立ち込みで前屈みになるようではワテもそろそろ引退か?

猛暑日が続いていますが、川に居るとあまり気にならないもの。しかしオフィス街では地面も焼けるような熱さで、歩いていると靴底が融けるのではないかと心配になります。これでは打ち水をしても、まさに焼け石に水というものでしょう。この時期になると、電車の中で熟睡している人が多くなりますよね~。

さて鮎釣りもいよいよシーズン本番。ネットで釣れている川の情報収集に余念がない人も多いと思います。私もそのタイプと思われる人も多いようですが、実はまったく熱心ではありません。ネットの普及によって士業などの専門職を使わなくても、大抵のことは自分で対応できる時代となりました。
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私はこの手の検索や裏取りはしっかりやるタイプですが、趣味のことになるとかなり無頓着です。友人から「○○ブログを見た~?」などと言われることがありますが、大抵は知らないものばかり。友人から教えてもらうのですが、その後はほとんど見ることがありません。おそらくこのブログも他人なら読まないでしょう。

こんな感じなので、初めて釣りに行く川でも行き当たりばったりが多いです。これは「行ったら何とかなるさ~」という天性のいい加減さと、「最初から釣れると思うな」という思考が根底にあるからだと思います。貴重な休日にお金を掛けて行く遠征なので、肩に力が入るのはわからなくもありません。しかし釣りの楽しみは釣果だけではありませんよね!私は初めて訪れた土地では早朝散歩しています。これは仕事でも釣りでも同じ。
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そして私が車を乗り合いで釣行しない理由を尋ねられますが、これは気の赴くままに行動したいからに他なりません。また一人で行動していれば、自然と地元や一人で来ている友人もできます。そして最近は釣れている川に行くというよりも、タイミングを計りながらそんな友人に会いに行く感じになっています。

鮎釣りでは話ができるのは川に入る前と昼食時だけなので、なるべく友人宅の近くに宿を手配して一献傾けるのも楽しみの一つ。そして釣りはいつも「言い訳なしの全力投球」。それを象徴する言葉が「型も数も竿頭」。これであれば釣れている川でも、釣れていない川でも、目標がブレルことはありません。矛盾しているようですが実現できるかはさほど重要ではなく、自分が納得できる内容だったかを重視しています。
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綿密な計画や堅実な行動。なんでもきっちりしている人。そして釣りについては一挙一動に理由があると思っている人もいるようですが、ぶっちゃけかなりいい加減な奴なので誤解なされませぬように!最近は落し物や忘れ物もありますしね~。001.gif

さて前置きが長くなりましたが、そんな私が選んだ釣行先は九頭竜。ここ数日は中部も勝山も釣れていないようですが、ま~様子見ということで!7月の三連休にも行きましたが、あまりの土砂降りでオトリ店にも寄らずにJinzooに転戦しました。今季初めて「養老SA」で食事をしましたが、メニューが一新されているのが嬉しかったです。
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土曜は鳴鹿大堰よりシモで「第24回九頭竜川中部中日アユ釣り名人大会」が開催されていることもあり、その場所を避けた釣り人でオトリ店は賑わっていました。人が途切れるのを待って今季もよろしくの挨拶と、ご夫婦の近況などを尋ねます。お二人ともお元気とのことで何より。逆に女将さんから姿を見せないから皆で心配していたのよ~と、お気遣い頂きました。

オトリ店で一緒になった友人に釣況を尋ねると、今年は鮎が小さい上にあまり釣れないとのこと。Jinzooの放流鮎があれだけ大きくなっているのに、九頭竜はどうしてなんでしょう?もともと鳴鹿大堰よりカミは放流鮎しかいないようなものなので、Jinzzoよりはるかに放流量が少ないので8寸クラスを期待しておりました。
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きっと種苗の違いや、ダムから放水される水温の違いなどもあるのでしょう。中角の水位が0.60~0.70で高めだと思いましたが、川に入ってみると感覚的にほぼ平水。入る場所を間違えたかな~と思いながら、一番きつい瀬から探っていきます。しかし鮎の気配はあまり感じられず、竿を通して感じる「ここだ」という底流れで待てど誘えど応答なし!

