昨年は大雨洪水警報、今回は大雨洪水注意報でっか…

金曜から釣っているマルパパさんや乾坤一擲さんから、「泣けるほど釣れないよ~」のメールが着信。8年目のたかしまさんも夏休みで先乗りしていますが、釣果は芳しくないとのこと。しかも金曜の夜半から土曜の朝まで雨の予報です。普通なら釣行を見送るのでしょうが、これだけ友人がいるのであれば、竿が出せれば行く価値はあります!

しかし北陸道に入ると予報より雨脚が強く、九頭竜の竿頭村に到着する頃には土砂降りの雨。朝が早いマルパパさんもまだ車で寝ており、東屋に入っても地面から跳ねる雨で足元からびしょびしょです。私の到着に気づいた乾坤さんがタープを張ってくれて、やっと一段落。マルパパさんがトーストを焼いて、ハムエッグで朝食です。

前日の疲労と土砂降りの雨で、すでにお二人は戦意消失。私もその雰囲気に影響されそうでしたが、「もりいし釣具店」にオトリと氷を買いに行くと、追星ギンギンの釣り人で溢れかえっていました。雨なのに次から次にオトリを買い求め、傘をさしている軟弱者は私くらいでしょうか…。
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オトリを購入して竿頭村に戻ると、乾坤さんはもう少し寝るとのこと。ホテル泊まりのたかしまさんが間もなく到着するとのことなので、竿頭村とは違う場所で合流します。この頃になると雨が上がりますが、やはり濁りが入ってきました。大雨洪水に加えて雷注意報も出ているので、雨雲の動きをスマホで確認しながらしばし観望天気。

予想外の水位上昇に備えてウエット上着を着て入川。先に入っていた岐阜の漁師さんにあいさつをして、しばし今年の状況を聞きます。ここ2年ほどお会いしていなかったので、近況にも話が及んで釣りの邪魔をしてしまいました。九頭竜にもとんがり帽子の長良スタイルの人が何人かいますが、この御仁が一番釣りが上手いです。
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回りの方も顔見知りが多く、人が多くてもあまり気になりません。すぐにオトリが替わりますが、その後は底バレや根掛かりで一進一退の状態。シモのたかしまさんが私より早いペースで掛けていますが、同じようにバレが多いようです。野鮎のしっかりした追いを感じられないまま昼食タイム。午前中はツ抜けできませんでした。

午前はさんざ流芯を攻めたので、午後からは第二の流芯狙いに切り替えます。午前中ヨッシーさんが釣っていた場所の少しシモでポツポツ追加し、それを持って午前と同じ場所へ。午前とは違うスジをゼロオバセで釣ります。超硬のゼロオバセは早瀬の釣りとは少し異なるので、この釣りには「龍芯竿」が重要なアイテムとなります。

午前にはないペースで掛かりますが、やはり期待の流芯でガッツンはなし。流芯の鮎ほど口や顔掛かりが多く、黄色い鮎は全て第二の流芯や流れの隙間で掛かる一日でした。夕方には濁りもかなり薄くなりましたが、期待のユガッタチャンスも盛り上がりのないまま終了。30尾ジャストと思いましたが、残念ながら1尾足りない29尾でした。
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夜はたかしまさんと焼肉で盛り上がり、翌朝はいつものとおり朝風呂からスタート。北陸はすでに、露天風呂に出ると肌寒い季節となりました。いつも朝一の風呂は空いているのですが、この日は九頭竜同様にやたらと人が多い。何気に聞こえてくる会話は全て鮎釣りの話でした。

マルパパさんと乾坤さんは土曜に切り上げたので、日曜はたかしまさんとヨッシーさんの三人。私は午前中だけなのでどこでもよいのですが、お二人が今まで入ったことがない場所にということで坂東島に決定。ダイワのコマーシャルDVDの影響で、最近九頭竜に来るようなった人には「九頭竜の聖地」と呼ばれているようですが、かつての激流という面影はありません。

岐阜の漁師さんが一番きつい場所に入っています。水位が上がる前の一流し目と思われますが、これだけ人がいるのに竿がほとんど曲がりません。センターに人が並んでいるので、キワを釣り下がってから間隔の広い場所でセンターに出て、そこから流れを迫り上がります。かつての大野島(坂東島)は止まれる場所が限られていましたが、今は平坦な川底になって急瀬レベルになってしまいました。
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かつてから午前中は「苦労多くして実りなし」と言われている坂東島ですが、この日もその点だけは同じで飽きてしまうくらい何もありません。岸に座って釣っている人が一番竿を曲げています。流芯に立って岸際を釣ってぽつぽつ追加し、朝方岐阜の漁師さんが釣っていた一番厚い流れを挿します。

