一番上り

 今年の狩野川は数は釣れるが、型が小さい。天然鮎は型が小さくても当たりは良いが、やっぱりこの時期になれば抜くのに時間がかかる鮎を釣りたい。そこであまり評判は良くないが、一番上りが残っていると思われる場所に、午後から行ってきました。写真の鮎は今年の最大魚。大きな石が点在する、上流域の荒瀬で掛かりました。天然遡上の川は、大きなサイズはやはり一番上りが期待できる上流域がこの時期は本命です。
 例年と比較しますと平均サイズは小さいですが、いる場所にはこのサイズがまだまだ残っているようです。もう少し水温が上昇すれば、場所を選べばこのサイズを揃えることができるのではと期待しております。
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 さて、先週行ってきた九頭竜の鮎を焼いてみました。上の鮎が今年のもので、下の鮎は昨年8月末に同じ九頭竜で釣った鮎です。甘露煮用に残しておいたもので、このサイズを16尾、炭火で素焼きするのに3時間も掛かりました。あと約2カ月で、このサイズが入れ掛かりになるシーズンが到来します。待ち遠しくもあり、またシーズンの終わりが近づく寂しさもあります。
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 ちなみに焼く前の鮎の写真もアップしておきます。今のサイズの鮎を釣っていると、よくこんなサイズを荒瀬からぶち抜いていたと思うのですが、このシーズンになると、不思議と川慣れ、鮎慣れして問題なく対応できるのですよね!
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by scott1091 | 2006-06-24 20:43 | 鮎釣り/狩野川他 | Comments(0)