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今季9回目の遠征、これがラストでんがなぁ!

季節が巡るのは早いもので、解禁からあっという間にシルバーウィークが到来。シーズン前半は渇水で暑い日が続きましたが、9月に入るとまさに台風ラッシュ。また早くから停滞している秋雨前線の影響もあり、天気がまったく読めないシーズン後半となっています。

北陸は台風16号のコースしだいでは禁漁となる10月を待たずに、シーズンが完全に終わりそうです。こうなると木曜に届いたプロト2をテストするフィールドがなくなってしまうので、この週末に行くしかありません。042.gif

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Jinzooも問題なく入れそうですが、すでにサイズが落ちているようなので、初日は「あっちの川」の「大鮎の瀬」に決定。いつものように道楽Yさんと6時半に待ち合わせ。同行予定のT島さんは、仕事の関係で遅出出勤。この日のメンバーはこの3人に加えて、道楽Kさん、道楽Iさんの計5人となります。

この場所は27~29㌢が掛かるので、プロト2に九頭竜仕様の仕掛けを張ります。すでにピークは過ぎているので数は期待できませんが、このサイズを10本くらい掛ければ強度テストについてはある程度目安をつけることができます。006.gif

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今シーズンはフナヤオリジナルに限らず1番(穂先)~2番(穂持ち)の折損が多いのは、手前に寄せた大鮎を抜こうとすると、この部分だけで持ち上げることになるからです。先調子になればなるほどその傾向が強くなります。逆に掛かり鮎が近くに寄ると、竿がぶれて抜いた鮎の弾道が定まらないような胴調子の竿は折れにくいです。

フライロッドで大きい魚をランディングするときは、竿を持った手を後方一杯に伸ばして、竿先だけが曲がる状況を回避するのが基本となります。しかし鮎竿はこの動作をしても長いので意味がありません。したがって鮎が大きいときは一定範囲より近くまで寄ったら、寄せたり掬ったりした方が賢明です。034.gif

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しかし今回のプロト2はテストなので、そんなシチュエーションでもがんがん抜きます。プロト1の強度テストは道楽Yさんにお願いして、木曜に「龍星☆竿Ⅱ」を折ったのと同じ条件で使ってもらいました。私はプロト2で釣り始めますが、なかなかオトリが替わりません。

少しシモに入った道楽Kさんの竿が曲がらないのでかなり厳しい状況です。道楽Kさんにこの周辺の状況を教えてもらい、プロト2のテストに見合った場所までフェルト減らし。まずは瀬肩で2尾オトリを確保して本命の瀬に下ります。ここからまさに「大鮎の瀬」を実感するようなサイズが竿を絞ります。

プロト2は穂先と元竿が変わっていますが、自重も軽くなっているのが気になるところ。250㌘が260㌘になっても持ち重りしない竿はそれほど違いを感じないので、この竿については自重より強度を優先すべきは明白。そんな思いでプロト1の感覚で掛かり鮎を瀬で止めると、まさかの「パァン!」と乾いた音。元上のジョイント上から折れました。瀬を流れる竿を回収し、掛かり鮎も仕掛けも全て回収。008.gif

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折れた場所を確認すると、補強巻のテープが入っているところで折れています。速報のために、折損部分を角度を変えて撮影。竿を取りに帰るには時間が中途半端なので、筍継ぎをして釣りを続行。元上が短くなると6番より上の負担が大きくなるので、より厳しい強度テストとなります。

この場所に残っている大鮎は多くはないので、午前中はツ抜けできませんでした。いつ雨が降り出してもおかしくない空模様ですが、いつものように楽しい昼食。私の車では河原まで降りられないので、今回も鮎道楽号に送迎して頂きました。いつも車をきれいにしているので、鮎タイツで乗るのは恐縮です。来年は昼食用の小さいクーラーと、軽カーで使っていた発車オーライを持っていきます。

午後はプロト1の穂先と元竿を、プロト2に入れ替えてテストを続行。「大鮎の瀬」は道楽Iさんの御漁場なので、底石や水位の違いによる流れの変化などについて解説してもらいました。空が暗く夕方のようですが、時計を見ればまだ15時前。掛けた大鮎はリフティングしてタモ受けします。

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午後も超~スローなペースが続き、見渡せる範囲には我々のグループしかいなくなりました。やはりどこも釣れていないようです。元上の強度確認をするために、今度はカミへフェルト減らしの旅へ。午前中は二人いたという瀬も無人君。ここで念のため、午前中に元上が折れたときと同じような条件で強度を確認。

やはりプロト1はJinzooでもさんざテストしているので、このレベルで折れることはありません。この遠征に間に合うように作ったのでプロト2の元上の出来が悪かったのか、それとも素材を変えているのか?これは連休明けにサンテックから回答があるでしょう。

明日の天気予報は終日雨なので、この日しか釣りができない可能性が高い。天気が悪く目印が見えにくいですが17時過ぎまで頑張りました。この日の釣果は25尾と数は少ないものの、さすがは「大鮎の瀬」というようなサイズでした。このようなテストに最適なフィールドを提供して頂き、鮎道楽メンバーには感謝の念に堪えません。皆様、ありがとうございました!040.gif

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翌日はJinzooを予定しているので、6時半に現地で待ち合わせ。鮎道楽メンバーも今季最後のJinzooになるとのこと。宿は富山駅前なので、先週に続いてT島さんと高速で移動します。今回は店を予約していないので、チェックインして一軍店を当たりましたがどこも一杯。二軍店も入れないので、T島さんのホテル内にある店に決定。

いつものように反省会をして、店を出る頃には土砂降りの雨になりました。これでは明日は厳しいかもと思いながら風呂に入って夢の中へ。そして4時21分にLINEの着信音で起床。道楽Yさんからの連絡で、Jinzooはもとより「あっちの川」も放水量が多くてダメとのこと。これでシルバーウィークの残り二日間の釣りはなくなりました。007.gif

