久々にハックルを購入

  久々に購入したハックルは、バード・ダーク・ジンジャー(Ginger Barred Dark)。「Whiting」ではクリー(Cree)に続いて少ないカラーです。今回のハックルを手持ちのクリーと一緒に撮影してみました。生産年はもちろん、グレードやカラーも違うので単純に比較できませんが、カラーは断然クリーの方が釣れそうな感じがするのは私だけでしょうか?巻くパターンで好みが分かれるところですけど・・・。

  ハックルは順光で見る色よりも、逆光で見るトーンやコントラストが重要だと思うのですが、皆様はいかがですか?単色のハックルではカラーをマッチできても、魚に印象付けるコントラストが出しにくいものです。アダムスでグリズリーとブラウンのハックルを2枚巻くのは、一つの解決策だと思います。しかしハックルをパラと巻くパターンでは、最初からトーンやコントラストが備わったハックルがあると、フライのボリュームを抑えることが容易で作業効率が上がります。
f0103126_22272247.jpg

↑左が今回購入したバード・ダーク・ジンジャーで、右がクリー

  さて少し話題を変えて、巻いたハックルから受けるトーンとコントラストの話をしましょう。私は魚ではないので、魚眼を通して水生昆虫やフライがどのように見えているかわかりません。しかしハッチする水生昆虫の色に合わせたフライを使うと、明らかに魚の反応が良くなるので色を識別しているのは間違いないでしょう。しかしその色の認識は、水生昆虫の細部の色を認識しているわけではなく、全体から受けるトーンやコントラストを認識しているのではないかと思います。

  このような勝手な思い込みから、同じカラーを表現するにも色の組み合わせがあったほうが良いのではないかと思っています。例えば先に述べたアダムスのように、ダン・カラーを表現するのに、単色ではなくグリズリーとブラウンを組み合わせる感じですね。

  このトーンやコントラストを強調するには、黄色やクリームの水生昆虫を除けば、やはり部分的に黒が入るのが重要です。そういった意味ではグリズリー、バジャー(Badger)、クリーは個人的には理想に近いハックルです。しかしクリーはめったに手に入りませんし、ナチュラルカラーは「Whiting」、「Hebert」を問わず、ハックルの表側には理想の色や模様が出ても、裏側は総じて白っぽい単調な色となってしまうことが多いですよね。そこで重宝するのが、グリズリーやバジャーのように最初から黒が入ったハックルのダイドカラーです。

  私はグリズリーのダイドで、ライトブラウン、コーチマンブラウン、ゴールデンブラウン、ダンをよく使います。しかし「Whiting」の品薄状況は2007年度も改善されず、グリズリーやバジャーのダイドは供給見込みがないとのこと。「Whiting Farms」のホームページを見ると、「Whiting」の「Aveilable Natural Colors」からバジャーが無くなっているのも気になりますし、世界的に広がりつつある鳥インフルエンザの影響も危惧されます。
 
  潤沢に在庫があった時代は、ハックルの質はもちろんグリズリーの黒の入り方(幅や間隔)にもこだわってダイドカラーを選んでいたのが懐かしいです。実際の釣果にはあまり影響がありませんが、これも釣り人のこだわりと言うことで・・・。読み流してください。(笑)

by scott1091 | 2007-05-07 22:29 | Materials | Comments(0)