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今週は塗装工の真似事です!

この週末は土曜、日曜いずれも強風。これでは樵(きこり)ができないので、先週洗浄した数寄屋門や垣根、縁側、外柱を塗ります。外仕事が辛い季節になりましたが、乾燥しているこの時期は塗装には最適。疲れた体に鞭打ち、今週は塗装屋メーンでやります。

「塗装は養生が命!」

子供の頃から模型作りが好きだったのでマスキング作業は慣れたものですが、面積が広いのでシートも併用しなければなりません。最近は広い面積にも便利な「ビニール付き養生テープ」なるものがありますが、この日は強風。せっかく張り上げてもビニールに風がはらんで作業は難航します。
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四隅を養生テープで補強しても、下がコンクリートなのですぐ剥がれてしまう。これではいたちごっこなので、最終的にはシートを石で押さえました。見えている外柱を塗るために下に潜り込むと、その上にある梁(はり)が見える。雨に濡れる場所ではないので傷みはありませんが、せっかくなので含浸タイプの保護塗料を1回塗布します。

風雨や紫外線にさらされる外柱は2回塗布が必要なので、この日は1回のみ。この作業が完全に寝そべった状態で上を塗る体勢となるため、思った以上に時間が掛かりました。予定よりもかなり作業が遅れてしまったので、潜り込まないと塗れない縁側の下だけ私が対応し、塗りやすい場所は妻にやってもらいます。

しっかりした木造の家は手入れさえすれば二世代は確実に住めるもの。この家を建てた棟梁は三世代でも大丈夫と言っていますが、定期的に手を入れなければなりません。私も技術系なので、手遅れになってから修理するのが一番コストが嵩むのをよ~く知っているので、気づいたところは放置できない悲しい性…。
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業者を入れるのが一番早いのですが、腕の良い職人がこの塗装に最適の時期に仕事が入っていないわけがありません。また仕事を依頼できたとしても、ボンビーオヤジはその金額を負担するだけの才覚もありませんわなぁ~。emoticon-0141-whew.gif

この手の仕事は手数(てかず)なので、段取りさえしっかりすれば頭数(あたまかず)が多いほど捗るもの。入社して3年目くらいから、現場でいきなり50人くらいの人を動かすようになってとても苦労したけれど、そんな遠い記憶を思い出しながら年末は子供たちも総動員しようと目論んでいます。

この冬は木材の劣化を防ぐ作業が優先ですが、時間があれば新築のときと同じようにベタ基礎(べたきそ)の外側に墨汁塗装を施したいところ。しかし雨水枡の掘り下げや垣根の作り変えなど庭仕事もあるので、ちょっと無理かな~という気がしております。
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↑久々に上京した妻のお土産!

日本人だと「DIYでそこまでするか~」と思う人も多いと思いますが、友人のフィッシング・ガイドは重機が必要な部分は一部業者を使いましたが、仕事のオフ中にロッジをDIYで作りました。完成する前にスキーの事故で他界してしまいましたが、現在は家族が彼の意思を継いで開業しています。

Lucky Dog Lodge

一緒に工事中のロッジに行ったとき、「調べながら作ってるけど簡単、簡単」と言っていたので、これに比べたら私の作業など朝飯前ということになりましょう。作業の終わりが見えると楽しくなるのでしょうが、それまでにはまだ時間が掛かりそうです。これからも週末の晴天を祈るばかりです。

by scott1091 | 2013-12-15 21:10 | DIY | Comments(4)

活アジ運搬用の「アジ缶」を作るの巻!

今回の話題はアジ缶。ヤエンをやらない人はアジ缶と言ってもわからないと思いますが、要はアユのオトリ缶と同じように活アジを持ち歩くための入れ物。ダイワやシマノからは「活かしバッカン」、明邦化学からは「アジカンサイクロン」や「アジカン17」が販売されています。

しかし私がこれらの市販品を使わない理由は、いずれも容器に保温性がないから。私がヤエンをする冬季は外気温が一桁ないし氷点下になることも多いので、磯やテトラの上に置いておくと中の海水温が急激に低下します。かたやアジの適水温は16℃以上で、生息限界水温は10℃前後。

