「鮎釣り」と「夏祭り」の日々

今年もこの季節がやってきました。
当地は、15~17日の三日間はシャギリのリズムに合わせて、あわただしく過ぎていきます。
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この「夏祭り」が終わるといよいよ秋。
福井では稲穂がたれ、鮎はしだいに雌雄がはっきりしてきます。

ホームグランドの狩野川も連日30℃を超える真夏日が続きますが、空は積乱雲から積層雲が目立つようになり、アキアカネとヒグラシの声。鮎の最盛期を迎えた喜びと、シーズンが折り返してしまった一抹の寂しさ。今シーズンも悔いが残らないよう、時間が許す限り川に立ちたいと思います。
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さて、まずは狩野川の状態から。流域にまったく雨が降らないので、今まで経験がないような超渇水状態。中~下流域では11時以降は水温が上昇するので、オトリ管理には十分注意しなければなりません。

具体的な方法としては、曳船は浮かせておくと上面が熱くなるので、片足で踏みつけて釣ります。石を乗せて沈める人もいますが、数を釣るには手返しが悪いし、そもそも曳船に上手く石が乗りません!そして午前中釣った鮎は選別してオトリ缶に移します。
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この四日間の釣果は、初日から49尾、29尾、38尾、30尾の合計146尾。この中から一番反省点が多かった二日目について記載します。読まれている方もぜひ参考にしてください。

場所は遠藤橋より少しカミにある旧土屋おとり店前。瀬が二つありますが、カミ側は人気がないので、そちらに入ります。スタートしたのが10時近かったので、14時まで通しで釣って27尾。ここで休憩を入れて人が減るのを待って、15時半からシモ側の瀬に入ります。
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ここでポツポツと3尾追加するも、サイズ的にまだ夕方の地合いには早い感じ。今思えば、この気の持ちようが問題。地合いであろうがなかろうが、いつも攻める釣りをしなければいけない。

地合い待ちで漠然と釣っていたこともあって掛からない。しかしあまりにも掛からないのでオトリを確認すると今季初めてのハリス切れ。そう、もうすでに夕方の地合いはスタートしていたのです。これで焦ったのが二つ目の失敗。
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ハリスを交換して狙っている石にオトリを誘導すると、間髪を入れずに目印に「ジグザク系」の当たり。それを上手くかわしたのに、やり取りで浮石にラインが挟まってまさかの高切れ。仕掛けをすぐに張り直します。

現在一番合っているハリは今の高切れで終わり。違うハリを使う不安が、さらなる焦りへとつながります。これが三つ目の失敗。そして不安は的中して、次の鮎は背掛かりなのに水を切った瞬間まさかの身切れ。ここで重めのハリに交換します。

そして次はすさまじい「ジグザク系」の当たりで一瞬にして目印ヒラヒラ。ここで気持ちが完全に切れました。しかし、やっぱりこれでは終われない。タイムアウトである18時まであと5分。ここでもう一度仕掛けを張り直します。
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そして最後のポイント。鮎が入ると同時にまたまた激しい「ジグザク系」の当たり。これを何とか処理して、この日の精神修行は終了です。

この日は風が強くて、いつもの竿が使えなかったなんて言い訳はしません。誰もいない川に向かって、

「へたくそー」「へたくそーー」「へたくそーーー」

と三回絶叫して自分に喝を入れてから帰りました。夕方の地合いで10尾を目標にしていたので、惨敗としかいいようがありません。

この四日間を振り返ると、一番痛快だったのは三日目の38尾。9~14時までの釣果なので、かなり良い感じで掛かりました。とても釣りずらい場所で竿抜けを見つけたので、サイズも揃ってました。浅いポイントだったので掛かる瞬間から目印が吹っ飛ぶまで全部見えて、視覚的にもとてもエキサイト。

そして体が快適だったのは四日目の30尾。上流域は人が多くてなかなか入れないけど、この日は連休最終日なのでガラガラ。水温も19~21℃と低くとても快適。谷間を吹く風も涼しくこれぞ避暑。久々に水深のある滝壷の釣りや、完全な石狙いの釣りなど渓流での鮎釣りを堪能しました。
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え!一番釣った初日ですか?

この日は前回負けてしまった友人が同行。午前中に30対6で完膚なきまで釣ってから午後は調整。場所はポイント案内も兼ねてめったに入らない「狩野川銀座」。釣れる場所でも、人の多いところは苦手ですね~。この日は風がとても強かったので、竿が折れるのが心配で思い切った釣りができませんでした。
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↑水温が高いので鮎の色が悪いこと。四日目の写真の鮎は上流域で水温が低いので初日ほど回転が良くなくても真っ黒です!

今年の狩野川は鮎は多いですが、現在は超渇水でかなり厳しい状況です。日々30尾以上を目標に釣っておりますが、内心は20尾を割るのではないかと思っておりました。釣行予定のある人は参考にしてください!最初にオトリが獲れないと、ツ抜けもできないのが現状です。
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<おまけ>
今回のブログにやたらと多い「ジグザク系」の当たり。鮎釣りをする人はすぐにわかると思うけど、この当たりが出るのはどのようなポイントかご存知ですか?そういった場所をタイトに攻めると、釣果が伸びると思います♪

by scott1091 | 2008-08-17 21:05 | 鮎釣り/狩野川他 | Comments(2)

Commented by ヒデV at 2008-08-19 20:52 x
今日は。

ジグザグ系の当たりですか??
うーん・・難しいですね(^^;
川床の石が大きいのでそれを避けるように逃げる当たり?

降参です、教えてください(笑)

いつもコンスタントに数を釣ってますが、どこも水温高く、渇水の状況だと釣りのスタイルは泳がせがメインですか?
Commented by scott1091 at 2008-08-20 20:49
ヒデVさん、今晩は!
14日に狩野川に行く途中、多摩ナンバーのリア・ガラスにCACのシールを張っている車を見かけましたよ~。きっとヒデVさんのご友人ですね!

さて「ジグザグ系」の当たりの件、正解です。(笑)
少し補足すれば、瀬の中にある段の落ちキワで、かつ前後にしっかりとした立ち気味の底石がある場所。こういう場所は掛かり鮎が底石を避けるように走るのと、絞られて流速が早いので、引いているオトリの抵抗を嫌って一度カミに上がりながらシモに下り、さらに段落ちを嫌って再度カミへという動きをします。ゴミや浮石で根掛かりや巻かれたりする可能性が高い場所ですが、釣る人も少ないので竿抜けになることが多いですね!

最後に今の釣り方。泳がせメーンではオトリが弱るのも早いので、泳ぐのを助けるくらいの「曳き釣り泳がせ」が効果的だと思います。試してみてください。