷を入れると全部入りません。新たに箱を購入しようか思案していると、ご同輩がちょうど釣った鮎を送りに!箱の中を見てこれで何日分ですかと…。まだ入らないのがあるので、もしよかったらとバケツを見せると、箱に余裕があるので喜んでということで一件落着となりました。001.gif

この日だけは定宿が取れず、駅前まで距離があるので食事は簡単に済ませました。一人だと居酒屋ではカウンター席がないと居心地が悪いものです。いつも利用する「越中屋」はシネマ街の取り壊しで今年の5月に閉店。移転して営業するとのことでしたが、その後の情報が得られません。食べログの口コミ情報では、総曲輪に移転するようなことが書かれていますが…。
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二日目はシモから川見しますが、朝から天気が良いこともあって釣り人が早くから川に入っています。目的の場所にはすでに釣り人がいたので、誰もいない流れに厚みがある荒瀬に入りました。瀬尻ですぐにオトリが替わりますが、2尾目は底バレ。もう1尾獲ってから本命の瀬に入るつもりでしたが、結局この1尾だけで瀬肩から流します。

流れが流れなので掛かると最高に楽しいですが、思ったほどは掛からず9尾でこの場所は終了。色々と見て回りますが、微妙な間隔で入るに入れず。もちろん例年のJinzooであればまだ入る余地はあるものの、今年のように鮎が少ないと動けないと釣りになりません。結局、比較的空いている前日の場所で「群れ鮎説」を検証することに!034.gif
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まずは前日は入れなかった瀬でぽつぽつ拾い、人がいなくなってから前日の場所へ。群れ鮎でなければ当然掛かりが悪いはずですが、前日と同じパターンで掛かります。この日は最初からオトリ缶を持って川を切ったので問題なし。しかし徐々に釣り人が近づいてきて、群れ鮎の動きが早くなってしまいました。008.gif

こうなると群れ鮎が移動している一番下限か上限で待つしかありません。上限には釣り人が二人張り付いているので、私は一番下限に。ポツポツ掛けていると、カミの人がどんどん下がってきて動けない状態になってしまいました。こうなるとやはり釣果は伸びません。
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回りの人は釣れていないので人が減るまで時間調整。この日は混雑している対岸の団体さんがごっそり抜けたので、川を切って対岸から芯に立って群れ鮎のルートを釣ります。そしてユガッタチャンスには足元の一級ポイントでも黄色い鮎が掛かり、この日の検証は終了。翌日から天気が崩れるとのことで、夕方は雲行きが怪しくなってきました。

この日の釣果は全部で38尾。雨が降ってきそうなので手際よく撤収。宿に向かう途中で雨が降り始め、立体駐車場に入れる頃には土砂降りとなってしまいました。夕食は宿で傘を借りて、昨年から利用している「だい人」へ。予約していませんでしたが、カウンター席がちょうど一席空いて入ることができました。006.gif
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三日目は朝から無情の雨。この日は道楽Yさん、道楽Kさん、雨男さん、少し遅れて道楽部長さんとQpapaさんがご一緒することに。しかも夜は「富山ナイト」を段取りして頂き、参加者は道楽Yさん、雨男さん、う~さんのスペシャルメンバーとなります。前日よりも水位が20㌢近く上がり、朝一で入った荒瀬は急瀬クラスではまったく勝負になりません。

濁りが入り、雨は降るは、暗いはで道楽Kさんと雨男さんは様子見。道楽Yさんと私が果敢に流芯にオトリを捻じ込みますが、私は黄色いデカイ鮎が飛びついてきて一流し目は終了。もう一回流すかと思ったところで、移動しましょうということに!次は人が多いメジャーポイントへ。
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川に人はいませんでしたが、すでに先行者は宴会モード。我々が入るとわらわらと入ってきて、まったく動けません。道楽Kさんだけが手前のフクロで上手に掛けていますが、他のメンバーは撃沈ムード。その中で今年から「龍切竿」を使っている雨男さんがぽつぽつ掛けています。

私は固着した竿を直したりで、この日は朝からダメよ~だめだめモード。雨男さんのシモに入れてもらってオトリを4尾ほど確保し、午後につなぎます。いつものように楽しい昼食タイムで話は尽きず、ちょうどQpapaさんも到着。この場所は午後からサービスタイムありとのことなので、期待して午後の部へ。017.gif
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私はパターンを掴んで9連打となりますが止まるとぱったり。道楽Yさんお勧めの通称「洗濯機」を見に行きますが、水位が高いので渦巻きぐるぐるに加えて、上からのナイアガラ水流と下から持ち上がる水流機能付き。これなら洗濯物もきれいに洗えるというものですが、3+4号の錘を付けてもオトリが全然落ち着きません。

その後もフェルト減らしの旅をしますが、良さそうな場所には人がいて入れません。粘ってぽつぽつ拾いながら時間調整をして、人が減ったところで道楽Yさんのカミへ。ユガッタチャンスの恩恵もなく、最後はベストを脱いで立ち込みます。ここで2尾を追加して17時前に竿を畳みました。この日の釣果は21尾。まさに「万策尽きた」という感じです。この三日間は全て「SLⅢ」を使いました。
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夜の部は雨男さんが手配してくれたお店で19時開宴。う~さんも加わって楽しい時間です。我々の部隊は道楽Kさん以外は撃沈でしたが、う~さんの釣果を聞いてもうびっくり。この日の締めはう~さんの案内で博多らーめん。麺は固め指定で美味しかったです。明日の楽しい釣りを夢見て、ながーい富山の夜は更けていくのでありました~!017.gif

宿は雨の音が聞こえないので、最終日も張り切って起床。 髪の寝癖を直すため軽くシャワーを浴びて、干しておいた仕掛け類をベストに充填。この日は「龍切竿」の限界を確認するため、仕掛けも全て入れ替え。ハリもワンサイズ小さいハリケースを加えて、待ち合わせ時間より早いけどチェックアウト。

しかし外に出てみると土砂降りの雨…。
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水位が上がるのも時間の問題でしょう。う~さんと合流して、ダラダラしているとやる気がなくなるので着替えます。いざ出陣というときにタイミング良く道楽Yさんと雨男さんもすでに着替えて到着。ちなみに雨男さんとご一緒して、雨に降られなかったことは一度もなし。やはり雨男の異名は伊達ではありません。

気温も低くなかなか掛かりませんが、鮎の気配を感じます。最初の当たりは水を切る寸前でバレ。ハリを三日間使っているものに戻して、広く探っていきます。そして最初に釣れるならここという場所で目印が大きく飛びました。これをオトリにしてもすぐに掛からないので、狙いのスジを攻めるため立ち位置を変えます。

ここで最高の当たりで2尾目もゲット。水位が徐々に上がってきているので、鮎の活性が上がってきたのでしょう。3尾目の鮎を抜いたときにハナカン回りにトラブルがあり、これを修理しているときに緊張感のない放送が…。放水口で定期的に流れる放送とあまり変わらないので、聞き流してしまう人もいるでしょう。ふと見ればう~さんがいた中州が水没寸前です。008.gif
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遥かカミにいた道楽Yさんが竿を畳みながら急いで川を切ってきます。私は入川場所に一番近かったので、う~さんの川切りを見てまだ余裕があるので竿を畳んでから戻ります。しかし一番シモにいた雨男さんが確実に入川場所に戻るためには、川を50㍍ほど上らなければなりません。私が曳舟と道具を取りに行けばと思いましたが、雨男さんはカッパを着ているのでそれも難しそうです。

大事をとって対岸に上がるよう道楽Yさんが促します。対岸にある分流も心配なので、急いで鮎道楽号が現場に向かいます。今回は10㌢くらい水位が上がってから、しばらく変化がなかったのが幸運でした。もし友人が一緒でなければ、普通は無理をしてでも入川場所に戻ろうとするもの。
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しかし水位がさらに上がったら、分流でさえも厳しい川切りになったと思います。この時点でも県外の人は岸近くから竿を出していましたが、地元の人はほとんど川から上がっていました。この日の大沢野大橋のテレメーター水位は以下のとおり。判断が遅れたら中州に取り残されるところでした。025.gif

07:00 1.50㍍
08:00 1.58㍍
09:00 1.68㍍
10:00 1.76㍍
11:00 1.85㍍
12:00 2.07㍍

このように最終日は強制終了となったため、しばし川原で歓談してから皆様に見送って頂いて帰途につきました。このまま雨が上がるような空模様でしたが、北陸道に入ると土砂降り。そして雨脚は東海北陸道に入っても変わることはなく、車窓から見える長良川もすでに茶色に濁って増水していました。

この増水で釣りの対象になっている人工産は確実に下り始めるので、結果的にはギリギリのタイミングでJinzooに行ったことになります。遠征期間中、鮎道楽の皆様やQpapaさん、う~さんには色々と気にかけて頂きありがとうございました。またご一緒できるのを楽しみにしています!040.gif
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by scott1091 | 2015-08-30 21:48 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他 | Comments(3)

昨年は大雨洪水警報、今回は大雨洪水注意報でっか…

金曜から釣っているマルパパさんや乾坤一擲さんから、「泣けるほど釣れないよ~」のメールが着信。8年目のたかしまさんも夏休みで先乗りしていますが、釣果は芳しくないとのこと。しかも金曜の夜半から土曜の朝まで雨の予報です。普通なら釣行を見送るのでしょうが、これだけ友人がいるのであれば、竿が出せれば行く価値はあります!

