台風9号に続いて台風10号が太平洋を迷走中…。そんな週末だぁす!

今年は4月から一日も有給休暇を取得していません。これは職場環境が変わったことによりますが、さすがに半期で休暇取得ゼロはアリエナイザー。私が若い頃は休暇を申請すると上司から嫌な顔をされたものですが、最近は休暇を取得できない上司は能力がないと判断される世の中です。

ということで、この週末は金曜から遠征です。Jinzooは台風9号の雨からコーヒールンバ。また太平洋岸は少なからず台風9号の影響を受けたので、選択肢は多くありません。木曜に九頭竜に入ったariariさんの話では、平日なのに釣り人が多く厳しい由。そこで金曜は九頭竜、土曜から「河川名を口にしてはいけないあっちの川」を予定します。

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すっかり陽が短くなったので、いつもより1時間遅く家を出発。平日の深夜帯は車も少なく、とても走りやすいです。いつものように養老SAで食事をして、すっかり夜が明けたくらいに杉津PAで洗面タイム。前回の釣行から一週しか経っていませんが、車窓に見える田園はかなり色づきました。

いつものオトリ店に行くと、だいぶ前に乾坤一擲さんが来た由。どちら方面に行ったか尋ねますが、わからないとのこと。この日は前日に届いた急瀬プロトをテストする必要があるので、それにふさわしい場所に入ります。この場所はさすがに急瀬では25㌢クラスはしんどいので、まずは午前中は龍芯竿で大きい鮎を抜きます。

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曇りで肌寒いくらいなので、鮎の掛かりも悪い。やっと掛かったと思えばバレ。今年初めてチラシを使いますが、効果覿面とはなりません。ぽつぽつと拾っていると、下流から見慣れた御仁が!てっきりariariさんは木曜だけと思っていましたが、泊まりだったとのこと。乾坤さんと一緒に朝食を食べて、それぞれの御漁場を釣ることになった由。

この場所も人が多く入りたかった場所に人がいるので、そのまま竿を出さないで他の場所へ転戦して行かれました。私のペースは相変わらずですが、いつもはT島さんが竿を出している場所でやっといつものペースに!すでに3人が流したようですが、今年Jinzooで多用した釣法で鮎が素直に反応しました。

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ちょうど20尾釣ったところで、車に戻って竿を交換します。このプロトの目指すところは、ずばり「折れにくい龍星☆竿」。2年続いたJinzooの大型化に対応するための竿です。Jinzooは九頭竜と違って浮石が多く、波立ちから底石の変化がつかみやすいので、早瀬で釣るような感覚で竿を操作できた方が釣りが楽しいです。

このプロトは振り調子やバランスは悪くありませんが、実釣してみないと竿の本質はわかりません。見た目でもジョイントには補強巻が施されています。しかし各節の長さは「龍星☆竿」とは違うので、まったくの別設計と考えた方がよさそうです。先が利く竿なので、オトリが良ければ龍芯竿で4号玉を使っていた瀬にも背バリで入ります。

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↑U野さん撮影。ありがとうございます!

振り調子ではパワーを感じましたが、実際に掛けてみるとよく曲がります。九頭竜のテストはまさに破損に対する強度確認なので、折るくらい曲げますが身切れが連発。抜けるまでに時間が掛かり過ぎました。振り調子では張りを感じるのに、鮎を掛けると芯を感じない印象です。

折れる感じはまったくないので、鮎とのやりとりにおいてはまさに「双龍竿」が一番近い感じ。急瀬クラスになると、鮎が掛かって竿を絞ると竿を叩かれる感じが伝わってくるものですが、それがありません。これは竿の感度と裏返し。このプロトは水中糸の水キレ音が入ってきますが、水中糸に鮎が当たったのか、石が当たったのか音の聞き分けが難しい。

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オトリが大きいということもあるので、感度テストは「あっちの川」で重点的にやることに。九頭竜はパワーテストと強度テストに焦点を絞ります。同じ場所で先週「SLⅢ」を折っているので、強度テストとはいえ力加減をするために水中糸のサイズを落としました。

終日曇りという感じで、夕方は雲行きが怪しくなって雨の匂い。降り始める前に竿を畳み、川を切って対岸へ。川を遡ると時間が掛かるので、護岸を歩いて車に戻りました。午後の釣果は18尾だったので、この日の釣果は38尾。午後は身切れが4回ありましたが、逆に超硬では掛けられない鮎はいるのも確かです。

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オトリ店にもどって洗い物をしていると、先週に引き続いて雨が降ってきました。翌日の早朝に「あっちの川」に移動するので、この日は福井泊。フナヤさんに行ってプロトのインプレッションを報告。おそらく感度は初日のテストでNGですが、関係者に対する説明もあるので、もう一日フィールドを変えてテストします。

前線による雨なので翌朝には通過していると思いましたが、雨は強くないものの強風。道楽Kさんと待ち合わせの場所に行くと、着替えるのも怯むような天気です。私が一番最初に到着したので、様子見でダラダラ時間が過ぎないよう雨の中着替えます。まもなくしてT島さんも到着。一緒に着替えて道楽Kさんを待ちます。

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雨は上がりそうですが、風は止みそうにありません。気温も寒いくらいで、カッパを着ても川の水が温かく感じます。道楽Kさんは竿を出さずポイントを案内してくれました。風向が川下から上に吹くのが救いでしょう。T島さんと並んでスタート。オトリを送り出すと、カケアガリで目印が飛びます。

天気が悪く気温が低いこともあり、鮎の血圧はかなり低め…。それでも川面にほとんど変化はありませんが、ちょっとした川底に変化がある場所で目印が飛びます。この場所の鮎はだいたい18~20㌢。竿の感度テストには最高の条件です。風は依然強いですが、時々弱まることもあるので、そのときにゼロから少し穂先が曲がるくらいで感度を確認します。

