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2012年の初釣りです!

あまり「験を担ぐ」タイプではありませんが、「初釣り」では絶対に読みを外したくないもの。その意味で、やはり「初釣り」は特別です。ヤエンを始める前は管理釣り場で「初釣り」をすることが多かったので、読みもへったくれもありませんでしたが、この時期のアオリは外したら釣れません。

本来は4日に「初釣り」に行く予定でしたが、天気図を見るとかなり風が吹きそうなので、3日も釣りに行くことにします。しかし前日かなり吹いたこともあり、この日もうねりが残っていました。おまけに夜になると徐々に風が強まりそうなので、早めに勝負をつけなければなりません。

正月休みということでどこもファミリーフィッシングが多いですが、アオリ狙いの人はエギと浮き釣りのみ。暗くなればどこでも入れそうですが、これから強くなる風を考えると夕凪は外せません。向かい風で釣りにくい場所が空いていたので、これから風が回ると読んでその場所に決めます。

潮は月齢9.4の長潮。干潮に向かう時間帯なので水深のある場所に入りたいのですが、うねりの影響で狙っていた場所には入れませんでした。早くから出ている月に期待したいところですが、うす雲がかかって「Moon Power」も今ひとつ。良い感じでアジが泳ぎますが当たりはなく、風も止まないので他の場所が頭をよぎります。
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しかし当たりはないものの、読み通り風が回りだして時折フォローになるので、この風を利用してアジを遠投します。そして本命側の竿を手持ち泳がせていると、遠投したもう一方の竿のラインがふける。ラインを20㍍くらい回収すると、やっと竿に負荷が掛かりました。乗っているアオリは手前側に泳いできていますが、アジにテンションを掛けて沖に向かって走るよう修正。

ある程度沖に走らせてから、今年最初の当たりなのでアジの頭を落とすまで待ちます。前回調整不足だったヤエンをチューニングしたものを使って、まずはめでたく初物をゲット。大きさは700㌘くらいのメス。これでやっと迷いがなくなりました。これからどんどん潮位が下がるので、ウツボのラッシュになる前にアジを終わらせたいところです。

時折ウツボにアジを取られますが、アオリもよい感じで当たります。すでに初物をゲットしているので、その後は地合いを逃さないように早めにヤエンを投入。型は似たり寄ったりですが、アジを抱くと思った以上に走るので気分は最高。距離的には40~50㍍くらいありますが、ヤエンを空中移動させてどんどん掛けていきます。

そしてちょうど5杯獲り込んだところで、残りのアジが泳いでいる2尾となりました。風がだんだん強くなってきたので、そろそろ引き上げ時。墨袋を除去してあるアオリの処理を始めると、近くの方の竿に変化がでます。作業を中断して少し誘いを入れると、アオリが一気に抱いてきました。
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これは間違いなくキロアップ。風で竿が煽られることもあり、いつまで経っても走りが止まりません。これだけ強い風でも十分な重量感。友人の話では、ここのキロアップは教育されていて、ヤエン到達寸前でアジを離して獲れないとのこと。何とか走りだけでも止めたいところですが、風が強くて思ったようにアオリをいなせません。

距離的には80㍍くらいあるでしょうか?何とか走りを止めたところでヤエンを入れます。ラインはハリハリなのでヤエンがどんどん空中を滑走しますが、これだけの距離になると水中移動も長くなります。この間も少しづつラインを回収していきますが、どうしても60㍍くらいまでくると寄ってきません。これぞ以前にも経験したアオリの結界です。

こうなると、ヤエンをそこまで到達させるしかありません。すでにヤエンの灯りが見えないところまで送っているので、アジを離されたら追い抱きを待つことはできません。作るのが大変なヤエンなので、根掛かりでロストするくらいなら、私は潔く諦めてすぐに回収するようにしています。

かつてもここで無理をしてアジを離されているので、寄せたり走られたりを繰り返しながら、ひたすらヤエンが到達するのを待ちます。そして今までとは少し違った感触。叩くような振動と言ったらおわかりになるでしょうか?これで掛かったはずですが、その後も走りがなかなか止まりません。
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このようなパターンは、掛かっているのが触腕1本のとき。この大きさになれば腕が切れることはありませんが、焦らずにゆっくりと寄せます。そしてやっとヤエンの灯りが見えてきました。ちょうどその時にもう一方の竿のBB-Xが逆転しますが、これはウツボの当たり。ラインが無駄になるので、レバーを入れて逆転を止めます。

再び寄せを開始してヘッドライトでアオリを照らすと、掛かっているのはやはり触腕1本。そして慎重にギャフを打って、獲り込んだのが今季最大の1,515㌘。この間もどんどん風が強くなるので、アオリを手早く捌いて道具を片付け撤収です。釣果は当たり7回で6杯。大きさは400~1,515㌘でした。

途中迷いもありましたが、終わってみれば全て読み通り。
なかなか獲れない結界より沖に出たアオリもゲット!
そして天気図の読みも当たって4日は強風です。

2012年はさらに腕を磨きますよ~。
今年も全開で行きます!

by scott1091 | 2012-01-03 16:59 | アオリスト(Aorist) | Comments(2)

2011年の竿納めです!

いよいよ2011年の竿納めです!

28日までは絶好の釣日和が続いたにもかかわらず、29日の午後からは強い西寄りの風。30日には風が止みますが、うねりが残ります。なるべく海水温の高い場所を探しますが、どこも釣り人だらけで入れる場所がありません。しかもアオリ狙いの人達が多く、そこに五目釣りやらフカセが入り混じっているので、いつになったら入れるのか見当がつきません。emoticon-0107-sweating.gif

ゴールデンウイークや年末年始のような大型連休は、日頃釣りをしない初心者が多いため、残っているコマセの量では上がる時間が判断できません。五か所を見て回りますがどこも一杯。時間が早いのでフカセの人が多い場所で待ちますが、日没が近づいても一向に上がる気配がありません。

バッカンのコマセは山ほど残っていますが、装備的に夜もやるとは思えないので、少し間隔のあいている場所に入れてもらえないか尋ねると、快くOK。風上からコマセが飛んできそうですが、暗くなる前に「スーパー手際よく」準備を終わらせます。この時期は日が沈むと加速度的に暗くなるので、ライトを持ち合わせていない釣り人達は、あわてて帰り支度を始めます。そして残っていた大量のコマセは海へ…。