しかし北陸道に入ると予報より雨脚が強く、九頭竜の竿頭村に到着する頃には土砂降りの雨。朝が早いマルパパさんもまだ車で寝ており、東屋に入っても地面から跳ねる雨で足元からびしょびしょです。私の到着に気づいた乾坤さんがタープを張ってくれて、やっと一段落。マルパパさんがトーストを焼いて、ハムエッグで朝食です。

前日の疲労と土砂降りの雨で、すでにお二人は戦意消失。私もその雰囲気に影響されそうでしたが、「もりいし釣具店」にオトリと氷を買いに行くと、追星ギンギンの釣り人で溢れかえっていました。雨なのに次から次にオトリを買い求め、傘をさしている軟弱者は私くらいでしょうか…。
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オトリを購入して竿頭村に戻ると、乾坤さんはもう少し寝るとのこと。ホテル泊まりのたかしまさんが間もなく到着するとのことなので、竿頭村とは違う場所で合流します。この頃になると雨が上がりますが、やはり濁りが入ってきました。大雨洪水に加えて雷注意報も出ているので、雨雲の動きをスマホで確認しながらしばし観望天気。

予想外の水位上昇に備えてウエット上着を着て入川。先に入っていた岐阜の漁師さんにあいさつをして、しばし今年の状況を聞きます。ここ2年ほどお会いしていなかったので、近況にも話が及んで釣りの邪魔をしてしまいました。九頭竜にもとんがり帽子の長良スタイルの人が何人かいますが、この御仁が一番釣りが上手いです。
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回りの方も顔見知りが多く、人が多くてもあまり気になりません。すぐにオトリが替わりますが、その後は底バレや根掛かりで一進一退の状態。シモのたかしまさんが私より早いペースで掛けていますが、同じようにバレが多いようです。野鮎のしっかりした追いを感じられないまま昼食タイム。午前中はツ抜けできませんでした。

午前はさんざ流芯を攻めたので、午後からは第二の流芯狙いに切り替えます。午前中ヨッシーさんが釣っていた場所の少しシモでポツポツ追加し、それを持って午前と同じ場所へ。午前とは違うスジをゼロオバセで釣ります。超硬のゼロオバセは早瀬の釣りとは少し異なるので、この釣りには「龍芯竿」が重要なアイテムとなります。

午前にはないペースで掛かりますが、やはり期待の流芯でガッツンはなし。流芯の鮎ほど口や顔掛かりが多く、黄色い鮎は全て第二の流芯や流れの隙間で掛かる一日でした。夕方には濁りもかなり薄くなりましたが、期待のユガッタチャンスも盛り上がりのないまま終了。30尾ジャストと思いましたが、残念ながら1尾足りない29尾でした。
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夜はたかしまさんと焼肉で盛り上がり、翌朝はいつものとおり朝風呂からスタート。北陸はすでに、露天風呂に出ると肌寒い季節となりました。いつも朝一の風呂は空いているのですが、この日は九頭竜同様にやたらと人が多い。何気に聞こえてくる会話は全て鮎釣りの話でした。

マルパパさんと乾坤さんは土曜に切り上げたので、日曜はたかしまさんとヨッシーさんの三人。私は午前中だけなのでどこでもよいのですが、お二人が今まで入ったことがない場所にということで坂東島に決定。ダイワのコマーシャルDVDの影響で、最近九頭竜に来るようなった人には「九頭竜の聖地」と呼ばれているようですが、かつての激流という面影はありません。

岐阜の漁師さんが一番きつい場所に入っています。水位が上がる前の一流し目と思われますが、これだけ人がいるのに竿がほとんど曲がりません。センターに人が並んでいるので、キワを釣り下がってから間隔の広い場所でセンターに出て、そこから流れを迫り上がります。かつての大野島(坂東島)は止まれる場所が限られていましたが、今は平坦な川底になって急瀬レベルになってしまいました。
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かつてから午前中は「苦労多くして実りなし」と言われている坂東島ですが、この日もその点だけは同じで飽きてしまうくらい何もありません。岸に座って釣っている人が一番竿を曲げています。流芯に立って岸際を釣ってぽつぽつ追加し、朝方岐阜の漁師さんが釣っていた一番厚い流れを挿します。

対岸に人が並んでいるので、竿抜けとなるスジが確認できます。水位が低いので幅は1㍍くらいしかありませんが、そのスジでよい石がある場所を攻めます。下流を見ると立ち位置がすでに流芯を超えています。ラインテンションを利用して底石の向こう側にオトリを誘導すると、ラインが根擦れした感触の直後に目印が2回大きく突き刺さりました。

この状態で掛かり鮎を獲るにはミスは許されません。竿をしっかり絞って足場を固め、掛かり鮎が水を切ったら体が開かないよう九頭竜返し。返した鮎を獲り込むときにバランスを崩して流される人も多いです。瀬釣りのスキルは、その人の限界まで立ち込んだ釣りを見ればすぐにわかります。全てが完璧にできなければ、余裕ができるラインまで後退するしかありません。
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これをオトリにさらに迫り上がると、3歩上がったところで同じような当たり。足場が悪いので少し下がりますが、目的の石に足が掛からず6歩ほど流されて足場を固めます。これもしっかり獲り込みますが、下がった6歩を迫り上るのがもう大変。オトリを交換してタイミングを見ながら6歩迫り上がり、さらに2歩迫り上がったところで頭を振る「ガクッガクッ」当たり。

顔掛かりなのでタモ受けしようかと思いましたが、足場が悪いのでそのまま九頭竜返し。これがこの二日間で最大の26㌢。時計を見るとまもなく12時なので、後ろの方に声を掛けて岸に戻りました。やはり「苦労多くして実りなし」でしたが、最後の3尾はかつての大野島(坂東島)を少しだけ彷彿させる釣りでした。
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この日の午前もツ抜けできず9尾で終了。三人で昼食を食べながら反省会をして、私とヨッシーさんはそのまま帰路に。たかしまさんは場所を変えて午後の部へ。Jinzooから転戦してくる人も多いですが、九頭竜も昨年のようには釣れていないようです。

次の週末はシマノ・ジャパンカップが開催されこともあり、参加者やその仲間のプラクティスも加わってしばらく混雑が続きそうな九頭竜。例年通り9月1日には友釣り専用区以外はコロガシが解禁になるのが残念です。

by scott1091 | 2015-08-23 22:50 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他 | Comments(4)

鮎竿を置き忘れました!情報提供のお願いです

このブログの読者でもあるSLⅢさんが、九頭竜で竿を置き忘れてしまいました。

忘れた日時や場所は以下の通りですので、心当たりの方はお手数ですがコメント欄
からご一報をお願い致します。

お手数をおけしますが、よろしくお願いします。040.gif


日時 : 2015年8月8日(土)夕方

場所 : 坂東島左岸の大野島分流
      昨年は無かった草むら駐車場の真ん中辺りに置き忘れました

竿袋 : 「FUNAYA Original」の印字が入った黒

竿   : フナヤオリジナル「Super Light Ⅲ」

外見 : 玉口が光沢のある赤で、元竿はその上にクリアー塗装、元上からトップは無塗装仕上げ

by scott1091 | 2015-08-11 22:39 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他 | Comments(10)

鮎釣りは川で流されることがあるのを前提に…

自戒と注意喚起も含めて、今年の九頭竜で発生した釣り人の事故について書きます。すでにご存じの人も多いと思いますが現在までに3人の方が死亡し、1人が意識不明の重体となっています。本文を書くにあたり、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

7月4日(土)  飯島で40~50歳代とみられる男性が川に流されて死亡
8月5日(水)  松岡で69歳の男性が木陰で雨宿り中に落雷で意識不明の重体
8月7日(金)  北島で71歳の男性が川に流されて死亡
8月9日(日)  坂東島で65歳の男性が川に流されて死亡

私は7~9日は九頭竜にいたので、この三日間で二人の方が亡くなったことになります。同じ日に釣行された人は、ヘリや救急車が出動していたので、川で事故が起こったと感じていた人も多かったと思います。いずれの日も私は違う場所に入川していたので、詳しい場所やどのような状況で流されたのかはわかりません。

金曜はほぼ平水でしたが、土曜からはダムの放水が極端に絞られて20㌢以上の減水。したがって土曜と日曜は川に入りやすい状態でした。石垢はコテコテの垢腐れというほどではありませんが、流されて勢いがつくと慣れていないとなかなか止まれないレベル。特に週末は釣り人が多く、最初は様子見だった人も他の人につられて前へ前へという状況でした。

それが可能なのは水位が低かったからに他なりませんが、このようなときほど事故が起こりやすいような気がします。7月4日に亡くなった人と、8月5日に落雷を受けた人はウエット上着を着ていたようですが、残りの二人はどうだったのでしょうか…。

私もこの週末は渇水だったのでウエットを着ませんでした。もともと着ない人の方が圧倒的に多いですが、水位や場所、気温で着たり着なかったりする人もいるでしょう。しかし上着を着ないで流されると足が浮いて上半身が水没しますし、その状態ではなかなか立ち上がることができません。

流されても足が浮いた姿勢にならないのが基本ですが、大きくスリップしたときは私も足が浮くことがあります。これは流れの強弱に関係ないので、あらゆるケースで想定しておく必要があります。流されたときに冷静に対応するには、死なないレベルで経験を積むしか方法がありません。

鮎釣りは流されなければ大丈夫と思っている人が多いですが、川に入るからには流されるのを前提に臨むべきでしょう。カヤックは転覆するのが当たり前なので、専用のライフジャケットに準ずるPFDを着ていない人はいません。PFDは顔が水面に浮くように設計されていますが、一方で鮎釣りはどうでしょうか?