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↑これが鮎道楽生簀でんがなぁ

せっかくなので日頃できない観光でもしようと思い、宿で時間調整。6時半集合なのに、いつまで経ってもT島さんが既読にならないと思っていたら6時38分に電話が…。「いま集合場所にいますが、今どちらですか?」とのこと。LINEを見てもらって納得。メンバーの車は当然ありませんが、愛媛ナンバーの車が待機中とのこと。上には上がいるもんですなぁ。

たかしまさんはチェックアウトしているので宿では時間調整できないので、休前日はオールナイト営業の「フィッシャーズ富山店」で合流。ふなさきの大将のところでお馴染みの鮎担当の樋口さんが、各河川の状況を確認してホワイトボードを書き換えていました。宮川だけはまだダムを放水していないとのことですが時間の問題でしょう。

ここでしばし時間をつぶし、次は「フィッシング吉井」へ。すでに鮎用品は隅に追いやられ、エギが所狭しと並んでいました。しかし言えば在庫があるか倉庫を探してくれるので、カタログ落ちしたような商品を探すときは重宝します。私も釣具店にいるのが好きな方なので、この2店でかなり時間がつぶせました。

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そしてT島さんお勧めの「川上鱒寿し店」で「鱒の寿し2段」(2,700円)を購入。HPにノルウェー産を使っていると書かれていますので、色目からしておそらく養殖のアトランティックサーモンを使っているのでしょう。したがって厳密には「鮭寿し」ですね!006.gif

富山の「鱒寿し」はかつて沢山獲れた天然のサクラマスを起源としていますが、今はそんなに獲れないので原料も変わってきました。店によって国産の養殖サクラマス、輸入の養殖トラウト、養殖のアトランと様々です。「庄右衛門 元祖関野屋」は現在も国産天然サクラマスを使用していますが、これも漁獲量が多い北海道産となっています。

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そして最後は「新湊大橋」を使って、土産を買いに「きっときと市場」へ。観光客向けの値付けであることは承知しているものの、やはり財布の紐が緩むものです。ベニズワイガニを1杯(3,500円)と、バイ貝は大きいものを3個(700円×3)、そして甘海老を20匹(100円×20)。残りの連休二日間はとても贅沢な食卓でした。003.gif

数えてみれば今回が9回目の北陸遠征。地元の友人には本当にお世話になりました。年券は九頭竜、Jinzoo、「あっちの川」の3河川を購入しましたが、とても有意義に使うことができました。来年は値上がりするようなので「とりあえず買っておこう」という値段ではなくなりますが、きっと買うんだろうな~と思います。

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北陸はこれから長い冬に向かいますが、また来年も元気でお会いしましょう。アオリイカやホタルなどのオフシーズンネタも楽しみにしております。しかし今年は「大鮎の瀬」やら「Kトウの瀬」やら、新名所が誕生しましたなぁ~。来年はまたリセットされるでしょうが、2017年のリニューアルオープンが楽しみでもあります!

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by scott1091 | 2016-09-18 19:23 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他 | Comments(4)

どこもかしこもコーヒールンバ!

今年は中部太平洋の海水温が高いこともあり、台風の発生が日本にとても近い。台風13号(マーロン)も宮古島の北北西約90キロの海上で発生し、あっという間に北上してきました。東北・北海道に甚大な被害をもたらした台風10号(ライオンロック)。続いて発生した台風11号、12号は西日本、東日本への影響はほとんどなかったので、台風13号のルートには落胆しました。007.gif

今年は早い時期から8日、9日の休みを申請していました。最近は天気を理由に、一度申請した休みを取下げられないややこしい世の中。実際は私くらいの年齢になれば無理もききますが、それでは若い人に示しがつかんでしょう。ということで、いつものごとく台風に向かって突き進みます。

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天気図の感じでは、もしかしたら4日間とも竿が出せるかも…。そんな淡い期待を持っていました。宿のキャンセル料が発生しないのは前日までなので、どちらから入るか…。九頭竜か、Jinzooか?これが4日間の明暗を分ける可能性が高いので、入手できる情報を参考にします。

しかし国土交通省の降水量や水位は、雨が上がってからの状況を判断するには有益ですが、現在降っている、これからさらに降るという状況ではあまり役に立ちません。またライブカメラは夜間参考にならないため、やはり雨雲レーダーと現地にいる友人の情報が一番重要です。

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遠征は時間もお金も掛かるので、竿が出せない状況を心配して友人も強気の判断はできないもの。そこら辺を勘案しながら、今回は初日に九頭竜。2日目は雨が上がれば関電しだいの「あっちの川」を予定し、それ以降可能であればJinzooというプランにしました。

天気予報では夜半から降ることになっていましたが、道中はほとんど降雨はなし。洗面タイムの杉津PAも傘いらずで、ときおり青空がのぞく感じでした。朝には台風13号は温帯低気圧に変わりましたが、問題は北陸上空に停滞する前線。台風から湿った空気の流入しだいでは、予想以上の激しい雨になる可能性があります。042.gif

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いつものオトリ店に到着した時点ではまだ平水。しかし九頭竜湖付近ですでに400㍉の雨が降ったとの情報です。大半は渇水の九頭竜湖で貯水されるでしょうが、問題はこれから降る雨でしょう。連泊のお客さんはすでにこの日は釣りを諦めて、テレビの気象情報を見ながらのんびりムード。

今年は初めてお会いするナッシーさんも、この日に現地入りしてきた私に呆れ気味。これは無理でしょうという雰囲気を察しつつも、オトリを購入して釣り場に向かいます。増水しても比較的安全な吉並の左岸に釣り人が見えますが、私は水位が30㌢くらい上がっても戻れる中州へ。