水温1℃の変化は気温5℃に匹敵すると言われているので、アジの16℃が人間の20℃とすると、アジの10℃は人間の-10℃になります。こんな大きな違いなので、容器内の海水温が一桁台になると酸欠とは関係なくアジが死んでしまいます。
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私もヤエンを始めてまもなくの頃、防波堤に置いた「活かしバッカン」のアジが全滅するという経験をしました。このようなトラブルを避けるため「活かしバッカン」を海に沈めるわけですが、沈めることによるトラブルが多いのも事実。

これは「活かしバッカン」が波に揉まれてアジが摺れて弱ったり、つないでいるロープが切れてバッカンごと紛失したり。チャックの隙間からウツボが侵入して、中のアジが食われてしまうなんてこともあります。おそらくヤエンをやっている人は同じような経験をしているはずです。

これらのトラブルを避けるため、水汲みバッカンを使って「活かしバッカン」や「アジバケツ」の海水を頻繁に入れ替えるわけですが、この作業が海水が汲みにくい場所では行ったり来たりが大変。そんな悩みを解決してくれるのが、クーラーを利用したアジ缶なのです。
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↑設計図に基づいてまずは段ボールを加工してフィッティング。その後アクリル板よりも割れにくい塩ビ板で作製します

クーラーといえどもポンプから送られる外気と、アジを掬うときの開閉で少しづつ水温が低下します。しかしそのレベルは市販の「活かしバッカン」とは雲泥の差。私は釣り場に着くと海水温の測定も兼ねてアジ缶の海水を入れ替えますが、残業にならない限り再度入れ替えることはほとんどありません。

さてここからは具体的なクーラーの選定です。

穴を開けてしまうので安価なものを選ぶ人が多いですが、重要なのは水抜き用の水栓があること。それと水栓のように絶対条件ではありませんが、蓋が両面開きであるととても便利。これらの条件から2社の製品に絞られますが、ダイワは水栓がねじ式なのでワンアクションを採用しているシマノの方が断然使いやすいです。

そして機種については「フィクセル」を使っている人が多い。ライトシリーズが発売されてからは、「フィクセル・ライト220 LF-022H」と「フィクセル・ライト170 LF-017H」が一番人気でしょう。しかし私は数少ない「スペーザ」派。「スペーザ」を選んだ理由は「フィクセル」よりも縦幅が狭いので、ハンドルを持ったときに持ちやすいからです。
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現在使っているのは「ライト・シリーズ」が発売される前だったので、エアーポンプ用キャップが標準装備されている「スペーザ・チヌ/メバル180 UC-518B」を改造しました。エアーポンプを2台付ける人が多いですが、私はアジ店から釣り場までの距離が短いので1台で問題なし。単一電池が重たいので単三電池(エネループ)を入れています。

今の18㍑であればアジ(大)が24尾でも問題ありませんが、この時期は多くても12尾しか持っていかないのでもう少しアジ缶を小さくしたいところ。そこで今回は「スペーザ・ライト130 LC-013J」を改造しました。改造のポイントは以下のとおりです。


①「エアーポンプ用キャップ」の取り付け
②「エアー抜き用キャップ」の取り付け
③「海水噴出し防止用L字管」の取り付け
④「メタルストーン」の取り付け
⑤「ポンプ用逆流防止弁」の取り付け
⑥「デジタル水温計」の取り付け
⑦「水中ライト」の取り付け
⑧「アジ飛び出し防止用内蓋」の取り付け
⑨「エーポンプ固定用ベルクロ」の取り付け
⑩「竿受け台」の取り付け
⑪「ギャフレスト」の取り付け


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これらの仕様は18㍑のものとまったく同じです。ちょっとした改造くらいに思っていましたが、このように列記してみるとかなりの数になります。材料費も掛かりますが、必要と思ったものを追加していった結果なので、私のとっては無駄なものは一つもありません。

ご存知のとおり私のヤエンは冬限定。したがって海水温が低い時期なので、アジの酸素消費量は春シーズンよりも少ないです。魚も人間と同じように温度の上昇ともに新陳代謝が活発になるので、エアーの供給量や入れるアジの数は海水温に応じて調整しましょう。

アジ缶に興味のある人は独自のカスタマイズにトライしてみてはいかがでしょう。高価なクーラーほど保温性は高いですが、真空パネルを採用しているクーラーは穴開けやネジが使えないのと、クーラー自体が重たいので注意してください。emoticon-0105-wink.gif

by scott1091 | 2013-02-03 21:08 | DIY | Comments(23)

ヤエンは創意工夫がおもしろい!

