ヤエンに向いたロッドってどんなの?

ヤエンではアジを付けたりアオリを取り込んだ際、結構ロッドを磯や防波堤に直置きする機会が多い(←私は置きませんが…)。そんなこともあって、ヤエンの竿にこだわる方は少ないようですね。入門書も1.5~2.0号くらいの磯竿と記載されている程度で、竿に求められる性能を記載しているものはありません。

そこで一番最初に購入したのがヤエン専用に開発された、ダイワ精工の「バトルゲーム・アオリ1」。外ガイドなので夜釣りでガイドにラインが絡むことは容易に想像できましたが、ヤエンに向いた調子を確認するために購入しました。
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しばらくはこの竿1本で、手持ちスタイルで釣りました。アジの動きを明確に竿に伝えるのに細いソリッド穂先は違和感がありましたが、ライン絡みによるトップ破損を考えるとソリッド装着は必需なのでしょう。慣れてくるとアジの動きや、アオリと長物の違いが明確にわかるようになりました。しかし夜はヤエンを掛ける際に、ライン絡みがどうしても起こる。思っていたよりもパワーがあるので、これでインターラインだったら良いと思うのですが…。

ということで、自分のヤエン釣りに必要な性能がある程度つかめたところで、インターラインのロッドを物色。カタログである程度目星をつけてから、商品が展示されているお店を回りました。手にとって見て結構意外だったのは、インターラインも穂先は低弾性カーボンが使用されていて、太さの割りに竿先に張りがないこと。これはグレの食い込みを優先した調子なのでしょう。私のイメージするような穂先は3.0号以上になり、2.0号との比較でもパワー・自重ともに鮎竿の「硬中硬」と「超硬」ほどの差があります。そして最終的に穂持から元竿に張りがあり、竿ブレが少ないダイワ精工「メガドライ パワートルク2-53HR」を購入しました。
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その後は置き竿を含めて竿を2本使用。しかしバトルゲームは風向が定まらない日の夜は、ヤエンを掛ける際にライン絡みが少なからず起こる。それと2月に入ってからアオリの食いが渋くなり、ヤエンが近づいてその重みがアジに伝わると、アジを離してしまうパターンが続出。とくにパワーのあるメガドライは、SVFカーボンの張りが逆効果になっている感じです。夜間浮き釣りと兼用する人が多いので、ヤエン用ロッドは2.0号を推奨する人が多いですが、ヤエンだけであれば1.5㌔以下なら1.2号の方がバレが少ないという意見も…。

最終的な釣果だけを考えると、置き竿が多いヤエンでは、感度よりは穂先(+穂持)の柔軟性が優先する感じです。そこでインターラインの2本目は、そこら辺も留意してシマノ「BB-X DESPINA SI-NZ T1.7」を購入しました。2本並べて実釣してみると、確かにデスピナは穂先全てがグニャと入るので、寄せてくる際にアオリがいやいやすることが少ない感じです。
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 しかしアオリの状態をしっかりと把握するには、完全にメガドライ>デスピナ。結局デスピナを購入したことで、ヤエンが近づいてその重さに違和感を感じて不意に逆噴射するケースでは、いずれのロッドにおいても瞬時にリールをテンションフリーにするのが最良との結論に至りました。

しかしヤエン専用リールは、いずれのメーカーもリアドラッグ・タイプ。瞬時にテンションフリーにするのはかなり難しい。そこで私はヤエンが近づいた段階でドラッグを最大限に緩めておいて、スプールを指で直接サミングする方法で対処しておりました。しかしこの方法でもスプールの最初の滑り出しには予想以上のテンションが掛かってしまいます。

どう対処するか?解決方法は次稿をお楽しみに!(笑)

続・ヤエンに向いたロッドってどんなの?」もご参照くださいませ。006.gif

by scott1091 | 2008-02-16 08:47 | Technique | Comments(2)