安全装備がまったくない状態ではありませんか?さらにタイツだけの着用は姿勢を維持できなければ上半身を水没させるので、より危険な状態ともいえます。他にも小物満載のベストにタモや曳舟、手には鮎竿と体の動きを制約するものばかりです。

九頭竜川や神通川、長良川などの大きい川で釣りをする人は、ぜひ流されるのを前提に自分の技量や体力に見合った安全装備を考えて頂きたいと思います。おそらく大部分の人がカヤックと同じように、浮力材の入ったフローティングベストという選択肢になるではないでしょうか?

この日曜の話ですが、同じ場所から知り合いのグループ(友人A、友人B、C氏)が入川しました。昼になっても友人BとC氏が上がってこないので、待っている友人Aが釣れて竿が畳めないのかな~と待ちぼうけ。しかし車で待機していた友人Bの奥方への入電で状況が一転。事なきを得たけれど、C氏が流されてかなり危険な状態だったようです。

C氏は瀬肩でバランスを崩して立ち上がれないまま瀬に吸い込まれ、そのシモのトロ場は背が立たないので溺れてしまったようです。流されたのに気づいた友人Bは浮力材の入ったベストを着ているので、迅速に行動できたとのこと。溺れている人を救助するのは非常に危険なことですし、二人が生還したのは本当に幸運だったと思います。

「頭が浮いていれば、人は溺死することはない」。
C氏を救助した友人Bの言葉です。

私の友人にはウエット上着では浮力が足りないので、肩パットのように浮力材を入れている人もいます。いくら泳ぎが達者でも足が攣ったり、流されているときに怪我をすれば泳げない人と大差ありません。友人達は川に強い人が多いですが、加齢にともなう身体能力の低下に対応するべく工夫しているのが現状です。鮎師の高齢化にともない、鮎用のフローティングベストや浮力がある上着の開発もメーカーに期待したいところです。

最後に落雷ですが、河原のように開けた場所が危険なのはもちろん、木や鉄塔など高い物体の下も危険です。高い物体のてっぺんを45度以上の角度で見上げる範囲で、その物体から4㍍以上離れたところが保護範囲とされていますが、釣り場で雷鳴が近づいてきたら早めに車に避難するのが一番安全です。

by scott1091 | 2015-08-10 21:05 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他 | Comments(8)

今季初の「Saogashira Meeting」は車中泊…。寝不足でんがなぁ!

マルパパさんのお誘いで、この週末は金曜から九頭竜へ。3週間前に宿を手配しましたが、どこも満室で予約できませんでした。東京や大阪は外国人観光客で出張のホテルが手配できない状況ですが、福井は何故にこんなに満室なのでしょう。北陸新幹線も開通していないのに不思議でなりません。042.gif

宿が手配できず、最後に車中泊したのが2009年9月。「龍芯竿」を仕上げるための釣行でした。あれからすでに6年も経過しているので装備の点検が大変です。マルパパさんと乾坤一擲さんが一緒なので椅子と自分の食べ物、飲み物があれば十分ですが、忘れ物や器具の故障もあるので一通り車に積み込みます。

マルパパさんは自分で釣ったイサキとブリかま、乾坤さんはタンとイベリコ豚を持ってくるとのことなので、私は和牛カルビを用意。他にも茹でた枝豆やつまみ、朝食用のソーセージやサラダ用の生野菜などを入れると、30リットルのクーラーでは入りません。飲み物もあるのでクーラー二つ態勢で、炉ばた大将や小型ストーブ、それぞれ専用のカセットガスも積み込みます。
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釣りをしているときにカセットガスを車内に置きっぱなしする場合は、この時期はクーラーの中に入れて置く方が無難です。これに車中泊ではあまり寝れないので、少しでも快適になるよう薄手の敷布団、厚手のタオルケット、枕を積み込むと荷台はもう一杯。またお二人は食事の前に風呂に行かないので、カー電源用のシャワーとオトリ店でポリタンクに水を満載。

カップラーメンや味噌汁、ドリップコーヒー、食器や箸、虫よけや殺虫剤はすぐに取り出せるよう助手席の足元に。鮎釣りは濡れ物が多いので物干しスタンドも忘れずに!車中泊専門の人は、毎週よくこれだけの準備をしているな~と感動します。奥様が全て用意してくれるからこそできるのでしょう、きっと!我が家はセルフなので絶対無理です。

せっかくの機会なので私も声掛けをして、最終メンバーは金曜は道楽Yさん、マルパパさん、乾坤さん、午後からariariさん、私の5人。土曜はマルパパさん、乾坤さん、午前だけariariさん、午後から8年目のたかしまさん、私の5人。最終日はマルパパさん、乾坤さん、たかしまさん、ひじきさん、私の5人というパーティでした。
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では本文に入りましょう。

オトリ店に6時半から7時くらいに集合ということでしたが、子供が遠足の前日に寝れないように、楽しみで寝れなかったという面々が続々と到着。マルパパさんが朝食を食べていないとのことなので、釣り場に移動して我々はしばし歓談。しかし朝食を食べているはずのマルパパさんを見ると、なぜか一人着替えています…。005.gif

川に入るにはまだ早いのでゆっくり食事してくださいと言いますと、「自分は支度が遅いから」と。ここにマルパパさんより支度が早い人はいないのですが…。今季初の九頭竜ということで、すでに背中に「やる木(気)」が生えています。マルパパさんに急かされるように他のメンバーも着替えて、思い思いの場所に入川しました。

私は先週パターンを掴んでいるので、同じようなイメージで掛けます。やはり朝はスローな釣況ですが、思ったよりも掛かる感じ。道楽Yさんと貸切状態でしたが、竿が曲がっているので、他の釣り人が下りてきて私のシモに入ります。その人はすでに4日目とのことで、釣れる場所や時間帯を熟知していました。
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その人はオトリが獲れると、私よりもよいペースで掛けますが小さい。本命の筋にはもう三歩、沖に出る必要があります。距離が近いと流されたときに迷惑になるので、十分な間隔が空いてから、まずその人の二歩前を釣ります。この頃になると我々のメンバーは、ほぼ同じ場所に集中。私のシモにマルパパさん、カミに乾坤さんと道楽Yさんが並んで竿を曲げます。

先週と同じように、「ドンピシャ」のハリ合わせができません。手持ちで一番合っているハリを使いながら、昼食に上がる前に本命の三歩前のスジを釣ります。この時期では鮎が一番大きいと選んだ場所ですが、メンバーは思ったより型が小さいとのこと。ここで二の腕が痛くなるようなキカン鮎が掛からなければ、私の場所選定ミスということになりましょう。

午後から移動することも提案しましたが、このまま続行ということで楽しい昼食へ突入。ここからariariさんも加わってプチ宴会状態。車中泊もこの場所なので、車を動かさなくてよいのが一番の安心。毎年恒例のBBQで九頭竜入りしていたWaraさんも顔を出してくれて、「TEAM Saogasira」はそのまま「TEAM Okagashira」へ。なぜかWaraさんのグループには半裸(水着)の女性もいるとか…。恐るべしであります!026.gif
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午後の部は14時からスタート。車中泊なので「今日は暗くなるまでやるぜ」という勢いですが、体内電池はいつまで持つのでしょうか?私は一番の絞り込みからスタートしますが、ぽつぽつというペース。しかし場所が場所だけに型は悪くないのですっごく楽しい~。やはり九頭竜の鮎は、数とは別次元の満足感があります。003.gif

道楽Yさんが帰る時間もあるので私は少し早めに竿を畳むと、近くにいたマルパパさんも終了。道楽Yさんも私に気づいて竿を畳み、それに気づいた乾坤さんも終了。午後から参加のariariさんは食事の用意は我々でするので、「暗くなるまで頑張って」と伝えて川から上がりました。私の釣果は午前28+午後29=合計57尾。
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↑一日目午前、↓午後
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ここからは楽しみな第二部の始まり。濡れ物などを干して、私はシャワーを浴びます。車中泊なのでビールで乾杯してから「炉ばた大将」でイサキを焼き、もう一つのコンロでタンとカルビを焼きます。ariariさんが釣ったタコで作ったタコキムチや、それぞれが持ち寄ったおつまみが所狭しと並び、用意した肉がぜんぜん減りません。

