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目まぐるしく変わる天気でも三連休を満喫!

紅葉もいよいよ終盤となった11月の三連休。天気に恵まれれば行楽客で賑わうのでしょうが、天気予報は残念ながら雨。しかも当初は連休初日だけだった雨が二日目まで残るとなると、客足が鈍るのも致し方なし。紅葉(もみじ)狩りは天気が悪いと足場がぬかるむし、色がくすんで見えます。雨の日の新緑はきれいですけどね!

こんな天気予報なので紅葉(こうよう)を見に行くのは最終日。海の中は雨は降っていませんし、天気が悪いと釣り人が少ないので前半に釣りに行くことにします。他人のブログを見ていると何時間もヤエンをする人がいますが、私は長くても3時間勝負。地合いを過ぎてもアジが残っている場合は、潔く放流しちゃいます。
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潮回りによって長い短いはありますが、アオリは地合いがはっきりしているのでずるずる粘っても経験的にあまり良いことがありません。もし朝マズメと夕マズメの地合いを両方釣るとなると、釣り場に止まる時間は15時間以上にもなります。しかし実際の地合いは両方あわせても3時間程度でしょう。

さらに釣り場まで何時間も要するなら、釣行は完全に24時間計画。車中で仮眠しても寝不足になるので、これでは週末二日が丸つぶれ。毎日サンデーであればこれでも問題はないのでしょうが、週末限定ではかなり辛い。私も1時間圏内に釣り場がなければアオリ釣りはしないと思います。どんなに魅力がある釣りでも、ドキドキできる時間があまりにも短過ぎますものね!
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もっともこれは私のホームグラウンドの話。四国や南紀では地合いも長いようなので、これであれば「お泊り釣行」をする価値もあるのでしょう。もともと磯の渡船や船を利用する人は暗いうちに家を出ることに抵抗はないと思いますが、これらの釣りはいずれも沖上がりが早い。

しかしアオリは両方の地合いを釣るとなると、家族が寝ている時間に家を出て、家族が寝ている時間に家に帰ることになります。これからアオリを始めようと思っている人は、釣り場まで要する時間と家庭の事情をよ~く考えてからにしましょう!私はどちらか一方の地合いしか狙いませんし、夕マズメの場合は遅くても21時には帰着するようにしています。
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さてこの週末の状況です。潮回りは9.2~10.2の長潮~若潮。これで月が出れば11月ではベストの週末ですが、大気が不安定なので荒れないことを祈るのみ。そして地合いが終わりに近づくと雨が降り始め、風もしだいに強くなってきます。今回はヤエンの調整もあるので、小型にも全てヤエンを入れました。

そして最後の最後に手ごわいアオリが・・・。ヤエン到達寸前で離されること3回。同じアジを食わせていましたが、さすがに小さくなってしまったのでウツボに齧られた死にアジを投入。もう食わないと思いましたが、アジが着水すると同時に抱いてきました。このアオリを4回目でゲットして7杯で終了です。
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翌日は日中雨が上がるものの、前日よりもさらに大気が不安定になります。局地的な前線が気になるところですが、海は風が吹いていないようなので釣りに行きます。この日も連休とは思えないくらいの車の少なさ。いつもより遅くに釣り場について、暗くなる前に急いでピトンを打ちます。

そして1本目のアジを泳がせ始めると、はるか遠くで雷鳴。その音はしだいに大きくなり、稲光から落雷までの間隔がカウント6まで接近。この頃になると雨が土砂降りとなり、竿が飛ばされるくらいの風が吹きます。こんなときに限ってアオリが盛んにアジを抱いきますが、当然ながら竿を持てませんし磯にいること事態が危険な状況です。emoticon-0124-worried.gif
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落雷は濡れた岩場を伝うので、近くに落ちたら逃げ場がありません。1㌔圏内に入るのは時間の問題なので躊躇している暇はありません。竿や道具をそのまま放置して、距離がありますが安全な車に避難します。鮎釣りや山でも何回か経験していますが、磯で経験する雷鳴は山ですぐ横を走る稲光と同じように凄い迫力。バリバリに身の危険を感じます。

最初の雷雲は南西の方角から近づいてきましたが、それをやり過ごすとその反対からまた雷鳴が近づいてくる始末。この間に激しい雨と強風をともないますが、波が立つ心配がない風向だったのが唯一の救い。しっかりピトンは打っているので、波が乗らなければ竿が海中に転落する心配はありません。

いつまで経っても雷鳴が止まないので、カウント10まで遠ざかってから釣り座に戻ります。4杯釣ってちょうどアジがなくなった頃には雨が止みましたが、また南西から雷雲が接近してくるのが見えます。すでに道具はほとんど片付け終わっていたので、このタイミングを逃すことなく撤収を完了。自分でも「よくやるぜー」って感じでした。
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連休最終日は天気予報どおりに晴れ。すでに行楽客は帰途についていると思い、午後から伊豆の紅葉スポットに妻と出かけます。しかしこれが予想外に混雑。伊豆は河津桜の時期が一番混雑すると思っていましたが、この日はそれと同じくらいの渋滞。知り尽くした裏道を駆使して移動時間を短縮しますが、さすがに駐車場待ちは回避できません。

そして紅葉を見た後は、一度も訪ねたことがなかった「中伊豆ワイナリーヒルズ」へ。この施設は韮山町(現、伊豆の国市)出身のシダックス創業者、志太勤(しだ つとむ)氏が作ったワイナリーと付随する施設です。「シャトーT.S」の「T.S」は、志太氏のイニシャルから取ったのでしょう。
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夕方だったのであまり人はいませんでしたが、若い女性がかつて行ったフランスのワイナリーみたいと感動していました。残念ながら私はイタリアのワイナリーしか行ったことがありませんが、その風景と比べるとやはり「ここはJapanだろ~」って感じ!しかし広々としたワイン専用種のブドウ畑は甲府とはちょっと違う風景なので、一度見る価値があると思います。

無料の試飲コーナーには「T.Sシリーズ」の赤と白。一番人気という甘口のロゼ「巨峰の丘」と「ぶどうジュース」の4点がありました。試飲しましたが、このワインはいずれもパス。目下のところフラッグシップの「志太プティ・ヴェルド2009」を買うつもりでしたが、な~んと価格が5,900円。ブドウ畑ができてからの年数を考えると、海外では考えられない値段です。
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有料の試飲コーナーで飲んでみたかったのですが、あいにく係員が不在でかなわず。無料の試飲コーナーにあるワインだけでは実力は判断できないので、3,300円の「志太シンフォニールージュ2011」を購入しました。これもかなり高いと思いますが、観光地にある「地ビール園」と同じようにワインの純然たる価格と考えてはいけないのでしょう。

場所は大見川を上流に向かって、オトリ店「好鱗」、「橋本屋」を通り過ぎたところにある信号を左折。大型バス専用の道もありますが、普通車はそのまま直進して10分くらい走るとワイナリーに突き当たります。狩野川本流しか行かない人は存在を知らない人も多いと思いますが、伊豆に観光の際は立ち寄ってみてはいかがでしょう。

時間になるとワイナリーの鐘が響き、若い女性の反応も上々の様子でした。
若いお二人なら、意気投合したらウエディング・プランもありまっせ~!emoticon-0105-wink.gif

by scott1091 | 2012-11-25 19:29 | アオリスト(Aorist) | Comments(4)

いきなりキロあっぷ、でっか?