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ここで入れ掛かりを目論みましたが、なかなか掛かりません。水位の目印を確認しながらの釣りになります。そのうちに町内放送で「大雨洪水警報が出ました」とのこと。水位が10㌢上がるまで釣って何とか3尾。この日はプロトの穂先を替えてテストしています。

水位が上がるまでもう少し時間がありますが、この場所はさすがに釣り人ゼロ。向かいのオトリ店主が気に掛けているようなので、ここで増水しても問題ない場所へ。移動した場所はすでに水色はコーヒールンバ。おまけに土砂降りの雨。ウエット上着を着ているので寒くはありませんが、先行者はすでに車で雨宿りです。

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そんな状況ですが1尾目は速攻。これで鮎の付場が判断できます。しかしここで雷が近づいてきたので竿を置きます。待機している間に水は20㌢くらい上がりました。雷が遠ざかってから川に戻ると、まだ行ける感じです。波立ちで判断しながら探っていくと、会心の当たりで背掛かり。006.gif

釣り人から見ると、この濁りで野鮎がオトリを認識できるのかと思うでしょう。しかし水の中に入ればかなり見えるもの。目安は曳舟の底が見えるくらいなら何とかなります。風と雨が止んだ短い時間にプチ入れ掛かりがありますが、その後はついに泥濁り状態となってしまいました。

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自分の基準を確認するため、その状態になってもしばし釣りを続行。私は濁り以外にも川の匂いを判断材料にしていますが、今回もそれが裏付けられるような結果でした。普通はこんな日は釣りをしませんが、何でもやってみないと引き出しは増えません。しかし安全第一ですので、そこはお忘れなく。遠征初日は7尾で終了です。

チェックインの時間まで余裕があるので、まずはフナヤに行ってプロトの穂先と元竿の仕様、そしてコスメの打ち合わせ。その後は来季終売になってしまう鮎用品を探しに、車でフィッシャーズ福井店へ。

その後はチェックインしてから歩いてフジノ、上州屋を回りました。最近は釣具店に行く機会がないので、久々に買い物を楽しんで大人買い。この時期の北陸は、鮎用品が店頭価格からさらに割引になっているのが嬉しいところです。

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買い物をして宿に戻る頃には、また雨が降り出しました。このままあまり降らなければ九頭竜も土曜から釣りができそうですが、前線による雨なので予想が難しいところです。予定通り、私は金曜早朝に「あっちの川」に回ります。平日なのでいつもより遅めで、7時に道楽Yさんと待ち合わせ。

遠征2日目のポイントは私の車では入れないので、途中まで行って鮎道楽号に私の荷物を積み替えます。朝から入れ掛かりの予定でしたが、この時期そんなに甘いはずもなく…。ダムの放水量が前日から動いているので、鮎の動きが読めません。道楽Yさんは瀬ですぐに掛けますが、私の泳がせポイントは沈黙。オトリが替わらないことには勝負になりません。

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平日なのに釣り人が多いのはJinzooからの転戦組でしょう。オトリが替わるとすぐ2尾というペースですが、その間が長~い沈黙。いつものように楽しい昼食をしていると、道楽Iさんがその場に似つかわしくないネクタイをして、河原を延々と歩いて来られました。差し入れに餃子と枝豆、いつもお気遣いありがとうございます。040.gif

しばし川原で談笑し、道楽Iさんは仕事に復帰。道楽Yさんはフェルト減らしの旅へ。私は夕方になれば掛かると信じて、同じ場所で続行します。そして15時半にゆ~がったチャンスのゴールデンタイム到来。もう目印ビュンビュンで脳汁出まくり。しかしそんな時間は長く続かず、16時半には完全に閉店モード。遠征2日目は38尾で終了です。

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この日の宿は久々の富山駅前。帰宅時間で一般道は混雑しているので高速で移動します。翌日は道楽Yさんは仕事なので、Jinzooを見てダメな様なら「あっちの川」に転戦。道楽Kさんと合流かな~と思いながら迎えた遠征3日目。ふなさきオトリ店の情報にもあるとおり、Jinzooはコーヒールンバ。水位は大沢野大橋で1.3㍍なので平水です。

曇り空だと濃い笹濁りくらいに見えますが、紛れもなく褐色系の濁り。ふなさき情報にもありますが、写真で見るよりも濁りは強いです。これはダムからの濁りなので、早々にはとれません。しかし反面で濁りの粒子が細かいので、8月の鮎なら間違いなく追います。問題は底石にどの程度泥が被っているかでしょう。

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道楽YさんにLINEで入る場所を連絡し、他の鮎道楽メンバーから問い合わせがあるかもしれないのでスマホを持って入川。先週まで底石がビカビカに磨かれているとの情報でしたが、この日は泥団子状態で食んだ石が見当たりません。このような場合はどうするのか聞かれることがありますが、答えは濁りを気にせず流芯を釣るだけです。

半信半疑の人が多いでしょうが1尾目は速攻。底バレが2回続き、2尾目はちょうど道楽Yさんと携帯で話しているときに竿をひったくられました。このように朝はスローな釣りでしたが、これは濁りとは関係ありません。青空が広がって太陽が出てくると、コーヒールンバの色が際立ちます。ま~、普通なら入らないでしょう、この状態では!025.gif

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この日もプロトのテスト。穂先を替えたら感度面がかなり改善されました。自重は260㌘くらいなので、SLⅢよりはかなり操作が楽です。これで今のJinzooの鮎で折れなければ及第点でしょう。平均サイズが25㌢くらいで、27クラスが普通に混じります。このサイズになると急瀬で返すのはしんどいというか勇気がいりますが、タモ受けは安定感があります。