宴たけなわになった頃、乾坤さんが「黒龍 特吟」の一升瓶をクーラーボックスから…。さすがにこれを飲んだら翌朝までにアルコールが抜けないので、焼酎と赤ワインで夜宴は〆と相成りました。結局用意した具材の半分も食べなかったので、翌日は食材を無駄にしないよう釣り以上に頑張らなければなりません。

二日目の朝は涼しい風が吹き、日陰にいるととても快適。このままずるずるという雰囲気なので、ariariさんが午前中だけなので私が先陣を切って着替えます。すでに8時を回っていますが、この日は思ったよりも釣り人が少ないのでまずは鉄板ポイントへ。一番気合いが入っているariariさんは、目指すポイントにあっという間に下って行きました。005.gif
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この日の水位は、テトラの濡れ具合では前日の30㌢低。相変わらず週末は極端なダムの放水調整です。川に入った感じではだいたい20㌢低いくらいなので、どこにでも竿が届きます。このような状況なので、まずは前日竿抜けだったと思われる流芯を一流し。ここでオトリを確保してから、同じ場所を丹念に探っていきます。

この頃になると釣れない人が動くので、私は朝からず~と狙っていた対岸へ。ここで今季初めての怒涛の入れ掛かり。しかし釣り返しはまったくきかず、一通りサラってしまうと終了です。対岸のマルパパさんと乾坤さんが竿を畳んだので、私も川を切って戻ります。遅れてきた、たかしまさんの竿が曲がっているので、昼に上がらない可能性があるので先に上がりました。
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車に戻るとすでに乾坤さんがイベリコ豚入りの「特製焼きそば」を作っています。マルパパさんは「キュウリの生ハム巻き」と洒落たものを作っており、焼肉も出てきてまたまた豪勢な昼食。ちょうど出来上がる頃に、たかしまさんとariariさんも上がってきて楽しい時間となりました。

これだけ食べてもまだ食材が余っているので、帰るariariさんに手を付けていないカルビを持って帰ってもらいました。ヒラスズキ釣りの帰りに家に寄ったとき、お嬢さんが「お魚よりお肉の方が好き」と照れながら話していたので、絶対に鮎よりも喜んでもらえるはず。これで我々の食べるノルマが減りました。037.gif

午後はいつものとおり14時スタート。しかし午前中の2倍くらいの人で入る場所がありません。結局午前と同じ場所で竿を出しますが、やはりぽつぽつ掛かる程度。マルパパさんが釣り下ってきたのでそのまま下りてもらい、私は人がいなくなった対岸へ。久々に竿を畳んで荒瀬の真ん中を切りました。
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普通はこの手の苦労は報われないのですが、やはり狙っていた場所で怒涛の入れ掛かり。午前と同じように釣り返しがきかないので、それ以降は流す感じで高速移動。たかしまさんのカミまで移動して、そこから丹念に探ります。たかしまさんはいつも暗くなるまで釣るということなので、水位が低いとはいえいわくつきの場所なので先に上がるのは心配。今日は最後までお付き合いしますぞー!006.gif

しかし期待していた夕方の地合いはなく、夕日だけがとてもきれい。18時半まで頑張りましたが、そこから川通しで戻ると30分くらい掛かるので、ここで竿を畳みました。釣果は午前37+午後26=合計63尾。サイズもまずまずで楽しい釣りでした。さ~て行きはよいよい帰りは辛い(恐い)であります。
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↑二日目午前、↓午後
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二人で汗だくになって車に戻ると、乾坤さんはすでに夕食の準備。マルパパさんはビールを仕入れにコンビニへ!私は手早くシャワーを浴びて、虫よけや殺虫剤を撒いてから皿や箸の準備をします。前日と違って風がなく蒸し暑かったですが、肉を焼き始める頃には心地よい風が吹いてきました。やはり北陸の朝夕は涼しいです。

ブリかま、タン、カルビ、タマネギ、オクラ、シイタケ、シメジ、ピーマンと焼き物用にカットした食材が出てくること出てくること。この日は食べるのを優先したため、思ったよりもアルコールは進まず、最後は前日と同じように赤ワイン。〆はな~んと生卵を落としたラーメンでした。

三日目はさすがに寝不足でもうヘロヘロ…。008.gif
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4時前に目が覚めたので散歩してから車に戻ると、マルパパさんが鳥の写真を撮っていました。日が出るまで鳥や鮎を観察し、車に戻って朝食の準備。メニューは乾坤さん定番のカレーで、10種類ある中からチョイス。体の弱いワテは一番辛くないのにしました。マルパパさんがプリン体と戦うヨーグルトも用意しており、もう至れり尽くせりであります。

朝食の片付けをしていると、ひじきさんが到着。腰を痛めて今季初の九頭竜とのこと。日に日に体力が消耗する乾坤さんに対し、なぜか元気になってくるマルパパさんが先陣を切って川へ。最終日は午前中だけなので車の移動はなし。前日竿を挿していない場所が空いていたので、そこで得意の「超硬泳がせ」でぽつぽつ掛けます。

三々五々散っていたメンバーも、いつの間にか集まり12時前に竿を畳みました。この日の釣果は22尾。昼食後はひじきさんは同じ場所で釣りを続け、たかしまさんは違う場所に移動しました。心配していた高速は下りは帰省ラッシュで渋滞していましたが、上りは比較的車も少なく渋滞なし。
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↑三日目午前

予定通りの走行時間で帰宅し、明るいうちに片づけも終了。早めに風呂や食事を済ませて、二日間の睡眠不足を補うべく床に就きました。これで今季の「Saogashira Meeting」は無事終了です。第二回、第三回があるかわかりませんが、本当に楽しい三日間でした。

参加された皆様には、心から御礼申し上げます。040.gif
またわくわくドキドキの時間を共有しましょう!
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by scott1091 | 2015-08-09 22:43 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他 | Comments(8)

立ち込みで前屈みになるようではワテもそろそろ引退か?

猛暑日が続いていますが、川に居るとあまり気にならないもの。しかしオフィス街では地面も焼けるような熱さで、歩いていると靴底が融けるのではないかと心配になります。これでは打ち水をしても、まさに焼け石に水というものでしょう。この時期になると、電車の中で熟睡している人が多くなりますよね~。

さて鮎釣りもいよいよシーズン本番。ネットで釣れている川の情報収集に余念がない人も多いと思います。私もそのタイプと思われる人も多いようですが、実はまったく熱心ではありません。ネットの普及によって士業などの専門職を使わなくても、大抵のことは自分で対応できる時代となりました。
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私はこの手の検索や裏取りはしっかりやるタイプですが、趣味のことになるとかなり無頓着です。友人から「○○ブログを見た~?」などと言われることがありますが、大抵は知らないものばかり。友人から教えてもらうのですが、その後はほとんど見ることがありません。おそらくこのブログも他人なら読まないでしょう。

こんな感じなので、初めて釣りに行く川でも行き当たりばったりが多いです。これは「行ったら何とかなるさ~」という天性のいい加減さと、「最初から釣れると思うな」という思考が根底にあるからだと思います。貴重な休日にお金を掛けて行く遠征なので、肩に力が入るのはわからなくもありません。しかし釣りの楽しみは釣果だけではありませんよね!私は初めて訪れた土地では早朝散歩しています。これは仕事でも釣りでも同じ。
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そして私が車を乗り合いで釣行しない理由を尋ねられますが、これは気の赴くままに行動したいからに他なりません。また一人で行動していれば、自然と地元や一人で来ている友人もできます。そして最近は釣れている川に行くというよりも、タイミングを計りながらそんな友人に会いに行く感じになっています。

鮎釣りでは話ができるのは川に入る前と昼食時だけなので、なるべく友人宅の近くに宿を手配して一献傾けるのも楽しみの一つ。そして釣りはいつも「言い訳なしの全力投球」。それを象徴する言葉が「型も数も竿頭」。これであれば釣れている川でも、釣れていない川でも、目標がブレルことはありません。矛盾しているようですが実現できるかはさほど重要ではなく、自分が納得できる内容だったかを重視しています。
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綿密な計画や堅実な行動。なんでもきっちりしている人。そして釣りについては一挙一動に理由があると思っている人もいるようですが、ぶっちゃけかなりいい加減な奴なので誤解なされませぬように!最近は落し物や忘れ物もありますしね~。001.gif

さて前置きが長くなりましたが、そんな私が選んだ釣行先は九頭竜。ここ数日は中部も勝山も釣れていないようですが、ま~様子見ということで!7月の三連休にも行きましたが、あまりの土砂降りでオトリ店にも寄らずにJinzooに転戦しました。今季初めて「養老SA」で食事をしましたが、メニューが一新されているのが嬉しかったです。
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土曜は鳴鹿大堰よりシモで「第24回九頭竜川中部中日アユ釣り名人大会」が開催されていることもあり、その場所を避けた釣り人でオトリ店は賑わっていました。人が途切れるのを待って今季もよろしくの挨拶と、ご夫婦の近況などを尋ねます。お二人ともお元気とのことで何より。逆に女将さんから姿を見せないから皆で心配していたのよ~と、お気遣い頂きました。

オトリ店で一緒になった友人に釣況を尋ねると、今年は鮎が小さい上にあまり釣れないとのこと。Jinzooの放流鮎があれだけ大きくなっているのに、九頭竜はどうしてなんでしょう?もともと鳴鹿大堰よりカミは放流鮎しかいないようなものなので、Jinzzoよりはるかに放流量が少ないので8寸クラスを期待しておりました。
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きっと種苗の違いや、ダムから放水される水温の違いなどもあるのでしょう。中角の水位が0.60~0.70で高めだと思いましたが、川に入ってみると感覚的にほぼ平水。入る場所を間違えたかな~と思いながら、一番きつい瀬から探っていきます。しかし鮎の気配はあまり感じられず、竿を通して感じる「ここだ」という底流れで待てど誘えど応答なし!

