例年になく渋滞がひどいのは世界遺産の影響?

今年は8月8日~16日まで夏休みの企業が多いようですが、例年以上に出歩く人が多いように感じました。Uターンラッシュのピークは15日でしたが、伊豆はこの期間は概ね車の出が多かったようです。私の夏休みは週末と合わせて13日~16日の4日間でしたが、この期間は本当に混雑していました。狩野川からの行き帰りが、普通の1.5~2倍くらいの時間を要します。008.gif

釣り人が夏休みの狩野川を避ける理由はこの伊豆の渋滞ですが、今年は例年以上でした。特に14~15日は裏道という裏道も渋滞し、慣れていない細い道路に県外ナンバーが入り込み、すれ違いできずにさらに渋滞がひどくなるパターン。道を知らない人は結果的には大きい道路を車の流れに沿って進む方が早いのですが、ナビが渋滞迂回ルートを案内したりするので入り込んでしまうのでしょう。
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13日は朝から雨が降ったり止んだりのあいにくの天気。川が濁るような雨ではありませんが、時折びっしょりになるくらいの雨脚になるときも…。終日晴れそうで晴れない天気でした。地元のお盆は時期が違うので、仕事の人も多いので釣り人は少な目。どこでも入れる状態なので、例年なら比較的混雑する場所に9時過ぎに入川。

この日は見渡す限り釣り人ゼロ。晴れそうな空模様だったので、カッパを着ないでドライシャツを着用。3週間ぶりの狩野川はやはり水が冷たく感じ、釣況もスローな感じ。浅い場所でオトリを回しながら水深のある流芯を攻めますが、まったく応答なし。やはり今年の狩野川は数が少ないので、広範囲に探っていくしかありません。042.gif
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このブログを見て気づいている人も多いと思いますが、狩野川は掛かる鮎でも黄色い鮎は非常に少ないです。一日の釣果の中で追いを感じる鮎は一割もいないのが普通で、これが狩野川の鮎釣りはあまり面白くないと言われる所以でもあります。もちろん入れた瞬間に飛びついてくる鮎もいますが、この手の鮎も追星ギンギンという容姿ではありません。

ダム湖産を使った静岡2系は追星がきれいに出ますが、他の放流魚や天然遡上は概ねこんな感じです。狩野川は待たないと掛からないと言われるのは、追って掛かるというよりもオトリに野鮎が絡むのを待つという方が的確な表現かもしれません。もちろん当たりや引きは他の河川と変わりませんが、どこで待つかが釣果を左右します。034.gif
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私は誘って掛けることが多いですが、やみくもに誘えばオトリは弱るのは明らかです。結果として冒頭の伊豆の渋滞と同じように、オトリが弱らないように泳がせて待つ方が釣果が伸びることになります。これが往年の狩野川名人が推奨する「待ち泳がせ」の根拠です。

しかし鮎がいる場所が確実にわかり、野鮎とオトリが交差する回数が多い底波をつかめれば、待っている時間は退屈でしかありません。私の誘いは野鮎がその動きに触発されて追わせるという意味合いもあります。しかし狩野川のように追いが弱い川では、むしろ野鮎との交差のとき、オトリの姿勢を意図的に変えることの方が重要です。

一方でトーナメントで活躍している方は「泳がせ釣り」や「引き釣り」にかかわらず、オトリの姿勢がより自然になるように気を使っている人が多いです。私の釣り方を真似ると釣れないと言われるのは、やはり攻めるポイントをピンポイントで捉えるか、スジや面で捉えているかの違いによるところが大きいように感じます。
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こう書くとピンポイントで捉える方が釣れそうな気がしますが、野鮎はオトリの通し方によって反応が異なることが多いので、「木を見て森を見ず」ということでは釣果は伸びません。泳がせもすれば引き釣りもする。自然に泳がせたり誘いもできる。面の釣りも、スジの釣りも、ピンポイントの釣りもできる。これが鮎釣りが上達する秘訣なのでしょう。

だいぶ話がそれたので戻しましょう。竿抜けかな~と思われる場所では21~23㌢クラスが目印を飛ばしますが、やはり数はでません。数が出る場所と型狙いの場所を織り交ぜながら、この日は16時に竿を畳みました。釣果は26尾。今の狩野川ではまずまずの釣果だと思いますが目標未達であります。
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翌日は車の渋滞がひどく9時過ぎにオトリ店に到着。夕方には姉夫婦が食事に来るので、15時には竿を畳まないと間に合いそうにありません。前夜の雨で水位が10㌢くらい上がり、まだ褐色系の濁りが残っています。天気が良いこともあって、すでに竿を出している人は前日の2倍くらい。この日は型狙いで釣り人のいない場所に入川。