陽射しが強くなり皮膚が焼けるように熱くなると、いよいよ野鮎も本気モード。背掛かりの鮎は当たりが小さいので、対応が遅れると一気に伸されそうになります。しかし超硬と違ってプロトは伸され気味でも竿を曲げられるので、この角度から立て直しが利きます。もちろん急瀬なので荒瀬で一歩も下がらずに抜く竿ではありません。しかし掛けることへのアドバンテージは大きい。

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ここら辺のメリットについては、このプロトの紹介であらためて書きます。私が何を意図してこの竿の開発を提案したのか!それはJinzoo特有の癖みたいなものが大きく関係しています。おそらく今年のJinzooでコンスタントに釣果を上げている人は、それに気がついているはずです。

少し離れた上空には、朝からヘリがホバリングしながら川を捜索しています。後で得た情報では、8日(木)の夕方から地元の方が行方不明になっているとのこと。テレビ報道では「会社帰りによく鮎釣りをすることが多く」となっていますが、私が聞いた話では網打ちの方のようです。

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風がないと倒れそうなくらい暑いので、小まめに水分補給をして熱中症に備えます。この日は簡単には掛かりませんが、その分だけプロトのテストとしては最高の条件。回りにも釣り人がおりますが、竿が曲がることはほとんどありませんでした。

私がこの日のパターンで使うハリの在庫がなくなり、ゴールデンタイムに10連続バラシ。しかしもう一つのハリケースに1本残っていたのが救いでした。これで10連続バレなしでゲット。その様子を対岸から撮影している方がいましたが、翌日その写真が道楽YさんからLINEで送られてきました。鮎道楽の情報網、恐るべしであります。

陽が短くなったと言っても日本海側。17時でもまだまだ釣りができますが、この日は十分満足して竿を畳みました。簡単には掛からない条件でしたが、終わってみれば56尾。最大は28.5㌢でした。プロトのテストはこれでほぼ終了したので、明日は強度テスト。午前中だけの釣りなので、本気で折りにいきます。

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そしていよいよ遠征4日目の最終日。ふなさきオトリ店の情報でさぞやJinzooは混雑しているだろうと思いましたが、拍子抜けするくらい人が少ないです。やはり前日釣れたのはごく一部の人であったことと、気持ち的に行方不明者のことも影響しているのかもしれません。

私は若い頃は海の男だったので、行方不明者は一日も早く発見してあげたいと思っています。警察や消防は川には素人なので、捜索は護岸からになります。現在のようなコーヒールンバでは、もし近くに沈んでいても発見できないでしょう。

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この日はプロトの強度テストなので、それにふさわしい場所を選択。笹舟の川漁師も協力して、流されたと思われる場所から瀬肩やテトラ回りを棹で捜索しています。護岸には入れ替わりで消防団がきますが、川には入らないので川漁師が発見する確率の方がはるかに高い。

行方不明になってから大沢野大橋で1.8㍍くらいまで増水しているので、もっと下流に流されている可能性が高いでしょう。しかし川漁師はよく知る自分の漁場を担当して捜索に協力する。シーマンシップではありませんが、やはり海の男と共通するものがあります。

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私は鮎師でなければ立ち込めないような荒瀬へ。網が瀬に引っかかっている可能性もあるので、足の感触にも注意を払います。ときおりでかい鮎が竿をひったくりますが、気持ちはどちらかというと行方不明の方へ。前日の仕掛けなので親子丼もありました。一般的な釣り人に多い返しで竿の突き上げをテストすると、やはり穂先の元から折れました。

この穂先は感度テストのために、この遠征に間に合わせるよう調達したものなので、改良したものが近々できる予定です。もう1本違う穂先をテストして、ちょうどツ抜けしたところで竿を畳みました。時計を見ると11時ですが、フィッシング吉井とフィッシャーズ富山店に寄りたかったのでちょうどよい時間です。

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車窓から見える下流域は、中流域よりも釣り人が多い感じです。見ていても竿が曲がることはありませんでしたが、お互いに安全第一で釣りを楽しんでいきたいものです。

今回は悪運強い私も、まともな釣りは厳しいと思いました。しかし道楽Yさんの協力のおかげでプロトの十分なテスト、そして楽しい釣りができました。これだけの平均サイズを数釣ることができるフィールドは少ないですし、来年のJinzooがそうである確率は低い。まさに2年続いた大鮎のJinzooあっての開発ロッドです。

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久々に自分が必要性を感じる鮎竿です。竿の名前は「龍星☆竿 Tough Power」。皆様が一番気になるデザインは、従来の「龍星☆竿Ⅲ」のビクトリーブルーを継承して、「龍切竿」のように帯幅を細くして地味に仕上げる予定です。

最後に聞きかじりの情報ですが、Jinzooの年券は来年9,000円から12,000円に値上げされるとか…。またそれに乗じて、地元以外の釣り人には来てほしくない「あっちの川」も値上げするらしいです。新幹線開通でホテルや飲食代も高くなり、北陸地方は超インフレでんがなぁ!008.gif

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↑脛でこれぐらいの透明度。見た目はまさに黄河


by scott1091 | 2016-09-11 21:35 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他 | Comments(2)

今週もプロトタイプのテスト!

