「STI」足回り系パーツを付けてみました!
富士重工業が2014年内に「レガシィ ツーリングワゴン」を廃止すると表明。私は現在のように馬鹿でかい「ツーリングワゴン」にはまったく興味がないので当然の成り行きだと思うのですが、「レガシィ」の名前が消えてしまうのはとても寂しいです。
こう書くとセダンが残るだろうと思う人も多いでしょうが、私にとっては「レガシィ」は「ツーリングワゴン」であり、セダンは「B4」なのです。一回り小さい新型車「レヴォーグ」で、私のようなユーザーをカバーしようと目論んでいるのだろうけど、車名にドン引きしてしまいました。
「LANCER EVOLUTION」が「ランエボ」なら、「LEGACY REVOLUTION」は「レガレボ」か~という感じですが、さらに「TOURING」をつなげて「LEVORG(レヴォーグ)」としたとか…。濁音が二つある響きと覚えにくい車名なので、いずれは「LEGACY(レガシィ)」に戻ることになるのではと個人的に思っています。
私の中では独自の水平対向エンジン、いわゆる「SUBARU BOXER」は1.6㍑でも2.5㍑でもなく2.0㍑。そしてこのエンジンで軽快に走れるボディを開発するのが、戦闘機「隼」を生んだ中島飛行機だろうよぉ~、って思うのはもう古いのかしら?最近のラインアップを見ていると、どこに行ってしまうのスバルという感じです。
安全基準が厳しくなってボディが大きくなってしまうのは理解するけれど、今の馬鹿でかさは北米市場を意識し過ぎでしょう。私は「レガシィ」に限ってはボディの大きさを保つためなら車内空間が狭くなっても許せる。それだって「BRZ」や「インプレッサ」よりは荷物積めますからね!
そんなに走りを意識するなら「ワゴン」になんか乗るなよ、という意見もあるでしょう。しかしこれも違うだな~。私が長距離を運転するのは、釣りの遠征のみといっても過言ではありません。観光であれば飛行機や新幹線で移動して、タクシーやレンタカーを利用する方がよっぽど楽だし効率的です。
だから鮎釣りの荷物も十分に積めて、いざとなれば車中泊もできる。そして長~い往復の運転が、心ときめく車に乗りたい。そうなると人気の「XV」も対象外。今のSTI(SUBARU TECNICA INTERNATIONAL)には疑問を感じる人も多いと思うけど、やはりSTIがコンプリートカーを作るようなツーリングワゴンであってほしいと思うのですよ、「レガシィ」は!
とても前置きが長くなりましたが、スバルに車を持ち込む当日に廃止の記事が掲載されたので、思いを書いてしまいました。さてここからが本題です。スバルは年に2回、4月と10月に「お客様感謝デイ」があります。この期間に注文すると、オプション品が20%引きとなります。これは「STI」のパーツにも適用されるのですよ~。
鮎釣りシーズン以外は妻が乗ることの方が多いのでずっと見送っていましたが、次の「お客様感謝デイ」のときは消費税が8%に上がってしまうので、思い切って10月に注文しました。私は走りに関するチューニングしか興味がないので、今回は足回り系のパーツです。
オーダーしたのは「フレキシブルタワーバー」、「フレキシブルロアアームバー」、「サポートフロントキット」、「リヤサスペンションリンクセット」の四つ。これらの取り付けと、経年劣化により曇りが出てきたヘッドライトのコーティング、飛び石によるフロントガラスの傷の修理もあわせて依頼しました。
飛び石によるフロントガラス交換は、以前は自分に非がある事故ではないので車両保険を使っても等級は据え置きでした。しかし自動車保険の改定によって2012年4月以降は1等級下がり、1年間は割高な「事故あり」等級が適用されます。通常の事故で車両保険を使うと3等級下がって3年間「事故あり」等級が適用されるので差別化はされていますが、傷が小さいのでまずは修理で対応してみることにしました。2年前に交換したばかりですし…。
余談ですが今回の自動車保険の改定により、保険を使うと3年間の保険料の合計がざっくり9万円ぐらいアップします。したがってこれ以下の金額で保険を使うのはナンセンスなので、免責金額を10万円くらいに設定して保険料を圧縮する方が得策でしょう。
さて今の「レガシィ」より魅力的な車がないので、末永く乗ろうと思っての設備投資。スバリストは自分の車への愛着が深いので、営業は他社メーカーのように買い替えを進めたりしないのが良いところ。その点では営業担当者よりも整備担当者の方が重要なんです、スバルの場合は!特に私は週末釣りで忙しいので、パーツ注文や車のピット持ち込みは全て妻任せなのでなおさらです。
今回もパーツを間違いないようにカタログのコピーを妻が持っていきましたが、私が見積書を確認すると通常の「ロアアームバー」で注文されていました。「フレキシブルタワーバー」と「ロアアームバー」の共着はSTIは薦めないとしているのでスバル側で気が付くと思いましたが、付けてしまってからの交換では二度手間なので確認の電話を入れました。
結果的には注文はそのままスルーされており、かろうじてパーツ発送前だったので予定期日に納品されるとのこと。お客様感謝デイということもあったのでしょう。自主的に見積もりはそのままで、私が注文した1万円高い「フレキシブルロアアームバー」を取り付けてくれました。
まもなく「東京モーターショー2013」が開催されます。
もちろん「LEVORG(レヴォーグ)」も気になるところではありますが、一番興味があるのはホンダの軽スポーツカー「S660」。「S2000」に続くネーミングなので、軽カーといえどもそれなりの仕上がりになるのでしょう。妻と二人でドライブを楽しむなら、これで十分かな~と思う今日この頃。もちろん釣りの遠征ができる間は乗り換えるつもりはありませんけどね!
パーツを付けたインプレは乗っていないのでわかりませんが、妻の感想はハンドルの応答性が良くなったとのこと。この点ではタワーバーもロアアームバーも固定タイプならもっと顕著なのでしょうが、ボディ剛性を高めつつバランスも考えるとフレキシブルという選択肢になるのでしょう。
来季、遠征の楽しみが一つ増えました!
by scott1091 | 2013-10-31 20:42 | 車 | Comments(0)