錘4+3=7号ということもありますが、「ガツン、ぎゅるるーん」とラインが引き込まれるような当たりがなく、ほとんど口掛かり。いよいよ核心部と思われるところで、私の竿2本分シモに人が入ってきました。釣り下がっているので本来なら私のカミに入るべきですが、どうしてもそこに入りたかったのでしょう。そこからまったく下がらないので、私はそれ以上下がれません。
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その人よりシモの人はどんどん釣り下がっていくので間隔が空きます。この頃になると釣り人が多くなってきました。しかしこれだけ人がいても竿が曲がらないので、おそらく午後には人がいなくなってしまうでしょう。ペース配分を考えて、動かない釣り人のシモに入ります。石色が良くありませんが、少し釣り方を変えて探っていくとまずまずのペースに!

私が九頭竜に通い始めたのは2003年ですが、この12年間の中で今年が鮎が一番小さい印象です。7月ならわからなくもないですが、もう暦は8月。尺鮎が出たもっとも大きかった2007年は、この時期には9寸が掛かったていたのでかなり違います。もちろんこのサイズになると、掛けて獲れるかはまったく別の話ですけどね!
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しかし小さくても九頭竜で育った鮎。開幕戦としては十分な体慣らしができました。午後からは8年目のたかしまさんが合流。昨年までグラスリをメーンに使われていましたが、今季はいよいよ「龍芯竿」を投入。初めて使う超硬に戸惑っているようでしたが、この竿を使いこなせるようになれば、必ずグラスリの釣りも変わります。それくらい超硬は誤魔化しがききません。もちろん錘を引くだけの釣りなら簡単なんですけど…。

午後になると釣り人の数は半分以下。あれくらい釣れなければ、オトリが回らないでしょう。北陸の日没は遅いのでまだ日は高いですが、釣り人が一人、また一人と減って楽しい時間。たかしまさんは、いつもは暗くなるまでやるので覚悟していましたが、仕掛けが底を突いたとのことなので竿を畳みました。
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この日の釣果は午前25、午後23の計48尾。錘と背バリ、チラシと錨を駆使する釣りは、型の不満を払拭するに十分な内容でした。オトリを預けて鮎を冷凍するためオトリ店に戻ると、ちょうど友人達も戻ってきました。状況を聞くと、どこも厳しいとのこと。冷凍庫に鮎が入っていなかったのが、今年の厳しさを物語っています。

翌日はゆっくりと朝風呂に入ってから朝食。露天風呂から見上げる空が、夏空なのが嬉しいところです。これが9月になると秋空となり、朝は肌寒さを感じるようになります。8時過ぎにオトリ店に行くと、前日会えなかった友人にも再会できました。今年はどこの河川も不調で苦労されているようです。
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入る予定の場所に行くと、車を止めるスペースがありません。他の場所にしようかと思いながら車を進めると、また新たな友人に再会。昨日の釣況が良くなかったので、これから勝山に行くとのこと。そこでしばし話をしてから、そのスペースに駐車させてもらいました。

二日目なので最初からガンガン立ち込みますが、やはり川慣れしていないので体が安定しません。ヨタ波で体を振られたり、返したときの体の開きでバランスを崩したり。加齢で筋力の柔軟性が損なわれてきたのが最大の原因ですが、もう少し何とかなるだろうという状況です。
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これでは一番きつい場所では立てないので、2時間くらい体を慣らしてから挑みます。そんな場所には、前日とはまったく違ったキカン鮎がパワー全開で竿をひったくります。下がったら止まれなくなるので、超硬を絞って掛かり鮎の波頭に乗せます。しかしこの日は慣れていないこともあり、波頭に乗せきれないでこじれるパターンも…。

そしていよいよ最後は一番奥のラインへ。入れ掛かりにはなりませんが、「ここだ」という底流れでは必ず反応がありました。しかし3尾ほど獲り込んだ後、波頭に乗せる向きの関係で反対に返したときに体が開き、久々に大きく流されました。鮎はしっかり獲り込みましたがタモを流失。そのまま時間までテッサンで対応し、12時に車に戻ってこの日の釣りは終了です。
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私はどこの川でも尻手ロープを付けませんが、これでタモを流失したのは生涯3本目。1本は狩野川ですが、残り2本は九頭竜でまったく同じ場所。安全のために尻手ロープをつけていないので結果オーライですが、最近のものはテクノメッシュばかり。手すきの大目で、気にいったタモが入手できないのが辛いところです。

この日の釣果は33尾。久々に二の腕が筋肉痛…。
次回はもっと気合いを入れて臨みます!
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by scott1091 | 2015-08-02 22:06 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他 | Comments(0)

ミッション発令、降水量を予想して鮎釣りを遂行せよ。ラジャー!

毎年楽しみな7月の三連休。しかし天気に恵まれることが少ない週で、いつも予約した宿をキャンセルすることになります。この三連休は不思議とどこの宿も満室になることが多いので、かなり前から予約しなければならないのですよ~。しかし今年も台風11号(NANGKA)の西日本縦断にぶつかってしまいました。

今回もっとも悩ましかったのは台風11号のコースと速度にあります。コースが少し西にずれれば、また上陸してから速度が上がれば、連休二日目は何とかなりそう。台風の雨雲の動きと、飛騨・木曽山脈の地形からそう思っていたので、今年は宿をキャンセルしませんでした。そして出発前に水位と雨雲レーダーを確認すると、ここまでは予想どおり。

この時点ですでに台風の中心は日本海に抜けていますが、これから明け方までにどれくらい降るかでしょう。まず目指すは九頭竜ですが、最悪でもJinzooでは竿を出せるはず。初日から九頭竜でご一緒する予定だった道楽Yさんは、朝まで様子を見ることに。途中までは快適なドライブでしたが、明け方になるとしだいに雨脚が強くなりました。
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そして福井北ICを降りる頃にはいよいよ本降り。これはだめかな~と思って九頭竜を見に行くと、濃い笹濁り程度でこれ以上増えなければ翌日は何とかなりそう。しかし上流に車を進めると、勝山はそれ以上に増水していて水色はすでに茶系。下流域の水位計も徐々に上がってきたので、ここで九頭竜に見切りをつけます。

九頭竜の写真を道楽YさんにLINEで送ると、Jinzooは水位が上がっていないので様子を見に行くとのこと。私も返事を待たずに北陸道に乗ります。途中で見えるVリバーもJinzooも水位はまったく問題なし。そして約1年ぶりとなるJinzooの風景はまったく違っていました。まずコンビニに釣り人の姿はなく、板氷は冷凍庫に一杯。弁当類も選り取り見取りでんがなぁ!