すっかり暗くなって、タチウオが入ってきたらThe end。それまでに何とかアオリをゲットしたいところですが、残された時間はあまりに少ない。海水温は先週よりもやや低め。風は読み通り左から右に廻ります。そして待望の当たり。新作ヤエンを投入しますが、調整不足で痛恨のGone。そして次の当たりはヤエンを投入する前になぜかアジを離してしまいます。いよいよタチウオの時間帯でしょうか?
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しかしその後BB-Xを鳴らすのはウツボばかり。竿先を揺らすアジの動きが、いつもより激しいのが気になるところ。タチウオもいるようですが、昼間大量にコマセを撒いているので寄っている小魚も多い。ヘッドライトで海面を照らすと、キラキラと魚が群れているのが見えます。タチウオはもっぱらこちらを捕食しているのでしょう。

アジのなじみも非常に良い感じですが、アオリからの当たりはありません。ときどきウツボが当たるため、アジの残りが少なくなっていきます。そしていよいよ最後の1尾を投入。竿は2本なので、泳いでいる2尾で釣れなければ〇ーズ決定です。

このブログを全て読んでいる人はご存知だと思いますが、2011年は全ての釣りにおいて〇ーズは一度もありません。この記録が釣り納めでストップしてしまうのは、何とも悔しい感じ。いつもならとっくに撤収している時間帯ですが、誰もいない海に向かって一人気を吐きます。emoticon-0120-doh.gif

そして1本の竿がウツボで終了。この竿を片付けてついでにギャフも…。竿1本を残してピトン類も片付け、アジの流され方を見て、ここだと思う場所に投げ直します。そして着水してまもなく、ついに待望の当たり。このアオリ、アジを抱いてから走ること走ること。走りが止まるまではしっかりとラインを捌き、止まったちょっとした間に再びギャフをセットします。
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最後のアジなので、これが獲れなければ本当に〇ーズ決定です。ヤエンをテストする余裕はないので、調整済みのものを使います。アオリは沖根に向かって走りますが、浮いているのでヤエンはほとんど空中滑走。ま~、ヤエンが移動する速度が早いこと。emoticon-0105-wink.gif

そしていつものパターン。ヤエンが水中に入って10秒ほどで、ヤエンの灯りが水面直下を走ります。これで勝負あり。めでたく2010年に続き、2011年も〇ーズなしで終了です。大きさは800㌘ですが、価値ある一杯となりました。

これにて2011年の釣りは全て終了です!
皆様の竿納めは、いかがだったでしょうか?

by scott1091 | 2011-12-30 07:50 | アオリスト(Aorist) | Comments(2)

Merry Christmas!

昨年のクリスマス・イブは平日の金曜で、週末が重なった25、26日は時化で釣りに行けず仕舞い。今年のクリスマスは三連休なので、一日くらいは釣りができそう。しかし、どの日にクリスマスをするか悩むところです。最終日は片付けもあるので、とりあえず24日にすることにして金曜に出かけます。

前日の強い西風により、まだうねりが残っている状態。久々に友人と待ち合わせをして、同じエリアに向かいました。手分けしてポイントを見に行きますが、いずれの釣り場も空いています。しかし私が見に行った場所はうねりが入り、大潮の満潮時間に重なって潮位はまさに一杯一杯。

引潮になるとさらに波が立つので悩みましたが、友人と別れて入った方が情報が集まるので、この場所に入ることにします。いつもの足場は波に洗われているので、一段上にピトンを打ちます。北風が煩わしいですが、そんなに強くはないので問題はなさそう。最新の水温図では16~17℃まで急低下しているので絶望的な状況ではありますが、明るい内に当たりがほしいところです。
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しかしバッカンで汲んだ海水温は予想以上に高い。これで一気に期待が高まりますが、それとは裏腹にアオリからのコンタクトは一切ありません。時折ウツボにハリを取られるだけで、夕暮れを迎えます。離れた場所に入った友人に電話を入れると、小型ながら当たりはあるとのこと。やはり場所を外してしまった感じです。しかし今から移動しても地合いには間に合わないので、この場所で腹を括るしかありません。

そしてすっかり暗くなってから、やっと本命からの当たりです。これを逃せば〇ーズ濃厚なので、久々にじっくり食わせます。ラインが根に掛かっていないのを確認してから置竿で食わせていると、ありえないくらいの勢いでBB-Xが逆転を始めます。

竿できいてみると、乗っているのはアオリに間違いなし。どうやら外敵がいるみたい。日が暮れてからアジだけ取られて、ハリが残っている当たりがしばしばあったので、タチウオが入ってきているのでしょう。このくらいの時間帯になると、かなり波が立ってきました。ヘッドライトに照らされる空間には、飛沫が無数に漂っています。
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アオリの方は40㍍くらいラインが出ていますが、時間も経っているのでヤエンを投入します。しっかりとラインを張って30㍍くらいは空中移動。ヤエンの灯りが水中に入ってからしばし後、強烈な引き込みとともにヤエンの灯りが水面直下を滑っていきます。これが700㌘で〇ーズは免れました。

足元で逃げ惑う小魚が見えるようになってからは、まさにタチウオの当たりばかりになります。この時期にタチウオが接岸するとは思っていなかったので、ワイヤー仕掛けなどは持ち合わせておりません。残りのアジをタチウオに取られながらも、何とか一矢を報いてお土産はゲット。これが指4本サイズ。

すでに飛沫を被るくらいザッブン・ザッブ~ン状態ですが、海の中はタチウオの気配がムンムンです。専門に狙ったら相当の数が釣れそうですが、これだけタチウオがいたらアオリは期待できません。波がさらに立ちそうな気配なので、ここで潔く終了としました。
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翌日はクリスマスで出漁できないので、家の外回りを大掃除します。この日はちょっと動くと暑いくらいの釣日和でしたが、気になっていた物置にある釣具の処分も一緒にやりました。なかなか捨てられない古い曳舟を3台、ウエーディングシューズにいたっては気に入らないモデルを含めて7足。ついでに折りたたみ式のタモ、「オートキングフレーム」も邪魔なだけなので処分しちゃいました。

日曜は当然ながら出漁の予定でしたが、あまりの寒さと強風で取りやめました。風邪気味とはいえ、気合不足の週末となってしまいましたね~!年内にもう一回釣りに行きたいところですが、こればかりは体調と天気しだいになりそうです。

by scott1091 | 2011-12-25 10:50 | アオリスト(Aorist) | Comments(4)

気温も釣果もめっきり寒くなりました・・・

この週末は月齢21.9、22.9の小潮。個人的には一番良くない潮回りに加えて、海水温が17~18℃まで低下。この海水温そのものは問題はありませんが、水温低下はアオリの活性に影響を与えます。金曜は強い西寄りの風が吹いたので、土曜は濁りを避けてうねりが当たらない場所を選択しました。

