「グラファイトワイパー」なるものを知ってます?

この手のカー用品はあまり興味ありませんでしたが、カーコーティング専門店「Strauβ シュトラウス」の勧めもあって少し調べてみました。今回フロントガラスにはフッ素コート「ECHELON Clareed」が施されています。

「ECHELON エシュロン」の説明によれば「Clareed」は、アクセラレーターという新たに開発したフッ素被膜をコーティング剤の前に塗布することで定着性を増し、ワイパー作動が100万回を超えても変わらない耐久性を維持するとのこと。

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したがって現在付いているスバル純正ワイパーでもまったく問題ないのですが、グラファイトワイパーの方が摩擦抵抗が少ないとのこと。これは摩擦抵抗が小さい炭素微粒子をラバー表面にコーティングすることで、コーティング被膜に密着しながら滑らかに作動するからだそうです。

これによりグラファイトワイパーの方が、コーティング被膜へのダメージが少ない。またフッ素コーティングは撥水性が高いため、ワイパーが乾拭き状態で作動しているに等しくなり、普通のブレードでは摩擦抵抗が大きくなって「ビビリ」や「拭きムラ」が発生しやすくなるそうです。

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これらのことをまとめると、グラファイトワイパーの方が
①フッ素被膜に優しい
②スムーズな稼働と静粛性に優れている
ということになります。

ということでさっそくネットで「日本ワイパブレード(NWB)」のグラファイトワイパーを手配しました。当然ながらお得な「替えゴム」交換で対応します。NWBのホームページは車種別適合検索ができ、フロントの運転席側が「GR81」、助手席側が「GR9」、リアが「GR43」でした。

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そして使ってみた感想ですが…。
今までとまったく変わりません!008.gif

実はその理由は、先日車検のときにディーラーがフロントワイパーを交換してくれたのですが、それがまさにグラファイトワイパーだったのです。スバルもNWBの製品を使っているので、すでに多くの車が標準装備で採用しているのかもしれませんね!

今までもシリコーン系の「ガラコ」をDIYで使っていましたが、フッ素はシリコーンのように親油性でないため、よりワイパーの抵抗が大きくなるようです。また「ガラコウォッシャー」を使っていましたが、「ECHELON Clareed」にはよくないとのことなので洗車のときに全て抜いてもらいました。フッ素コーティング後のウォッシャー液は「水道水」が最適とのことです。

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↑フロントワイパーはストッパーがないのでブレードの交換はとても簡単。しかしリヤワイパーは古いものは上に引きながら抜くことができますが、新しいものはそのままではゴムが噛んで取り付けできません。そこでまず両側の金属を抜いてゴムだけ取り付けて、その後1本づつ金属を差し込みます


by scott1091 | 2016-04-24 07:50 | | Comments(0)