引き水、薄濁りの絶好のチャンスなので、すぐに竿が曲がります。しかし本命の瀬では反応がありません。つまらないポイントでぽつぽつ追加し、それをオトリに泳がせて葦際を攻めると目印が飛びます。大きい鮎をオトリにすると、数が出るような場所では野鮎が水面をジャンプして逃げているのが歴然。009.gif
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オトリは十分にあるので、大きい鮎は鼻環を通さずに曳舟へ。このときにオトリも交換するのがポイント。2尾掛けてしまうとオトリの回復も遅くなるので、大きなダメージになる前に曳舟に戻しましょう。「泳がせ」であろうが「引き釣り」であろうが、友釣りはオトリが命であります。

水の引きも早く、水は澄んでくる頃にはほぼ前日の水位。底石が見えるようになるとハミ跡はほとんどなく、垢腐れでアオノロも目立ちます。よくこんな場所で竿を出したな~という感じですが、今年の狩野川はどこも似たようなものでしょう。流芯にぽつぽつ黒い石がありますが、そんな場所でも1尾掛かれば打ち止め。

この日鮎が付いている傾向を掴んで、15時少し前までに31尾。キリがよいのでここで竿を畳みました。入れ替わりで夕方だけ竿を出す地元の御仁が登場。「これから掛かるのに上がるのか~」と言われたので、「お盆で人が来るからー」と答えるとすぐに納得してくれました。これが田舎のよいところでもあります。
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いよいよ三日目。最終日は所用があるので、夏休み釣りができるのはこの日が最終。下りはすでに空いているかと思いましたが、ほとんど前日と変わらないくらいの渋滞。裏道を駆使して走りますが、やはりいつもの1.5倍くらい時間が掛かりました。週末なので地元の人も多く、この三日間では一番釣り人が多そうです。

オトリを購入してから、通りがかりに誰もいなかった場所へ。ちょうど対岸から一人入りましたが、上の瀬が空いているのでまったく問題なし。今年初めて竿を出す場所ですが、やはり石垢の状態は悪く、アオノロも相まって鮎がいるようには見えません。50㍍くらいの区間をしっかり川見してから竿を出します。

瀬の中の馬の瀬でまずは手堅く1尾。これをオトリにすぐ2尾目。しかしこれがまさかのキャッチミス。嫌な雰囲気を払拭するべく3尾目。しかし今度はキャッチ後にタモの角度が悪く、まさかまさかのタモから脱走…。自作HPTソリッドから標準チューブラーに変えたのが影響しているのでしょう。
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今までにないペースでしたが、さすがに止まってしまいました。養殖にオトリを戻して、比較的掛かりやすい場所を選んでオトリを確保。さらに3尾ほど追加してから、オトリが良くないと掛からない平瀬に移動します。ここも石色はよくありませんが鮎はいる雰囲気。いきなりオトリを投げ込むと野鮎が逃げるので、シモからゼロオバセでゆっくりと引き上げます。

ここでしばし入れ掛かりとなりますが、最後は野鮎がジャンプして逃げるようになるのは前日と一緒。オトリが十分に確保できたので、瀬の流芯をテンポよく探ってこの場所は終了です。対岸にいた人がすでにいなくなっていたので、シモの瀬で第二ラウンドを開始。この頃になると水温が上がり、気になるほどではありませんがアオノロが流下してきました。

狩野川では今季一番の当たりを満喫しますが、ハリ傷があるものやすでに垢が付いた鼻環回りがついている鮎も…。やはり数が少ないのは間違いなさそうです。この場所ではここが一番良さそうに見えるので、対岸に他の場所から二人移動してきました。年配の人がそこでやりたそうだったので場所を譲ります。
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そこからしばし川見をしながらフェルト減らしの旅へ。この日最後に選んだ場所は以前よりも底石が少なくなっていますが、掛かれば鮎が大きそう。流れが強いので思ったコースを通せないのでしばし苦戦しますが、会心のコースに入ると目印が大きく飛びました。その後も入れ掛かりにはなりませんが、狙ったとおりのコースを通せれば目印が弾けます。

この日は毎年恒例の店を予約しているので、前日と同じように15時に竿を畳みました。釣果はこの三日間で最高の37尾。鮎の型も揃って、狩野川で久々にタモが重たいと感じる充実した一日でした。
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夕方からお祭りに行って、そのまま予約している店へ!今では年に1回しか行けませんが、必ずお祭りの初日に家族で訪れるので、スタッフも待ってくれているのが嬉しいところです。子供は二人ともアルコールが飲める年齢になったので、大好きな泡系ワインもボトルで頼めるようになりました。

お祭りが終われば夏もいよいよ終盤。まだ残暑厳しい日々ですが、9月に入れば蝉の鳴き声から虫の音に変わるのもすぐ。今年も後悔しない夏にしたいですね!006.gif

by scott1091 | 2015-08-15 21:42 | 鮎釣り/狩野川他 | Comments(0)