日中でも気温は6℃。日が山陰に入ってしまうと、足元から深々と冷えてきます。明るい時間帯からアオリが抱いてくるのを期待しますが、ときどき景気良くBB-Xを逆転させるのはウツボのみ。先週の教訓でアジは少なめに購入してきましたが、これでも余ってしまいそうです。
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暗くなってからやっとアオリの当たりがありますが、何もしないのにGone。アジが生きているのでしばらく放置しておきますが、その後の追抱きはなし。もう一方の竿に当たりがありますが、久々に小物の当たりでまったく気合が入りません。これを素早く獲り込み、地合い到来と見て活きの良いアジに交換します。

しかしその後はアオリからのコンタクトは皆無。まだアジを沢山残していますが、これ以上粘っても釣れないとみて、早々に撤収します。帰りの峠の気温は1℃。車の気温計には、路面凍結注意を促すマークが表示されています。この日の釣果は、400㌘が1杯のみでした。
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翌日も好転の兆しはありませんが、週末釣りに行かなければ行くことができない身分なので、連日の出漁です。予報では西寄りの風ですが、強くなる前に撤収できると読んで場所を選びます。目的の場所はうねりが入っているので2番目の場所へ。しかし2番目の場所は人が多い。装備から判断してアオリ狙いではありませんが、遅くまで粘る気はないのですぐに竿を出せる場所を探します。

そして行き着いた場所は、あまり水深がない場所。小潮ではあるものの、時間帯が干潮なので大型は期待できそうにありません。この日は前日よりさらにアジを少なくして、早い時間に撤収する目論見です。
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この場所は久々に入りましたが、海底にはあまり変化がない様子。狙いの沖根付近で、アジが着水すると同時に抱いてきます。明るいこともあって、アオリはなかなか止まりませ。しかし地合いを逃したくないので、強制的に止めてヤエンを入れます。これが700㌘。

その後はウツボのラッシュになってしまいますが、アオリもポツポツ当たって4当たり。結果はヤエン投入3回で釣果は3杯。全てメスで、サイズもほとんど変わらず。これだけメスばかりだと、オスのでかいのが潜んでいそうですが、この日はキロアップからのコンタクトはありませんでした。

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最近は3本のヤエンをローテーションで使っていますが、どれも同じように掛かるレベルに仕上がりました。バランスが友人とは少し違いますが、私の釣り方ではこれがベストマッチなのでしょう。

ヤエンを初めてちょうど5シーズン目。近いうちに、現在のヤエンに対する考え方をまとめたいと思っています。2011年も残すところあと2週。最後まで全開で行きましょう!

by scott1091 | 2011-12-18 20:55 | アオリスト(Aorist) | Comments(0)

満月は思ったほど釣れないんです!

土曜は月齢14.9の大潮。まさに満月の大潮に加えて、2000年以来の「皆既月食」。何かが起こるという期待感がありますが、残念ながら所要があってこの日は釣りに行けません。朝マズメ狙いで行くことも考えましたが、この冬一番の冷え込みで山間部は凍結するとの予報にあえなく断念しました。

友人達は「楽しい時間を過ごしているだろうな~」と想像しながら、アツアツの「香箱蟹」を頂きます。茹で加減や塩味もちょうど良く、蟹だけでもお酒が進みます。こんな感じで「皆既月食」が始まるのを待ちますが、当地は無情にも雲が出てきて肝心の時間帯は曇り。子供は1時頃には見れたとのことですが、その時間は私はすでに夢の中です。

満月の大潮は確かに潮回りは最高ですが、私は経験的にあまり良いとは思っていません。月が出るのが遅くなりますし、アオリの「月に一度の宴」もすでに終了している感じを受けるからです。釣りをしていて、「もう宴は終わりだぜぇー」という声が聞こえてきそうなのは、私だけでしょうか?
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そんなこともあって日曜もあまり乗り気ではありませんが、満月のメリットは地合いが過ぎてもポツポツ当たりがあることでしょう。したがってアジを買い過ぎると一晩中釣りをしなければならなくなるので、日曜なので少なめに購入して釣り場に向かいます。

予報では風は西寄り。日中は快晴で10℃台まで上がりましたが、日が沈むと厳しい冷え込みが予想されます。西風を避けられる場所を探しますが、ベタ凪に近いところはどこも先客がいます。いつもだと先客は他の釣りなので、夕方入れ替わることができるのですが、この日はどこもアオリ狙いの人ばかり。

結局入れた場所は、向かいからウネリが入ります。釣り始めたときは弱い向かい風でしたが、日が暮れると風がフォローに変わります。この風を利用してアジを遠投します。ウネリでテトラ際はかなり「ざぶんざぶん」状態なので、いつもより高い場所から釣りますが、ギャフ打ちのときは飛沫を被りそうです。
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しかし待てど暮らせど、アオリからの応答なし。「さくさく」と釣って帰るつもりでしたが、少なめにアジを買ったにも関わらず残業になりそう。いつもだと明るい内にウツボなどが食ってくるものですが、この日は最初のアジを交換することなく日没を迎えました。

そしてやっと待望の当たりがあったのは、すっかり暗くなってから。この時点ではまだ月が出ていません。BB-Xがゆっくりと途切れることなく逆転するので、キロクラスであることは間違いないでしょう。あまり距離を出されると地合いを逃すので、アオリが移動するのを止めて、しばしやり取りしながらアオリを浮かせます。

ウネリに合わせて竿が大きく曲がるくらい浮かせてから、いよいよヤエンを投入します。足場が高いこともあり、ヤエンはほとんど空中を滑走します。そして水中に入ってしばし後、ヤエンの明かりが沖に向かって大きく走りました。
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これですでにフッキングしていますが、レバーブレーキで少し強めにテンションを掛けて、走りたいだけ走らせます。この光景がとても好きなのですが、このアオリはヤエンの明かりが見えなくなるまで走ってしまいました。フォローの風に大きなウネリなので、寄せてくるのに一苦労です。グリップをしっかり腕に添え、寄せるときは左手でリールの上を持ってポンピングしますが、またテニス肘が悪化してしまいそう・・・。

テトラに吸い込まれないよう、慎重にギャフ打ちしたアオリは1,120㌘。幸先の良い1杯ですが、もう一方の竿に当たりがないのは地合いらしい地合いがない証拠。満月の大潮の辛いところです。この時点でまだアジが沢山残っているので、弱ったらすぐに交換します。次のチャンスは月が出てきてからでしょうか?これで完全に残業決定です。