この時期は紅葉(こうよう)も見たいしヤエンにも行きたい。しかしこの週末も土曜は所用があって、一日フルに使えないのが辛いところ。おまけに日曜の天気予報は雨。降り始めるまでの貴重な時間を使って、紅葉(もみじ)狩りとヤエンを両立しなければなりません。

まずは本題に入る前に、この週末の料理から。金曜、ariariさんから伊佐幾(いさき)と鯛が到着。大好きな伊佐幾は山盛りで、台風以降は釣れなくなったという鯛もしっかり食べごろサイズ。いつもきれいに下処理までして頂き、ありがとうございます!emoticon-0139-bow.gif
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金曜は時間がないので、まずは伊佐幾の塩焼き。焼ける間に小型を開いて、干物用に塩水に漬けておきます。2時間ほどしてからトレイに上げて冷蔵庫で保管。翌日は天気が良いので、天日干しにして干物は完成です。この日は大き目の伊佐幾を刺身で頂きます。この時期の伊佐幾も脂が乗っていて美味い。

そして日曜はいよいよ鯛。オーブンのトレイにギリギリ納まるサイズなので「塩釜焼き」。大量の塩と焼くのに1時間ほど掛かりますが、塩焼きよりも身がしまっていながらふっくらした食感が最高!蒸し焼きに近いので旨味も凝縮されています。このサイズの鯛が手に入ったら、ぜひお試しくださいませ!
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↑塩の表面に魚らしきものを描いたのは遊び心。卵白を使うので余った黄身を使ってemoticon-0136-giggle.gif
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さて本題に入りましょう。この週末は月齢25.6~26.6の中潮。あまりよい潮回りではありませんが、潮位のことを考えなくてよいので釣り場の選択肢が広がります。まだ海水温が高いので、釣り場の体感温度はとても温かい。しかしどこも釣り人が多く、入れる場所を探すのに苦労しました。

今年はアオリが多いとのことなので、多少ハズレても当たりくらいは楽しめるはず。そんなことを思いながらピトンを打っていると、少し沖で大きなナブラが立ちます。逃げ惑う小魚はわかりませんが、追っている魚は間違いなくイナダ~ワラサでしょう。

青物が回っているときはアオリの当たりが出ないので一抹の不安を感じます。そしてその不安が的中して青物の当たりが連発。アジを飲みきれないので、イナダ・サイズなのでしょう。ワラサ・サイズになると1回離されても、2回目のバイトでだいたいフッキングしますからね!
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そして暗くなってきてナブラが落ち着くと、次はラインがふける当たり。コロッケの猛襲どころか、タチウオでアジを消費。これでは手元に死にアジも残りません。ラインが切れないように、ケブラーをチューブで補強したハリに交換します。

これでタチウオをゲットと目論んでいると、不思議なもので本命の当たりです。まずまずの重量感でやる気満々のアオリなので、早々にヤエンを投入。ラインをハリハリでどんどんヤエンを送ると、到達したくらいで強烈に走り始めます。すでにヤエンが掛かっていると思いますが、確信が持てないので無理はしません。

そしてやっとヤエンの灯りが見えたところで、がっちりレバーブレーキを握って寄せます。これが写真の1,035㌘。幸先の良いスタートですが、この後はコロッケサイズが少々。そして半死のアジを使うとお決まりのウツボ。最後のアジで500㌘サイズを追加して、「2012秋~2013春シーズン」の開幕戦は2杯で終了です。
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アオリが多いという実感はありませんでしたが、きっとこの場所がハズレだったのでしょう。今回入った場所は漁師が船でアオリを釣りに来ていたので、飛びつきが早いのはかなり抜かれている感じです。

そして短い時間を利用して、紅葉(こうよう)も見に行きました。しかしあいにくの雨で湖畔を散歩することはかなわず。紅葉(もみじ)は下の方の葉はまだ色付いていませんでしたが、他の広葉樹はかなり落葉していました。紅葉(こうよう)はもう一週くらい楽しめそうですが、来週も週末は雨マークなんですよね・・・。

まずは無事、シーズン開幕です!emoticon-0105-wink.gif
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by scott1091 | 2012-11-11 19:47 | アオリスト(Aorist) | Comments(7)

今シーズン(2011秋~2012冬)ついに閉幕です!

次の週末は3月となりますので、私のアオリシーズンは今週で閉幕。気持ちよく終わりたいところですが、状況はかなり厳しい。海水温は徐々に下がっており、沖の観測ブイでも15℃台。データによると水深1㍍から35㍍までほぼフラットなので、釣り場は14℃あればよいところでしょう。

潮回りは月齢3.2~4.2の中潮。釣りの時間帯は上潮なので浅場でも問題はありませんが、やはり気になるのは海水温。しかしどこも大差はないので、人がいない場所に入りました。2月に入ってからは土曜の方が空いています。また河津桜が開花しているので、日曜の宿泊客も増えてきました。

日曜の泊まりは割安になっていることが多いので、利用される方が多くなってきましたね~。このまま毎日サンデーの人が増加すれば、休日料金が撤廃されるのも時間の問題のような気がします。日本人の年齢構成と釣り人の平均年齢からすれば、10年後は週末の混雑は確実に緩和されているはずですが、加齢とともに釣りに行く気力がなくなってしまう人も多いのでしょう、きっと!
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さて土曜の天気予報は雨。朝から降ったり止んだりですが、夕方は確実に降りそうです。雨が降り出せばベタ凪になると読んでいましたが、実際の天気はまったくその逆。最初は冷たい雨が降り始め、それが粉雪に・・・。これで濡れなくて済むと思っていたら、風向が変わって爆風となり、おまけに温かい雨となって本降り・・・。

この間に当たりが2回。1回目はヤエンを送っているときに、何の前触れもなく「クンッ」でThe End。2回目はヤエンを掛けたものの、ギャフを打とうとした瞬間に身切れ。キョトンとしているアオリにとっさにギャフを打つも、これまた腕の浅掛かりでGone。この日はこれで終了です。当たりがあって〇ーズだったのは今季初。情けない結果となってしまいました。

翌日着ていたフローティングベストや車を確認すると砂埃だらけ。温かい雨と一緒にかなりの黄砂が降ったようです。私は竿を仕舞うときは、真水を霧吹きでスプレーしてから拭いて仕舞いますが、この状態でそのまま仕舞って翌日竿を継ぐと、気が付かないくらいのレベルで砂噛みするので気をつけましょう。これは潮を被った状態で竿を仕舞ったときも同様です。
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日曜はシーズンをダブル・〇ーズで終わるかの瀬戸際です。釣り場に着いたときは、ほぼベタ凪。いつもより早めに行ったので、目的の場所には入れました。しかしその後は続々とヤエン師が増えてきます。私を入れて5人が、アオリからの当たりを待ちます。しかし海水温は前日よりもさらに低下。すっかり暗くなっても、全員アオリからの反応なし。

違う場所に入った友人に電話すると、まったく反応がないとのこと。しだいに右からの風が爆風となりますが、この日の潮はアジが沈むので望みはあります。アジの泳ぎを確認する竿が煽られるくらいの風ですが、ここで何とか当たりを出しました。かなり小さいですが、この海水温ではこれ以上のサイズは望めません。

これを慎重に獲り込んで、ダブル・〇ーズは免れました。その後はウツボの当たりでアジを消費するのみ。友人から切り上げるとの電話と同じ頃、私も終了となりました。この日釣果があったのは私だけなので、最終日に釣れたことに感謝したいと思います。
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これにて、今シーズンのアオリスト編は終了です。2月の釣果は、8日間で12杯。非常に厳しい釣況ですが、海中が真冬を迎える2月はこんなものでしょう。2月に入ってから、釣果がある人はあまりいません。そんな状況にもかかわらず伊豆周辺で冬にヤエンをする人が増えたのは、少なからず私の影響があるのでしょう。5年前に始めた頃は、昼はグレ、夜はヤリイカ狙いの人しかいませんでしたから、この時期は!

