シルバーウイークは今季最後の北陸遠征です!

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シルバーウイークという言葉が定着したのは2009年。すでにあった言葉のようですが、ゴールデンウイークのようには定着しなかったようです。では何故に2009年使われるようになったかというと、ハッピーマンデー制度と国民の祝日に関する法律により、暦の並びで5連休という大型連休になったからに他なりません。

そして今年も6年ぶりの5連休。参考までに現行法であれば、次に5連休となるのは11年後の2026年だそうです。さすがに11年後となると生きているかもわからないし、自分の経済状況が鮎釣りを楽しむ余裕がない可能性の方が高いかも…。個人的には大型連休はどこも混雑するので、休日が分散している方がありがたいです。

これだけの大型連休だと川の状況を見定めてから宿の手配をしても間に合いません。早い段階で可能性のある場所は押さえましたが、それでも連泊で手配できないところばかり。旅行代理店にかなりの部屋を割り当てるため、このようなことが起るのでしょう。結局は20日のみ手配できず。残りの3泊は同じ宿を押さえることができました。
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そこで状況しだいで九頭竜とJinzooの両河川を釣る目論見でしたが、最終的には4日間九頭竜のみとなりました。今回は8年目のたかしまさんがフルでご一緒し、日によってヨッシーさんやU野さんともご一緒しました。4日間どこを釣るか難しいですが、基本は人が少ない場所。九頭竜中部漁協管区で鳴鹿大堰よりカミとなれば、中島、坂東島、大野島、牧福島、北島、飯島、谷口しか選択肢はありません。

川幅はありますが流程が短いのはJinzooも同じ。よくオトリ店でどこに入るか尋ねられますが、4日間釣るとなれば7カ所から4カ所を選ぶことになるので、秘密の花園など存在するはずもありません。連休中はいずれの場所も混雑しており、比較的動ける場所は鮎が少なかったりコロガシの人が多かったり…。

この時期になると雌雄を意識した釣りとなるので、盛期の釣りとは攻め方が違ってきます。友釣りはオトリと野鮎が何らかの理由で交差しなければ掛かりません。鮎が沢山いれば掛かると考えている人が多いと思いますが、群れ鮎の中でもハリ掛かりする確率は極めて低いものです。友釣りのキーワードとなる交差が起る要因を、私は大きく三つに分類しています。それは以下の通りです。
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①オトリを野鮎が追って交差する
②タイトな底波でオトリと野鮎が交差する
③雌雄を意識してオトリに野鮎が寄ってきて交差する


①は友釣りの基本、②についてはこのブログで何回も解説しているので、今回は③について書きます。雌雄を意識してと書くと瀬付きの鮎を掛けるようなイメージがあると思いますが、それとはかなり異なります。シーズン終盤はオトリ店でメスを選ぶ人が多いと思いますが、その理由は何でしょう。おそらくオスだと色が変わりやすいと考えている人が多いのではないでしょうか?

この選択理由は間違っていないと思います。それは人間も男性か女性かを判断するのに、まずは外見を目安にするからです。この時期に色が黒ければオス。これは近づく前からわかるので重要な要素であることは間違いありません。しかし私は色以上に、メスであることの方が優先すると考えています
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もし人も鮎と同じように裸で生活していたらどうでしょうか?色を目安にしなくても、一目瞭然で男性か女性か判断できます。この時期になると鮎も雌雄がはっきりしてくるので、色だけで雌雄を判別しているわけではありません。そして最終的な決め手は、異性の識別にかかわる性フェロモンです。

先に外見も重要だがメスであることが優先すると考える理由はまさにこれです。サクラマス(サケ目サケ亜目サケ科)では性フェロモンの存在は確認されているので、アユ(サケ目サケ亜目アユ科(キュウリウオ科に含める学説もあり))についても類似の物質が存在するのは間違いないでしょう。

