「Short Range龍 急瀬77」

「何故、7.7㍍なのでしょうか」?
この竿について一番多い質問です!

8.0㍍を作ろうとして、一番7.7㍍が調子が良かったという答えを期待する人が多かったですが、私の答えは「フナヤさんが天邪鬼だからでしょう」というもの。9.0㍍クラスになると結果として長くなったり短くなったりすることはありますが、この全長で30㌢を調整しきれないということはありません。もちろん8.0㍍と差別化したいという狙いもあると思います。
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↑錘は100㌘。マーキングが見えにくいですが下が「プロト2」

すでに狩野川支流でのテストの様子はアップしておりますので、「プロト1」と「プロト2」を比較したベンディングカーブを掲載します。最終製品は1~3番にマーキングがある「プロト2」が採用されます。錘100㌘では「プロト2」の方が穂先が下ですが、錘150㌘になると「プロト2」の方が穂先が上にきています。 
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↑錘は150㌘。マーキングが見えにくいですが100㌘とは逆に上が「プロト2」

これは3番の強さによる違いで、オトリを引いている感じは「プロト2」の方がソフトに感じるものの、鮎が掛かると「プロト1」よりもパワフルということを意味しております。7.7㍍くらい短い竿になると、早瀬くらいの調子では引いたときに竿が振れてオトリが落ち着きません。したがって短竿は急瀬に近い調子になりますが、釣っている感覚は早瀬のようでありたいもの。

これを具現化したのが「プロト2」となります。この長さになると自重や持ち重りはほとんど考える必要がないので、カーボン弾性を下げて肉厚にすることができます。この効用によりトルクがあり、粘りのある竿に仕上がります。粘りのある竿とは、言い換えれば無理の効く竿。
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↑「プロト1」と↓「プロト2」
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足元の岩盤に潜む大鮎や、下がれない渓流相の段々瀬などで踏ん張れる竿。また風の強い日は8.5㍍と比較しても格段に空気抵抗がありませんので、繊細なオトリ管理が必要な瀬釣りも可能です。もちろん川幅のある場所では本当に短いと感じますが、これは一長一短なので仕方ありません。

特別な地元河川や扱いが楽な短竿をお探しの方は、完成プロトをご確認くださいませ。また川幅が大きくても立ち込める川相。そんな川で瀬釣りをするのであれば、風の強い日は重宝すると思います。

実釣記録 狩野川支流

by scott1091 | 2014-10-01 22:35 | フナヤオリジナル | Comments(0)