ミッション発令、降水量を予想して鮎釣りを遂行せよ。ラジャー!

毎年楽しみな7月の三連休。しかし天気に恵まれることが少ない週で、いつも予約した宿をキャンセルすることになります。この三連休は不思議とどこの宿も満室になることが多いので、かなり前から予約しなければならないのですよ~。しかし今年も台風11号(NANGKA)の西日本縦断にぶつかってしまいました。

今回もっとも悩ましかったのは台風11号のコースと速度にあります。コースが少し西にずれれば、また上陸してから速度が上がれば、連休二日目は何とかなりそう。台風の雨雲の動きと、飛騨・木曽山脈の地形からそう思っていたので、今年は宿をキャンセルしませんでした。そして出発前に水位と雨雲レーダーを確認すると、ここまでは予想どおり。

この時点ですでに台風の中心は日本海に抜けていますが、これから明け方までにどれくらい降るかでしょう。まず目指すは九頭竜ですが、最悪でもJinzooでは竿を出せるはず。初日から九頭竜でご一緒する予定だった道楽Yさんは、朝まで様子を見ることに。途中までは快適なドライブでしたが、明け方になるとしだいに雨脚が強くなりました。
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そして福井北ICを降りる頃にはいよいよ本降り。これはだめかな~と思って九頭竜を見に行くと、濃い笹濁り程度でこれ以上増えなければ翌日は何とかなりそう。しかし上流に車を進めると、勝山はそれ以上に増水していて水色はすでに茶系。下流域の水位計も徐々に上がってきたので、ここで九頭竜に見切りをつけます。

九頭竜の写真を道楽YさんにLINEで送ると、Jinzooは水位が上がっていないので様子を見に行くとのこと。私も返事を待たずに北陸道に乗ります。途中で見えるVリバーもJinzooも水位はまったく問題なし。そして約1年ぶりとなるJinzooの風景はまったく違っていました。まずコンビニに釣り人の姿はなく、板氷は冷凍庫に一杯。弁当類も選り取り見取りでんがなぁ!

身の振り方相談所に行くと、やはり釣り人はゼロ。年券をくださいと言うと、まさに意外そうな反応。道楽Yさんが先行して竿を出している場所に車を進めますが、見渡す限り釣り人はいません。網の人がポツポツ見える程度で、昨年までの賑わいが嘘のようです。
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入川路に少し不安がありましたが、河川敷には道楽Yさんのものと思われる轍があるので、それをたどって行ったら「ぽっつん」と見慣れた車が1台。もう10時近いのに、雨が上がってから河川敷をほとんど車が走っていないということですよね…。恐るべし2015年Jinzooであります。水位は大沢野大橋で1.36㍍なのでほぼ平水。

道楽Yさんとしばし話をしていると、まもなく道楽Kさんも到着。私はベストの中身を九頭竜からJinzoo仕様に入れ替えなければならないので少し遅れて入川。一番良い場所に入れてもらったので、すぐにデカイ鮎が掛かります。しかし次が掛からない。そしてこの鮎を根掛かりでロストしてからは辛い時間…。やはり今年のJinzooは人がいない理由があります。
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午前中の釣果はやっと5尾…。場所移動してから昼食にして、午後の部は13時過ぎからスタートです。今年のJinzooは狙って釣れるほど天然がいないので、放流鮎が付いている「ひみつのアッコちゃんP」を見つけなければ撃沈でしょう。午前中一番釣れなかった私は、そんな場所を探しにフェルト減らしの旅へ。

しかしなかなか良いポイントがないものですね~。鮎が多ければどこでも釣れるのに、少ないと「ここだ」という場所がない。このままだと橋から橋まで歩いてしまいそうです。そんなときにやっと「らしい」場所を発見。オトリを送り出すと、すぐに目印が飛びました。これが小ぶりながら待望の天然。オトリにすると泳ぎがまったく違います。