〇フローティングベストは必ず着用しましょう!
〇足回りはしっかり固めましょう!
〇ゴミは必ず持ち帰りましょう!


しばらく海を離れるにあたり、皆様にあらためてお願いしておきます。emoticon-0139-bow.gif
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↑ariariさんから頂いたメダイ。「西京漬け」と「味醂干し」で!
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↑マルパパさんから頂いた自然薯。「磯辺揚げ」と「とろろ汁」で!
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by scott1091 | 2012-02-26 20:41 | アオリスト(Aorist) | Comments(2)

ハズシまくったこの週末・・・

今回はどうでもよい話題から!

最近の釣り番組は綺麗な女性が出ることが多いですが、どうしても気になってしまうのが過剰なネイル。普通の長さで爪をきれいにするのは大いに結構だけど、先日のテレビの出演者はいくらなんでも長過ぎ。餌を付けるのに邪魔という前に、あの状態でフィールドに立つのは怪我の元。また磯渡しなどで、アシストする人を傷つけてしまう危険もあるでしょう。

釣り番組が本命の出演でないのは当然でしょうが、よもや「アングラーズアイドル」なる候補者の中には、あの手のネイルをした人がいないことを祈りたい。女性であろうと、フィールドに立てば条件同じ。ぜひプライドを持って釣りをしてほしいものです。
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さてこの話題はこの辺で。この週末の潮回りは月齢25.8~26.8の中潮。新月が近いので、釣果は月には左右されません。私の予想どおり暖水舌が入ってきましたが、海水温は木曜がピークで17℃台。金曜は強い西風で撹乱されたので、おそらく土曜は16℃台と予想します。いずれにしても海水温は低下傾向にあるので、アオリの活性は下降気味のはず。

天気予報では、午後から強い西風となっています。木曜に最高の釣りをした友人は、このまま風が吹かない方に賭けて西へ。私は風が吹いても逃げ場があり、わずかながら海水温が上昇傾向にあることから東を選択します。この選択が吉と出るか、凶とでるか・・・。emoticon-0133-wait.gif

すでに重症なアオリ中毒者となってしまったワカバさんは、海水温を計りながら東を見て回るとの連絡。東のどこかでジョインするつもりでしたが、次の連絡のときは結局東を探索せず西に直行したとのこと。
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西風の予報なので東はどこも釣り人が多く、入れた場所はかなりうねりが入ります。テトラ際は沖までサラシが出ていて、フカセの釣り人は敬遠した模様。海水温は実測で15℃台前半です。飛沫を被るので、慎重にピトンを打つ場所を見極めます。これからどんどん潮が下げるので、あまり高い所にピトンは打てません。

フォローの風を利用してアジを遠投して潮の流れを見ていると、何とすぐにアオリが抱いてきました。とても幸先の良いスタートです。おとなしいアオリなので、早々にヤエンを投入。これは楽勝と思いきや、落とし穴がありました。サラシでよく見えなかったのですが、沈みテトラに海藻が・・・。

これにヤエンを引っ掛けてしまいました。まさに痛恨の失敗。楽勝であったはずのアオリは足元のテトラ際まで寄せられるも、肝心のヤエンは藻の中なので当然ながらGone。ヤエンを藻から外すのに四苦八苦しましたが、反対側に回って何とか回収。テトラよりも少し沖目に新しいアジを投入すると、先ほどのアオリがすぐに乗ってきます。

こんどはしっかりと浮かせて25㍍でヤエンを投入。海面直下に浮いているので、ヤエンの後部が海面に入ることなくフッキングしました。これで勢いに乗れそうな感じです。潮の流れもわかったので、ここからは竿を2本投入。アジも軽快に泳いで、いつ当たりがあってもおかしくありません。

そろそろ地合いと思われる頃、空に異変が…。今まで晴れていたのに、急に低い雲が降りてきました。そして風が回りだし、しまいには竿受けから竿が落ちてしまいそうなくらいの強風。典型的なミニ寒冷前線の通過。そしてあっという間に吹雪・・・。しかも完全な向かい風です。
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状況は30分ほどで落ち着きましたが、天候が回復してもアオリからの当たりはなし。ウツボでアジを消費して、帰路に就きました。ちなみに友人はスローペースながら、まずまずの釣果。ワカバさんは一人釣行で、初めて1杯ゲットできた由。電話越しに、その興奮が伝わってきました。この日の釣果は当たり2回で1杯(胃袋の中身から同じアオリ)。重さは計っていませんが1㌔くらいでしょう。

これでは週末は終われないので、リベンジのため翌日も出漁します。以前から気になっている場所があるので、風しだいではそこに入りたいところ。しかし予想とは違う風向です。芦ノ湖のフライの立ち込みで、「どこにいっても向かい風」という笑い話がありますが、この日はまさにそんな感じです。emoticon-0107-sweating.gif

いろいろ見て回りますが、やはり最近は土曜よりも日曜の方が釣り人が多い感じ。日が暮れると風向が変わりそうですが、どちらが吹いても釣りができる無難な場所を選びます。海水温は実測で14℃台。沖は15℃台と思われるものの、4日間で2℃落ちているのでかなり厳しい状況でしょう。1回の当たりを逃せば、〇ーズの可能性も十分にあります。
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そして私の予想どおり、日が暮れてもアオリの反応はありません。ウツボで貴重なアジを消費していきます。そしてすっかり暗くなり、しかもかなり経ってから、やっと最初の当たりです。これを手堅く獲って〇ーズは免れました。そしてしばし時間が開いてから、2回目の当たりです。感触はあまり大きくありませんが、右手にいる浮き釣りの人の前に走ります。

距離からしてすでに浮き釣りの人を越えてしまっているので、無理やり止めるしかありません。一度アジを離させてから追い抱き。これを3回繰り返すも、どうしても寄せられないまま4回目の追い抱きはなし。その直後に浮き釣りの人が道具を片付け始めたので、もう少し待てばよかったですね~。

この後は数少ないアジをウツボに食われて、残るは泳いでいる1尾のみ。浮き釣りの人がいなくなったので、最後の1尾に賭けて場所移動を決断します。まずはピトンを打ちに行って、戻ってからアジを回収しようとすると、祈りが通じたのかこの日最大の当たり。テンションを掛けると、怒ったように走り出してBB-Xが気持ちよく逆転します。
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35㍍くらいで食わせて、あっという間に60㍍くらいラインが出てしまいました。最後のアジなので、しっかり頭を落とさせてからヤエンを入れます。距離にして40㍍くらいですが、ヤエンが空中移動している間もラインを回収しているので到達したのは35㍍付近。ヤエンが接触することなく腕の下に潜り込んだので、アオリが暴れません。ここでアワセを入れるのが一般的ですが、ハリが刺さらないまでも腕が巻きついていれば、「スペシャルD」から逃げる術はありません。

ヘッドライトを点けるまで逆噴射はなかったので、ここまでヤエンの灯りが海中に入ることはほとんどなし。これを無事ギャフ打ちして、この日は終了です。さすがに引き上げるときは私が最後。月曜から仕事の人が多いので、日曜は土曜よりも上がりが早い。しかし日没時間が遅くなってきているので、短時間での効率的な勝負は難しい状況になってきました。

この日の結果は当たり3回で2杯。最後のアオリは1,775㌘でした。アオリもいよいよ残り一週となりました。ここに来て釣果が低迷していますが、気持ちよくシーズンを終了したいと思います。emoticon-0148-yes.gif
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↑アオリ釣りに行った夜の一番のお気に入りメニューが「鍋焼きうどん」!

by scott1091 | 2012-02-19 20:30 | アオリスト(Aorist) | Comments(0)

陽射しが春めいてきた今日この頃、週末の釣果はいかに?

