Welcome to the world of full-size!

体力的に九頭竜でガンガン行けるのもあと数年。そんな釣り姿を写真に残しておきたいと思う今日この頃です。しかし相応の機材を持っている友人は少ないですし、ご一緒するときはお互い釣りに夢中で撮影どころではありません。海外釣行だと撮影サービスがオプションで用意されている国もあるんですけどね!

かつて開発中の竿の曲がりを確認するために間に合わせで「FinePix S200」を購入しましたが、光学性能は問題ないものの撮像素子のサイズが小さいため、竿先が判別できなかったり顔潰れなど、ま~こんなもんでしょうくらいの写真しか撮れませんでした。もちろんアームの問題もあります。

撮像素子が小さくても人物をアップで撮影すれば問題はありませんが、竿先までファインダーに収めるとなるとどうしても大きな撮像素子が欲しいところです。これはどんなに有効画素数が多くても、撮像素子のサイズが大きいことに勝るものではありません。現在のデジイチの撮像素子のサイズは「APS-C」と「フルサイズ」があります。
f0103126_1634227.jpg

ご存じのとおり「フルサイズ」は35㎜フィルム(36.0×24.0㎜=864㎟)相当のセンサーですが、「APS-C」については各メーカーによって多少大きさが違います。代表的なニコンとキャノンを例にとれば、ニコンの「APS-C」は「23.6×15.8㎜=373㎟」、キャノンの「APS-C」は「22.3×14.9㎜=332㎟」が一般的なようです。

「縦横の長さ」を比較するとさほど変わらないように感じますが、面積で比較するといずれのメーカーであっても「APS-C」は「フルサイズ」の半分以下しかありません。各メーカーの最上位機種は「フルサイズ」ですが、思ったよりも有効画素数が多くない秘密がここにあります。同じフィルムであれば、大きい面積に焼き付けた方がプリントのときに引き延ばす倍率が小さくて済みます。

フィルムは35㎜が一般的ですが、この観点から「6×6判」(55.6×55.6mm=3,090㎟)などのフィルムもありました。面積で比較すると「フルサイズ」の3.5倍になります。私が中学時代に初めて手にした一眼レフは「ペンタックス」でしたが、並行して父の「ゼンザブロニカ」も使っていたので、フィルムが大きいことによるメリットを嫌というほど実感しました。
f0103126_16343657.jpg

フィルムと違ってデジカメの撮像素子は「サイズ」と「有効画素数」で構成されるため、単純な比較はできません。最近は「フルサイズ」神話はもう古いというような寸評も目にしますが、おそらく「フルサイズ」にこだわる年代は、私のような経験が染みついているのだと思います。ファインダー越しに見る被写体の見やすさや直感性が違いますから。

最近のデジイチは連射性能やオートフォーカス性能は「APS-Cサイズ」のカメラの方が勝っていることが多いです。しかし私はそもそも「APSフィルム」を使ったことがありません。これは「35mmフィルム」からそのままコンデジに移行してしまったからです。こんな経緯から、デジイチに移行するなら「フルサイズ」と決めていました。

私が最後に使った一眼レフはニコン「F3」。仕事で使っていたのでモータードライブは必需品ですし、人物を撮ることが多かったのでフラッシュ用のでっかいバッテリーパックを肩から下げていました。ニコンは「F4」からオートフォーカスとなりましたが、「F3」はマニュアルフォーカスです。

今さらマニュアルフォーカスに戻りたいとは思いませんが、こんな経験もあってオートフォーカスには不信感があります。とくにコンデジは被写界深度が無限大∞のようなものなので、とりあえずピントはあっているみたいと思って撮影すると、ピンアマみたいなことがよくあります。老眼が進んできて液晶モニターもよく見えませんし…。
f0103126_1635369.jpg

そんなこんなで、やはり「F3」の感覚で撮影できるカメラが欲しい。古いレンズはオートフォーカスに対応していないので、メーカーにこだわる理由はありません。九頭竜で撮影するのは妻なので、レンズの重さを考えるとカメラ本体が軽いに越したことはなし。動きの速いものを撮影するわけではないので、オートフォーカスセンサーは数が少なくても問題ないでしょう。

連射性能も高すぎると枚数が嵩んで整理するのが大変なので、5コマ/秒も撮影できれば十分。こんな要素から絞り込むと、まさにぴったりのスペックなのが「EOS 6D」となります。来年末くらいには「Mark Ⅱ」が出るとの噂なので、出たばかりの「EOS 7D MarkⅡ」よりかなりお買い得。

