初夏のような陽気に誘われたのは釣り人だけ?

金曜から南風の流入により気温がぐっと上昇。この週末の最高気温は25℃近くになり、長袖のシャツでも動くと汗ばむくらいでした。この陽気に誘われてどこの渓流も釣り人で賑わっておりましたが、皆様の釣果はいかがだったでしょうか?

私は土曜はアマゴの渓流へ。しかし今年は冬から大きな雨が降っていないため、ワサビ棚がある源流域はアオノロがひどくて釣りになりません。一度枯れてさらにまたアオノロが生えている状態なので、餌釣りはまず不可能でしょう。ドライフライでもティペットやフライが石を巻くと、あっという間に茶色や緑のリーチフライが出来上がり。008.gif
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これは水生昆虫にも好ましい環境ではないので、魚の反応もほとんどなし。一度川床を洗うくらいの水が出ないと、魚がいるのかいないのか判断できません。もう一本沢を調査しますが、状況は似たり寄ったり。ワサビ棚から流れ出る肥料が原因と思われますが、回りの景色や透明度はまったく違いますが、川底の様相はドブ川と変わらない状況でした。

源流はこんな状況なので、帰りがけに本流を見て回ります。しかし釣り人は沢山いますが、放流ポイント以外でキャスティングをしている人はいません。先週釣れたプールでライズを探しますが、虫が出ないので当然ながら異常なし。経験的に3月の早い時期に気温が急に上がると、コンスタントに出ていた虫が出なくなることがあります。この週末はまさにそんな狭間になってしまいました。
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本流はライズが期待できそうにないので、翌日は山岳渓流に行きます。薄手のフリースで登り始めましたが、途中からロングスリーブのTシャツだけで十分。目指した沢には残念ながら先行者がいましたが、陽気に誘われて小型はすでに開きに出ています。

しかしこの時期は、一度沈めてしまった大型を浮かせるほどの餌の流下はありません。魚を探しながら遡行しますが、フライを投げる機会が少ないので先行者と距離が詰まります。そして足跡がまだ濡れているくらいなったとき、上から釣り人が降りてきました。どこまで釣り上がったか確認すると、まったく釣れないのでこの先の滝で竿を納めた由。
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沢通しに降りてきたので、その区間を飛ばして滝を巻きます。ここから釣り上がるとやっぱり先行者がいないと違う。数は少ないですが、今までより一回り大きいサイズがポツポツ浮いています。すでにフライをじっくり見せるとGoneですが、活性が高いわけではないのでフライを認識するくらいのドリフトは必要です。

山の天気は変わりやすく、急に肌寒くなったと思ったら雨。カッパを着てしばらくするとまた薄日。カッパを脱ごうかと思うとまた雨。日中は山でもかなり気温が上がりましたが、日が傾くと寒くなるし日陰に残った雪や霜柱はまだガリガリです。
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この沢にはあまり期待していませんでしたが、久々に心ときめく魚に出会えました。完全なサイトで距離がありましたが、うまくいくときはあっさりしたもの。やはり山岳渓流のこのサイズは、一投目で決めないと写真に収めることができません。

体高、パーマーク、黒点、そして鰭。
いずれも完璧な容姿でした!001.gif
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by scott1091 | 2013-03-10 20:04 | フライフィッシング / 渓流・湖 | Comments(0)