ヤエンは、釣りそのものもとても楽しい。しかし、この釣りにさらにのめり込む魅力は、以前にも書いたとおり、道具を改良したり工夫する余地が多いことだと思います。

例えば鮎釣りや磯釣り、船釣りなどであれば、独自に手を加えるのは仕掛けくらいでしょう。エギングやメバリングを含むルアー釣りにいたっては、仕掛けにも手を加える余地がないくらい、至れり尽くせりのものが販売されています。

一方、ヤエン釣りはどうでしょうか?専用の竿やリールが販売されてはおりますが、選択の余地がほとんどありません。また、メーカーの気合を感じるようなモデルもありません。この傾向は小物類はもっと顕著で、ヤエンそのものを除けば、他の釣りから転用する道具が多いと思います。
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↑自作のギャフカバー。バックの中に一緒に入れても、他のものを傷つける心配がありませんemoticon-0100-smile.gif

最近は浮き釣りやエギングからの転向者も多く、ヤエン人口は確実に増えております。しかし釣り人口全体から見れば、かなりマイナーな釣りであるのも事実。またヤエン以外の仕掛けがシンプルなため、メーカーが開発に注力するものがないということもあるのでしょう。

私のブログで、ヤエン関係でもっとも検索キーワードが多いのは「BB-X 音出(だ)し」ですが、これもシマノが「BB-X EV3000 アオリイカ」の復刻または後継機種を作れば、ブームは収束するでしょう。当然これらのニーズはメーカー側も把握しているわけですが、いまだに発売に至らないのは、やはり一定以上の利益が見込めないからだと思います。シマノは主力が自転車部品であるため、採算ラインは他社よりもシビアなのでしょう。

同じような話ですが、「BB-X EV3000 アオリイカ」に装備されている「ストッパークリックツメ」と「クリックツメバネ」が、だいぶ前に完売となりました。これは「EV」や「XT」の「サイレントモデル」を、ヤエン用に改造する人が多いからです。これだけニーズがあれば補充すると考えられるかもしれませんが、50~100円のパーツを再生産することはありませんし、逆にパーツ販売に掛かる手間を軽減したいところだと思います。
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そしてもう一つ踏み切れない点は、ヤエン釣りをする人は自作を楽しみとする傾向があるため、例えメーカーがすばらしい製品を発売しても、どれくらいの人が購入するか読めないところもあるのでしょう。シマノから発売された「AR-Bラインローラーヤエン 跳ね上げ式」についても、その構造をコピーして自作する人が圧倒的に多い。「AR-Bラインローラー」がパーツ販売されないのも、そのような背景があるからだと思います。

余談ですがシマノは例外的に、修理対応であればローラーをパーツ販売しています。しかし、ヤエンを実際に送らなければならないのと、ローラー代とは別に取り付けのための技術料が掛かるため、「AR-Bラインローラーヤエン」を安売りで買うより高くなります。

きっとこんな感じなので、今のような状況がこれからも続いていくのではないかと思います。良くも悪くも、これがニッチなヤエン釣りというものなのでしょう。どんな道具であれ、アジが元気に潜ればアオリは抱いてきますから・・・。
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↑市販されている穂先ライトの一例。着脱の際に穂先を折った人も多いはず。ライトも接触不良で点いたり消えたりするし、足の部分にラインが挟まるトラブルも…。テープを使って直に固定する人もいますが、手間が掛りますemoticon-0107-sweating.gif

個人的には素人が作れない、ベイトリールに搭載している「デジタルコントロールブレーキ」を応用して、どんな当たりでも最軽量テンションで絶対にバックラッシュしない「BB-X」なんていうのに興味がありますが、高くて買う人がほとんどいないでしょうね~。これでは企画段階で「没」です。

かなり話がそれてしまいましたが、ここからは私が現在使っている道具の話です。私の道具の中で、アオリないしヤエン専用のものは、カツイチ「イカギャフ」と東レ「トヨフロン アオリイカヤエンEX」の2点のみ。それ以外は他の釣種やDIY関係のものを転用しています。ヤエン作りはもちろん、リールの改造やパーツチューン、穂先ライトやギャフカバー、アジ缶やハリ、ヤエンケースなどなど。
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↑ライトを付けないときはこの状態。軽いので竿の調子にあまり影響しません。ダイワの「中通し」竿は、ワイヤー通しの際に「節落ち防止ラバー」を装着するので、それの代用も兼ねています

