今週もプロトタイプのテスト!

2016年鮎シーズンもいよいよ終盤。

観測史上初めて東北地方に上陸し、甚大な被害をもたらした台風10号がもたらした増水。そして週明けには九州に上陸するルートの台風12号の影響もあり、不安定な天気が予想されます。しかしプロトがテストできる条件がそろう季節はもう長くはないので、一週も無駄にすることはできません。

今週は土曜からJinzooに入れそうですが、初日は数を掛けたかったのでまずは「あっちの川」へ。いつものように道楽Yさんにつなぎを入れると、「それなら夜は道楽Kさんに段取りしてもらいましょう」とのこと。道楽Kさんからお聞きしていましたが、その店のマスターも鮎釣りをされるとのこと。

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店の名前は射水市にある「利助」。

早々にネットで検索すると、ラーメンが有名で定食の品揃えも豊富。しかしどうみても居酒屋ではないので、どんなメニューになるのか興味津々です。道楽Kさんから私が訪問した際に、一度「利助」で夕食をとのリクエストがあった由。当然ながら期待が高まります。

この日は6時30分に道楽Yさんの会社で待ち合わせ。6時前に着いたので水道を借りて洗車していると、ほどなくして道楽Yさんが到着。続いてQさん、道楽Kさんも到着して、まずは本日の作戦会議。撃沈覚悟で通称「S字クランク」をオトリ捜査することになりました。

私好みの靴が汚れない駐車スペースに車を止めていざ川へ。しかし入川路がわからず、途中少し藪こぎをしました。ほぼ毎日巡回している道楽Yさんの話では、このエリアではあまり人を見かけない由。しかしこの日はどこからともなく人が湧いてきます。最初に入ろうと思った瀬肩もすぐシモに人が入ってしまったので、Qさんはカミへ、道楽Yさんと道楽Kさんはシモへフェルト減らしの旅。

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私は瀬肩で少し竿を出しますが、あまりに変化に乏しい川相なので早々に見切ります。シモにフェルト減らしに行くと、最初の瀬に道楽Yさん、そして2番目の瀬尻で道楽Kさんが竿を曲げています。私はさらに3番目の瀬を目指しますが、ここは瀬尻に石がありません。4番目の瀬がまずまずなので、ここでオトリを出します。

すぐに掛かりますが水中バレ。ハリを交換して広く探りますが反応なし。この時点では先週のイメージで釣ったのが失敗でした。結果的に「あっちの川」も祭りは終わっており、時間をかけないと掛かりません。この川の瀬はどこも膝下より浅く、踝くらいの水深でも掛かるのですが、それがわかったのはだいぶ後になります。

どこからともなく現れた二人に場所を占拠され、仕方なく道楽Kさんが入っていた場所まで戻りました。この時点でまだ釣果なし。道楽Kさんは瀬肩で竿を曲げています。「あっちの川」は遠くから瀬を見ても、ポイントの良し悪しが判断できません。したがって学習済みポイント以外は、実際にそこまで歩いて川を見てみないとわからない。

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気温もぐんぐん上がり、河原を砂漠を行くがごとく歩いていると倒れそうになります。この場所で1尾獲るまで動かないと決めて身体をクーリング。瀬のちょっとしたカケアガリでやっと目印が飛びました。オトリが替わってもすぐには掛かりませんが、変化をタイトに攻めると目印が飛びます。

この場所は先週土曜の場所より平均サイズは少し小さめ。しかし当たりの大きさはやはり魅力。ここで10尾釣ったところで、姿が見えなくなった道楽Yさんと道楽Kさんの後を追います。入川場所まで戻ると、さらに上流の瀬に二人が並んでいます。

一見、まったく変化のない瀬ですが、この手の瀬を攻めないと数は伸びないのが「あっちの川」。しかし私のように日頃変化のある川で釣りをしていると、石の大きさが均一でフラットな瀬は違和感があります。ここでぽつぽつ掛けているお二人の釣りを、対岸からしばし見学。やはり変化のない瀬でも、微妙な掘れや、芯でないと続かないようです。