身の振り方相談所に行くと、やはり釣り人はゼロ。年券をくださいと言うと、まさに意外そうな反応。道楽Yさんが先行して竿を出している場所に車を進めますが、見渡す限り釣り人はいません。網の人がポツポツ見える程度で、昨年までの賑わいが嘘のようです。
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入川路に少し不安がありましたが、河川敷には道楽Yさんのものと思われる轍があるので、それをたどって行ったら「ぽっつん」と見慣れた車が1台。もう10時近いのに、雨が上がってから河川敷をほとんど車が走っていないということですよね…。恐るべし2015年Jinzooであります。水位は大沢野大橋で1.36㍍なのでほぼ平水。

道楽Yさんとしばし話をしていると、まもなく道楽Kさんも到着。私はベストの中身を九頭竜からJinzoo仕様に入れ替えなければならないので少し遅れて入川。一番良い場所に入れてもらったので、すぐにデカイ鮎が掛かります。しかし次が掛からない。そしてこの鮎を根掛かりでロストしてからは辛い時間…。やはり今年のJinzooは人がいない理由があります。
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午前中の釣果はやっと5尾…。場所移動してから昼食にして、午後の部は13時過ぎからスタートです。今年のJinzooは狙って釣れるほど天然がいないので、放流鮎が付いている「ひみつのアッコちゃんP」を見つけなければ撃沈でしょう。午前中一番釣れなかった私は、そんな場所を探しにフェルト減らしの旅へ。

しかしなかなか良いポイントがないものですね~。鮎が多ければどこでも釣れるのに、少ないと「ここだ」という場所がない。このままだと橋から橋まで歩いてしまいそうです。そんなときにやっと「らしい」場所を発見。オトリを送り出すと、すぐに目印が飛びました。これが小ぶりながら待望の天然。オトリにすると泳ぎがまったく違います。

この1尾を手に入れたことと、「らしい」場所の発見でここから確変。そんなときに対岸に人が現れたと思ったら、な~んと着替えていない道楽雨男さん。飽きてしまうのではと思うのですが、最後まで着替えないで2時間以上も見ておりました。雨が降らなかったのは、雨男さんが川に入らなかったからでしょうか?
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楽しい時間はあっという間に過ぎて、何とか挽回して全部で33尾でした。明日はいよいよ九頭竜と思って水位を確認すると、さらに上がっているのでこの時点で二日目もJinzooに決定です。宿の関係でこの日は福井まで戻り、翌日の宿泊はキャンセルして砺波に宿を手配しました。

フナヤに行ってオーダーしたタイツの代金を払い、すでに終売となっている仕掛け巻きや逆バリを大人買い。財布に入っているお金が少なくなったのでチャージしようと思ったら…。ベストに入れたはずのOPP袋がありません。ここから弱い頭をフル回転して記憶を巻き戻します。

財布を持ち歩くと嵩張るので、私は大きいお金はJAF会員証などと一緒にOPP袋に入れてベストに収納しています。いつも着ているベストは襟にキーポケットがあるのでそこに。九頭竜用はないので内ポケットの右側にそれを、左側にキーを入れるようにしています。しかしこの日は右側に天井糸が入っていたので、同じところに入れました。
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いつもは中のものを出したらチャックを締めないので、この習慣でキーを出したときにチャックを締め忘れたのでしょう。普通はこれでも落ちないものですが、ベストを脱いだときに落としたのかもしれません。この日の宿代は払えますが、見つからなければ砺波の宿代と恒例の「Toideナイト」に参加できません。

急いでフナヤに戻るとすでに閉店していたので、恥を忍んで道楽Yさんに見つからないときはお金を貸してほしいと電話します。すぐに快諾してくれましたが、「オラも明日は早起きして宝探しに行きまっせ。無事見つけましょうぞ!」と心強いお言葉。本当に感謝、感謝であります。

今年の神通は釣り人がいないので、拾われてしまう心配はないでしょう。この時期、富山は何時くらいに明るくなるかわからないので4時半に現場に到着。午前の場所をさらっと見てから午後の場所へ。これはあっさり見つかるか、見つからないのどちらかだと思ったからです。
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そして午後の場所を探し始めると、午前中の場所に道楽Yさんが到着。そちらは道楽Yさんにお願いして、私は午後の場所に集中します。あらゆるケースを想定して、考えられる場所は全て探しましたが発見できず。残されたのは川に落としてしまったパターン。竿を車に置いてから獲物の写真を撮ったときか、オトリ缶に水を入れて担いだときでしょう。

そこは分流ですが、それなりの流れ。しかも前日よりも10㌢くらい水位(1.48㍍)が上がっているのでかなり絶望的です。しかしあらゆる可能性はつぶしたので、これが最後の捜索と決めて川に沿って降りて行きました。そして50㍍くらい下ったでしょうか?

飛び石でできた本当に小さな弛みに、それは浮いていました。その状況はもはや奇跡に近く、自分の目を疑いました。すぐに道楽Yさんに電話をすると、昨晩は南風だったので捜索範囲を広げている最中だったとのこと。本当にありがとうございます。そしてご迷惑をお掛けしました。
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この日はこれで「もう釣れなくてもいいや~」という気分です。前日と違って釣り人がぽつぽついますが、どこでも入れます。しかしここはひとつ「マニアックP」を釣査してみましょうという展開になりました。メンバーは道楽Yさん、道楽Kさん、雨男さんと私の4人。

4人だけでも今年のJinzooはぶっちぎりの人口密度なのに、なぜか「マニアックP」にさらに4人。川回りに来た漁協関係者が、7月に入ってから車が止まっているのを初めて見たとのこと。そんなにここは釣れるのですかと尋ねられる始末。逆に道楽Yさんが釣れる場所を尋ねると、こちらが教えてほしい状況とのことでした。

川に降りてみると石色が悪く、竿を出したのは道楽Yさんと私のみ。私が1尾釣っただけで、この場所を見切ることにしました。この時間から車4台で移動できる場所があるのかな~と思いましたが、それは今年のJinzoo。移動した先には車もなく、見渡す限り釣り人な~し。いかに「マニアックP」の人口密度が高かったかということなのでしょう!漁協関係者が驚いたのも納得です。
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ここで4人並んで入り、少し遅れて道楽部長さんも到着。しかし私には全然釣れまへ~ん。いや、釣れているのは道楽Yさんだけという状況です。石色もあまりぱっとせず、またフェルトを減らす放浪の旅へ。しかし前日とは違って「らしい」ポイントが見つからず、一度入川場所に戻ってから今度はシモの釣査へ。

ここでやっと「らしい」ポイントを発見。すぐに掛かりますがこれはバレ。同じ場所に入れ直すとまた瞬殺。ここでやっと生き帰りました。いつものように12時に川から上がり、楽しい昼食。何台か車が通りますが、「釣れるところないがや」とか、「もう釣りきっちゃったけ」という感じです。いかに苦労しているかということなのでしょう。
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午前中はピーカンだったのに、昼食後は怪しげな雲行きになります。道楽Yさんは龍切竿からSLⅡに持ち替え、私は龍切竿の限界を確認するためそのまま続行。午前中は手前しか釣っていないので、午後からはいよいよ流芯へ。しかし今回は人がいないので、釣るラインを3本に区切って、そのラインより奥は深追いしないで往復しながら攻めました。

そしていよいよ流芯を釣り始めたときに一気に土砂降りに…。やはり闇の魔法使い、雨男さん恐るべしであります。川面が激しい雨で叩かれて底石がまったく見えませんが、そんな中で道楽Yさんと私だけが釣りを続行。龍切竿が気持ちよいくらい曲がりますが、タモを抜いていると伸されるので返します。引き合う時間が長くなると身切れもありますが、これぞ鮎釣りの醍醐味でしょう!
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すでに雨で戦意喪失している人もいるので、道楽Yさんと見計らって竿を畳みました。釣果は会心の43尾。そしてこの日は恒例の「Toideナイト」です。私は砺波の宿にチェックインして、道楽Yさんの車で移動。今回の参加者も昨年と同じ5人。楽しい夜はあっと間に過ぎて、帰りはQpapaさんの運転代行に同乗させてもらいました。

翌日は三連休最終日で渋滞が予想されるので、砺波の街を少し散策してから帰途へ。富山は梅雨明けを思わせる、雲一つない抜けるような青空。目が覚めるような稲の緑と、黒が映える甍の波。台風に泣かされた三連休ではありましたが、ご一緒させて頂いた皆様のおかげで楽しい釣行となりました。

これで次の台風12号が接近しなければ、いよいよ鮎釣りシーズン本番。
鮎の状況は良くありませんが、今年も全力投球でいきまっせ!
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↑大門素麺とホタルイカの干物

by scott1091 | 2015-07-20 21:56 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他 | Comments(2)

いよいよ北陸場所、千秋楽!