次に瀬付きの鮎を釣るのと大きく異なるのは、掛かるパターンが①~③まであるということです。この時期でも竿抜けや地合になれば①のパターンで掛かりますし、②のパターンはシーズン共通。そこに③のパターンが加わるので、鮎の掛かり方やポイントで狙い方を変えていかなければなりません。
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そして重要なのはオトリにしたときに、お腹の大きくなったメスはオスほど泳がないことです。①~②のパターンであればオトリは弱らないオスの方が向いていますし、③のパターンはメスの方が断然有利です。このオトリの使い分けがポイントで、できるなら曳舟から出して交換するのではなく、あそこを釣るためには次はオスを掛けようという感じで狙っていくのがベストです。

もちろん思った通りに釣り分けできないこともありますし、狙ったとおりでも掛かりどころが悪くてオトリに使えないこともあります。これを読んでそんなことが本当にできるのかと疑問に感じる方も多いでしょう。そんな人にはぜひ自分なりに仮説を立てて、それを検証しながら釣るようお勧めいたします。

さてだいぶ話がそれてしまいましたが、シルバーウイーク初日の状況です。オトリ店が混雑していたので、早々にオトリを購入して川へ。最初の場所でいつも気さくに話をしてくださるU谷さん御一行に遭遇。最近の九頭竜の状況をお聞きして、そこから離れて人が少ないポイントに移動します。ここでたかしまさんと合流。
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石色からあまり釣れそうにないですが、この時期の瀬は似たり寄ったりでしょう。まさに「もう瀬では掛からんよ」という時期ですが、毎年書いているとおり最後まで瀬を攻めるのが私の流儀。だらだら釣り下ると釣り方が荒くなるので、狭い区間に区切って下りと上りと繰り返しながらオトリを入れていきます。

この狙いが的中してぽつぽつ掛かりました。しかしともかく寒い。オトリ店の話では水温は16℃。天気予報は「曇り時々晴れ」とのことでしたが、雲が垂れ込めて時折雨が落ちてきます。ウエット上下を着ていますが、タイツの股に亀裂が入っているようで下半身が冷えまくり。この水温では4日間頑張れそうにありません。やはり新調したタイツを持ってくるべきでした。

こんな悪条件の中、昼までに何とか17尾。ご一緒している方々の意向を聞いて、午後は場所を替えます。たかしまさんとヨッシーさんは最近お気に入りの場所に入りましたが、私は違う方向へ。今年は人が多くて入れませんでしたが、この日は比較的空いていました。石色を確認してから探っていきます。徐々にパターンを掴んで、気温の上昇にも助けられて午後の部は20尾。この日の釣果は37尾で終了となりました。
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オトリ店に戻って釣った鮎を冷凍して、宿にチェックインしてから食事に行きます。たかしまさんが行ったことがないとのことだったので、久々に「くら」で「天元豚ロースかつ定食」。福井といえば「ヨーロッパ軒」の「ソースカツ丼」が有名ですが、並んでまで食べる必要はないかな~というのが個人的な感想です。

食事後は釣具店に寄って「アクアシール」とクロロプレンの「リペアーシート」、シートを切るために仕掛け作りでも使える「金属・PE用ハサミ」を購入。ドライヤーで補修する部分を乾燥し、まずは裂けた所をアクアシールで補修。その上からカットしたリペアーシートを接着します。これでやっと安心して温泉に入れます。
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そして温泉から戻ってから、もう一度リペアーシートを指でしっかり圧着すれば修理は完了です。現在の気温であればアクアシールは5時間くらいで十分な使用強度になるので、2日目はもう少し快適に過ごせそう。部屋でゆっくりと風呂上りのビールを楽しみながらテレビを見て、アクアシールがあまりベト付かなくなったのを確認して就寝です。

泊まる宿によって異なりますが、一日の始まりは5時半に起床。日曜であれば「ザ・フィッシング」を見ながら洗面を済ませて6時には朝風呂へ。露天風呂で30分くらい過ごし、風呂から上がってから新聞に目を通します。7時から朝食を食べて、コンビニに寄ってオトリ店に到着するのは8時くらい。この時間になるとお客さんも釣りに行ってしまうので、駐車スペースに困ることはありません。
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ここでご主人や女将さん、いつものメンバーと情報交換や雑談をしてからおもむろに川に向かいます。この時間になるとほとんどの釣り人が川に入っているので、後からワラワラと入ってくることはありません。比較的空いている場所がその日のポイントで、釣れているかどうかは二の次となります。

