富士山が真っ白でんがなぁ!(The final Ayu-fishing!)

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当地も山間部ではフロントガラスに霜が降りる今日この頃。
皆様いかがお過ごしでしょうか?

この週末は満月の大潮。ヤエンの開幕戦には絶好のチャンスですが、私はまさかの鮎釣り…。木曜までは寒気の流入により12月中旬並みの低い気温に加え、金曜の冷たい雨。しかも月夜に鮎は下るので、この満月が鮎の産卵行動に影響することは間違いなし。こうなると、先週とはまったく違うイメージで釣りをしなければなりません。
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いずれにしても竿のテストができるのは今回が最後なので、土曜の午前中に上流部で複雑な流れを釣って操作性のテスト。午後から中流部で感度テスト。日曜の午前中は場所を変えて感度テストを続行し、午後からは下流域でパワーテストを実施します。

土曜は前日の雨で放射冷却がなく、朝から快晴に恵まれる最高の釣り日和。気象庁によれば、朝の最低気温が5.2℃で最高気温は18.6℃。しかし釣りに行く道中で見える富士山は、前日の雨(雪)でしっかり冬化粧。狩野川は鮎釣りができるエリアから富士山が臨めるスポットは一カ所しかありませんが、下流域には結構あります。
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11月第三週となるとオトリを置いている店は限られます。上~中流域にあるオトリ店はほとんど店仕舞いとなっているので、下流域から持っていかなければなりません。掛かる野鮎に対して養殖鮎が大きくなっているので、この時期はオトリを変えるのに時間が掛かります。

午前中は竿の操作性テストなので、比較のためにこのプロトをテストしてきた同じ場所に入川。まだ食み跡があるのが救いですが、もうサイズは選べるような状況ではありません。なるべく太陽が川面を照らす場所を選んで竿を挿していきます。すぐに錆びていないオスが掛かりますが、その後はぱったり。2尾目を掛けるのに1時間。そこからポツポツ追加して午前の部は終了。
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午後は中流域に移動すると、天気が良いこともあって釣り人の姿がちらほら見えます。これなら下流域の人気ポイントはかなりの賑わいでしょう。私が選んだ場所は見える範囲には釣り人は当然なし。やはり上流域よりは石色が良いですが、追って掛かる鮎はもう数えるほど。オスのオトリではなかなか掛かりません。

川の中を見ていると、小さな群れが狂ったように食んでは消え。これが30分間隔で起こるような感じですが、思ったようには掛かりません。さすがにこの時期になると、自分の鮎釣りの感覚から逸脱してしまった感じ。もはや友釣りをするシーズンではないことは明白でしょう。釣れる鮎の容姿も、この一週間が盛期の1カ月分に準ずるくらい変わりました。

もう中流域でもオスがほとんど掛かりません。メスもオトリにすると黒ずんでしまうものが多くなりました。こんな状況ではありますが、天気に恵まれて気持ちの良い一日。竿のテストが目的でポイントを選んでいるので、釣果が恵まれないのは致し方ないでしょう。この日の釣果は21尾で終了となりました。
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翌日の天気予報は15時から雨。雨が降り出す前にすべてのテストを終了したいので、9時から竿を出せるよう家を出ます。この日の気温は最低気温6.3℃、最高気温19.0℃。良く釣れたとの情報がオトリ店から発信されたこともあり、松下だけは前日以上の賑わい。しかし同じように天気が良くても、満月の夜を経れば状況は一転するものです。

私は中流域を順番に川見して行きますが、前日石色が良かった場所も食み跡がくすんだ感じになっています。この時期は太陽光の角度でまったく違って見えることもありますが、場所によっては川全体の石色がくすんでしまった印象です。鮎が日に日に下っているのは間違いないので、そんな群れの動きで当たり外れがある。今の人気ポイントは、そんな群れが止まりやすい場所であることは間違いありません。
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当初の予定どおり、午前中は中流域で感度テスト。しかしオトリが変わりません。石色の良い場所を探しながら歩いて、やっと見つけた場所でオトリを交換。オトリを5尾確保してから、すでにオスがいないので期待できない荒瀬にも竿を挿します。もちろんここで気持ちよく目印が飛ぶわけもありませんが、テストの一環なので釣果は期待していません。

荒瀬を一流しして、瀬尻でぽつぽつ追加して二日間の感度テストは終了。最後のパワーテストのために下流域に移動します。10月の下流域は混雑するのでめったに行きませんが、この時期であれば問題ないでしょう。そう思って昼過ぎに松下に行くと、そこだけ混雑しているのでパス、pass、ぱ~す!037.gif
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荒瀬でガンガン掛けたいところですが、もうそんなキツイ流れに鮎が付くことはありません。いくつかポイントを見て回り、流芯に立ち込んで掛けられそうな場所に入川。鮎が掛からなければただの徒労の体育会系ですが、この時期に鮎でパワーテストをするとなると選択肢はありません。

傍から見たらまことに滑稽な釣り姿ですが、願いが通じたのか深瀬で連発。20㌢アップが手前の流芯に乗って竿を絞ります。タモ受けはもちろん、伸されてからの返し。ベンディング・カーブの変化と、曲がりに対しての各節の追従性、そして安定感。これは振り調子の確認や、錘を吊ったベンディング・カーブの変化では絶対に確認できない世界。
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そしてしっかり確認が終わったら、次は一人二役の撮影タイム…。ちょうど当たりが止まったところで時計を見ると15時ちょっと前。ふと見上げた空は雲に覆われた面積が広がり、予報どおり夕方には天気が崩れます。前日よりも風が強く体感温度は寒かったですが、空が泣き出す前に竿を納めることができました。

この日の釣果は27尾。釣った鮎を流れに戻し、狩野川に一礼してから帰途につきました。私の2013年の鮎釣りはこれにて終了です。040.gif
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↑ariariさんから第二弾が到着。40㌢のアジは圧巻。庭に生っているレモンも一緒に。いつもありがとうございます!

by scott1091 | 2013-11-17 19:48 | 鮎釣り/狩野川他 | Comments(2)

Commented by ariari at 2013-11-19 09:27 x
お疲れ様でした、来週からはアオリですね?当方はまだ水温20度超えで、ウスバハギが沸いていて難儀してます、エサだけ取るなら良いですが、針や道糸もかじっていくので難儀します。来年は45センチ超え脂ビチビチのアジをご用意しますね(笑)。
Commented by scott1091 at 2013-11-19 22:07
ariariさん、こんばんは!

今回も美味しい魚をありがとうございました!ウスバハギについては色々試してみましたが、我が家の一番人気は刺身サイズの切り身を一晩醤油に漬けたお茶漬け。お茶漬けといっても掛けるのはお湯ですが、香り付けにワサビをのせて醤油を掛け、身が半生の状態で食べると最高です。

11月に片付けてしまいたい所要があるため、アオリは12月からになりそうです。
道糸かじかじは、本当に困りものですね~!