2016年鮎シーズンもいよいよ終盤。

観測史上初めて東北地方に上陸し、甚大な被害をもたらした台風10号がもたらした増水。そして週明けには九州に上陸するルートの台風12号の影響もあり、不安定な天気が予想されます。しかしプロトがテストできる条件がそろう季節はもう長くはないので、一週も無駄にすることはできません。

今週は土曜からJinzooに入れそうですが、初日は数を掛けたかったのでまずは「あっちの川」へ。いつものように道楽Yさんにつなぎを入れると、「それなら夜は道楽Kさんに段取りしてもらいましょう」とのこと。道楽Kさんからお聞きしていましたが、その店のマスターも鮎釣りをされるとのこと。

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店の名前は射水市にある「利助」。

早々にネットで検索すると、ラーメンが有名で定食の品揃えも豊富。しかしどうみても居酒屋ではないので、どんなメニューになるのか興味津々です。道楽Kさんから私が訪問した際に、一度「利助」で夕食をとのリクエストがあった由。当然ながら期待が高まります。

この日は6時30分に道楽Yさんの会社で待ち合わせ。6時前に着いたので水道を借りて洗車していると、ほどなくして道楽Yさんが到着。続いてQさん、道楽Kさんも到着して、まずは本日の作戦会議。撃沈覚悟で通称「S字クランク」をオトリ捜査することになりました。

私好みの靴が汚れない駐車スペースに車を止めていざ川へ。しかし入川路がわからず、途中少し藪こぎをしました。ほぼ毎日巡回している道楽Yさんの話では、このエリアではあまり人を見かけない由。しかしこの日はどこからともなく人が湧いてきます。最初に入ろうと思った瀬肩もすぐシモに人が入ってしまったので、Qさんはカミへ、道楽Yさんと道楽Kさんはシモへフェルト減らしの旅。

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私は瀬肩で少し竿を出しますが、あまりに変化に乏しい川相なので早々に見切ります。シモにフェルト減らしに行くと、最初の瀬に道楽Yさん、そして2番目の瀬尻で道楽Kさんが竿を曲げています。私はさらに3番目の瀬を目指しますが、ここは瀬尻に石がありません。4番目の瀬がまずまずなので、ここでオトリを出します。

すぐに掛かりますが水中バレ。ハリを交換して広く探りますが反応なし。この時点では先週のイメージで釣ったのが失敗でした。結果的に「あっちの川」も祭りは終わっており、時間をかけないと掛かりません。この川の瀬はどこも膝下より浅く、踝くらいの水深でも掛かるのですが、それがわかったのはだいぶ後になります。

どこからともなく現れた二人に場所を占拠され、仕方なく道楽Kさんが入っていた場所まで戻りました。この時点でまだ釣果なし。道楽Kさんは瀬肩で竿を曲げています。「あっちの川」は遠くから瀬を見ても、ポイントの良し悪しが判断できません。したがって学習済みポイント以外は、実際にそこまで歩いて川を見てみないとわからない。

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気温もぐんぐん上がり、河原を砂漠を行くがごとく歩いていると倒れそうになります。この場所で1尾獲るまで動かないと決めて身体をクーリング。瀬のちょっとしたカケアガリでやっと目印が飛びました。オトリが替わってもすぐには掛かりませんが、変化をタイトに攻めると目印が飛びます。

この場所は先週土曜の場所より平均サイズは少し小さめ。しかし当たりの大きさはやはり魅力。ここで10尾釣ったところで、姿が見えなくなった道楽Yさんと道楽Kさんの後を追います。入川場所まで戻ると、さらに上流の瀬に二人が並んでいます。

一見、まったく変化のない瀬ですが、この手の瀬を攻めないと数は伸びないのが「あっちの川」。しかし私のように日頃変化のある川で釣りをしていると、石の大きさが均一でフラットな瀬は違和感があります。ここでぽつぽつ掛けているお二人の釣りを、対岸からしばし見学。やはり変化のない瀬でも、微妙な掘れや、芯でないと続かないようです。

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ここで3尾追加して午前の部は終了。かなりフェルトを減らしたので、駐車した場所があまりに遠くなったため、車を移動してからいつものように道楽的昼食。4人のメンバーに道楽会長、道楽Fさんも加わります。午後は道楽Yさんと一緒に、午前中Qさんが入れ掛かりした場所へ。しかしいかにもという場所ではほとんど掛からず、竿抜けになる踝くらいの水深で道楽Yさんはポツポツ掛けます。

このままではとても目標の30尾まで届きません。時計を見るとすでに15時少し前。17時に車に戻ることを考えると1時間半くらいしか竿を出せません。さらにカミにフェルトを減らすと、やっとこの日一番のポイントを発見。ここで短時間ながら目印がビュンビュン飛んで、やっと溜飲を下げました。

入れ掛かりの中ふと護岸に停めた車を見ると、6台あった車が3台しかありません。急いで竿を畳み、スーパーダッシュで浅瀬を10分くらい走って車へ。夜の部は参加できない道楽Kさんが、着替えて待ってくれていました。伝言は私の宿に道楽Yさんが18時半にピックアップに行くとのこと。私の宿は釣り場から近いので、シャワーを浴びる時間は十分にあります。この日の釣果は35尾でした。

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「利助」は少し離れているので乗り合いで運転代行を使う予定でしたが、道楽Yさんの御嬢さんが送迎してくれることに。この車で道楽Yさん、Qさん、私の3人が、他のメンバーは奥様の送迎で「利助」に集合です。利助マスターは私のブログを読んでくれており、この日は貸切です。

入口の外には炭が熾されています。まずは初めてお会いするマスターにごあいさつ。用意されている料理はすべて特別メニュー。9月1日に解禁となったベニズワイ尽くしで、まだ海水温が高いので刺身は避けた方がよいとのこと。その代わりに熾した炭で「焼き蟹」。とても甘くて、こんなに美味しい「焼き蟹」は初めて食べました。

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刺身は大好きなシロエビを中心にまさに富山の海の幸。マスターから日本酒の差し入れもあり、楽しい宴はプライスレス。途中からマスターも、そして21時には所用で最初から参加できなかった道楽Kさんも加わり、話題も尽きないのでエンドレス。迎えに来てくれた道楽Yさんの御嬢さん、道楽Tさんの生後4カ月の娘さんも加わり、23時にお開きとなりました。