まだ寒い日が続いていますが、日中の陽射しがすっかり春めいてきました。これから晴れの日が続けば、遅れている河津桜の開花も時間の問題でしょう。こんな陽気と潮回りによるものか、この週末の釣り場はどこも混雑気味。2月に入ってから日曜も人が多いので、混雑嫌いの私は行く場所がなくなってきました。emoticon-0107-sweating.gif

毎年のことですが、河津桜が咲いて人が春を感じ始めたくらいに、海中は真冬を迎えます。したがってアオリは、2~3月がもっとも厳しい季節。当たりを出せないこともあるので、アジを抱いたアオリは確実に獲らなければなりません。私がヤエンの掛け率にこだわるのは、厳しい季節しかヤエンをやらないことも大きく影響していると思います。

さてこの週末の潮回りは、月齢18.8~19.8の中潮。個人的には最悪の潮回りだと思っています。この週末混雑したのは、満月に近いので「Moon Power」を期待している人が多いのだと思います。したがって私の意見に異論のある人も多いでしょう。しかしアオリに限定すれば、決して良い潮回りではありません。
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↑寒桜は今が見ごろ

そして乗り気ではない潮回りに加えて、混雑のダブルパンチ。アジを放流してそのまま帰りたい心境に駆られますが、たまたま空いている場所がみつかったのでそこに入ります。海水温は実測で14℃台。かなり厳しい海水温です。しかも足元から深々と冷えて、フリースのソックスを履いているのに足先が凍傷になりそう。友人が一緒でなければ、即撤収したかもしれません。

前日釣りをした友人から、ほとんど当たりはないとの情報をもらっているので、アジはいつも以上に少なめ。しかしこの日はみょ~にアジが元気で、交換する必要もないのでまったくアジが減りません。揺れる穂先からアジの変化を感じられないので、いきなり手元にきた当たりは奇跡とも思えました。これを逃せば、次の当たりは絶対にないでしょう。

相手は、いきなりアジが動かなくなるくらいの大型。海面から頭を出している沖根を巻くように、トルク感たっぷりの走り。このまま走らせてしまうと、ラインが岩に擦れてThe end。こうなると強引に止めるしありませんが、このアオリは低水温にもかかわらずやる気満々。走りを抑えるだけで、竿が元から曲がります。emoticon-0100-smile.gif
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↑河津桜も日当たりの良い場所はチラホラ開花

こんな攻防を繰り返しながら、やっとヤエンを入れられる方向にアオリを誘導。すでに海藻がかなり繁茂しているので、これにも留意してヤエンを投入します。距離にして40㍍くらいなので、ここからは楽勝パターン。豪快な逆噴射を楽しみながら獲り込んだアオリは今季最大の1,840㌘。胴長があるので2㌔を期待しましたが、思ったよりもスリムな体型でした。

この後は、ただただ辛い時間が流れます。急激に水温が低下したときはウツボも当たらないので、アジがまったく減りません。もう帰りたいと泣きが入ってきたころ、友人からヘッドライトで引き上げの点滅シグナル。持ってきたアジのほとんどを放流して、私も即座に荷物をまとめて撤収です。

翌日はすっかりヤエン中毒になったワカバさんの情報で、海水温が高いという場所に釣行します。しかしこの場所も人、人、人。ヤエンとエギの人ばかりなので、場所が空く可能性はありません。他の場所も見て回りますが、まったく入る余地がありません。
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日が暮れると、風が西から東に回ると読んでいますが、入れる場所がないので風もへったくれもありません。おまけに夕方になるとヤリイカ狙いの浮き釣りも登場。今年はヤリイカが釣れていないのに、この混雑はどうしてしまったのでしょう。やっぱり潮回りを期待しているのでしょう、きっと。

東寄りの風が吹かないことを祈って空いている場所に入りますが、日が暮れると右向かいから強風が吹きつけます。これでこの日はほぼ終わり。ここで粘っても釣果は得られないので、すでに暗くなっていますが移動を決断します。

心当たりの場所に行くと、ちょうど空いていたので急いで荷物を運びます。水深が浅い場所ですが、徐々に潮も上げてくるので何とかなるでしょう。しかし海水温は14℃台。昨日は15℃後半とのことだったので、条件は良くありません。良い感じでアジが泳ぎますが、ここではウツボが1尾のみ。前日と同じように残ったアジを放流して撤収しました。
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かつては釣り場に放置されたエギの空箱に閉口したものですが、最近はヤエンの空箱を捨てる人がいます。最後に入った場所はよく同じ車を見かけますが、コーヒーの空缶はそのまま、ヤエンの空箱も捨て放題。ちょっと勘弁してほしいです。emoticon-0120-doh.gif

場所を占拠することは先行者優先なので異論はありませんが、自分のゴミは必ず持ち帰ってください。釣り場がきれいになっているのは、あなたが捨てたゴミを拾っている人々がいるということをお忘れなく!

by scott1091 | 2012-02-12 22:28 | アオリスト(Aorist) | Comments(6)

早くも暦は立春です!

この週末は早くも立春。そして「フィッシングショーOSAKA 2012」が開催されます。横浜で開催される「国際フィッシングショー 2012」が3月23~25日と遅くなったのが残念ですが、新商品発表は大阪。横浜は一般を対象にした顧客開拓イベントという整理は理解できます。アングラーズアイドルの投票ランキングが好評のようですから・・・。emoticon-0100-smile.gif

そしてこの時期の楽しみといえば各社のカタログ。「釣種別カタログ」と「総合カタログ」がありますが、近隣には鮎に力を入れているお店がないので、例年私が最初に手にするのは「総合カタログ」。一冊200円くらいで販売されていますが、私の行きつけの店はもちろんタダ。淡水関係はまったくありませんが、海関係は品揃えが豊富で重宝しています。

この週末カタログをもらいに立ち寄ると、例年のごとく箱に入ったまま外に置いてありました。この日は風が強いこともあって、一番上はすでに埃が薄っすらと。しかも最初に見た箱がダイワだったので、デザインが同じなので昨年のものかと思いました。この店はいつもこんな感じで、カレンダーも外に置いてあります。しかし店内に入れば、品揃えが画一的なチェーン店では得られない充実感です。

さて、この週末の状況に入りましょう。土曜は夜明け前から猛烈な西風です。木々が大きく揺さぶられ、湾内でも風が当たるところはザッブンざっぶん状態。車の扉が風の勢いで閉まるくらいの風力ですから、普通は海へ行くのを怯むでしょう。しかし私は風裏が探せなかったら帰ってくるつもりで、いつのも時間に出漁です。
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潮回りは月齢11.8の中潮。時間とともに潮が下がるので、なるべく水深のある場所に入りたいところです。道路に打ち上がる飛沫を横目にしながらアジ店に立ち寄ると、さすがに他のお客はおりません。いつもよりアジを少なめにして、まずは風裏を探しながら車を進めます。emoticon-0107-sweating.gif

これだけ強い風だと、風裏であっても風が回ります。うねりが直接入らない場所を探しますが、そんな場所でも時折突風が吹いて海面に飛沫が上がります。そして3箇所目の場所で、何とか竿を出せそうな場所を発見。よりによって土曜に風が吹かなくてもよいと思うのですが、気象条件を選んだら釣行日数が半分くらいになってしまうのが自然というもの。

