今季9回目の遠征、これがラストでんがなぁ!

季節が巡るのは早いもので、解禁からあっという間にシルバーウィークが到来。シーズン前半は渇水で暑い日が続きましたが、9月に入るとまさに台風ラッシュ。また早くから停滞している秋雨前線の影響もあり、天気がまったく読めないシーズン後半となっています。

北陸は台風16号のコースしだいでは禁漁となる10月を待たずに、シーズンが完全に終わりそうです。こうなると木曜に届いたプロト2をテストするフィールドがなくなってしまうので、この週末に行くしかありません。emoticon-0141-whew.gif

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Jinzooも問題なく入れそうですが、すでにサイズが落ちているようなので、初日は「あっちの川」の「大鮎の瀬」に決定。いつものように道楽Yさんと6時半に待ち合わせ。同行予定のT島さんは、仕事の関係で遅出出勤。この日のメンバーはこの3人に加えて、道楽Kさん、道楽Iさんの計5人となります。

この場所は27~29㌢が掛かるので、プロト2に九頭竜仕様の仕掛けを張ります。すでにピークは過ぎているので数は期待できませんが、このサイズを10本くらい掛ければ強度テストについてはある程度目安をつけることができます。emoticon-0105-wink.gif

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今シーズンはフナヤオリジナルに限らず1番(穂先)~2番(穂持ち)の折損が多いのは、手前に寄せた大鮎を抜こうとすると、この部分だけで持ち上げることになるからです。先調子になればなるほどその傾向が強くなります。逆に掛かり鮎が近くに寄ると、竿がぶれて抜いた鮎の弾道が定まらないような胴調子の竿は折れにくいです。

フライロッドで大きい魚をランディングするときは、竿を持った手を後方一杯に伸ばして、竿先だけが曲がる状況を回避するのが基本となります。しかし鮎竿はこの動作をしても長いので意味がありません。したがって鮎が大きいときは一定範囲より近くまで寄ったら、寄せたり掬ったりした方が賢明です。emoticon-0133-wait.gif

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しかし今回のプロト2はテストなので、そんなシチュエーションでもがんがん抜きます。プロト1の強度テストは道楽Yさんにお願いして、木曜に「龍星☆竿Ⅱ」を折ったのと同じ条件で使ってもらいました。私はプロト2で釣り始めますが、なかなかオトリが替わりません。

少しシモに入った道楽Kさんの竿が曲がらないのでかなり厳しい状況です。道楽Kさんにこの周辺の状況を教えてもらい、プロト2のテストに見合った場所までフェルト減らし。まずは瀬肩で2尾オトリを確保して本命の瀬に下ります。ここからまさに「大鮎の瀬」を実感するようなサイズが竿を絞ります。

プロト2は穂先と元竿が変わっていますが、自重も軽くなっているのが気になるところ。250㌘が260㌘になっても持ち重りしない竿はそれほど違いを感じないので、この竿については自重より強度を優先すべきは明白。そんな思いでプロト1の感覚で掛かり鮎を瀬で止めると、まさかの「パァン!」と乾いた音。元上のジョイント上から折れました。瀬を流れる竿を回収し、掛かり鮎も仕掛けも全て回収。emoticon-0107-sweating.gif

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折れた場所を確認すると、補強巻のテープが入っているところで折れています。速報のために、折損部分を角度を変えて撮影。竿を取りに帰るには時間が中途半端なので、筍継ぎをして釣りを続行。元上が短くなると6番より上の負担が大きくなるので、より厳しい強度テストとなります。

この場所に残っている大鮎は多くはないので、午前中はツ抜けできませんでした。いつ雨が降り出してもおかしくない空模様ですが、いつものように楽しい昼食。私の車では河原まで降りられないので、今回も鮎道楽号に送迎して頂きました。いつも車をきれいにしているので、鮎タイツで乗るのは恐縮です。来年は昼食用の小さいクーラーと、軽カーで使っていた発車オーライを持っていきます。

午後はプロト1の穂先と元竿を、プロト2に入れ替えてテストを続行。「大鮎の瀬」は道楽Iさんの御漁場なので、底石や水位の違いによる流れの変化などについて解説してもらいました。空が暗く夕方のようですが、時計を見ればまだ15時前。掛けた大鮎はリフティングしてタモ受けします。

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午後も超~スローなペースが続き、見渡せる範囲には我々のグループしかいなくなりました。やはりどこも釣れていないようです。元上の強度確認をするために、今度はカミへフェルト減らしの旅へ。午前中は二人いたという瀬も無人君。ここで念のため、午前中に元上が折れたときと同じような条件で強度を確認。

やはりプロト1はJinzooでもさんざテストしているので、このレベルで折れることはありません。この遠征に間に合うように作ったのでプロト2の元上の出来が悪かったのか、それとも素材を変えているのか?これは連休明けにサンテックから回答があるでしょう。

明日の天気予報は終日雨なので、この日しか釣りができない可能性が高い。天気が悪く目印が見えにくいですが17時過ぎまで頑張りました。この日の釣果は25尾と数は少ないものの、さすがは「大鮎の瀬」というようなサイズでした。このようなテストに最適なフィールドを提供して頂き、鮎道楽メンバーには感謝の念に堪えません。皆様、ありがとうございました!emoticon-0139-bow.gif