他の釣種から、自分のヤエン釣りにあった道具の探求は奥が深いです。これは他の釣りではかゆいところに手が届くようなものが、メーカーから販売されているのに対し、前述のようにヤエンについては、明らかに自作や改良したものの方が優れているからです。

これらの道具にピトンなどの金具類が加わると、さらに楽しみが広がります。これらは底物用が一番充実していますが、ヤエンの場合はそこまで強度を求められないので、工夫の余地があります。

さすがに旋盤やフライス盤、精密溶接機など持ち合わせていないので自作はできません。しかし設計図を引いて、専門業者に作ってもらうことは可能です。アオリを釣るだけならここまでやる必要はありませんが、ポイント選びの自由度が広がるのは確かですね!
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↑自作の穂先ライト。友人と一緒に考案したもので、「より軽く、より美しくて機能的」。着脱も簡単でしっかり止まり、竿の塗装も痛めませんemoticon-0105-wink.gif

今回はかなりマニアックな内容となりましたが、最後に重要な補足を一つ!

それは逆の見方をすれば、専用の道具があまりないくらい、この釣りはヤエンさえあれば他の釣具が転用できる手軽な釣りだということです。この部分だけは、誤解なきようお願いします。

どんなに良い道具を使っても、重要なのは「腕」であることは他の釣りと何ら変わりません。そして実釣を重ねないと、上達しないのもしかりです。

ということで、現場へGO~!

by scott1091 | 2011-02-19 11:26 | DIY | Comments(4)

鮎竿の穂先を「高弾性ソリッド」に交換!

久々のDIYネタです。

「ソリッド穂先」が一世を風靡してから数年が経ちましたが、個人的にはやっぱり「チューブラ穂先」が好き。しかし時間の経過とともに、初期の「ぺなぺなソリッド穂先」から、「高弾性ソリッド穂先」や「メタルトップ穂先」が開発され、使い勝手も「チューブラ穂先」の延長線に近づきつつあるように感じております。

メジャー製品には「ソリッド穂先」専用設計を売りにした竿もありますが、ジョイントの径さえ合えば他の竿への転用も可能です。厳密に言えば、専用設計でないと感度が落ちたりバランス云々があるとは思いますが、少なくとも「チューブラ穂先」から「ソリッド穂先」に交換すれば、それなりの効用は期待できるわけです。

シマノが別売りでラインアップした「ソリッド穂先」は、このような考えが背景にあるのではないかと思います。しかしこの製品は、自社製品については互換表があるものの、穂先ジョイントの外径が公表されていないので、他のメーカーへの転用が難しい状況です。

そんな折に出てきたのが、フナヤ・オリジナルの「ソリッド穂先」。「ノーマルタイプ(NT)」と「パワータイプ(PT)」がラインアップされております。昨年九頭竜に釣行した際、店頭で現物を見て「PT」に興味を持ちました。そして「SLⅡ」用に一番外径が近い「4.5㍉」を購入。ジョイントのコミが浅いので調整が必要です。

入手した時期が遅かったので今まで調整しておりませんでしたが、渓流解禁に向けてフライロッドのフェルールを調整する機会があったので一緒にやってしまいました。今年からネット販売もあるので、私の調整方法を紹介しておきましょう。この方法は色々なことに応用できるので、覚えておいて損はありませんよ!


①調整前の状態。ジョイント部分の「重ね代」が短く、これでは穂持ち側の狭い部分に大きな負荷が掛かり、折損の原因となります。
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②「標準穂先」の「コミ長さ」を確認するため、穂先にマーキングします。今回は間隙があるのでマスキングテープでも穂先が抜けましたが、テープが引っかかるようであれば、拭けば消えるようなペンでマーキングしてください。
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③「標準穂先」との比較。従来の「コミ長さ」と「ソリッド穂先のジョイント長さ」を相対的に判断して、取り付ける穂先の「コミ長さ」を決めます。今回は印字「PT0.8-4.5」の「5」右端から2~3㍉に設定します。
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④ジョイント部分の径を少し太くするため、アロンを均等に塗ります。ポリエチレンはアロンが付きませんので、写真のように指に袋を被せ、指先に付けたアロンを手際よく均等に伸ばします。
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⑤アロンがしっかり乾いたら「擦り合せ」です。使用するのは2000番の耐水ペーパー。最初にアロンが凸になっている部分があれば平らにし、それから全体的に調整していきます。「削りかす」をしっかり拭き取ってから「穂持ち」に挿して確認し、また少し削ってを繰り返してアジャストします。
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⑥完成したジョイントはこんな感じです。カーボン地もしっかり透けて、メーカー出荷品と区別がつきません。
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⑦継いだ状態。「PT0.8-4.5」の「5」で止まり、節落ちしないようにしっかり継ぐと、「5」右端から2~3㍉となるように仕上がりました。自分で言うのもなんですが、完璧な仕上がりです。emoticon-0144-nod.gif
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これで作業は終了です。
思ったよりも簡単でしょ~!
もちろん器用、不器用があるので、これを見てトライされる方は自己責任でお願いします。emoticon-0105-wink.gif