2日目は初日の午後に入った場所に入りました。前日釣った場所で様子を見ているうちに、この日入るつもりだった場所が人で埋まってしまいました。狙っていた場所には入れなくなりましたが、前日釣っていない瀬が空いていたのでその場所へ。盛期はあまり釣れない場所ですが、この時期はメスが溜まっていることがあります。
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そして狙い通りメスの入れ掛かりに! 表層の流れは荒く見えますが、底流れは思ったほど早くないのがポイントでしょう。しばし入れ掛かりを堪能していると、たかしまさんが様子を見に…。そこにヨッシーさんとU野さんも加わり、「誰が釣っているのだろう」と回りから好奇の視線が…。

貴重な時間を費やして私の釣りを見ているので、少しでも役に立つよう解説しながら鮎を掛けていきます。この日の釣果は46尾。風が冷たく前日の午後に比べると体感温度は低く感じました。実際に釣れなければ解説にも説得力がありませんが、ブログでは伝わらないものを感じて頂けたのではないかと思います。
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この日は宿が取れなかったので車中泊です。「永平寺温泉 禅の里」は釣り人で混雑して洗い場を使うにも並ぶとのことなので、少し距離がありますが丸岡の「霞の郷温泉」へ。以前購入した回数券がかなり残っているので、受付で使えるか尋ねるとまったく問題ないとのこと。最後に使ったのが2009年なので、6年ぶりの利用となります。

風呂から上がって外に出ると秋風がとても心地よく、去りゆく夏を感じます。「霞の郷温泉」を利用したときに使うラーメン店はすでに廃業しており、その近くに新しくできた「丸岡二八そば 大宮亭」で夕食。使用しているそば粉は全て丸岡産とのことでした。

その後は九頭竜に戻って、ヨッシーさんとU野さんのキャンプサイトに合流。鮎釣りの話であっという間に時間が過ぎ、最後は寒くて耐えられなくなって車で就寝。敷布団と掛布団を積んでいなければ、車の暖房が必要なくらい寒い夜でした。鮎が落ちを意識するのは日照時間が短くなるのが主たる要因ですが、この一日の寒暖差も影響します。
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いよいよ3日目は激戦区に突入です。前日はまったく動けない状態だったとのことですが、釣れなかったこともあっていつもの週末レベルくらい。二日間の釣況からおそらく盛期のイメージでは掛からないので、一級ポイントではない場所からスタートします。この狙いが的中して4尾までは早かったですが、その後はパッタリ止まってしまいました。

鮎はいるのでそのまま粘ればぽつぽつ追加できそうですが、広く状況を確認したいので午前中は人の動きを見ながら探っていきます。回りもまったく釣れていないので人の動きも早い。そんな中で鮎が溜まりそうな場所を見つけて、そこで粘ると掛かり始めました。オトリが回り出せば多様な攻め方ができることもあり、徐々に流れのきつい場所へ。
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そして良い感じで掛かっているときにトラブル発生。な~んと今季2本目のタモ流失。一番流れのきつい場所に立っていたので、気づくのがワンテンポ遅れたことにより追いつけません。沈んで浮石で止まっていないか探しましたが、シモの淵まで流されてしまったようです。

ちょうど12時過ぎだったので、タモを取りに戻るついでに昼食。やっとこの日から天気予報通りに晴れましたが、暖かい食べ物が恋しい季節になりました。コンビニのメニューも冷たい蕎麦やうどん、冷麺はほとんどなくなり、電子レンジで温めるものばかり。水温が低いこともあって、ウエット上着を着ないと耐えられません。
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昼食後はタモを流した場所から始めます。狙い通りに掛かりますが、やはり盛期のようなペースは望むべくもありません。しかしこれが秋の鮎釣りなので、個人的にはとても楽しい時間です。私が秋の鮎釣りが好きなのは、盛期のように偶然掛かるケースが少ないから。ほとんどの鮎が、狙って掛けたという充実感が大きいです。

