あまり増水しなかったけど、鮎は前回より動きました!

太平洋を通過した台風27号(FRANCISCO)と台風28号(LEKIMA)がもたらした雨で、26日11時のピークには60㌢あまり増水した狩野川。この雨で台風26号(WIPHA)の残り垢が完全に飛んでしまうとシーズンは強制終了となるところでしたが、これくらいの増水であれば問題なし。

しかしこの時期の続けての増水は鮎に落ちを促すので、前回は3㍍近く増水したのに落ちなかったからと考えるのは早計です。実はこれくらいの増水が一番影響します。そんなことを考えながら、10時に竿を出せるくらいに家を出発。私の予想どおり投網漁の「川由」の夫婦舟が出ているので、鮎が落ちてきているのは間違いないでしょう。
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車窓から見える狩野川は、まだ増水していて薄い濁りがあります。松下には「津田オトリ店」の宣伝効果で人がおりますが、天神から新堤にかけては「野田おとり店」のお客さんが一人と様子見のギャラリーが数人いるだけ。しかし日向にある人気の「オトリハットサン天城」には、それなりの車が駐車されています。

こんなガラ空きのときは、まったく人のいないエリアを探釣したいもの。しかし石垢の状態がわからないので、先週と同じ場所を川見に行きます。水位は先週よりさらに10㌢高くらいなので、ウエーダーではかなりしんどそう。そんなことを思いながら近くのオトリ店に行くと、「今年のオトリ販売は終了しました」の張り紙…。
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そこで一番近くのオトリ店に行くと、生簀の水は止まっていないけど店番もお客もいない。馴染みのオトリ店までは距離があるので、確実に売っているオトリ店へ。このお店も下流域を釣るときはよく利用しますが、1,200円を払って2尾選ぶと、必ずもう1尾入れるように言われます。今回もその会話の繰り返し…。

狩野川で私が2尾目のオトリを使うことはまずありませんが、せっかくの好意なので3尾目は傷物や生簀に長くいるものを選ぶようにしています。これを利用して二人なのに、一人が1,200円で3尾もらってもう一人は購入しないというのはなしですよ~。きっとそういうお客さんには、サービスがないかもしれませんしね!これでやっと釣り場に戻ると、すでに10時を回っています。
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超~気合を入れて前回の残り垢を確認するべく渡渉しますが、この水位は結構辛い。ウエーダーなので転んで水没しないよう、少し流されるように川を切って馬の背に到着。さっそく石垢の状態を確認しますが、石色が明らかに先週よりも悪い状況です。先週は残り垢がある石は食み跡がわからないくらい磨かれていましたが、この日は食み跡が散見される程度。

この増水でかなり鮎が動いたことが予想されます。この日の朝、私の定点観測ポイントの鮎はそれほどサイズダウンしていませんが、掛かる鮎は先週より明らかに小さい。これが出水後の高水による影響なのか、型のよい鮎から落ちてしまったのかはこの日の実釣だけでは判断できません。
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ただ先週と違うのは狙った場所ではすぐ掛かるものの、まったく続かないこと。この水位であれば良い石で待っていれば遊び鮎が掛かってきそうなものですが、この日はまったくそれがない。やはり鮎はかなり下っているものと思われます。

もちろん上流域でも、追い気のある鮎を探せるくらいの鮎は残っています。しかしこの日は平水より20㌢高くらいなので、拾い釣りをしたくてもウエーダーでは自由に動けません。救いはドライシャツ1枚で、袖が濡れても寒くないこと。先週あまりにも寒かったのでラッシュガードも持ってきましたが、この日はまったく出番がありません。
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こんな陽気は、きっと今季最後でしょう。これで晴天が続けば放射冷却で朝方の気温がぐっと下がるので、秋の太陽光と日照時間では水温が上がりきる前に日没となります。そして最低水温は徐々に下がり、日中との水温差が小さくなってくると出水がなくても鮎は落ちていきます。もちろん出水が落ちの動機づけになるのは間違いありませんけどね!

最後の1時間はウエーダーに水が入ってもよい覚悟で立ち込みます。オトリを入れれば絶対に掛かると思うポイントが三カ所あったのでそこを攻略。しかし浮石には必ずと言っていいほど葦が絡んでいるので、立ち位置に気を付けてピンポイントでオトリ入れていかないとすぐに根掛かりします。
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ウエットであれば回収するのでしょうが、この日もすでに2尾回収できずラインを切りました。この時期は寒いので横着して竿を折損するケースが多くなりますが、沈んだ葦に根掛かった場合は100%外れないので潔さも必要です。川に入ってから他の釣り人に会うことはありませんでしたが、「あんな場所でまだ掛かるのか~」みたいな視線を送ってくるギャラリーが入れ替わりでちらほら。

最後にオトリを浮石に吸い込まれて、回収に行ける場所ではないので3尾目のロストで15時半に終了です。オトリを除いた釣果は21尾(もちろん舟残りでっせ)。この日も30尾を目指して釣りましたが、20㌢の高水に阻まれてしまった感じです。

返りがけに護岸を走ると、松下には右岸から三人、分流で一人が竿を出していました。「津田鮎塾」の外カーブ理論で、残り垢がある右岸は高水で竿が届かないので車で回って竿を出しているのでしょう。早いもので来週はもう11月。今年もあっという間にヤエン・シーズンが到来しそうです。
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by scott1091 | 2013-10-27 20:41 | 鮎釣り/狩野川他 | Comments(0)