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強風に翻弄されながら、午前の部は17尾で終了。我々3人に鮎道楽メンバーが3人加わって楽しい昼食。天気が悪いこともあって、この場所は6人のみ。午後からは道楽Kさんの案内で、T島さんと一緒に一つ上の瀬で竿を出します。一番シモに入った道楽Kさんの竿が速攻で曲がりました。

そこからは道楽Kさんは、ほぼ入れ掛かり。T島さんは水深のある場所なので、掛かりは遅いですが粘れば数が出そうです。私はちょうどその中間ですが、1尾が獲れるとしばし入れ掛かり。この頃になると風も弱まり、竿のテストには最高の条件が揃いました。


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道楽Kさんのペースにあわせて釣り下がり、サラ場はほぼ入れ掛かりでした。しかし一回竿を挿した場所は、うんともすんとも言わなくなります。道楽Kさんの話ではいればすぐに掛かるとのことでしたが、まさにそれを実感。日が出ると午後は淵から浅場に差してくるそうですが、この日は期待できそうにありません。

「今年はあっちの川もそんなに甘くない」。

道楽Kさんのこの言葉を噛みしめて、同じ瀬をさらに細かく探って数を伸ばします。テストしている竿はやはり感度に問題があり、釣っていても楽しくないのが残念。「征龍竿」や「龍切竿」で釣ったらさぞ楽しいでしょうが、この日はテストと割り切って最後までプロトを使いました。

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プロトのパワー不足は九頭竜だからと思いましたが違うようです。これは翌日「龍切竿」を使って確認することにしましょう。夕方は対岸のヘチでやっと入れ掛かり。シモにいるT島さんに教えてあげたかったのですが、振り向くことがなかったの声が届きませんでした。

17時になったので他のメンバーの様子を見に行くと、誰も竿を畳む気配がありません。この日は東京出張で不在の道楽Yさんはいつも17時に竿を畳むので、他のメンバーも一緒だと思っていました。そこで駐車スペースの前で時間調整して最後に1尾を追加。この日の釣果は午後31尾だったので48尾。プロトのテストに最適なフィールドを提供して頂き、鮎道楽メンバーには本当に感謝です。

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この日は川の近くにある初めて利用する宿へ。小~中学生の卓球大会が開催されているとかで、ホテルは引率の親と大会参加の子供で一杯です。T島さんと駅前に食事に繰り出しますが、一見してそれとわかる親子連れが…。この週末はどこのホテルも禁煙室が一杯だった理由が理解できました。

事前に調べておいた鮨屋は残念ながら満席でしたが、カウンター席が多い店に行くと入れました。いつものように海の幸を堪能して、締めにこのエリアでは評価の高いラーメン店へ。しかしなぜか店外に長蛇の列。30分ではとても入れそうになかったので、そのまま宿に戻りました。

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さ~て、いよいよ最終日です。宿は6時半から無料の朝食が用意されていますが、親子連れで入場制限をするような状態でした。T島さんと、道楽Yさんお勧めのポイントに向かいます。宿を7時半過ぎに出発となったので、途中に見える川には結構釣り人が入っています。

予定していた場所もすでに先行者が多数。駐車スペース付近には入る場所がないので、道楽Yさんの指示どおり四つ目の瀬まで歩きました。最終日はいつものように午前中だけなので、この日は13時に昼食と決めてスタート。私は瀬肩の上にある平瀬から、T島さんは瀬肩から瀬を流します。

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この日の竿は「龍切竿」。私が携わった竿の中では感度が低めではありますが、やはりプロトとは違います。また掛かったときの竿のパワーも、「龍切竿」の方が強く感じるのはバランスでしょうか?穂先から2番以降への曲がりの入り方が違いますが、プロトは曲がったときに「芯の存在が感じない」という表現がぴったりでしょう。

平瀬で粘って7尾。上の瀬が空いたので移動します。先行者は2尾しか釣れなかったとのことですが、鮎の反応は早いです。この瀬だけで20尾は軽いかな~と思っていたところ、釣り人が竿2本分シモを竿で差して入りたいのゼスチャー。どう見ても道楽Iさんなので、気持ちよく譲りました。

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そのまま釣り下って竿1本分まで近づくと、やっと私に気がついて恐縮していました。道楽Iさんはここがホームグラウンドなので、掛かる場所はもちろん学習済み。良いペースで掛けて下がって行きました。そしてそろそろ上がる時間かな~と思っていた頃、シモの方からチャンプN島さんが登場。わざわざ探してくれたようです。

今年のサクラマスの釣況、興味深い生態やそれを利用した釣りのテクニック。今年のJinzooの状況やこの周辺のポイントについて簡潔に説明してくれました。昨年は一度もご一緒する機会がありませんでしたが、メキメキ腕を上げて今年は全国大会でも準決勝まで残った実力者。今後が楽しみな有望株で、機会があればまた一緒に竿を出したいですね!

最後はN島さんの情報に基づいて、大石が沈む葦際に7号の錘でオトリを滑り込ませると、大型の当たり。付糸0.4号に錘を付けているので、無理をしないで最後は掬いました。この上がり鮎が「あっちの川」では最大の27㌢。釣果は18尾で終了です。

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その後しばし鮎竿談義をして、駐車スペースが違うN島さんとはここでお別れ。遅い昼食を取り、私は14時半に帰途へ!T島さんは午後の部に戻られました。

今週は天気には恵まれませんでしたが、おかげさまで楽しい釣りができました。ご一緒させて頂いた皆様に、心から御礼申し上げます。また今回お会いできなかった方も、次回はぜひご一緒しましょう!

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by scott1091 | 2016-08-28 19:45 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他 | Comments(0)