この時期になると夕方の入れ掛かりもなく、気温の低下とともに尻すぼみ的に終了。この日の釣果は33尾。前日よりも平均サイズが大きいこともあり、数のわりに満足感のある一日でした。オトリ店に戻って鮎を処理し、一番大きいのを計ってみるとおおよそ27㌢。今年の九頭竜中部では最大級の大きさだろうとのことでした。
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三日目の夜になるといよいよ食べたいものがなくなるので、たかしまさんとフナヤに寄ってから 「しゃぶしゃぶ温野菜」へ。定番の「食べ放題コース」を選択しますが、そんなに食べられるわけでもないので店にとってはエコな客。選べる二つのだしについては、冷えた体には「四川風 旨辛火鍋だし」がお勧めです。

そしていよいよ最終日となる4日目。4日間で一番天気がよかったですが釣果は低迷。たかしまさんの竿にトラブルがあったので、午後は予備竿でも釣れるポイント探しますが、そんな場所はどこも釣り人で一杯。駐車スペースもあまりないので、人が少ない場所に入りました。例年最終日に入ることが多い場所ですが、今季は初めての入川になります。
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前日まではバレがほとんどありませんでしたが、この日は午前中から底バレ連発。たった一日でこんなに変わるものかと思いますが、これもまさに秋の鮎釣り。想定できる対処方法はありますが、残念ながらそれが入ったハリケースを今回の遠征に持ってきておらず…。手持ちのハリで底バレしない場所を選びながら掛けますが、結果的には半分くらいしか獲れませんでした。

この日の釣果は4日間で最低の17尾。釣れたらまた行きたくなってしまうので、今季の最終日としてはちょうどよかったのかもしれません。私は渋滞を避けるべくこの日も一泊するので、フナヤに寄って今季終了のご挨拶。そして翌日は時間的に朝風呂に入れないので、ゆっくりと温泉に浸ります。
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翌朝は5時半にチェックアウトをして冷凍鮎を取りにオトリ店へ。お世話になった感謝を伝え、お二人に見送られて帰途につきました。渋滞は午前1時くらいまで続くとの報道でしたが、この時間はすでに車も少なくいつもより快適に走って午前中に帰宅できました。今年の北陸遠征は終わってみれば九頭竜が3回、Jinzooが2回。北陸編の釣行記事は全てファン限定公開を解除しましたので、ご興味のある人は御笑覧くださいませ!

最後になりましたが遠征先でご一緒させて頂いた皆様、またオトリ店や釣り場で気さくに声を掛けてくださった皆様に、心から御礼申し上げます。来年もまた笑顔で再会できることを祈って、この記事は了とさせて頂きます。040.gif

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↑まさに超硬の最高峰。終売に備えて今年「龍芯竿Ⅲ」を買いました!006.gif

by scott1091 | 2015-09-23 19:46 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他 | Comments(2)

Commented by 道楽Y at 2015-09-26 21:26 x
TOMOさん ど〜も!
序盤やろうが終盤やろうが 相変わらず釣ってまんなぁ!
オラの方はスタートも修行ならラストも修行とばかりの厳しさでんがな。
今シーズンも釣りにナイトに揉んで頂きありがとさんでした、お陰様で今年のように厳しいシーズンも楽し〜く過ごせましたがな。
今後とも道楽メンバー共ども宜しくお願いしま〜す。

ところで、龍芯竿のⅠ・Ⅱ・Ⅲって 何がどう違いますのん?
Commented by scott1091 at 2015-09-28 20:51
道楽Yさん、こんばんは~!

今月でいよいよJinzoo、Vリバーとも一先ず終わりですか…。北陸の夏は本当に短いと感じますが、だからこそ鮎に熱中する盛夏が充実しているのですよね!今年のJinzooは本当に天然遡上が少なかったですが、そんな状況で竿を出すのも引き出しを増やすチャンス。今年も道楽Yさんをはじめ、鮎道楽メンバーの皆様には本当にお世話になりました。こちらこそ末永くお付き合い頂けたら幸甚です。

龍芯竿はブランクそのものはⅠ~Ⅲ共通です。Ⅰは元竿の中間部分はカーボン素地がスケルトン、Ⅱは塗装工程削減のためその部分がブラック塗装となっています。そしてⅠ、Ⅱに使われていたマジョーラ塗料が廃番となったため、似た色を使ってⅢとなっています。