<作業上の注意>
A)「コミ長さ」の目安にした「PT0.8-4.5」の印字は、品物によって位置が異なることがあるので、個別に判断してください。

B)今回は塗膜を薄く、かつ硬く仕上げるということでアロンを使用しました。竿のクリアー仕上げに使用されるウレタン系塗料を使う方法もありますが、微調整レベルであればアロンがお勧めです。鮎竿の一般的な使用年数であれば、アロンが磨耗して再調整ということはありません。

C)アロンは多量につけると、白濁することがあります。塗装は軽く撫でる感覚で。重ね塗りする場合は、下地がしっかり乾いてから行ってください。

D)「擦り合せ」で削るのはあくまでアロンの塗膜。もともとの下地まで研磨しないよう注意してください。


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↑「SLⅡ」では、「ソリッド穂先」は「標準穂先」より約9㌢長くなります。しかし先端の銀色部分は写真のようにしっかり曲るので、超硬レベルであれば仕掛けの長さを調整する必要はほとんどありません

by scott1091 | 2009-02-24 19:58 | DIY | Comments(2)

「鮎の干物」&「子うるか」を作る!

  私は九頭竜釣行の際は、最終日の鮎だけを氷〆にして持ち帰ります。しかし9月の最終釣行のときは最終日に釣りをしなかったので、前日の鮎を「おとり店」で冷凍してもらいました。しかし個別冷凍用のOPPフィルムを持っていなかったので、袋の中で鮎はしっかりと固着。これだけの量を一気に解凍しても塩焼きにはできないし、そのまま保存しておくと冷凍焼け(乾燥)が起こるので、この週末にまとめて解凍して干物を作りました。

  終盤の鮎なので、いずれの鮎もかなり大きな「卵」と「白子」が入っています。このまま捨てるのは惜しいので、「子うるか」作りにトライしました。しかし表面にある血管を除去する作業が結構大変。結局「白子」については断念!でも「卵」だけでも十分なボリュームです。
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↑下処理した「卵」。鮎が大きいのでこれだけ取れました
 
  良く水で洗ってから水分を切って、焼酎と塩を加えて冷蔵庫で熟成するのを待ちます。三日間は塩分が均等にいきわたるよう撹拌するのでタッパーで保管。その後空気に触れる面積を少なくするため、熱湯消毒した塩辛の空き瓶に移し替えました。
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  鮎の干物は通常一日で表面は十分乾燥するのですが、今回の鮎は大きなものばかりなので、丸々一日半、天日干ししました。寒くなってきたのを見計らっての干物作りですが、マンションの高層階でもどこからともなくハエが現れるので、干物ネットは必需品です。鮎が大きいのでネットに入りきらない分は、笊(ざる)に載せて上からネットを被せて天日干ししました。
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↑干物ネットに入らない分は、笊(ざる)で干しましょう

  干物の仕上がりはこんな感じ。腹皮の薄い魚は背開きといいますが、東西南北どこでも背開きにするのは鮎くらいではないでしょうかね!
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↑すぐに食べる分は冷蔵保管。残りはジブロックに入れて冷凍します 

by scott1091 | 2007-11-25 23:17 | DIY | Comments(2)