突風で竿が倒れないよう、いつもより慎重にピトンを打ちます。そしてうねりが入っている沖に向かってアジを投入し、まずは潮の流れを観察。アジの落ち着き具合と流れる方向を確認してから、メーンとする竿を決めていよいよ実釣を開始。天気は晴れ。早くから出る月なので、Moon Powerが期待できるはず。海水温は実測で15℃台。

風裏でも風が回るので、横から吹いたり前から吹いたり、まぁ~忙しいこと。そんな条件の中でアジが送ってくる振動に集中していると、異変とともに待望の当たりです。BB-Xがゆっくりと「ジリジリ・・・」と出ていきます。竿でテンションを掛けると走りますが、いなすのはそんなに難しくない相手。最初の当たりなので、アジの頭を落とすのを待ちます。

アオリは表層付近を漂っているので楽勝パターン。ヤエンを一気に空中輸送し、水中に入ってしばし後、アオリが一気に走りました。しかし「ヤエンの灯り」が同調して走らなかったので、まだ到達していません。ヤエンが近づくたびに後ずさりしますが、これを何とかものにしてまずはキロ級を1杯。emoticon-0105-wink.gif
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地合いという感じはありませんが、Moon Powerにより飽きない間隔で当たります。そして次の当たりはかなりの重量感ですが、やはりヤエンを入れるまではおとなしいもの。簡単にゲットできると思ったのですが、これもヤエンが近づくと怒ったように走ります。ヤエンを入れてから40㍍以上走られましたが、何とか60㍍くらいのところでフッキング。

うねりでアオリが上下するので、その動きに合わせてラインを回収します。これが結構腕に負担となり、右肘の鈍痛がなかなかよくなりません。リールを右巻きに変えれば良いのですが、レバーブレーキの操作はやはり右手でやりたいし、ギャフ打ちのときの竿の操作とタモの柄を縮めるのも、左手ではまだるっこしい。

このアオリが1.5㌔アップ。当たりが続くので、ここで新しいヤエンに交換します。バランスなどは完璧に調整しておりますが、やはり手作りなので個体差があります。微妙なのが前脚の高さとハリ位置のバランス。そして跳ね上がりに必要な力の大きさです。見た目はまったく同じですが、実際に使ってみると違いは歴然です。

このヤエンで久々に2連続でGone。必要な調整がわかりましたが、現場ではできないので最初のヤエンに戻します。ここからはパーフェクト。サイズにバラツキがありますが、さらに大きいサイズを1杯追加。ポツポツながら当たるので、久々に死にアジを使ってみるとウツボならぬ1㍍クラスのネコザメ。食性は貝類や甲殻類のはずですが、目の前にあれば魚も口にするのでしょう。フロロ1.7号の強さを、あらためて実感しました。

アジは少なめに購入したものの、ダラダラと当たりが続いていつもより残業。帰りも海岸線を走ると車が揺れるくらい風が吹いていましたが、頑張って釣行してよかったです。結果は7回の当たりで5杯。サイズは600~1,755㌘でした。emoticon-0116-evilgrin.gif
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そして翌日の日曜は、前日と打って変わって凪。土曜の釣行を見合わせた人が多かったので、日曜なのにどこも釣り人が多い。この日は先週ご一緒したワカバさんが、練習のために先行。活かしバッカンやヤエン専用リールも揃えて、シーバサーからいよいよヤエン師に変身です。

私はいつもより少し早めに出て、ワカバさんと合流。海水温は16℃台なので、かなり期待できそう。しかしこの日はヤエンが6人も並んだので、エギの人が入る余地もない状態。しかも技術レベルがまちまちなので、アジが入り乱れてオマツリが多発します。これで暗くなったらどうなってしまうのでしょう?

ワカバさんはルアーマンらしくバークレイの「ファイヤーライン」を使っていますが、先糸を付けていないので、オマツリするとどう絡んでいるのかわかりません。露見した問題を自分で一つ一つ解決していくのが釣りの楽しみではありますが、とりあえず先糸にフロロを10~20㍍くらい付けた方が無難でしょう。emoticon-0136-giggle.gif

この日は期待を完全に裏切られて、まったくの低調。釣っている間に海水温が低下したようで、近くにいた友人の話では帰る頃には14℃台とのこと。低い気温が続いているので、局地的な冷水塊もあるのでしょう。そしてウツボの連発に加えて、タチウオが回ってくる始末。しかしこんな厳しい条件の中で、ワカバさんがやってくれました。使ったヤエンは、私が研究のために購入した「AR-Bラインローラーヤエン跳ね上げ式」。

他のヤエンよりガイドの数が多いので、いきなり使えないと思って先週差し上げたのですが、糸掛けの練習をしていないワカバさんは、ぶっつけ本番でガイドにラインを逆向きに通そうとしています。またラインを掴んだ後、両手が使える竿の持ち方をイメージトレーニングしていないので、もはや完全にパニック状態・・・。一度私が竿を持って、手順をレクチャーします。emoticon-0141-whew.gif
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竿はインナーガイドではあるものの、市販の穂先ライトを付けているので、このアタッチメントにファイヤーラインが絡んだら外れません。そこら辺をさりげなくアシストして、アオリを無事捕獲。これでワカバさんも、確実にヤエン地獄に突入でしょう。

一人で釣りに行けば、思ったようには行かないことが多い。長物に高価なヤエンを入れてロストするのは当然ですが、竿を折ったり、インナーガイドにラインが詰まったり、タモや道具を海に落としたり、行きや帰りに忘れ物をしたり・・・。自分の釣りスタイルを確立するまでは、新しい場所に行くたびにトラブルに見舞われるもの。それが楽しみでもあるので、めげずに頑張ってください!

私の結果は当たり3回で2杯。サイズは400~500㌘でした。

by scott1091 | 2012-02-05 20:31 | アオリスト(Aorist) | Comments(7)

「二匹目のどじょう」はいないもの・・・

この週末は黒潮流入の報で、厳寒の海に繰り出した人も多いでしょう。しかし海水温のピークは24日(水)。現在の16℃台はこの時期としては悪くありませんが、ピークから比較すると2℃下がっているので、アオリの活性が下がり調子であることは間違いありません。

土曜の朝、テーブルの味噌汁がこぼれるくらいの地震がありましたが、震源は内陸部なので津波の心配はなし。この地震がアオリに与える影響も危惧されますが、震源が海底ではないので、時間が開いていれば大きく影響しないと思われます。

この日はヤエンに初挑戦という、仮称ワカバさんが同行します。並んで入れる場所を目当てにいつもより早く出発しますが、どこも海水温の上昇に色めき立つヤエン師ばかり。私一人であれば何とかなりそうですが、足場が良い場所となると二人入れるスペースがありません。

潮回りは月齢4.8の中潮。個人的には好きな潮回りです。潮位は徐々に上げてくるので、思い切って浅場に入りました。かなり流藻が見えますが、海面付近まで藻が伸びているような場所はありません。餌付けの手順やアジの泳ぎ具合を説明するには、明るい時間帯でないとできないので、いつもより早い時間からアジを泳がせます。
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海水温は実測で15.8℃なので、少し沖目は16℃台でしょう。明るい時間帯は弱いフォローの風で釣りやすいですが、暗くなると右手からの風が強まります。アジは十分に用意していますが、15㍍くらいのところに長いものが漂っているようで、沈めたアジを回収するときに泣きたくなるほど引っかかります。

この障害物は長さが20㍍くらいありそうで、岸に平行するように入っているので二進も三進も行きません。場所を移動したいところですが、この日は大賑わい。しかも暗くなってから、浮き釣りの人がどんどん増えます。こんな状況に加えて風は強くなるばかり。潮の流れも風と同じように右から左に流れているので、ワカバさんはアジを沈めることができません。