そして次の当たりは、月明かりで海面に光の道ができてから。久々に居食いでしたが、竿できくとかなりの重量感。ラインが根に掛かっていないのを確認して、すぐにヤエンを投入します。アオリが底付近にいるので、ヤエンはほとんど水中を進むことになるので、少し重めを使いました。
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ヤエンの灯りが見えなくなり、そろそろヤエンが到達したと思われるも、このアオリは暴れません。この間も寄せてきているので、いったん見えなくなったヤエンの灯りが見えてきました。すでにヤエンはアオリに掛かっていますが、ヘッドライトに照らされるまでは無抵抗。ギャフを打った場所が悪かったですが、何とか身切れする前に取り込んで1,135㌘。

アジがまだ残っていますが、次がいつ来るかわからないので終了時間を決めます。そしてアオリを捌いてから、順次片付けを始めます。1本目の竿を仕舞い、ピトン類を片付けていると、もう一方の穂先の動きに変化がでます。手持ちで少し誘いを入れると、アオリがアジを抱いてきました。今までのような大きさではないので、根に潜っていないのを確認して片付けを優先します。

大きさ的にギャフも必要なさそうなので、ヤエンだけを残します。そしてヤエンを投入して難なくゲット。これは600㌘くらいなので、波のタイミングを計りながらラインを持って抜き上げました。もう1杯と気が変わらないように、残りのアジはすでに放流しているのでこれで帰れます。
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釣果は3杯で、大きさは600~1,135㌘。コロッケサイズでアジを消費するのも困りますが、当たりがなくて放流するのも辛いところ。日が落ちてからは北寄りの風となり、急激に寒くなりました。車の気温計では、平地が5℃で、峠は3℃。アオリも、いよいよ厳しい季節に突入です。

by scott1091 | 2011-12-12 00:08 | アオリスト(Aorist) | Comments(0)

週末の天気に恵まれないのはアオリも同じかぁ~?

最近の急激な冷え込みで銀杏もすっかり黄色く染まり、これから本格的な落葉シーズンを迎えます。富士山もすっかり雪化粧が整い、当地もいよいよ冬支度といった感じでしょうか?峠道は「路面凍結注意」の表示が出るようになったので、今月中にスタッドレスに履き替えておかないと、安心してアオリ釣りに行けません!

さてこの週末は表題のとおり、土曜はかなりの雨脚。おまけに日本列島を挟むように二つの低気圧が東進するため、日曜は急速に天候が回復しても強い西風が残ります。雨による水潮による食い渋りも懸念されますが、波が高くて釣りができないのでは話になりません。

土曜は強い東寄りの風なので、吹走距離が長いのでうねりが残る。日曜は強い西寄りの風で沿岸は波が立つ。まさに八方塞の天候なので、風裏を探すしかありません。風が強い日は地形の関係で風が回るので、どこに行っても風を避けられないことがよくあります。しかしこの日は風が治まるのが早かったので、良い場所を見つけられました。

潮は月齢10.3の長潮。引潮の時間帯なので、突発的な大波を警戒して釣座は少し高いところを選びました。釣り始めるとやはり風が回りますが、常に吹いているわけではないので問題はありません。いつものように1本目の竿を投入してから、2本目の竿を用意します。この間に最初の竿が当たることを期待しますが、アジがリズミカルに尾鰭を振るのみ。
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2本目を投入して、いよいよ準備万端。このタイミングを見計らうように、1本目の竿に当たりがきます。あまり大きくなさそうなので、距離を詰めてからヤエンを投入。これがちょうど500㌘。すぐに新しいアジを投入しますが、その後はしばし沈黙。ちょうど友人から電話があったので、ワカサギの釣果や渓流魚の産卵状況などの話をします。

そして電話を切ったと同時くらいに、今度は重量感のある当たりです。BB-Xがゆっくりと途切れることなく逆転するので、アジを抱いたアオリがホバリングしながら移動しているのでしょう。リールの逆転が一向に止まらないので、ここで強制的に止めてアオリを浮かせます。久々の重量感、これぞヤエンの醍醐味!emoticon-0105-wink.gif

アオリが水面付近を漂っているので、50㍍くらいでヤエンを入れます。ラインをしっかり張れる大きさなので、ヤエンはほとんど空中移動となります。そしてヤエンが水中に入ってから15秒ほどで、BB-Xの心地よい逆転音。すでにヤエンは掛かっていますが、先週ウツボでラインが根摺れしている可能性があるので無理はしません。

このアオリが1,100㌘。今季初のキロアップです。そこからはポツポツ当たりますが、前のような重量感はありません。長居をするつもりはないので、小さいアオリや長物に噛まれたアジはどんどん交換します。この間にも600~700㌘を追加しますが、徐々に左手から強い風が吹き始めます。
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竿受けから竿が外れそうなくらいの風になったので1本を手持ちに、もう1本を竿受けに固定します。アジも残り1尾なので、そろそろ引き上げたい感じです。手持ちであればアジの泳ぎを感じることはできますが、竿受けの方は竿が風で煽られるときにBB-Xが短く逆転するくらいしかわかりません。

手持ちの方に集中していると、急にアジが暴れだします。これは間違いなく近くに外敵がいる証拠。すこし誘いを入れると、アジの生命反応が一気になくなりました。アオリが抱いても、小型の場合はしばらくアジの振動が伝わってくるものですが、このようなケースはアオリが大きい証拠。一呼吸おいて、ゆっくりとBB-Xが途切れることなく逆転します。

BB-Xの逆転を止めて、竿できいてみると十分な重量感。先ほどの1,100㌘よりも大きそう。すでにアジをすっぽり抱いていると思われるので、ヤエンを入れないでしばし引っ張り合いの駆け引きを楽しみます。そしてアオリが浮いているのを確認してヤエンを投入。

横風が強いですが、ラインはハリハリなのでヤエンが空中を滑走していきます。ヤエンにライトが点いているので、昼間よりヤエンが見やすいので助かります。距離にして40㍍くらいありますが、空中を滑走するヤエンはあっという間に到達します。そしてヤエンが着水してしばし後、BB-Xの悲鳴のような逆転音とともに、水面直下をヤエンのライトが逆転音に同調するように走ります。

いつ見ても、超~エキサイティング!emoticon-0100-smile.gif
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これで勝負あり。ここで合わせを入れる人もいますが、私のヤエンはすでにアオリの腕の付根をがっちり捉えているはず。根摺れによるラインブレークがあるので、引きを楽しみながらゆっくりと寄せてきます。そしてヘッドライトに照らされると怒ったように走りますが、ヤエンは最高の場所にフッキング。大きいアオリは、獲り込んでもアジを離しません。これが今季最大の1,280㌘。