この週は毎年オトリ店の納竿会が開催されます。三々五々思い思いの場所で釣り、夕方から楽しい宴会。いつも誘って頂きますが、飲んでしまうと車が運転できないため、車中泊でない私は参加できません。でも顔見知りの常連さんが一堂に会するので、楽しみな週でもあります。

朝の気温は先週よりさらに下がって14℃。温かい飲み物が恋しい季節になりました。朝から店内では話に花が咲き、誰も釣りに行く気配がありません。そんな中で先陣を切って私が出発。でも7時前にはオトリ店に到着したのに、出発したのは8時20分ですからかなり話し込んでいたことになります。
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この時期は「もうトロ場でしか掛からんよ」が合言葉ですが、釣れなくても最後まで瀬を攻めるのが私の千秋楽。車を止める場所を探していると、着替え中の地元友人が手を振ってくれたのですぐ後ろに駐車。ここでも話に花が咲き、入川したのは9時過ぎになりました。

週末なので水を絞ったようで20㌢以上の減水。オトリを獲る予定だった場所はハミ跡も少なくなり、水位が下がったことにより釣れる雰囲気ではありません。瀬の中を釣り下がりますが、鮎からのコンタクトがないまま一流し目は終了。場所を変えて弱ったオトリを縦竿で誘って、やっと目印が飛びます。これは背掛かりのオス。

続けてメスを2尾掛けますが、いずれも掛かりどころが悪くて瀕死の状態。2尾のいずれかが泳げば、この日の展開はもう少し変わったので残念。11時近くなってやっと太陽が出ると、瀬でポツポツ掛かり始めます。しかしこの時期ですから、ペースは極めてスロー。午前中の釣果は7尾。042.gif

午後は朝流した瀬をじっくり釣りますが、5尾追加するのがやっと。それでも瀬を疾走する鮎の引きは盛期となんら変わらないし、オスも錆びたものは掛かりません。一尾一尾を大切に、今年の九頭竜を振り返りながら釣ります。そして最後に選んだポイントは、朝一番で石色を確認した場所。
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瀬肩の鏡でメスが掛かると思いましたが、水位が落ち過ぎた影響もあるのでしょう。掛かる鮎は大小さまざまでオスばかり。そのまま釣り下がると一気に絞られ、あたかも「ハイレグ水着」でんがなぁ!その終わりは荒瀬というよりもまさに滝。流れというよりもぶっといパイプの中を流れるという表現がピッタリでしょうか?006.gif

過去に最後の落ち口で釣れた経験はありませんが、錘を8(4+4)号にして徐々に釣り下がります。ここで掛かっても鮎を寄せる場所がありません。オトリが馴染んでも掛からないので、盛期でもこんな場所にいる物好きな鮎はいないだろうくらいに思っていると…。

「ガッツン、ぎゅるるる、るぅーーん」!008.gif
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まさかの強烈な当たり。小型なら波を使って一気に返そうと竿を立てると、尋常ではない重さが伝わってきたので慌てて竿を寝かして掛かり鮎を底波に止めます。もはや竿を操作するというより、私が竿にしがみついている感じ。この大きさの鮎が流れにのれば、糸が切れなければ「龍芯竿」といえども確実に折れます。

私は流れのセンターに立っているので、それより流れが強い「ビキニライン」で寄せることはできません。脇を締めて竿の角度を維持しますが、上手の間隔を広くしないと力負けして徐々に伸されていきます。でも竿を待ちかえることができない。一瞬でも力を緩めたら一気に伸されてしまいそう。
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しかしこのままでは竿の角度が悪くなる一方なので、竿を切りかえして掛かり鮎の不意を衝いて表層に持ち上げ、波に乗せて水を切ります。ここでもたもたして引っ張り合ったら負け。掛かり鮎と真っ向から引き合ったらこの流れでは抜けません。この技は波に乗せる方向もありますから、持ち手に関係なく右にも左にも返せないと対応できません。

私の左を飛んでいく鮎はまさに25㌢サイズの背掛かり。このサイズで大袈裟なと思われる方もいるでしょうが、その意見を否定はしません。このような流れでは、返して終わりになるわけではありません。不意を衝かれた掛かり鮎はまだバリバリに元気なので、付糸を掴もうなどと考えない方が無難。横を通過するタイミングで竿で持ち上げてタモで受けます。
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これをオトリにするか少し考えましたが、そのまま鼻環を通してポイントを外して手ごろなサイズを確保。そしていよいよ本命ポイントにオトリを入ると、間髪を入れずに竿が5㍍くらい瞬間移動して戻るような当たり。これは9(4+5)号の錘でそれなりのテンションが掛かっている状態で、掛かり鮎が底波を移動したときに起こるもの。

野鮎といえども石裏から外れると、流されてしまう荒瀬で起こります。このような場所では「背掛かり」、「口掛かり」以外は獲れないことが多い。それは「腹掛かり」や「尻尾掛かり」の鮎は体勢が悪くなるので、底波にとどまることができずに一気に流芯に乗ってしまうからです。もちろん掛かり鮎の大きさにもよりますけどね!
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今度は体勢ができているので掛かり鮎が底波を上るように誘導し、竿の角度に余裕ができたところで竿を切り返し、シモ竿で30°くらいで波に乗せて返します。これも大きい。この時期にこのサイズが瀬で追ってくれるのが何より嬉しいです。もう手ごろなオトリを獲る場所がないのでこれはオトリにせず。

次は波に乗せたときにすっきりと抜ききれず、引き合って水切れ寸前に身切れ。この手の鮎は付糸を持って獲り込むと、そのときに身切れするもの。竿が伸されかかっていたので、身切れしてよかったというところかもしれません。獲れなかったのはこの1尾だけでしたが、翌日は上腕二頭筋が筋肉痛になるのは必至。この日の釣果は31尾でした。
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こんな大満足な釣りができたので17時前に川から上がりました。オトリ店に戻るとすでにBBQが始まっています。いつものように鮎を処理して冷凍してから宿にチェックイン。来期モデルの最終打ち合わせでフナヤへ。こんな感じで今シーズン最後の福井の夜は更けていくのでありました。

翌日は最近ご一緒することが多いたかしまさんとオトリ店で待ち合わせ。常連さんと話をしながら待っていると、ひじきさんも登場。三人でひじきポイントを見に行きます。川の中を歩くと全面垢腐れで、まるでスケートリンクのよう。石色から判断して望みが薄いですが、私は2年続けて入っていないのでここに決定。
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竿を持たないで釣りを見ているヨッシーさんが飽きてしまうくらい釣れませんでしたが、会心の1尾を釣って午前中2尾で終わりとなりました。午後はひじきさんは同じ場所で続行。たかしまさんとヨッシーさんは鳴鹿堰堤よりシモに移動し、私は帰途につきました。

これにて私の北陸シーズンは終了です。友人はもとより、今年も多くの方々からオトリ店や釣り場で声を掛けて頂きました。一人一人のお顔やお名前を覚えきれないこともあり、面識のある方に初めましてのような対応があったかもしれません。ご容赦頂けたら幸甚です。

今季もありがとうございました!040.gif
また来シーズンも元気でお会いしましょう。
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by scott1091 | 2014-09-21 20:34 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他 | Comments(4)

今年の北陸鮎は落ちが早そうです!

いよいよ今年最後の夏休み!この週末は金曜から月曜までの4日間の釣行となります。竿のテストで神通に行きたいので、前半2日を九頭竜、後半1日半を神通とするべく宿を手配。朝晩の気温は18~19℃となり、いよいよ晩夏も終わりが近づいてきました。福井では稲刈りも終わり、まもなく蕎麦の花の季節がやってきます。

今年の北陸は高水が続いたせいか、鮎の老けが早いようです。陽光はすっかり秋色となり、川面を渡る風が冷たい。オトリ店の情報では水温は18℃くらいで、日中もほとんど上昇しないとのこと。鮎の追いも悪くなり釣果も低迷している由。金曜の水位はほぼ平水。中角の水位計は0.51~0.71ですが、これは目安にはなりますが九頭竜中部(上川)の水位を正確に把握することはできません。

オトリ店で出会った友人と外にあるテーブルで話をしますが、あまりの寒さに室内に戻るくらいの気温。天気予報では晴れるとのことですが、あまり期待できそうにありません。このままオトリ店でまったりしてしまいそうなので、友人と時間を決めてそれぞれのポイントに出発。
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タイツを履いてからオトリ缶を埋けに行きますが、川の中に手を入れると切れるような冷たさ。ウエット上着を着用し、気を引き締めて川を切ります。かなり進んだところで、時計をベルトに付けるのを忘れたことに気がつきました。先週であればこの往復で汗が噴き出すところですが、やっと体が温まったくらいのレベルです。

日が高くなって日差しは徐々に強くなっていますが、風が冷たいので体感温度は上がりません。水色は濃い笹濁りなので、膝上くらいの水深になると底石は見えません。波立ちを見ながら、オトリを入れて底石を確認しながら探っていきます。まずはオトリを変えることに集中し、最初の1尾目が良い掛かり方をすれば勢いに乗れます。

しばらく当たりはありませんでしたが、狙いの石で重たい当たり。掛かりどころがよくありませんが、幸いにも胸鰭の付根だったのでオトリになります。他人のハリ傷がある25㌢のオス。魚体がだいぶ老けていますが、曳舟で黒くなってしまうことはありませんでした。これをオトリに4尾まではまずまずのペース。
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そこからダブルツ抜けまではあの手この手で釣れましたが、その後はもはや打つ手なし。濁りで石色が見えないので、鮎を見つけることができないのが辛いところ。川相を見ながら、今までの経験からオトリを入れて探っていきます。この日は寒いのと風が強いこともあり、数少ない釣り人も午後にはほとんどいなくなりました。

もうすっかり晩秋の釣りみたいで、2時間くらいは忘れた頃に掛かる程度。それでも九頭竜の当たりは強烈なので、一尾一尾を大切に獲り込んでいきます。この探釣で粘る場所を絞り込み、最後はその場所に戻ってこの日を締めくくります。盛期の追いというよりも雌雄を意識した独特の当たりが多くなりました。