地合いになっても、目の前の障害物に悩まされて釣りに集中できません。沈めれば根掛かり、アジを浮かすと潮と強い風で表層を泳ぐだけなので、これでは釣れるはずもありません。この間も近くの友人は快調に釣果を伸ばしています。釣れているのは彼だけですが、これは腕の違い。もっと良い場所に入っている人達は、ヤエン師は早々に撤収。その後入ってきた団体さんは、トラブル続きで大混乱。

一方私は何とか当たりを出し、障害物を避けるため沖に走らせてアオリを浮かせます。この状態にしてからワカバさんに竿を渡し、アオリが乗っているときの感触ややり取りを体験してもらいます。ヤエン投入までやってもらおうと思いましたが、まったくの初心者なので横に付いてもらって、私が解説しながらヤエンを送ります。
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ギャフの打ち方まで説明したら、次はアオリの捌き方。手早く墨袋を除去する方法や、解体しながらイカの臓器を説明。これで一通りの解説は終了。次は実践で釣ってほしいところですが、さらに風が強くなってきたので撤収を決断。先に帰ることを友人に告げに行くと、獲り込み中のアオリをワカバさんにプレゼントしてくれました。

このアオリを先ほど解説した方法で、実際に捌いてもらいます。最初は恐々とやっていましたが、墨を吐かれることなく無事終了。お土産のアオリはともに700~800㌘くらいあるので、2杯でも家族へのお土産としては十分でしょう。この日の友人は、風が強くなっても勢いが止まりません。私は後ろ髪を引かれる思いで撤収です。

この状態で月曜を迎えるわけにはいかないので、当然ながら翌日も出漁します。入った場所は前日と同じですが、私が一番好きな高台をキープ。土曜の混雑を避けた地元の顔見知りが、徐々に増えてきます。最近の状況など、しばし情報交換。前日と打って変わって最高の凪ですが、海水温は前日よりも低い14.9℃。

早い時間からアジを泳がせている人の話では、今のところ当たりはないとのこと。昨日、爆釣の人がいたらしいとの情報ですが、きっとそれは友人のこと。見ている人は見ているもの。しかしこの場所には私なりの分析があり、「強風でよく釣れた日の翌日、凪になると釣れない」。「またアジを抱いても凄く神経質」なのです。

これは自分の経験や友人の情報で得られた経験則です。さて、この日はどうでしょうか?めずらしい時間帯に妻から電話があったので急いで出ると、今地震があったとのこと。私の無事を確認したので、震源が発表されたらまた電話してくれる由。結局前日と同じ震源なので、津波の心配はなし。しかし直前の地震は、少なからずアオリに影響するはずです。
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地合いと思われる時間が刻々と過ぎていきます。回りの人も当たりがないと泣きが入ってきました。そんなときに最初の当たり。久々にずっしりした重量感。底付近での居食いです。ラインが藻に当たっているので、テンションを掛けて浮かせたいところ。かなり強引に寄せると、今度は走りが止まりません。

竿を溜めたり寄せたりする隙を与えてくれない走り。こう表現すれば経験豊かな人はおわかりになるでしょう。BB-Xが悲鳴のごとく逆転して、あっという間に50㍍くらいラインが出てしまいました。しかしこの走りで藻からラインが外れました。距離にして70㍍くらいなので、これ以上走られなければギリギリ射程距離。

そこで少し調教してからヤエンを入れます。距離があるので足場を一段上がって、ヤエンをどんどん空中輸送。そんなとき、いや~な感触が!高台でラインをしっかり張ったことにより、水中から出たラインが流藻を拾ってしまったみたい・・・。こうなるとヤエンを送ることができません。またアオリをヤエンまで寄せても、掛からない確率が高い。

そこで少し強引に寄せると、お決まりの「クンッ」。アジを投げなおしても届く距離ではありません。これで地合いは終了。しばらく沈黙が続き、一人帰り、二人帰り、三人帰り・・・。アジは良い感じでタナがとれていますが、なかなかアオリからのコンタクトがありません。しだいに風が強くなりますが、この日はフォローなので問題なし。

この風を利用して遠投します。そしてやっと待望の当たり。このアオリも走る走る。さんざ楽しんだ後は、しっかり調教してヤエンを入れます。距離はかなりありますが、流藻などのトラブルがなければ足場が高いので問題なし。これを無事ゲットして、やっと〇ーズを免れました。
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アジはまだ沢山残っているので、逆に撤収時間を決めます。そして残り30分のところで、やっと3回目の当たり。これも気持ちよく走りますが、ちょっとテンションを掛けるとすぐに離します。こんなじれったいやり取りを繰り返しながら、少しづつヤエンを入れる体制を作ります。

まだ月は小さいし、おまけにこの日は雲り。漆黒の闇に向かって、幻想的にヤエンの灯りが進みます。そしてヤエンが到達した瞬間に掛かりました。水面下のヤエンが、ジグザグに走るのがよく見えます。アオリに走られた直後リールを巻いても重量感がなく、一瞬離されたと思うことがあるでしょう。これはジグザグ状に出たラインを回収している間はテンションが掛からないからです。

以前も書きましたが、手元に伝わってくる感触はアオリが一方向に走っているように感じますが、ハリ掛かりしたアオリは空気が抜けながら飛ぶ風船のように、四方八方に走ります。ヤエンの脚にラインが巻きついていることがあるのはこれが理由。このような状態やヤエンの位置を視覚化するのが、「ヤエンの灯り」なのです。

話が逸れてしまいましたが、こんな感じでこのアオリも無事御用。道具を片付けている間アジを泳がせますが、2本ともウツボでタイムアウト。この日の結果は当たり3回で2杯。サイズは800~900㌘。最初のアオリが獲れなかったのが悔やまれます。

by scott1091 | 2012-01-29 20:52 | アオリスト(Aorist) | Comments(5)

こんなときのための「四駆+スタッドレス」!

金曜に降った雪により、峠はどこも積雪と路面凍結注意の警告。加えて海水温が下がっているので、二十四節期の大寒に釣りに行く友人はおりません。しかし私は所用で日曜は釣りに行けないものの、土曜は元気に出漁です。

潮回りは月齢27.4の中潮。最新の海況速報では海水温は15℃台。海況速報はNOAAの気象衛星のデータを基に作成されるので、雲が多いと正しいデータが取れないし、肝心の週末は発表されません。

そこで最新の海況速報から一週間くらいを遡って、海水温の変化や暖水舌(だんすいぜつ)の動きを分析します。この時期に海水温を上昇させる要因は黒潮の流入だけなので、これが一番のポイント。そして私の分析結果は、この週末は17℃くらいまで上昇しているはず!
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しかし気温は低く峠は積雪。しかも帰りは路面凍結の可能性が高いとなれば、普通の人は怯むもの。このような状況は年に1~2回くらいしかないので、そんなときは釣りを諦めるというのも選択肢ですが、私のような身分では貴重な週末は逃せません。こんなときも躊躇うことなく釣行できるよう、私の車は「四駆+スタッドレス」。

悪天候なので、当然ながら釣り場は空いています。気合いが入ったフカセ釣りの人達も、路面凍結が心配ということで皆さん早上がり。これから雨の予報なのも、逸る気持ちに拍車を掛けるのでしょう。そんな中、一人釣り場に向かうのは私だけ。これで海水温の読みが当たっていれば、それだけでもう最高です。

