引き水の狩野川はどうだったのよ~?

狩野川は7月3日(金)から梅雨らしい雨が続き、雨が上がったのが約1週間後の9日(木)。この間は涼しいくらいでしたが、10日(金)から一気に真夏日に!水位は最大で1㍍くらい増水しましたが、その後は概ね40~50㌢高くらいで推移したため、大きな石は垢が飛びませんでした。

絶好調の高原川のお誘いもありましたが、次の三連休は遠征を予定しているので今週は自粛。土曜は桂川に行こうかな~と思いましたが、前日マルパパさんからどこも濁って入れないので、今季初めて狩野川で竿を出したいとのメールあり。今年の狩野川は昨年のイメージでは厳しいので、ご一緒することにします。
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川見した感じでは30㌢高くらいで、石が動かない瀬は垢が残っています。しかし小砂利底にある飛び石は薄垢レベル。伸びたアオノロは飛びましたが、まだ緑に見える石は散見されます。盛期であれば引き水の絶好のチャンスですが、冷たい雨が1週間続いたことによる鮎の活性低下が予想されます。

先週竿が出せなかったので今週は混雑すると思いましたが、拍子抜けするくらい釣り人がいません。下流域ではすでに見慣れた風景ですが、中流域の人気オトリ店の車の少なさは今季初めてのレベル。やはり今年の狩野川は、それくらい厳しいということなのでしょう。
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どこでも入れる状況なので、マルパパさんが入ったことがない場所へ。入るときは気づきませんでしたが、いざ川に入ってみると釣り人が二人。しかし一人はすでに竿を置いて休憩しています。竿を出している人もオトリが変わっていないようで、もう泳ぐような状態ではありません。

水位が高いので、オトリが交換できなければ我々も数時間後は同じ状況でしょう。しかしマルパパさんがすぐに掛けたのでまずは一安心。しかし私は掛けるのに手頃な場所がなく、オトリが替わらない時間が続きます。シモを見るとまったく人がいないので、ここからはフェルトを減らしに放浪の旅へ。
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取り敢えず1尾掛けなければ鮎がいる場所もわかりません。瀬で掛からないのかなと探っていくと、目が覚めるような当たり。水位が高いにもかかわらず、非常に狭いスポットにオトリを止めて待たないと掛かりません。2尾目は痛恨のバレ。ここでハリを交換して3尾目はしっかりゲット。その後はポツポツ…。

昼になったのでマルパパさんの所に戻ると、二人の釣り人はすでにいなくなっていました。場所移動も考えましたが、広いポイントを二人で独占できること。そして午後から追いが出てくると読んで、一度車に戻って昼食を食べてから同じ場所へ。狙いどおり午後の方が掛かりましたが、結果としてはもう少し水が落ちてから入るべき場所でした。

盛期であれば白泡の中でも追ってきますが、全般的に鮎の活性が低いのでポイントを絞るのが難しい一日だったと思います。真夏日になるとの予報でしたが、水温が低いので日が陰ると寒いくらい。ときおり熱気が下りてくると、逆にほっとするような気温でした。
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この日の釣果は23尾。釣況が良くないのでマルパパさんは帰ろうか悩んでいましたが、水位は下がってきているので翌日もリベンジすることに!マルパパさんの朝は早いので、翌日はカワセミ撮影ポイントで合流します。当日の水位を確認して候補を二つに絞ります。前日よりも釣り人が多いですが、いずれの場所も人はいません。

この水位であればベストタイミングと判断しましたがどうでしょう?チャラ瀬は午前中は掛からないと判断して、瀬肩から釣ります。マルパパさんはその一つ上にある瀬肩へ。慎重に手前から探っていくとすぐにオトリが替わりました。この天然の小型を釣らないことには浅場を攻略できません。
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しかし7尾釣ったところで竿が曲がっていたこともあり、後から3人入ってきました。瀬肩が狭くシモは養殖が入るような瀬ではないので、距離が近くなるので場所を空けます。マルパパさんの様子を見に行くと、オトリよりも大きいサイズが連発とのこと。昨日帰らなくてよかったと満面の笑顔。引きとめた張本人なので本当によかったです!

まだ水位が高くマルパパさんよりカミには上がれないので、20㌢高のきつい瀬を切って対岸へ。石が大きく浮石なので、この手の瀬が一番危険。流されれば石に捲られるのは必至なので、石でできる流れの強弱を読みながら慎重に切りました。大きい石はまたげないくらいなので、足の置き場を間違えると次の足掛かりを失います。
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どうしてそこに鮎が溜まるのか不思議ですが、魚体は成魚放流の鮎ではありません。おそらく幼魚放流の魚ですが、黄色い鮎は皆無。しかしもぞもぞという感触の後、豪快に目印が飛びます。そんな場所で棚のエッジに出てくる鮎を誘って午前は終了です。マルパパさんの釣果はダブルスコア。あの場所を見つけたのはあっぱれであります!

他の釣り人は昼で上がり、昼食後川に戻ると前日と同じようにマルパパさんと二人だけ。午後は本命の瀬で爆釣かと思いきや、風が吹いて釣りにくくなりました。瀬肩にいる鮎が瀬に入っていることを期待しましたが、目掛かりで2尾追加したのみ。平瀬で粘ってもぽつぽつ追加する程度で時間が過ぎます。
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私はここで見切りをつけて、夕方釣るつもりだったチャラ瀬に移動。風がなければ楽しい釣りですが、竿が煽られるので微妙なテンション調整ができません。鮎任せの泳がせで掛かるほど鮎は多くないので、風の強弱を読みながらテンション系の釣りで探っていきます。こんな場所で大きいサイズがときどき目印を飛ばしますが、それをオトリにすると次がありません。

軽く一流してじっくりと狙う場所を絞り込み、そこの周辺から釣り上がってパターンを掴みました。夕凪で風も弱まり、思いどおりにテンション調整できるようになるとこの日一番のペースに突入。そしてマルパパさんが上がってきたのを機に竿を畳みました。
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ダブルツ抜けも厳しいという状況でしたが、マルパパさんが見つけた「出る出るポイント」のお裾分けとチャラ瀬に助けられて、終わってみれば前日よりも多い31尾。この日は予報どおり真夏日となり、今年初めて梅雨明けを感じるような暑さでした。

引き水のタイミングで釣り人がこれだけ少ないのは、やはり今年の狩野川は釣れないということなのでしょう。私の観測ポイントで見える鮎はすでに20㌢を超えていますが、数の少なさが今年の狩野川を表していると思います。他の河川が終わる10月になれば釣り人は戻ってきますが、それまでは今のような状況が続くのではないかと思います。

混雑しないで釣れる川がないのは致し方ありませんが、空いていてほどほど掛かる川もないものです。
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by scott1091 | 2015-07-12 19:58 | 鮎釣り/狩野川他 | Comments(2)

Commented by 634p at 2015-07-16 16:58
こんにちは
先日は、良い場所で釣らせて頂き楽しい釣りが出来ました。
ありがとうございました。
何時もながらですが流石ですね~。今回は初めて対面から釣りを見させて頂き、自分の釣りを忘れて見入ってしまいました。
あれは出来ませんけど、次回挑戦してみます。
Commented by scott1091 at 2015-07-16 21:23
634pさん、こんばんは~!
土曜は夜までお付き合い頂き、ありがとうございました。
私も対面から入れ掛かりを見学させて頂きました。
634pさんの2015年バージョン恐るべしであります。
梅雨が明ければいよいよシーズン本番。
またそちらにもお邪魔させて頂きます!