久しぶりのワラビ採り!

巷ではこの週末からゴールデンウィークの人もいるとか。そんな人には連休初日となる土曜ですが、どこも混雑しそうなのでどう過ごすか思案しました。渓流にはゴールデンウィーク中ひっきりなしに人が入りますが、必ずしも釣られてしまうものではありません。しかしワラビは魚と違って見つければ必ず採れるものなので、先に入った方が断然有利です。

ワラビなんて鎌で刈るほど生えていると田舎の人は言いますが、私のテリトリーは魚と一緒で激戦区。特にゴールデンウィークは山菜採りの行楽客が多いため、初日と二日目では雲泥の差となります。そこで土曜はワラビ採りに行くことにしました。最後にワラビ採りをしたのが2009年なので、な~んと6年ぶりとなります。
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最近はめっきり暖かくなったので期待十分。先が開いていない小指くらい太い「一番生り」ならぬ「一番生え」を狙って藪に突入します。すでに先行者がいますが、太いのが生える斜面はだいたい決まっているので、手前に生えているひょろいワラビは無視。やはり6年前と同じ場所に良いワラビが生えていました。

いつもは人が取り残した、他の植物と同化したようなワラビを魚を見つけるように探すわけですが、この日はまさにサラ場。目立つものを採った後でも、同じ場所をもう一流しすれば同じくらい採れます。この頃になると人がワラワラと増えてきますが、籠を背負った本格的な人はもう撤収。私も人が近寄らない傾斜のきつい斜面を選びながら降下します。
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しかしそんな場所にはまだ人が入っていないので、所々に大きな群生が残っていました。ワラビが重たいのでデポしながら採りますが、籠を背負っているわけではないのでそろそろ限界。時計を見るとまだ2時間しか経っていませんが、家の処理能力もあるのでこれにて撤収です。

ワラビの灰汁抜きには色々な方法がありますが、重曹を振りかけてからワラビが浸るまで熱湯を注ぐ方法が失敗がありません。このまま蓋をして一晩置けば灰汁が抜けます。翌日水洗いをして、数日で食べてしまう分は水に浸けておきます。水は毎日交換するのがポイント。残りは塩漬けにすれば1年間楽しめます。
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そして翌日は宿題を片付けに渓流へ。前回は手前にいる魚に気づかないで走られてしまいました。もちろんフライを見た瞬間にGoneの可能性もありますが、フライを見せることができれば可能性があります。釣り人や沢屋も多いので、魚がエゴから出ていなければそれ以前にThe end。この可能性が一番高いのがまさにこの季節でしょう。

山遊び半分の気持ちでいつもより早く家を出発。今週は連日気温が高く、日が高くなればロングTシャツでも快適。新緑が渓谷を彩り、風薫る季節の到来です。この時期になると餌の流下も多くなるので、先行者との距離があれば小型は間違いなく開きに出ます。しかし問題は8寸以上の魚。9寸を超えると一度沈めてしまうと、一日出てこないこともあります。
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前回よりも水量が多いのが条件としては◎。慎重に覗き込むと7寸クラスが浮いています。これではないのでしばらく観察していると、一番奥にその魚はいました。手前の7寸に走られたら終わりなので、まずは手前から片付けます。本命の魚がクルージングしながら波立ちに入ったときを見計らって7寸を抜きます。これを手前の大石に潜るようにそっとリリース。

これでいよいよ本命の番。クルージングを見計らって波立ちの中でフライを見せますが、フライに反応するもそのままスルー。ドラッグが掛かったように見えませんでしたが、この手のパターンはマイクロドラッグであることが多いです。フライを見切られたのであれば、この大きさの魚は残っている理由があるので間違いなくGoneでしょう。
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時間を空けてもう一度チャレンジしますが、今度はフライを咥える寸前でリターン。あわせていたら間違いなくGone。冷静に見切れたのは、大型は遅アワセが体に染みついているから。魚は一度姿を消しましたが、手前の大石の前をうろうろしている感じです。ここでは近すぎて覗き込むこともできないので、定位置に戻るのを待ちます。

フライを交換するか悩みましたが、交換する代わりにマイクロドラッグを防ぐ目的でドロッパー付けます。ドライ&ドロッパーには色々な考え方がありますが、私は日本ではニンフをアンカーとして使うことが多いです。これですんなりニンフに反応することもありますが、私の場合はドライに出る確率の方が高いです。
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海外ではドライが沈んでアワセるのが一般的ですが、私は魚が口を開いたのを視認してアワセます。このためにはニンフは見えないので、ドライフライのどれくらい後ろを流れているか意識しておかなければなりません。しかし常に視野の中心に置いておくのは魚。どちらのフライに出ても対処できるよう視野を広めにとります。