さっそくアジ缶の海水を入れ替えるときに測ると、な~んと17.5℃。ここまでの読みはパーフェクト!これで日が暮れて読み通りの風向・風速に落ち着けば、釣果は保証されたようなもの。しかし局地的な前線が発生しやすい荒れ模様なので、実はこれが一番難しいところです。
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そしてその不安が的中して、予想とはまったく反対方向から強烈な風が吹き始めます。しかし強い風は局地的には長く続かないので、おそらく雨が降り始めれば落ち着くはず。その落ちついたときの風向・風速が問題です。そして雨が降り始めると、な~んと一番嬉しいCalm。当然ながらすぐに当たりがあります。

防水性の防寒着とフローティング・ベストを着ているので、多少の雨はまったく問題なし。幸先の良いスタートで適度に体も温まり、いよいよ地合いの到来です。この日の当たりは最初は居食が続きますが、後半はアオリとは思えないような当たりも2回・・・。青物系の間断のない早い走りなので、一度レバーを握ってライン放出を止めます。

竿できくとアジが付いているのでそのまま放置すると、ゆっくりと穂先が入りました。最初からアオリだったのか、それともアオリに乗り変わったものなのか?2回とも同じパターンだったので、やはり最初からアオリだったと考えるべきでしょう。
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こんな楽しい時間を過ごし、当たりがなくなってふと気が付くと、雨はいつのまにか土砂降り。これなら路面凍結の心配はありませんが、袖口から徐々に濡れてきました。残りのアジも泳いでいる2尾だけとなったので、墨袋を除去してあるアオリを急いで捌きます。捌いている途中で1本の竿が当たりますが、あまり大きくないので作業を優先。

そしてヤエンを入れようと竿できいてみると、どうやら違うイカのようです。久々にアオリ以外のイカ刺しが食べれそう。ヤエンを入れて上がってきたのは大きなジンドウ。しっかりとアジの頭を落としていました。この竿を片付けていると、もう一方の穂先がゆっくりと入ります。

これはアオリなのでラインが根に巻かれないよう処理して、これまた撤収作業を優先。この頃になると、ヘッドライトに照らし出されるのは雨、あめ、アメ~。荷物の中身が濡れないように道具を収納していきますが、これだけの雨脚だともはや限界・・・。
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まだアジの頭を落としていないと思われるので、少し楽しめるようテンションを掛けて走らせます。そして距離にして40㍍くらいのところで走りを止めてヤエンを入れます。雨でヤエンの灯りが見えにくいので光軸を広げると、驚くほど明るくなります。神経質なアオリならこの状態のヤエンが近づくとアジを離しますが、この日のアオリは活性が高いので問題なし。

これをさくさくっとゲットして、この日の釣りは終了です。
結果は当たり6回で、5杯+リリース1杯のパーフェクト・ゲーム。
キャッチ・サイズは400~1,035㌘でした!

by scott1091 | 2012-01-21 23:16 | アオリスト(Aorist) | Comments(4)

まさかの当たりなし…

このブログには釣れても釣れなくても、全ての釣行が記録されています。それを確認すると、ヤエンでヤリイカやジンドウも釣れなかったのは、気象・海象ともに厳しかった2009年2月11日以来となります。

海水温は実測で14.5℃なので、まだ限界とはいえません。しかし急激な冷え込みと潮回りが大きな要因でしょう。土曜は月齢20.4の中潮、日曜が月齢21.4の小潮。各峠には木曜に降った雪が部分的に残っていたり路面凍結が予想されますが、私の車は「四駆+スタッドレス」なので問題はありません。

この状況では地合いでもワンチャンスあるかなしなので、アジはいつもより少なめ。土曜は夕方から吹く強い西風を避けられる場所を選択しますが、思った以上に東のうねりが這いあがります。こんな状況なので、釣り人は私一人。読み通り日が暮れると西風が強まりますが、この風と相まってさらに波が立ちます。

海況的には十分アオリが乗ってくるレベルですが、時折BB-Xを鳴らすのはウツボのみ。地合いになっても当たりがないので、早々に撤収を決断します。最新の海況速報によれば、どこも同じような海水温。前日の状況を考えれば翌日は釣りを断念したいところですが、貴重な週末を無駄にはできません。
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前日よりも風が弱いので、少しでも海水温が高い場所を探します。この日もやはり釣り人は少なめ。どこでも入れる状況ですが、潮位を考えるとそれほど選択肢はありません。バッカンで海水を汲んで水温計で測定すると、だいたい15℃。風がどちらに回るか読めないので、2本のピトンをちょっと離れた場所に打ちます。

そしてアジの流され方を確認してから、どちら側で勝負するか決めます。風が思ったより強くならないことから、結果的に足場の良い方を選択。この時間になると、徐々にヤエンの釣り人が増えてきました。顔見知りの地元の方が来たので最近の様子を尋ねると、渋くて当たっても小さいとのこと。

この日も当たりはウツボばかり。最近はアジを咥えたまま寄ってくるウツボがいます。途中までは限りなくアオリの感触に近いので、騙される人も多いでしょう。友人も今年は同じような体験をしているとのこと。確かに日中でも、泳いでいるウツボをよく目にするようになりました。

この日も無情に、地合いと思われる時間が過ぎて行きます。誰も当たりがないということで、地元の方は早々に撤収。少なめに買ったアジも残ってしまいそうなので、泳ぎが悪くなったらすぐに交換します。そしてマルパパさんからの電話に出ているときに、待望の当たりがきました。電話を切ってから竿できいてみると、これはアオリに間違いなし。
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この当たりが最初で最後になる可能性が高いので、アオリを落ち着かせてから頭を落とすまで待ちます。距離にして40㍍くらいでしょうか。重量感があるのでキロ近くありそうです。先週の釣りで頭を落とすまでの時間を正確に把握しているので、きっちりと計りました。そしてヤエンを投入。

アオリを浮かせていないのでヤエンの灯りが一度見えなくなりますが、徐々に寄せてくると再び灯りが見えるようになります。すでに海面に浮いているので、これで一安心。ギャフを打つべく足場を一段降りて、さらに寄せます。そしていよいよヘッドライトを点灯すると、10㍍くらいのところで逆噴射の連発。これで完璧と思った瞬間、ヤエンが飛んできました。

痛恨のバラシ・・・。

釣れないときに限って起こるもの。回収したアジはしっかり頭が落ちていますが、まだ内蔵には達していないので、すぐに投げ直します。一度ハリ掛かりしているので追い抱きするとは思えませんが、これを逃せば二日続けての〇ーズは必至。

しかしこのアオリ、よっぽど内蔵に未練があったのかすぐに乗ってきました。アジの状態を確認しているので、内臓に達する頃合を見計らってあっさり捕獲。外れたときにヤエンが飛ぶくらいの重量感だったアオリは、残念ながらキロには及ばず980㌘。これでやっと帰れるぞー!
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残り2尾のアジはウツボの餌食となって、アオリを獲り込んだ40分後には撤収作業完了です。家に帰ってから使った金具類(ピトン、ハーケン、竿受け、ギャフ)、ヤエン、リール、竿、玉ノ柄、アジ缶、バッカン、アジネットを洗うと、ちょうど1時間掛かります。この後、風呂に入ってから夕食。

いつも食事を作って待っている妻に感謝です。
今宵は「おでん」でした!
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by scott1091 | 2012-01-16 08:28 | アオリスト(Aorist) | Comments(2)

「Moon Power」炸裂せず…

この週末は月齢13.4~15.4の大潮、月に一回訪れる満月です。釣り場で夕方を迎えると、冬至を過ぎて徐々に日が長くなっているのが実感できます。この時期は日の出時間はあまり変わりませんが、日の入時間は一日に1分くらいづつ延びています。街で生活していると気にも留めませんが、こんなことが実感できるのも自然を相手にする釣りの魅力。