この1尾を手に入れたことと、「らしい」場所の発見でここから確変。そんなときに対岸に人が現れたと思ったら、な~んと着替えていない道楽雨男さん。飽きてしまうのではと思うのですが、最後まで着替えないで2時間以上も見ておりました。雨が降らなかったのは、雨男さんが川に入らなかったからでしょうか?
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楽しい時間はあっという間に過ぎて、何とか挽回して全部で33尾でした。明日はいよいよ九頭竜と思って水位を確認すると、さらに上がっているのでこの時点で二日目もJinzooに決定です。宿の関係でこの日は福井まで戻り、翌日の宿泊はキャンセルして砺波に宿を手配しました。

フナヤに行ってオーダーしたタイツの代金を払い、すでに終売となっている仕掛け巻きや逆バリを大人買い。財布に入っているお金が少なくなったのでチャージしようと思ったら…。ベストに入れたはずのOPP袋がありません。ここから弱い頭をフル回転して記憶を巻き戻します。

財布を持ち歩くと嵩張るので、私は大きいお金はJAF会員証などと一緒にOPP袋に入れてベストに収納しています。いつも着ているベストは襟にキーポケットがあるのでそこに。九頭竜用はないので内ポケットの右側にそれを、左側にキーを入れるようにしています。しかしこの日は右側に天井糸が入っていたので、同じところに入れました。
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いつもは中のものを出したらチャックを締めないので、この習慣でキーを出したときにチャックを締め忘れたのでしょう。普通はこれでも落ちないものですが、ベストを脱いだときに落としたのかもしれません。この日の宿代は払えますが、見つからなければ砺波の宿代と恒例の「Toideナイト」に参加できません。

急いでフナヤに戻るとすでに閉店していたので、恥を忍んで道楽Yさんに見つからないときはお金を貸してほしいと電話します。すぐに快諾してくれましたが、「オラも明日は早起きして宝探しに行きまっせ。無事見つけましょうぞ!」と心強いお言葉。本当に感謝、感謝であります。

今年の神通は釣り人がいないので、拾われてしまう心配はないでしょう。この時期、富山は何時くらいに明るくなるかわからないので4時半に現場に到着。午前の場所をさらっと見てから午後の場所へ。これはあっさり見つかるか、見つからないのどちらかだと思ったからです。
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そして午後の場所を探し始めると、午前中の場所に道楽Yさんが到着。そちらは道楽Yさんにお願いして、私は午後の場所に集中します。あらゆるケースを想定して、考えられる場所は全て探しましたが発見できず。残されたのは川に落としてしまったパターン。竿を車に置いてから獲物の写真を撮ったときか、オトリ缶に水を入れて担いだときでしょう。

そこは分流ですが、それなりの流れ。しかも前日よりも10㌢くらい水位(1.48㍍)が上がっているのでかなり絶望的です。しかしあらゆる可能性はつぶしたので、これが最後の捜索と決めて川に沿って降りて行きました。そして50㍍くらい下ったでしょうか?

飛び石でできた本当に小さな弛みに、それは浮いていました。その状況はもはや奇跡に近く、自分の目を疑いました。すぐに道楽Yさんに電話をすると、昨晩は南風だったので捜索範囲を広げている最中だったとのこと。本当にありがとうございます。そしてご迷惑をお掛けしました。
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この日はこれで「もう釣れなくてもいいや~」という気分です。前日と違って釣り人がぽつぽついますが、どこでも入れます。しかしここはひとつ「マニアックP」を釣査してみましょうという展開になりました。メンバーは道楽Yさん、道楽Kさん、雨男さんと私の4人。

4人だけでも今年のJinzooはぶっちぎりの人口密度なのに、なぜか「マニアックP」にさらに4人。川回りに来た漁協関係者が、7月に入ってから車が止まっているのを初めて見たとのこと。そんなにここは釣れるのですかと尋ねられる始末。逆に道楽Yさんが釣れる場所を尋ねると、こちらが教えてほしい状況とのことでした。