残りのアジを泳がせて、釣ったアオリを捌きます。すでに墨袋は除去してあるので、墨だらけになることはありません。ますます風が強くなり、波も立ってきたので撤収の準備に入ります。そして1本目の竿をきいてみると、な~んと居食い。大したサイズではないので、ラインがシモリに掛かっていないのを確認してヤエンを投入。

この間にもう一方の竿が景気よく逆転しますが、この当たりはウツボ。アオリを素早く取り込んでから、もう一方のラインを手で回収すると、巨大なウツボが足元まで寄ってきました。最後はウツボの歯でラインを切られて終わり。根に潜られなかったので、ラインの被害も最小限で済みました。

このままでは道具が飛ばされそうなので、手早く竿から片付けます。次にギャフ、そして竿受けやピトンなどの金具類。最後はヤエンとギャフの先端を真水で洗って、荷造りは完了。
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最後に使い終わったアジは、袋に入れてクーラーへ!
これが重要です。

アオリに餌をやる感覚で海に捨てる人が多いですが、死にアジを食ってくるのはウツボがほとんど。土地柄ウツボを食べないこともあり、アオリやタコの天敵ばかりが増えてしまうので、皆様も餌を与えないようにしましょう。

この日の釣果は7杯。サイズは400~1,280㌘で、小さいアオリにはヤエンを入れませんでした。前回、「今シーズンはキロ物が出れば御の字」と悲観的なことを書きましたが、早々にキロアップをクリアーしました。
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この週末は、ariariさんから送って頂いたヒラスズキを堪能しました。自分で釣らない限り手に入らない超高級魚なので食べるのも初めて!しっかりした身質で癖もなく、脂もあって最高の白身。刺身、カルパッチョはもちろん、お勧めのバター焼きも最高~。カリカリになった皮がまた格別。残りは昆布締めにして、アラは塩焼きで頂きました!

ariariさん、ありがとうございました!emoticon-0139-bow.gif
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by scott1091 | 2011-12-04 22:16 | アオリスト(Aorist) | Comments(2)

今年が小さいのか?去年が大き過ぎたのか?

なかなか、やる気が出ないアオリスト編。さすがにこの週末を逃すと開幕が12月となってしまうので、重い腰を上げて釣りに行ってきました。この時期はどこもエギの人が多いので、久々の朝マズメ狙い。友人の話では夕マズメも明るいうちから当たるとのことなので、空が少し明るくなるくらいから釣り始められるよう家を出発します。

しかし目的の場所は人、人、人。そして二箇所目は、ちょうど支度を終わった団体さんが入るところ。三箇所目はかろうじて入れそうなので、重たい荷物を持って歩きます。エギはライトを点けるのを嫌う人が多いので、離れた場所からだと釣り人がいるのかいないのかわかりません。

私はピトンを打つ場所を探さなければならないので、煌々と明かりを点けて歩きます。運良くエギの人が先端に三人のみなので、十分に距離を空けて釣座を構えます。まずはアジ缶を利用した竿受けで竿を1本。2本目を用意している間にさっそく当たりますが、「クィ、クィ」レベルの小物。
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そのまま放置して2本目もセット。この時間になると、ヘッドライトはいりません。1本目の竿を聞いてみますが、ヤエンを入れるのを躊躇うサイズなのでアジを回収します。2本目がすぐに当たったので、1本目を新しいアジに交換して投入。2本目の方は「グウィーン、グウィーン」という感じなのでまずまずのサイズ。

アジを立て抱きにさせて、ヤエンを投入します。距離的には30㍍くらいなので楽勝レベル。空中移動で20㍍くらい走ったので、水中移動は10㍍。この間もアオリを寄せてきているので、水中での実際の移動距離は5㍍弱くらいでしょう。これが700㌘。

このサイズが続くかと思ったら、この後はチビ、チビ、チビ~。おまけに死にアジではまったく当たらないので、アジがどんどん消耗してしまいます。これでは切りがないので小さいサイズにもヤエンを入れますが、明るくなるとヤエンが近づくと離します。それなりのサイズであれば、頭を落としてからヤエンを入れれば離すことはありませんが、そのサイズがなかなか来ない。
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そして死にアジを使えばお決まりのウツボ。アジは12尾しかいないので、早い時間に終わってしまいました。釣果はキープ5杯+リリース3杯の計8杯。寄せるときに3番まで竿が曲がったのは700㌘と600㌘の2杯のみ。まったく気合が入りません・・・。

終わったのが鮎釣りならこれから始めるくらいの時間なので、新たな釣り場を開拓するべくドライブ。朝食を食べていないので途中でコンビニに寄ると、この時期でも「ざるそば」がありました。恐るべし伊豆です。9月の庄川では「冷やし麺類」を探すのに苦労したのに、他にも「冷やしラーメン」もありました。

この日は風もなく日当は汗ばむくらいなので、堤防に座って「ざるそば」を食します。紅葉は少し早いくらいですが、寒暖の差がある渓谷ではまずまず。写真などを撮りながら、昼前には家に戻ります。
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そして翌日も朝マズメ狙い。前日はタッチの差で入れなかった場所が多かったので、前日よりも20分早く家を出ます。しかしエギで一番混雑するのは、土曜の夕マズメと日曜の朝マズメであることをすっかり忘れていました。

大潮なので人がやらない浅場に入るつもりでしたが、エギンガーが5㍍間隔で並んでいます。入れる場所はテトラの崩れた区間のみ。十分に距離を離して釣座を構えますが、この間にも次から次に人が来て、距離をとった意味がありません。

仕方がないので、ヘッドライトで自分の前の海面を照らします。エギの人は海面を照らされるのを嫌う人が多いので、これで至近距離に割り込んでくる人はいなくなりました。明るくなればヤエンであることがわかるので問題ありませんが、穂先ライトが点いていない竿は認識してもらえないので致し方ありません。
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この日もアジ投入即当たりが続きますが、ヤエンを入れるのを躊躇うサイズばかり。前日よりもサイズがダウンして、最大でも500㌘。完全に場所を外してしまった感じです。この日はアジを15尾購入しましたが、小型の食い逃げでどんどん消耗。あまりにもったいないので、死にアジを手持ちで使ってみましたが、やはり当たりません。これではエギは相当厳しいでしょう。

活アジを使えば即当たり。死にアジを使えば、当たりがないかウツボ。こんな感じで前日よりも早く終了してしまいました・・・。釣果はキープ3杯+リリース3杯の計6杯。私のヤエン・シーズンは2月一杯なので、今シーズンはキロ物が出れば御の字という感触でした。

車に戻ると作業中の地元の方が話しかけてくれたので、30分くらい立ち話。かつての浜の様子や今年の漁模様、沖根の点在状況等々。話の流れで今朝もすごい混雑だったと話したら、人が少ない場所をいくつか教えてくれました。少し危険をともなうようですが、機会があれば行ってみようと思います。
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今日の狩野川。↑松下に12人、↓神島に10人
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by scott1091 | 2011-11-27 16:42 | アオリスト(Aorist) | Comments(4)

「フローティングベスト」はどの程度浮くのか?