今週は日曜に所用があるので、土曜と月曜の釣行になります。この三連休はいずれも強風が吹く天気図ではありません。経験的に、月が大きいときは明るいうちは当たらないもの。しかし地合いが過ぎてもダラダラと当たるので、土曜はいつもよりアジを多めに買います。

友人と連絡を取り合いながら場所を見て行きますが、少し西寄りのうねりが残っています。それぞれ入る場所を決めて、明るい時間からアジを泳がせます。私は予想外に一投目からアオリが乗ってきますが、それを獲り込んでからはまったく当たりはなし。時々BB-Xを鳴らすのはウツボだけ。

こんな時間がしばらく続きますが、地合いになると忙しくない程度のペースで当たります。しかし残念ながら、重量感のある当たりはなし。当たったアオリはパーフェクトで獲り込みますが、このサイズでは「ハラハラどきどき」がまったくありません。
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山間から月が海面を照らすようになり、次こそ大物と期待しますが、結局はウツボのラッシュとなってこの日は終了です。当たり5回で5杯のパーフェクトでしたが、最大が700㌘という残念な結果でした。

そして月曜は干潮時間が少しづつ遅くなっているので、比較的浅場を選びました。浅場の魅力は明るいうちから当たってくること。しかし干潮になるとウツボのラッシュになるので、早い時間でアジを終わらせたいところです。

目的の場所にはヤエンが二人いたので、今季初めて入る場所に。満潮に近いので水深は十分。本命は左コーナーになりますが右コーナーも捨てがたい感じなので、まずは潮の流れを確認するために左側で竿を出します。アジが右側に流されるので、右側にもう1本竿を出して様子を見ます。

そして後から出した竿にすぐに当たり。あまり走りませんが重量感はキロクラス。距離にして30㍍くらいなので、この時点では楽勝だと思いました。ヤエンを投入して、いつものようにラインをハリハリで送ります。そしてそろそろヤエンが到達する頃、「クンッ!」という感触とともにアジを離しました。emoticon-0107-sweating.gif
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↑ハーケンを上手に利用しましょう

手早くヤエンを回収して死にアジを投げますが追い抱きなし。それではということで、活きアジに変えて同じ場所に投げると、ラインを張るのと同時くらいに乗ってきます。重量感から判断して、まったく同じアオリ。かなりスレているようなので、アジの頭を落とすまで待ちます。この間も居食いで、ほとんど走りません。

十分な時間を置いてヤエンを入れると、今度はヤエン到達寸前で猛烈に走ります。20㍍くらい走ったところで、またもや「クンッ!」という感触を残してGone。アジの頭がないので、その距離までは投げ直せないので、手早く活きアジに交換してフォローの風に乗せて遠投します。

ラインを張ってアジの動きを確認すると、もう乗ってます。このアオリ、どのくらいヤエン師の魔の手から逃れてきたのでしょうか?もう一方の竿はまったく当たらないので、同じアオリを相手にしているのは間違いないでしょう。

ヤエンを入れなければ抵抗しないので、まずは30㍍くらいまで寄せます。そこでじっくりと頭を落とすまで待って、今度はヤエンを一回沈める感じで近づくスピードを遅くします。この方法でもまさかの「クンッ!」。これで同じアオリにアジを3尾食われたことになります。emoticon-0106-crying.gif
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アジが残り少なくなってきたので他のアオリを狙うことも考えましたが、ここまできたら絶対にこのアオリを獲りたい。同じ場所に4尾めの活きアジを投入すると、これまたすぐに乗ってきます。ヤエンを見られなければアジを離すことはないので、今度は水面直下まで浮かせて、ヤエンが着水したとほぼ同時に掛かる方法で攻めたいところ。

しかしこのアオリなかなか走ってくれないので、浮かせるのに苦労します。ヤエンの灯りが認識できるくらい暗くなってきたので、こんどは勝負になるかも・・・。そしてヤエンの灯りが水面に入るとほぼ同時くらいに、やっと掛かりました。アジを4尾使って釣り上げたアオリは1,100㌘。内臓を出したらミンチ状のアジがパンパン。これを除けばちょうどキロくらいでしょう。

このアオリに熱くなっていましたが、もう一方の竿にはヤエンを入れる気にもならない小物。これはすぐにアジを回収して、地合いを逃さないように活きアジに交換。しばらく当たりのない時間がありますが、今度は2本同時に当たりました。ともに重量感はキロクラス。

すでに暗くなっているので、いつものペースでヤエンを投入しますが、このアオリも一筋縄ではいきません。ヤエンが近づくと走ること走ること。すでに投げてもアジが届く距離ではないので、これで決めないとこのアオリは獲れません。ラインは60㍍近く出ていますが、ラインを回収するより出ている量の方が多い感じです。
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↑穂先がゆっくりと入る居食い

すでにヤエンの灯りは見えませんが、この距離になるとヤエンが到達していないのを前提にやりとりするしかありません。時間的にはまだ余裕があるので、焦らないで巻いては出されを繰り返しながら、少しづつ距離を詰めていきます。そして遥か遠くにヤエンの灯りが見えたのを確認してから、安心してレバーブレーキをしっかり握ります。これで勝負あり。

このアオリは1杯目より少し大きいサイズ。もう一方の竿が時間切れになるので、ヤエンを素早く洗ってすぐに投入。すでにアジの頭は落とされていると思われるので、大胆にヤエンを送ります。そしてヤエンが到達する寸前にまさかの「クンッ!」。

ここのアオリは、本当に超~スレスレ。いつも必ずヤエンの人がいるのは確かですが、ここまでスレさせたのはいったい誰なのでしょう?釣り人が多いわりに、墨の跡が少ない理由がよ~くわかりました。アジを回収するとすでに頭がないので、投げ直しても届きません。

すでに活きアジは終わっているので、頭がまだ付いている死にアジを投げ直します。最近は「死にアジ=ウツボ」となるのですが、アジが着水すると同時に乗ってきました。重量感から判断して、これも同じアオリ。もう一方の竿も死にアジを投入しますが、こちらはすぐにウツボです。
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頃合を見計らってヤエンを投入しますが、このアオリも一筋縄ではいきません。頭の残っている死にアジはもうないので、これを逃せば終わり。 ヤエンが近づくと走りっぱなしになりますが、それをいなしながらひたすらヤエンを送ります。

そして前のアオリと同じパターンで何とかゲット。これが900㌘。この日は前日と違ってサイズが揃いましたが、3杯のアオリに翻弄されてしまいました。友人からここのキロ物はともかく手ごわいと聞いておりましたが、本当に手ごわい。当たりはあるけど、獲れても小型ばかりというのがよ~くわかりました。

釣ったアオリを捌いてちょうど引き上げる頃、やっと山間から月が出ます。隣の釣り人はこれからという感じですが、おそらく待っているのはウツボのラッシュ。すでにアオリの地合いは終わりだと思いますが、残念ながら釣果はなかったようです。

三連休の最終日にも関わらず釣り人は多かったですが、道路はが~らがら。予想以上に早くアジが終わってしまったので、夕食に間に合う時間に帰宅しました。手ごわいアオリは釣り人を熱くさせますが、ちょっとスレ過ぎでしょう。海水温が下がるとさらにシビアになるので、ヤエンの人はあまり教育しないでしっかりゲットしてくださいよ~!emoticon-0100-smile.gif
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↑マルパパさんから頂いた自然薯。大好物のとろろ汁で!

by scott1091 | 2012-01-09 22:51 | アオリスト(Aorist) | Comments(4)