川に降りてみると石色が悪く、竿を出したのは道楽Yさんと私のみ。私が1尾釣っただけで、この場所を見切ることにしました。この時間から車4台で移動できる場所があるのかな~と思いましたが、それは今年のJinzoo。移動した先には車もなく、見渡す限り釣り人な~し。いかに「マニアックP」の人口密度が高かったかということなのでしょう!漁協関係者が驚いたのも納得です。
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ここで4人並んで入り、少し遅れて道楽部長さんも到着。しかし私には全然釣れまへ~ん。いや、釣れているのは道楽Yさんだけという状況です。石色もあまりぱっとせず、またフェルトを減らす放浪の旅へ。しかし前日とは違って「らしい」ポイントが見つからず、一度入川場所に戻ってから今度はシモの釣査へ。

ここでやっと「らしい」ポイントを発見。すぐに掛かりますがこれはバレ。同じ場所に入れ直すとまた瞬殺。ここでやっと生き帰りました。いつものように12時に川から上がり、楽しい昼食。何台か車が通りますが、「釣れるところないがや」とか、「もう釣りきっちゃったけ」という感じです。いかに苦労しているかということなのでしょう。
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午前中はピーカンだったのに、昼食後は怪しげな雲行きになります。道楽Yさんは龍切竿からSLⅡに持ち替え、私は龍切竿の限界を確認するためそのまま続行。午前中は手前しか釣っていないので、午後からはいよいよ流芯へ。しかし今回は人がいないので、釣るラインを3本に区切って、そのラインより奥は深追いしないで往復しながら攻めました。

そしていよいよ流芯を釣り始めたときに一気に土砂降りに…。やはり闇の魔法使い、雨男さん恐るべしであります。川面が激しい雨で叩かれて底石がまったく見えませんが、そんな中で道楽Yさんと私だけが釣りを続行。龍切竿が気持ちよいくらい曲がりますが、タモを抜いていると伸されるので返します。引き合う時間が長くなると身切れもありますが、これぞ鮎釣りの醍醐味でしょう!
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すでに雨で戦意喪失している人もいるので、道楽Yさんと見計らって竿を畳みました。釣果は会心の43尾。そしてこの日は恒例の「Toideナイト」です。私は砺波の宿にチェックインして、道楽Yさんの車で移動。今回の参加者も昨年と同じ5人。楽しい夜はあっと間に過ぎて、帰りはQpapaさんの運転代行に同乗させてもらいました。

翌日は三連休最終日で渋滞が予想されるので、砺波の街を少し散策してから帰途へ。富山は梅雨明けを思わせる、雲一つない抜けるような青空。目が覚めるような稲の緑と、黒が映える甍の波。台風に泣かされた三連休ではありましたが、ご一緒させて頂いた皆様のおかげで楽しい釣行となりました。

これで次の台風12号が接近しなければ、いよいよ鮎釣りシーズン本番。
鮎の状況は良くありませんが、今年も全力投球でいきまっせ!
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↑大門素麺とホタルイカの干物

by scott1091 | 2015-07-20 21:56 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他 | Comments(2)

Commented by 634p at 2015-07-24 11:02
こんにちは
神通川空いてるんですね~。それだけ厳しいんでしょうが、あんな良い鮎が釣れて空いてるなら行きたいですね。大門素麺でVリバー思い出しちゃいました。
Commented by scott1091 at 2015-07-24 23:33
634pさん、こんばんは!
行かれるなら熱中症対策は万全でお願いします。
それは橋から橋まで歩く覚悟でないと、「らしい」ポイントが見つかりません。
またすでに釣られていれば、今年は鮎の補充はないと考えてください。
前日情報が出た場所も見に行きましたが、そこも釣り人はゼロでした。
地元の人は釣り返しがきかないのをよ~くご存知です!
Vリバーはさらに厳しい状況だそうです…。