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ここで3尾追加して午前の部は終了。かなりフェルトを減らしたので、駐車した場所があまりに遠くなったため、車を移動してからいつものように道楽的昼食。4人のメンバーに道楽会長、道楽Fさんも加わります。午後は道楽Yさんと一緒に、午前中Qさんが入れ掛かりした場所へ。しかしいかにもという場所ではほとんど掛からず、竿抜けになる踝くらいの水深で道楽Yさんはポツポツ掛けます。

このままではとても目標の30尾まで届きません。時計を見るとすでに15時少し前。17時に車に戻ることを考えると1時間半くらいしか竿を出せません。さらにカミにフェルトを減らすと、やっとこの日一番のポイントを発見。ここで短時間ながら目印がビュンビュン飛んで、やっと溜飲を下げました。

入れ掛かりの中ふと護岸に停めた車を見ると、6台あった車が3台しかありません。急いで竿を畳み、スーパーダッシュで浅瀬を10分くらい走って車へ。夜の部は参加できない道楽Kさんが、着替えて待ってくれていました。伝言は私の宿に道楽Yさんが18時半にピックアップに行くとのこと。私の宿は釣り場から近いので、シャワーを浴びる時間は十分にあります。この日の釣果は35尾でした。

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「利助」は少し離れているので乗り合いで運転代行を使う予定でしたが、道楽Yさんの御嬢さんが送迎してくれることに。この車で道楽Yさん、Qさん、私の3人が、他のメンバーは奥様の送迎で「利助」に集合です。利助マスターは私のブログを読んでくれており、この日は貸切です。

入口の外には炭が熾されています。まずは初めてお会いするマスターにごあいさつ。用意されている料理はすべて特別メニュー。9月1日に解禁となったベニズワイ尽くしで、まだ海水温が高いので刺身は避けた方がよいとのこと。その代わりに熾した炭で「焼き蟹」。とても甘くて、こんなに美味しい「焼き蟹」は初めて食べました。

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刺身は大好きなシロエビを中心にまさに富山の海の幸。マスターから日本酒の差し入れもあり、楽しい宴はプライスレス。途中からマスターも、そして21時には所用で最初から参加できなかった道楽Kさんも加わり、話題も尽きないのでエンドレス。迎えに来てくれた道楽Yさんの御嬢さん、道楽Tさんの生後4カ月の娘さんも加わり、23時にお開きとなりました。

この日の参加者は道楽Yさん、Qさん、道楽会長、道楽Tさん、途中から道楽Kさん、利助マスター。そして最後に道楽Yさんの御嬢さん、道楽Tさんの娘さんでした。

この会に参加してくださった皆様、そして美味しい料理を提供してくださったマスターに心から御礼申し上げます。道楽Kさんがお勧めのとおり「利助ナイト」は最高でした。今度はラーメンが食べられる時間帯にお邪魔したいと思いますので、その際はまたよろしくお願い致します。

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さて翌日は一応6時集合ですが、ま~ゆるゆるの約束でOKでしょう。私は誰もいなければホイールとキャリパーでも洗って時間をつぶすつもりでチェックアウト。しかしコンビニで買い物をして待ち合わせ場所に行くと、すでに道楽号が止まってまんがなぁ!他のメンバーはやはり脱落ですが、予定通りJinzooに行きます。

プロトのテストなので、この日は逆に数より荒い瀬で大きいのを掛けたいところ。そんな場所はこの水位では「Kトウの瀬」しかないでしょうということで、道楽Yさんと入川。オトリを確保するべくまずは上の深瀬に入ると、すぐに掛かりました。しかしその後が続きません。この場所は1カ月半ぶりですが、鮎のハミ跡がほとんどありません。

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濁りで石に泥が被ったこともありますが、情報では鮎が多いところは金曜すでに底石はビカビカとか…。それに比べると、ここは鮎が数えられそうなくらい。しかしこんな場所でもやたらと釣り人が多く、「Kトウの瀬」に入る頃には対岸に人が並びました。しかし私がいる右岸には誰もいないので、思う存分竿のテストができます。