確かにカタログ上の「7D MarkⅡ」は魅力的ですが、撮像素子は「APS-Cサイズ」ですし「6D」よりも重たい。おそらく「6D 」も「MarkⅡ」になったら今より重くなるで、「買うなら今でしょ!」ということに。キャノンに乗り換えるとなるとレンズを揃えなければならないので、キャッシュバックキャンペーン中の「EF24-70mm F4L IS USM」レンズキットにしました。

これに「EF70-300mm F4-5.6L IS USM」があれば問題なくカバーできるでしょう。妻が手持ちや一脚で撮るのはこのレンズが限界。個人的には「EF100-400mm F4-5.6L IS Ⅱ USM」にも興味がありますが、長いものほど持ち歩かなくなるというのが私の経験則です。

最後に余談ですが店頭でカメラ本体とレンズを確認しました。そのときには気がつかなかったのですが、翌日自然光で確認するとレンズ内に白いダストが…。これが見えなかった老眼の進み具合にも驚きましたが、これをメーカーが検品で弾いていないことがさらに驚きでした。ダストがあるものと思って見れば、蛍光灯の下でも気づいたでしょう。
f0103126_16352011.jpg

電話で販売店に事情を説明すると、在庫があるか至急確認するとのこと。折り返しの電話でダストのない商品があるので交換するとのことでした。シリアルナンバーで管理されているため、レンズキットはカメラ本体も含めて一式交換になります。現品を確認して気持ちよく交換してくれましたが、レンズキットで同様のクレームがあるとのことです。

ダストは「S120」で簡単に撮影できてしまうくらいの大きさですが、総じてメーカーのスタンスは撮影には影響ないというもののようです。「価格.com」で見ると少し割高でしたが、メーカーに対して交渉力のある店を選んでよかったというのが今回の教訓。また長期保証を付けても、その店がなくなってしまえば意味がありませんものね!

精密機器の「made in Japan」品質も神話になりつつあるのかもしれません。

by scott1091 | 2014-12-27 21:31 | カメラ | Comments(0)

「防水カメラ」を買い換えました!

2010年6月まで使っていたオリンパス「μ725SW」。使い勝手がすこぶる悪いので、ちょうど昨年の今頃購入を検討していましたが、防水カメラとなると「これだっ」という機種がなかなか見つかりませんでした。

「μ725SW」の不満点は、発色の悪さと近距離撮影に弱いこと。手に持ったヤマメやイワナはもとより、タモに入れた鮎の撮影にもズームを駆使しないとピントが合いません。このカメラはピントが合うと電子音がするのですが、川では流れの音で聞えないので、写真の半分以上がピンボケになります。

また「手振れ補正機能」がないので、照度が足りない撮影ではフラッシュを使わないと、これまたピンボケ写真となることが非常に多い。防水カメラはレンズ径がどうしても小さいので、光学的な明るさは技術的に期待できないので、買い換える機種には「手振れ補正機能」が絶対に必要だと考えていました。
f0103126_2329086.jpg

当時の「防水カメラ」のは特集記事でよく取り上げられたのが、オリンパス「μTOUGH-6020」、ペンタックス「Optio W90」、ソニー「サイバーショットDSC-TX5」、カシオ「EXILIM G EX-G1」の四機種。

私は水中で使用するわけではないので、防水性能や耐衝撃性能についてはいずれの機種でも問題なし。ズーム性能も似たり寄ったりなので、まずは「手振れ補正機能」優先で絞り込みます。

ここで外れたのが「Optio W90」。個人的にはこのカメラの「簡易リングライト」に興味がありましたが、山岳渓流での魚の撮影にはかなり有効な感じですが、強い日差しではカメラの影を解消するには照度不足です。

「EXILIM G EX-G1」は他の二機種と違い、手振れ防止の方法が「ブレ検出シャッター」というもの。私はこの方法を採用したカメラを使ったことがないのでパス。これにより二機種に絞られました。

いずれのカメラも高感度で、暗い場所での撮影にも対応しておりますが、やはり高感度撮影では画面のざらつきが発生します。比較記事を読むと、この点では「サイバーショットDSC-TX5」が少し有利なようです。

「サイバーショットDSC-TX5」は他にも、「光学式手振れ補正防水カメラ」としては世界最小、最薄という強力なセールスポイントがあります。しかし実際に手に取ると、ズームレバーなどはあまりに小さくて操作しずらい。どう見ても女性好みを意識しているし、釣りのフィールドで使うとなると、操作面やレンズカバーの水切れの悪さに苦労しそうです。

ということで、最終的に家族が操作に慣れているということもあって、「μTOUGH-6020」に決定。ボディカラーは、古いカメラと取り違えないよう、今回は「グリーン」にしました。
f0103126_23292472.jpg

↑「μ725SW」より動作が遅い「μTOUGH-6020」。こんなことあるんかいな?

