スギゴケを植えるの巻 Vol. 1 「下準備」

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↑右側が定着しているスギゴケ

昨年は時間切れとなってしまった苔庭の修復。この庭はスギゴケが植えられてから20年以上が経過していますが、半分くらいの面積しか定着していません。しかし経年により庭木も落ち着き、飛び地で自生するスギゴケも見られます。これであれば剥げた場所に植えれば定着するのではないかと思われます。

現在、スギゴケ生えていない場所の半分くらいには、自生したスナゴケとわずかにハイゴケが見られます。しかし霜が降りると土が持ち上がってしまうので、根を張るスギゴケに植え替えたいところ。スギゴケとスナゴケは日向で生育する苔で、ハイゴケは半日陰で生育する苔。したがって定着していない場所も日当たりは十分と判断されます。
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↑スナゴケとハイゴケ

庭木や盛り土で土の水分に違いはありますが、スギゴケが根を張れば定着すると思われます。しかし植えてから仮根が伸びるまでの2カ月間は、1週間に2~3回の頻度で水やりが必要。この方法を検討しなければなりません。水撒きのタイミングは冬であれば日が差し始める午前中、夏であれば日が落ちてから、春と秋はいつでも問題ありません。

水撒きはホースを伸ばしたり巻き取ったりする手間と、思ったよりも時間が掛かるのでタイマーを使って自動散水できると便利です。施主さんの意向を確認したところ、せっかくのスギゴケが枯れてしまっては残念なので、設備投資してもよいとのこと。そこでシステム構築のために調べてみると、ピッタリのものがありました。
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それは散水用品を製造販売するタカギの「簡単水やりシステム」。たまたまホースリールもタカギのものを使っているので、コネクターの互換性もあるので限られた数の蛇口を有効に使えます。補修が必要な面積はざっと計算して10平方メートル。剥がしたスナゴケを部分的に移植すればもう少し節約できるはず。

スギゴケに限らず苔類は安いものではないので、なるべく上質で気候が近い場所で栽培されたものを探す必要があります。気候が適しているので業者は日本海側に多いですが、冬は雪に覆われる地方と、晴れて乾燥する太平洋側では大違いです。これについてはボンビー中年には立替払いできないので、業者を選定して施主さんに購入をお願いします。
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↑自生するスナゴケとハイゴケ

この三連休にはスギゴケが届かなかったので、草抜きと修復する場所の地ならし、そして「簡単水やりシステム」を取り付けるための延長ホース作りと稼働テストのみ。来年の鮎釣り資金を捻出するべく、アルバイトに精を出すDIYシーズンが開幕です。006.gif

by scott1091 | 2015-11-22 20:57 | DIY | Comments(0)