この日の参加者は道楽Yさん、Qさん、道楽会長、道楽Tさん、途中から道楽Kさん、利助マスター。そして最後に道楽Yさんの御嬢さん、道楽Tさんの娘さんでした。

この会に参加してくださった皆様、そして美味しい料理を提供してくださったマスターに心から御礼申し上げます。道楽Kさんがお勧めのとおり「利助ナイト」は最高でした。今度はラーメンが食べられる時間帯にお邪魔したいと思いますので、その際はまたよろしくお願い致します。

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さて翌日は一応6時集合ですが、ま~ゆるゆるの約束でOKでしょう。私は誰もいなければホイールとキャリパーでも洗って時間をつぶすつもりでチェックアウト。しかしコンビニで買い物をして待ち合わせ場所に行くと、すでに道楽号が止まってまんがなぁ!他のメンバーはやはり脱落ですが、予定通りJinzooに行きます。

プロトのテストなので、この日は逆に数より荒い瀬で大きいのを掛けたいところ。そんな場所はこの水位では「Kトウの瀬」しかないでしょうということで、道楽Yさんと入川。オトリを確保するべくまずは上の深瀬に入ると、すぐに掛かりました。しかしその後が続きません。この場所は1カ月半ぶりですが、鮎のハミ跡がほとんどありません。

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濁りで石に泥が被ったこともありますが、情報では鮎が多いところは金曜すでに底石はビカビカとか…。それに比べると、ここは鮎が数えられそうなくらい。しかしこんな場所でもやたらと釣り人が多く、「Kトウの瀬」に入る頃には対岸に人が並びました。しかし私がいる右岸には誰もいないので、思う存分竿のテストができます。

残念がらこの瀬で7尾しか掛けられませんでしたが、強度テストは十分でしょう。あまりに釣れないので道楽Yさんが場所替えを提案すると思いましたが、一度畳んだ竿をまた継いだので、私は人の動きにあわせて上流側に移動。やたらと「激」な人達が流芯に立ち込んでいるので、その人達がフェルトで磨いたラインを狙うことに。

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この狙いが的中して、この日一番のペースに。道楽Yさんも移動してきて、このエリアで二人の竿だけが曲がります。一折手前を釣ってから流芯を狙うと、これまた飽きない程度に竿が曲がります。道楽Yさんが竿の曲がりが客観的に判断できるよう、カミとシモから動画を撮影してくれました。本当にありがとうございます。

二人の竿が曲がっているので対岸にも車が増え、昼に上がる頃には上も下も、右岸も左岸も人だらけ。朝から入っている人は、こんなに釣れない場所でよく頑張るな~という印象ですが、乗り合いで来ているので動けないという事情もあるのかもしれません。

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この日の釣果は22尾。朝はどうなることかと思いましたが、最後の瀬で何とか帳尻を合わせることができました。午後から参戦のう~さん、そして昨晩ハナカン環回りの仕掛けをサンプルで欲しいという道楽Tさんが合流。一緒に昼食を食べて、私は13時半に帰途へ。う~さんから朝獲りのアサリをお土産に頂きました。

プロトについては穂先と元竿についてまだ検討の余地がありますが、全体のバランスは素晴らしいと思います。問題の感度における音の違いについては、超硬を急瀬に持ち替えられるメリットの方が大きいというのが結論です。「あっちの川」でもオーバーパワーながら使えて、今年のJinzooで折損に不安がなければ狙い通りでしょう。

2017年にリリースされるか未定ですが、この竿があればJinzooは超硬の出番がなくなるかもしれません。でもリリースした途端に、天然が復活して鮎が小さくなってしまうのが世の常。そうなったら本来の「Jinzoo Special」、龍切竿と龍星☆竿の出番ですね!

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by scott1091 | 2016-09-04 20:44 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他 | Comments(4)

台風9号に続いて台風10号が太平洋を迷走中…。そんな週末だぁす!

今年は4月から一日も有給休暇を取得していません。これは職場環境が変わったことによりますが、さすがに半期で休暇取得ゼロはアリエナイザー。私が若い頃は休暇を申請すると上司から嫌な顔をされたものですが、最近は休暇を取得できない上司は能力がないと判断される世の中です。

ということで、この週末は金曜から遠征です。Jinzooは台風9号の雨からコーヒールンバ。また太平洋岸は少なからず台風9号の影響を受けたので、選択肢は多くありません。木曜に九頭竜に入ったariariさんの話では、平日なのに釣り人が多く厳しい由。そこで金曜は九頭竜、土曜から「河川名を口にしてはいけないあっちの川」を予定します。

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すっかり陽が短くなったので、いつもより1時間遅く家を出発。平日の深夜帯は車も少なく、とても走りやすいです。いつものように養老SAで食事をして、すっかり夜が明けたくらいに杉津PAで洗面タイム。前回の釣行から一週しか経っていませんが、車窓に見える田園はかなり色づきました。

いつものオトリ店に行くと、だいぶ前に乾坤一擲さんが来た由。どちら方面に行ったか尋ねますが、わからないとのこと。この日は前日に届いた急瀬プロトをテストする必要があるので、それにふさわしい場所に入ります。この場所はさすがに急瀬では25㌢クラスはしんどいので、まずは午前中は龍芯竿で大きい鮎を抜きます。

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曇りで肌寒いくらいなので、鮎の掛かりも悪い。やっと掛かったと思えばバレ。今年初めてチラシを使いますが、効果覿面とはなりません。ぽつぽつと拾っていると、下流から見慣れた御仁が!てっきりariariさんは木曜だけと思っていましたが、泊まりだったとのこと。乾坤さんと一緒に朝食を食べて、それぞれの御漁場を釣ることになった由。

この場所も人が多く入りたかった場所に人がいるので、そのまま竿を出さないで他の場所へ転戦して行かれました。私のペースは相変わらずですが、いつもはT島さんが竿を出している場所でやっといつものペースに!すでに3人が流したようですが、今年Jinzooで多用した釣法で鮎が素直に反応しました。

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ちょうど20尾釣ったところで、車に戻って竿を交換します。このプロトの目指すところは、ずばり「折れにくい龍星☆竿」。2年続いたJinzooの大型化に対応するための竿です。Jinzooは九頭竜と違って浮石が多く、波立ちから底石の変化がつかみやすいので、早瀬で釣るような感覚で竿を操作できた方が釣りが楽しいです。

このプロトは振り調子やバランスは悪くありませんが、実釣してみないと竿の本質はわかりません。見た目でもジョイントには補強巻が施されています。しかし各節の長さは「龍星☆竿」とは違うので、まったくの別設計と考えた方がよさそうです。先が利く竿なので、オトリが良ければ龍芯竿で4号玉を使っていた瀬にも背バリで入ります。

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↑U野さん撮影。ありがとうございます!