そして実際に使ってみると…。
動作があまりに遅すぎて、超~だるい!
買うときの確認すればよかったのですが、まさに後悔先に立たずです。
この時代において、これはないだろー。emoticon-0141-whew.gif

スイッチを押してから起動するまで・・・。
シャッターを押してから実際に撮影されるまで・・・。
撮影から次ぎの撮影が可能になるまで・・・。
このカメラのおかげで、ベストショットを何度逃したことか・・・。emoticon-0106-crying.gif

動作が遅くて、神通で飛行機が撮影できません。
友人が鮎を掛けても、抜くまでに撮影できません。
そして釣れるたびに鮎を撮影していたら、釣る時間がなくなります。
スペックはまさに最新ですが、使い勝手はもう最悪。

すぐに「LUMIX DMC-FT2」の購入も考えましたが、じっと我慢すること1年。
しかし、もはや限界です。emoticon-0121-angry.gif

最近はGPS機能が搭載されたり、スマホのようにタッチパネル式だったり。でも手が濡れていたら、タッチパネルは反応しないだろう・・・。もはや二代続けたオリンパスを買う気はないですが、元々カメラメーカーではないところの製品は、カメラ本来の機能とは違うものがやたら多くていや。カメラは「画質」とシャッターチャンスを逃さない「操作性」で勝負するものです。

そんな状況の中、6月24日に発売されたのが「RICHO PX」。
f0103126_23283260.jpg

↑レンズがカメラ中央に配置されているのもポイント。レンズカバーがないので水切れがよいし、服ですぐに拭けます

リコーはデジイチがありませんが、その分コンデジへの意気込みが他のメーカーとはまったく違います。私は「GX-200」を2台使っていますが、何というんでしょう、光学性能はもとよりカメラ好きの人が作っているというか・・・。簡単に表現すると、昔からカメラを扱っている人は、取扱説明書を読まなくても直感的に使えるんです。

ということで、1年前の失敗を踏まえて、店頭でしっかり動作速度を確認してから購入しました。これでストレスなく撮影できそうですが、カメラで一番重要なのはやはり画質。これについては、今後ブログに掲載される写真でご判断くださいませ!
f0103126_23295216.jpg
f0103126_23295980.jpg

by scott1091 | 2011-06-30 23:31 | カメラ | Comments(2)

偏光フィルターを装着

  皆様は魚の撮影の際に、偏光フィルターを使用しておりますか?私はフィルムカメラで一眼レフを使用していた頃は使っておりましたが、デジカメになってからはコンパクトカメラを使用していることもあって使っておりませんでした。

  使わなかった最大の理由は、コンパクトカメラにフィルターを取り付ける「ネジきり」がないため。またデジカメはその場で撮影した写真を確認できることも理由に上げられます。しかしブログを始めてから撮影頻度が多くなり、撮影場所によって光の関係でどうしても水面反射が避けられない場合が出てきてしまいます。水面の光で季節感や躍動感を表現するような場合を除くと、やはり魚そのものを綺麗に撮影するには、偏光フィルターは不可欠との結論に至りました。

  ということで手持ちのOLYMPUS「SP-510UZ」に偏光フィルターを装着することにしました。メーカーは推奨しておりませんが、コンバージョンレンズアダプター「CLA-4」(2,100円税込み)を転用します。偏光フィルターは少し奮発して、Kenko「PRO1D WIDE BAND サーキュラーPL(W)55㎜」(9,030円税込み)を購入しました。
f0103126_22375276.jpg

  皆様も釣りをしている際は偏光レンズを通して景色や魚を見ているので、撮影した写真を見て、「あれ?」と感じることが多いのではないでしょうか?いちいち偏光レンズを外して、水面反射の状態を確認するのも煩わしいですし、水面反射が少ない角度を選ぶと、魚のアングルがいつも同じようになってしまいます。アダプターをつけるとコンパクトカメラが、あまりコンパクトではなくなってしまいますが、今後は撮影においてかなり選択肢が広くなると思います。

  一眼レフではレンズ保護も含めてフィルターを使用するのが当たり前ですが、コンパクトカメラ・ユーザーからはあまりニーズがないようで、OLYMPUSでもフィルター用の「ネジきり」や、専用フィルターの設計は考えていないようです。Kenkoのようなフィルター・メーカーが純正部品とは別に装着用アダプターを販売しておりますが、OLYMPUSのコンパクトカメラでは、現行では「SP-510UZ」と「SP-550UZ]の二機種しか取り付けできないのではないかと思います。
f0103126_223822100.jpg

by scott1091 | 2007-06-04 22:38 | カメラ | Comments(2)

デジタルカメラ

  最近は各メーカーが「デジタル一眼レフ」に注力しており、一時のフィルムカメラの一眼レフ・ブームと同じような展開となっております。皆様はフィールドで、どのようなカメラを使用しておりますか?