残念がらこの瀬で7尾しか掛けられませんでしたが、強度テストは十分でしょう。あまりに釣れないので道楽Yさんが場所替えを提案すると思いましたが、一度畳んだ竿をまた継いだので、私は人の動きにあわせて上流側に移動。やたらと「激」な人達が流芯に立ち込んでいるので、その人達がフェルトで磨いたラインを狙うことに。

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この狙いが的中して、この日一番のペースに。道楽Yさんも移動してきて、このエリアで二人の竿だけが曲がります。一折手前を釣ってから流芯を狙うと、これまた飽きない程度に竿が曲がります。道楽Yさんが竿の曲がりが客観的に判断できるよう、カミとシモから動画を撮影してくれました。本当にありがとうございます。

二人の竿が曲がっているので対岸にも車が増え、昼に上がる頃には上も下も、右岸も左岸も人だらけ。朝から入っている人は、こんなに釣れない場所でよく頑張るな~という印象ですが、乗り合いで来ているので動けないという事情もあるのかもしれません。

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この日の釣果は22尾。朝はどうなることかと思いましたが、最後の瀬で何とか帳尻を合わせることができました。午後から参戦のう~さん、そして昨晩ハナカン環回りの仕掛けをサンプルで欲しいという道楽Tさんが合流。一緒に昼食を食べて、私は13時半に帰途へ。う~さんから朝獲りのアサリをお土産に頂きました。

プロトについては穂先と元竿についてまだ検討の余地がありますが、全体のバランスは素晴らしいと思います。問題の感度における音の違いについては、超硬を急瀬に持ち替えられるメリットの方が大きいというのが結論です。「あっちの川」でもオーバーパワーながら使えて、今年のJinzooで折損に不安がなければ狙い通りでしょう。

2017年にリリースされるか未定ですが、この竿があればJinzooは超硬の出番がなくなるかもしれません。でもリリースした途端に、天然が復活して鮎が小さくなってしまうのが世の常。そうなったら本来の「Jinzoo Special」、龍切竿と龍星☆竿の出番ですね!

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by scott1091 | 2016-09-04 20:44 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他 | Comments(4)

Commented by ariari1968060606 at 2016-09-07 13:10
こんにちは、またまた釣り散らかして見えたんですね!どこに行かれてもやはり釣られますね。
あっちの川は当方で言う熊野川の十津川水系みたいな感じかな?以前は川湯温泉に浸かりながら鮎釣りしてました、河原から温泉沸いてるんですよ。
当方は海に赴きましたがベイトが沸いておらず釣れるには釣れるけど。。。みたいな脂の乗りの魚ばかりでした。一度大荒れ期待してます。
Commented by 1banti420 at 2016-09-07 21:39
ご無沙汰してます。
遠征お疲れ様でした。
写真2枚目のポイントへ何も知らずに日曜日に入りました。
まさしくあの景色、、、鮎が居ないわけですよね(笑)
朝方、キャンプ片付け中の八王子からお越しの二人組の釣師の方々に情報収集したところ
あかんのでこれで帰るけど、あの辺ではポツポツ釣れてましたよ!
とのことでした。
TOMOさんと〇道楽のみなさんだんたんですね。
いつかあの川でお会いしましたらよろしくお願いします。

Commented by scott1091 at 2016-09-12 21:34
ariariさん、こんばんは!
先日は今シーズンのラスト岩牡蠣、
ありがとうございました。
刺身とバター焼きで美味しく頂きました。
今年は(も?)海はだめ、駄目、ダメ~状態ですね…。
これではアオリがどうなることやらです。
今年は台風が発生する海域が日本に近いので、
すぐに近づいてきますね。
これでは海底をかき回すよな、
波長の長いウネリは発生しにくいかもです。
Commented by scott1091 at 2016-09-12 21:34
1banti420さん、こんばんは!
いえいえ、私は環境に優しいECOな釣り人ですから、
鮎がいなくなるなんてことはありません。
たまたま条件が悪かったのか、
凄腕の他の釣り人が入った可能性が高いです。
「あっちの川」は1banti420さんのホームグラウンドでしたね!
いつかきっとお会いする機会もあるでしょう。
その際はよろしくお願いします。