今週のDIY・・・、九頭竜舟

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  写真は皆様ご存知の九頭竜舟。激流での抵抗を最小限に抑え、腰への負担軽減はもとより通常の曳船よりはかなり流れに強くなれる逸品です。写真は「もりいし釣具店」で販売されているもの。ステンレス製でサイズは「大」です。この他に初期の小型鮎用に「中」サイズも所有しております。
  完全な手作り製品のため、鮎の出し入れなどの使用勝手はメジャーの曳船にはかないませんが、抵抗の少なさと激流での安定性は比較になりません。これ以外にFRP製の九頭竜舟もありますが、水を入れない状態ではもっとも軽量なため一番出番が多い曳船です。
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  さて本日はこの曳船をどうするかと言いますと、写真でもおわかりのとおり、ステンレス板をリベットとネジで留めて整形しているため、このネジやリベットの隙間にメタル・ラインがかむトラブルが発生します。

  特に九頭竜独特の流し竿で取り込んでいると、このトラブルがよく発生します。私はほとんど流し竿はしませんが、竿を支えられないほどの強風時に流し竿をしてこのトラブルに見舞われました。ほとんどの場合はうまくメタルラインが外れますが、ラインに傷が入ることもままあり、注意が必要です。

  そこでこのようなトラブルが起きないよう、ネジやリベットとステンレス板の隙間を、エポキシ塗料で充填してしまいます。アロンなどで充填する人もいますが、ステンレス板が薄いため、衝撃などで常に留めている部分に力が掛るので、硬化しても柔軟性が残るエポキシ材を使用した方が塗料の剥離が少なくてすみます。

  限界まで立ち込んでのトラブルは極力避けたいもの。ちょっとした工夫ですが、この手の曳船をご利用の方にはお勧めです。

by scott1091 | 2006-11-26 10:28 | DIY | Comments(0)

今週のDIY・・・、回転トップの交換

  シーズン・オフの週末、皆様いかがお過ごしでしょうか?私の住む場所も、ここにきてやっと冬が到来するような気温となってきました。しかし、今朝の福井の友人との電話では、もうすでにストーブを焚いているとのことなので、まだかなりこちらの方が暖かい感じです。

  私の周りでは、今の時期はアオリイカを釣っている人が一番多い感じですが、当の私はといいますと、少し風邪気味ということもあって家ですこしづつフライを巻いたりしております。例年このパターンで、フライを巻くのに飽きると、息抜きに管理釣り場に行ったり近場の温泉に行ったりしております。

  シーズン中の週末はほとんど釣りに行ってしまうので、シーズン・オフにやらなければならないこともかなりあります。今年はその一つに、回転トップの交換があります。超硬や超超硬のロッドは穂先が太いこともあって、今でもリリアンの回転トップが使用されているものがあります。これを金属の回転トップに交換しようというものです。

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  現在パーツとして一般に市販されている金属の回転トップは、大橋漁具の「直感回転トップ」のみですが、2.4ミリ(穂先径2.3㎜)までカバーしているので重宝します。かつてリリアンの回転トップしかない頃はさほど感じなかったのですが、金属の回転トップを使用してしまうと、糸絡みの頻度や感度の違いがとても気になります。

  この「直感回転トップ」は機能的にはまったく問題ないのですが、カタログ写真でもおわかりのとおり、「削りっぱなし」的な感じで少し手を掛けなければなりません。まず最初に先端部分を金属ヤスリで平らにし、角が立っているところは800番の紙ヤスリで軽く面取りします。その後1000番→1500番→2000番の紙ヤスリで下地を整えた後、コンパンドの細目→仕上げ目を使用して綺麗に磨き上げます。
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  写真は今年もっとも九頭竜で多用した、大橋漁具の「振子スペシャル85」の穂先を交換したものです。通常は一番右のようなリリアンの回転トップがついています。真ん中と左はそれを金属回転トップに交換したものです。オリジナルに忠実に、補強用のスレッドも「GUDEBROD」の同カラー「AQUAMARINE」を使用しました。より綺麗に仕上げるため、スレッドの太さのみ「Dサイズ(太)」ではなく「Aサイズ(細)」に変更。写真の真ん中が一番使用する穂先で、今回交換したものです。まだバーニッシュを塗っていないのでオリジナルと質感が異なりますが、塗装すると右端や左端の穂先のように深い色合いとなります(写真のサイズを下げているため、塗装面に凹凸があるように見えますが、実物はフラットです)。

  皆様もお手持ちの愛用ロッドでリリアンの回転トップが付いている竿があれば、ぜひトライしてみてください。糸絡みはもちろんですが、感度が良くなるのを実感できると思います。

by scott1091 | 2006-11-19 16:40 | DIY | Comments(0)