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翌日はJinzooを予定しているので、6時半に現地で待ち合わせ。鮎道楽メンバーも今季最後のJinzooになるとのこと。宿は富山駅前なので、先週に続いてT島さんと高速で移動します。今回は店を予約していないので、チェックインして一軍店を当たりましたがどこも一杯。二軍店も入れないので、T島さんのホテル内にある店に決定。

いつものように反省会をして、店を出る頃には土砂降りの雨になりました。これでは明日は厳しいかもと思いながら風呂に入って夢の中へ。そして4時21分にLINEの着信音で起床。道楽Yさんからの連絡で、Jinzooはもとより「あっちの川」も放水量が多くてダメとのこと。これでシルバーウィークの残り二日間の釣りはなくなりました。emoticon-0106-crying.gif

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↑これが鮎道楽生簀でんがなぁ

せっかくなので日頃できない観光でもしようと思い、宿で時間調整。6時半集合なのに、いつまで経ってもT島さんが既読にならないと思っていたら6時38分に電話が…。「いま集合場所にいますが、今どちらですか?」とのこと。LINEを見てもらって納得。メンバーの車は当然ありませんが、愛媛ナンバーの車が待機中とのこと。上には上がいるもんですなぁ。

たかしまさんはチェックアウトしているので宿では時間調整できないので、休前日はオールナイト営業の「フィッシャーズ富山店」で合流。ふなさきの大将のところでお馴染みの鮎担当の樋口さんが、各河川の状況を確認してホワイトボードを書き換えていました。宮川だけはまだダムを放水していないとのことですが時間の問題でしょう。

ここでしばし時間をつぶし、次は「フィッシング吉井」へ。すでに鮎用品は隅に追いやられ、エギが所狭しと並んでいました。しかし言えば在庫があるか倉庫を探してくれるので、カタログ落ちしたような商品を探すときは重宝します。私も釣具店にいるのが好きな方なので、この2店でかなり時間がつぶせました。

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そしてT島さんお勧めの「川上鱒寿し店」で「鱒の寿し2段」(2,700円)を購入。HPにノルウェー産を使っていると書かれていますので、色目からしておそらく養殖のアトランティックサーモンを使っているのでしょう。したがって厳密には「鮭寿し」ですね!emoticon-0105-wink.gif

富山の「鱒寿し」はかつて沢山獲れた天然のサクラマスを起源としていますが、今はそんなに獲れないので原料も変わってきました。店によって国産の養殖サクラマス、輸入の養殖トラウト、養殖のアトランと様々です。「庄右衛門 元祖関野屋」は現在も国産天然サクラマスを使用していますが、これも漁獲量が多い北海道産となっています。

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そして最後は「新湊大橋」を使って、土産を買いに「きっときと市場」へ。観光客向けの値付けであることは承知しているものの、やはり財布の紐が緩むものです。ベニズワイガニを1杯(3,500円)と、バイ貝は大きいものを3個(700円×3)、そして甘海老を20匹(100円×20)。残りの連休二日間はとても贅沢な食卓でした。emoticon-0102-bigsmile.gif

数えてみれば今回が9回目の北陸遠征。地元の友人には本当にお世話になりました。年券は九頭竜、Jinzoo、「あっちの川」の3河川を購入しましたが、とても有意義に使うことができました。来年は値上がりするようなので「とりあえず買っておこう」という値段ではなくなりますが、きっと買うんだろうな~と思います。

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北陸はこれから長い冬に向かいますが、また来年も元気でお会いしましょう。アオリイカやホタルなどのオフシーズンネタも楽しみにしております。しかし今年は「大鮎の瀬」やら「Kトウの瀬」やら、新名所が誕生しましたなぁ~。来年はまたリセットされるでしょうが、2017年のリニューアルオープンが楽しみでもあります!

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by scott1091 | 2016-09-18 19:23 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他 | Comments(4)

Commented by 634p at 2016-09-21 20:54
何時もながらのタフさに感服です。
私も「きっときと市場」でシロエビを食べたような記憶が?。
鱒の押し寿司大好きで北陸に行くといつも買ってきます。
Commented by scott1091 at 2016-09-21 21:37
634pさん、こんばんは~!

ご存知のように体も心も弱いですが、鮎のシーズンは短いので悔いが残らないよう2016年鮎シーズンを満喫しております。

鱒寿しは富山名物なので作っている店も多く、それぞれの店で使っている原料や味付けが違うので、目下のところは色々な商品を食べ比べております。メジャーな商品はこちらでも購入できますので、基本はマイナーな商品を物色中であります。

Commented by ariari1968060606 at 2016-09-21 21:55
遠征お疲れ様です、9回目ですか?!延べ日数で20日以上ですね、タフですねぇ~。
私も土曜日に福井に遠征しておりました、こちらはアオリの調査ですが。。。
昨年よりは多いとの情報でしたが5時間頑張ってどうにかこうにか25杯、サイズは意外と良かったのでやはり沢山は居ないようです。
今年は当方案外釣れてるようなので次回は太平洋で頑張ってきます。
Commented by scott1091 at 2016-09-21 22:08
ariariさん、こんばんは!
毎週通っていると、もはや通勤感覚です。(笑)

アオリしっかり釣っていますね!富山は昨年よりは数が多いとのことですが、ariariさんの釣果が気になるところではあります。

北陸の鮎はこの台風16号で完全に終わった感じなので、これからは海釣りに集中してくださいませ!釣果報告を楽しみにしております。