  私のフィルムカメラの遍歴は、一眼レフはいずれもマニュアル・フォーカスで、「Zenza Bronica S2」、「PENTAX ME」、「Nikon F3」の3機種。コンパクトカメラは「Canon」、「Nikon」、「PENTAX」を数機種使用。フィールドでの使用はほとんどコンパクトカメラで、一眼レフは湖以外で使用することはありませんでした。

  フィールドではなぜコンパクトカメラかと言いますと、やはり「小型」で「取り扱い易い」ことに尽きると思います。一眼レフだとよっぽどでない限りバックから出しませんし、首から提げていると行動がかなり制約されます。私の写真に対するポリシーは、感動の一瞬を残すのは撮影技術ではなく、シャッターチャンスにカメラを手にしていることだと思っています。したがってカメラも釣道具同様、傷や破損を心配しながら使用していたのでは良い写真は撮れません。

  子供が大きくなり、また「きれいどころ」と縁遠くなった現在は、人を被写体に気合を入れて撮影することがないので、カメラの使用頻度は良くも悪くも90%がフィールド。そんなことからデジタルカメラに移行後は、使用するのはコンパクトデジタルカメラのみとなりました。

  デジタルカメラは、フィルムに該当するCCDの画素数によって同じレンズでも写真のきめ細かさが異なります。したがって高画素数のカメラであれば、デジタルズームを併用すればかなり小さいカメラでも遠距離の被写体をそれなりに撮影することが可能です。しかし同じ画素数となれば、やっぱりレンズ性能が写真の出来を大きく左右します。十分な光量を確保できれば、どんなレンズでもそこそこの写真が撮れますが、光量が不足する場所ではレンズ性能は決定的な写真の差となって現われます。
f0103126_10531690.jpg

↑現役の3台。左上から「CAMEDIA SP550UZ」、「CAMEDIA SP510UZ」、「OLYMPUS μ725SW」。いずれも画素数は710万ピクセル。SP550UZは光学18倍ズームが搭載されていることから、おもに家族のイベント(運動会、発表会等)で使用。他の2機はもっぱらフィールドで使用している

 私は一時期はポジフィルムの撮影もしていたので、写真にはかなりこだわりがあります。したがってコンパクトカメラと言えども、求める性能はよりコンパクトなことではなく、光学系に優れていること。すなわち「レンズ径」と「光学ズーム倍率」が大きいことが必須条件となります。

  そんなこんなで、私が今まで購入したコンパクトデジタルカメラは全て「OLYMPUS」。その理由は発売当初から、小型化とは一線を画した光学系に力を入れたコンパクトデジタルカメラを手がけ、そのモデルが現在も継承されているからです。子供から持ち運び面でもっと小さいカメラを求める声があり、また鮎釣り用に防水カメラが欲しかったので「OLYMPUS μ725SW」を購入しましたが、写真の出来はやっぱり今ひとつ。ブログの写真はサイズを落としているのでわかりませんがね。

 感動の一枚を残す条件は、個人的には以下の順番ではないかと思っています。

①シャッターチャンスにカメラを手にしていること
②被写体が良いこと(まずは大きくて綺麗な魚を釣ること)
③光が撮影に味方してくれる状況であること(光量、光の角度、水面反射など)
④撮影技術
⑤カメラ性能(特に光学系。画素数は700万を超えたら一緒)

  当然ながら「PETAX K10D」や「OLYMPUS E-510」などのデジタル一眼レフも欲しいですが、買ってもシーズン・オフの観光程度しか出番がありません。デジタル一眼レフを所有していて、一緒に釣行してカメラマンに徹してくれる方がいましたら歓迎致しますよ~。(笑)

f0103126_10555078.jpg

↑引退した「CAMEDIA C-750UZ」と「CAMEDIA C-700UZ」。「C-750UZ」は性能的にはまだまだ現役だが、動作が不安定で単独では不安。メーカーで点検するも、原因不明で修理不可能とのこと。泣く泣くの引退となりました

by scott1091 | 2007-04-28 11:02 | カメラ | Comments(9)