今回は先行するドライに疑うことなくゆっくりと出ました。頭がしっかりと沈むのを確認してから、ゆっくり大きくアワセます。驚いた魚は一番奥にある流れ込みに一直線。大きなエゴに潜るのをバットを使ってかわし、寄せてからは手前の大石に潜られないようポジションを変えます。

ドロッパーは下のフライが枯枝などに引っかかると、フッキングしたハリが抜けてしまうことがあります。また魚とやりとりしていると他の魚が下のフライに掛かって、本命はGoneというケースもあります。ドライ&ドロッパーのときは、いつも以上に勝負は早く。日本ではめったに使いませんが、過去の経験から心がけるようにしています。
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これでこの日の目的は達成。もう1尾釣れなかった魚も片付けて、時間が余ったのでバリルートの開拓で枝沢を詰めます。沢の感じではそのまま気持ちよく尾根に乗れそうでしたが、最後はまさかの藪こぎ。ダニを警戒してカッパを着たので、最後は汗だくになりました。このルートは二度と使いませんが、地理感が掴めたので結果オーライ。

いつもポジティブで行きたいものですね!emoticon-0105-wink.gif

↓ariariさんが送ってくれたマガキとヒラスズキで娘の誕生日。いつもありがとうございますemoticon-0139-bow.gif
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by scott1091 | 2015-04-26 21:17 | フライフィッシング / 渓流・湖 | Comments(4)

Commented by ariari at 2015-04-28 22:42 x
お疲れ様です、太い蕨ですね当方も以前は太いのが池の土手に良く上がりましたが最近は細いのがチョロチョロ上がるくらいになってしまいました。私は灰汁抜きしたのをシンプルに鰹節と醤油で頬張るのが一番かなぁ。太い蕨は独特の粘りが有って最高ですね。牡蠣はどうだったでしょう?花散らしの雨で身入りも、味の濃さも良くなった様な気がします。当方なかなか水温上がりませんでしたが先日来から19度の潮が入ってそろそろ平鈴木のハイシーズンです、なかなか大型上がりませんが今年こそ95センチオーバー取りたいです。無理かな~。
Commented by scott1091 at 2015-04-30 20:56
ariariさん、先日はありがとうございました。

牡蠣はぷりぷりでとても美味しかったです。日本一のマガキを、一番の旬に頂いたわけですから当然といえば当然ですよね。しかも今年はいつにも増して身入りがよかったです!

ワラビはタイミングしだいですが、こちらでは小さくても採ってしまう人が多いので、なかなか太いワラビが採れません。そこで藪こぎが必要な場所を狙うわけですが、釣りでも嫌いなのですよね~、藪こぎ!私もお浸しが好きですが漬物もお気に入りです。塩漬けだと桜(?)の匂いが強くなるので、糠漬けや醤油ベースに唐辛子の輪切りなどがお勧めです。

今年の狩野川は5月23日(土)が解禁。混雑嫌いなので解禁日はパスしますが、ariariさんの予定はどんな感じですか?
Commented by ariari at 2015-04-30 22:43 x
こんばんは~、牡蠣満足していただけたようで良かったです。私の今年の予定は7月までは平鈴木かなぁ、後半に大型釣れる様な気がしますし。実は今日も行ってました、ウネリ、有りすぎるくらい良し、ベイトもソコソコ、ダッタンデスガ!全くバイト無し!最後の場所で新入りのルアーにチェンジ!一投目ポイント過ぎてサラシ抜けた辺りで強烈バイト、猛烈トルク、明らかにヒラマサ、どうにかいなして寄せて目が合ったとたん猛ダッシュでフックオフ、3本延ばされて2本折れてました。あのサイズは平タックルでは無理!!その後平セイゴ一本で終了でした。
Commented by scott1091 at 2015-05-01 21:50
ariariさん、こんばんは!
フックオフのときの脱力感、お察しいたしますよ~。
タックル的に獲れない魚でも、私なら海に向かって絶叫しています。(g>o<)g
予定については別途電話します。
ダメ元でマルスズキ用のフライタックルを持って行きます。
サラシまで届かないかもしれませんけど…。(*^-^*)>"