私は海やボート釣りでは、必ずフローティングベストを着ています。

ちなみに私の水泳能力は、若い頃に訓練を受けている関係で、体力と気力が尽きるまで泳ぐことができます。よく泳げるから救命胴衣はいらないという方がおりますが、これは大きな間違いです。服を着た状態で水中に転落したとき、浮いていることがいかに大変なことかご存知でしょうか?

完全に濡れてしまった衣類は、自重で沈みます。洗濯機の中で浮いている衣類がないと言えば、ピンとくるでしょう。ましてやこの時期ともなれば、最新の繊維を使ったアウターでも、上下合わせると1㌔以上あります。これにシューズやアンダーウェアー、ミッドウェアーが加わるわけですから、恐ろしい重量になります。

この状態で落水すれば、濡れた衣類で体の自由が奪われることもあいまって、私くらいの水泳能力があっても泳げない人と大差ありません。つまりこの時期にフローティングベストや救命具を付けないで釣りをすることは、自殺行為に近い状態なのです。

そこで、私は釣用のフローティングベストを必ず着用しているわけですが、実はこのフローティングベストを実際にテストしたことがありませんでした。購入の目安は、命を預けるものなのでメーカー品を選ぶことくらいです。
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↑伊豆半島が、一番混雑するシーズンが到来。「河津桜」がどこも見ごろです

一度テストしなければと思っていたのですが、せっかく撥水が効いた新品を着て、入浴ということは普通しませんよね~。emoticon-0125-mmm.gifそれでのびのびになっていたのですが、この週末にテストをしてきました。テストに選んだ場所は地磯です。

ここまで読んで、ピンときた人は鋭い!

そう、これはテストではなく、本当に海中へ転落しました。emoticon-0107-sweating.gif

あまりに釣り場がコマセで汚かったので、回数にしてバッカンを30回くらい汲んだでしょうか?そしてそろそろ終わりというところで、つまらない場所で躓いてしまいました。高さがない場所なので、怪我や衣類の損傷はありません。

しかし防水の効いたウェアーも、あっという間に中綿まで浸水。フローティングベストのおかげで、落水のときも顔まで潜ることはありませんでしたが、一番驚いたのは目の前にいた友人だったと思います。

水温は16℃くらいあるので冷たいというほどではありませんが、磯に上がるための適当な足場がありません。無理やり上がると、フジツボやカキ殻で手や足に怪我をするので足場を探しますが、水面下はややオーバーハング気味なので、フェルトスパイクではハバノリなどで滑って話になりません。
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↑転落した場所。何でもない場所だからこそ、事故が起こります

結局、友人の手を借りて支点を確保して上がりました。この日は気温が高めだったので、アウターの上着は着ていませんでしたが、フローティングベストによる浮力は予想以上でした。転落した本人もそうですが、目の前で見ていた友人も、私がフローティングベストを着ているので慌てずに対処できたとのことです。

磯に上がってからまずは被害状況を確認し、濡れた衣類を脱いでしぼります。綿類の下着は干しても乾かないので、袋に入れてバックへ。帰りに着る衣類を確保するため、ズボンは干して、スッポンポンでサロペットタイプのアウターをはきます。

これがべちゃべちゃして気持ち悪いのですが、中綿に染み込んだ海水が抜けると、すごく渇きが速い。上着は濡れていないアウターがあるので問題なし。一番問題なのがシューズで、これは表面はゴアテックスでも中は乾きません。そこでフリースのソックスを履いて我慢します。

携行品の被害は、ケータイと非接触デジタル温度計。防水ではありませんが、鮎釣りで2回水没しても復活した愛着のあるケータイでしたが、やはり海水ではひとたまりもありません。デジタル温度計は外国製ということもあって、数時間後にはすでに内部が錆びていました。干しているズボンはサプレックスなので、すぐに乾くのがありがたいです。

そんなこんなで、予想以上にテストに時間が掛かりましたが、やっと釣りを開始します。海水温は水温計が水没して測れませんが、体感的には悪くありません。潮は月齢23.0の小潮。いつもよりアジを多めに購入してきたのですが、この日は当たりがまったくありません。
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友人が明るい内に1杯釣りますが、それからお互い長い沈黙。ここまで、アオリの当たりはなし。そして友人に地合いがきますが、私の方はまったく当たりがないまま時間だけが過ぎます。今シーズン初の〇ーズを覚悟したところで、やっとヤリの当たりで1杯。しかしアオリが〇ーズであることは変わりません。

少し離れたところにいる友人に状況を聞くと、ちょうど5杯とのこと。一番大きいのは1.5㌔くらいありそうです。すでに地合いは終了していますが、友人の勧めで隣に入れてもらいます。久々のプチ移動で、汗をかきました。

移動が完了した頃には、潮が下がって友人も私もウツボのラッシュ。私の足場は高いので、潮が下げるとかなり釣りづらいです。友人と同じ根を狙っていますが、ラインの角度が違うのでオマツリすることもありません。

ウツボとヤリでアジをどんどん消費しますが、本命からの当たりがありません。そしてあきらめかけた頃に、ウツボの当たりとはあきらかに異なるアジの動き。これは間違いなくアオリです。

これを逃せば〇ーズになるのは必至の状況ですが、いつものとおり大胆にヤエンを送って空中戦で勝負を決めます。友人にギャフを打ってもらったアオリは1,100㌘。決して大きくはありませんが、とても貴重な1杯です。これで友人をあまり待たせることなく終了です。emoticon-0105-wink.gif
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↑このように掛ると、アオリに逃げるすべはありません

最新の衣類なので、濡れてもシューズ以外は快適に釣りができましたが、帰る頃には全身が塩を噴いて真っ白です。帰ってからフローティングベストだけ風呂で潮抜きしましたが、沈めるのに一苦労するくらいの浮力でした。もちろん風呂の中でも着てみましたが、裸なので淡水でも横になると全身がしっかり浮いて快適です。

翌日の日曜も釣行予定でしたが、前日の海中転落により洗物や手入れしなければならない小物類が倍増。これらのメインテナンスに半日くらい要したので、来週からスタートする渓流用の年券を購入したりで、貴重な休日は終わりとなりました。

残念ながら目標の2㌔アップを釣ることはできませんでしたが、今年はヤエンを始めて一番良いシーズンだったと思います。これから本格的な親イカシーズンとなりますが、皆様も必ずフローティングベストや救命具を身に付けて、楽しいシーズンを過ごされますよう祈念しております。

「Aorist(アオリスト)」としては、しばしお別れです!