振り調子ではパワーを感じましたが、実際に掛けてみるとよく曲がります。九頭竜のテストはまさに破損に対する強度確認なので、折るくらい曲げますが身切れが連発。抜けるまでに時間が掛かり過ぎました。振り調子では張りを感じるのに、鮎を掛けると芯を感じない印象です。

折れる感じはまったくないので、鮎とのやりとりにおいてはまさに「双龍竿」が一番近い感じ。急瀬クラスになると、鮎が掛かって竿を絞ると竿を叩かれる感じが伝わってくるものですが、それがありません。これは竿の感度と裏返し。このプロトは水中糸の水キレ音が入ってきますが、水中糸に鮎が当たったのか、石が当たったのか音の聞き分けが難しい。

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オトリが大きいということもあるので、感度テストは「あっちの川」で重点的にやることに。九頭竜はパワーテストと強度テストに焦点を絞ります。同じ場所で先週「SLⅢ」を折っているので、強度テストとはいえ力加減をするために水中糸のサイズを落としました。

終日曇りという感じで、夕方は雲行きが怪しくなって雨の匂い。降り始める前に竿を畳み、川を切って対岸へ。川を遡ると時間が掛かるので、護岸を歩いて車に戻りました。午後の釣果は18尾だったので、この日の釣果は38尾。午後は身切れが4回ありましたが、逆に超硬では掛けられない鮎はいるのも確かです。

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オトリ店にもどって洗い物をしていると、先週に引き続いて雨が降ってきました。翌日の早朝に「あっちの川」に移動するので、この日は福井泊。フナヤさんに行ってプロトのインプレッションを報告。おそらく感度は初日のテストでNGですが、関係者に対する説明もあるので、もう一日フィールドを変えてテストします。

前線による雨なので翌朝には通過していると思いましたが、雨は強くないものの強風。道楽Kさんと待ち合わせの場所に行くと、着替えるのも怯むような天気です。私が一番最初に到着したので、様子見でダラダラ時間が過ぎないよう雨の中着替えます。まもなくしてT島さんも到着。一緒に着替えて道楽Kさんを待ちます。

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雨は上がりそうですが、風は止みそうにありません。気温も寒いくらいで、カッパを着ても川の水が温かく感じます。道楽Kさんは竿を出さずポイントを案内してくれました。風向が川下から上に吹くのが救いでしょう。T島さんと並んでスタート。オトリを送り出すと、カケアガリで目印が飛びます。

天気が悪く気温が低いこともあり、鮎の血圧はかなり低め…。それでも川面にほとんど変化はありませんが、ちょっとした川底に変化がある場所で目印が飛びます。この場所の鮎はだいたい18~20㌢。竿の感度テストには最高の条件です。風は依然強いですが、時々弱まることもあるので、そのときにゼロから少し穂先が曲がるくらいで感度を確認します。

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強風に翻弄されながら、午前の部は17尾で終了。我々3人に鮎道楽メンバーが3人加わって楽しい昼食。天気が悪いこともあって、この場所は6人のみ。午後からは道楽Kさんの案内で、T島さんと一緒に一つ上の瀬で竿を出します。一番シモに入った道楽Kさんの竿が速攻で曲がりました。

そこからは道楽Kさんは、ほぼ入れ掛かり。T島さんは水深のある場所なので、掛かりは遅いですが粘れば数が出そうです。私はちょうどその中間ですが、1尾が獲れるとしばし入れ掛かり。この頃になると風も弱まり、竿のテストには最高の条件が揃いました。


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道楽Kさんのペースにあわせて釣り下がり、サラ場はほぼ入れ掛かりでした。しかし一回竿を挿した場所は、うんともすんとも言わなくなります。道楽Kさんの話ではいればすぐに掛かるとのことでしたが、まさにそれを実感。日が出ると午後は淵から浅場に差してくるそうですが、この日は期待できそうにありません。

「今年はあっちの川もそんなに甘くない」。

道楽Kさんのこの言葉を噛みしめて、同じ瀬をさらに細かく探って数を伸ばします。テストしている竿はやはり感度に問題があり、釣っていても楽しくないのが残念。「征龍竿」や「龍切竿」で釣ったらさぞ楽しいでしょうが、この日はテストと割り切って最後までプロトを使いました。

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プロトのパワー不足は九頭竜だからと思いましたが違うようです。これは翌日「龍切竿」を使って確認することにしましょう。夕方は対岸のヘチでやっと入れ掛かり。シモにいるT島さんに教えてあげたかったのですが、振り向くことがなかったの声が届きませんでした。

17時になったので他のメンバーの様子を見に行くと、誰も竿を畳む気配がありません。この日は東京出張で不在の道楽Yさんはいつも17時に竿を畳むので、他のメンバーも一緒だと思っていました。そこで駐車スペースの前で時間調整して最後に1尾を追加。この日の釣果は午後31尾だったので48尾。プロトのテストに最適なフィールドを提供して頂き、鮎道楽メンバーには本当に感謝です。

