デントリペア専門店の「EGG BASE」

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デントリペア(Paintless dent repair)とは自動車の修理技術の一つで、車にできた凹みを板金塗装せずに特殊な工具で押し出して直す方法です。基本は工具を使って後ろから押し出しますが、場所によっては工具が入らないこともあるので、そのときはプーリングという手法を使います。

私が最初にデントリペアという言葉を耳にしたのは10年以上前のこと。今の前の車が隣接の駐車場で、隣の車にドアパンチされたときです。このときは修理に出したディーラーから提案されました。デントリペアは工具があればどこでも対応できるので、店舗を持たないで出張対応していることが多く、なかなか直接仕事を依頼しにくいものです。
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↑塗装剥離のリスクをミニマイズするべく、工具が入らないか念のため確認。この作業を経てプーリングを実施

今回もディーラー経由で修理をしようと思っていましたが、ネットで検索していたらこの「EGG BASE」を見つけました。ディーラーから修理部分は内部が二重構造になっているので、工具による後ろからの押し出しはできないとの情報は得ていました。したがってプーリングによる修理しかありません。

EGG BASE」のブログにはプーリングと思われる事例が紹介されていないので、一度店舗を訪ねることに。立ち寄った日は休業日でしたが、急遽ガレージを開けて確認してくれました。修理個所を見てすぐに、この車のこの部分は後ろから工具で押し出せないので、プーリングによる修復になること。
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車種的に塗装の密着が堅固でないため、プーリングで使う接着剤により塗装が剥離するリスクがあること。塗装が剥離してしまったら修理代金は無料になるが、「EGG BASE」では塗装できないので他で対応してもらうことになり、その料金は負担できないとの説明を受けました。しかし凹みは浅いので引き出せるのではないかとのことなので、日を改めてお願いすることにしました。

気がつかないくらいの凹みなのでリスクを冒して修復する必要もないのですが、修復を決めた理由は施行者の車の扱い方がとても丁寧で、説明を通して慎重な性格が伝わってきたこと。そして修理個所を見てすぐにプーリングしか方法がないと結論付けたことから、過去にこの車種を扱ったことがあると判断したからです。
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興味があったので作業をずっと見学させて頂きましたが、最終的に塗装の剥離もなくきれいに直りました。車に頓着しない人には修理代は高く感じるかもしれませんが、ディーラー経由に比べるとかなりリーズナブル。また板金塗装による色ムラなどの心配はないので、ちょっとした凹みでも小まめに修復できます。

この記事でデントリペアを知った人や、高速道路の飛び石でフロントガラスの修理が必要な人は「EGG BASE」を訪ねてみたらいかがでしょう。「EGG BASE」のブログを拝見すると、やはり車にこだわりを持つ方々の来店が多いようです。
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↑「わたせせいぞう」のワンカットのようなガレージ。「ハートカクテル」が好きで「Coors」を飲んでいた頃を思い出しました


by scott1091 | 2015-11-14 20:35 | | Comments(6)

Commented at 2015-11-21 15:55 x
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Commented by scott1091 at 2015-11-23 17:44
鍵コメさん、初めまして。

お問い合わせのフナヤオリジナルの回転トップですが、2015年5月6日の記事「フェルトの張り替えと穂先の塗装」でご確認くださいませ。上部(Z部分)が回る構造で、シマノのように軸の付け根が回る構造とは少し異なります。私も各社の回転トップを使用しましたが、この回転トップで不都合を感じたことはありません。

「龍切竿90急瀬LS」を安心してご購入いただけるのではないかと思います。
Commented at 2015-11-23 19:50 x
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Commented by scott1091 at 2015-11-24 20:37
鍵コメさん、ご理解頂けたようで何よりです。
Commented at 2015-11-26 09:51 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2015-11-30 22:19 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。