錘4+3=7号ということもありますが、「ガツン、ぎゅるるーん」とラインが引き込まれるような当たりがなく、ほとんど口掛かり。いよいよ核心部と思われるところで、私の竿2本分シモに人が入ってきました。釣り下がっているので本来なら私のカミに入るべきですが、どうしてもそこに入りたかったのでしょう。そこからまったく下がらないので、私はそれ以上下がれません。
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その人よりシモの人はどんどん釣り下がっていくので間隔が空きます。この頃になると釣り人が多くなってきました。しかしこれだけ人がいても竿が曲がらないので、おそらく午後には人がいなくなってしまうでしょう。ペース配分を考えて、動かない釣り人のシモに入ります。石色が良くありませんが、少し釣り方を変えて探っていくとまずまずのペースに!

私が九頭竜に通い始めたのは2003年ですが、この12年間の中で今年が鮎が一番小さい印象です。7月ならわからなくもないですが、もう暦は8月。尺鮎が出たもっとも大きかった2007年は、この時期には9寸が掛かったていたのでかなり違います。もちろんこのサイズになると、掛けて獲れるかはまったく別の話ですけどね!
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しかし小さくても九頭竜で育った鮎。開幕戦としては十分な体慣らしができました。午後からは8年目のたかしまさんが合流。昨年までグラスリをメーンに使われていましたが、今季はいよいよ「龍芯竿」を投入。初めて使う超硬に戸惑っているようでしたが、この竿を使いこなせるようになれば、必ずグラスリの釣りも変わります。それくらい超硬は誤魔化しがききません。もちろん錘を引くだけの釣りなら簡単なんですけど…。

午後になると釣り人の数は半分以下。あれくらい釣れなければ、オトリが回らないでしょう。北陸の日没は遅いのでまだ日は高いですが、釣り人が一人、また一人と減って楽しい時間。たかしまさんは、いつもは暗くなるまでやるので覚悟していましたが、仕掛けが底を突いたとのことなので竿を畳みました。
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この日の釣果は午前25、午後23の計48尾。錘と背バリ、チラシと錨を駆使する釣りは、型の不満を払拭するに十分な内容でした。オトリを預けて鮎を冷凍するためオトリ店に戻ると、ちょうど友人達も戻ってきました。状況を聞くと、どこも厳しいとのこと。冷凍庫に鮎が入っていなかったのが、今年の厳しさを物語っています。

翌日はゆっくりと朝風呂に入ってから朝食。露天風呂から見上げる空が、夏空なのが嬉しいところです。これが9月になると秋空となり、朝は肌寒さを感じるようになります。8時過ぎにオトリ店に行くと、前日会えなかった友人にも再会できました。今年はどこの河川も不調で苦労されているようです。
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入る予定の場所に行くと、車を止めるスペースがありません。他の場所にしようかと思いながら車を進めると、また新たな友人に再会。昨日の釣況が良くなかったので、これから勝山に行くとのこと。そこでしばし話をしてから、そのスペースに駐車させてもらいました。

二日目なので最初からガンガン立ち込みますが、やはり川慣れしていないので体が安定しません。ヨタ波で体を振られたり、返したときの体の開きでバランスを崩したり。加齢で筋力の柔軟性が損なわれてきたのが最大の原因ですが、もう少し何とかなるだろうという状況です。
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これでは一番きつい場所では立てないので、2時間くらい体を慣らしてから挑みます。そんな場所には、前日とはまったく違ったキカン鮎がパワー全開で竿をひったくります。下がったら止まれなくなるので、超硬を絞って掛かり鮎の波頭に乗せます。しかしこの日は慣れていないこともあり、波頭に乗せきれないでこじれるパターンも…。

そしていよいよ最後は一番奥のラインへ。入れ掛かりにはなりませんが、「ここだ」という底流れでは必ず反応がありました。しかし3尾ほど獲り込んだ後、波頭に乗せる向きの関係で反対に返したときに体が開き、久々に大きく流されました。鮎はしっかり獲り込みましたがタモを流失。そのまま時間までテッサンで対応し、12時に車に戻ってこの日の釣りは終了です。
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私はどこの川でも尻手ロープを付けませんが、これでタモを流失したのは生涯3本目。1本は狩野川ですが、残り2本は九頭竜でまったく同じ場所。安全のために尻手ロープをつけていないので結果オーライですが、最近のものはテクノメッシュばかり。手すきの大目で、気にいったタモが入手できないのが辛いところです。

この日の釣果は33尾。久々に二の腕が筋肉痛…。
次回はもっと気合いを入れて臨みます!
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by scott1091 | 2015-08-02 22:06 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他 | Comments(0)