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この日は川の近くにある初めて利用する宿へ。小~中学生の卓球大会が開催されているとかで、ホテルは引率の親と大会参加の子供で一杯です。T島さんと駅前に食事に繰り出しますが、一見してそれとわかる親子連れが…。この週末はどこのホテルも禁煙室が一杯だった理由が理解できました。

事前に調べておいた鮨屋は残念ながら満席でしたが、カウンター席が多い店に行くと入れました。いつものように海の幸を堪能して、締めにこのエリアでは評価の高いラーメン店へ。しかしなぜか店外に長蛇の列。30分ではとても入れそうになかったので、そのまま宿に戻りました。

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さ~て、いよいよ最終日です。宿は6時半から無料の朝食が用意されていますが、親子連れで入場制限をするような状態でした。T島さんと、道楽Yさんお勧めのポイントに向かいます。宿を7時半過ぎに出発となったので、途中に見える川には結構釣り人が入っています。

予定していた場所もすでに先行者が多数。駐車スペース付近には入る場所がないので、道楽Yさんの指示どおり四つ目の瀬まで歩きました。最終日はいつものように午前中だけなので、この日は13時に昼食と決めてスタート。私は瀬肩の上にある平瀬から、T島さんは瀬肩から瀬を流します。

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この日の竿は「龍切竿」。私が携わった竿の中では感度が低めではありますが、やはりプロトとは違います。また掛かったときの竿のパワーも、「龍切竿」の方が強く感じるのはバランスでしょうか?穂先から2番以降への曲がりの入り方が違いますが、プロトは曲がったときに「芯の存在が感じない」という表現がぴったりでしょう。

平瀬で粘って7尾。上の瀬が空いたので移動します。先行者は2尾しか釣れなかったとのことですが、鮎の反応は早いです。この瀬だけで20尾は軽いかな~と思っていたところ、釣り人が竿2本分シモを竿で差して入りたいのゼスチャー。どう見ても道楽Iさんなので、気持ちよく譲りました。

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そのまま釣り下って竿1本分まで近づくと、やっと私に気がついて恐縮していました。道楽Iさんはここがホームグラウンドなので、掛かる場所はもちろん学習済み。良いペースで掛けて下がって行きました。そしてそろそろ上がる時間かな~と思っていた頃、シモの方からチャンプN島さんが登場。わざわざ探してくれたようです。

今年のサクラマスの釣況、興味深い生態やそれを利用した釣りのテクニック。今年のJinzooの状況やこの周辺のポイントについて簡潔に説明してくれました。昨年は一度もご一緒する機会がありませんでしたが、メキメキ腕を上げて今年は全国大会でも準決勝まで残った実力者。今後が楽しみな有望株で、機会があればまた一緒に竿を出したいですね!

最後はN島さんの情報に基づいて、大石が沈む葦際に7号の錘でオトリを滑り込ませると、大型の当たり。付糸0.4号に錘を付けているので、無理をしないで最後は掬いました。この上がり鮎が「あっちの川」では最大の27㌢。釣果は18尾で終了です。

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その後しばし鮎竿談義をして、駐車スペースが違うN島さんとはここでお別れ。遅い昼食を取り、私は14時半に帰途へ!T島さんは午後の部に戻られました。

今週は天気には恵まれませんでしたが、おかげさまで楽しい釣りができました。ご一緒させて頂いた皆様に、心から御礼申し上げます。また今回お会いできなかった方も、次回はぜひご一緒しましょう!

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by scott1091 | 2016-08-28 19:45 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他 | Comments(0)

鮎に心焦がす夏も残り少なくなりました!

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by scott1091 | 2016-08-22 21:39 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他

やはり祭りは終わっていた…

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by scott1091 | 2016-07-31 21:13 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他

祭りはもう終わってしまったのか…

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by scott1091 | 2016-07-24 20:42 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他

スケートリンクのごとき垢腐れ…

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by scott1091 | 2016-07-18 21:26 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他

神通川で今年6件目となる水難事故…

地元メディアによれば29日午前9時半頃、釣り人が婦中大橋上流で中州に向かって渡渉している際に流されました。釣り人は地元の68歳男性で、メディアに語った目撃者の話では「何回も滑って危なっかしかった」とのことです。

男性はおおよそ30分後に、流された場所から600㍍ほど下流で消防に救助されましたが、すでに心肺停止状態だったそうです。一部の報道ではウエットスーツを着用していたとのことですが、それがタイツだけだったのか上着も着ていたのかは定かではありません。また釣法が友釣りだったのか、コロガシだったのかも不明です。

この時期になると気温も低くなり、水温も15℃前後が当たり前の北陸河川。今回の事故は地元の方なので該当しないと思いますが、小~中河川の感覚でウエーダーやドライタイツ、上にはカッパを着て釣りをする人が多いのが現状です。しかしこのような装備で大河川で流されたら自殺行為に等しいです。

そして絶対に無理をしないこと。
人が渡れても自分が渡れるかはまったくの別問題。
年々衰えていく自分の身体能力も考慮しなければなりません。

先に九頭竜で開催されたシマノ・ジャパンカップ全国大会の様子を「釣りビジョン」で見ましたが、あんな釣りを誰もができるはずもありません。ファイナリストは釣りも上手いですが、それ以上に川慣れしているので流れにも強いし危機対応への経験が違います。

どんなスポーツもプロとアマのレベル差がはっきりしているのに、鮎釣りは誰もがプロ並みだと錯覚してはいないでしょうか?そして前回も書きましたが、鮎釣りは川で流されることがあるのを前提に、自分にふさわしい装備の見直しがとても大切だと思います。

今年神通川と九頭竜川でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、残されたご家族に謹んでお悔やみ申し上げます。

by scott1091 | 2015-09-30 22:48 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他 | Comments(0)