そうそう、せっかくフローティングベストを着たら、股紐をするかヒップガードへの固定をお忘れなく。していない人を見かけますが、腕だけでベストを押さえているのは体力的に限界がありますし、意識がなくなると脱げてしまうこともあります。

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↑昨年新調したサンライン「ステータス フローティングベストSTL-170」。他のジップは樹脂製ですが、防水ジップだけは金属製。腐食で粉が噴かないよう、水洗いの後に濡らした歯ブラシでしっかり塩分を除去しましょう

by scott1091 | 2011-02-28 21:02 | アオリスト(Aorist) | Comments(12)

アオリが餌アジを離す最大の要因を探れ!

最近は明るいうちに、小型のアオリが抱いてくることが多いので、アオリが見える距離まで寄せてから、ヤエンを入れて様子を観察しています。だましだまし寄せれば、ギャフを打てるまで寄せることができますが、ヤエンを入れるとほぼ100㌫アジを離します。

よくヤエンの重さを感じて、アオリが逃げると言います。これも事実だとは思いますが、視覚による危険察知の方がはるかに大きいように感じます。もっと極論すると、13㌘以下のヤエンであれば、ほぼ100㌫ヤエンを視認してアジを離しているとしか思えません。emoticon-0112-wondering.gif

実験回数がまだ少ないですが、浮いているアオリ(抱かれたアジが見える水深)は、ヤエンが1㍍くらいの場所に近づくと決まって離します。ここで重要なのはアオリが浮いていることで、底付近にいるアオリはここまで顕著にこの現象は見られません。
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では底付近にいるアオリは、どうして浮いているアオリほどアジを離さないのでしょうか?ここからは推測ですが、以下のような違いが考えられます。

①海藻や海底とのコントラストでヤエンが見えにくい
②水深が増すと照度的にヤエンが見えづらくなる
③擬態しているときは警戒心が薄い
④上記2つないし3つの複合


研究分野ではアオリはイカの中でも視覚能力が高く、特に青~緑の波長は照度が低くても認識できるといわれています。真っ暗な海でエギやアジを抱いてくることからも、それらは釣り人として実感できます。しかし②の照度により見えづらくなるという要素は、同じ満月でも月が出るのと出ないのでは釣果に差がでることから、可能性は高いと思います。

アオリの食い気もありますが、暗くなるとヤエンを離されにくくなるのも、この推測で説明がつきます。また大型ほどアジを離さないのは、外敵に対する対抗能力を小型よりも備えているという点も無視できません。小さいアオリが大きいアオリから逃げるように、ヤエンに対する警戒感も大型になるほど低くなる。もちろん狡猾な大型もいますが、これは個体差の範疇に含まれると思います。
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こんなたわいもないことを考えながら、この週末も楽しんできました。潮回りは月齢16.0の大潮。最新の水温図は16℃台なので、条件としては申し分ありません。しかし曇りなので「Moon Power」が期待できないので、アジは少なめに購入します。

土曜は久々に妻も一緒なので、足場のよい場所に入ります。すっかり春めいてきて、「いちご狩り」や「桜まつり」などで、観光客も多くなってきました。この日は早くからウツボの当たりが多く、予想以上に苦戦します。アジをつなぐのに死にアジを使うので、それにまたウツボがくるという悪循環です。emoticon-0106-crying.gif

そして明るいうちに小さいアオリが抱いてくると、前述の実験をします。アジを抱いたアオリが見える場所まで寄せてからヤエンを入れて、ラインを張った状態でヤエンが近づくのを観察します。この間にアオリを寄せるような行為はしません。近いのでゆっくり移動するヤエンが見えますが、ちょうど1㍍くらいの場所に到達すると、前触れもなくアジを離します。
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この場所は明るいうちは、こんなサイズばかりなので実験が続きます。そして少し暗くなってから、やっとキープサイズのアオリが抱いてきました。すでにアオリが見える照度ではないので、ここで実験は終わりです。

水温は実測で14.7℃。思ったよりも低く、それを裏付けるように大型の当たりがありません。結果は実験を除いて、ヤエン投入4回で3杯。一番大きいのは1㌔サイズでしたが、エンペラ半分はウツボによりV字状に食いちぎられていました。傷口がすでに丸みを帯びていたので、少し前の傷と思われます。

そして翌日は一人なので、前日のリベンジで気合入りまくりです。より水温の高い場所を選んだつもりですが、実測では15.4℃しかありません。天気予報では釣りには影響ない風速ですが、風向・風速ともに悪い方に外れました。場所移動も考えましたが、風が回っているのでどこに行っても逃げ場がありません。
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腹を括って、この場所でスタートします。徐々に風が強まりますが、よい感じでアジが潜るので何とかなりそう。まずは竿1本でスタートしますが、当たりがないので2本目も投入します。そして2本目のアジを、すぐに抱いてきました。まだ明るいので、極力ヤエンを見せないように、一度ヤエンを沈めてからアオリを寄せます。

この方法は根掛かりで、ヤエンをロストする可能性があるのでやりたくないですが、アジを離されるには惜しいサイズです。この方法でまずは最初の1杯。次も同じ方法でやりますが、これはヤエンに届く寸前で離されてしまいました。その後は、しばしの沈黙。

日が暮れてからはさらに風が強くなり、ちょっとした前線のようです。距離を投げるとラインが吹かれてアジが浮くので、足元のカケアガリに沿わせてアジを潜らせます。すぐにウツボの餌食になると思いましたが、この風では長く釣りをできそうにないので、餌の心配はありません。emoticon-0131-angel.gif