対岸に人が並んでいるので、竿抜けとなるスジが確認できます。水位が低いので幅は1㍍くらいしかありませんが、そのスジでよい石がある場所を攻めます。下流を見ると立ち位置がすでに流芯を超えています。ラインテンションを利用して底石の向こう側にオトリを誘導すると、ラインが根擦れした感触の直後に目印が2回大きく突き刺さりました。

この状態で掛かり鮎を獲るにはミスは許されません。竿をしっかり絞って足場を固め、掛かり鮎が水を切ったら体が開かないよう九頭竜返し。返した鮎を獲り込むときにバランスを崩して流される人も多いです。瀬釣りのスキルは、その人の限界まで立ち込んだ釣りを見ればすぐにわかります。全てが完璧にできなければ、余裕ができるラインまで後退するしかありません。
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これをオトリにさらに迫り上がると、3歩上がったところで同じような当たり。足場が悪いので少し下がりますが、目的の石に足が掛からず6歩ほど流されて足場を固めます。これもしっかり獲り込みますが、下がった6歩を迫り上るのがもう大変。オトリを交換してタイミングを見ながら6歩迫り上がり、さらに2歩迫り上がったところで頭を振る「ガクッガクッ」当たり。

顔掛かりなのでタモ受けしようかと思いましたが、足場が悪いのでそのまま九頭竜返し。これがこの二日間で最大の26㌢。時計を見るとまもなく12時なので、後ろの方に声を掛けて岸に戻りました。やはり「苦労多くして実りなし」でしたが、最後の3尾はかつての大野島(坂東島)を少しだけ彷彿させる釣りでした。
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この日の午前もツ抜けできず9尾で終了。三人で昼食を食べながら反省会をして、私とヨッシーさんはそのまま帰路に。たかしまさんは場所を変えて午後の部へ。Jinzooから転戦してくる人も多いですが、九頭竜も昨年のようには釣れていないようです。

次の週末はシマノ・ジャパンカップが開催されこともあり、参加者やその仲間のプラクティスも加わってしばらく混雑が続きそうな九頭竜。例年通り9月1日には友釣り専用区以外はコロガシが解禁になるのが残念です。

by scott1091 | 2015-08-23 22:50 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他 | Comments(4)

Commented by ariari19680606 at 2015-08-26 21:42
お疲れ様です、渋々の九頭竜だったようですね、私の場合撃沈確定だったので行けなくて正解?!。以前みたいに9月の中頃まで友釣りだけでやらしてくれると良いですが、色々と事情が有るのでしょうね。台風の影響があまり無かった様なので金曜日に行ってみます。
Commented by turishi6825 at 2015-08-28 01:10
TOMOさん、こんばんは。名人ならではの珠玉のアドバイスはぜったいに忘れません❗
今日は手術終わったら23時でした??。帰ったらバタン、キューですね。
神通用の仕掛を作る時間かありません。
Commented by scott1091 at 2015-08-31 21:28
ariariさん、こんばんは!

金曜はいかがでしたか?週末にシマノジャパンカップ鮎が開催されることもあり、下見の人も多かったのではないでしょうか?鳴鹿大堰より上流だけでも、以前のようにコロガシ解禁を遅らせてくれるとよいのですが…。9月に友釣りをしたければ専用区に行けということなのでしょう。

コロガシ解禁に続いてサギリの杭打ち。水位は下げるは、重機を川に入れるはもうやり放題ですものね~。重機禁止にすれば、サギリ漁も限られた場所でしかできなくなるでしょう。昔ながらの自然にやさしい漁法を考えてほしいものです。
Commented by scott1091 at 2015-08-31 21:29
turishiさん、こんばんは!

この週末は合流できませんでしたが、そちらの方で楽しめたようで何よりです。私が行く川は決して釣れる場所ではなく、今年やっておかなければ同じような条件は次いつになるかわからないという要素の方が大きいです。まさに「苦労多くして実りなし」という内容ですが、あの年はこんなだったという「引き出し」を増やすことを重視しています。

今年はもう時期的に遅いですが、コンスタントに釣るなら湖産の放流河川を狙うのがベスト。turishiさんの守備範囲にも多いので、来年はぜひトライしてみてください!