鮎の処理が大変なので川から早めに上がります。この日の釣果は44尾。オトリ店で鮎の糞を絞ってから袋詰めしていると、おかみさんが手伝ってくれました。いつもお手数をお掛けして申し訳ありません。この日も全般的に芳しくなかったようで、平均釣果はツ抜けしていないのではとのこと。明日から連休を控えて、心なしか元気がないご主人でした。
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オトリ店では前日から日釣り券にハンコを押して、いよいよ迎えた連休初日。前日と朝の気温は変わりませんが、風がないので体感温度はかなり違います。この日はご一緒するKさんが新潟から来るので、宿の朝食は弁当にしてもらって早めにオトリ店へ!先週に引き続いてサギリの杭を打つとのことで、前日より40㌢は減水するだろうとのこと。

続々と他県ナンバーがオトリ店に入ってきて、オトリの引換券が必要になりそうな勢い。昨年までは交換券など見たことがありませんが、今年の九頭竜は神通と同じような状況です。ちょうどマルパパさんも到着し、3人で釣り場に移動します。お二人には先に入るように促して私は朝食。しかしまだ食べていないということで、テーブルを出して朝から「ダメ鮎師の素」が登場…。

沈みテトラで確認したところ、すでに50㌢近く減水。サギリの杭を打つときでも、ここまで水を絞ったのを私は経験したことがありません。あまりの減水で川が小さくなり、どこでも入れる状況なので、釣り人が行ったり来たり。この三連休に初めて九頭竜を訪れた人は、中角の水位計で20㌢の減水を真に受けないで頂きたいと思います。
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↑水落とし過ぎでしょう…

この感覚で川切りすると、平水では進むことも戻ることもできなくなります。これだけ減水しているにもかかわらず、危なっかしい人が沢山いました。風が冷たいのでカッパを着ている人も多かったですが、そんなものを着て流されたら勢いがついて止まることができないし、体の向きをコントロールできません。これは2,000㍍級の山に登るのに、ハイキングの装備で臨むようなものです。

「私は川切りしないし、立ち込まないから大丈夫」。

こう考える人が90%だと思います。しかし人が釣れていれば一歩前へ。同じレベルくらいの人が川を切ったので俺も行ける。続けて根掛かりしていつもなら切るのに回収へ。これが人間というものでしょう。大きな川ではどんなに注意しても、川に入る限り流されることがある。これを前提に自分の装備を見直して欲しいと思います。
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だいぶ話がそれましたが、そんな超~減水の川は神通並みの混雑。この水位になると錘を使う場所がありません。Kさんは私の釣りを見るのが目的とのことで、竿を出さないで斜め後方に立ちます。Kさんと知り合ったのは北島の岩盤瀬。じっくりと釣りを拝見したのは対岸に立った一度だけですが、立ち込み技量や装備は安心感があります。

狩野川では何度かありますが、九頭竜で解説と質問に答えながら釣るのは初めての経験。説明している私も、これはビデオでは絶対に伝わらないし、ポイントの変化を感じることもできないと思いました。人が多くてほとんど動けませんでしたが、Kさんが飽きない程度に掛かって午前の部は終了です。

九頭竜も神通と同じように、昼食で川から上がる人が少なくなりました。食事の準備をしていると、地元の友人も顔を出してくれて一緒に食事をします。住んでいる場所や年齢、職業などまったく違う人が旧知の仲のように話ができるのは同じ趣味を持ち、九頭竜という川に魅了された共通点があるからでしょう。
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楽しい時間はあっという間に過ぎて午後の部へ。いつものように風が吹いて釣りにくくなります。Kさんとマルパパさんに入る場所を決めてもらってから竿出し。入れる場所は限られていますが、他の釣り人の動きを見ながら少しづつ動いて追加していきます。

夕方になると狙いの場所で掛かりだしたので、近くにいるKさんに地合を伝えてラストスパート。シモに下りたマルパパさんが戻ってくるのを待って竿を畳みました。この日の釣果は46尾。前日よりもサイズが良かったのは、ダムの水を絞ったことにより水温が上昇したからでしょう。ダムの濁り水を絞ったせいか、久々に底石が見える九頭竜でした。
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これにて二日間の九頭竜は終了。翌日の早朝(まだ夜)、福井を出発して富山に回ります。前日から入っている仲間の情報では、今世紀最大の渋滞とか…。もう動けるとかのレベルではなく、竿一本分でも入る場所がないという。竿のテストなのでそれなりのポテンシャルがあるポイントが必要なので、集合時間はいつもより30分前倒し。

予定より25分早く着きましたが、道楽Yさんがすでに到着していて一安心。続いて本日ご一緒するN島さん、道楽雨男さんが到着。道楽Kさん、Qpapaさん、7年目のたかしまさんが到着する前に川に入ります。客観的に竿の曲がりが見たいので、2本ある同じプロトの一方を道楽Yさんに使ってもらいます。

「こんな早い時間はどこから釣ればよろしおますか」?

メンバーの中にいる某大会のチャンプに尋ねると、「あんさんは竿のテストですさかい、ここでやりなはれ」と荷の重そうな場所へ。 カミから道楽雨男さん、道楽Yさん、N島さん、私と並んで竿を出します。九頭竜と同じようにウエット上着を着用。神通は浮石が多いので、浅いところでも油断できません。
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すぐに掛かりますがプリティ~サイズ。水が出てからサイズが小さくなったと聞いていますが、これは小さ過ぎ。でもオトリにすれば元気に泳ぐのが神通鮎。ここからはまずまずのペース。朝から掛かるか心配でしたが、気持ちのよい当たりで目印が吹っ飛び、掛かり鮎は対岸に向かって一直線!

竿の強度テストも兼ねているので、折れるくらいまで竿を絞ります。釣っている本人から竿を見ると超~満月ですが、実はそれほど曲がっていないもの。今までの龍シリーズより胴に入るのが早いので、対応が少し遅れても安定感がありません。タモ受けはすでにテスト済みなので、返し抜きをメインにテストしました。

今回のテストでは、先径1.6㍉の穂先と新しい先径1.8㍉もテスト。鮎の跳ね上がりも少なく、強度も問題もなさそうです。そんなことをしていると、回りはいつの間にか釣り人だらけとなり、後ろにも人が並んでいます。私の足元より岸を釣っているので、荒らさないよう大きい鮎でもシモ竿で伸されなければ動かないで返しました。
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こんな感じで午前の部は終了。私の釣果は47尾。チャンプのアドバイスのおかげで良いサイズが揃いました。これで竿のテストは終了なので目的は達成です。午後は私が使っていた竿をQpapaさんが使い、道楽Yさんはそのまま続行。この場所はあまり釣れていないので、午後から人が少なくなりました。

私もメンバーも午後は大苦戦。ユ~ガッタチャンスもなく、太陽が山に陰ると店のシャッターが閉まったようにポツポツもなくなりました。誰からともなく川から上がり、いつもより早くこの日は終了。私は22尾追加するのがやっとで、この日は69尾で終了となりました。

終わりが早かったので、初めて明るいうちに駅前のホテルにチェックイン。この日は「越中屋」ではなく、たかしまさんと一緒に初めての店にトライ。川から移動する前に予約の電話をいれましたが、すでに一杯とのこと。来店すれば空いている席があるかもしれないとのことだったので訪ねてみます。
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日曜なので閉まっている店が多いのですが、「だい人(だいと)」は翌日が休日の場合は日曜は営業。店に入るとカウンター席がちょうど二つ空くところで、入れ替わりで入れました。そして楽しい富山の夜はあっという間に過ぎて、最後はCICにある「麺屋いろは」で〆。前回は「富山ブラック」だったので、今回は「シロエビらーめん」を食べました。

翌日は午前中だけなので、神通の大渋滞は辛いのでリニューアルオープンしたばかりの勝利バーへ。私は右も左もわからないので、前日と同じ道楽Yさん、道楽Kさん、道楽雨男さんのグループに入れてもらいました。放水量が落ち着いたということだけで、釣れるか釣れないかまったくわからない状況です。

ダムの濁りで水色は薄い笹濁り。水位が高かったこともあって垢付も6部くらいでしょうか。鮎のハミ跡も少ないですが、やはり2年ぶりなのでときめくものがあります。テンカラ網の関係で水深のあるポイントに入る人が多いですが、私は瀬尻からスタート。竿はプロトを使用します。たかしまさんは午前中は私の釣りを見るとのこと。
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ポツポツではありますが目印が大きく飛び、勝利バー独特のヌルヌル柔肌鮎は健在。私も釣れる場所や傾向がまったくわからなかったので、たかしまさんも見ていて楽しかったのではないでしょうか?道楽メンバーは釣れないと落胆しますが、私は30尾を目標に釣る川から来ているのでまったく問題ありません。

12時前に会心の1尾が釣れたので竿を畳みました。この日の釣果は12尾で本当に楽しい半日でした。やはり鮎釣りの満足度は数ではありません。それを実感させてくれる勝利バーのポテンシャル。ご一緒して頂いた皆様と来年の再会を約束して帰途につきました。

お世話になった皆様、本当にありがとうございました!
来年もまた揉んでやってください。
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by scott1091 | 2014-09-15 20:30 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他 | Comments(4)