そしてやっと当たりがきます。手前の張り出しにラインが掛かるので、沖に走らせたいところですが横に走るばかり。自分が移動して張り出しの向こう側に行きたいところですが、他の釣り人がいるのでままなりません。そこで一度アオリを完全に浮かせて張り出しをかわしてヤエンを投入します。これも1杯目と同じくらいのサイズです。
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そして次の当たりは、トルクがあって大きそうです。これは勝手に沖に走って行くので、先ほどのような苦労はありません。根掛かりの心配がないので、行かせっぱなしにすると80㍍くらい出てしまいました。寄せようとするとさらに暴走するので、奥義「プチ調教」をして60㍍くらいでヤエンを投入。これがずっしりの1,680㌘。emoticon-0105-wink.gif

そして次は、手前のカケアガリを左手に向かってゆっくりと走る当たりです。リールの回転が途切れることがないので、これも大きい。あまりに岸寄りなので、このままでは左手の張り出しが邪魔で、ヤエンを入れられません。走りを止めようとすると、怒ったように暴走し、ラインが根に摺れている感触が伝わってきます。このままではヤエンも入れられないので、またまた奥義「プチ調教」でアオリを海面に浮かせます。

これは先ほどよりも大きそうです。何とかヤエンが張り出しをかわせる角度になったので、ここでヤエンを投入します。ヤエンはほとんど空中を滑走して、無事アオリに到達。そして到達と同時にフッキングしたようで大きなストロークで走りますが、こちらもしっかりレバーブレーキを握っているので、思うようには走らせません。

12月以来の重量感なので待望の2㌔アップを期待しましたが、計って見ると残念ながら1,985㌘。この後はヤリが回ってきて、帰ってからのビールの肴をゲット。雨や雪が降り始め、ますます天気が荒れてきたので片付けを始めます。アジの残りは泳いでいる2尾。
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2本とも良い感じで泳ぐので、アオリを捌いてギャフの片付けを先にします。そしてラインの角度が悪い方の竿を片付けようとすると、まさかの居食いです。サイズ的にラインを持って上がりそうなので、速攻でヤエンを投入して獲り込みます。サイズ的には800㌘くらいですが、捌く道具も片付けてしまったのでリリース。そしてその竿を片付け終わると、もう一方の竿にも当たりです。

これも同じように獲り込んで、これまたリリースして終了です。この日の釣果は、ヤエン投入7回で4杯+リリース2杯。ヤリはヤエン投入2回で2杯でした。

2月も残すところ後一週。
2㌔アップはゲットできるでしょうか・・・?emoticon-0107-sweating.gif

by scott1091 | 2011-02-21 21:02 | アオリスト(Aorist) | Comments(2)

峠は雪、余寒の厳しい三連休!

立春を過ぎてからの寒の戻りを「余寒」と言いますが、この三連休がまさにそれにあたるのでしょう。予報よりも降り始めが遅かったですが、土曜はほとんどの場所で雪が降ったのではないかと思います。

私の車は「四駆&スタッドレス」なので、通常であれば釣り場が空いていると喜んで行くところですが、先週の小春日和で体がなまってしまって外に出かける気になりません。結果からすれば、三連休すべて釣りに行くべきでした。

まだまだ甘いぞ~、アオリスト!emoticon-0120-doh.gif

ということで、釣りに行ったのは日曜のみ。連休最終日なので、少しは空いていると思ったのですが、連休唯一の晴天ということで「超~激混み」状態。潮は10.0の若潮。潮が下げる一方なので水深のある場所に入りたいところですが、どこも人が多くて入れません。
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最近はグレ師も、帰るときはヘッドライトが必要な時間まで釣るので、本格的な装備の人がいる場所は望み薄。バッカンに撒き餌がほとんどないので待っていると、新たに撒き餌を作る人もいたりして・・・。地合いもあるのでしょうが、鮎師よりもグレ師の方が気合が入っていると感じる今日この頃です。

この日は車を止める場所もないような状態なので、スペースを見つけて釣り場が空くのを待ちます。潮がどんどん下がるので、少しでも早く釣り始めたいのですが、こういうときに限って釣り人の上がりが遅い。海水温も期待できるのでアジを多めに購入しましたが、1時間くらい車で待機したので放流することになりそうです。emoticon-0107-sweating.gif

そしてやっと入れた場所は、すでに海藻が水面に漂うような状況です。水温は15.3℃。冷たい東北東の風が吹いて、体感温度は昼間とはぜんぜん違う。そして期待の時間帯になっても、ウツボの当たりが続きます。潮位が低いので、ウツボが食ってくるのは致し方ないでしょう。足元でも、うねうねしているのが見えますから・・・。

アジは沢山あるので問題ありませんが、切られるごとにラインに傷みがないかチェックします。これを怠るとヤエンのロストにつながります。そして待望のアオリの当たりは、あまりにも小さい。〇ーズ回避のためにヤエンを入れることも考えましたが、時間の無駄なので即刻アジを回収します。
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元気なアジに交換して、回り始めた風を利用して遠投します。うまくアジが風に乗って、40㍍近く飛びました。これでだいぶ水深を稼げますが、手前の海藻はいかんともしがたい。手持ちでこまめに操作して、アジの泳層を調整します。

そして今度のアオリは、アジの異変とともに一気に抱いてきました。アジの生命感がすぐになくなったので、これはかなり期待できる大きさ。竿で聞くと、ゆっくりとしたトルクのある動きでラインを引き出していきます。ラインが海藻や根に掛からないように、アオリを極力浮かせるべく操作します。このアオリとは相性がよさそうな感じ・・・。emoticon-0105-wink.gif

距離的には50㍍くらいでヤエンを投入。ラインがしっかり張っているので、ヤエンが空中をどんどん滑走します。空中を滑走させれば、手前のシモリや海藻に根掛かりする心配はありません。そしてうねりにあわせてラインが張ったり緩んだりするので、これを利用してポンピングしながら距離を詰めていきます。

こんな感じで獲り込んだ最初の1杯は1,795㌘。その後800㌘が続きますが、それで地合いは終了です。帰ると決めている時間が迫ってきたので、アオリを捌いてギャフを洗っていると、久々の当たりです。やはり「Moon Power」の効果は絶大!これも重量感のある引きですが、ラインが海藻に掛かっています。
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これではヤエンを入れられないので、一度離させてから追い抱きさせます。これもさほど苦労なく獲り込んで1,580㌘。その後続けて600~700㌘を2杯獲り込みます。ここで直感的にこれ以上粘ってもサイズアップは望めそうにないので、潔くアジを放流して撤収です。

先週に比べると間が抜けた感じの釣りでしたが、この日の釣果はヤエン投入5回で結果5杯。海水温もまずまずなので、渓流解禁前に何とか2㌔アップをゲットしたいところです!emoticon-0116-evilgrin.gif

by scott1091 | 2011-02-13 21:07 | アオリスト(Aorist) | Comments(2)