「台風の被害状況確認」と「資源量調査」の日々…

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この週末も山岳渓流を闊歩してきました!

今週は20日の雨が冷たく山は雪だったので期待できませんが、今季初めてイワナの沢に出動です。結局二日間で4本の沢を歩き回りましたが、想像以上に昨年の台風による被害は甚大でした。

山岳渓流に本格的に通うようになってから10数年経ちますが、ここまでひどい状況は経験がありません。特にガレ場が多い山から流れ出る沢は、かつての面影はまったくなく、思い出のプールやポイントは完全に消滅。
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↑生き残ったイワナ。パートナーにめぐり合って子孫を残してほしい

周囲の木々の流失状況から判断すると降雨時の増水はすさまじく、それにともなう土砂や石の流下レベルから、ヤマメとイワナの混生地帯ではヤマメはほぼ全滅したと思われます。

そして今回の調査はそれを裏付けるように、確認できたのは小型のイワナのみ。まだイワナの活性が低いので今回の結果で資源量を断定することはできませんが、流れの中にプールや弛みがほとんどないので隠れる場所がないんです。あれでは増水したら魚はひとたまりもありません。
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↑今回唯一渓相が維持されていた沢で釣れた個体。環境が魚を守るということの証明

今までヤマメ狙いで行っていた沢はガレ場が少なく、昨年とあまり変っていなかったので楽観視しておりました…。今回調査した4本の沢の内3本については、繁殖に必要な個体数が残っていたとしても、資源回復には少なくとも3年以上掛かるでしょう。そして私の現役時代には、渓相の復活はないと思われます。

今年はヤマメはもとより、イワナの尺達成も難しい感じです。
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↑そして今日も日が暮れる…

by scott1091 | 2008-03-23 20:46 | フライフィッシング / 渓流・湖 | Comments(3)

Commented by よち at 2008-03-29 10:29 x
釣りキチ三平を思い出しますね~。過去から心有るアングラーさんはそうやって資源を守ってきたのでしょうか?渓相ばかりはどうにもなりませんが、それでもどこかでは太古から子孫を残してきているんでしょう?遺伝子にも期待せにゃなりませんね。最後の個体、いいですね~^^
Commented by scott1091 at 2008-04-07 21:39
よっちきさん、なんだかんだ言ってもヤマメよりイワナが残る確立が高いです。イワナは渇水時、ほとんど水がないような場所でも生息しています。昔のマタギは食料用に、水がほとんどない最上流部に放流していたくらいですからね!
Commented by よちりあん at 2008-04-21 19:25 x
イワナって歩けるらしいですね。這って蛇を食うのかな?そのためヒレとか腹部が強いとか?そのうち陸の生物になってたりして?